あなたの文章真面目に酷評します 別館 Part4at BUN
あなたの文章真面目に酷評します 別館 Part4 - 暇つぶし2ch300:名無し物書き@推敲中?
09/02/11 00:55:16
300

301:名無し物書き@推敲中?
09/02/11 01:24:28
投稿者←→批評者
↑        ↑
粘着      粘着


荒らし


という構図。

302:名無し物書き@推敲中?
09/02/11 06:48:30
↑あらたな粘着

はい終わろうぜ


303:名無し物書き@推敲中?
09/02/11 07:49:50
ageてるやつは大概荒らしだな。

304:名無し物書き@推敲中?
09/02/11 09:02:57
別館では何もかもがどうでもいい
こんな低速スレ、荒らしたくば荒らせ

305:名無し物書き@推敲中?
09/02/11 19:54:11
んじゃ本館荒らそうか( ´_⊃`)??

306:名無し物書き@推敲中?
09/02/11 19:57:28
別館常駐してるようなやつはきっと本館なんか見てない

307:名無し物書き@推敲中?
09/02/11 20:30:01
はぁ?w

308:名無し物書き@推敲中?
09/02/11 20:33:33
>>297
投稿者は批評者に対してなにかレスをするのが義務なのか?
つかおまいさんの批評こそ詳しく説明しきれてなくて

309:名無し物書き@推敲中?
09/02/11 20:34:29
>>297
投稿者は批評者に対してなにかレスをするのが義務なのか?
つかおまいさんの批評こそ詳しく説明しきれてなくて曖昧だぞ
それこそ前の人が言ったように礼がほしいならしっかりと批評をするべき

310:名無し物書き@推敲中?
09/02/11 20:35:05
おお、二重

311:名無し物書き@推敲中?
09/02/11 20:42:01
なりきりで誰かがありがとってレスしといてやったらいいよ

312:名無し物書き@推敲中?
09/02/11 21:38:16
ageてるやつは大概荒らしだな。

313:名無し物書き@推敲中?
09/02/12 07:47:30
sage進行でないスレで何を

314:名無し物書き@推敲中?
09/02/12 09:21:18
>>312ですよねー^~^

315:名無し物書き@推敲中?
09/02/12 10:08:19
>>312
貴様のような馬鹿がいるから荒れる
よって貴様が荒らしだ!

316:名無し物書き@推敲中?
09/02/12 16:39:44
>>293さんだったら、290さんの文、どういう風に書きますか?
読んでみたいです。よろしくお願いします。


317:名無し物書き@推敲中?
09/02/12 18:39:22
中身の乏しいお話をどう改良しますかなんて酷な依頼だな
魚の骨とミカンの皮しか入ってない弁当箱はどうアレンジしたって残飯だよ

318:名無し物書き@推敲中?
09/02/13 23:35:07
いやお前の人生のはなしなど誰もしていないが^ε^笑

319:名無し物書き@推敲中?
09/02/14 07:16:57
URLリンク(c.2ch.net)

320:名無し物書き@推敲中?
09/02/14 12:15:08
290です
礼が遅れて申し訳ありません
>>291
>>293-296
評ありがとうございます

>>297
はり逃げ、ですか
評をいただいたことは大いに参考になりましたし有り難かったのですが、
もうひとつ自分としては納得の行きかねる評であったため―偉そうな言い草ですけれど、これが正直な気持ちです―別の方の評を見てみたいという気持ちが残り、評を読んでいたにも拘わらず礼をするのを控えていた次第です。
けれども、礼をした後でも、そういうレスをいただけることはあるものだと例のレスをもらった後に悔やんだりもしました。
返レスをしてしまったらこれ以上の評は望めないかもしれないという不安からのものだったのですが反省しております。
あえて納得の行きかねる部分については言いません、自分の思い違いかもしれないし、ゆっくりかんがえてみることにします。
別館については>>292の言われたとおりです
ちなみにわたしも>>293のリライトが読みたいです
こんなこと言えた立場ではないと思いますがお願いします

321:291
09/02/14 12:26:48
>>309
>>320
まぁ今更だが、貼り逃げ云々は俺はレスしてないからな?
正直もう少し煮詰めたものを貼ったほうがいいと思うぞ。

322:290
09/02/14 13:37:17
そうですね。推敲は重ねたつもりだったのですが、正直10分かそこらで思うままにかきあげたって感じです。
指摘されても自分の中で納得の行っている部分は保留しておくとして、多分に参考になったし改めようと思うものもおおくあります。やはり一週間くらいは寝かせておいてみたほうが良いですね。

323:290
09/02/14 13:37:51
すみませんあげてしまいました

324:293
09/02/14 15:01:39
 こんにちは。

 私も今更ですが、貼り逃げ云々のレスはしていませんよー。
 リライトですが、ここに書いてもよいんでしょうか。確かリライト板って
ありましたよね。私も書いてみますが、そこで改めて依頼を出してみては如
何でしょうか? 

 批評の中で納得出来ないものがあったときは、遠慮せずにぶつけてみた方
がいいと思いますよ(^-^ その方が投稿者にとっても、批評者にとっても、
お互いにプラスになります。

 今日はこれから外出するので、帰宅は夜になると思います。ので、リライ
トはその後やってみますね。……もし寝ちゃったらごめんなさい(こら。い
や、ちょっと最近寝不足で……。ではでは。

325:名無し物書き@推敲中?
09/02/14 15:12:08
あっ、失礼いたしました。>>291さんも批評してるの見落としていました。
291さんか293さん、どちらでもかまいません、お手数ですが、ちょっと
書き直してもらえないでしょうか?

326:名無し物書き@推敲中?
09/02/14 15:57:35
おk。書き直してみたよ。

 佑子はかねてより肩凝りに悩まされていた。ぼんやりとテレビを眺めてはため息をつく。小学生の息子が母親の肩を叩くドラマのシーンに、そういえばうちの子もよく肩叩きをやってくれていたな、と思い出した。
 お母さん、もういい?
 不意に息子の声がしたような気がして、テレビの音声をリモコンでオフにする。あたりを見回してみる。が、祐子がひとり座していた八畳の間はしんと静まりかえっていて、時さえ止まっているかのようだった。佑子は笑みを洩らし、「お母さん、もういい?」―
 過日、交通事故で亡くなった一人息子、翔太の口癖だった。飽きっぽい子で、家の手伝いをやらせても、宿題をやるように言っても、すぐにそう訊いてきた。まだ、これからよ。これからじゃない。祐子はそのたびに自分がそう答えていたのを思い出して目頭が熱くなってきた。
「まだ、これからよ。これからじゃない?」
 祐子は立ち上がると、ぐるぐると首と肩を回して、洗濯物を取り込みに庭へと出ていった。

327:名無し物書き@推敲中?
09/02/14 17:26:11
>>326
ありがとうこざいます。元の文より数段よくなったと思います。
ただ疑問が一つあります。五行目に「佑子は笑みを漏らし」とありますが、
なぜでしょうか? 流れからすると、青ざめて驚くのが自然のような気が
するのですが。あと最後の一行がなんか哀しみの余韻を消してるように感
じるのですが……。すいません、偉そうに。でも本当に文はよくなったと
思います。


328:327
09/02/14 17:38:47
>>326
すみません。最後の一行、読み違いしてたみたいです。そのままでいいです。

329:327
09/02/14 18:01:43
>>326
度々すみません。やっぱり最後の一行の「ぐるぐると首と肩を回して」の部分
を「目元にハンカチをあてがいながら」なんかに書き換えたほうが分かりやす
いような気がするのですが……

330:名無し物書き@推敲中?
09/02/14 18:09:37
おk。書き直しの解説をするよ。

結局、小説は人物を描くことが大事なんだ。だからどういう人物を設定するかちゃんと考えておかないとけない。
書き直しの祐子は、そうだね、映画ポニョの主人公宗介のお母さんのイメージだよ。強い。前向き。そんなイメージさ。
肩を凝る人って頑張り屋さんが多いんだ。一つのことに打ち込んで、気がついたら体をこわしている。そんな感じ。もちろんこれは勝手なイメージさ。でも、嘘っぽくはないだろ?

息子を事故で亡くした祐子は、その悲しみから立ち直って生活をしているんだ。強い、からね。
だけど、テレビドラマのシーンから息子のことを思い出す。その瞬間、空耳が聞こえる。息子の口癖だね。
そしてその息子の口癖を声にして真似てみようとしたとき、笑みがこぼれたんだ。それは声にしてみようとしたときの、恥ずかしさというか、照れ、みたいなもんさ。

息子の口癖を真似て、今度は自分がなんて答えていたかを思い出し、それを口にする。
つまりだね、在りし日の、息子と自分のやり取りを、そのとき、演じたんだよ。
「お母さん、もういい?」「まだ、これからよ。これからじゃない?」
ってね。
演じながらちょっと悲しくなったけど、よし、がんばるぞ!というふうになったんだ。
そう、悲しみにひたるお話じゃなくて、前向きに生きていく祐子の姿を描いた小説になったんだね。
それもこれも祐子という人物造形が決めてから書いたからさ。
むろんこんな短いシーンだけで、祐子の人物像を伝えることはできないよ。
読者によってはまったく違ったイメージをもつかもしれないけど、ま、それはしょうがないのさ。

331:名無し物書き@推敲中?
09/02/14 18:43:24
>>330
なるほどと思うところ、ちょっと自分とは考えが違うなと思うところ、いろい
ろ感じるところがあってとても参考になりました。ありがとうございます。


332:290
09/02/14 20:20:19
>>326
ありがとうございます
自分の作文と重ね合わせてみてこういったやり方もあるのかと、とても勉強になりました
しかしどうにも疑問が起こるので失礼にあたるかもしれませんが書いていきたいとおもいます
>>小学生の息子が母親の肩を叩くドラマのシーン
ここはわたしとしてはテレビの内容と作文中の状況をあまり被らせたくないのですが、ややもするとご都合主義に思われそうで……
ぼんやりとテレビを見るともなく、息子の姿を想い起こしたという状況はそれほど不自然なものでしょうか?
>>おかあさん
記号は使わないんですか? >>293とは別の方なんですね
>>八畳の間
>>291はここをだれもいないということだけを書き、そこから内面描写につなげればいいと言われていましたがわたしは情景描写も兼ねているつもりでいて
「ここ」と言われても読み手にはしっかりと伝わらないと感じたのであのような書き方になったのですが、これに関してどう思われますか?
>>過日
これは曖昧表現に当たらないのですか? 当たらないのであれば曖昧表現の意味を解説ねがいます
当たるのであれば曖昧表現が何故いけないのか、人称とかいうものと関係があるんですかね?

333:名無し物書き@推敲中?
09/02/14 20:22:20
>>ぐるぐると
情景描写などの語り手と登場人物の年齢などとは別だとかんがえてはいけないでしょうか?
言ってる意味わからなかったらすいません……
たとえば「飼育」の主となる登場人物は子どもたちなのに、それにそぐわないような情景なり心理描写があるわけですが……

ついでなんで大方の疑問も
>>291
>>超展開
と言われていますが、それだとはなしがスムーズに流れないとおもうし、面白みが減るとおもうんです
はじめっから佑子は先日息子を亡くしていたみたいなだと読み手も硬くなってしまいそうで憚っていたんですが
佑子が息子を亡くしたショックでぼーっとしているところから入りたかったんです。描写少なすぎましたね

>>目がひらいた
ここは、いままではまわりのものがよくみえない状態で、ようするにまわりに目が向かないぼーっとしている佑子を想像してもらえればokです
つまり目がひらいたとは、ようやくまわりに目が向くようになった、内に内に閉じこもっていた状態から解放されたみたいなイメージです
わかりづらいですね……
さしあたり以上です

334:290
09/02/14 20:27:44
>>333はわたしです

リライトについては、すっきり読みやすくなったし情景が浮かびやすくなっようで、すごくいいとおもいます

335:名無し物書き@推敲中?
09/02/14 21:10:18
>>332
>>小学生の息子が母親の肩を叩くドラマのシーン
>ここはわたしとしてはテレビの内容と作文中の状況をあまり被らせたくないのですが、ややもするとご都合主義に思われそうで……

これはあえて書いているんだよ。というか、きみ、きみ、「被らせたくない」って、それはきみが作者だからそう言えるんだ。読者にはわからないよ。中学生かもしれないじゃないか。きみのだとどこにも小学生と書いてないだろ。
だから小学生の息子と書いて、うちの子=小学生、という錯覚を起こさせているんだ。(ちなみにテレビが小学生で、もしうちの子が中学生だったら、そう書かなければならなくなる。だから、うちの子=小学生となるんだよ。)
ま、この場合錯覚じゃないけどね。読者はそう思い込む。これが目的なんだ。
具体的に小学何年生かというところまでは要らないと思うけど、小学生か中学生かの差は大きいからね。もしかすると高校生だと想像する人もいるかもしれない。だからそんなへんな想像されないように想像の幅を狭めているんだ。
母親の肩を叩くのは小学生までだよ、なんていうのはなしだよ。そういうのって、けっこう家庭環境によって違うんだからさ。

>記号は使わないんですか?

