きらら携帯メール小説30at BUN
きらら携帯メール小説30 - 暇つぶし2ch112:名無し物書き@推敲中?
08/09/11 20:20:05
締め切りのない賞には出さないほうがいいよ
ああいうのは大賞ださないように出来てる
出版だけ持ちかけるパターン

113:名無し物書き@推敲中?
08/09/11 21:00:57
>>110です。

レスありがとう、>>112
愚痴ってスッキリしたし、これで踏ん切りがついたよ。
早速、目次に使う写真素材探しに行って来る。
で、ついでに、某WEB小説大賞にエントリーすることにする。
落選作(つーか編集シカト作?)だから賞取りは無理だろうけど、
頑張って書いたから色んな人に見てもらいたいんだ。
とりあえず、どこがダメだったのか考えながら、改稿してみる。

114:名無し物書き@推敲中?
08/09/11 23:52:17
>>110
ヒント
受賞者は二人とも、何作も送り続けてきた努力・継続力を買われての受賞。
一作送っておしまいの人はそもそも門前払いかと。

115:名無し物書き@推敲中?
08/09/12 00:31:14
110です。
改稿に疲れて戻ってきたら、またレスがついてて吃驚した。
アホな愚痴なのに、ありがとう。
実は、最初に送ったやつの結果が出たら、すぐに次の送ろうと思って、
300枚ちょい越えのと、450枚くらいのを準備してたんだ。
でも、いつまで経っても連絡がないし、他の賞に送れるような枚数でもないので、
「きららの長編は、また書けばいいや」と思って、テキストサイトを作ってみたんだ。
そしたら、最近になって、某テキスト系サーチのランキングで1桁台をキープできるようになって、
WEB拍手で「ファンです」とか言ってくれる人が現れるようになって。
でも、嬉しい反面、「ごめんね。自分は、プロにはシカトされるようなヘボいものしか書けないんだ」なんて、ちょっと拗ねてたんだ。
>>114のお陰で、自分のやり方が間違ってたことが分かったよ。
結果が来なくても、次のを送らなきゃいけなかったんだね。自分のリサーチ力が足りなかったんだな。
きららとは縁がなかったと思うことにするよ。
長文、ごめんね。

116:名無し物書き@推敲中?
08/09/12 01:20:24
つか、普通に電話して聞いてみたら?

「一年前に応募した原稿なんですけど、
お返事をいただけないので引き上げさせていただいてもよろしいでしょうか?」
程度のことを聞くのに、なぜそんなにゴタゴタ考えてるのかよくわからない。
なんか手違いがあって、返信が届いてないだけかもしれないし。

一度預けた以上は、いちおう許可を取っておいたほうがいいと思うよ。

117:名無し物書き@推敲中?
08/09/12 01:32:40
>>116
110です。
ごめん、きららの注意点のところに、「選考結果のお問い合わせにも応じられませんので~」
って書いてあったので、そういうのもダメかと思ってた。
そうだね、「選考結果」と「引き上げ」は別の問題だもんね。
自分、やっぱりアホだわ。
編集部に連絡してみます。

118:名無し物書き@推敲中?
08/09/12 01:52:24
きらら長編の「選考結果のお問い合わせにも応じられませんので~」は、
「6カ月以上経過しましたけど、どうなりましたか?」って聞いてくんなよ、
って意味なのか?

119:名無し物書き@推敲中?
08/09/12 03:44:21
別に訊くくらいは問題ないと思うよ。ただ、電話するなら忙しい時間帯は避けること。


120:名無し物書き@推敲中?
08/09/12 07:13:25
きらら、すごいな。
>115に「一度預けた以上は」とあるが、その預かったものは、まだきららのものじゃないってことだろ?
それなのに、書面に記載した期日を半年以上も放置してたら、相手が個人だろうが下請零細企業だろうが、
普通の企業なら菓子折り持って謝罪に行くぞ。
出版業界の感覚って、何か特殊なんだな。

121:名無し物書き@推敲中?
08/09/12 09:56:20
商品にならないような作品は燃えるゴミと一緒だろ…
ゴミの出し手に謝罪するなんて発想はそもそもないと思われ。

個人的には、7ヶ月経って何の音沙汰も無ければ、
作品名と送った時期などを明記してメールで問い合わせ。
それでも返答が無ければ電話。ここまでやってもダメなら
送った作品は好きにしていいと思う。
ていうか、きらら文学賞って、編集部が受け取ると
「受け取りました」っていう通知が来るとか
どっかで見たような気がするんだけど、そういうのは来なかったのかな。

>>115
きららは今のところ、魅力的な一作品よりは、
ほどほどのものを何作品も安定して書ける人を求めてるみたいだから、
書いたやつ全部送り付けてみたら?
その気がないなら、ネットで公開したり自費出版したりを考えればいい。

122:名無し物書き@推敲中?
08/09/12 10:22:34
300枚ちょい越えのと450枚くらいのは
ネットで公開しちゃったってことか。読解力なくてすまん。

123:名無し物書き@推敲中?
08/09/12 10:25:36
おいおい、ゴミかどうかは、見てみんことには分からんだろ……
実際、受け取り後半年以内に、必ず目を通しているのかどうかすら分からんのだし。

受領通知が来るのは、きららじゃなくて小学館文庫小説賞の方じゃなかったかな。
確か、きららは何もなかったと思う。
良作か駄作かというのは置いといて、>>115は長編を何本も完結させられる人みたいだけに、
ちょっと勿体ないね。
他の賞を狙ってみるのはどうだろう。
必ず、リサーチしてからな。

124:名無し物書き@推敲中?
08/09/12 17:34:42
ここ見て初めて知ったが、文芸賞って落選した人にも連絡くるもんなの?ちょっとびっくり

125:名無し物書き@推敲中?
08/09/12 19:10:01
きらら長編は、選考結果が届くらしい。
都市伝説だが。

126:名無し物書き@推敲中?
08/09/12 20:54:54
>>124
締切日を定めていない文学賞は何かしら返事が来るのでは?
メフィストとか。

127:名無し物書き@推敲中?
08/09/13 00:09:04
6カ月以内って選考方法のところに書いてあるのなら、
普通はその期間が過ぎたら落選したものと思っていいんじゃないの?

128:名無し物書き@推敲中?
08/09/13 21:59:04
第一回のきらら賞受賞者、ばかすか書いてるようだが、あれは一体どういうこと?

129:名無し物書き@推敲中?
08/09/14 09:44:24
>>128
第1回きらら文学賞の選評に書いてあったのだが、彼は4作品?(5作品だったかもしれん)送ってたらしい。
規定違反ではないようだ。
そのうちの1作品が見事受賞。
質はどうあれ、1年足らずでそれだけ書いたのならなかなかのもの。
乱れうちすれば当たるかもしれんな。

130:名無し物書き@推敲中?
08/09/14 10:07:26
>>129
他の賞では、4作、5作の乱れ撃ちは失笑されるんだがな。
>>115のように、他の賞と同じ感覚で応募すると損をするってことだな。

131:名無し物書き@推敲中?
08/09/14 13:24:03
>>129
好みの作風ではないけれど、それだけ頑張って送ってたのかと思うと、
なんだか応援したくなってしまうなぁ。
『ア・ハッピーファミリー』はふつうにいい話だと思った。

ふつうにいい話はあんまり好きじゃないんだけどw

132:名無し物書き@推敲中?
08/09/14 18:52:00
ところで、ネットに晒した小説を半分くらい書き直したんだが、これは未発表作品にあたるのかな?

133:名無し物書き@推敲中?
08/09/14 19:14:31
ネットに晒したかどうかなんて
結局のところ選考側にはわからない
おまえがネットに晒したという第三者の証言くらいじゃ意味がない
その証拠が残ってるならまだしも

で、誰もそこまでしない

134:名無し物書き@推敲中?
08/09/15 09:34:07
今月はダ・ヴィンチでも原稿用紙換算1~3枚(400~1200字)の
作品を募集してるよ。

泣けるいい話100
URLリンク(web-davinci.jp)

135:名無し物書き@推敲中?
08/09/15 11:38:57
吐ける話や抱ける話なら……

136:名無し物書き@推敲中?
08/09/15 14:15:23
抜ける話のほうが需要あるのに

137:名無し物書き@推敲中?
08/09/15 16:26:43
最近の俺の泣けた話。

バイトに向かう途中、街中でばったり、女友達と三人で買い物してる妹に会った。
「よお」と声を掛けようとしたら、思いっきり冷たい目で睨まれた。
俺は中途半端に挙げた手をどうしたら良いのかわからず、その場で固まってしまった。
「なにあれ。知り合い?」と妹の友達が言う。
「え、知らない。なんかヘンな人じゃないの?」と妹が言う。
「やだ、キモ。ブサメンのくせにナンパ?」ともう一人の友達が言う。
きゃー、やばーい、と下品に笑いながら女達は通り過ぎて行った。

つい、この間まで、「にいにい、おしっこ。ね、ついてきて」と言っていた妹が。
「にいにい出かけんの? カナも連れてけー、おいてくなー」
と顔を真っ赤にして、手足をばたつかせていた妹が。
俺を、冷たい目で、「ヘンな人」と言った。

とぼとぼと下を向いて歩いていたら、携帯が震えた。
「セーラームーン」のテーマだ。これは妹専用の着信音。
恥ずかしいから嫌だよ、と言う俺に、妹は、
「カナが恥ずかしいだとー!! にいめ、許さーん!!」と
セーラームーンの決めポーズを取って、むぎゅう、と抱きつき、
「とどめだぁ!!」と誇らしげに一発屁をかました。

「街中で声かけんなバカ」妹のメールはそれだけだった。
屁よりもきつい、一撃だった。俺は本当に打ちのめされた。
涙をかみ殺しながら、バイトに向かった。

そして、夜遅く帰宅すると、ダイニングの上に、冷めきった食べかけのたこ焼きがあった。
「にい、おつかれさま」
子供のころから少しも変わらない、妹の丸文字で書いてあった。
涙腺が、一気に崩壊した。
ばかやろう。せめて、ひとパック全部残しとけよ。

138:名無し物書き@推敲中?
08/09/15 23:48:10
>>137
とりあえず外に出よ。な?

139:名無し物書き@推敲中?
08/09/16 18:12:44
>>137
乙。古典的展開だねw もっと最後、気の利いたツンデレのデレがないと泣けないかも。

140:落ちた人
08/09/17 08:41:40
落選作です。ご意見など頂けると嬉しいです。

「真夜中のカブトムシ」

私はカブトムシの着ぐるみを身に纏った姿で、玄関の扉をゆっくりと開け、アパー
トの部屋からそっと出てみた。
夜が、更けていた。見慣れた筈の、いつものアパートの廊下が、何か普段とは違っ
て見え、廊下を、ただ蛍光灯が照らしていた。
カブトムシ姿の私は、しばらくじっとして、耳を澄ましていた。何の音も聞こえて
はこなかった。廊下には、私の部屋と同じ形をした扉が、一列に並んでいた。
私は、ある部屋の前まで行って、扉を見つめた。中には、会社勤めらしい、二十代
半ばの女性がひとり住んでいる。三十代の私にはうってつけの、中々の美人だった。
普段、同じアパートの住人として、この廊下などですれ違ったときに、頭を下げ合っ
ていた。しかし、名前さえ、全く知らないのだった。
本当に中に女性はいて、今寝ているだろうか。入って行って確かめたい気がした。
扉には、オスのカブトムシのかたちをした影が、はっきりと映っているのだった。
私は、女性を部屋に招き、リボンの付いた大きな箱から、ツノの無いカブトムシの
着ぐるみを取り出すところや、カブトムシ姿の男女が、腰をぶつけ合っているところ
や、仲良くスイカを食べ合っているところを、独り思い浮かべた。すると、自然と笑
みが溢れて来た。
私は、扉のノブに手を掛け、開けようとした。鍵がかかっていた。
私の頭に、カブトムシの姿で、独り部屋の中でひっくり返って死んでいる、年老い
た自分の姿が思い浮かんた。

141:落ちた人
08/09/17 08:42:27
外に出ると、真夜中の町は静まりかえっていた。
私の住むアパートの、前の家の庭には、犬がいる筈だった。カブトムシが現れてい
るというのに、吠えだす気配はなかった。ニオイで、いつもスーツ姿で前を通る私だ
と分かっているのだろうか。眠ってしまっているのだろうか。
私は、ひたひたと歩いて行った。夜が、いい匂いだった。
空を見上げると、月が出ていた。
もし、あの月に超高性能の望遠鏡があったとしたら、突然、真夜中の町に現れた人
ほどもある大きさのカブトムシを、捉えることは出来るのだろうか。町の片隅に私を
張り付けたまま、地球は恐ろしい速さで自転と公転を続けているが、それは、私には
実感することはできないのだった。
私は、真夜中の町を歩いていた。まだ、人には出会ってはいなかった。

142:名無し物書き@推敲中?
08/09/17 09:05:40
この間の話だが…
マックで一人で食べていたら、いきなり女子中学生が来て「ブッサイク~死ねよ★」って言って逃げてった。
入り口には何人か仲間がいた。
学校帰り、何かの罰ゲームらしい。


143:名無し物書き@推敲中?
08/09/17 12:23:01
>>142
子供の遊びは残酷だよなぁ……

俺は小学生の頃、近所のふくよかなねえさん(たぶん大学生ぐらい)に
「おっぱいブス!!」と言って、ガチ泣きさせたことがある。。。
優しくていい人だったんだけどな。以来、口をきいてくれなくなった。
今でも反省している。

144:名無し物書き@推敲中?
08/09/17 12:41:27
>>140-141

スマンがまったく意味がわからない。
カブトムシの着ぐるみ??? なんだそれ。いったいなんの象徴だ?
「訳がわからないけどおもしろい作品」というのはたしかにあるが、
これは特におもしろいわけでもない。
風景としてはシュールかもしれないが……
そういえば、古屋実の漫画の表紙でカブトムシ着た奴があったなぁ。
内容は知らないんだけど、それのリスペクト作品だったりする?

