10/07/14 20:37:21
>>335
>モニタをやってくれという誘いが来た。
(脱字がある!)
完結した掌編で出来は悪くない!
ただし、文章の流れは良くない!
>読者から寄せられた感想を自動でふるいわけして、有益な感想と、無益な感想とに選別してくれるプログラム
(プログラムの機能!)
>「簡単ですよ。『面白くなかった』『つまらなかった』『好みじゃなかった』『時間を無駄にした』。
>そういうネガティヴな感想を自動で弾いているだけです」
(プログラムの仕組み!)
>万人に面白いものなどありえない以上、絶対に何パーセントかは『つまらなかった』という感想が出てきます。
>それは執筆側には何の参考にもならない無価値な感想です。
(プログラムの意図!)
上の抜粋だけで内容は伝わる! そこに更に説明が加わるため、くどく感じる!
うまく改稿すれば小説現代のショートショートで通用するかもしれない66点!(`・ω・´)
341:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/07/14 20:39:20
>>336
人のふんどしで相撲を取らない!(`・ω・´)
342:名無し物書き@推敲中?
10/07/14 20:47:10
ちょうど会社員の通勤ラッシュが終わった頃の午前9時、俺は携帯のアラームで目を覚ました。
眠い。普段は昼過ぎまで寝ている身からしたら、相当な早起きである。
こんなに早く起きたのには理由があった。
初めての風俗に行くつもりだからだ。
俺は急いでシャワーで体を清め、それから金の入った財布をズボンにねじ込んで家を出た。
1時間ばかりの移動を経て、俺はネットで検索した目当ての店に着いた。
デリバリーヘルスの○○学園という店である。
この店は店舗も構えており、来店して写真氏名と代金の支払いが出来るようになっている。
やたらピンクの色が眩しい建物に入ると、そこにはヲタ臭い小太りの男とスキンヘッドの
男が受付とおぼしき場所に座っていた。
ハッキリ言ってちょっと怖い。しかし、俺は性欲に後押しされる形で店内に進んだ。
「いらっしゃいませ」
小太りの店員が言った。もう一人のスキンヘッドは奥に消える。
「ども」
小声で挨拶をしながら、俺は男の前に進む。
「ご氏名はございますか」
「はい」
ネットで下調べしてきた俺は迷わず頷く。
すると男が4枚ほどの写真を並べた。
あみ26歳、ゆう24歳、たかこ22歳、まみ20歳。
俺はすぐさま一人の女の子を指差した。
「この子で」
「まみちゃんですね。分かりました。コスプレはどうされますか?」
制服フェチの俺は学生服をチョイス。時間は90分コースだ。
店員から使えるラブホを教えて貰い、俺は店を後にした。
343:名無し物書き@推敲中?
10/07/14 20:47:53
ホテルに入って一息ついたところで、俺は店に電話した。
部屋番を教えるためである。
電話を終えてしばらくドキドキしていると、外でエレベーターが止まる音が聞こえた。
続いて部屋をノックする、コンコン、という音が聞こえる。
当たり前だけど、本当に女の子がきた!
俺は唾を飲み込んで扉を開ける。
「こんにちは~」
まみちゃんという子が営業スマイルと共に入ってきた。
容姿は……まあ普通。可愛いと言えなくもない。
OLさんだったら恐らく可愛い部類に入る。
俺はとりあえず挨拶を返し、彼女を部屋に招きいれた。
「今日は仕事休みなんですか?」
ソファーに座って第一声がそれだった。
俺はポーカーフェイスを作って、そうだ、と応えた。
そうなんだー、と言って彼女は携帯を取りだす。
店の人間に部屋に入ったと告げるためである。
入りました、と店の者に報告し、まみちゃんは携帯を閉じた。
それから俺の方を見て、ニコッと笑って距離を詰めてくる。
俺の肩と彼女の肩が当たった。微かに化粧のような匂いがする。
まみちゃんが俺の手を握る。心臓が跳ねた。
「手温かいんですね」
「そう、かな?」
人生の中で女の子と話す事すら少なかった俺には気のきいた返答が出来ない。
だが、彼女は笑顔を絶やさずに俺にさらに近寄り、そして言う。
「ちゅーとかしていいですか?」
「う、うん」
まみちゃんが目を閉じて顔を近づけてくる。唇が触れ合う。
とても柔らかかった。彼女はしばらく唇を押し付けるようなキスをしてから、
段々と舌を入れ始めてきた。
344:名無し物書き@推敲中?
10/07/14 22:07:53
わっふる、わっふる
345:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/07/14 22:45:56
>>342-343
初めての風俗の割りに手慣れた印象を受ける!
時系列通り丁寧に書かれているので見た目は悪くない!
主人公は風俗に行こうと決めた動機が描かれていない!
風俗の体験に意味を持たせた方がいい60点!(`・ω・´)
346:名無し物書き@推敲中?
10/07/15 00:31:20
随分久し振りの快晴である。
このところ季節は梅雨に入り、三日か四日ほど雨が降り続いていた。
その所為で暫く見なかった太陽は妙に目に眩しい。
いくつか深く残った水溜りを、すっかり干上がらせてやろうとでもしているようだ。
湿っぽい梅雨の匂いなど、はなから無かったものにするように。
四季を味わう余裕のない人々よりも、むしろ四季そのもののほうが、悠久である命を生き急いでいるようにも見える。
だと言うのに、夏色の空には未だ薄い灰褐色の雲が浮かび、湿った雨の季節は完全に終わってはいないことを示している。
何だかじれったい気がした。
常に駆け足で過ぎ去っていく季節の中で、一番ゆったりと淀み、且つ精一杯の速度で景色が移り変わるのは、今であると思う。
水溜りが干上がっていくのと同時に、雨の匂いが薄れていくのと同時に、夏がすぐそこまで近づいていた。
347:346の続き
10/07/15 00:32:57
昨日はざわざわと心許ない雨が降っていた。
その前までの打ちつけるような降り方に比べれば穏やかなものだが、それでも外出するのは億劫だった。
何を主張する訳でもなければ止む様子も無い、そういう掴み所の無い細い雨だった。
駅前で千二百円だった水玉模様の傘を畳むと、安っぽい銀色の骨が僅かに軋んだ。
さっと雨粒を払って家へ上がる。
大して聞かせる気もない「只今」を口の奥で呟きながらリビングに入ると、机の上に角切りにされた西瓜の皿があった。
学校帰りの制服姿のまま、赤い果肉をひとつ、つまんで口に入れる。
甘くない。水っぽいのに、やたらとぱさぱさしている。
薄い砂糖水のような匂いが口腔を満たして、私は顔をしかめた。
西瓜は嫌いじゃないのに。
台所からヒョイと母親の顔が覗いた。
「帰ってたの。あ、手も洗わないで……。」
「何これ、全然、西瓜の味しない。」
小言を無視してそう文句を言うと、母親はツンとすました顔をして台所へ引っ込んでいった。
「まだ季節には早いからね。」
そう声だけが届く。表情と同じすました声だ。私はむっとして、声を張り上げる。
「じゃあ何で買ったのよう。」
「その量だけカットして安く売ってたの。無いよりいいでしょ。」
「良くないっ、季節感狂うじゃん、馬鹿、馬鹿。」
348:346の続き
10/07/15 00:34:50
乱雑な、幼稚な罵り文句を残して、私は歩いて部屋に戻った。
走り去る気力も起きなかった。
どうしてこんなことで苛ついているんだろう。きっと雨の所為だ。
単調な音も、匂いも、陰鬱な気分を引き起こす。
体まで湿って重たくなるようで、私は部屋の床に寝転んだまますっかり動くのをやめてしまった。
目を閉じれば、そこには雨音だけが響き、充満する。
激しくはないその単調な音は、今度は不思議に私の中に染みてきた。
雨に浸って重たくなった体に、雨音は丁度いい癒しになるようだった。
とはいえ、基本的には雨はあまり好かない。
しかしこう晴れてしまうと、雨も悪くないと思えてくるのだから現金なものである。
陽は射しているがそう暑苦しくはない、文字通りの快い快晴なのだが、このまま雨をすっかり失ってしまうのが惜しいようで、灰色の雲から目が離せなくなっていた。