ダッシュを使ったらなんだか早い感じがするだろ? さっと、聞こえるような。ポンと空耳が聞こえた感じにしたいなら要らないよ。
それに改行してちゃんと独立させているだろ。これも見た目からポンとそれが聞こえたように工夫しているんだ。
こうしなければならない、こう書かなければならない、なんていうのはなくて、どう読ませたいかを意識して自分の感性で書けばいいんだよ。感性だから合わない人いるかもしれないけどね。

内面描写とか情景描写も同じ。自分の感性を信じて自分で選択するしかないよ。
「過日」という言葉選びもそうさ。ここで読者に与えたい情報は、息子が過去に交通事故で亡くなっているということだけ。詳しい情報は要らないと判断したから、「過日」で済ませているんだ。

336:290
09/02/15 00:42:21
それであれば単に就学前の息子と書いてもいいわけですね
いやリライトの手法は凄く効果的でただす必要ありませんが
記号についても納得が行きました
>>詳しい情報はいらないと判断したから
そうですね。わたしも同じかんがえです
いろいろな意見、ほんとうにありがとうございました

337:293
09/02/15 01:33:42
>290
 まず最初に。
 ざっと読みましたが、私は>>335さんの意見には、概ね賛成です。リライ
トも上手いと思います。あなたの文章に近いですし、原文に比べてかなり良
くなっていると思います。「落ち」についてあなたは納得がいかないみたい
ですが、私はこちらのリライトの方が良いと思います。展開については個人
の好き嫌いも勿論ありますが、読み物として>>335さんのリライトの方が納
得できる。


 記号は提案で、そういう風に書く方法もありますよ、っていう意味だ
ったんですけどね。実は私自身はあまり記号とかは使わないです。けれど、
あなたの書いた文章なら、こういった使い方も出来るかな、と思いました
ので提案させて頂きました。

 曖昧表現が、というのは、あなたの書く文章中には、あまりにも曖昧な
表現が多かったからです。>>335さんが仰ってるように「ここでは息子が過去
に交通事故で亡くなってることさえ分かればよい」と判断したなら、何も無
理して情報を入れる事は無いですよ? けれど、あなたの書く文章は、何も
かにもが、全てあやふやな感じがします。舞台や主人公についての設定が甘
いと思いますし、描写も全体的に甘いです。息子がどれくらいの年齢なのか
も分からないですし、裕子の人物像もよく分かりません。こんな短い文章で
全てを読者に伝えるのは無理ですが、伝えようと努力はすべきです。

 
 あなたの文章を踏まえたリライトとしては、>>335さんの書いた>>326が良
いと思います。私が書いても、同じ感じかと。ですので、私は「私がこの題
材で書くとしたら」という前提で、リライトしてみました。それを踏まえて
から、お読みください。

338:293
09/02/15 01:39:54

 溜まった洗濯物を片付けた後の事を、佑子はよく覚えていない。
 気が付けば、テーブルで頬杖を突きながら、ぼんやりとテレビを眺めてい
るところだった。八畳一間のリビングには、ブラウン管向こうからの笑声が
響いている。バラエティをやっているらしい。窓に視線を移すと、暗雲が低
く垂れ込めていた。
 息苦しさを感じて、佑子は肩を大きく回した。肩凝りが酷い。若い時から
悩まされ続けてはきたけれど、ここ二三年は特に酷い。暫く擦(さす)ってみ
たり揉んでみたりはしたものの、一向に痛みが和らぐ気配は無いので諦めた。知らず、長く深い溜息が口から漏れ出る。

「お母さん、もういい?」

 聞きなれた声が耳元で聞こえたのは、丁度その時だった。はっとして、背
後を振り返る。

 誰も、いない。

 見回した室内には、物の動く気配すら無かった。聞こえてくるのも、四角
い箱の立てる、かしましい騒音のみだ。
 そう。
 いるわけが、ない。この部屋、この家にいるのは、佑子一人だけなのだ。
佑子にもそれは分かっていた。彼女の愛した我が子、翔太はもう、この世の
どこにもいないのだと頭では理解している。
 翔太は一週間前、夫と共に還らぬ人となった。中央分離帯を乗り越え、対
向車線側に逸脱したトラックが―保険の調査員が抑揚の無い声で淡々と語
った事実を、佑子は覚えている。空き病室の窓から臨んだ落日の紅さを。今
も、こうして。

339:293
09/02/15 01:40:50

 瞼の裏に滲みだした紅を振り切るように、軽く頭を振った。
 どうかしている。何かをしよう。何もしないから、こんな幻聴を聴くの
だ。洗濯物は終わったし、そうだ、ゴミをどうにかしなくては。喪服もク
リーニングに出さなければいけないし、保険の山田さんにも連絡をしなけ
れば。ああ、やる事が一杯ある。そういえば急だったから、労金にも入金
していないし、そうよ、明日は給食費の回収が、佑子は慌てて口を押さえ
た。
 加速のついた思考が、膨れ上がって口を突いて出てしまいそうだった。
だめ、いけない。分かっている。大丈夫。深く、深く、息を吸う。テレビ
では相も変わらず、司会者が愚にもつかぬ事を並べ立てて騒いでいた。何
がおかしいのだろう。ちっとも面白くない。もう消してしまおうか。
 ああ、肩が痛い。肩が、とても、痛い。
 溜息混じりの息をゆっくりと吐き出す。
 肩を叩こうとして、しかし先の効果の無さを思い出した。どうしようかと
瞬時迷ったが、違う方法を思い出す。記憶の片隅にあるその情報を思い返し
ながら、強く肩の付け根と肩先の中間部分を押した。そうすると、気のせい
か少し楽になったような気がした。もう一度深呼吸をして、同じ場所を中指
の腹を使って指圧する。何度か繰り返すと、今度は気のせいではなく、徐々
に落ち着いていくのが自分でも分かった。

340:293
09/02/15 01:43:55
 肩井(けんせい)、不意に名前を思い出す。
 ああ、そうか。これは翔太が教えてくれたんだ。指圧を続けながら、佑
子はその時の事を思い出す。肩叩きは数少ない翔太の手伝いの一つであっ
たが、佑子の凝り固まった肩は、翔太の小さい手にはあまるようで、少し
叩いては止め、少し叩いては止め、といった具合だった。そんな翔太があ
る日、同級生から聞いたのだといって、この肩井というツボを教えてくれ
たのだ。肩叩きよりは楽だと思ったのかもしれない。結局あの時は、翔太
の力が弱かった為、気持ちがいいというよりは、くすぐったいのが上回っ
て直ぐに止めてしまった。

 もう一度、確かめるようにゆっくりと押す。

 もう三年もしたら、こうして気持ちの良い指圧をしてくれるようになっ
ただろうか。その時が見たかった。もう少し身長の伸びた我が子に、して
あげたい事が一杯あった。佑子は、それが自分の本心だった事を悟った。
事故後は翔太の死を事実として受け入れる事で精一杯で、翔太への想いに
は蓋をしていた。敢えて考えないようにしていた。
 佑子は両の掌で瞼を覆った。
 忘れられるわけが無いのだ。どれ程見ないようにしても、心の底では翔
太を思い続けている。本心に向き合わねばならない。見ない振りはもう出
来ない。

341:293
09/02/15 01:44:44
 暫くそのままの姿勢で佑子は俯いていた。
 しかし、やがて意を決した様子で立ち上がると、ベランダの窓を勢いよ
く開けた。相変わらず鉛色をした重い雲は垂れ込め、六月の風は生温く湿
っぽい。洗濯物が乾くのには時間がかかりそうだ。何ひとつ状況は好転し
ていない。けれど、上空を見つめる佑子の瞳からは既に悲しみの影は消え、
代わりに優しさと強い意志とがそこには宿っていた。

 ―お母さん、もういい?

 佑子は静かに息を吸う。

「もう、いいよ。ありがとう、今まで」

 熊のアップリケをつけたTシャツが、
 風に揺られてふわりとはためいた。

342:293
09/02/15 02:12:49
 なんか文の整形が上手く出来ないなぁ。

>>339

 瞼の裏に滲みだした紅を振り切るように、軽く頭を振った。
 どうかしている。何かをしよう。何もしないから、こんな幻聴を聴くの
だ。洗濯物は終わったし、そうだ、ゴミをどうにかしなくては。喪服もク
リーニングに出さなければいけないし、保険の山田さんにも連絡をしなけ
れば。ああ、やる事が一杯ある。そういえば急だったから、労金にも入金
していないし、そうよ、明日は給食費の回収が、

 佑子は慌てて口を押さえた。

---------

 です。ここで改行します。横書きなんで、間に一行余計に挟めてますが、
縦書きなら詰めて書きます。
 あくまでも「私だったら」、です。
 ただですねー…まず、この題材では私は書かないです。だって、山も落
ちも何も無いですし。息子に死なれた母親が立ち直る、っていうだけの話
でしょう、これ。純小説の題材としてなら、まぁ、あるかなぁ……とも思
いますけど、でもこれを純小説で読ませるなら、もっと表現、特に心情描
写に力を入れないと。かなり筆力が要ると思います。

 さて。前のレスを読んでいて、ちょっとムカッときたので。
 はっきり書きますけど、「目がひらいた」なんて表現は、ものすごく陳
腐な表現です。そんな文句が、買った小説に出てきたら、まずゴミ箱行き
です(笑) それに、初心者の方が小説を書き始めると、まず使う文句です。
なーにを偉そうに、って思うかもしれませんが、私も最初の頃に使ってま
した。語彙が少ないですから(今もですけどねー。精進あるのみ!)、そう
いう言葉を安易に使っちゃいがちなんですよ。 

343:293
09/02/15 02:13:52
 何様のつもりじゃー! と思うかもしれませんけど……まぁ、そう思っ
たなら、有名どころの投稿小説サイトさんに投稿してきてください。大体
似たこと言われると思いますよ。ここまではっきり書く人は少数かもです
が。

 あ、ちなみに私のは読めば分かると思いますけど、純小説系の文章では
無いですから。もし、そちらを目指すのであれば、違う方の助言を頂いた
方がいいですね。私はミステリ作家志望だし、純小説の書き方とは全く違
いますよ。言葉も平易なものを選んでいるし。

 以上、かな。
 うーん、ちょっと偉そうになっちゃったかも。でもなぁ、そう思うしな
ぁ。ちなみにミステリ好きとしては、こっからサスペンスに持っていきた
いですけどねー(笑)。

344:293
09/02/15 02:32:25
 あれ、何か消えてる。

 「悲しさは消え~、優しさが~」なんてのも、ありふれた表現です。
リライトの時、よっぽど削ろうかと思いましたもん。

 ああ、あとついでなんで。ご都合主義とか言われた、テレビ番組の
言及について。「番組で肩叩きの宣伝を見て、息子の事を思い出した」
っていうのの、どこがご都合主義なんですか? 普通にありうること
でしょ。ご都合主義ってのは、ストーリーに合うようにって「強引に」
設定を付け加えたりすることでしょう。大体、この短さの文章と内容で
ご都合主義も何も無いもんだ(笑)。
 まぁ、肩叩きの番組を見て思い出したってのは、何か直球すぎるし、
あなたのレスを見た後だったんで、リライト時には考えましたけど。

 普通は「ああ、何かテレビで番組やってて、それで息子さんの
こと思いだしたのかな?」って考えると思いますけど。だったら、文章
中に思いだすきっかけとなった番組について、一言くらい触れるべき、
っていう批評が出て然るべきでしょう。最初から言えばいいんですよ、
そうではなくて、何となく思いだしたんだってこと。少なくともあなた
の書いた文章中からは読み取れませんから、追記にでも書くべきです。

 あと何だっけ。何かまだあったような気がするんですけど……
 まぁいいや。

345:名無し物書き@推敲中?
09/02/15 09:22:00
純小説って純文学の間違いか?