145:名無し物書き@推敲中?
08/09/17 13:17:50
>>140-141
仮定や妄想の話に終始していて、読んでる方としては「だから何だよー」と思ってしまう。
訥々とした文体は頭の少しおかしな人の語り口には合っているかもしれない。
主人公がカブトムシの着ぐるみを被る理由が全く読み取れない。
>リボンの付いた大きな箱~仲良くスイカを
の絵は面白い。はじめから、カブトムシの着ぐるみを被る男女の話にしていたら
すんなりと読めたかもしれない。
あと、「着ぐるみ」で簡単に済ませてしまってるけど、着心地とか、暑くはないのか
とか、視界はどうなのかとかが描写されてないので、普通の人間が歩いているのと
変わらないように見える。着ぐるみを着る機会なんてなかなか得られないだろうけど、
それならもっと着ぐるみを着ている自分をじっくり想像してから書いてほしかった。

146:名無し物書き@推敲中?
08/09/18 08:41:17
>>140-141
作風の違いもあんなあ。
きららって、マンガ雑誌で言えばサンデーやビックコミックオリジナルなんだよ。
求められてるのは、オーソドックスな手法の名人芸だ。
確かに素人には名人芸はないけど、なんというかそういう感じだ。
伝統芸の手法というか、公民館にある蒔絵箱とか、歌舞伎とか、そんな感じだよ。
いわゆるあだち充のマンガだ。
こんなことを言うときららを貶してるようだけど、特質の問題。
ガロというか、つげ義春みたいなものを書いても、いくら上手くなってもきららじゃあ入賞はせんと思うぜ。
つげ義春を一部パクッたあだち充はいいけど、つげ義春はダメなんだよ。
きららは純文学ポイのでもW村上以前の感じだし。
媒体と自分の接点も考えないとな。

147:名無し物書き@推敲中?
08/09/18 11:02:22
何言ってるのかわからん

148:名無し物書き@推敲中?
08/09/18 12:50:42
>>146
カブトムシの着ぐるみは、ガロ風なのか?
つげ義春は大ファンだけど、>>140-141はさっぱりわからんかったなぁ。

シュールなのは、いいんだけど。
意味不明でも、無理矢理納得させてしまうほどの魅力や、
強い説得力があれば、いいと思うんだけど。
残念ながら、自分には>>140-141にそれを感じられなかった。

>きららは純文学ポイのでもW村上以前の感じだし。

W村上風の作品には、もうヘキエキしてる、ってことなんじゃないの?
自分も春樹は大ファンでコンプリートしてるし、
『限りなく透明に~』は百回は読んでるから、間違いなく影響を受けてしまっているのだが、
それでも、春樹・龍臭の漂う作品を読むと、「お前もかよ」とうんざりしてしまう。
自分のことは棚に上げてなw
W村上以後は、これほど莫大な影響を与える作家はまだ出てきてないだろ。
部分的にはいるかもしれないが(女性は川上弘美や江國香織っぽいのが多いな)、
全体を見渡すと、みんなどこかしらにW村上(特に春樹)の影響を受けてしまっている。

シロウトがそれを逃れようともがくと、「W村上以前の感じ」に見えるんじゃないか?
「W村上以後の感じで、もっと新しい」のが出てきたら、
そいつはものすごい才能の持ち主だと思うが。

149:146
08/09/18 13:54:34
なるほど、まあ、W村上風に辟易してるというのは同じだが。素人がそれから逃れようともがくと、以前の感じに見えるというのは、あまりにも贔屓目過ぎるとは思うが。
つげ義春というのはたとえで出したまでで、>>140-141がそうだというわけじゃあない。
ただ、ジャンルを考えろということだ。別に岡崎京子でも、なんでもいいよ。
やっぱりあだち充と岡崎京子は違うだろ。
で、川上弘美や江國香織の名前も出てるし、あなたもポイと言ってるけど、
だからオレは、ポイものが受けるのでは、と思ってるってことです。
誰かが発明した文体とか手法で、ある程度の書き手がマスターして、ある種行きわたったものを、
上手く読みやすく、より先鋭的なところを無くしたこなれて書ける人がウケる。
そういう感じなのではってこと。だから、岡崎っぽいもの、つげぽいものも受ける。
オレはきららは、オーソドックスな手法の名人芸だと思うがね。
批判してるわけではないし、先鋭的じゃないから、いけないと言ってるわけじゃない。
なんだか、自分はセンスが悪い、新しくないみたいに言われたと、不快になってるのかもしれんが。
新しいから、先鋭だから、いいというもんでもないでしょ。名人芸も立派に価値あることだよ。
まあ個人的な感じ方の問題だが。
>>140-141は、君は千字に相応しくないものを書いてるよ。わけわからんものを持ってくるというのはありだと思う。
着ぐるみを着ているのはホテルニューハンプシャーとか、わけわからんものだとサリンジャーのバナナフィッシュとか。
ただそれらは、そこまで積み重ねてきたエピソードや描写で、なんとなくそれが何の象徴なのかがわかる。
千字だと、描写やエピソードが足りなくなるから、何だ、わけわからん、になるのでは。
五十枚ぐらいの短編向けじゃないかな。
尖ったものを書こうとして、詰め込み過ぎて空中分解してるよ。
前の人も言ってるように、着ぐるみを着た実感とか、
同じマンションの女の人への偏執的拘泥とか、あるいは奇妙なカブトムシ男女とか、
そういうので良かったのでは。カブトムシの着ぐるみは愚鈍で滑稽で、いいと思うぜ。
吉田戦車の斎藤さんみたいで。

長文スマン。


150:148
08/09/18 14:42:03
>>149
レスありがとう。
ああ、違うんだ、不快に感じたわけでもなんでもない。

「シロウトがそれから逃れようともがくと~」っていうのは、自分のことを言ったんだw
自分の場合、スラスラと思いついたままに書くと、
自分で読み返しても失笑してしまうほどに「春樹オタ」な文章になってしまう。
小説に限らず、ブログでもメールでもそうなんだ。
自分でも呆れるほどに、春樹の文体が染み付いていて、
さらに悪いことに、それは「リスペクト」ではなく、「質の悪い劣化コピー」でしかない。
春樹臭くても、小川洋子や伊坂幸太郎レベルならいいんだけどな。

春樹の呪縛から逃れようとすると、「それ以前」な感じになってしまう。
要するに、オリジナルな文体やセンスが確立されてないってことだ。
読んだ端から影響を受けて、いい気になって書き散らしては落ち込む。
「これはどこかで見た奴の下手なコピーだな」と。

……なんかきららと全然関係ないことを書いてるな。ここらでやめる。
後半の>>140-141に対する意見は同意。
実は俺も「斎藤さん」を思い浮かべて読んでたw

151:名無し物書き@推敲中?
08/09/18 16:06:17
影響を受けたものをカッコに入れるって難しいね。
で、そのカッコを外そうとすると、途端に古臭いものに感じられる。
上手いコピーで行くか、新しいものを生み出すか、
どちらかが出来るようになれば、世に出られるんだろうけどね。

152:名無し物書き@推敲中?
08/09/18 23:05:54
ここにも斉藤さん思い浮かべた人がいますよ
村上春樹読んだ事ないせいか安部公房ぽいと思った

153:名無し物書き@推敲中?
08/09/19 00:23:27
20日は土曜日だから明日更新するかな?

154:落ちた人
08/09/19 16:31:36
みなさまご意見ありがとうございました。ダメなところがよくわかりました。
元々これは原稿用紙十枚位の短編で、そこには着ぐるみを着るシーンや、
なぜ着るのか、普段はどんな人間なのか、ということを書いていたのですが、
千文字にする過程で、それらを上手くいれて圧縮することができませんでした。
千文字で書くって本当に難しかったです。
結局、テーマとラストシーンだけ書くかたちになって。
>>140-141こういう形でも伝わるかな、とどこかに自分側の視点からだけで見る、
甘えがあったと気づきました。
自分が捉えているイメージは、他人というのをちゃんと想像しないと、伝わらないんですね。
ご指摘頂いて、自分には決定的にそういうふうに書く能力が足りないとよくわかったので、
これで諦めようと思います。予備予選にも残りませんでしたから。
最後に、私の拙い文章を読んで頂き、本当にありがとうございました。


155:名無し物書き@推敲中?
08/09/19 17:52:53
そういえば応募する際のメールのタイトルってなんか入れている?
先月初投稿した際はタイトル空だったけどそれでいいのかな

156:名無し物書き@推敲中?
08/09/19 18:11:10
私用のメールじゃないんだから、件名は入れるべきだと思う。

157:名無し物書き@推敲中?
08/09/19 18:41:43
やっぱり件名入れなかったのは失敗だったか
「きらら携帯小説」とでも入れておくか…
ありがとう

158:名無し物書き@推敲中?
08/09/19 19:19:45
更新きてる
あと締め切り明日だよ
みんなちゃんと推敲しろよ

159:名無し物書き@推敲中?
08/09/19 21:31:49
さーて書き始めるか

160:名無し物書き@推敲中?
08/09/20 02:12:36
トカゲについてはもう何も言わないw だが、「いい作品だと思う」とだけ言っとく。

今回の入選作では、「魚の骨」がいちばん好きだ。
ぽつん、ぽつん、という感じの、素朴な語り口と、ラストのグロテスクさの対比がいい。

「Allegro moderato」のひりひりした緊迫感もすごく良かったが、タイトルが読めない。
どーいう意味なんだ、これ?

盛田氏に高く評価されている「リピート」は、個人的にはピンとこなかった。
前回の「地底湖」はとても好きだったんだけどな。
でも、コバルトの空に銀の機体、鮮やかなメロンソーダなど、
うつくしい色彩をくっきりと浮かびあがらせる手腕は、さすがだ。ラストシーンもいい。
トカゲは前回もダブルだし、今回はこちらを、とはならなかったんだろうかw
そういうシビアさは好きだけど、作者は悔しかっただろうなぁ。

「はなび」のラストは……好き嫌いが分かれるんじゃないか?
個人的には、ちょっとアレだった。歌野晶午の「葉桜~」を思い出した。
いや、あの小説はすごく好きなんだけど。
でも、18歳でこの文章と構成力はすごい。将来はプロ作家確定だろ、これ。

楢山さんとやまださんは、今回はちょっといまいちだった。

161:名無し物書き@推敲中?
08/09/20 02:22:20
>>155
毎回「きらら携帯文学応募作品」て入れてる。
で、本文に、

・タイトル「○○」
・ペンネーム「××」
・年齢 △歳

<本文>
……
……
<本文終了>

という感じで送ってる。
みんなはどうしてるのかな?

162:名無し物書き@推敲中?
08/09/20 14:00:55
>>154
このモチーフは1000文字向けではなかった、というだけのことだと思うけどな。
同じテーマでも、見せかたによっては1000文字で書けるんじゃないか?

……まあ、1000文字小説なんて書いたって書かなくったって人生に影響はないから、
「諦めようと思う」という意思を俺がとやかく言うのも変だけど、
読者視点を忘れて身勝手に書いてしまう、というのは、誰だって最初はそうだと思う。
重要なのは、それに気づけるか否かで、
気づけなかったら、内輪ウケ以上のものはけして書けない。
気づけたら、多くの人に読んでもらえるものを書ける可能性が残っている。
(あくまでも、「可能性が残っている」というだけだが)
気づけた>>154には、まだ可能性が残ってるんじゃないだろうか、と俺は思うんだけど。

余計な口を挟んでスマソ。

163:名無し物書き@推敲中?
08/09/20 17:43:13
なんか突然過疎ったね。
無差別プロバイダーアク禁連発の影響?