梅雨が明けてしまえば、長い雨の季節は来年まで訪れないだろう。
雨の中に体ごと溶けていくような昨夜のあの感覚も、水溜りも、共に持ち去って。
そして、スイカはどんどん甘く、夏の太陽に良く似合う香りを放つようになるのだろう。
349:346の続き
10/07/15 00:36:48
そう急がなくたっていいじゃないか、と、流れていく雲に念じてみる。
答えは返ってこない、当たり前のことだ。
雲が緩やかな迅速さで空を横切っていき、水っぽい西瓜が私の指先を掠めて飛び去っていく。
甘くない西瓜は嫌いだけれど悪くはない、と、晴天の下なら思えた。
だから、もう少し待ってくれたって良さそうなものなのに。
清清しい空色の中で、くすんだ雲はぼんやりと座っていた。
湿った匂いを吹き飛ばす葉の香りの風に、抵抗もせずに流されながら、それでもまだ退く気はないように見えた。
別段居心地が悪そうという訳でもない。そのことにやけに安心する。
けれど、彼らもきっと、じきに逃げていってしまう。
新たな音と、香りと、景色に、追い立てられているのだろうか。
あっという間に駆け抜けていく様子は、追走劇と言うよりは、遊び半分のかけっこに良く似ていた。
私はかけっこが嫌いだった。
走るのが苦手だったのもあるけれど、とりわけ否なのは運動会の音だった。
放送から大音量で流れるアップテンポの勇ましい音楽をバックに、歓声とピストルの音が断続的に聞こえるのだ。
あれほど無理矢理に追い立てられるような気持ちになることは無い。
そんな賑やかな気持ちには私は到底なれないのに、と、内心萎縮していた。
普段は仲の良い女の子たちと、その時だけは遥かな距離を隔てているような気がした。
彼女たちは明るい日差しの下に輝いて、賑やかに走りきった。
勇ましい音楽にも良く似合っていた。無理に走らされていたのは私だけだったのだ。
その瞬間だけは、私はとりとめのない孤独の中にあった。
あの音楽と共に、甘くない西瓜が、あの子たちと同じように走り抜けていく。
空と雲は汗の雫に輝き、互いに競い合っている。
そう急がなくたっていいじゃないか、と、私は呟く。
そんなに楽しそうに、私から去らなくたっていいじゃないか。
350:346の続き
10/07/15 00:37:46
ピストルの音が響く瞬間、観客が一斉に息を呑む瞬間、走者が渾身の力を足に込める瞬間、一瞬だけ空気が張り詰めて、その場がシンと音を失うときがある。
時間が止まったような錯覚の中、その一瞬は永遠にも思えて、このまま動けなくなるんじゃないかと不安な心地よさを感じたものだった。
沈黙は私を急き立てはせず、私は沈黙によって静止した。
結局永遠だったはずの瞬間はすぐに過ぎ去って、私はまた音楽と喧騒の中に放り込まれてしまうのだけれど。
空を見上げれば、雲はそこに静止していた。
きっと今、確かにどこかでピストルが鳴ったのだ。
空も、雲も、日差しも、西瓜も、私と共にあった。
私は目を閉じて、張り詰めた沈黙を楽しもうと思った。
ゴールラインがすぐそこまで迫っている。
351:名無し物書き@推敲中?
10/07/15 01:29:40
うんちやな。
352:名無し物書き@推敲中?
10/07/15 03:59:26
表現がくどいな
一歩引いて書く姿勢を覚えないとオナニー文を垂れ流すだけだぞ
353:名無し物書き@推敲中?
10/07/15 04:03:27
ブログに一度アップしました。本人です。
支離滅裂ですが、自分では無価値ではないように感じられます。
自分以外の人にとっても無価値ではないのか興味がありますので、評価お願いします。
1/4
「ふつうだって、さ」
言いかけて視線を上げる。聞きかけて視線を上げる。
灰色の海のような瞳の色が、ふたつ、透明な空気の真ん中にまぼろしのように満ちる。
うるさい、うるさい、粘つくジャズ、黄ばんだ落ち葉のような喧噪、粘つくジャズ、それと二つの眼が、人が、うるさくて、耳が疲れきった。少し一瞬ただ寂しい。だけど寂しさなんてあるようでないもの。私は空っぽに戻る。
「……ふつうだって、言って」
普通って何だ、とか、普通なんてない、とか、言いたいなら言っておけばいい。巷にあふれてるだろ、そういう言葉も、そういう人も、したり顔で溢れかえる。溢れかえるだけ。
かすれた声、好きだった。今も好き。憎らしい。でも、そう、嫌いじゃないよ。灰色の目で、あなたは人間だったのか。
「ふつうだよ。***はふつうだよ」
354:2/4
10/07/15 04:06:57
あなたは人間だったのね。だけど、すごくて、すごすぎる。私が見つけ出した。私が連れて来た。そして私は満たされない。
ふつうだと言うあなたは灰色の目で、幻のように灰色の海を見せる。灰色の海、何も沈んでいない、水なんてない、悲しいけれど嬉しい海。私はどこにでも行ける、黄泉にも胎内にも。
だけど肝心なこと、私はここにいたい。ここって、どこだろう。
「どこなの」
目を離さないの、どうしてなの、あなたは答えなどないと知っているのね。私も知っていた、何かがほしいけど、何もいらない、だからこんなこと聞くんだ。
太陽が閉じたカーテン越しに差す。五日前に閉めたカーテン、誰も動かないのに、いつの間にか乱れて、いつの間にか間が開いて、そこから真昼の太陽が差す。夏の光、冷やされた部屋、不合理。
355:3/4
10/07/15 04:09:19
嫌になった私は苛々して瞬きして、気付いたら荒っぽくため息をついていた。
あなたから目を離した。灰色の海は消えた。私は黒いコーヒーのマグを両手で抱えるようにして持つ。唇をつけて、染み込むのを待つようにちょっとずつ飲む、飲まずに、舐めるくらいに口にする。
はちみつ入りコーヒー、はちみつって全然甘くないのだ。おまけに、黒いコーヒーに入れたらもっと黒くなるように感じるのだ。はちみつコーヒー、私はそんなはちみつコーヒーをひとりで飲んでいる。その人のまえに飲み物はない。
何も見えていない私の視界がどことなく暗くなる。あなたは私のマグに触れる。いつから?いつの間にか触れていて、あなたはそういう微かなこと、優しさのようなものを大切にしている。私が、欲しがるから。
ゆっくり、マグが傾く。あなたが傾ける。私は見ない。唇の隙間から染み込む黒い液体、唇のすきまを越えて、唇も越えていまや、もう、口角から流れる。黒い雫が、流れる。
薄暗くて、オレンジのカーテンから日がさして、シャツのさくら色は判らない。でもそこに、黒い染み。見えるよ。指でなぞる。さくら色のシャツ、世俗的なところがとっても気に入っていた。
356:4/4
10/07/15 04:11:35
結局は、そうなのだ。分かりたくない私は、分かってしまう私で、それでも拒んでいる。
私の手には空のマグ、あなたが指一本で取り上げて、私の指は解けて、赤いマグから最後の黒い雫が落ちる。花柄の綿ローンのミニスカート、黒が似合うレモン色。
優しい所作でマグは音もなく置かれ、同じ静けさで物事は流転。分かりたくない私は、分かってしまう私で、それでも逃げない私で、彼はつまり私で、私は私だけで、つまり私と欲望とその部屋と流れ出したはちみつコーヒー。
きらきらした涙なんて流れ出したりしないのだ、できることなら黒い涙を、私を勇気づける、黒い涙を。
世の中は埋没、私と彼の中に。葬列のように、産婦人科のベッドの上みたいに、何もない、強い真空の、欲望。
欲しくないものが、欲しいものだから、世の中は埋没、彼の私の中に。あるいは私の彼の中に。
357:346
10/07/15 15:55:26
>>351-352
ありがとうございます。
まだまだ未熟なのを実感しましたorz
精進します。
358:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/07/15 19:22:09
>>346-350
>昨日はざわざわと心許ない雨が降っていた。
(日本語の意味としておかしい一文! 主人公は雨を嫌っている!
『ざわざわ』と『心許ない』を辞書で調べる!)
>随分久し振りの快晴である。
(今日の天気!)