346:名無し物書き@推敲中?
09/02/15 09:25:52
別にそこは突っ込むところじゃないだろ。

347:名無し物書き@推敲中?
09/02/15 11:10:03
たしかに突っ込むところじゃないな
質問すべきところだ
あ、してるわ

348:293
09/02/15 11:11:00
 純文学です(笑)。純小説って。
 ここでは純文学の小説ってことで、よろしく。
 ちょっと心が和みました。ありがとう。

 で、試しに「純小説」で検索してみたら結構ヒットしちゃったり(笑)。
 純と小説とが別々に記載されてるだけってのもあるんですが、
「純小説」でヒットするのもあったんで、ちょっと首捻り。
 純粋小説ってのがあるんで、そっちの派生か、私みたいに間違
って書いたか、ですかね。

349:293
09/02/15 11:36:11
 うーん、自分の読み返してみたんですけど、

>もう一度、確かめるようにゆっくりと押す。
もう三年もしたら、

 連続で「もう」が。

>もう一度、確かめるようにゆっくりと押す。
あと三年もしたら、

 だな。

 あ。そういえば、「溜息混じりの息を吐いた」ってのは、重言に
なっちゃうんですかね? ちょっと迷ったんですけど。たとえ重言
じゃなかったとしても、もっと良い言い回しが無いかなぁ、って思
うんですよ。何か思いついた人いたら教えてください。

 「かしましい騒音」ってのも、少し無理があるかなぁ、と思って
ます。普通は「主婦たちの井戸端会議は姦(かしま)しい」とか、そ
ういう使い方ですよね。形容詞だから騒音を修飾しても構わんかな
ーと思ったんですけど。
 最初は「やかましい騒音」かと思ったんですが、やかましいって
のは口語的ですよね。騒々しい騒音じゃ、それこそ重言になっちゃ
うし。何かしっくり来ないっていうか。

350:名無し物書き@推敲中?
09/02/15 11:48:44
重言になると思うなら溜息をついたでいいじゃん
息を吐いたなんてつけて何か変わるのか?

351:293
09/02/15 11:55:07
 うーん、溜息をつくのと、ただの息をつくのとでは、少し違いが
あるじゃないですか。普通にゆっくり息を吐いたその中に、溜息の
成分も少し混じっていた、というような事を書きたいんですよ。
 わかりにくいか(^^;。普通の息7割、溜息が3割ってとこです。

352:293
09/02/15 12:01:58
 あと、溜息をついた、だと連続表現になっちゃうんですよ。
 最初の方で確か溜息をつかせてるので。
 ってことは、最初の方は溜息じゃなくて、ただの息にすればよいのかとも
思うんですが、一応リライトなんで最初の方は原文通りため息にしなくちゃ
いけんよなぁ、とか、まぁ、色々と。
 んじゃ、あとの方は溜息にしなけりゃいいんじゃねぇか? とも思うけど
ここは展開上溜息の必要があると思うわけで。繰り返しを避けようと思って
「溜息混じりの息」なんて表現にしてみたわけですが―まぁ、あれですよ
ね。重言がどうとかこうとか言う前に、面白くない表現だから。本人として
は気に食わないんです。それでお知恵を拝借ーと思った次第です。

353:名無し物書き@推敲中?
09/02/15 12:24:36
溜息とただの息では違いもあるが、溜息まじりの息と溜息とではたいした違いなんて無いよ
何度も同じ動作をさせるのが嫌ならどっちかで溜息つかせなけりゃいい

354:293
09/02/15 12:34:45
>溜息まじりの息と溜息とではたいした違いなんて無い

 え、そうかなぁ?
 結構違いがあると思いますけど……だって、たいした違いが無いのなら
使い分けたりしませんよ。あ、でも、確かに読者にとっては、どっちでも
構わんだろ、と思われるような事だとは分かっています。だけど、それで
表現の吟味を怠る、ってのは作家としてはどうなのかなぁ。
 というか、質問者である私は違いがあると思っているわけですから、そ
こで違いが無い、と言い切られてしまうと、話が進展しないと思うんです
が(笑) まぁ、気になる人も世の中にはいるんだと大目にみてやってくだ
さい。何かいい表現無いかなー。


>どっちかで

 いや、だから、それは無理だったんですって(笑)。
 >>352を読んでくださいな。

355:293
09/02/15 12:42:19
 まぁ、あれかなー。リライトって言っても、これは大分改変してあるから
最初のは溜息にしないでも良かったかな。
 でも、同じような状況に陥ることは多々あるわけだから、語彙の引き出し
を多くしておくに越した事は無いわけです。

 そういえばダッシュが先頭に来るときは、一字下げはするのかしないのか
、も気になったり。前に調べた時は、どっちもあってよく分からなかったん
ですよねー。私は一字下げしてますけど。

356:名無し物書き@推敲中?
09/02/17 07:39:06
( ´_ゝ`)おれは荒らしじゃない
ただの童貞の拝金主義者だww

357:名無し物書き@推敲中?
09/02/17 22:27:26
>>355
おれは7行目の方が気になる
位置がおかしいでは無くそこに読点はいらないだろ

358:293
09/02/17 22:38:18
>>357
 7行目? 本文のですか?

>悩まされ続けてはきたけれど、ここ二三年は特に酷い。暫く擦(さす)ってみ

 ここ? 接続詞の後だし、あった方が読みやすくないです?

359:名無し物書き@推敲中?
09/02/17 22:44:33
もしくは「ここ」を無くすか別の言葉に置き換えるか。
まぁ気にするほど大した事じゃない。些細な問題だ。

360:293
09/02/17 22:54:18
 あ。そういえば、そうです。「ここ」じゃない言葉にしようとして、
思いつかないから、そのままにしてたんだった。

>若い時から悩まされ続けてはきたけれど、ここ二三年は特に酷い

 「ここ」って口語的すぎるし、あと漢字の「二」に形が似ているから
「二」が三連続してるみたいで少し見づらいなぁ、って思ったんですよ。
 「この二三年」にした方が若干良いかな? と思いますが、もっと他
に良い言い回しがありそうです。
 違う単語を置くとすると、読点がいるかいらないかは微妙な線のよう
に思います。漢字で始まる語句なら、読点はいらないですね。長い文章
じゃないし。

361:名無し物書き@推敲中?
09/02/18 20:47:53
(p○`)

362:名無し物書き@推敲中?
09/02/18 21:05:03
ルール違反?
かな?

363:290
09/02/18 21:18:30
まあリライトの感想は別として、気になったところだけ言わせてもらうとすると、
>>337
>「落ち」について納得がいかないみたい
そんなこと言ってましたか? むしろ参考になって嬉しかったんですがどこを見て取ったのですか? 単純に気になります
>曖昧描写
つまり曖昧な表現がいけないわけではなくぜんたいを通して曖昧すぎたってことですね? 把握です
>あなたの文章を踏まえた
そうですね、わたしもそう思います
>ちょっとムカっと
え? 疑問をぶつけてみただけですがやはり失礼にあたったかな。ちなみにどの箇所か教えてもらえると助かります、ぜんたい?
>ゴミ箱いき
アハハ、
まあまあ
すみませんね
精進します

ああ、そしてご都合主義ってのは何度もそういう、息子のかたたたきを見て想いだすといったことが繰り返し行われると読者に都合いいな、っておもわれそうだなって意味で、あくまでもわたしとしては被らせたくないなと思っただけのことです
とかくわたしは都合のよすぎる展開をさせることがおおいのでこういう言い方になったのです
>最初から言えばいい
そうですね かき終わって批評をもらったときに後悔しました それは

364:名無し物書き@推敲中?
09/02/22 17:03:29
なんかこのスレ、「木を見て森を見ない」指摘が多いね。

365:名無し物書き@推敲中?
09/02/22 17:30:14
森は現実だからだろ。
プロの作家になれないというw

プロになれない(商品にならない)森に、
商品価値をつけるためには、もう一本一本の木を見るしか手はないだろ。な?

366:名無し物書き@推敲中?
09/02/22 17:40:37
小説の一部分を抜き出して晒されても困るんだよ。ストーリーを最初から最後まで書ききったものを投稿しろよ。
>>290は批評に対しての議論をしたいからここに投稿したの?
そういう意見もあるよって程度に留めておけばいいんだよ。
ガチになって討論したところで何の意味もない。いい加減気づけ。

367:名無し物書き@推敲中?
09/02/22 17:43:35
なんか嫌な奴だなこいつ。
リライト募集したのも酷評されてむかついたから仕返しをしようとしたんだよな?w
なんだ、あんたも私と同じ程度じゃない。どの口があんな批評をしたの?って流れにしたかったんだよ。


368:名無し物書き@推敲中?
09/02/22 17:48:01
363が本人かどうかわからんだろ。
なんか文章もおかしくなってるし。
いま議論してる奴は荒らし目的の別人で、本人はもうとっくにスレを閉じてる。

そういう展開を希望。

369:名無し物書き@推敲中?
09/02/22 17:55:10
確かに場面の一部分を抜き取られてもどう批評していいのかわからんな。
その前後の展開次第でどうにでもなるわけだから。

370:名無し物書き@推敲中?
09/02/22 17:55:39
荒らしって・・・普通にレスしてるように見えるが
まあ確かに書き方がちょっと乱暴だな
ひらがな多いしちょっとむかつくかもw

371:名無し物書き@推敲中?
09/02/22 17:57:01
木、というか葉っぱしか晒されてないからそれ以上のことを言えるはずがない

372:名無し物書き@推敲中?
09/02/22 17:58:54
もういいよこのスレ
久しぶりに上がったと思ったらこれだもんな……

373:名無し物書き@推敲中?
09/02/22 17:59:21





ちょww


なにここwwww



おもしろすぐるwwwww



いいぞもっとやれ

374:名無し物書き@推敲中?
09/02/22 18:02:05
とりあえず>>290は続きを書いてこい
さもなければもう来るな

375:名無し物書き@推敲中?
09/02/22 18:03:19






たかが5行でこれだけ伸びるとはwww




おまえらどんだけひまなんだよwwwwww





小説よりも酷評の方が長いとかwwwww



批評者いい人すぎるだろwwwwww

376:名無し物書き@推敲中?
09/02/23 09:33:02
本スレがカオスなのでこちらに。少々長いです。15枚程度でしょうか。
某所に投稿しました。なんでもいいのでコメントをいただけたら幸い。
URLリンク(www6.atwiki.jp)

377:ののの ◆aBV29DJ2H2
09/02/23 16:08:04
>>326 はリライトによって文の主旨が変わったことまで>>330で詳しく解説しているし、
リライトについて思い悩み中の>>293も話としては確かに面白くなっているから
>>342に書いてあるとおり、原文にはヤマとオチが不足している)
まともな議論だなーと思って見ていたんだが。
>>352とか、すごく重要なことを言っているぜ? 原文の「ため息」みたいなのは、
前後のつながりに悪影響があればばっさり切っていいんだ。

>>363
「ご都合主義」とは起承転結が無いのに、できごと(重要なことを思い出す)や心境
の変化(悲しみを乗り越える)が起こることを言うんだ。
 テレビでも肩こりでもいいけど、とにかくきっかけがあったから今回の文章で描か
れているようなこと(息子の死を乗り越える)が起こったように書くのがいい。


378:名無し物書き@推敲中?
09/02/23 18:08:30
>>376
暇だから読んでみた。
…って、ゴルァ!文章校正くらいしておけ!
他人に読ませようと思ってるならな。
しょっぱなから腰が砕けたわ。

