10/05/01 09:48:42
くっぱさん（時田唯）：二冊とも毒にも薬にもならない、極めて没個性的なモノ。テストの模範解答(ただし、満点じゃない)のような作品。
アヒルさん（原中三十四）：同上。キャラクターに少々の個性は見られるものの、作品全体としてはかなり地味。
かっちさん（逢空万太）：パロディ主体ではあるものの、着眼点は面白く、それが着実に作品の面白さに繋がっている。ただ、パロディに頼らない、面白い作品が書けるかどうかは疑問。
取り敢えず、個人的な意見な。
総じて、よくて中堅クラス。
確かにラ研から禁書や「これはゾンビですか？」みたいな「テストで言えば赤点だけど、面白い答案」が生まれる事はなさそう。
ラ研で公募前の禁書やゾンビが公開されたとしても、多分マイナス点だろう。
自分も点数付けるとしたら「全体的に勢いがあり面白くはあるが、矛盾が多い。科学知識も間違いだらけ。よって0点、よくて10点」だろうな。
ただ、そういう作品は編集部としてもバクチだろうし、何かない限りは採用しないと思うんだよね。当たればデカイ。外しても出版社・編集部にそうそう打撃はないが、作家にはキツイか。
ラ研に従って中堅作家で数冊だして満足するか、ほぼ一発勝負の大博打に賭けるかは本人次第。