>駅前で千二百円だった水玉模様の傘を畳むと、安っぽい銀色の骨が僅かに軋んだ。
>さっと雨粒を払って家へ上がる。
(雨が降っていたのは昨日までの話! それなのに実際に雨粒が付いている! 狐の嫁入りなのか!)
これ以降の雨の表記は同じ指摘になるので行わない!
>雲が緩やかな迅速さで空を横切っていき、水っぽい西瓜が私の指先を掠めて飛び去っていく。
(抒情的な部分では日本語がおかしくなる! 雲の動きが理解できない! 西瓜の比喩にも引っかかる!)
>くすんだ雲はぼんやりと座っていた。
(くすんだ雲が積乱雲のような塊や人の形に見えるのであれば理解できる!
そのようなくだりがないので別の言葉にした方がいい!)
>その瞬間だけは、私はとりとめのない孤独の中にあった。
(『取り留め』の使い方がおかしい!)
この文章の問題点!
①天候がわからない! 冒頭の快晴の意味がない! 自宅に帰ったあとも雨が降っているような表現が続く!
②主人公の描写がほとんどない! 性別がはっきりとしない! 年齢もわからない!
運動会とあるので小学生なのか! 文章が大人びているので想像が難しい! 高校生ならば体育祭の方が相応しい!
③一人称の文章! 主人公は部屋で寝転んでいる! その状態で天候や風の匂いまで把握している!
④比喩が混ざる部分になると、急におかしな日本語になる!
作者が主張したい部分ほど、冷静になって書かなければいけない43点!(`・ω・´)
359:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/07/15 19:23:13
>>353-356
日本語の意味で採点を行えば最低点に相当する!
どのようにも読める文章は破綻しているように見える!
近い形で言えば詩! 雰囲気は辛うじて感じ取れる!
しかし、この文章からは強い主張が伝わって来ないので詩と考えても拙い!
>>353-354と>>355-356の書き方が異なって見える!
前者は深層に近い独り言! 後者は少し写実的になった文章の抜粋!
文章と内容からの推察で作者には迷いがあるように思う!
書き続けることで見えるものもあるかもしれない!
考えて書かなければ気付かないこともあるかもしれない!
どちらも選ばない状態では先がないのではないか!
ワイの独断で点数は見送る!(`・ω・´)
360:名無し物書き@推敲中?
10/07/15 20:20:15
1/4
台所で洗い物をしていると「また死んじゃったわよ!」という、妻の悲鳴に近い声が居間から聞こえてきた。
私は慌てて駆け寄り「誰が死んだんだ!」と言いながら、彼女が両手に持つものを見て、ため息をついた。
「なんだ、本の世界か」
「もうこの本、人が死に過ぎ! この作者、どんだけ人間が嫌いなのかしら」
「おまえさあ、連続殺人のミステリーを読んでてなに言ってんだよ」
「だって、簡単に死ぬんだもの。それにウンザリするのが、これ! この主婦!」
「だれ? 登場人物?」
「そう。近所の専業主婦がなぜだか事件に足突っ込んで、素人のくせに難事件を解いていくの。おかしくない?」
「おかしいも何も、だから小説なんだろ」
「おかしいわよ。そんな暇あるんだったら働きに行けばいいのよ。世の中不景気だってのに、こんな主婦ばかりいたら、刑事さんらもおまんま食い上げよ」
「(お前は家事もしないで本を読んでる主婦じゃないか……)」
「ただでさえ現実世界でも人が死んでるのに、なんでわざわざ小説の中までも人が死ぬのを読まないといけないのよねえ。もう面倒だから、最後のネタ晴らしのページを先に読もっと……」
「あのなあ、それなら読むの止めればい―」
「あら最低! 殺人の動機もネタもトリックも、全部、かつての名作の焼き直しじゃない。
なによ、この『善良なる主婦の別人格が殺人を犯してた』って。『人の心には天使も悪魔も同居するのだ』ってクッサイ終わり方よねぇ。
それなら、てっきりテロかと思ったのに、実は大昔に保健所に飼犬を殺された怨みで殺人犯した、っていうどんでん返しのほうが余程面白くて良いわよ」
「じゃあ、もうお前が書いちゃえよ」
「そうね。あたしも書こうかしら……お題は連続殺人ミステリー。恵まれないニートや無職人らが、謎の人物によって次々に―」
「殺されるのか?」
361:名無し物書き@推敲中?
10/07/15 20:21:03
2/4
「違うわよ、助けられるの。実は謎の人物って、そのニートや無職人らを以前に雇っていた会社の社長なのよ」
「それってつまり、リストラの罪滅ぼしか? だったら再雇用すればいいだろ」
「それがだめなの」
「なにがだめなの」
「社長は首切りに乗り気じゃなかった。けれど役員らの意向もあって、致し方なく切ったってわけ。つまり余り発言力のない、ぼんぼん社長なの」
「はぁ」
「そこでこの社長、身銭を切って、激務の合間を縫って皆の支援に走るの。山田という偽名を使って」
「いい人じゃないか」
「でしょ? お金持ちの子息だから痛くもないのよ。でもおかげでニートらも住むところが見つかって万々歳」
「まるで足長おじさんだな」
「そんなある日、皆の元に手紙が一通届くの」
「手紙?」
362:名無し物書き@推敲中?
10/07/15 20:22:29
3/4
「差出人は山田さん。手紙の中にはお祝い会への招待状が入っているの。実は社長もやっとこさ皆に顔を見せて、しっかりと謝ろうと思い、自分ちの豪邸で慰労パーティーを開くことにしたの」
「なんか、ミステリーってよりお涙頂戴物みたいだな」
「その夜、社長の豪邸の奥の奥の片隅の小さな部屋に集まった元ニートや元無職人らの群れは、その数ざっと20人。
それまでは落ちぶれ、世を儚んだどうしようもないクズだったのに、今や社長のおかげで身なりも立派に、未来への希望を抱いた真っ当な集団に大変身。柱の蔭から彼らの姿を盗み見ていた社長も、これには思わず涙を浮かべ、部屋を出てから溜まらず号泣」
「涙もろいオッサンだなぁ」
「いいの。―社長は贖罪の意味も籠めて、選りすぐりの食材をそろえ、ケーキまで準備をする。召使いらにそれらを小部屋に運ばせて、暫くしてから自分も仮面を被っていそいそと向かうの」
「嬉しそうなオッサンだな」
「豪華な食材と豪勢なケーキを前にして、お祝いの挨拶をする仮面の社長。みんながかつての苦労を思い出し、滔々と涙を流す中、社長がとうとうその仮面をとると、一瞬の沈黙の後に叫声が湧き上がる!」
「しゃ、しゃちょー!」
363:名無し物書き@推敲中?
10/07/15 20:23:25
4/4
「『コノヤロウ! お前のせいでドンだけ酷い目にあったって思ってんだ!』『許さない、あなたのせいで!』」
「なんだそりゃ!」
「みんな社長を憎んでたのよ。クビになったせいで奥さんと別れたり、子供の入院費を払えなくて死別した人が大勢いたの」
「ひでえ話だな」
「当たり前よ。世の中、簡単には償えないものがあって当然なのです。でも、ぼんぼん社長はそんなことも判らなかったのね。それでその場はもう騒然。
みんな恐ろしい形相で抗議するなか、とうとう社長はショックとストレスのせいで、心臓に痛みが走るの」
「少しの親切、大きなお世話」
「社長は涙を流しながらも、締め付けるような胸の痛みを感じて苦しみ、やがて息絶えたように倒れるんだけど、その時、
ちょうど近くにあったローソクにぶち当たり、全身火達磨になりながら、それを気付け薬代わりにして甦るの」
「B級ホラー映画ですな」
「社長は半死半生の状態で『すまない』『悪かった』とみんなに抱きつきながら、周りの人らにどんどん火を移し附け、最後にカーテンに凭れてようやく絶命。
けれどその頃には部屋は濛々と煙を立て、火を吹き、結局、社長もろとも全員が死んじゃうのでした。おわり」
「ちっとも連続殺人ミステリーじゃないだろ!」
「あら、次々と人が焼け死んでいくんだから、連続殺人じゃない? それに悪人は誰でもなかったというのが、またオチなのよねぇ。皆が死ねば怨みも消えるし、なんともめでたしめでたし」
364:名無し物書き@推敲中?