まず、机を接着剤で、というエピソードの絡みは
全然ないんだね。短編なら、これだけ分量とって書いてるところに、
なんの伏線もないのはどうかと思う
変だ変だって書いてるけど、後半、別に変な女でもないし。
これで劇団で弾けて貧乏生活してる、とかなら含みもあるんだろうけど

大人になってからのところだけど、
随分、伸也だけに都合がいい内容になっている。
高校で再会した時、凄いイヤなヤツになってて、それは治らなかった、
とまで書いてあるのに、なんで電話なんてしたんだろうね?
千代の動機が全然見えて来ない。
だからなおさら、伸也ご都合物語、になっちゃうんだよ

会話文は、かなり不自然な感じだなー
小学生のところも、千代がおばちゃん臭いしw
伸也はおじさんぽいし。
大人になってからのところも、会話でキャラクターが浮き出るような、
そんな風な内容だと良かったな。
今のままだと、誰か別人が話してるのかも、くらいに読めるから。


379:名無し物書き@推敲中?
09/02/23 23:57:15
>>376
書き手がいつの時点で書いているのか。
言いかえれば、書き手はいつの時点にいるのか。

叙述の対象の年代が変わったからといって、
「ぼく」「千代ちゃん」が「俺」「千代」に変わったら駄目。

全体に文章も内容もとにかくダルい。

380:名無し物書き@推敲中?
09/02/24 00:47:13
>>376
俺もちょっとだけ読んでみたよ。
ほんと読んでてかったるい。「何してるの?→机くっつけてるの→見ればわかる→
じゃあなんで訊くの?」のくだりだけでもかったるいのに、その後もずっとそんなのが続いてる。
面白くもない話で物語の進行を遅らせられると、読んでるほうにはものすごいストレスだ。
実際に話を書き始める前の構想の段階で、読者をどういう部分でひっぱっていくかじっくり練りこめ。

それと>378も言ってるが「奥不覚」なんて1回読み返すだけでもぜってー見落とさないミスだろ。
これ見た時点でもう途中まで読むだけでいいやって気分にさせられたわ。

381:376
09/02/24 01:43:23
読んでいただきありがとうございました。
誤字の件、大変申し訳ありませんでした。いまから読み直すのが嫌になるくらいの誤字ですね。我ながら落ち込みます。
机の接着剤も指摘があったとおりです。どうにか回収したいなあとは思ったんですが。人物もしっかりと活きてませんでしたね。
また、ストーリーの進め方も熟考してみます。書きなぐっただけでは、面白くはなりにくいのは当然ですもんね。

駄文に付き合ってくださり、ありがとうございました。

382:名無し物書き@推敲中?
09/02/24 01:54:23
プロットを練ろ。

383:名無し物書き@推敲中?
09/02/24 18:15:51
ここって完全オリジナルじゃないといけないんでしょうか?
版権(と言っても原作分からなくても読める程度のもの)でもOKなんでしょうか?

384:名無し物書き@推敲中?
09/02/24 18:51:19
>>383
歓迎はされないだろうが、駄目ではないよ。
ただし人物像の下地が読者に伝わっていない状態で面白さが伝わるかは、けっこう大きな問題だぞ。
それで面白さが伝えられるものが書けたのならば、たとえその作品の登場人物の名前だけを
太郎なり花子なりに変えて、オリジナル小説のていにしてしまっても面白い作品のままであるはずだ。
そうなるともう二次創作として投下する意味がなくなる。

385:名無し物書き@推敲中?
09/02/24 20:08:09
>>384さん
>>383です。返答ありがとうございます。
登場人物の名前を、太郎、花子、田中に変えて持ってきました


URLリンク(id45.fm-p.jp)
宜しかったら目を通してください
酷評よろしくお願い致します

386:名無し物書き@推敲中?
09/02/24 20:16:28
ふざけてんの?

387:名無し物書き@推敲中?
09/02/24 20:43:02
べつにふざけちゃいないだろ。
384が正論なだけだ。384俺だけど。
さて読んでくるか。

388:名無し物書き@推敲中?
09/02/24 20:44:01
多分帰ってきた時には同じ言葉が胸をつくと思うよ>>387

389:名無し物書き@推敲中?
09/02/24 20:44:08
と思ってURLクリックしてみたらふざけてたw
ごめんなさい前言撤回

390:ののの ◆aBV29DJ2H2
09/02/24 22:44:49
>>385
ヘルシングかぁ……。
文字と背景の配色が私のコンピューターからはおかしく見えたのはともかくとして、
充分読める文章だった。書き手が女性だとこういうのすらすら書けるんだろうし、恐るべし、
ドリーム小説。
ただ元ネタがヘルシングとわかって見ると、ヒロインと兵士との掛け合いの雰囲気とか、
バックの世界観とかは、やっぱりあなたでなく平野耕太の魅力なんだろうなぁ。
(もちろんそのせいで、凡百のオリジナル糞小説より読める物になっているのが悔しいが)

この調子でたくさん書いてみたら、そのうちオリジナルの味が出てくるかもよ?

391:293
09/02/24 22:46:32
>>385

 ちょ……ここにこの類を持ってくるって勇気あるというか、何というか。
 ふざけてるって言われても仕方無いですよ(^^;
 夢もねぇ、もう少しまともなら読む気にもなるんですけど……
 二次を否定してるわけじゃないですよ。私も書きますし。夢は書いたことないけど。


>>376さん

 もういないかな?
 冒頭の千代の奇行は面白いなぁ、って思いました。
 せっかく面白い話題を持ってきたのだから、それを上手くいかせる事が
出来たなら、きっともっと良い評価が出たんじゃないかなって思います。
後半は平平凡凡で読むのが辛かったです。また一から違う話を書く前に、
一度この冒頭を使った小説を書きなおしてみてはいかがでしょう。
 あとは、そうだなー。皆さんが言ってないことっていうと……
 ああ、そうだ。視点変換が少し煩わしかったです。そんなに長い話じゃ
ないですし、いっそ男視点に絞った方が良かったんじゃないでしょうか。
あまり視点変換が有効的じゃなかったなーと思いました。

392:名無し物書き@推敲中?
09/02/26 15:36:25
>>385
まぁ、HTMLの知識があまりないんだと好意的に解釈するが、
他人に見えるHPにしようや。

393:385
09/02/26 19:21:24
>>386さん、>>389さん
ふざけてはいないのですが…気分を害してしまったのならすみませんでした

>>390
批評ありがとうございます
配色ですか。すみません、見づらかったみたいですね

何故ヘルシングと分かったんですかね?すごいです
アドバイスありがとうございます。頑張ってオリジナルの文章をたくさん書いていこうと思います

>>391
すみません。でも、読んでいただきたかったんです
貴重なご意見、ありがとうございました!

>>392
見えないんですか?
今PCが使える環境にいないので分からないのですが、そうですね、PCの方のほうが多いのに考慮しなかったのは私が悪かったです
本当にすみません


>>384,>>386->>392
私の不手際で見えないようなサイトを見せてしまってすみません
また、皆さん本当にありがとうございました!

394:293
09/02/27 14:10:09
>>393
 きついこと言ってごめんね。
 でも、酷評だしなぁ、と思って。
 オリジナルを書いた時は、ぜひ見せて下さい。

395:名無し物書き@推敲中?
09/02/27 14:21:50
>>393
携帯でどう見えるか知らないが、背景白に文字白って「読まないでください」って言ってるようなもの

396:名無し物書き@推敲中?
09/02/27 15:17:19
>>393
自分なんて、晒されてすぐに見に行ったけど、
あれ、すぐ消したんだ、と思って見てなかったよw
395読んでまた見て、やっと文字の存在に気がついた
みんな偉いよなあ…

読ませたいなら、背景は原則白。文字は原則黒。または濃い暗い色。
要は印刷物と同じ環境にすべきだと思うよ

397:393
09/02/27 16:06:51
>>394さん
謝らせてしまってすみません
こちらが悪いんですからいいんです!
言ってくださって嬉しいです
オリジナル、頑張って執筆します。ありがとうございます!

>>395さん
皆さんに指摘されてから何度も確認したのですが、PCの場合の設定等が見つからなくて…
すみません
ちなみに携帯では黒背景に白文字になっています

>>396さん
手間をかけさせてしまいました。本当にすみません
色々と教えてくださり、ありがとうございます!為になります


皆さん色々とご忠告してくださって、本当にありがとうございます!

398:お願いします
09/02/27 17:37:35
 少年は仏像を焼いていた。
 金と紫で彩られた毘沙門天だった。焦げた漆と塗料の匂いが周りに漂っている。炎の
 朱が夕暮れに溶け合い、夕日と火が作り出す陰が幾重にも地に伸びている。
 毘沙門天は業火の中にいる。
 頬に流れ出た漆が涙のような痕を残している。
 泣きながら憤怒の形相のままに炎を背負いつつも、その姿は荘厳さを失っていない。
 毘沙門天の顔は炎に覆いつくされた。煙が立ちのぼり、少年の眼に沁みた。その燻り
 は急に消えて、火勢は一時、盛んになった。炎先が蝶の舞うように揺れ、赤い火の粉
 が点々と螺旋を描いて空に舞ってゆく
 やがて、火勢は勢いを失い、それに伴って夕闇が少年を包み始めた。最期の火が消え
 た時にはすでに陽は沈み、街灯の明かりに変わっていた。
 少年は傍らのようやく片手で持てるほどの石をつかんだ。頭の上に振り上げ、白く灰
 になった毘沙門天に振り下ろした。灰が舞い、微かな残り火と共に破片が少年が頬に
 飛んだ。小さな火傷に頬をしかめながらも、少年は石を振り下ろし続けた。重い音色
 と共に、かつて仏像であったものは、破片から砂のように変わってゆく。
 すりつぶす塊も無くなったとき、少年はようやく立ち上がった。
 顔は灰にまみれていた。それを浮き立たせるように少年の頬に伝うひと筋の涙の痕が
 残っていた。
「何をしているの?」
 少年の背後から心配気な声が届いた。
 振り返ると、三十ほどと思われる女性が立っていた。喪服に身を包んでいるためか、
 夜に混ざっていた。手にしたハンカチのみが白く浮き立っている。
「それって、お寺のご本尊よね」
 女性が言った。
 少年は手にした石を離した。土を打つ音と共に石が足下に転がった。
「骨を取っていたんです」
 小さいが強い声で少年は答えた。
「骨を?」
「父さんは、死ねは仏になると言ってた。だから、仏像を焼けば骨が取れると思ったん
だ。でも、何も無かった」


399:名無し物書き@推敲中?
09/02/27 18:37:37
>>398
幼稚な言葉遣いで一生懸命かっこつけようとしているだけの空っぽなお話は、他人に見せてはいけません。

400:名無し物書き@推敲中?
09/02/27 20:45:28
>>398
投げっ放しにすんなよ

401:名無し物書き@推敲中?
09/02/27 23:46:56
>>398
冒頭、仏像を焼く場面を細かく描写しているが、これが小説の末尾であったな
らば、なくはない。
つまり読者が少年をよく知っていて、さらには感情移入ができていて、物語が
いろいろあった末であるならば、ということだ。
しかし、冒頭では読者はこの少年のこともなぜ焼くのかもなにも知らされていな
いわけで、そういう状態でくどくど書かれていても、かったるいだけ。読む気を失う。

冒頭の描写はすべて削除すべき。
するとこうなる。

 少年は仏像を焼いていた。
 「何をしているの?」
 少年の背後から心配気な声が届いた。
 振り返ると、三十ほどと思われる女性が立っていた。喪服に身を包んでいるためか、
 夜に混ざっていた。手にしたハンカチのみが白く浮き立っている。
 「それって、お寺のご本尊よね」
 女性が言った。

