09/09/06 15:13:41
>>471
以前も誰かが指摘していたと思うけど、
ぴこ山と大塚の理論の最大の違い。
俺は、評論家と小説家(原作者)の考え方の差だと思ってる。
ぴこ山の理論は、評論家が誰かの作品を後付けで分析した結果に生まれたもの。
大塚の理論は、実作の過程から止むを得ずの形で必然的に生み出されたもの。
ぴこ山は添削がうまいという話もあるけど、それは評論の延長だからね。
うまいと言われても納得はいく。
>思いつく方法(AをBとミスリードさせる方法)は提示してないんだよね。
その部分こそ、作者の能力とオリジナリティが試されているところだからでしょ。
だから、あえてそこは詳細に説明せずに、どうするかは利用者側にゆだねている。
という見方もできるけど、実際のところは、
ぴこ山を貶すわけじゃないけど、技術的な発想が苦手なんだと思う。
この部分にきたら、ミスリードをさせる、ということはわかってはいてもその方法にはたどりつけないという。
だから、あらすじ創作キットも本当の意味でのアウトラインだけの作成になっているんだと思う。
>>318にもあるが、
実力があれば、どんでん返しの理論を知らずとも書けるんだよ。
というより、実力があるから、ぴこ山がボカしているところを自力で埋められるんだ。
ぴこ山の理論は知識としては活かせるけど、それ単体を活用した執筆は難しいよ。
その意味では真朱は地味ではあるが、実力は一応あったんだよ。
あくまで俺がそう思うだけだけど。