164:名無し物書き@推敲中?
08/09/20 20:22:48
ギリギリまで推敲してる人が多いんだよ。

165:名無し物書き@推敲中?
08/09/20 20:25:21
ああ、今日締め切りか
今から考えるわ

それにしても毎回似たような作品が並ぶようになってきたな
選者同じだからか

166:名無し物書き@推敲中?
08/09/20 21:11:46
ほんとに携帯で読めるようになればいいのになぁ
電車の中とか外出中の暇な時間に気軽に読みたい
他の携帯小説みたいに携帯から読めるとなると、お手軽さが先行してしまうから賞自体が軽くなるのを避けてるのかな

167:名無し物書き@推敲中?
08/09/20 21:24:35
俺としては、むしろ毎回似たような作品が並ばないようにしようとして、なぜかトカゲヘッドさん
が選ばれてるように思える
あの人変則的だからな

168:名無し物書き@推敲中?
08/09/21 07:20:26
>>161
携帯文学www
おいおい「文学」と「メール小説」だいぶ意味違うよ。
いちおう固有名詞なんだから。
釣りだよね。

169:名無し物書き@推敲中?
08/09/21 07:49:05
わかった
今度からは「文学」を「文楽」に変えて送るわ

170:名無し物書き@推敲中?
08/09/21 10:08:59
>>168
素でいままでそういう名称だと思ってた……
「きらら文学賞」と混同してたらしい。。。

つっこんでくれてありがとう。
でももう今月も送ってしまったよ。。。orz

171:名無し物書き@推敲中?
08/09/21 14:29:55
みんな仕事なにしてんの?
俺はリーマン

172:名無し物書き@推敲中?
08/09/21 14:36:55
>>171
それはそれは! 大変だったでしょう。
しばらくは執筆に専念できますね。

173:名無し物書き@推敲中?
08/09/22 22:30:28
さすがに〆切過ぎた直後は静かだな

174:名無し物書き@推敲中?
08/09/23 00:19:05
ふふん、そんなこというなら投下しようじゃないか

175:名無し物書き@推敲中?
08/09/23 00:51:02
今月は277か。
最終残れますように。

176:名無し物書き@推敲中?
08/09/23 11:02:38
今夜の世にも奇妙な物語でちょっと勉強

177:名無し物書き@推敲中?
08/09/23 14:46:41
昼寝していたら夢ン中でアイデアを思い浮かべてた

178:名無し物書き@推敲中?
08/09/23 16:55:40
そりゃ良い意味での創作中毒やな

179:名無し物書き@推敲中?
08/09/23 21:07:48
今日のよにきみょはハッピーエンドの話あるかな

180:名無し物書き@推敲中?
08/09/23 23:54:23
世にも奇妙は、最後のやつとその前のやつがシュールでよかった。

181:名無し物書き@推敲中?
08/09/24 00:54:59
行列刑事のオチがすぐ読めたが面白かった
千字で書けないかな
誰か書いてみてw

182:湯豆腐さん
08/09/24 01:01:37
きららに奇妙な作品送ったがすべてスルー喰らった件

183:湯豆腐さん
08/09/24 01:04:41
あ、微妙に怖いというか不気味な話が一つだけ最終までいったわ不倫もの
行列書いてみる

184:名無し物書き@推敲中?
08/09/24 05:16:40
カゴの中の鳥

 俺は産まれた時から、塀の中でしか生きられない運命だった。
 もう30年近くもの間、俺の見る風景は灰色一色でただ生きる事だけが仕事になっている。
 毎日三度の食事も運ばれてくるし運動をする道具もあるが、娯楽というものは全くない。

 そこに、またあいつが顔を出した。
 年に一度くらいしか現れないが、俺にとっては憎しみの象徴である。
 ドアを乱暴に開け、ズカズカと俺の唯一の砦に踏み込んでくる。
 俺と全く同じ顔をしたあいつは、歪んだ笑みで俺を見つめていた。

「よう、俺のパーツ。
 元気にやっているか?」

 俺は憎しみを込めて、あいつを睨みつけた。

「俺はこれでも人間だ!
 生きているんだ!」

 あいつは鼻でフンと笑い、俺を見下している。

「お前は俺の体が壊れた時の、予備のパーツなんだよ。
 俺のおかげでお前は生きる価値が出来る。
 俺の遺伝子から産まれたクローンに、人権なんざ無いんだよ」

 俺は、クローン技術で産まれた。
 あいつの臓器などがダメになった時の為に、体を提供するだけの存在でしかない。
 拒絶反応が出る事もない、パーツに過ぎなかった。

185:名無し物書き@推敲中?
08/09/24 05:17:51
 俺は毎日食事を取り、健康の為だと運動をさせられた。
 あいつの命を少しでも長くする為だけに。
 ただ、過ぎていく時間を数えるだけの、カゴの中の鳥だった。
 全く自由も無く、大空に飛び立つ事なく死んでいく。
 それからも俺は、長い時間をただ生きていた。

 あいつは今、セイジカというものをやっているようだ。
 何をするのかは良く分からないが、ソウリというものになったらしい。
 あいつのパーツでしかない俺は、それがどんなものかを理解する必要はないらしい。
 食事を運んでくる人に聞いたが、教えてくれる事は無かった。

 そして、運命の時はやってくる。
 何やら外が慌ただしく、あいつの名前が飛び交っていた。
 どうやら、あいつの体に異変が起きたらしい。
 俺は、どこのパーツを提供する事になるのだろう?
 人が乱暴にドアを開け放ち、俺に詰め寄ってくる。

「あなたのオリジナルが、車で事故に遭いました。
 脳を破壊され、即死の状態です。
 これから貴方には、総理としての訓練をしてもらいます」

 俺はカゴから出され、空を飛ぶらしい。
 あいつのパーツから、オリジナルに変わった瞬間だった。

186:名無し物書き@推敲中?
08/09/24 05:59:24
言っちゃ悪いが、どこかで見たストーリー…

187:名無し物書き@推敲中?
08/09/24 10:33:01
>>184-185
これってなにかのリライト? それともオリジナル?
どちらにしても、「あらすじだけ」という感じで、小説としての魅力に乏しい。
文章をもっと練るべきだと思う。

188:名無し物書き@推敲中?
08/09/24 17:30:54
このネタ少女漫画にあったね、かぐや姫だったかな

189:名無し物書き@推敲中?
08/09/24 17:51:06
少女漫画は読まない
というか、恥ずかしくて読めない

まあ、最近スランプで書けなくなってたからリハビリのつもりで書いた
30分できままに書いたのが、商業用と比べられるんだからアイデアは枯渇してないみたいだな

ちょっと自信復活

190:名無し物書き@推敲中?
08/09/24 19:08:39
応募数少なすぎ

191:名無し物書き@推敲中?
08/09/25 05:50:36
がんばって書いていけばアイディアは枯渇するどころか広がっていくと思うよ
小説の内容なんてそれこそ無限のパターンが作れるし
それを選別してるのは人間の単なる趣味とか好みの問題

192:名無し物書き@推敲中?
08/09/25 13:16:28
>>189
俺は面白いと思う
つか30分で書けるのがスゲー

193:名無し物書き@推敲中?
08/09/25 13:19:44
>>189
せっかく自信を回復したところをすまないけど、
「商業用と比べられた」というよりも、単に「ありがちな話」ってだけだと思う。

自分も「かぐや姫」なる少女漫画は知らないけど、
どっかで聞いたことがあるような話だな、と思った。
藤子不二夫だか、筒井康隆だか、小松左京だか、星新一だか、
世にも奇妙な~だか思い出せないが、80年代の匂いがする。

194:名無し物書き@推敲中?
08/09/25 17:38:24
確かによくある話だね。
同じく少女マンガなんて読まないけど。ってかそんな少女マンガあってのすら初耳だけど。

195:名無し物書き@推敲中?
08/09/25 17:59:43
ベツコミかその辺りの月刊少女マンガ誌で何年か前に
なんとか修世?とかいうひとが書いてたなぁ

主人公は男で、身分は低いけど頭がいいので金持ちの庇護で出世を目指してて、
金持ちの娘にクローンがいて、そのクローンを逃がそうとして主人公は死んじゃう、
娘は事故で死んでクローンが成り代わる。

196:名無し物書き@推敲中?
08/09/25 18:37:54
>>193
結構すごい人達と思考パターンが似通ってるんだな
まあ、頑張れ
今度はリハビリじゃなくて、真面目に書いたのを読ませてくれよ

197:名無し物書き@推敲中?
08/09/25 21:30:09
あれにも似てるね、ハリウッド映画のアイランドってやつ。

198:名無し物書き@推敲中?
08/09/25 23:50:21
天賦の才の人、まだ応募し続けてるのかな

199:名無し物書き@推敲中?
08/09/26 09:54:47
小説はともかく>>189の言い訳がスゲ―
スランプ・リハビリ・30分・きままwwww

200:名無し物書き@推敲中?
08/09/26 10:19:53
やっぱ真剣な感想もらってる作品と全然違ったもんな。

201:名無し物書き@推敲中?
08/09/26 18:43:33
じゃあ、真剣に書いたやつを>>200が書くってのはどうだ?
違いを見せつけてやればいいんじゃね

202:名無し物書き@推敲中?
08/09/26 20:20:57
激しく同意

203:名無し物書き@推敲中?
08/09/27 06:53:07
次に投稿する予定の作品、丸一晩考えて20分で書いた。
もう7時かよ…。

204:名無し物書き@推敲中?
08/09/27 12:27:37
みんなストックどのくらいあるの? 自分は来月分まで

205:名無し物書き@推敲中?
08/09/27 14:12:20
アイデア(書きたいネタ)は常に5、6個あるが実際ものになるのは……1個あるかないかだろうな。

206:名無し物書き@推敲中?
08/09/27 18:21:22
自分はストックは来月分しかないな。
長編小説のコンテストに送るやつも書いているから、こっち(きらら)は片手間で書いている感じ。

207:名無し物書き@推敲中?
08/09/27 19:24:07
俺も書きたい話は沢山あるが、大体きらら向きでないという有様
つかそれ普通アイディアとは言わないだろうけど

208:名無し物書き@推敲中?
08/09/28 12:05:36
明日の月曜日には最終選考に残った作品がメルマガで発表されるのかな?
実は今回(いや前回になるのか)自分自身2度目の投稿だったんだけど、前回よりは多少は頑張ったつもり。凄く楽しみだけど不安でもあるなぁ。

209:名無し物書き@推敲中?
08/09/28 12:12:34
最終に残ってなかったらサクっと気持ちを切り替えられるが、残ってると何も
手につかなくなったりする。

210:名無し物書き@推敲中?
08/09/28 13:27:47
その発言から大体特定できる

211:名無し物書き@推敲中?
08/09/28 16:08:13
最終に残れれば……それだけで満足。そんな俺は小物なんだろうなorz

212:名無し物書き@推敲中?
08/09/29 19:30:09
自然ネタ多いなw

213:名無し物書き@推敲中?
08/09/29 21:28:16
トカゲヘッドも木から落ちる
楢山も筆の誤り

214:名無し物書き@推敲中?
08/09/29 21:49:26
新顔増えたわぁ
有好は久しぶりやね

215:名無し物書き@推敲中?
08/09/29 22:34:16
自分ではあまり出来がよくないものが残って、自信があるのは落ちてしまうのは
何故なんだろう。
まあ、いいや。
書き続けるしかない。

216:名無し物書き@推敲中?
08/09/29 22:41:04
なんか、つまらんもの好きってことない予備予選の選ぶ人。
何だろ、現代のお笑いより、やすしきよしのころのお笑いが好きというか。
センスが全体的に古くねえか。


217:名無し物書き@推敲中?
08/09/29 22:59:00
>>216
じゃあおめーのナウでヤングな落選作さらしてみろ

218:名無し物書き@推敲中?
08/09/29 23:07:49
>>215
自分は、これこそ読んでほしい!というのが落ちる
晒さないけど

219:名無し物書き@推敲中?
08/09/29 23:21:03
あるあるネタで誰かやってたな

220:名無し物書き@推敲中?
08/09/29 23:30:55
>>218
禿同。どうでも良いものは月間賞取って、自信作は最終にも残らない

221:名無し物書き@推敲中?
08/09/29 23:35:54
メルマガをとってない俺に最終選考対象作30篇を教えて下さい……

222:名無し物書き@推敲中?
08/09/29 23:40:56
単に、自己満足の強い作品はオナニーに陥ってるってだけだと思うよ。

選考する側はそういうのから真っ先に切り捨ててるんじゃなかろうか。

223:名無し物書き@推敲中?
08/09/29 23:42:56
オレもうすうす感じてたのだが、みんな同じ事思ってたのか。
どういうことなんだろ。
文学で貶し言葉に使われるけど、
よくは書けているが、面白い所がない、というものが、選ばれてない?

224:名無し物書き@推敲中?
08/09/29 23:42:57
「たたかう案山子」釜崎勝司
「少女織姫」木嶋章夫
「大阪部」上田八朔
「2時間30分」宮澤しらす
「ミックスジュース試験」梁瀬陽子
「エレベーター・ダイブ」笹鳴梢
「そらのいろ」十一
「枯れ葉」松本裕志
「遠雷」わきた
「もういちど」加瀬ヒサヲ
「ハウスハズバンドの仕事」細川又三良
「君にお父さんと呼ばれる筋合いは無い」石村ロイ
「御神木様」からたちみかん
「のうぜんかずら」野口あさ美
「黒人の手帳」二宮武志
「灰色熊と幸福な大人たち」高橋基宏
「尻穴ピアニスト」有好從桜
「味付け」葵深香
「微熱の夜に」林ペコ
「サルのぬいぐるみ」じん
「キンモクセイ」木村衣杏
「カニの世界」乍
「葬式へ行く」山崎伊織
「思惑」上路南葉
「セツダン」千種のぞみ
「こいするひと」海野桃
「雨にぬれても」不破邁
「交信」鎌田としこ
「白昼夢」横山悠
「犬の日」田中サンタ

225:名無し物書き@推敲中?
08/09/29 23:43:26
>>216
新しいセンスを発掘するとか言って、ケータイ小説化されるよりはずっといい。

226:名無し物書き@推敲中?
08/09/29 23:48:06
>>225
そういうのとはちょっと違うと思う。
極論過ぎる。


227:225
08/09/30 00:18:52
>>226
いや、自分でも極論だとは思うけどw
ただ、新しいセンスってどんなものなんだろう?
それがよくわかんない。
ただ単に、応募作である程度読めるものが古っぽいものばかりなだけで、新しい小説の送り手のレベルが低いだけかもしれない。
お笑いの喩えを借りるなら、別に現代の笑いを否定するわけではないけど、やすきよ的笑いを超えるものが出て来ていないから賞の与えようがないだけとか。
落選作を見てみないとよくわからないけど。

ちょっと前の作品だけど、晩婚ゴリラとかハンチヴォンとか、すげー新鮮な小説だって思ったんだけど。

228:名無し物書き@推敲中?
08/09/30 01:23:50
新しいセンスを早く晒してください。
ぜひ読んでみたいです新しいセンス。
自分はセンスが古いんで(?)いちおう残ってますけど
新しいセンスってどんなものなのか知りたいです。
よろしくお願いします。