少なくとも原文よりは読む気がするはず。
ここに場所や時刻の描写を最小限の文章で短く入れていけば、良い書き出しになるよ。


402:名無し物書き@推敲中?
09/03/06 03:15:12
お願いします

1/2

 ビルの隙間を通り抜けてきた海風は、ひとつ建物を過ぎていく度にその勢いを増しなが
ら遠く霞の向こう側にある山を目指しているようだった。
「あーあ」
 予備校帰りに通った人通りの多い高架橋の上で、手摺にもたれかかっていた千早が声を漏らした。
「どうしたん」
 じっと、隣で紙パックのジュースを飲んでいた同じく予備校生の梨絵が視線だけ動かして
千早の顔を見る。千早はへへっと力なく笑うと、冷たい鉄製の手摺に頬杖を突いた。
「なーんかさあ、急に死にたいなあって思ってさ」
「ほう」
「こうやって車がビュンビュン走ってて、仕事している人がいるのに、私たちは何もしてないじゃない」
「私も入れるのか」
「もちろん」
 言って、千早はにっこり笑顔になった。
「もうよく分からなくてさー」
 千早は右の頬を突いていた手を崩し、手摺の上に俯いた。背中を手摺に預けていた梨絵は、ふーん、
と相槌を打ちながら橋の上をどんどん歩いていく人の波を見ていた。
 スーツ姿の若い男性がいる。女性もいる。学生らしき集団もいる。携帯電話を耳に優雅に歩いている人もいる。
みんな前を向いて歩いていた。歩き続けていた。高架橋の上で立ち止まっているのは千早と梨絵だけだった。
「死にてえなあ」
 ぼそりと、千早が呟く。
「そうだねえ」
 目を瞑った梨絵が微笑みながら応えた。
「あー死にたい、死にたーい!」

403:名無し物書き@推敲中?
09/03/06 03:16:10
2/2

 千早が叫ぶ。何事かと歩いていた人たちが振り返った。
「死にたーい!」
 絵梨も続けて叫んだ。千早は過ぎ去る車に向かって、絵梨は歩いている人々に向かって、大声で物騒なことを
叫び始めた。
「死にたい死にたーい!」
「死にたい死にたい死にたーい!」
「死にたい死にたい、すっごく死にたい、今すぐ死にたい!」
「死にたい死にたい、よく分かんないけど、とにかく死にたい!」
 叫んで、叫んで、叫び疲れて、行き交う人々から哀れみと軽蔑と拒絶を一緒くたに含んだ眼差しを一身に
集めた千早と絵梨は、お互いに顔を見合ってからどちらともなくくすくす笑い出した。
 べつに何が可笑しいわけでもない。あえて挙げるとするならば、物騒なことを叫んでいるというのに、
のうのうと生きている自らの不甲斐なさが可笑しいのだった。
「……あーあ、馬鹿みてえ」
 言って、千早は柔らかく微笑んだ。
「まったくだね」
 応えて、梨絵は紙パックのジュースを飲み干した。
 立ち止まる二人を残して人々は歩いていく。車は走り去っていく。街はどんどん前に進んでいる。
 ビルの谷間から差し込む陽射しに照らされて、二人の影は身長の倍以上になり始めていた。
高層ビル群のガラスに乱反射する夕焼けは、二人の目にはちょっぴり綺麗過ぎた。
「帰るか」
「うむ」
 呟いて、ようやく二人の歩き出す。
「世知辛えよう!」
「まったくだ」
 声を上げる二人の姿は、やがて人ごみに紛れて見えなくなった。

404:名無し物書き@推敲中?
09/03/06 12:06:54
>>402-403
頭に浮かんだイメージを垂れ流しただけのものは、評価してもらう以前の段階だと知りましょう。
こういうのは一片のアイデアとすら言えず、アイデアをひねり出すための踏み台くらいにしか使えません。
ちゃんと構想という必要不可欠な段階を経てから書き始めてください。

405:ののの ◆aBV29DJ2H2
09/03/06 16:33:17
>>402
じつは起承転結を覚えるだけであっという間に読んでもらえるレベルにはなるよ……。
それはともかく、
>「あーあ」
>「どうしたん」
こういう相づちだけの会話は、特別な意味を持たせない限り書かないほうがいい。

 街中で「死にたい」と叫ぶのは面白いシチュエーションなので、なにが起こるか
を深く考えてみよう。俺の場合、ネット上で愚痴っただけで宗教団体やら「鬱を治す
マル秘テクニック」の宣伝やらがわらわらと寄ってきた。

406:402
09/03/07 07:27:21
ありがとうございました。
起承転結を意識するということは、話の中にメリハリを持たせろということでよろしいでしょうか。
また書いてみます。どうもありがとうございました。

407:ののの ◆aBV29DJ2H2
09/03/07 14:08:49
>>406
> 話の中にメリハリを持たせろということでよろしいでしょうか

全然違うんですよ。起承転結とは、あなたがこの段落で表現したい内容を
読者により分かりやすく伝える方法のひとつのことです。

> 少女は死にたいと叫んだ。
> 少女は死にたい、死にたいと叫んだ。
> 少女は死にたい、死にたいと大声で叫んだ。
> 少女は勝手に感動しながら去っていった。

これだと、「死にたいと叫ぶことになんの意味があるんだよ」と思っている読者
には納得してもらえません。

 ところがたとえば
> 少女は死にたいと叫んだ。
> 街ゆく人は無関心だ。死にたいと叫ぶことに意味なんて無い。
転> ところが、○○が起こった!
> 死にたいと叫ぶとそんなこともあるのかと、少女は感動して帰った。

 と書けば興味を持ってもらえるということですね。転がない話は「やおい」と言わ
れるくらい、悪い物の例とされています。

ラノベだと「ブギーポップは笑わない」の冒頭、街中で泣いている人がいるだけで
すごく印象的な場面を書いていましたね。まだだったら読んでみてください。

408:名無し物書き@推敲中?
09/03/07 14:14:35
転がないって転ばないと転がらないがごっちゃになったのかと思った
てんがないか

409:名無し物書き@推敲中?
09/03/07 15:37:24
>>407
分かりやすく説明していただきありがとうございます。起承転結のことは理解できました。

……しかし、読んでもらうものを書くためには作者から指し示す答えが必要なのでしょうか?
質問を繰り返してごめんなさい。少し表したいことについて考えて書き直してみます。

410:名無し物書き@推敲中?
09/03/07 16:06:44
>作者から指し示す答えが必要なのでしょうか?
「答え」なんてあいまいな言葉を使うんじゃないよ
上の作品でお前が描き出そうとした価値―読むべき価値は何だったのか、
その価値を読者に読み取ってもらうための工夫をしたのか、その工夫は
作者本人にしか理解できない独りよがりなものではなかったか、自問してみなさいな

411:293
09/03/08 18:51:27
>>402
 なかには起承転結が無い小説もありますけど(やおいとはまた別)、
それって書くのはすごく難しいですよ? 話の起伏が無いのに読者の
注意を惹き付けるように書くのって本当に難しい。まず無理です。私
は書こうとも思わない。

 小説って、読者の事を考えるべきなんですよ。読んでもらってなん
ぼ。別に読んでもらわなくても構わない、ってんなら起承転結も何も
気にせずに好き勝手に書けばいいんです。だけど、それならこうやっ
て人の目に触れる所に投稿する必要は無いですよね? 読んでもらお
うと思うなら、いかに読者の気を惹きつけるかって考えないと。

「こういう風にしたら読んでる人は楽しいかな?」とか、「あ、この
展開だと読者は退屈しそうだなぁ。プロットを書きなおそう」とか。
 常に読者の事を意識して考えてみたらいいと思いますよ。別に読者
におべっか使えって言ってるわけじゃないです。自分の主張、伝えた
い事を妥協する必要は無い。だけど、読んでもらいたいと思うのなら
書き方を再考すべきです。

 だからこそ、句読点一つどこに置くかで頭を悩ませるし、単語一つ、
助詞一つにも頭を悩ませる。物を書いて人に見せる、ってのは、そう
いう事じゃないですかね?

412:名無し物書き@推敲中?
09/03/09 20:58:06
pdfです。お願いいたします。
URLリンク(kissho.xii.jp)


413:名無し物書き@推敲中?
09/03/09 21:02:35
はいはいウイルスウイルスおつおつ

414:名無し物書き@推敲中?
09/03/09 21:34:57
ねーよ

415:名無し物書き@推敲中?
09/03/10 00:38:02
pdfなんておっかなくてクリックできません

416:名無し物書き@推敲中?
09/03/10 00:39:29
pdfっておっかないの?

417:名無し物書き@推敲中?
09/03/10 01:55:12
それはそれはおっかないのですよ

418:名無し物書き@推敲中?
09/03/10 16:45:16
開けたけど。
ノートン先生がなにも言わないから大丈夫じゃないかと……
酷評はパスします。

419:ののの ◆aBV29DJ2H2
09/03/13 22:19:08
>>412
遅レスすまん。おっかないpdfというから何かと思ったら、そういう意味で
「おっかない」pdfだったのね。

 文章は「臭いで包まれた村は~、まるで村全てが血の海に」とか単語の
繰り返しが多いので、推敲してもいいかもしれません。でもまぁいいか。
 内容は面白いです。面白いというのは抽象的な意味ではなく、
伏線と構成と描写が良いのですね。こういうのをたくさん書けたら本が出せそうです。

420:名無し物書き@推敲中?
09/03/14 02:09:00
>>412
どうして全身麻痺の人が父の部屋に行けたの?

421:名無し物書き@推敲中?
09/03/14 02:56:45
>>419
ありがとうございます。精進いたします。

>>420
車椅子ですね。
左手のわずかな操作だけで動かせるものを想像していたのですが、
描写を完全に失念しておりました。追加しようと思います。

422:293
09/03/14 20:43:19
>>412

 読みました。面白いと思います。

 気ちがい(私は個人的には使っても構わないと思うのですが、今のご時世
違う言葉に変えた方が良いかもしれません。差別用語ということで。気狂い
はどうなんでしょうね、いいのかな)が靴を口に突き刺して、という下りが
私は少し想像しにくかったです。靴って刺さるんでしょうか。詰め込んだ
状態なら想像できるんですが。窒息。そうじゃないんですよね? 先の尖
った靴? どこかに描写があったならごめんなさい。
 句点が二個連続していた箇所と、感嘆符の後に一マス開けてない所があ
りました。見なおしてみてください。

 内容全般についてですが、のののさんが仰ってるとおり、構成と描写が
お上手だと思います。ですが、もう一捻り欲しいです。もう少し意外性が
欲しい。具体的に―ってなると悩んじゃいますし、この短さだから難し
いと思うのですが、こう、最初の方で落ちが読めちゃうんですよ。せっかく
良い感じの出だしなので、もう少し意外性が欲しいところです。

423:293
09/03/14 20:47:53
 車イスについてですが、これは隠すほどの伏線では無いと思いますので
もっと最初から車イスについて描写した方がよいかな? と思いました。
 中盤で唐突に主人公は車イスを使ってる、と示された形なので、少し戸
惑いました。車イスを使っている、ってそのまま書くんじゃなくて、車イ
スに座って無いと書かないような描写(手を引っ張られた時に、軋んだ音が
耳をつく、など)をそれとなーく入れると、不気味さも加味されてより良い
かと思うのですが、いかがでしょう。

424:293
09/03/14 20:50:58

 wiki情報で申しわけありませんが、
URLリンク(ja.wikipedia.org)
「気ちがい」

 気が狂う、も不味いのか。ということは、気狂いもダメかなぁ。

425:名無し物書き@推敲中?
09/03/14 21:04:24
小説で使う分にはかまわないんだよ 自己責任でご自由に

426:293
09/03/14 21:57:07
 でも市販の書籍では見かけないでしょ?