10/07/15 21:49:58
最初は面白く書くつもりが何だか面倒くさくなって来ました。
いまいちな出来栄えだと思いますが評価してください。
ヒラメのような日々、鴉が畜生どもを突き刺し殺す頃、雨が降っていないのに傘をさしている私は
半笑いの表情をもって野良猫の昼寝を流し目の横目で眺めていた。その時だった。人影が忍び寄る。
「しまった!」不意を突かれた私は素早く前を向いて小刻みに後退し、うつぶせになって身構えた。
傘は表情を敵に悟らせないために前に置いておく。「何者だ!何が目的だ!」額には汗が滲んでいた。
そして四肢はがくがくと震えて、遠き夢、お母さんがまだ若かった頃、そしてその母が赤ちゃんである私を
抱き寄せてスーパーへと連れて行ってくれた事が思い起こされた。「ママー!」私は叫ぶ。これは
恐怖のどん底にいる人間の最初の雄叫びだ。そしてこれは私の本性が曝け出された心の絶叫だ。
「蝶さんは何処へ行ってしまうの?虫さんたちはお昼寝しているの?」まるで思考は止まらない。
そしてここで男の声がした。「何を笑っているのですか?」と。目の前には若い男が立ち尽くしていた。
ここで私は位置関係が気に入らなかった。小便でもかけられそうな態勢だったからだ。だから這いずり回って
男の後方へと出た。そして男の背中に罵声を浴びせかける。「にこにこしてはいけないのか。
にこにこするのが普通だろ?」ここで男はただ「そうですね」と言って去って行った。仕方がない。
私は臨戦態勢を解除して再び横目で野良猫の昼寝を見守る事にした。その時、一陣の風が吹き、
私に天啓が落ちて来た。「おお、そうだ!小麦粉だ!こんにゃくだ!白菜のみじん切りだ!」
私は私用を思い出し、スーパーへ一目散に駆けて行った。
365:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/07/15 21:56:01
>>360-363
括弧の使い方が独特! 「()」は中の括弧だけで通用する!
>~それなら、てっきりテロかと思ったのに~
(会話文なので間違いとは言えないが、『それなら、』の部分は無くてもいい!)
>~部屋を出てから溜まらず号泣」
(溜まらずは堪らず!)
>「豪華な食材と豪勢なケーキを前にして、お祝いの挨拶をする仮面の社長。
(選りすぐりの食材を揃えたまではいい! しかし、食材がそのまま出されている!
食材を使って調理しないとおかしい! すべてが素材だけで食べられるものとは考えにくい!)
>「もうこの本、人が死に過ぎ! この作者、どんだけ人間が嫌いなのかしら」
>「あら、次々と人が焼け死んでいくんだから、連続殺人じゃない? それに悪人は誰でもなかったというのが、またオチなのよねぇ。皆が死ねば怨みも消えるし、なんともめでたしめでたし」
(簡単に人が亡くなることを不満に思った話ではなかった! 凝った死に方を意味していたのか!)
ほぼ会話文の構成ではあるが、読者を意識した書き方には好感が持てる54点!(`・ω・´)
366:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/07/15 22:11:38
>>364
>ヒラメのような日々~
(底辺の暮らしを表現しているとしても言葉が足りない!)
>~流し目の横目で眺めていた。
(流し目と横目は同義語!)
傘で表情を隠す意味があるのか! 俯せになって身構える意味があるのか!
飛び道具の類いを用心しているのであれば、叫んで居所を教えるやり方に納得がいかない!
立っている目の前の男の背後に這いずって回り込むことができると思えない!
俯せが臨戦態勢になるとは思えない!
とにかく全てが不条理で楽しめる文章ではなかった28点!(`・ω・´)
367:名無し物書き@推敲中?
10/07/15 22:27:22
>>366
どっかーん!以下かよww
368:名無し物書き@推敲中?
10/07/15 23:09:58
>>367
どかーん! は採点されていないだろ。
あれは偽物の採点だったはず。
369:名無し物書き@推敲中?
10/07/16 03:31:56
悔しいのは分かるがスレを読めよ
370:353-356
10/07/16 06:06:23
>>359
評価いただきありがとうございます。採点見送りのご判断も含め納得です。
実は、落ち込んだ時にただ頭に浮かぶ日本語を書いた文章で、仰る通り破綻しています。前半後半の違いも、書くうちに落ち込みが和らいだためです。
きちんと書いたものでないのに評価をお願いしてすみません。
しかし、真剣に作り組んでいるものとは別なこの種の文章を、自分の中でどのように位置づけるか悩みどころでしたので、大変参考になりました。
破綻しているのに意味を感じるのは、おそらく私自身が書いたものだからなのでしょうね。今後は人目に触れさせず、自分のために書く事にしたいと思います。
筆者が作品の外で作品を解説すべきではないという点には私も同意しますが、敢えて説明しておきます。
読んで意味不明すぎて苛立った方がいらしたら、多少はすっきりしていただけるかと思うので。
部屋の中には私(***)と彼(その人)がいます。
「私」は自分自身が手の施しようの無いほどどうしようもない人間だと感じ、全てが虚しく、「彼」に救いを求めます。
しかし「私」には「彼」が「私」の望む通りに動いているように思え、「私」を蔑ろにする行為さえ「私」自身が望んだのではないかと感じはじめるのです。
具体的な行動は会話の後、彼が近づいてコーヒーを一滴残らずこぼし、マグを傍らに置く。「私」を横たわらせて心遣いに満ちた性行為を始めるだけです。
意味があるとすれば、「私」と虚しさだけが存在感を示していて、「私」を非常に理解しているだろう「彼」がまるで希薄な存在感しか感じさせない点。
そのために性行為が実は自慰行為であったかのように感じられ、さらに虚しさが募るが、一方で正しく性行為は成り立つ。
そもそもの「私」と虚しさの存在感さえ、結果的には、自慰のような虚しい性交渉によって掻き消される。その無力感が意味かもしれない。
性交渉へ至る感動と虚しさの同居を、「私」が思ったままに書くとどうなるかという実験的文章でした。
長文失礼いたしました。短くまとめる能力も磨いてきたいと思います。
371:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/07/16 06:34:40
>>370
自身の作品を客観的に振り返ることで得られるものがあればいい!
反省は向上心の表れと取ることができる!
創作の苦しみの中で得られる幸福感もある!
総じてよい!(`・ω・´)
372:名無し物書き@推敲中?
10/07/16 15:14:50
>>366を鉄人と呼びたいと思う!
凄いぞ、鉄人28号!
373:名無し物書き@推敲中?
10/07/17 02:53:30
28は酷いなあ・・・w
-点の奴を除いたら最下位じゃん
374:名無し物書き@推敲中?
10/07/17 11:30:33
学園ファンタジーバトル小説の冒頭部分
ちょっぴし長いです
暴力表現があるので苦手な方はご注意を
某県某市にある私立九次高等学校は日本有数の荒れ果てた学校と呼ばれている。
生徒のほとんどは制服をだらしなくきくずし、髪を黒以外の色に染めている。暴力沙汰で警察に補導されることも日常茶飯事だ。
授業も形だけであり生徒の大半はその内容を聞きもしない。
地域での九次校の評判は当然ひどいものばかりで、九次生を見ただけで顔をしかめる者も少なくない。
町の商店街では「九次生立入禁止」としている店もある。無論そんなことを気にする生徒はほとんどいないのだが。
そんな九次高校に一人の異端児がいた。
大友かなえ
黒いショートカットに陶器のような白い肌。
制服を校則通りに着こなし、授業態度もまじめ、成績も九次校の中では上の方だ。(全校平均のほうは九次校では模試を行えないのでわからないが)月に2~3回学校を休む以外はいたって普通の女子高生だ。
ただしこの学校ではその普通さが異端に変わってしまう。彼女のことを疎ましく思う者も少なくない。
菅谷紗奈江もその一人だウェーブがかかった金髪に丈の短いスカート。
やたらとじゃらじゃらしたイヤリングやネックレス。不良グループのリーダを勤めていて、授業は入学してからまともに受けたことは一度もない。
むしろ茶々を入れて授業妨害して楽しんでいる。あらゆる面で大友かなえとは正反対の存在だった。
それゆえ紗奈江から見た大友かなえという存在はかなり不愉快な存在に見えた。
375:名無し物書き@推敲中?
