08/07/19 17:07:14
>>231
死ぬと物質に変わって土や岩みたいになって万有引力の法則に支配されるその時の気分は大らかだよ、換言すると畢竟、ねえ、大地の音だよ。アフリカのリズムだな。舞踏というねえこれが、
長期間にわたって続くわけだけども、その、踊ってるような感覚が続くわけだ。まあ、それがだんだん高ぶってくる、それはなぜかというとまたたんぱく質になろうとしてるんだ、分子が、集まってきてるわけだ、
これは死すべきものじゃないよ。死なないんだね。意識と言うものは組み込まれたプログラムが発生源だから、まあ、生殖によって、
そのプログラムを書き換えていくわけだが、それは別に意識を移しているわけでも自分が増殖しているわけでもないからなあ、
それはある意識を発生させる機械を作っているだけだから、そんなことをしながらまた土に返っていくというこれが自然主義の基本的な思想なんだ。トルストイが創始者で志賀直哉とかがよく酔うと酒場で、うんちくをたれてたと言う、
うまあ、文学史のねえ、予備知識だな。