427:名無し物書き@推敲中?
09/03/14 22:18:33
必然性があるなら使えばいいじゃない
きちがいと書くことでしか表現できないものがあると信じるなら使えばいい

428:293
09/03/14 22:21:22
 でしょ? って何か喧嘩売ってるっぽいかな。ごめん。
 ただ、最近の書籍では見かけないと思います。いや、まぁ、中にはあるのか
もしれないのだけれど。あと数年前だけど、投稿サイトだったかなぁ、使
わない方がいいですよ、って注意受けていたの見た。だから避けた方が無難
かなぁ、って。細かい事なんだけど、一応、ね。

429:名無し物書き@推敲中?
09/03/14 22:51:36
昔の小説も再出版されるようなときは巻頭あたりに不適切な表現がありますがご了承くださいみたいな
但し書きがしてあるしな
現代の作品ではあからさまにやばそうな言葉使ってる人はそうそう見かけない

430:名無し物書き@推敲中?
09/03/14 23:32:44
知人とこの手の話になると、必ず出るネタがある。

「きちがいじゃがしかたがない」

ちなみに別個の知人。
みな印象的だったんだなあ、そして今はもう
使えないネタだと思ってるんだなあ……と思う。

431:293
09/03/15 00:34:44
 「きちがいじゃ…」も「不適切な表現が含まれていますが、故人の作品
を尊重して~」みたいな但し書きがあるんですかね。乱歩も「片輪(かた
わ)」や「唖(おし)」が出てくるから、但し書きがあった。
 言葉を禁止してもどうしようもないと思うんですけどね……。その根っ
こにある差別感情をどうにかしない限り。ただ是非はともかくとして、近
年は特に使っちゃいけない傾向にあるので、物を書く身としては気をつけ
なければならないと思います。作者がどう思うかというよりも、もうルー
ルになっちゃってるんじゃないでしょうか。どうなんでしょうね。

432:名無し物書き@推敲中?
09/03/15 01:20:39
この問題のタチの悪いところは、明文化されたルールじゃないところにあると思う。
自己規制を押しつけてくるところがさ……
どうせ趣味のオンノベ、私はせいぜい唖だの片輪だのと書かせて貰おうと思う。

ちなみに例に出した「きちがい」は、本当は全く差別的な言葉ではないんだよね。
ひっかけ問題みたいなもんつーか「ひっかけ問題」で。

433:293
09/03/15 01:29:07
 洒落というかね(笑)>きちがい
 名作だけど、そんなんあり~? って思った。

 うーん、やっぱり規制あったみたいですね。変な世の中だ、本当に。

434:名無し物書き@推敲中?
09/03/15 02:12:13
ひらいてるからこその仕掛けだよね。
小説という「読み物」であっても音に忠実というか。
すっかり騙された口なので素直に感動したよ>きちがい
そう来るか~!みたいな……

実際いわゆる「障害者」は、今の現状どう思ってるのかな。
差別だなんだとうるさいのは、実は「健常者」の方じゃないかと思うんだ。

435:名無し物書き@推敲中?
09/03/15 09:06:44
僕アトピーですけど吉本のつまんない芸人が深夜番組でアトピーをネタにしたときイラッときました!

436:名無し物書き@推敲中?
09/03/15 21:28:24
それはご愁傷様でした

437:名無し物書き@推敲中?
09/03/18 18:18:13
とすると
> 差別だなんだとうるさいのは、実は「健常者」の方じゃないかと思うんだ。
みたいな傲慢な考えはどこからやってくるんだろうな
他人を見下したいという下劣根性からわいてくるのかな

438:名無し物書き@推敲中?
09/03/18 18:28:50
>>434は一障害者の率直な思いなのだが
どこが「傲慢な考え」なのか説明願いたい。
ついでに>>437自身がどちらの立場の人間なのかも。

439:名無し物書き@推敲中?
09/03/18 19:01:24
>>438
人にものを尋ねるときはまず自分の診断書を提出してくれよ

440:名無し物書き@推敲中?
09/03/18 19:10:25
こういう問題で変な煽りを入れるのは余程根性がねじ曲がってる奴だと思う。
>>437>>438の事な。

俺は>>434でも>>438でもないけど


大学でカラーユニバーサルの研究をやっていたんだが(要は色覚異常者の為の色の選び方)論文を書いてるときはややこしかったな。
色覚異常、色盲、色覚障害。資料を見ると呼び方が違うんだよな。
文上では統一しなきゃいけなかったので多数派と少数派みたく書いたが、
そういう呼び名について議論するのはなんの生産性もありませんよみたいに感じてる障害者の方も居るみたい。


441:名無し物書き@推敲中?
09/03/18 19:10:37
質問に質問で返すのは詭弁の手法だね

そもそも出来もしないことをいうんじゃない。
提出するから君の住所を教えてくれといったら
君にはそれができるのか?

442:名無し物書き@推敲中?
09/03/18 19:11:47
おっと。訂正。

こういう問題で変な煽りを入れるのは余程根性がねじ曲がってる奴だと思う。
>>437>>439の事な。


443:名無し物書き@推敲中?
09/03/18 19:16:00
ずいぶん痛いとこ突かれちゃったね

って言うと突かれたのが自分なのか相手なのかわからない日本語の曖昧さに感謝

444:440
09/03/18 19:30:09
健常者の多くは障害者に大して興味を持っていない。
その無関心さに傷つくこともあるが、少なくとも自分の周りの人間は解ってくれているので問題ない。
ただ、中途半端な知識と理解で近づいてくる人間が一番厄介。
そういう人間は何故か声だけはでかいんだよな。そして自分のプライドと正義感をかけてしょうもないことを主張するわけ。
他人の気持ちなんか理解できるはずもないくせに理解した気になっちゃって弱いものを救おうと懸命に声を挙げる。
>>434が言いたいのはこういう人間たちの事だろ。
そして>>437が糾弾したいのはこういう文章書いちゃう俺みたいなやつのことだろ?



445:名無し物書き@推敲中?
09/03/18 19:40:20
なんだなんだ
突然スレを要約してみたくなったのか?
的確に要約できているかはさておき随分と奇矯な行動をとる人だな

446:名無し物書き@推敲中?
09/03/18 19:44:19
wwwwwww

447:名無し物書き@推敲中?
09/03/18 23:32:30
いや>>440は単に争いの芽を摘みたいだけだろ。

あんたいい人だな>>440

448:名無し物書き@推敲中?
09/03/19 16:55:14
腕が無いとか車椅子だとかの障害者は誰が見たってフーンだけど、
皮膚がヒサンなことになってる人とか知能障害持ってる人とかだと一般人も無視できないんだよね。
こないだコンビニで見かけた20代ほどの太った大柄な男性は―
なんてこと書くと人権侵害だ!なんて言われそうだからやめとこっと。
マンツーマンで対応してた中年女性の店員さん大変そうだったなー。

449:名無し物書き@推敲中?
09/05/01 21:06:29
正論すぎて完全に沈黙したな
障害者のこと差別してませんからみたいな顔してるやつらはいい気味だわ

450:名無し物書き@推敲中?
09/05/10 15:13:13
本スレが荒れそうなのでこちらに。

ここに投稿した場合著作権ってどうなるの?

例えばここに書いた文を勝手にひろゆきが書籍化した場合、訴えたら勝てますか?

例えば自分でここに投稿した作品を改作して、文学賞に応募して大賞をとった場合、
勝手に改作するなとか、著作権をすでに失った作品だので問題があったりしませんか?

451:名無し物書き@推敲中?
09/05/10 16:05:13
最初にそこらの説明は読まされた上
同意しないと書き込めないシステムになってた気がするけど?

452:名無し物書き@推敲中?
09/05/10 16:51:40
ま、訴えることはできるけど勝てる見込みはないね

453:名無し物書き@推敲中?
09/05/10 17:10:11
>>451-452
やっぱり無理ですか。
ありがとうございます。

454:名無し物書き@推敲中?
09/05/10 18:35:08
ここっていうか、2ちゃんに作品を書き込んだ時点で著作権は失うってことでOK?

455:名無し物書き@推敲中?
09/05/10 23:30:12
ネタを出し惜しみして上手くなれるんなら誰も誰にも見せたりしないわな
もったいないから見せたくないなんて考えるのは
デビューの夢を見るばかりでトレーニングをする覚悟のないドリーマーに違いない

456:名無し物書き@推敲中?
09/05/11 11:18:22
何も、2ちゃんねるだけが創作発表の場ではないだろ

457:名無し物書き@推敲中?
09/05/11 19:45:12
忌憚のない批評が欲しかったら2chが一番いいだろうがな

458:名無し物書き@推敲中?
09/05/12 17:48:47
自分のサイトに書いてリンク貼ればよくね

459:名無し物書き@推敲中?
09/05/12 18:49:40
2ちゃんに晒すか否かの話に関係のない意見乙

460:名無し物書き@推敲中?
09/05/17 02:17:36
>>457
レベルが高いとか低い以前に、批評者の趣味が偏っているのが最大の難点だけどな

461:名無し物書き@推敲中?
09/05/17 12:01:11
>>460
興味のない種類のものまで真っ向から相手してやるほどの
暇とサービス精神を持て余してないんだ。義理も義務もないしな。

個人的には、生真面目そうなのやクソ真面目そうに見えるものは、
勝手にこちらで義理を感じて、極力まともなレスをつけてやろうと
頑張るし、他の住人も結構レスしてやってるように思う。

フィーリングだけでパパッと書きました、みたいなものに1時間も
かけて「読む・考える・意見まとめる」のプロセスを踏んでやる気に
ならない。腹の中に10%ぐらい抱えてる「参考になりましたと言って
もらいたい下心」も満たしてもらえる公算は低いしな。

残りの90%は、上の3つのプロセスを経ることで頭の体操をしつつ、
あわよくば少しぐらい自分の創作のための身にもなればいいなと
思っているわけなので、投稿された文章が自分の趣向とあまりにも
かけ離れていると、こちらの目的もやはり達成されない。上と合計して
も得るものは0%。サービス精神が必要だ。

462:名無し物書き@推敲中?
09/05/23 19:04:12
誰か641を、さむぅくない批評できる人って居る?

463:名無し物書き@推敲中?
09/05/23 19:17:29
あと200レスくらい待たないと現れないと思うがjk

464:名無し物書き@推敲中?
09/05/23 20:49:18
自分の知性の優越を主張するためにひねり出した言葉が
「あなたは冬の夜の住人」なやつよりもましな批評ができるかって言ってんのか?
「さむぅくない批評」ってのがどれくらい寒くないことを指してるのかわからんな

465:名無し物書き@推敲中?
09/05/23 21:38:15
んー、641の筆者(643?)が見ても「さむぅい」と判断を下さず
かつ第三者が見ても「さむぅい」と感じない(納得できる)批評、かな?

曖昧でスマン

466:名無し物書き@推敲中?
09/05/23 21:49:33
えっ、マジで「641」なの?



まだ書かれてもいないのに?
それともうちの専ブラが変なのか?

467:名無し物書き@推敲中?
09/05/23 22:00:25
>>465
> んー、641の筆者(643?)が見ても「さむぅい」と判断を下さず
> かつ第三者が見ても「さむぅい」と感じない(納得できる)批評、かな?
>
> 曖昧でスマン

それつまりありとあらゆる人が見ても寒くないものって言ってんじゃん
あんた頭悪いねえ

468:名無し物書き@推敲中?
09/05/24 14:28:02
>>466
本スレ「あなたの文章真面目に酷評しますPart67」へ行ってみなされ

>>467
ここは仮にも文章について云々する場だぞ?
発信者の意図を読み取ろうともせず、額面通りにしか受け取らん上で
揚げ足取りって…

469:名無し物書き@推敲中?
09/05/24 15:11:34
>>468
「まあまあだけど俺から見たらそれほどでもないね」
なんて印象批判されるリスクを負って、誰が引き受けてくれると思うの?
挑む側が一方的に試されるだけの、対戦相手も存在しないテストというだけで
状況は不利なのに、そのうえ「合格点」の絶対基準も相対基準も示さないなんて

言葉どおりでない意図とやらにそれが示されているというなら伝えてみてくれっての
仮にもここは文章について云々

もう一回言うけどほんと頭悪いね

470:名無し物書き@推敲中?
09/05/24 21:18:21
何年か前、古参の人が「レベル落ちたな」と言ってなに古参ぶってんだそれほど酷くないじゃん十分使えるレベルじゃんと思っていた俺だが
レベル落ちたな

471:名無し物書き@推敲中?
09/05/24 23:42:43
>>470
よくそんなことに気付けたな
俺には全然わからなかったわ

472:名無し物書き@推敲中?
09/06/05 14:46:47
>>470
逆に考えるんだ。
スレのレベルが落ちたのではなく、古参のレベルが上がったから相対的にスレが幼稚に思えるのだ。