229:名無し物書き@推敲中?
08/09/30 01:41:38
随分離れてたんで今の状況はよく解らんが、賞的なもんで常連とかいる(いた)のは一種異様だろ。
作品がどうこうよりそれだけ選者の嗜好や傾向にフィットしたり、狙っていったりに偏ってる
という事になる。そしたら幅も自然と狭くなるしな。投稿する方もよりウケになる。
自分の作風とか、これを描きたいってそこでの面白さで選ばれる事がなくなるな。
常連とかケータイ大喜利のメジャーシステムじゃあるまいし。
いやそれならいっそケータイ大喜利みたいにメジャーとマイナーリーグを組み込みゃいいんだよ。

230:名無し物書き@推敲中?
08/09/30 01:44:40
ウケ→ウケねらい

231:名無し物書き@推敲中?
08/09/30 02:09:58
さらせさらせという奴がいるが、さらせるわけないだろ。
その人は特定されて、受賞できなくなるだろ。
自分の作品はいろんな人に読んでもらって、冷静になればいいんじゃないかな。
きららが絶対じゃないよ。きららでダメだからって、その人がダメとは限らん。
編集者の目を絶対視しているひとがいるけど、案外頼りにならないんだぞ。
出版された本や人気作でも、出版社に相手にもされなくて、
何社も回ってやっと採用されて、それから売れたりするのはごく普通だよ。
一定レベルというのもあるが、それ以上の場合、
きららの編集者はああいうのが好きだ、ってだけのことだ。


232:名無し物書き@推敲中?
08/09/30 02:15:26
文章を書くとき、選者に媚びるようなことを書こうか迷う
本当はここはこうしたいんだけどどうせ分かってもらえないし、ベタだけど馴染みがある表現にしようかな、とか

233:名無し物書き@推敲中?
08/09/30 02:15:56
>>231
さらしても受賞できるよ?
たまにここにさらしてるけど、前回フツーに佳作だった。
だから安心してさらしなよ。

234:名無し物書き@推敲中?
08/09/30 02:26:26
>>232
オレもそう感じてる。
>本当はここはこうしたいんだけどどうせ分かってもらえないし、
>ベタだけど馴染みがある表現にしようかな
で、ベタな表現にすると予選通過、しないと未通過。
ここはそういうのの感じをつかむための練習場だと思うのがいいと思う。
ここの感覚になじみ過ぎると、賞は逆に取れないと思う。
万年最終選考みたいなタイプになりそう。

235:名無し物書き@推敲中?
08/09/30 05:18:03
どっかで見たような書き方の小説は、新人賞なんかで真っ先に落とされる、と聞いた事がある

独自色を潰される訳にはいかないんだよな

236:名無し物書き@推敲中?
08/09/30 06:03:06
正直に告白すると、ここの賞って、
佳作に残ったりしても嬉しいような嬉しくないようなところがある。
諦めきった人には、いい小遣い稼ぎになるのかもしれないけど・・・
野心があると、どうも尖った所が削られる気がするというか。
生意気だけど、ダヴィンチとかきららとかがターゲットにしている人達に、
はじめからウケる作家になると、数作で消える作家になっちゃうというか。
小川洋子とか川上弘美みたいに、独特の作風で尖ったものも書けるようになって、
時代が追い付いたのか、作家がある程度ウケ狙いも書けるようになるのならわかるのだけど。
作家はやっぱり「真鶴」や「蛇を踏む」を書けないといけないような。
でも、ここは端から「センセイの鞄」なわけでしょ。
でも、志望者って、無名な時は判断や評価を欲しがるので、「真鶴」や「蛇を踏む」を書くと不安で。
ついつい判断や評価を欲しがって、「センセイの鞄」を書いちゃうというか。
でも、そっちばっかりに合わせてるとダメになるというか、ジレンマ。


237:名無し物書き@推敲中?
08/09/30 08:49:37
受賞している人を悪く言うのはどうかと思うけど、言いたいことは少しわかるかも。
>>236の、「真鶴」や「蛇を踏む」はダメで、「センセイの鞄」というたとえはわかりやすい。
自分は「センセイの鞄」もすばらしい名作だと思うけど、
やっぱり川上弘美の本領は、「真鶴」「蛇を踏む」「惜夜記」のほうだと思う。

ここで「落ちた」と晒されている奴を読んでいても、
「これはしょうがないな」と思うものと、「なんでこんなにうまいのに?」と思うものがある。
ツマベニさんとか、そうだよね。
「ツマベニ」も「雨の旅」も、自分はものすごくうまいと思った。
クセのある文体で、読みにくい、という指摘もまあわかるんだけど、
あれだけの技量があって、最終にも残れないのは実に不思議。

とはいえ、自分はトカゲヘッドさんも好きだし、楢山さんも好きなんだが。

238:名無し物書き@推敲中?
08/09/30 10:08:35
ツマベニが最終に残れないのは不思議でもなんでもない。当然だと思った。

239:名無し物書き@推敲中?
08/09/30 10:33:41
誰からも評価されていないのに、自分の作品にそこまで自信があることがすごい。自分の目が節穴かもしれないとは思わないんだよな。
編集者批判するのはいいんだけどさ、落選が不当か妥当か、読まないことにはわからないわけよ。だから女々しく愚痴ってるだけにしか見えない。

240:名無し物書き@推敲中?
08/09/30 10:52:45
また生産的な流れになってきたな
いいね

241:名無し物書き@推敲中?
08/09/30 11:01:51
>>232
今回、自分の色(と勝手に思っている)を消して、選者の先生たちの好みかな、
っていうのを書いて、全くダメだった。
でも前に、「これは絶対きららっぽくない」と、まるで自信がなかったのが佳作になった。
編集さん曰く、「よかったですよ。こういうの、中々無いんですよね」。

242:名無し物書き@推敲中?
08/09/30 11:02:21
ま、いろいろ言いたいことがあるのはわかるけどさ。
別にきららに拘泥する必要はないんだし、あちこち出してみりゃいいじゃん。
きららでは箸にも棒にもひっかかんなくても、他のとこなら評価してもらえるんなら、
それは「作風が合わなかったんだな」と納得すればいいし、
あれこれ出しても評価してもらえないんなら、それは今は需要がない作風なんだろう。

落選作者が一概に技量が足りない、才能がない、とは言えないけど、
今はこれだけバラエティに富んださまざまな賞があるわけだからさ、
どんだけマニアックな作風でも、ちょっとでも需要があるなら、
地道にやってりゃどっかでは取れると思うんだよな。
それでも取れないのは、技量不足、もしくは需要不足なんだよ。
需要がない作品を書いたって、プロにはなれない。

自己満足で小説書くのが悪いのか、って言ったら、そんなことはない。
いいじゃん、好きで書いてるんだから、一生の趣味にしてればいい。
でも、それを「評価されない」→「編集者の見る目がない」と言うのは筋違い。
あっちは「売るための本を作る」ことにかけては、プロだ。
少なくとも、ここにいる誰よりも「読者の需要」については熟知していると思う。

243:名無し物書き@推敲中?
08/09/30 11:04:19
俺は自分の作品に、100点満点で50点をつける
必ずいい部分はあると思うが、直さなければならない部分もあるはずだから

244:名無し物書き@推敲中?
08/09/30 12:04:40
編集者は「読者の需要」なんて熟知してないよ。
熟知してると思ってんのは編集者だけだよ。しかも能力のない。
「売るための本を作る」ことにかけてはプロだが。
「売れる本を作る」ことにかけてのプロはごく僅かだよ。


245:名無し物書き@推敲中?
08/09/30 13:24:55
>>224
ありがとうございます

俺のは入ってないや・・orz

246:名無し物書き@推敲中?
08/09/30 18:29:56
千文字という超短い文字制限だから選者の「好み」というのを勝手に想像するのは良くないのかな、と思った
趣向も文体も内容も限定すると読者も投稿者も限定されてしまうし、選者側にも非生産的な結果をもたらす
みんな共通して思うのが「何でこれが入選?」だろうし、きらら携帯メール小説には「これ」というものがなく、けっこう不安定で流動的なコンテストなんだと思う
もちろん入選は基礎的・応用的な実力ありきだが…

247:名無し物書き@推敲中?
08/09/30 18:37:37
編集者の力量だとか見る目だとかについては、中の人じゃないから知らないけどさ、
業界の人の選考に納得できない奴は、じゃあ誰が選べば納得できるんだ?
自分の友達? 家族? 書店員さんかw?
ま、誰でもいいけど、シロウトで普段ロクに本も読まないような奴に貶されたら、
それはそれで不愉快だろ。

編集者とかになる人は、普通の人よりかは本をいっぱい読んでると思う。(たぶんな)
で、小説が大好きだ、という人が多いと思う。(たぶんな)

煙草屋のおばちゃんとか、ケータイ小説しか読まない女子高生とかに比べたら、
よっぽどたしかに選んでくれてると思うけどなぁ。

248:名無し物書き@推敲中?
08/09/30 18:57:06
>>244の言うとおり、確かに編集者は決して「読者の需要」を熟知しているわけではないだろうけど。
でも、じゃあ誰が熟知してんだって話になる。
そもそも「読者の需要」なんてのを完璧に知ることなんて、誰にもできないんじゃないか?

だから、別に>>243の主張も間違っていないと思うよ。
あくまで、ここの誰よりっていう比較論なのだから。
編集者は「読者の需要」を完全に熟知しているわけではないだろうが、少なくともただの素人よりは知っている部類だろう。

249:名無し物書き@推敲中?
08/09/30 18:59:27
きららは才能発掘の賞ではないので、
単にバランスよく書けてるのを選ぶ賞だと思うけどね。
ようはそのおもしろさ。普通の文学賞とは違うよ。
お金を払って読ませるものを選ぶ賞と、
読者参加型の、多くの人が暇つぶしに読む賞の規準が違うのは個人的には当然だと思うが。
個性とか才能とかの前に、多くの人が読むものとしてオーソドックスにまとまってるものが選ばれてるだけだと思う。
ここに貼り付けられたのを読んだ限りでは、
この人ちょっと書き手としては面白いな、と思っても、多くの人が読むものとしての完成度が、佳作よりも低いよ。
それだけだと思うよ。

250:名無し物書き@推敲中?
08/09/30 19:05:52
色々みんな考えてるけど、300編の中から30編を選ぶような場合、誰がやっても
そんなに変わらないと思うよ。まともな小説の形になってるのは1~2割程度だろうし。
お話にならない大半を捨てて、残った50編の中から、質の劣る20編を削る感じじゃないかな。
アイデアは面白くても文章やストーリーに綻びが多いと当然削られる。
「俺の傑作が何で選ばれないんだ!」系の人って、そんな話は既にいくらでも
あることを知らないか、核となるアイデアに囚われ過ぎて細部がいい加減とか
いう人が多そう。

251:名無し物書き@推敲中?
08/09/30 19:27:41
編集批判とか言ってる人がいるけど、結構深い問題だと思うけどね。
ようは破綻の無い作品は書けるし、佳作も取れたりする。
ただ、何かがないと作品って面白くないんだよ。
細部がいい加減でも、綻びがあっても、何かがある人が生き残るわけで。
でもその何かって、何かといわれるぐらいのものだから、上手く言えるものでもない。
世の中に認められない限りは、オレの傑作が、になるのは仕方がない。
でも、オレの傑作が!みたいなところがない作品は面白みがない。
そこのバランスのとり方である程度書けるようになるとみんな悩んでるように見えるけど。

252:名無し物書き@推敲中?
08/09/30 19:31:37
なんだかんだで傾向みたいなものはあるけど、むしろそれは選ぶ側というより送る側の問題なんじゃなかろうか。

きららっぽくない作品でも、きちんとした完成度ならそれなりに評価されてると思うし。
そりゃまあ、バリバリのライトノベルみたいなのは駄目だろうけど。

逆に、きららっぽく書いても完成度が低ければ落ちる。
むしろ、きらら的にスタンダードな作風の方が競争相手や比較対象も多いから、実力が伴ってないとかえって落とされやすいかもね。

253:名無し物書き@推敲中?
08/09/30 19:50:00
>>251
「何か」ってのは根の深い問題だなあ。
小説を書くときに、オリジナリティを出すのって意外と難しくないと思う。
ただ、多くの場合は独り善がりに終わってしまうけど。

渾身作が落ちて、適当に書いたものが通るなんて話がしょっちゅう出てくるけど、結局は独り善がりかどうか、という点なんだと思う。
独り善がりだろうと、他人を引き込んでしまえるパワーを持っていればいいんだけど、そういうものは本当にごく僅か。

小説を書きたがる人ってのは、要は自己表現をしたがる人なわけで、自分なりの個性を出そうとして結局ただの独り善がりになることが多いんじゃないかな。
それで読者に訴えかけることができれば本物だろうけど、残念ながらほとんどの人はそんな才能持ってないよね(含自分)。



今はWeb上では読めないけど、第一回グランプリの『異形ポルノ』が、まさにそんな小説だったなあ。
典型的な厨二病で、実際作者も中学生だったけど、それでも読者を引きつけるそれこそ「何か」があった。
もちろんアンチも多かったけどね。

254:名無し物書き@推敲中?
08/09/30 22:29:29
なるほどなぁ。
ここのスレはきららだけじゃなく、他の賞対策としてもためになるな。

自分は新参なんで、初期のころの受賞作は知らないんだけど、
最近の入選作を読む限りでは、素直に破綻なくうまい作品がちゃんと選ばれてると感じるよ。
他の小説サイト(選考なしで、載せたい奴が好きにアップできる奴)と比べてみりゃわかる。

独善バリバリだけど、「何か」がスパークしちゃった作品ってのは、
まぁ運の要素もあるし、一作ぐらいならわりと書けちゃう人も多いんじゃないかな。
くだんの厨二病くんが今どうしてるのか知らないけど、
例えば楢山氏やトカゲ氏、ナツメ女史みたいに常連なわけじゃないだろ?
とんがったものも書けて、オーソドックスなものも定期的に書ける。
これが本物の才能なんだろうな。

どっかで例に挙がってた川上弘美なんかも、芥川賞取るまで全然知られてなかったし、
受賞作の「蛇を踏む」だって、けして一般読者にウケが良かったわけでもない。
ま、好きな人は好きなだけど、「なんじゃこりゃ」って人が多かったんじゃないか?
そのままいったら、現在の位置はなかったと思う。
やっぱ、川上弘美のすごいとこは、「センセイの鞄」とか「光って見えるもの……」とか、
普通に読める、感じのいい作品をスラスラ書いて、ぽっ、と「真鶴」も書いちゃうとこなんだろう。

以前、川上弘美がなんかの新人賞の選考で、
他の選者が全員「地味だ」とか、「何もない」だとか言って貶してた奴を、
「それがいいんじゃないか。この人は書ける人だ」って頑張ってたのを思い出した。
読者の需要を熟知してる人は、川上弘美なんじゃないか(笑)?

