09/10/15 14:36:50
創作講座初級編
1.赤の他人に時間を使わせた上で、その時間はむだでなかったと思わせること。
2.男女いずれの読者も応援できるキャラクターを、すくなくともひとりは登場させること。
3.たとえコップ一杯の水でもいいから、どのキャラクターにもなにかをほしがらせること。
4.どのセンテンスにもふたつの役目のどちらかをさせること----登場人物を説明するか、アクションを前に進めるか。
5.なるべく結末近くから話をはじめること。
6.サディストになること。どれほど自作の主人公が善良な好人物であっても、その身の上におそろしい出来事をふりかからせる----自分がなにからできているかを読者にさとらせるために。
7.ただひとりの読者を喜ばせるように書くこと。つまり、窓をあけはなって世界を愛したりすれば、あなたの物語は肺炎に罹ってしまう。
8.なるべく早く、なるべく多くの情報を読者に与えること。サスペンスなどくそくらえ。
なにが起きているか、なぜ、どこで起きているかについて、読者が完全な理解を持つ必要がある。
たとえゴキブリに最後の何ページかをかじられてしまっても、自分でその物語をしめくくれるように。