10/07/17 11:31:25
ある日の放課後、紗奈江は不良グループのメンバー四人一緒にかなえを屋上に呼び出した。することは決まっている。集団リンチと呼ばれる行為である。この行為によって彼女らは男女かまわず何人もの生徒教員を学校から追い出してきた。そして今回もそのつもりだった。
「あんたさ、なんかむかつくんだよねぇ」
「いい子ちゃんぶっちゃてさぁ」
「そこまでして先公に気に入られたいわけ?」
不良メンバーの3人はかなえに不良お決まりの暴言を吐きながら暴行を加えていく。
紗奈江は少し後ろの方で不良メンバーとかなえの様子を見ていた。
喧嘩、というよりリンチをするときは主に紗奈江の部下たちが相手を徹底的に痛めつけ、紗奈江は大体後ろの方でその様子を眺めている。
相手が泣きながら助けを請う様を見るのが好きだったし、興が乗れば紗奈江自身も暴行に加わることもあった。
だがしかし、今回のリンチはいつもと違う。どこかしら奇妙な感じがあった。
「ほらほら、何か言ったらどうなのさ?」
この違和感はかなえが何も言わないからだろうか?
大抵の生徒は何発か蹴られた時点ですでに泣きわめき始める。ごくたまに何もいわない奴がいるがそいつも声を殺して泣いていたりする。
自分達はそんな奴らを見て笑い物にしていたのだ。
しかし、かなえはなにか違うのだ。彼女の顔はあざだらけで制服もボロボロ、左腕が本来曲がらないはずの位置で曲がっている。
それでも彼女は表情を全く変えず、何も言わず、ただ1点をにらみ続けている。
何を見ているのかまではわからないが。
ふと、かなえと目が合った。その目は人形のように感情のない眼をしていた。
しかもただの人形ではない、まるで、昔テレビでのホラー番組で見た、なにかの霊がとりついた人形のような眼だ。
なんでもないただの人形のはずなのに、光の当たり方でなんだか今にも動き出しそうな、不気味な人形。そんな人形そっくりの目。
まさか、コイツは人間のふりをした、人形だったりして。
そう思ってから少し自嘲する。自分はいつからこんなオカルトなことを考え付くようになったのか。
この違和感もただの気のせいなんだろう。
376:名無し物書き@推敲中?
10/07/17 11:34:08
目線を無理やり外し、かなえの曲がってない方の右腕を見る。
セーラーの袖から包帯に覆われた右手が見える。数日前からかなえは右手の甲を隠すように包帯を巻いていた。
メンバーの1人が無理やりその包帯を引き剥がす。
「なんだいこれ?紗奈江さんちょっと見てくださいよ」
かなえの右手には鎖のようなデザインの、禍々しい赤いタトゥーがあった。
「優等生気取ってるくせにタトゥーなんかしちゃってさ、ホント、何調子乗ってんだか・・・ねえ?紗奈江さん」
メンバーの1人が紗奈江の方を向いて何か同意を求めるようなしぐさをした。
しかし、紗奈江はそれどころではなかった。そのタトゥーから全く目が離せない。
そのタトゥーは禍々しい光を薄く放っていた。3人はこれに気づいていないのだろうか?
「どうしたんですか?なんか顔色悪いですよ?」
別に何とも、と言い首を横に振る。それからもう一度、じっくりとかなえの右手を見る。
「気のせい・・・」
もうタトゥーは光っていなかった。それとも最初から光ってなどいなかったのか・・・。
やはり気のせいなのだろう。そもそもタトゥーが光るなんてマンガの中の話だけだ。実際にあるわけがない。
「紗奈江さん・・・どうかしたんです」
「帰るよ」
「え?今何て」
タトゥーが光っていようとなかろうとかなえが気味悪いのには変わりない。
正直、もう関わりたくなくなってきた。
「あきた、いいからもう帰るよ」
そう言いながら踵を返し、出口の方へ進む。
「ちょ、ちょっと待ってくださいよぉ」
3人があわててついてくる。
「早くしないと置いてくよ」
そう言いながら紗奈江ははもう一度大友かなえを一瞥する。
かなえはあいかわらずどこか1点を見続けていた。
「気味の悪い奴」
そう呟いてから、屋上から出た。
377:名無し物書き@推敲中?
10/07/17 21:57:48
>>荒れ果てた学校
荒れた学校はよく聞くが荒れ果てた学校ってあんま使わないな
>>黒いショートカットに陶器のような白い肌
ありきたりな表現のうえに大雑把過ぎるわ
モブではなくメインキャラで奇異な存在に見せたいんでしょ?
絵が全く浮かばない
>>紗奈江は不良グループのメンバー四人一緒にかなえを屋上に呼び出した
4人と一緒にだね
>>喧嘩、というよりリンチをするときは
喧嘩云々の文はいらないね
実際にリンチだって書いてある
設定等の突っ込み抜きにしても、流し読みしただけでこんなに
突っ込みどころがあるわい(`・ω・´)
378:名無し物書き@推敲中?
10/07/17 23:00:06
376です
た、確かに読み返してみるとツッコミどころが多すぎる…
テンションだけで書くものではないですね
昔書いたのが結構いい評価もらえてたのでちょっと調子に乗ってましたスイマセン
もし次書くときはちゃんと綺麗な文章になっているかどうか遂行してから投稿することにします
ご指摘ありがとうございましたm(_ _)m
379:名無し物書き@推敲中?
10/07/18 01:35:21
>>375
>左腕が本来曲がらないはずの位置で曲がっている。
いくらなんでもやりすぎのような気が。
380:名無し物書き@推敲中?
10/07/18 03:43:32
それ以前に暴行という漠然とした言葉だけで
具体的な内容が書いてない
381:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/07/18 07:11:05
>>374-376
?に文が続く場合には一文字分の空白を入れる!
>菅谷紗奈江もその一人だウェーブがかかった金髪に丈の短いスカート。
(『一人だ』のうしろに句読点が欲しいところ! もしくは『一人で』でもいい!)
>不良グループのリーダを勤めていて~
(勤めるの使い方が微妙!)
>~大友かなえという存在はかなり不愉快な存在に見えた。
(存在が重複しているので『大友かなえはかなり~』とした方がすっきりとする!)
>紗奈江は不良グループのメンバー四人一緒にかなえを屋上に呼び出した。
(不良グループは紗奈江を含めて四人! あとの文章でわかった! 再考の余地がある!)
>~彼女らは男女かまわず何人もの生徒教員を学校から追い出してきた。
(『生徒教員』よりも『生徒、教員』と区切った方が読み易い!)
>だがしかし~
(強調としても気になる!)
>しかもただの人形ではない、まるで、昔テレビでのホラー番組で見た、なにかの霊がとりついた人形のような眼だ。
(一文の最初の読点を句点に変えれば重複を防げる!)
>なんでもないただの人形のはずなのに、光の当たり方でなんだか今にも動き出しそうな、不気味な人形。そんな人形そっくりの目。
(人形の重複を避けるために後半の部分を『今にも動き出しそうな、そんな目をしていた。』か、作者の工夫で補う!)
>「なんだいこれ?紗奈江さんちょっと見てくださいよ」
(『見てくださいよ』は『見せてくださいよ』でいい!)
>正直、もう関わりたくなくなってきた。
(関わりたくない、関わりたくはなかった、と作者なりにすっきりさせた方がいい!)
382:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/07/18 07:13:06
一人、四人一緒、3人、1人など! 数字の表記が統一されていない!
菅谷紗奈江が物語の主人公に見える! 文章が紗奈江の視点になっている!
大友かなえが主人公ならば、視点を変えた方がいい!
一文が長くなる傾向と重複には注意を払う必要がある59点!(`・ω・´)
383:名無し物書き@推敲中?
10/07/18 13:45:10
毎度毎度、真面目に読んで評価するぷぅさんには頭が下がる。
384:名無し物書き@推敲中?
10/07/18 19:18:09
それは、うだるような夏の暑さだった。
僕は、椅子に座り、その暑さを堪能している。
自分の体温が椅子に伝わり、伝わった熱が自分に伝わる。
ハンムラビ法典は、人だけでなく椅子にも適用されるらしい。
目には目を---
歯には歯を---
実際に古代バビロニアではそれが法律だったが、完全に適用されるのではなかった。
最上層の人が最下層の人の命を奪っても、命によって償わされるのではなく、ムチ打ちや無罪という軽い罪に問われるだけだった。
法律は、作るやつの有利なように作られる。
僕が、自分を戒めている、法律も僕の有利なように、作られているのかもしれない。
385:名無し物書き@推敲中?