255:名無し物書き@推敲中?
08/09/30 23:18:39
川上弘美のたとえはわかりやすいね。
「真鶴」や「蛇を踏む」よりの千字なら、ちょっと荒書きのところでもあれば、
予選で落ちることもあるだろうしね。
「先生の鞄」よりの千字なら、誰が選んでもきららなら佳作か月間賞だろうし。
そんなバカな、川上弘美が落ちるわけがない、と思うかもしれないけど、
編集者というものは「先生の鞄」のよさは、さすがプロというぐらいよくわかるものだが、
「真鶴」のよさはよくわからんものだよ。ある意味普通の読者よりもね。
ついつい「売るための本」とか、「読者の需要」とか、編集者としての色眼鏡で読んでしまうから。
今は出版不況とサラリーマン化が進んでるから、よりそうなってるだろうし。
もちろんそれは悪くないし、その色眼鏡を越えないとデビュー出来ないんだから。
で、「先生の鞄」のよさは、実は「真鶴」を書いてしまう川上弘美の個性から生まれるもので、
はじめから「先生の鞄」ねらいの人は、「先生の鞄」は書けない。
こういうのは、実際に書くひとじゃないとなかなか通じないと思う。
で、「真鶴」は、ある程度川上弘美も実績を作って、川上弘美先生が書いてるから、
って、読んでるからね、みんな。新人が送って来たら、落選の可能性も高いよ。


256:名無し物書き@推敲中?
08/09/30 23:33:17
>>254
だから新人賞とか、芥川賞とかの選考委員は作家なんだよ。
作家には、十年に一人とかの才能がわかるという面がある。
逆に本屋大賞とか、書評ライターとか、編集者は、
ここ十年の流行で売れる人がわかる、という面もあるけどね。
そのかわり、本当の意味で書ける人を風見鶏だから見逃してしまう。
そのくせ売れてきたら、さも自分こそは分かってるみたいな顔するんだけど(笑)
バランスだよ。

257:名無し物書き@推敲中?
08/10/02 06:10:23
ごたくはいいから作家になってみろ

258:名無し物書き@推敲中?
08/10/02 14:01:51
ドドドドド素人のくせにスランプに陥った
まだ今月のが書けない

259:名無し物書き@推敲中?
08/10/02 17:22:05
そういうときは、まず心を無にすることだな。座禅を組め。

260:名無し物書き@推敲中?
08/10/02 20:13:44
腰痛が痛い

261:名無し物書き@推敲中?
08/10/03 19:03:03
>>257
まあまあ。
ここはそういう「ごたく」や「愚痴」を並べるためのとこなんだから。

262:名無し物書き@推敲中?
08/10/05 14:16:12
最終の顔ぶれを見ると来月は新しい風が拭きそうだね

263:名無し物書き@推敲中?
08/10/05 15:21:07
ふー
最近ここ読んでなくてすごい勢いで読んだ。
みんな同じようなことを感じながら頑張ってるんだなあ。
個人的に、あだち充のなんたらっていう意見にナルホドと思いました。
少し前のだけどー。
それと、同じようなスタンスで書かれる流れになっていても、
それぞれキャラみたいなのがある感じはします!
名前が彷彿とさせるだけかもしれないですが!
やっぱり積み重ねて大事ですねー
みんな作品投下しててすごい
読んでもらえるもんねえ そうだよねえ
なんか長くなってきた。ごめんなさいー

264:名無し物書き@推敲中?
08/10/05 19:48:40
今回ありよしさんが出してるみたいだね
懐かしい名前がいるなと思った
そういえば昔の常連たちはその後どうなってるんだろう?
ダビンチ取ってデビューした人とか、文學界で奨励賞取った人とかいるけど、その他の人は
個人的には佐々木やちさんの近況が知りたい
今何歳だろ?

265:名無し物書き@推敲中?
08/10/06 01:32:22
ここで過去に入選した自分の作品を下敷きにして、
五十枚程度の短編に書き直して他の賞に送るのって、問題あるのかな?
作品内のワンシーンに、まんま取り込む形になるのだけど。

自分では「問題ないだろう」と思って書き直していたのだけれど、
他スレで二重投稿のことが話題になってるのを見て、にわかに不安になってきた。
今月末に投稿しようと思ってた奴。
問題ありなら、今回は諦めるつもりだが、やっぱ応募先に問い合わせたほうがいいかな?

266:名無し物書き@推敲中?
08/10/06 02:33:05
1000字とはいえ公募なわけだし、一応問い合わせをするべきじゃないかな。
曖昧な点は不用意に自分で判断すべきではないと思うよ。

そして、よければ問い合わせの回答をここに書いておくれ。

267:名無し物書き@推敲中?
08/10/06 03:15:28
最終落ちとかなら大丈夫だろうけど
入選したのはどうかなあ
まがりなりにも発表されたものだからね
問い合わせてみたら?

268:名無し物書き@推敲中?
08/10/06 08:39:13
入選してるんなら著作権はきららにあるよ

269:名無し物書き@推敲中?
08/10/06 08:51:18
じゃあ小学館にも連絡を取って、使用許可をもらわなきゃ。

270:265
08/10/06 11:36:05
>>266-269
レスありがとう。
送ろうと思ってたのは群像なんだけど、サイト見たら、
「応募要項、選考過程に関する問い合わせには応じない」って書いてあった……orz。
でも、>>268の言ってることが正論な気がする。。。

あうう、今回は諦めることにするよ。
もっと早くに気づけば良かった。自分、馬鹿だ。。。

うわああぁぁぁん!!!! これはお蔵入りかぁ~!!!!

271:名無し物書き@推敲中?
08/10/06 11:59:30
ドンマイです!
でもお蔵入りはもったいない
そこだけさらに書き換えるのはできないのか?

272:名無し物書き@推敲中?
08/10/06 12:20:50
翻案したものを一部に使うだけなら、二重投稿とは言えないと思う。
ただ、著作権の管理を小学館に委譲している形なので、小学館の許可を得るのがスジ。

273:名無し物書き@推敲中?
08/10/06 12:50:04
プロデビューしたらお世話になる可能性もあるんだから、筋は通しておかないとな。

274:名無し物書き@推敲中?
08/10/06 17:59:17
可能性は0じゃないからな。
限りなく低いことは確かだがw

275:名無し物書き@推敲中?
08/10/06 18:19:10
>>264
2004年の時点で15歳だったから、今19歳か。
なんと来年成人!
きららも歴史積み上げてきたね。

276:名無し物書き@推敲中?
08/10/06 19:07:02
メルマガ北

277:名無し物書き@推敲中?
08/10/06 19:29:50
なんとなく、作品の傾向が文章力勝負かアイデア勝負に大別されるように思える

278:名無し物書き@推敲中?
08/10/06 20:01:53
>>277
とても激しく同意。
初期の頃の作品のが好きだなあ。

279:名無し物書き@推敲中?
08/10/06 20:20:12
私も
アイデアよりも文章力で読ませる感性に訴える作品の方が好きだなあ


280:名無し物書き@推敲中?
08/10/06 21:00:16
きららの(単行本の)謳い文句、
”こんなに短いのに、こんなにも心に響く!”
っていうのが、最近ないような。
前は読んで思わず涙ぐむような作品があったような。
審査の傾向が変わったのかな。

281:名無し物書き@推敲中?
08/10/06 21:01:52
個人的に、トカゲさんはアイデア勝負な文章を書いてると思う

282:名無し物書き@推敲中?
08/10/06 21:41:46
>>280
禿どう
初期のは純文っぽくて何となく格調高かったような
最近のは全部ショートショートみたいな感じで、これでレベルが上がったと言われても「?」と思う
上に出てる佐々木やちさんなんか今考えればすごくいい
選考委員は変わってないのにねー

283:名無し物書き@推敲中?
08/10/07 12:30:32
トカゲさんのは新しい作品の方が好き

今月もおよびでないらしい 
また頑張ろう

284:名無し物書き@推敲中?
08/10/08 02:10:41
モバイルきららって何か存在価値あるのかな?
作品も読めないし、編集長のモバきら通信とやらもいつの間にかなくなってる…



285:名無し物書き@推敲中?
08/10/08 04:37:02
2004年10月に送って落選したヤツが
今頃出てきた・・・
このままデリートするのもなんだか切ないので
ここに書かせてください

【思春期】
時々俺の前に現れるまぁるい穴。
それは真っ暗で底は見えない。多分落ちたら戻れない。
俺は現れるたびそれを覗き込んでは自嘲するんだ。
あぁ、また大きくなった、闇が大きくなった。
おかしい、わはは、わらえ、わらえ。
いつかこの穴に落ちて俺は死ぬ。

穴は、現れると気まぐれに黒い霧を吐く。
視界がどんどん危うくなる中、俺は煙草をふかしながらぼんやりと憂う。
何も無い世界の中で、無形状の白だけが出口を知っているかのように膨張して黒の先に消えてゆく。
おぅい、その先に俺も連れてってくれよ。
煙を吐くたび呟いては自分を嘲う。
わはは、おかしい、おかしい、ばかがいる。
あぁ、煙草の吸いすぎで喉が痛いや。

286:名無し物書き@推敲中?
08/10/08 04:40:01
つづき


黒の中は自己中な暴力と性衝動が渦巻いていて、時々それらを持て余した俺は左腕に線を描く。
たくさんの赤い線。
その赤を右の指でなぞっては舐める。
味はしない、ここは無味無痛の世界だから。
たまに失敗してえぐり過ぎた線がパックリ口開けて嘲笑う。
ばかだ、ばかだ、わはは、まぬけがいるぞ。
次々増える真っ赤な口は、そろって悪意を吐き出し続ける。
ひどくうるさい左腕。

ある日、煙を吐く俺の隣に男が立っていた。
男は俺の足元の吸い殻の山を一瞥して言った。
「そんなに吸われては喉がお辛いでしょう。」
身なりのいいそいつは場にそぐわぬ上品な仕種でポケットから飴を取り出した。
掌に乗った多量の毒々しい黄色たち。
俺は無言でその一つをつまみ上げ、口に放り込む。
黄色が口に消えるのを見届けると男は次々と質問を浴びせ始めた。
飴を舐めるのに忙しい俺は首を動かすだけでその問い掛けに答えていく。
「わかりました」
不意に男が呟いた。
「あなたはお辛いようだ。楽にして差し上げましょう。」

287:名無し物書き@推敲中?
08/10/08 04:40:40
ラスト

どん、と衝撃があり俺は穴へと突き落とされた。
すんでのところで縁に手が掛かる。
“嫌だ、死にたくなんか無い!!”
次の瞬間驚くほど強い感情が俺の中で波打った。
加害者を睨み付けようと頭を持ち上げる。すると、男は唯の影になっていた。
その影の上に広がるのは透き通った青。
手が滑りどすん、と身体がたたき付けられる。
でも、不思議と痛くはない。
俺の下には無数の萌ゆる緑たち。
温かい。草の匂いがする。風が吹く。水の音がする。
ちくしょう、ちくしょう、ちくしょう。
穴と影と暗闇の残骸が悪態をつきながら逃げて行くのが見えた。

あぁ、死に損ねてしまったみたいだ。
俺は頭を一つ掻いた後、何事も無かったように家族の元へ帰った。

288:名無し物書き@推敲中?
08/10/08 19:00:09
>>280
>>282
たしかにあの頃とは変わってしまった感がある
峰川幸思さんなんてすごくよかった

>>285
わかるんだけどーやはりちょっと自己満の域を出てないというか
文章自体は欠点ないと思うんだけどね
今も出し続けてますか?


