09/03/12 23:45:02
第15回日本ホラー大賞と言えば、「庵堂三兄弟の聖職 」。
遺体からモノを作る遺工という斬新な設定でした。
こちらの作品も、豚さん目線という面白い設定ではあったんですが、
世界に飛び込めませんでした。
お風呂に入る時みたいに、つま先で温度を見て止めた感じ。
表題作の「トンコ」だけでなく、他の2つの短編も同じでした。
文章を読んでいても、イメージが膨らまなかったです。
「人間の心の底の闇と哀しみ」がどこにあるのか、
私には分からなかったです。
ホラーっぽいような生臭いような、気持ちの悪さだけが残り、
読後の気分もあまり良いとは言えません。。。
読書メーターさんでは絶賛されている方ばかりなので、
またしても人とは違う自分を発見してしまった気分です^^;
作者さんは、雀野日名子(スズメノヒナコ)さん。
名前はすごく可愛らしいんですけどね。
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