10/07/18 19:20:06
現実逃避は上手くいって、僕は暑さを忘れることができた。
ぶんぶんつくぶん、どんつくぶん。
どくどくぶぶんどくつくぶん。
へへいいへいへいふふいふい。
楽しげな音が、聞こえてきた。
どこから、聞こえてくるのだろうか。
しかし、その客観的な考えは一つの事実によってかき消された。
僕が、自分で、出している。
そう、声に出していたのだった。
イェーイ。
僕は、理由もなく楽しい気分になっていたのだ。
驚いたのは、僕ではなく、いつの間にかずっと俺を見ていた女だった。
髪は黒く、長く、肌は青白い。
丑三つ時、生ぬるい風、家の隣は墓場、大きな茶色いシミ。
なによりも、家賃が安かった。
「ドゥヒヒヒヒヒヒヒイイヒヒヒヒイヒイヒイイィィィィィィ!!!!」
いきなり、不気味な笑い声が響いた。
……僕の、口から。
楽しい、気分に、なっていたのだ。
驚いたのは、僕ではなく、いつの間にか部屋に入ってきていた女だった。
髪は黒く、長く、肌は青白い。
その右手には、ギラついた金属。
「やれやれ、どうしたものか。」
僕は死んだ。
というのは、嘘で、まだ生きている。
しかし、胸からギラついた金属が生えている。
と同時に、胸が熱くなった。
人は、死より生まれ、死へと還る。
その事に、感動したのだ。
いや、感動したのではない、大きすぎる痛みに痛覚が麻痺している。
うだるような夏の暑さに、僕は死んだ。
386:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/07/18 20:50:35
>>384-385
>丑三つ時、生ぬるい風、家の隣は墓場、大きな茶色いシミ。
(大きな茶色いシミがどこにあるのかわからない!)
>人は、死より生まれ、死へと還る。
(意味がわからない!)
>うだるような夏の暑さに、僕は死んだ。
(死して霊体になった自分の言葉なのか!)
一人目の女性は幽霊でこなせても二人目がわからない!
適当に書かれた感を否めない43点!(`・ω・´)
387:名無し物書き@推敲中?
10/07/18 22:24:31
>>386
ありがとう。
自分の問題点がわかった。
こんなに短くて適当に書いたものでも、的確にわかるんだな。
388:1/2
10/07/18 22:33:37
東欧と中東の境にあるダルダンディア共和国の内戦はすでに二ヶ月に及んでいた。
コバ・トキヒロは戦場ジャーナリストとして隣国経由で入ってきたものの、ダルダンディア共和国周辺一帯は
本来は外務省から退避勧告が出ている場所である。もちろん邦人はすでにクーデターの発生直後に国際救
援機によって国外に退避していた。
コバのねぐらであるサルバトーレホテルはかろうじて内装をとどめていたが、外観は弾痕のあとも痛々しい
状態である。このホテルに滞在するのはコバと同じような特ダネ狙いの戦場ジャーナリストばかりで、他には
今や雇い主のいなくなった元傭兵が四人。国籍もバラバラな彼らが、理想ばかりが高尚でその実は虚栄心の
塊のような者たちを守っている。
本来傭兵らに与えられた仕事は、前政権の大臣の数人を国外逃亡させることだった。情勢の悪化はかの大臣
らの予想を超えていたのだろう。国境から侵入した傭兵らが首都へ到着する前に、一同はクーデター派によって
処刑されてしまった。従って任務は遂行できず、そのまま撤退を決めた矢先、傭兵集団の指揮官の顔見知りである
国際的な有名カメラマン、コランタン・ティフォーに取材中の護衛を依頼された。彼らのうちの四人がそれを請け負い、
他の者たちは傭兵隊長とともに別グループの残留外国人を保護し脱出させる仕事を請け負い、別行動となった。
ティフォーはこの仕事の最中に自らが命を落とすこととなっても、このホテルのジャーナリストの誰かの護衛に
成功し、この内戦に関係したフィルムやデータをフランスのティフォー事務所に届けさえすれば、必ず報酬が与え
られるように四人に契約書を与えた。
389:2/2
10/07/18 22:34:51
コバは、戦場カメラマンを目指す大多数がそれであるように、お約束通りピューリッツァー賞に憧れて戦場カメラ
マンになった。映像系の専門学校を卒業した後、東南アジアを拠点に戦場ジャーナリストをしている男の助手となり、
バンコクを拠点に危険地帯二年ばかり滞在してみたが、拠点としたタイの居心地のよさに本来の目的を見失い、そこ
で先月出会ったティフォーにダルダンディア共和国に誘われた。彼は助手代わりに使えるパートナーが欲しいと云った。
その時コバは手元の資金も底を尽きかけていたし、情勢は不穏だとはいえ、その頃はまだダルダンディア共和国に
戦火の湧き起こる兆しなどまだ見えなかった。
それはティフォーの長年の勘というものなのだろう。コバとともに入国してすぐにクーデターが発生した。市街地の
混乱ぶりをティフォーとともに取材し、コバは第一報を初めて日本の大手テレビ局にインターネットで送ることに成功した。
390:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/07/19 06:49:43
>>388-389
>~外観は弾痕のあとも痛々しい状態である。
(『あとも』より『あとで』の方がいい!)
>他の者たちは傭兵隊長とともに~
(隊長だけで意味はわかる!)
>必ず報酬が与えられるように四人に契約書を与えた。
(契約書は交わした方がいい!)
>バンコクを拠点に危険地帯二年ばかり滞在してみたが~
(脱字があるように見える!)
>戦火の湧き起こる兆しなどまだ見えなかった。
(湧き起こるはなくてもいい!)
動きのない文章なので地の文を丁寧に書かないと粗が目立つ!
長い一文や重複には気を付けた方がいい51点!(`・ω・´)
391:名無し物書き@推敲中?
10/07/19 12:54:51
銃弾のあとも、でいい
392:名無し物書き@推敲中?
10/07/19 13:26:33
>外観は弾痕のあとも痛々しい状態である。
弾痕:「弾丸の当たったあと」の意味なんで、”あと”は不要では?
例)
『外観は弾痕によって痛々しい状態である』
『弾痕でえぐれた外観が痛々しい』
『弾痕でえぐれた外観は痛々しく見える』
・戦場カメラマンを目指す大多数がそれであるように、お約束通りピューリッツァー賞に憧れて
→ ”大多数がそれである”と言っているのだから、”お約束通り”は不要では? 「~大多数がそうであるように、ピューリッツァー賞に憧れて」
・危険地帯二年ばかり滞在してみたが
→ 危険地帯”に”二年ばかり滞在してみたが
・その時コバは手元の資金も底を尽きかけていたし、情勢は不穏だとはいえ、その頃はまだダルダンディア共和国に
戦火の湧き起こる兆しなどまだ見えなかった。
なんかおかしいね。
「コバは即諾した。手元の資金も底をつきかけていたし、~略~ 戦火の兆しは見られなかったからだ。」
393:名無し物書き@推敲中?
10/07/19 20:27:10
おねがいしまっす 1
俺は、依頼された映画にまつわるエッセイを書き上げると
タバコに火をつけて、一息ついた。ふと、これでシャンパンが用意されていれば、
ある有名な映画のワンシーンだなと思い、次に書くエッセイの題材にすることに決めた。
四百字詰原稿用紙四枚のエッセイ。これで今月の仕事は終わりだ。
俺は原稿をデスクの傍らにおき、ノートパソコンの電源を入れた。
チェアの背もたれにグイと体重をかけてOSが機動するまで紫煙をふかして待った。
俺は二年程前から、net上にある巨大掲示板で文章指南を行っている。
無記名で投稿されてくる掌編を採点し、文章の破綻や誤字脱字の指摘と簡単な感想を添えて返信している。
投稿してくる人達も俺が何者かは決して知らない、暇な読書家の変わりもんぐらいに思っているはずだ。
ただ己が創作したものを、簡単に客観的な第三者に批評してもらう事は
有意義なようで今までに二百篇以上を採点している。
「おいどんが文章をちろっと詳しく評価してあげるぅ[4]」これが掲示板内のスレッドタイトルだ。
いくつかレスが増えているが作品は投稿されていなかった。
俺はスレッドを閉じて、芸スポを閲覧していると携帯の着信が鳴った。
394:名無し物書き@推敲中?