289:名無し物書き@推敲中?
08/10/08 21:23:28
>>285
これ三人称で書いてみたら面白いんじゃね?
外からみたら矛盾してるわけだし

290:名無し物書き@推敲中?
08/10/08 22:01:21
おもしろいかも
でも難しそう
おれにはむりだな

291:名無し物書き@推敲中?
08/10/08 23:31:03
力業って感じで個性があるね

292:名無し物書き@推敲中?
08/10/08 23:34:10
>>287
もうちっと設定にリアリティをもたせないと、読む者はシラけるだけかと。
例えば、「黒い穴」に落ちたところで読者はどうなるか予測できないから、
まるで緊張感を抱けない。そもそも序盤から妄想に過ぎないことが丸わかりの
記述だし。読む者としては「妄想を通じてなにかあるのかな?」と読み進め、
「やっぱり妄想か」で終ってしまう。
せめて妄想が現実にフィードバックされる様などが記述されてれば、多少の緊張感も
産まれたろうが、現状ではありきたりで退屈な自己満にしかみえない。

293:285
08/10/09 02:43:01
たくさんのコメントありがとうございます。

>>288
自分では気づけないから、自己満の粋から出るのは難しいです(;´Д`)
ご指摘ありがとうございます。
半年ぐらい出して、就職を期にやめてしまったので
今は出していません。

>>289
思春期の矛盾や驕りや意味の無い廃退感を書きなぐって
読み手に共感してもらえたら・・・、というのがベースだった記憶です
この「俺」を観察する彼という目線で文を書いたらどうなるのか?
とても興味がでました!明日から通勤の合間に書いてみようかと思います
アイデアをありがとうございました。

>>291
個性が~と言って頂いて、非常に嬉しいです
ただ、力技だけでは魅力的な物にはなれないから
そこにどうやって繊細さや機微をトッピングするかが
現時点での課題だと思っています。

>>292
リアリティのまったく無い物語、その中で出てくる小道具から
色々な連想を促せたら・・・と思っていたのですが
この程度の技術じゃそれは無茶ですよね
読み手を引き付けて、わくわくはらはらさせて、
最後におどろかせたり涙させたりする
そういった小説のパターンをまったく無視して書いているので
内向的で、ありふれた自己満なものになってしまったんじゃないかと考えました
292さんの仰ると通り「妄想を通じてなにかあるのかな?」を満たすことができれば
読み手に面白いと感じて貰うことができるかとおもいました。
丁寧なご指摘と感想をありがとうございました。

294:285
08/10/09 03:06:04
今回、過去の作品(って程でもないけど)を読んで
皆さんから色々な指摘を貰って、それが嬉しかったので
もう一度きららに応募してみようかと思いました。

スレの皆様の迷惑で無ければ、同時期の作品を2、3うpさせてください
そして、もしよければ改善点や、全体的な感想などを頂けないでしょうか?

とりあえず、もう1本投下です


【オトメノジュンジョウ】
春、僕は新米教師として新しい門出を迎えた。
その初仕事である入学式で、一目見てもう彼女に引かれていた。
しゃんと伸びた背筋。すらりとした手足。凛とした表情。
それでいて、笑うと幼さが戻る。
清純で無垢な、でも単純なイノセントではない‥‥調度、少女と女性の間。
二度目に会った時、僕は堪らずに彼女を口説いていた。
ズルイ大人の僕が知っているありったけの嘘と甘い言葉。
彼女は少しずつ僕に笑いかけてくれるようになった。ベタな例えだけど、それは戸惑いながら開く花。

295:285
08/10/09 03:09:03
それからはとにかく沢山の話をした、彼女の好きな物、僕の趣味、週末の過ごし方、
時々はお互いに悩みの相談なんかもしあった。
秘密のドライブの最中、ステレオから流れるサマーソングと窓からこぼれる盛夏の太陽。
僕は彼女の涼し気な声が好きだったんだ。

僕はもうこの頃にはすっかり彼女が好きになっていて、その全てが知りたくてしょうがなくなっていた。

はやる身体と征服欲。
知りたい僕と教えたがらない彼女。
言い訳になるけど、だからあれは魔が注したんだ。
あぁ!自分のバカさ加減に嫌になる。
僕は彼女に嫌われた!


僕の愚行から半月後、彼女からドライブに誘われた。
「一緒に行きたいとこがあるの。」

296:285
08/10/09 03:11:54
久々の彼女とのドライブに僕は心底浮かれていた。
彼女が案内してくれたのは一面の花畑。
白や赤、淡いピンクの真ん中ではしゃぐ彼女と一緒になって、脳天気に僕も楽しんだ。
「先生」
不意に彼女が僕を呼んだ。笑いながら、でも少しだけ申し訳なさそうな顔。
華奢で美しい指が手元の花を折る。
「先生にあげるよ。あげられなかった物の代わりに。」
意味が分からず受け取る僕に彼女は言った
「コスモスの花言葉は‥‥‥‥」
言い終わると同時に僕のじゃない男の声が彼女を呼んだ。
「じゃあね、先生」

声の主の方へ嬉しそうにはしってゆく彼女。
そして、そのまま二人で消えてしまった。

一人取り残された僕、いや、もしかしたら最初から一人だったのかもしれのい。
ザワリと秋風にコスモスが揺れる。
僕の手の中に残った淡いピンクの花。

あぁ、僕はきっとこの花に惑わされていたんだ。


297:名無し物書き@推敲中?
08/10/09 07:38:09
いくら何でも体言止め多すぎだろ
羅列にするくらいなら動作の中に描写を盛り込めよ

298:名無し物書き@推敲中?
08/10/09 09:52:52
申し訳ないけれど、駄目な小説の典型例というか、ちょっと酷い。
(という自分の意見も非道いけど)

読んでて真っ先に感じたのは、とにかく文章が全然シーン(場面)を描こうとしていないこと。
ただ単に出来事を陳腐に要約しているだけで、場面が浮かび上がらない。
心理描写にしたって、主人公の独白に頼っているだけで、行間から伝わるものが何もない。
とにかく、語り方が駄目すぎる。



偉そー。非道ー。
スマソ。。。。。。

299:名無し物書き@推敲中?
08/10/09 13:14:26
いやだから詰め込みすぎなんだろ
受賞作とか読んでも分かるけど物語丸ごと一つだと低評価
場面一つ分で、背景、設定はご想像にお任せしますってのが多い

300:名無し物書き@推敲中?
08/10/09 14:26:49
改行や空白は1000文字に含みますか?
以前そんな話題があったとは思うのですが、結論を忘れてしまいました‥
教えて下さい。

301:名無し物書き@推敲中?
08/10/09 14:41:45
>>285 とりあえずたくさん本を読みましょう。

302:名無し物書き@推敲中?
08/10/09 18:20:40
>>300
改行や空白は含みません。文字や記号のみで1000文字です。

303:名無し物書き@推敲中?
08/10/09 21:02:12
今月もだめだった

304:名無し物書き@推敲中?
08/10/09 22:13:56
>>302
ありがとう。

305:名無し物書き@推敲中?
08/10/09 23:37:23
>>303
来月がある

306:名無し物書き@推敲中?
08/10/10 00:20:12
実際問題、ずっと出し続けても落選していた人が、努力の末に入選することってどれくらいあるんだろう。
なんとなく、駄目な人はずっと駄目で、入選する人は最初から入選してるんじゃないかという印象が、どうしてもぬぐえないのだけど。

307:名無し物書き@推敲中?
08/10/10 01:30:46
出井さんは第一回から皆勤賞らしいが、連続で月間賞獲るまでは常連って
イメージもなかったよ。

308:名無し物書き@推敲中?
08/10/10 01:41:07
>>296
コスモスの花言葉の意味を読者に伏せたまま物語を終える時点で、
根本的になにかを勘違いしていると思われる。
花言葉の意味を落ちや下げに使いたいのなら、伏線や謎として前半に折り
込んでおき、後半でタネ明かしをすべきだろう。

というか>>298のいう通り。君の文には読者を喜ばせよう、楽しませよう
という工夫がみられず、単に「どう、僕ってすごいでしょ?」という
自己満的な意図しか読み取れない。ようするにサービス精神がない。
考え方を改めないとだめだと思うな。

309:名無し物書き@推敲中?
08/10/11 11:03:19
>>294-296
抽象的だった最初のやつよりよっぽど好き。
知りたい僕と教えたがらない彼女、戸惑いながら開く花、とか、
上手に持ってきたな、と思った。
文章力自体は佳作以上を取れるレベルに余裕で達してると思う。
けど、他の人が指摘している通り、あまりに不親切過ぎる。

コスモスの花言葉は、たぶんタイトルにある「オトメノジュンジョウ」なんでしょう。
彼女おそらく高校生で、主人公に肉体関係をせまられて突き放したのでしょう。
二回読めばわかる。でも、一番重要なポイントが一読目でわからない時点で致命的。
・ありったけの嘘と甘い言葉
・あれは魔が注した
全部具体的に書けよ。
思わせぶりな言葉並べるだけならべて、ほとんどの部分を
読み手に想像させるつもり? 何様のつもりなの、お前? って、
ただ腹が立つだけ。
彼女がわずか半月後に主人公を花畑に誘って、しかもそこで
彼氏かなんかと出会う約束をしてるのも不自然すぎて理解不能。

310:名無し物書き@推敲中?
08/10/11 11:07:46
前に笑える鬼畜エロ小説の例として晒されてたのを読んだことがあるんだけど、
ほんとに大爆笑した。一番重要な部分を省略しちゃってるんだもん。
>>294-296はなんかそれに近いものを感じた。

その小説、ググったら見つかったので、一部引用しておく。

>Sは2人の奴隷を手に入れた。
>Y子とM子というメスブタ奴隷を手に入れた。
>Sは二人に調教した。
>見事に調教に成功した。
>今の二人はただのメスブタ奴隷。
(二次創作なので人物名はイニシャルで置き換え済み)

ちなみにこの作品の全文はここで読める。18禁。たぶんw
URLリンク(web.archive.org)

上記鬼畜小説について、このスレの住人の感想が聞いてみたい。

311:名無し物書き@推敲中?
08/10/11 11:26:12
ごめん、上のやつ続編を貼っちゃってた。
本当に面白いのは最初のほう。
URLリンク(web.archive.org)

312:名無し物書き@推敲中?
08/10/11 11:44:35
>>309
>文章力自体は佳作以上を取れるレベルに余裕で達してると思う。
いくらなんでもそれはないと思う。

313:名無し物書き@推敲中?
08/10/11 15:01:33
ああ、最終30も無理だろうな

314:名無し物書き@推敲中?
08/10/11 15:56:03
やちがもうすぐハタチなのにビックリ

315:名無し物書き@推敲中?
08/10/12 09:48:01
おれたちもそれだけ歳を重ねたということだ

316:名無し物書き@推敲中?
08/10/12 18:45:23
前にも晒したけど新しいの出来たので晒してみる
よかった感想お願いします

「多重人格障害」

ブラインドを抜ける朝日に埃の舞が切り取られ、リビングに線を描いていた。
ジフの足音とテープレコーダのサーという音が、微かに小さく鳴っている。
「それから、俺はダクトテープで……、青いメタッリクのヤツね、あれが余ってて、それで縛ったんだ」
リビングにはジフ一人、テレビは音量が消されたまま、ずっとニュースが流れていた。
行ったり来たりのジフの体で、光の中の埃が渦を巻く。
片手のレコーダを口に近づけ、ジフは続けた。
「結構煩かったら、かなり殴った、それで夜になってから車をガレージに入れて、
その時もう一度起きてさ、でも殴ったら大人しくなった」
「それで彼女を抱えて、家に入って、試してみたいこともあったし、それは君も同じかな」
そこで一息ついて、レコーダを口から離す。
ソファーに近づいて、ロープの切れ端を摘み上げた。

317:名無し物書き@推敲中?
08/10/12 18:47:30
「でも、あれは失敗だったな、混乱しててさ、どうしてもロープに変えときたくて、
ノースブリッジのあの店、なんてったっけ、あの小モールでロープを買った、閉店間際で目立ったよ、
命取りになるならあれだろうな」
「それから、ほら、リビングにも残ってるけど、この血、鼻血と胸の血だね、
今僕の靴にも付いちゃったけど、これも綺麗に掃除しといてよ、カーペットにも付いちゃってる」
「それから、台所に行って、コンロとフォークを使った、うん、後で洗ってくれるとうれしい、
その後、もう元気がなくなっててさ、火傷だらけで、引き摺ってガレージに運んだ」
「ああ、やっぱりガレージの階段にも残ってるや……、ドアにも残ってる、あ、今、開けたんだけど、
手に付いちゃった、片手レコーダ持ってるからさ、しょうがないよね」
ジフがガレージに現れると、女の心臓は跳ね上がり、傷と爛れのぼろぼろの体が強張った。
「そろそろ時間か、じゃあ後はよろしくたのむよ、ニック、ああそうだ、
ノコギリはダッシュボードにある、でも先に冷凍しないとうまく切れないよ、
これを聞き終わったらすぐにとり……」
ジフとニックが、体の所有を改める。
縛られた女を見てニックは驚いた。
その意味を知るためにレコーダを巻き戻し、自分の知らない、自分の情報を聞き始める。
「やあニック、おはよう、それじゃあさっそく、今日のことを説明するよ」

318:名無し物書き@推敲中?
08/10/12 18:59:49
>>316
誤記
>>よかったら感想お願いします



319:名無し物書き@推敲中?
08/10/13 03:46:42
>>316-317
二度読んで内容理解した。
つまらなくはないし、へたくそってわけでもないけど、モヤモヤ感が残る。
なんなんだろうな、この感じ。気の利いた感想が思いつかなくてごめん。
とりあえず千文字では短すぎると思った。
もうちょい膨らまして短編として書き直すと良いかもね。

320:名無し物書き@推敲中?
08/10/13 04:44:59
ここで晒される小説と、入選している小説の違いがなんとなくわかった。
作者のための小説か、読者のための小説かの違いだ。

321:名無し物書き@推敲中?
08/10/13 09:25:26
>>316
タイトル=落ちになっているのは、どうかと思う。ヒネリもなにもないし。
あと無駄な表現が多すぎる。それと内容なさすぎ。イントロ長すぎ。
つか、これ全部イントロでしょ。
せめて序盤ですぐに女を登場させて欲しかった。そこから始めるべき。

322:名無し物書き@推敲中?
08/10/13 13:05:11
駄目なところ突っ込まれるのってホントためになるな
自己満足で終わる小説はウケないってことだ…

323:名無し物書き@推敲中?
08/10/14 07:49:15
101読んでみな
あれは本当に勉強になる


324:名無し物書き@推敲中?
08/10/14 11:00:18
>>316
これ落選作?個人的には「雰囲気」が好きだけど、結局ただ「雰囲気」で終わっちゃってる印象

1)タイトルで「多重人格者」だという情報を提示
2)何やら不穏な雰囲気 犯罪を犯したらしい
3)人格チェンジ

分かり辛い文章で引っ張ったわりには盛り下がってるんだよね
レコーダーというアイデアは素晴らしいと思う
もっと面白い見せ方があるはずだよ 頑張って!

