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トヨタの好調 市の「想定外」!?
豊田の法人市民税収 予想を124億上回る 将来へ″貯金″
トヨタ自動車を筆頭に、好調な自動車関連企業を多数管内に持つ愛知県豊田市の今年度の法人市民税収入が、
過去最高の387億円に上ることが、24日分かった。当初の予想を大幅に上回るもので、市では130億円を将来
の事業用に基金として“貯金”することを決めた。
市によると、法人市民税は当初、前年比7億円増の263億円と予想していたが、管内の主要企業の業績が好調で、
当初予想より124億円も増収となる見通しとなった。
この大幅税収を受け、市では市債などの借金返済も検討したが、返済計画が既に決まっているため、ほぼ増収分
と同額の130億円を基金に回すことにした。
トヨタ自動車などの優良企業が市内にあることから、同市は元々、財政が豊かで、市の貯金に当たる財政調整基金
の残高も2005年度末で233億円に達している。
このため、130億円は同調整基金には入れずに、公立学校の大規模改修などに使うため、50億円の教育施設整備
基金(仮称)を新設するほか、各種道路などの整備に充てる幹線道路建設基金(50億円)や、事業用地などの先行
取得をするための土地開発基金(30億円)などに振り分ける。
(2006年11月25日 読売新聞)