08/01/04 12:59:31 ar+sY0rP0
★とまらぬ大阪圏の人口流出
・野村証券金融経済研究所は5日、06~10年度の日本の姿として、労働者の所得格差と
ともに、地域間の経済力格差がさらに拡大するという中期経済予測リポートをまとめた。
この間の実質国内総生産(GDP)の平均を地域別にみると、東京圏を前年度比4.6%増、
中京圏を4.3%増と試算し、現在(05年度見込み)の4%増より高まると見込んだが、
大阪圏は人口流出が止まらないとして現在と同じ2.8%増程度にとどまっている。
リポートは、人口減少に伴い、一家族の人数が減ることで、広く高価な持ち家よりも借家や
中古住宅への志向が高まると予測。その結果、人口が移動しやすくなるため、雇用環境が
良く、物や情報が集まる東京圏に富を求めて人が流れるとしている。東京圏には企業の
本社機能が集まり、中京圏は製造業の拠点となるが、大阪圏は自治体の財政悪化も
あって、都市の特徴を出しにくいとみている。