10/07/04 12:01:00
ボーダレス小説できたよー(^o^)ノ
吾輩は猫である。名前はまだ無い。
―あれ? 我輩がどこで生れたのか……全く見当がつかない……。
何でも薄暗くてジメ~っとした所にワガハイ一人きりで、思わずニャーニャー泣いちゃってたのは覚えてるんだけど……。
しかァし! 吾輩はここでェ、始めてッ! 人間というものを見たッ!!
「しかもさあ、噂によれば……書生っつーのは人間中で一番獰悪な種族なんだってよ」
この書生というのは時々、我々を捕えて煮て食べるという話らしいんだ。やれやれ。
(だけど、その時は何にも知らなかったんだ。全然恐しいとも思わなかったんだ)
ただ彼の掌に載せられてスーと持ち上げられた時何だかスピリチュアルな感覚がワガハイのカラダを駆け巡るばかりであった。
男は書生だった。連れてかれてクッキングされた。「ニャーやめて!」猫鍋をきめた。
「ガブッ!ムシャッ!」ワガハイは死んだ。則天去私(笑)