10/07/19 20:27:51
2
携帯の相手はある出版社の編集者で書き下ろしの長編の依頼だった。
内容や細かいパーセンテージの話を、後日俺の事務所で行う約束をして携帯を切った。
実は俺は数年前から自分が納得する小説が書けないでいる。
書けないというより物語を書きたい衝動が湧かないのだ。
衝動こそが0から1を生み出す原動力なのに、俺は「書きたい」という衝動の熱をいつの間にか無くしてしまった。
今では編集者のだす1のアイディアを100にすることで何とか作家としての面子を保っている。
無名の作家志望が集うであろうスレッドをnet上に展開し、0から文章を創造するという、
創作意欲の熱にあたりたくて、文章指南を始めた理由がそこにある。
依頼された長編の草稿くらいは書いておこと思い、俺はマウスを動かし文章作成ソフト
「三太郎」を起動した。原稿用紙を模した画面がパッと開く。
俺はキボードの上に指を載せるが、頭に全く文章が浮かばない。
正確にはいくつか浮かんでいるのだが、パシッとした言わば俺が心地よく感じる文章、
俺の感覚が求める文体が浮かばないのだ。数学の公式のように完璧な答えを導き出すために
徹底的に簡略された数字と記号だけ。それらに過不足があってはならない美しい公式。
そんな文体で彩られた物語を俺は書きたいのだ。
395:名無し物書き@推敲中?
10/07/19 20:29:27
3
正直納得のいかない駄文で書いても、四つのベストセラーを上梓した俺なら
出版社も納得してしまう。俺の名が本の表紙に印刷されていればそこそこ売れるはずだ。
二年前にトイレットペーパーに作品を印刷して出版したこともあった。
もはや俺の文章は糞をなすって便所に流すほどの価値しかないとうことだ。
自虐的だが、それでもこの作品は俺に千万単位の印税を運んでくれた。
俺の指は一本も動かずにキーボードの上に置かれたままでいると、再び携帯の着信が鳴った。
携帯の相手はある大手出版社の懇意にしている後藤という編集者で、俺が以前発表した単行本の文庫化についてと、
それに添える「あとがき」の依頼だった。その後、十五分ほどお互いの近況の会話をして携帯を切った。
俺は、後藤が仕切りに現在の出版不況を嘆いていた事に腹がった。
三十そこそこで年収一千万近くも貰っておいて何が不況だバカヤロウ。
俺達創作者の才能と削った寿命の上で胡座をかいて、のうのう生きているだけじゃねぇか。
396:名無し物書き@推敲中?
10/07/19 20:30:09
4 ラスト
今から二十年前、俺が三十歳の時は看護師の妻が生活費一切を稼ぎ、俺は主夫をしながら
執筆活動をし続けてきた。本という形で俺が生きていた証を残したい。
この想いの為に襲いかかる将来の不安と、俺という屑を見る世間の目。
それらを払拭する為に、とにかく書いた。眠くても書いた。腹が減っても書いた。
頭が痒くても書いた。面白いと信じて書いた。欲情しても書いた。風邪をこじらせても書いた。腰が痛くても書いた。
とにかく書いた。書く。書く。書く。あふれるアイディアと情熱を原稿用紙の上に綴りきった。
そうしてやっと文章を創作することで人並み以上の生活が出来る糧を手に入れたのだ。
俺が書いた最も売れた作品はハリウッドで映画化もされた。パロディ作品も生まれた。一時期、確実に俺は
出版業界の寵児だった。
今度書く長編は俺自身の最高傑作になること多分無い。
だが、今日、今、現在書けないものが、十秒後、五時間後、明日になれば書けるかもしれない…… 気がする。
この、気がするだけでこれからも執筆を続けていくのだろう。
リビングで妻が呼んでいる、夕食の用意ができたようだ。ノートパソコンの電源を落とす前に
俺は再度「おいどんが文章をちろっと詳しく評価してあげるぅ[4]」を閲覧した。
新しい作品が投稿されている。その文章の出だしはこうだ。
ぼっかーん!
俺の放った火の呪文が襲ってきたあらゆるものを吹き飛ばした。
397:名無し物書き@推敲中?
10/07/19 22:03:39
>>393-396
ぷぅじゃないが、感想。
チェアとかnetとか、言い回しが統一感なくて、気取った感じしかしない。
>書いておこと思い
書いておこう、かな?
>載せる
乗せる、だな。誤字。
>二年前にトイレットペーパーに作品を印刷して出版したこともあった。
非現実的だし、面白く無い。仮にこれが何か例えだったとしても。
>俺の指は一本も動かずにキーボードの上に置かれたままでいると、再び携帯の着信が鳴った。
言い方が辿々しい。何故、動かさないのかの理由も分からんし。そもそも、キーボードに指を置いていたら、入力されちまう。
俺ならこうする。↓
俺はキーボードに指を添えながら、考えあぐねていた。
そんな時。携帯の着信音が鳴った。
総じて文章がくどく、内容が自己陶酔に溢れている気がする。
落ちも意味不明だな。38点。
398:名無し物書き@推敲中?
10/07/19 22:09:40
>>397
>乗せる、だな。誤字。
いや。そうとは言い切れないな。難しいんだよ、その漢字の使い分け。
399:名無し物書き@推敲中?
10/07/19 22:31:58
載せるであってるぞ
駄文なのは確かだがな
>>398
漢字は色々と難しい
どうだったかなって迷う事が多い
400:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/07/19 22:34:02
>>393-396
>ただ己が創作したものを、簡単に客観的な第三者に批評してもらう事は
>有意義なようで今までに二百篇以上を採点している。
(己の使い方が微妙! 『簡単に客観的な』は無くても意味は通じる!)
>~文章指南を始めた理由がそこにある。
(理由は前に書かれているので『理由がそこにある』は要らない!)
>依頼された長編の草稿くらいは書いておこと思い
(脱字がある!)
>後藤が仕切りに現在の出版不況を嘆いていた事に腹がった。
(仕切りには頻りに! 脱字がある!)
どこかのスレッドをモチーフにした内容で完結している!
予備知識のない読者でも楽しめるように書かれていて好感が持てる!
主人公は創作意欲を取り戻すために某掲示板のスレッドで評価を行っている!
数年前から自分が納得する小説が書けなくて苦しんでいる!
しかし、出版社から要請があれば長編の依頼も受ける!
名前だけで本はそこそこ売れるらしい!
このような話では主人公の焦りのようなものが霞んでしまう!
最後のオチを鮮やかに決めるためには主人公の苦悩を際立たせないといけない57点!(`・ω・´)
401:名無し物書き@推敲中?
10/07/20 14:32:53
もちょっと、身のほどにあった話の方がいいと思ったけど…
402:名無し物書き@推敲中?
10/07/22 04:34:07
パリン!
俺の冷気の呪文によって氷漬けになったゴーレムが粉々に砕け散った。
大した事ない相手であるとはいえ、遺跡のガーディアンの多さには辟易してくる。
ローブの裾を擦りながら奥に進んだら、沢山のガーゴイルが現れた。
俺は火炎の呪文で瞬く間に溶かしてやった。
無駄に沢山の魔力を消費しているせいで疲れが激しかった。
俺は溜息をついて先に進んだ。
遺跡はまだ半分もきてなさそうだった。
403:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/07/22 06:27:03
>>402
>パリン!
>俺の冷気の呪文によって氷漬けになったゴーレムが粉々に砕け散った。
(冷気の呪文で凍らされたゴーレムに対して、
『パリン!』と音をさせた何かしらの方法で粉々に砕いたのならば問題ない!)
>ローブの裾を擦りながら~
(ローブの格好で魔術師の類いと想像できる!
ローブの裾をどのような意図で擦っているのかはわからない!)
>無駄に沢山の魔力を消費しているせいで疲れが激しかった。
(魔力を無駄に消費したくだりがない! 魔力を消費すると疲れが生じる部分の説明がない!)
遺跡の奥に向かうにしても作りがわからない!