325:名無し物書き@推敲中?
08/10/14 19:42:45
メルマガ来たな。
常連がほとんどいないんだが。

326:名無し物書き@推敲中?
08/10/14 20:03:37
気のせいと思うが俺の名前もなかった。

327:名無し物書き@推敲中?
08/10/14 23:04:13
何回探しても俺の名前が見つからない

328:名無し物書き@推敲中?
08/10/14 23:08:45
さて、今回もダメだったし新しいの考えなくちゃな、遅れちまう

329:名無し物書き@推敲中?
08/10/14 23:33:59
YOUうpしちゃいなYO

330:名無し物書き@推敲中?
08/10/15 11:19:33
>>323
101どこにも売ってない
図書館にもない
注文したら図書館が購入してくれるかな?絶版?


331:名無し物書き@推敲中?
08/10/15 11:45:15
普通に本屋に売ってるよ。
amazonにもあるし。

332:名無し物書き@推敲中?
08/10/15 15:32:44
と、数時間前に書きこんだ後で、「普通に売ってる」って正しい日本語か?
と考えている自分。

333:名無し物書き@推敲中?
08/10/15 16:24:53
普通に使うだろ

334:名無し物書き@推敲中?
08/10/15 17:06:42
不通ではないからオーケー

335:名無し物書き@推敲中?
08/10/15 23:33:48
佳作のリピートがめっちゃツボだ 何で月間やらねぇんだよ

336:名無し物書き@推敲中?
08/10/16 04:00:32
寒竹のブログに書いてこい。喜ぶから。

337:名無し物書き@推敲中?
08/10/16 10:17:17
ブログあったのか!thx書き込んでくる

338:名無し物書き@推敲中?
08/10/16 23:03:26
◎月間賞
★佐藤正午賞
「白昼夢」横山悠(29)
★盛田隆二賞
「遠雷」わきた(32)

◎佳作10作品
「カニの世界」乍(18)
「枯れ葉」松本裕志(40)
「灰色熊と幸福な大人たち」高橋基宏(31)
「大阪部」上田八朔(31)
「もういちど」加瀬ヒサヲ(29)
「微熱の夜に」林ペコ(31)
「葬式へ行く」山崎伊織(22)
「君にお父さんと呼ばれる筋合いは無い」石村ロイ(31)
「キンモクセイ」木村衣杏(38)
「尻穴ピアニスト」有好從桜(21)

339:名無し物書き@推敲中?
08/10/17 06:32:47
ユーモアがありそうな作品が佳作に入るのもきららの魅力
本当にケツのほうだが

340:名無し物書き@推敲中?
08/10/17 10:53:22
『尻穴ピアニスト』のことですね。

341:名無し物書き@推敲中?
08/10/17 17:27:15
阿部さん、出番です

342:名無し物書き@推敲中?
08/10/18 07:52:34
アッー!

343:名無し物書き@推敲中?
08/10/18 12:03:03
期待して待てば鳴かないホトトギス

344:名無し物書き@推敲中?
08/10/20 01:04:41
締切日

345:名無し物書き@推敲中?
08/10/20 05:46:04
過去の受賞作ってパソコンで読めますよね? どこのページ?

346:名無し物書き@推敲中?
08/10/20 10:50:30
お前の目は

347:名無し物書き@推敲中?
08/10/20 11:34:19
俺の目

348:名無し物書き@推敲中?
08/10/20 12:41:45
過去の受賞作って読めないだろ
選者のくだらない作品ならいくつか読めるけど

349:名無し物書き@推敲中?
08/10/20 12:56:42
タイトルにリンクあるだろ
アホすぎ

350:名無し物書き@推敲中?
08/10/20 16:17:49
ほんと頭悪すぎる…

351:名無し物書き@推敲中?
08/10/20 18:37:05
きらら通信…

352:名無し物書き@推敲中?
08/10/20 19:12:59
尻穴ピアニスト読んでみたけどおもしろいなw

353:名無し物書き@推敲中?
08/10/20 19:35:38
なんか『灰色熊~』に妙な既視感がある。何だっけ? 気のせい?

354:名無し物書き@推敲中?
08/10/20 20:08:23
尻穴は、ああも面白くないことをたて続けに書けるのは才能だな。
普通はもっと面白いことを書こうとしてしまうけど

355:名無し物書き@推敲中?
08/10/20 20:33:47
ダダですよね!
私も感じました。でもなんか最後の一文で、あ~そっか~いいな~って。

尻穴面白かったです。笑

過去のは、月間賞バックナンバーってのがありますよ!

356:名無し物書き@推敲中?
08/10/21 00:01:43
今回も送れた。スパークした頭で今のうちに言ってみる。
次回のグランプリ自分だから楽しみにしといてね!

・・・もし大賞じゃなかったらそのときはそのときで言いにきます

357:名無し物書き@推敲中?
08/10/21 00:14:48
今回はひどい出来だ

358:名無し物書き@推敲中?
08/10/21 08:08:12
しかしだいぶ減ったな…

359:名無し物書き@推敲中?
08/10/21 14:55:23
まじすか。
さては大物だな

…減りましたね。
自分も毎回、まただめだーもう無理って思うのに、
なぜか送ってしまうのは千文字だからでしょうね~。

360:名無し物書き@推敲中?
08/10/21 19:19:12
>>294-296とその評価を読んで、自分が何故受け入れられないか分かった気がする
勝手に似てるとか言われても本人は困るだろうけど、
>>294-296を書いた人と自分の書き方はすごい似てる・・・

読み手に想像させるのはだめなんだな、勉強になったけど
個人的にはそういうののほうが好みなんだよなあ・・・プロ諦めて同人にでも落ち着こうかな

361:名無し物書き@推敲中?
08/10/21 19:47:03
>>360
読み手に想像させるのがだめなんではなくて、説明不足なんだと思うよ。説明しすぎると教科書みたいになってつまらなくなるけれど……過不足なく書くというのが一番難しいからね。

いくつか知らないけど、とりあえず欠点を克服しながら書けばいいじゃない。

362:名無し物書き@推敲中?
08/10/21 22:18:52
ありがとう。このスレ優しいね
自己満足と読み手への配慮のバランスを考えながら頑張ります・・・

363:名無し物書き@推敲中?
08/10/21 23:20:16
尻穴が佳作最下位に甘んじているのはいただけない
ユーモア路線もきららは開拓してほすぃ

364:名無し物書き@推敲中?
08/10/21 23:46:22
>>363
自分はどちらかというと、佳作最下位って特別枠というイメージがある。
小説としての体裁が整ったものより、とがったネタや実験的な表現をしている
作品が選ばれてるような気がするんだけども。
佐藤盛田両選者の評価からは漏れたものの、編集部の人が気に入ったり、
あ、これ面白いことやろうとしてる、みたいなのを取り上げてるんじゃないかな。
だから時々、佳作6~9位のよりよっぽど面白いのが最下位に入ってることがある。

尻穴はすごい面白かったけど、やっぱ上の方には持ってきたくない感じのタイトルだし、
インタビュー形式というちょっと変化球的な文体だから、
佳作最下位(特別枠?)で妥当だと思うよ。



365:名無し物書き@推敲中?
08/10/22 03:50:35
確かに佳作の下位には、いい意味で「舐めてるな」って感じの作品が多い気がする。
364さんが言うように編集部では好評を博すものの、本職の二人が眉をひそめて叩き落すみたいな構図でしょう。
月間賞には、意図をボヤかした深みのある作品が多いから(勿論、狙ってるんでしょうが)、
笑わせてやろうだとか、泣かせてやろうという野心に満ちた作品は落とされるんだと思う。
これが、何人かが書いていた「自信ある作品が落ちて、どうでもいいような作品が入選する」理由なんじゃないかな。

なんて偉そうに分析してしまいましたが、私は佳作すら獲った事がありません。

366:名無し物書き@推敲中?
08/10/22 16:13:36
峰川・やちの時が過去最高の640作
そして最近は250足らず
なぜこんなに減ったのか
まあ倍率低い方がいいんだけど


367:名無し物書き@推敲中?
08/10/22 19:37:53
前に誰かが言ってたけど、入選ラインの定数は満たされていて、もともとの落選者の数が減っただけじゃないか
まあわからないけど

368:名無し物書き@推敲中?
08/10/22 22:05:51
>>366
手元にきららあったから確認してみたが、応募総数674篇だった。
きららの黄金時代だね。

369:名無し物書き@推敲中?
08/10/23 17:05:33
あとは二つ以上送ってた人が一本化したという説も
なきにしもあらず?

黄金イカ…

しまったつまんないこと言ったー

370:記憶喪失した男 ◆cnhIMeWufo
08/10/23 18:09:56
おれも応募したよ。おれも、おれも。

371:名無し物書き@推敲中?
08/10/23 18:31:42
久しぶりだな記憶喪失した男

372:名無し物書き@推敲中?
08/10/23 22:39:29
きららのペンネームもそれ?

373:名無し物書き@推敲中?
08/10/25 17:04:42
過疎

374:名無し物書き@推敲中?
08/10/25 18:47:13
誰か盛り上げる方法考えて

375:名無し物書き@推敲中?
08/10/25 18:56:21
誰かが投下したら盛り上がるヨ

376:名無し物書き@推敲中?
08/10/26 00:42:16
「誰か盛り上げる方法考えて」
 そう、誰かが言った―誰か、というのは、それがネットの掲示板上での書き込みだからだ。
 彼、いや、彼女かもしれないが、そいつが実際どういう人物なのかも僕は知らない。
「話題なら自分で提供しろよ」
 見えない相手に返答を打ち、「書き込む」をクリックした、そのときだった。


376 :名無し物書き@推敲中?:2008/10/25(土) 20:16:00
   話題なら自分で提供しろよ

377 :名無し物書き@推敲中?:2008/10/25(土) 20:16:00
   〇▲日の〇×時丁度に、▲〇で人を殺します


 そんな画面が出てきて、呆然とモニターを見つめながら、頭の隅で考えた。
(日時、場所、……「人」)
 条件は充分に揃っている。
(犯罪予告だよな……これ)
 犯罪予告、しかも殺人の予告だ。日時まではっきりと出ている。
 恐ろしいものを感じたが、文章を読み返しているうちに冷静さを取り戻せていった。
 この掲示板では、近頃似たような脅迫文めいた書き込みが多発している。そしてそのほとんどがただの悪戯だった。
 僕はキーボードを叩いた。

377:名無し物書き@推敲中?
08/10/26 00:42:35
378 :名無し物書き@推敲中?:2008/10/25(土) 20:20:47
   あーあ、日時と場所書いちゃったらアウトだよ
   今言い訳しても、警察捕まっちゃうよ

 僕は特に行動を起こすつもりもなかったが、どちらにしてもここにこの書き込みがあればいずれ通報する人間も出てくるだろう。
 そんなふうにして捕まった男の話も聞いたことがある。
 珍しい瞬間に立ち会ったな、と息を吐きながらなんとなく更新ボタンを押した。


379 :名無し物書き@推敲中?:2008/10/25(土) 20:21:47
   くけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ
   けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ
   けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ
   けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ
   
   けけけけけけけけけけけ
   けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ
   けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ


 現れたものを見たとき、後頭部から足の先まで何かが駆け抜けるような感覚がした。
 次の瞬間には体中に鳥肌が立っていた。マウスを持つ手もそのまま、画面を凝視して固まった。
 その体勢のまま2分以上が経過した。
 ふいに、ドン!ドン!と部屋のドアがノックされた。

378:名無し物書き@推敲中?
08/10/26 12:50:44
ナイスリアクションありがと~!
ほかにはほかには~?

379:名無し物書き@推敲中?
08/10/26 20:16:24
>>376
面白いわ、ぞくっとした。
記号のところをなんとかすれば
応募してもけっこうなとこ行けるんじゃないかと思ってみたり

380:名無し物書き@推敲中?
08/10/27 19:31:42
メルマガ来た

381:名無し物書き@推敲中?
08/10/28 12:58:14
最終選考どんなです?