ふう……最近スレのレベルが上がったな。

473:名無し物書き@推敲中?
09/06/12 16:19:27
新参が一匹釣れたアル

474:名無し物書き@推敲中?
09/06/12 16:55:52
どんな文章にも真摯に分け隔てなく批評してあげる俺かっこいいっていうのやめて欲しいね

475:名無し物書き@推敲中?
09/06/27 22:50:53
晒そうと思ったらなんか本スレひどいんだが何があった

476:名無し物書き@推敲中?
09/06/27 22:59:52
前スレだか前々スレあたりから住み着いてらっしゃるへんな人です
何があったかと言われると特に何もとお答えするしか

477:名無し物書き@推敲中?
09/06/27 23:13:25
こっちに載せたほうがいいのかしら

478:名無し物書き@推敲中?
09/06/27 23:32:58
お好きにどうぞ
こっちでもゆっくりペースだろうけどそれなりにレスはつくかと

479:名無し物書き@推敲中?
09/06/27 23:47:30
じゃいくか。お願いします。
---
こんな夢を見た。

ある夜、私が不安な夢、気だるさ、異常なほどの喉の渇きから覚めてみると、布団の中の自分が着ている寝具が普段と違うことに気がついた。
それは蒸し暑い日に似つかわしくない長い袖と丈を備えており、つまるところ俗に言う白装束であった。何か、何かおかしいと上体を起こし周りを見ると、
ここは二階にある私の部屋ではなく一階の居間であり、私の周囲には幾本もの菊やりんどう、その他各種の花々が添えられており、普段は足の踏み場も無い居間が綺麗に片付けられ、
父の本棚の前には狭しと、仏具と遺影が置かれていることなどがわかった。ははあ経緯はわからぬが、どうやら私は死んでいたらしかった。

ふと気配を感じ後ろを見ると、女が一人私に背を向け、炊事場で熱心に握り飯を作っている姿が目に入った。後ろにまとめた黒髪とそのしなやかな体躯から、
彼女は一年ほど前に家を出て以来大分疎遠になっていた、今年十九になる妹だと推測した。私はおい、と声をかけた。
彼女は私に顔を向けると、一瞬のとまどった顔をしたのち微笑んだ。紛うことなく彼女はわが妹であった。妹は、先ほどまで死んでいた私の起き上がりに対しなんら驚きの態度も見せずただ笑みを浮かべ、
握り飯を作り続けた。湯気立つ米びつから妹の手を経由しぽんぽんと生まれ続ける握り飯を見ていると、私の腹がぐぅと鳴った。
思わず噴き出した妹に私は握り飯と茶を求めた。妹は食器棚から皿をひとつと湯のみをふたつ出すと、握り飯と茶、そして皿に煎餅を一枚載せたものを卓に置いた。
私は体を起こし、座椅子にかけた。

480:名無し物書き@推敲中?
09/06/27 23:48:46
酷く喉が渇いていた。握り飯をぬるめの茶で流し込みながら、なあ妹よ、ところでなんだ、私はやはり死んでいたのか、と私は瞳を泳がせた。わかりません、と彼女は答えた。
話を聞くと、彼女は先程此処に着いたばかりで私の死に目は見ていぬらしく、ああ、兄さんが死んでしまった、との父からの電話を聞き、すぐさま実家すなわちこの場に飛んできたとのことだった。
父はその後亡き彼の妻、つまり私たちの母の実家や彼の親類、私の友人に大学、関係各所へ連絡を葬式の手配をと何かと忙しい様子であったため、
寡黙で控えめな彼女は父の邪魔をしてはならない、と未だに私の死の原因を聞けずにいるらしかった。原因が何にせよよく来た、久しぶりだと私たちは茶で乾杯をし、
半時間ほど幼き日の懐旧談、また家を出てからの彼女の身の上話にしばし花を咲かせた。元気そうだなと言った私に、兄さんこそ、と彼女は笑った。

妹によれば夜十時には、つまりあと一時間もすれば父が親戚一同を連れて帰ってくるという。自分はそれまでの間留守を頼まれ、彼らのための握り飯を用意するよう言いつけられたのだが、
隣で白装束を着た私が本当に死んでいるのか、ひょっこり起き上がるのではないかと期待をしていたとのことで、そして事実私が起き上がっても彼女はさほどおどろかず、
ええ、昔から人をおどかすのが好きな兄さんでしたもの、兄さんならおかしくなかったですし、起き上がってくれたらむしろ嬉しかったですから、とくすくす笑った。

481:名無し物書き@推敲中?
09/06/27 23:50:25
そこまで聞いて私はある種の恐怖心にかられた。今、家には私と彼女しかいない。そして私は先ほどまで死んでいた。いや、今も死んでいるのかもしれない。
今の私は彼女の見ている幻覚の一種なのかもしれないという危惧である。妹の、もしや兄が起きあがるかも、という期待が彼女だけに見せている幻覚が今の私なのではないか。
私は妹に言った。私が見えるか。彼女は頷いた。ではあちらに敷かれた布団の上には何が見える。何も見えません、しいて言うならば兄さんの捲りあげた掛け布団でしょうか。
私もそちらを見た。彼女の言うとおりだったが、私が彼女の幻覚であるならば彼女と感覚を共有していても何らおかしくはない。私は食卓の上の煎餅を手に取り、二つに割り、
更にその片割れを両手の中に隠し、両手で押しつぶし五つに割った。掌にある破片は妹には見えていないはずだ。私は妹に言った。今私が煎餅をいくつに割ったかわかるか。
彼女は顔をしかめ、今度は首を横にふった。わかるはずがない、と言いたげな顔をしていた。勘でもいいから言ってみろ、と語気を荒めた。彼女は首を止め、では四つ、と答えた。
破片は計五つであり彼女と私の感覚は必ずしも等しくないと知った。
彼女が答えを知ったうえで正答を避けている疑念は晴れなかったが、再び襲ってきたけだるさが私にそれ以上の思考実験の発案を停止させた。

この体調のすぐれぬ様子は着慣れぬ白装束のためであろうか、と私は胸の前をはだけた。妹がきゃ、と前を隠した。
兄の肌を見るのに照れる歳ではなかろうにと笑おうとしたが、先ほどまで談笑していた彼女の顔は、何か恐ろしいものを見たようなものに変化していた。
兄さん鏡を、鏡を見てください。と彼女はいった。

482:名無し物書き@推敲中?
09/06/27 23:51:08
妹の表情に一抹の不安を覚え、私が重い身を引きずり居間の隅にある大きな鏡に向かいあった。思わずうわ、と声を上げてしまった。
私の白い上半身には血管を象ったような傷、いやまさに血液が溜まったかのような紫のただれが見えていた。
そして身体を前後にゆするたびに、そのどす黒い紫の紐がただれが薄皮を突き破らん勢いで皮膚を内側からくすぐった。また更に装束をはだけさせると、
左胸には紫の塊が鎮座しているのが見え、瞬時にこれは心臓だ、動きを止めた心臓だ、と理解した。一目鏡を見ただけで、あるいは妹のように直接私の胸を見さえすれば、
私自身の血流がもはや完全に止まっていることを理解するのには十分であろう。私は急に息苦しさを覚え膝から崩れ落ちた。
先ほど握り飯を食らった時の元気はどこへやら、瞬時に全身から力が抜けていった。

兄さん、と妹が言った。もう、もうだめなのですか、と続けた。ああ、どうやらもうだめみたいだ、頼むが布団に寝かせて欲しい、と私はか細い声でなんとか答えた。
妹は私のはだけた装束を整えると、仏花に囲まれた布団へとおぶって連れてくれた。すまない、と言った私に彼女はいいえと答え、
潤んだ瞳を隠そうと顔を服の袖で拭ったようだった。心臓はとうに止まっているというのに、私は胸が熱くなった。

483:名無し物書き@推敲中?
09/06/27 23:52:24
彼女は私を布団に寝かせると、水を取りましょうか、と言った。堅すぎる枕に不快を覚えながら混濁する意識の中、なんとか私は、たのむと答えた。
またひどく喉が渇いていた。彼女は立つとすぐに戻り、先ほどの湯のみに水を持ってきて私の口に数滴を零した。それをごくり、ごくりと飲み干したのち、ありがとう、と私は言った。
いいえ、今回は兄さんの死に目に会えて、本当に良かったと彼女は泣いた。私の瞳も潤み、妹の姿はぼやけていったが、それが涙のためか薄れゆく意識のためかはわからず、
涙のためであればと首を振り、眼から涙を落とさんと思うも私には既にそのための力さえ失われていた。ありがとう、本当にありがとうと言いたかった。
妹がおやすみなさい、と言った気がした。私はその全霊をもって震える喉で、ありがとう、おやすみ、と返した。
その後すぐに訪れたふわと浮き上がるような感覚ののち、腹に残されて暖を放ち続けていた妹の握り飯から立つ、ほのかな塩の香りを感じた。

それが私の最期の意識である。

---
以上です

484:名無し物書き@推敲中?
09/06/28 11:51:15
>>479
…ごめん、これ、推敲した?
学生の頃、実は国語が苦手だったりしない?

485:名無し物書き@推敲中?
09/06/28 12:36:59
>>479-483
ことば使いに粗が目立つせいで、古めかしい文語調が、無理な背伸び見えてしまう。
1レス目の>479からぼろぼろだ。
『つまるところ』が「つまり」の流れになっていないし、『俗に言う白装束』のところも、
白装束は俗に呼ばれるものではないからしておかしい。
「所狭し」を無理に小慣れた風に使おうとしたのか、『狭しと』などというよく分からない言い回しがある。
『ははあ経緯はわからぬが』のところは、地の文での直接話法を使うには唐突すぎる。
『一瞬のとまどった顔をした』もへんな言い方だ。「一瞬の」は、動的な名詞に付くと、それと
セットで動詞的な言葉になるのに、そこへさらに「をした」を付けては意味が重なる。
「一瞬とまどった顔をした」では口語的になりすぎるかしらなどと考えて無闇にいじくったんだろう。
『起き上がりに対し』なんてさらにひどい。文語的な「に対し」をこんなところに使うのはもはや
無闇を越えた無差別、動詞なら何でもよかったという域に達している。今では反省しているだろうか。

これだけあるのを逐一ひろって酷評するには長すぎる。
>>484のような一言罵倒で済ませられても仕方ない。
というわけであとは話の内容について。
荒唐無稽な夢の話に見せかけて、いまわのきわに見た幻覚でしたという大筋は掌編としては悪くない。
その中に死が現実なのかどうかという疑いを混ぜたことが良かった。夢のお話が陥りがちな
夢特有のどうでもいい描写なども抑えられていて、掌編の仕掛けが最優先にされている点は、
狙いがぶれずに書けている証拠だ。

486:名無し物書き@推敲中?
09/06/29 00:35:47
>>484
お読みいただきありがとうございます。ご想像の通り、あまり得意なほうではありませんでした。
推敲はほとんどしておりません、読み返したらいくつも粗を見つけたためとても恥ずかしいです。
次回からは推敲を繰り返したのち晒そうと思います。

>>485
多々の御指摘ありがとうございます。拾っていただきました点については全て推敲に生かさせていただきました。
話の内容についてですが、夏目漱石の夢十夜をイメージさせようと考えたものなので、
つまりこの話は幻覚でなくただの私の荒唐無稽な夢の話なのです。
(目が覚めたら自分が死んでいたことに気づき、あー生き返った、と起き上がりしばし妹と談笑、
しかし復活の時は短く私は再び死ぬ、というのが私が見た夢のあらすじです)
誤読を誘う目的はなかったので、原因は単に私の筆力の足らぬところにあると思います。すみません。
削ろうかと悩んでいた部分(自分の存在を疑うパート)は削らぬままにしようと思います。
お読みいただきありがとうございました。

487:名無し物書き@推敲中?
09/06/29 01:02:40
すみません、酷評してくれませんか?

