09/11/16 00:51:50 ai8xKxFS0
(続き)
東大阪市内の中学校で勤務する中国籍の楊知美(ヤンツーメイ)先生は「目には見えない
線を日本人教職員との間で感じてきた。その線を仲間たちと乗り越え、地に足をつけて
日本で頑張っていきたい」と決意を語った。
大阪市内の小学校で教える韓国籍の邉一峯(ピョンイルボン)先生は「初めて担任した
クラスで、『自分は教壇に立つ夢がかなえられなかった』と語る在日の保護者と出会った。
そんな人々にとっても何か伝えられる存在でありたい」と目を輝かせた。
外国にルーツのある教員たちは少数者ゆえの苦労も多いだろう。国籍の違いによる制約も
まだ残る。だが、そうした立場にあるがゆえに見えてくることもある。むしろ教育者としては
有利なことかもしれない。
今のところ大阪の教壇に立っているのはコリアンと中国人だけだが、近い将来、フィリピン、
ブラジル、ベトナム出身の先生が誕生することも期待したい。今年の教員採用試験でも
何人か外国籍教員が誕生したようだ。皆さん、頑張って!<文・金光敏>
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■人物略歴
1971年、大阪市生野区生まれ。在日コリアン3世。大阪市立中学校の民族学級講師などを
経て、現在、特定非営利活動法人・コリアNGOセンター事務局長。教育コーディネーターとして
外国人児童生徒の支援などに携わる。
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ソース:毎日新聞