382:名無し物書き@推敲中?
08/10/28 13:11:52
ちょっと数増えましたねえ!
やったー若干盛り上がったぞ なのか 倍率増えたー なのか。

30の発表は来週っぽいですよ。

383:名無し物書き@推敲中?
08/10/29 19:21:48
嬉しいやら悲しいやら

384:名無し物書き@推敲中?
08/10/31 01:16:11
100文字オーバー\(^o^)/
これから20日かけて削るか
一日5文字

385:名無し物書き@推敲中?
08/10/31 15:16:55
どんどん削れ

386:名無し物書き@推敲中?
08/10/31 19:15:56
おうがんばれい

387:名無し物書き@推敲中?
08/11/01 10:26:38
個人的に今月の佳作はどれもいい出来だと思う
参りました

388:名無し物書き@推敲中?
08/11/01 11:00:26
なんていうか、
選ばれた全体の種類のバランスがいいですよね!
純文学系とかエンタメ系とかほのぼの系(?)とか
ジャンルってよく分からないけど。


389:記憶喪失した男 ◆cnhIMeWufo
08/11/01 15:21:54
>>372 しまった。きららは受賞したら、本名で出る。

390:名無し物書き@推敲中?
08/11/01 20:03:33
「灰色熊と幸福な大人たち」は良かった。
以前、別の名前で同じような作品が佳作になったと記憶してるけど、
消化不良って感じの前作から比べてはるかに洗練されてる。
月間賞2作の出来が良すぎて不運だったな。


391:名無し物書き@推敲中?
08/11/02 08:12:52
久しぶりに見たけど、携帯からは受賞作が読めなくなっちゃったのかな
変なの

392:名無し物書き@推敲中?
08/11/02 17:53:08
今頃その話ですか……。一年三ヶ月くらい前から携帯では読めなくなりました。

393:名無し物書き@推敲中?
08/11/02 20:53:31
ただの怠慢だよな
月一回、ページ作ってコピペするだけの作業
馬鹿でも出来る
元々、携帯じゃ佳作が読めなかったのもおかしいぐらいだわ
募集タイトルが聞いて呆れる

394:名無し物書き@推敲中?
08/11/02 21:08:29
携帯「メール」小説なので……という、
言い訳。

395:名無し物書き@推敲中?
08/11/03 06:01:10
小説を書くときも読むときもパソコンだ。
携帯の出る幕は送るときだけ。

396:名無し物書き@推敲中?
08/11/03 18:12:30
まあ、気楽に送れるというメリットはあるわけでw

397:名無し物書き@推敲中?
08/11/03 19:15:45
通勤通学のときに読んでた人なんかは、携帯で読めなくなってがっかりかと。
結局なんで携帯で読めなくなったのか理由もわからんままだしね。

398:名無し物書き@推敲中?
08/11/03 19:43:31
シオールン、しっかりしろ

399:名無し物書き@推敲中?
08/11/03 19:54:52
あ、今日祝日か・・・

400:名無し物書き@推敲中?
08/11/03 19:56:08
なんで?

401:名無し物書き@推敲中?
08/11/03 20:46:18
明日最終発表か。昔に比べたらだいぶ落ち着いたが、メール開くときは今も心臓ばくばくしてる。

402:名無し物書き@推敲中?
08/11/03 20:55:51
自分もw
もし残ってたりしたらそのドキドキが三日くらい続く

403:名無し物書き@推敲中?
08/11/03 22:04:49
片手間にやっている人にしたら小さく見えるかもしれないけど、自分も毎回どきどきしてるよ

404:名無し物書き@推敲中?
08/11/04 19:16:50
メルマガ来た。
雨森アメリさんの名前を久しぶりに見たよ。

405:名無し物書き@推敲中?
08/11/04 19:19:11


なかったお(^ω^)
くそう…

>>379
今更だけどありがとう
中途半端なオチでごめん

406:名無し物書き@推敲中?
08/11/04 19:39:18
目新しい人いました?

407:名無し物書き@推敲中?
08/11/04 19:50:22
あれ?あった・・・。

ここ数ヶ月間送ったやつの中では個人的に1番納得いかなかったやつなのに何故・・・

408:名無し物書き@推敲中?
08/11/04 19:58:23
>>407
そうそう、そういうのが残ったりする
とりあえずおめでとう

かくいう自分は自信あったのに落ちた
「あった」からこそ落ちたんだと思うがw

409:名無し物書き@推敲中?
08/11/04 20:16:01
見事に散りました^_^;
もっと良い作品書けるようにがんばります
残った人はおめ!

410:名無し物書き@推敲中?
08/11/05 00:07:25
誰か貼ってけろ

411:名無し物書き@推敲中?
08/11/05 00:44:25
「風邪のクリスマス」松本裕志
「友情の湯」野口あさ美
「終わりの季節」三上陽子
「恋文」雨森アメリ
「笠餅」キハラシンジ
「スクリーン」トカゲヘッド
「ふたりの夫」大田サトコ
「目には見えない」守夕映
「わしの夢」あえいうえおあお
「下着を買う男」水谷祐一
「運命の人」木村衣杏
「供述」大石隆二
「ポンと休日」しろうずいずみ
「非科学的なことは信じない」くるめ茉友
「息子妄想」だすと
「わからない」中上ディエゴ
「退屈の嵐」近転堂
「アイタイヒト」天野美帆子
「私、星になる」朝倉雄太
「DVロボット」神田
「高尾山の夜」田中サンタ
「両腕」丹日出海
「猫の手」森久人
「毒ガスが何度も猫を殺す」石村ロイ
「トマトとハサミ」有本奈月
「鮫ガールズ」羽合タスク
「予行練習」大越見
「23秒間の窒息」十一
「旅は道連れ」山崎伊織
「屋根の上の小さな悲劇」林ペコ

新規の進出者が増えて、誰が誰だかわからんようになってきたな

412:名無し物書き@推敲中?
08/11/05 01:03:05
thx 普通に落ちてるわ^^

413:名無し物書き@推敲中?
08/11/05 01:35:53
あー、今月もメアドミスったようだ

414:名無し物書き@推敲中?
08/11/05 02:42:51
今月は入ってないや。

出してなかったから当然だけど。

415:記憶喪失した男 ◆cnhIMeWufo
08/11/05 09:30:13
落ちたか。
500文字なかったからな。
きっと文字数規定で落とされたんだろうな。おれの「ビッグクランチ」

416:名無し物書き@推敲中?
08/11/05 11:23:16
これだけ書き込みあって、通ったニュアンスを含んだ住人が1人だけってあんた・・・

417:名無し物書き@推敲中?
08/11/05 11:41:55
自分も思ったw

418:名無し物書き@推敲中?
08/11/05 12:02:26
>>416
いや、結構難しいよ?

419:名無し物書き@推敲中?
08/11/05 13:30:27
俺は落ちたときは書き込むけど、最終に残ったり入選したりしたときは書き込まないよ。

420:名無し物書き@推敲中?
08/11/05 15:09:57
なんで?

421:名無し物書き@推敲中?
08/11/05 17:17:31
>>420
特定されたくないから、かな。あなたも入選したら入選した! なんて書かないでしょ?

422:名無し物書き@推敲中?
08/11/05 17:31:26
まぁさすがに今月の月間賞取ったぜーの書き込みはマズイと思うが、最終候補は30もあるからなぁ
佳作取ったぜーは数的に書き込めるかどうかは微妙なラインかな?

423:名無し物書き@推敲中?
08/11/05 17:32:38
特定もクソもないだろこんな自演し放題の名無し板じゃ

424:名無し物書き@推敲中?
08/11/05 23:00:10
10回ほど応募したけど、
一度も最終に残ったことのない無能が通りますよ

425:名無し物書き@推敲中?
08/11/06 09:03:47
どこを目標ラインとするかってのも人それぞれだからね
月間賞しか狙わねーぜなのか、佳作以上で十分満足なのか、最終候補まで残れば万々歳なのか
最初は月間狙う気満々の人でも、大概は何度も落ちると目標が最終候補に残りたいってところまで下がるしなぁ

だいたい何回目くらいで傾向つかんで、初めて最終候補以上に残るもんなんだろうね?
俺は投稿4回目で初残りだったが、初投稿から3ヶ月連続で箸にもかからなかったわけで、そのときは頼むから最終通してくれとしか思わなかったw

>>424
落ちた原因と、佳作以上の作品が評価された理由を考えればいいんじゃない?
この作品が好き嫌い、面白い面白くないじゃなくて、ここが評価されたんだなというところを見つければ

426:名無し物書き@推敲中?
08/11/07 17:32:14
メールこなんだ
今月もダメですか

427:名無し物書き@推敲中?
08/11/08 17:15:00
kaso

428:名無し物書き@推敲中?
08/11/08 21:01:31
締切に追われるわけでもないし、ぶっちゃけメルマガ来るまでネタもないしな
この時期はしゃーない

429:名無し物書き@推敲中?
08/11/08 23:19:34
きらら通信がどんどんアレになってくのが気になる。

430:名無し物書き@推敲中?
08/11/09 11:19:33
アレとは?

431:名無し物書き@推敲中?
08/11/10 12:10:38
公募ガイドできららの長編賞のことがクローズアップされてる。

432:名無し物書き@推敲中?
08/11/10 19:49:48
メルマガきたけど、発表まだかよ

433:名無し物書き@推敲中?
08/11/10 19:55:49
まだ連絡きてない人は首の皮が繋がりましたな

434:名無し物書き@推敲中?
08/11/10 20:30:57
きらら長編賞って、送ってから一年近く(以上?)ほったらかされて
「あんた駄目」と書かれた紙切れ一枚が郵送されてくるだけらしいじゃん。

435:名無し物書き@推敲中?
08/11/11 00:31:11
落ちた作品ですが、もしよかったら批評などよろしくお願いします。

「月の砂」

 ここはどこだろう。
真っ暗な世界の中、空には無数の星とぽっかりとした丸い月が浮かんでいる。
夜なのだろうか。僕は辺りを見渡した。
足元がやけにふわふわすると思っていたら砂浜の上にいた。
目前には海が広がっている。
潮風が優しく肌を撫で、耳を澄ますと静かな波の音が聞こえた。
「久しぶりね」
 声がして振り向くと、そこには見覚えのある女の子が立っていた。
目を凝らしてよく見てみると、高校時代の恋人だった。
「……砂月?」
 名を呼ぶと、砂月はにっこり笑った。
潮風で揺れている長い黒髪が夜の闇に溶けいりそうだった。
泣いているのだろうか、ぱっちりとした大きな瞳は潤っている。
「見て、月の砂よ」
 砂月はそう言ってしゃがみこみ、砂浜から虹色に光る貝殻をすくって僕に見せた。
「あなたが教えてくれたのよね、月の砂」
 確かに僕は砂月にいつだったか教えた気がする。
死んだ人は月にいって、そこから貝殻を降らせるのだと。
それは月の砂と言うのだ、と。
単に彼女の名前が砂に月と書いてさつきと読むからなんとなく言ったのだと思うが、もしかしたらあのときの僕には砂浜の中で小さく光る貝殻が、本当に月の砂に見えたのかもしれない。

436:名無し物書き@推敲中?
08/11/11 00:32:54
続き


「ねえ、私が死んだらあなたのもとに月の砂を届けるわね。
私のことを忘れないように。
あなたのこと、ちゃんと見守っているって教えるために」
 そんな縁起の悪い、と僕が言って彼女の小さな手に触れようとしたとき、そこで意識が途切れた。
 目が覚めると僕は自宅のベッドの上にいた。
先ほどまでのことが夢だと気づくのに時間を要したのは、枕元に小さな貝殻、いや、月の砂が置かれていたからだ。
まさか、と嫌な予感が胸中をよぎったが、僕はそれに気づかないふりをした。
 そして、高校時代の友人から砂月が交通事故で亡くなった、と知らされたのはそれから二日後のことだった。
悲しかったが、それならあの夢も月の砂のことも納得がいく、と冷静に思った。きっと砂月は最期、僕のもとに月の砂を届けてくれたのだ。
自分のことを忘れないでほしいと、僕をいつまでも見守っているのだと言いたくて。
 僕はベランダで月の砂を指先でいじりながら夜空を見上げた。
あの夢のとき見たものと同じ、多くの星がちりばめられている中、まん丸な月が浮かんでいる。
あの月から今も月の砂を降らせている砂月を思えば瞳にうっすらと涙が溜まったが、寂しくは、なかった。

437:名無し物書き@推敲中?
08/11/11 01:06:04
感想じゃなくて、批評します。

>いつだったか
>あのときの

1000文字小説で使うにはあいまい過ぎ。
ただ雰囲気を出したいだけ、文字数削減したいだけの逃げの表現にしか感じない。
あと、扱っている内容が凡庸。
死んだ恋人が夢に出てくる話なんて、たぶん腐るほど送られてきてるはず。
そんなテンプレ作品から一歩抜きん出るような個性、魅力もない。
文章はとくに引っかかることなく読めた。
けど、何もかも普通=ダメ作品=落選、という結果だと思う。
文章、テーマ、話の構成、どれか一つでもまわりに差をつけられるような要素を
盛り込まないと予選通過は難しいと思う。

438:名無し物書き@推敲中?
08/11/11 01:30:18
なんで昔の恋人が、いまわの際にわざわざ挨拶に来るのさ?
未練残してたわけ? 二人はどうして駄目になったの?
そこが肝心なところでしょ? でも全く書かれていないから、
このお話はがらんどうなんだよ。中身がない。月、星、砂、恋人、交通事故、死・・・
綺麗に見えそうな部品だけを集めて、なんとなくそれらしく並べてみただけ、って感じ。

439:名無し物書き@推敲中?
08/11/11 01:41:43
多いんだろうな
こうゆう応募作

440:名無し物書き@推敲中?
08/11/11 02:03:59
1・空に無数の星が見えたら、わざわざ書かなくとも普通は夜です。
じゃなきゃ、日食か、宇宙空間在住です。
2・見覚えのある女の子が立っていて、目をこらしてようやく昔の恋人だと気付いたわけ界?
見覚えがある時点で恋人だとわかりそうなもんじゃね?
3・瞳は「うるむ」んだよ。「うるおう」んじゃないぜ。目薬でもさしたんなら「うるおう」けどな。
それと、瞳は虹彩の部分だぞ。あまりサイズに個人差はない。目と同義じゃネエよ。
4・この男は悲しむ割には冷静で、涙をためるけど寂しくはないんだな。
こいつの心の置き所がわかんねえ。格好付けて気取ってるだけか?
それともこの女のことなんかどうでもよかったんか?


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