07/02/16 22:52:21 SYjbGSho0
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・表通りから、「チンチン」という路面電車の音が聞こえる東京・荒川の商店街。老舗の豆腐店で
先月30日、男性店主(52)と母親(79)が首をつって亡くなっているのが見つかった。
チラシの裏に書かれた店主の遺書に、「収入が減り、先行きが不安」とあった。時代の移ろいと
ともに商店街はかつてのにぎわいを失い、「シャッター通り」と呼ばれていた。「一緒にやって
きたのに」。仲間たちは無念の死を悼む。
都電荒川線の町屋2丁目駅近く。商店街は関東大震災で焼け出された人たちが集まり、
大正後期から発展した。豆腐店は40年以上前、店主の父親が開いた。店主は80年ごろ、
20代半ばで店を手伝うようになった。買い物客で込み合う街の中でも、「いらっしゃい」と
ひときわ威勢のいい声を響かせた。
80年代半ばからの再開発でスーパーや新しい商業地区が現れ、買い物客が離れ出した。
街を活気づけようと電柱に花飾りをつけたのが、若い豆腐店主だった。やがて、閉じたままの
シャッターが軒を連ねるようになった。