洞窟のようなところなのか! 建物の中なのか!
訪れた目的も示されていない!
誤字、脱字や誤用の類いがなかった部分を評価する30点!(`・ω・´)
404:名無し物書き@推敲中?
10/07/22 11:48:24
パリン!とか、どっかーん!とか擬音をそのまま書いちゃう人が多いけど、
これって一般的なの?というかアリなの?俺が読んだ本では見たことないわ。
405:名無し物書き@推敲中?
10/07/22 12:12:45
ラノベだからだろ。普通の小説なら嗤われる表現も、ラノベでは当たり前。
だからラノベを読んでいても日本語の勉強にはなりにくい。
みろ、「遺跡はまだ半分もきてなさそうだった。」というおかしな日本語を。
世界設定やキャラ作りばかりに尽力していて、日本語がさっぱりな奴が多すぎる。
しかもゴーレムやガーゴイルなんて、既存のありふれたモンスター名。
火炎の呪文? どんな呪文名でどのような焔を巻き上げるかの描写もない。
創作力も皆無なのか。
406:名無し物書き@推敲中?
10/07/22 14:23:58
スレ主さんのスタンス(ここに文章をさらす=向上心があると認める)は素晴らしいとは思うけれど、結果的にスレ全体のレベルが低下してる気がするなあ。
個人の勝手な意見だけれども、勉強になるような文章が読みたいし、人の文が批評されるのを見て自分の文の駄目なところを発見したい。
文章が下手でも、一生懸命書いたものからは学べることもある。
でも推敲もしてない、適当に書きました、なんてのは何の参考にもならないよ。スレの上のほうにもあったけど、いい加減な気持ちで書いたものはすぐわかる。それだけ。
スレ主さんだけでなく、真面目に書いて評価してもらっている人に対しても礼を欠いていると思う。
407:名無し物書き@推敲中?
10/07/22 14:44:36
掌編です。よろしくお願いいたします。
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『あるセミナーにて』
私が出席しているセミナーの教授は、すっとぼけた人だ。
とはいえ、それこそ擬態なので、生徒はいつも真剣だ。
私は、襟を正して座った。
MRSAなど、薬剤耐性を持つ病原菌の院内感染が、世間の耳目を集めて随分経ちました。実は、私の従事している農業昆虫学の分野でも、農薬など薬剤に対して耐性を獲得した昆虫の存在が、以前から知られているんですね。
身近な昆虫をあげるなら、ピレスロイド耐性を持つ蚊でしょうか。簡単に言えば、蚊取線香や電気蚊取が、効かなくなった蚊ですね。他にも、DDT耐性マラリア蚊と言うものもあります。
ただ、ここだけの話ですが、昆虫と言うものは、実に柔軟に出来ていましてね。人類の想像を遥かに超える形質の変化を、いとも簡単に実現する能力が、あるようなんです。
知人の体験談なのですが、一つお話しましょう。
まあ、学術的には、なんの価値もありませんがね。
私の知人は、酷くケチでして、ゴキブリの駆除にちょこっとしか、殺虫剤を掛けないのです。まあ、大抵は駆除できるのですが、当然、逃げ出られる事もあれば、ひっくり返って、足をバタつかせる事もありますわね。
このひっくり返ったものが問題でして、死ぬまで放置していたらしいのです。しかし、どうも死なずに逃げてしまう事が多い。初めは、気分を害した知人も、ケチのサガでしょう。そのうち気にしなくなったのです。
しかしですね。因果は巡るものでして―。
いつものように、ゴキブリの気配に殺虫剤を構えた知人は、仰天したそうです。ゴキブリが、腹を向けて走り回っていたと言うのですよ。足が巧い具合に曲がっていて、腹を見せたまま、引き出しの中に走り去ったそうです。
知人は、慌てて殺虫剤を撒いたのですが、出てきません。思いきって、引き出しを開けると、腹を上にした大量のゴキブリが、四方八方逃げ回ったそうです。もう、阿鼻叫喚ですわね。どんなに殺虫剤を掛けても、死ななかったそうです。
ですから、私が皆さんに言いたいのは、もし腹を見せたゴキブリがいたら、叩き潰してください、と言う事です。そのムシに、殺虫剤は、効きませんからね―。
そう言った教授自身、ものすごいケチだ。
408:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/07/22 21:26:36
ワイは出された文章を読んで点数を付ける!
その書き込みの過程を個々が、どのように活用しても構わない!
このスレッドの敷居は高くない! ほとんどの文章を受け入れる!
中立の立場で文章に当たり、自分の定めた基準で評価する!
ワイの考え!(`・ω・´)
409:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/07/22 21:28:15
>>407
>私が出席しているセミナーの教授は、すっとぼけた人だ。
>とはいえ、それこそ擬態なので、生徒はいつも真剣だ。
(教授がすっとぼけた人であることを生徒が認知しているので擬態になっていない!
意味も重複しているように思う! 昆虫に精通した教授に『擬態』を当てるセンスは悪くない!)
教授のセミナーの内容に引っかかる!
MRSA、ピレスロイド耐性蚊、DDT耐性マラリア蚊などの耐性を挙げている!(新たな耐性は研究対象になる!)
知人が殺虫剤を惜しんだ結果、新たな耐性を持ったゴキブリを発見! しかし、学術的な価値がないと断じている!(理由がわからない!)
題材に興味は持てても内容に納得がいかない61点!(`・ω・´)
410:名無し物書き@推敲中?
10/07/22 21:45:34
>>405
こういう知ったかが一番痛い
一般のミステリー等でも擬音を効果的に使ってるものは沢山ある
>>しかもゴーレムやガーゴイルなんて、既存のありふれたモンスター名。
火炎の呪文? どんな呪文名でどのような焔を巻き上げるかの描写もない。
創作力も皆無なのか。
これも痛いw
既存の名称は使うな(キリッ
世に出てる大勢のファンタジー作家に言ってこいよw
しかし、敢えて戦闘を細かく描写しない事も多々あるのに
「想像力もないのか(キリッ」はないわ
筆者がそこの件をさらっと流したい場合、簡素な文しか書かないのを見た事ないのか?
細かく描写する事が絶対に正しいと思い込むなよ
411:名無し物書き@推敲中?
10/07/22 21:53:38
>>403
一点落ちました・・・すみませんありがとうございます
才能ないのが分かりました
412:名無し物書き@推敲中?
10/07/22 22:26:26
>409
406 です。早速の採点ありがとうございます。
>しかし、学術的な価値がないと断じている!(理由がわからない!)
なるほど。実のところ、後に続く不条理が、傍目に馬鹿馬鹿しいので
(一般認識上、学術対象になり辛いだろうと、私自身勝手解釈してい
た)簡単に流しすぎたようです。自分だけが分かっていて読み手に伝
わらない。肝に銘じるべきだと改めて痛感。
413:名無し物書き@推敲中?
10/07/22 22:35:57
>410
405 さんに7割同感。
スレ主さん以外が作品にとやかく言うのって、許容内かどうか知りま
せんが・・・。
効果的にと言ってる通り、やっぱ効果的にでしょう。
例のバリンやその前のぼっかーん。は、効果的と言うより、幼い感じ
がします。あくまで感覚なんで、なんでと聞かれても答えに詰まりま
すが。
ガーゴイルやゴーレムって言葉、ひょっとして一般的だと思っている?
事前にそういう描写があって、その後の固有名詞なら分かりますが。
魔法に関してもやはり 405 さんの言う通りですかね。
とは言え、
こんな小さな枠内では、最初っから決め打ちするのも仕方ないですけど。
414:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/07/22 23:02:55
建設的な意見は出し合った方がいい!
小説を書く上で必要な才能はひとつだけ!
努力を惜しまない才能があれば、それでいい!
ワイの考え!(`・ω・´)
415:名無し物書き@推敲中?
10/07/22 23:51:36
くっ…綺麗事をほざきやがる。そんなんじゃおまんまの食い上げなんだよ!
416:名無し物書き@推敲中?
10/07/23 02:13:14
なんか酷評スレと同じ道をたどってるような
417:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/07/23 06:35:40
酷評スレッドには点数がない!
書き込めば全員が等しく審査員!
しかも、各々の基準で勝手に行う!
ここではワイの基準で点数を付ける!
大きな違いがある!(`・ω・´)