10/05/01 18:15:05
この街にいるかぎり、私に与えられる食料は、天井につられたバナナしかありません。
この棒は天井につられたバナナを落とすために使えます。
天井にバナナがありました。
街の英雄のジョナサンジョースターは、毎日フォアグラを食べていてずるいと思います。
ジョナサンジョースターよりも私のほうが、ボランティアに参加した回数がずっと多いのです。
そして、与えられる食料は、本来ならばボランティアに参加した回数に比例してゴージャスになる決まりのはずでした。
悪い警官がいました。
悪い警官は私をぶちます。
悪い警官はキリストだってムハンマドだってブッダだってぶちます。
私の大好きな信長様の後ろを、悪い警官は襲おうとしていました。
私はこの棒で、悪い警官をたたきました。
棒はもう使い物になりません。
私はもう、天井からバナナを落とすことが出来ません。
天井からバナナを落とせない私は、バナナを食べられず、
また、私の大好きな信長様も、バナナを食べられないので飢え死ぬしかありません。
悪い警官を倒したことで、私は街の英雄になりました。
英雄になったので、私は天井からバナナを落とさなくても、
大好きなフォアグラをたくさん食べられます。信長様もフォアグラを食べれます。
ジョナサンジョースターは今日もつられたバナナを落とそうと、波紋を修行中です。