木曜日の放課後、
居残りがいないか確認するため、私は校舎を見回っていた。
ここ最近日が長くなって、夕方だというのに空は真っ青だ。強く心地よい風で木が大きく揺れ、目をつむる。こんな日は何もせず大人しくしているのに限る。
校舎に居残る者は見当たらない。しばらく足を進めていると自分のクラスが目に入った。この教室を最後に早々切り上げてしまおう。
昼寝をするなら屋上にしようかそれとも中庭の木陰にしようかなどと考えながら扉に手をかけると、やけに手応えがあった。不思議に思いながら手に力を込めそれを開ける。

「!」

途端、風が体を押し、目をつぶった。


扉を押していたのは強風だった。全開の窓によって教室に張られていた掲示物は騒がしくはためき、カーテンが大きく膨らんでいる。



488:名無し物書き@推敲中?
09/06/29 01:07:34
私ははっとしてカーテンを見つめる。だんだんと落ち着きを取り戻したそれは、ふわりと元の位置に戻っていった。
先程までカーテンで隠されていた机があらわになる。私はゆっくりと窓際に近づいた。
そして音を立てないように椅子を引いて後ろ向きに座る。

窓際には少年が眠っていた。

「長坂」

もちろん起こす気はさらさら無かったが、この鈍感な男がこの程度で起きるとも思えなかった。
案の定彼は変わらぬ寝息を立て、私にじっと見つめられているなんて知らずに夢の中。剣道で全く焼けてない肌は私と同じくまっしろくて貧弱そうに見えた。腕の細さを比べたり髪を撫で回したりしても、長坂はやはり眉を潜めるだけで目を覚ますことはない。

…魔がさすとはこういうことなのかもしれない。

私は彼の頬に手を添え彼の瞼に唇を落とした。
小さな声が漏れたその口にも同じように触れようと身を屈めたとき






強い風が吹き込みカーテンが顔に絡みついた。





489:名無し物書き@推敲中?
09/06/29 01:10:23
「…………………」

再び長坂に目をやるとやはり無防備な寝顔を曝していた。

あたふたしたり真っ赤になったりしている彼はかわいいけど、こっちも好きだなあ。と思う

「すきだよ長坂」

当然返事は無く、背中が規則的に上下するだけだった。
私は小さく笑う。

昼寝の場所が決まった。

私は彼と同じように机に俯せになり目を閉じた。









携帯からすみません。評価をお願いします

490:名無し物書き@推敲中?
09/06/29 02:10:22
>>489
次からは一レスで終わる掌編を書いてくれ
二つも三つも長々と読むのは疲れる

さて、酷評だな
まあまあ、いいんでねえの?
描写は綺麗に書けてるし。俺はギャグっぽい勢いのある奴が好きだから
なんか味気ないなーと思うけど。そこは読み手の好みだろ。
あと空白の行が多いと間抜けっぽいからなるべく詰めてくれ。
適当な新人賞の一次審査ぐらいは通るんじゃね、っていうかんじ。

491:名無し物書き@推敲中?
09/06/29 02:28:28
>>490
次回は1レスに抑えられるように頑張ります。改行についても参考になりました。ありがとうございます!


492:名無し物書き@推敲中?
09/06/29 13:49:08
>>487-489
これだけで完結している作品のように見えるが、
それにしてはあまりにも内容が薄く見どころが無い。
女(教師か生徒か判然しない)が男にキスをする「事件」を取り除いたら本当に何も無くなる。
何もない話の中に人死にだの性交だのを挿入して何かがあったことにするのは安直すぎるやり方だ。
それと改行が邪魔だ。改行で間を取る修辞が好きな読者は、携帯の世界の外にはあまりいない。
できれば携帯の中だけでやっていて欲しい。

493:名無し物書き@推敲中?
09/06/29 14:54:07
>>492わかりました。1ページ読み切りの短編で読むには言われてみる確かにと内容が薄いです。以前書いた二次創作に手を加えたためだけではなさそうですね。
>>490でも指摘されたように無駄な改行をカットして読みやすいものにしたいと思います。まだ表に出していないものだったので、そのように具体的に指摘してもらうととても嬉しいです。評価ありがとうございました。

494:名無し物書き@推敲中?
09/06/29 14:56:00
×言われてみる確かにと
〇言われてみると確かに
…文章云々より日本語勉強して出直してきますorz

495:名無し物書き@推敲中?
09/06/30 13:22:39
酷評お願いします。

「あー、あちー。蝉が夏を呼んでるぜー」
彼は、お賽銭箱の前の段差に座り込んで盛大に息を吐いた。わたしもその隣に座る。あ、またわたしより背が高くなってる。いいなあ。
「なー、お前巫女さんだろー。神通力で涼しくしてくれよー」
「わたしにはそんな便利な力ないよ。そうしたいのは、やまやまだけど」
わたしはくすり、と笑った。彼が片手で顔をパタパタ扇いで、もう片方の手でYシャツの胸元をバタバタさせて、踊っているみたいで面白かったから。
「あーそうだ、お前巫女服着ろよ巫女服。神社の娘だろー。正装だぞ」
「えー、やだ。巫女装束って動きにくいし、それに暑いんだもん。あ、そうだ。そういえばこの前はありがとね」
彼は私のほうを向いて、ん? って顔をした。汗はもう止まったようで、貼り付いたYシャツが乾きかけていた。
「わたしが学校休んだとき、プリントもってきてもらったから」
「昔のことは忘れたぜ。釣はいらねえ取っときな」
彼はそっぽを向いて、Yシャツの袖で額を拭った。なんだろ。変なこと言ったかな。
「お礼ってわけじゃないけど、麦茶もってくるね」
わたしはすぐ近くにある我が家に帰って、麦茶のボトルとコップをお盆にのせて戻る。その途中、神社のほうで、コリン、という音がした。お賽銭かな。
見ると、彼が両手を合わせてブンブン上下に振っていた。竹の子ダンス? あ、こっちに気づいた。
「いやそのこれはだな、そう、涼しい風が吹くように願っているだけでたいした意味は」
なんだか可笑しくて、ちょっと笑ってしまった。
わたしはお盆をお賽銭箱の隣に置いて、スカートのポケットから財布を出して、五円玉を一枚つまんだ。
ちゃりん。
わたしは両手をぱんぱんと叩き、目を閉じて頭を下げた。すぐに頭を上げて目を開ける。
「なにお願いしたんだ」
「お願いじゃなくて、お礼だよ。二人とも健康で仲良く過ごせてます、ありがとうございます、って」
彼の顔が赤くなった。私の顔は熱くなった。なんだか急に恥ずかしくなって、ごまかすように麦茶をいれた。
蝉がいっそう元気に鳴き始めた。暑い夏は、まだまだ始まったばかりのようです。

496:名無し物書き@推敲中?
09/06/30 13:43:01
>>487よりわかりやすくていいと思う
何より、登場人物が学生の男女ってすぐにわかるからw

で、変だと思ったところ
・またわたしより背が高くなってる
またって何だよ、またって。伸び縮みするのかよ
・わたしはくすり、と笑った
点のイチが変なだけかな? くすりってさ、笑い声だけじゃなくて、
様子を自分以外の人が見ての表現でもあるからかな? 違和感あるなあ
・パタパタ バタバタ ブンブン ぱんぱん
安易でちょっとうるさい。これらを使わずに同じ事を表現してみ
・彼が両手を合わせてブンブン上下に振っていた。
わかり辛いけど、これ、どういう動作?
・彼の顔が赤くなった。私の顔は熱くなった。
ここ、並べたいなら、私の顔は、じゃなく、私は顔が、だろ
・ごまかすように麦茶をいれた。
わたし目線でずーっと書いてるんだから、ここは、麦茶をいれてごまかした。じゃね?

とりあえず情景は浮かぶかな。稚拙だけどな。
あと、蛇足だが、批評は24時間待つのがセオリーだから。レスもな。いじょ

497:名無し物書き@推敲中?
09/06/30 14:08:17
>>496
評価ありがとうございます! ちなみに>>487とは別人です。
紛らわしくてすいません。
なるほど、甘いところがたくさんありますね。
今後気をつけます。小説書くのは難しい。けれど楽しい!イエーイ!

498:名無し物書き@推敲中?
09/06/30 15:31:04
>495
・「蝉が夏を呼んでるぜ」
文章全体から、現在が真夏のように感じます。ですから「夏を呼んでる」に違和感を感じました。蝉がそんなにウルサイなら、すでに夏でしょうから。別の表現に変えるといいと思います。
・「神通力で涼しく~」と男の子に言われた「私」が「そんな力はない」というセリフ。ちょっとした力はあるけど、というふうに聞こえます。ちょっとした力がある、という設定ですか?そうでなければ変えた方がいいです。
・あーそうだ、のような無駄な前置きが多いです。小説ですから、普段の会話と全く同じようにせず、流れと関係ないなら省くほうがスッキリします。

499:名無し物書き@推敲中?
09/06/30 16:54:51
>>498
評価ありがとうございます!
うーん。この三つは確かに難しいんですよね
最初の「蝉が夏を呼んでるぜ」は、ただ愚痴れればなんでもいい、ただの切り出しの一言。
でも何でもいいからって行って、「蝉ウルセー」みたいな悪口で始めるのは嫌だったんです。悪口ばかりの男に付きまとわれてる女の子って、かわいそうじゃないですか。
だからといって、「蝉が太陽を呼んでるぜ」みたいな、具体的なものもちょっと避けたい。蝉が呼ぶなんてありえないですからね。むしろ蝉が呼ばれてる。
「夏」は抽象的なものだから、もしかしたら呼んだかもしれない。という気がして夏を選んだんですが。むー。他の表現。難しい。どうしよう。

「神通力で涼しく~」ですが、今回「わたしにはそんな便利な力ないよ」で返したんですけど、最初は「巫女さんにはそんな便利な力はないよ」でいくつもりでした。
でも、もしかしたら巫女さんの中には使える人がいるかもしれない。少なくとも物語の中にはでてくるかもしれない。
自分が使えないからといって「巫女さんは」と一くくり全員能力なしと否定するのはいかがなものか、と思って変更したんです。
しかし、ちょっとした力ですか。んー、この子の場合、団扇で扇ぐのが精一杯ですね。普通の人間ですから。普通の人間だとアピールする、これもまた難しい。

あーそうだ。の無駄な前置きですけど、そう、無駄だと分かっててつけてます。なぜかというと、この無駄な台詞がないと急展開(超展開?)になってしまうからです。
これはただの我侭なんですが、「1レスで終わる話」を書こうと、勝手に自分に条件を書けていました。
自分が読み手のときに、何レスにも渡る作品を見たときにげんなりしたから、という単純な理由です。
しかし、1レスで終わる話となると、どうしても急展開になってしまいます。それをわずかでも緩和するため、無駄な台詞にクッションの役割をしてもらっているという訳です。
ちなみに無駄を完全に省くと「暑い夏、若い男女が神社でお茶した」の一行だけになってしまったりするわけで。無駄を省くのも難しいです。

小説を書くというのはやっぱり頭を使いますね。自分は小説家には向いてないかもしれない。時間の浪費かもしれない。社会にとって害かもしれない。
けれど、
小説を書くのは楽しい!イエーイ!

500:名無し物書き@推敲中?
09/06/30 16:56:21
わかったから、そうはしゃぐな

501:名無し物書き@推敲中?
09/06/30 17:06:18
>>500
失礼しました

502:名無し物書き@推敲中?
09/06/30 17:11:23
>499
498です。理由はわかりました。ただ、あなたにはわかっても、読む人は何も前提条件がわからないまま読みますから。。
蝉のセリフにしても、あなたの中ではわかっていても、読まされる方はわからない。
巫女さんにしてもそうです。この子は他のことなら(憑き物落としとか)出来るのかな?なんて疑問が出てきてしまう。
読む他人のことを考えるとわかりやすくなると思います。他人は、あなたの理屈を読み取る力はないですから。

503:名無し物書き@推敲中?
09/06/30 17:17:58
>>502
わざわざすみません……
本当にその通りです。はしゃぎすぎました。気をつけます。

504:名無し物書き@推敲中?
09/06/30 20:30:22
別スレにあった文章。書いた人≠オレ
オレはいい文章だと思ったんだけどそのスレでの評価は低かったんだ
良くないところがあるならちょっと教えてほしい


一緒に暮らすようになってから。
時々ひどく胃が痛くなる僕のために、彼女はホットミルクをいれてくれた。
電子レンジを使うんじゃなくて、ちゃんと鍋で温めたミルクを。
全然味が違うのよ、と彼女は言ったものだった。
「味が柔らかくなるの」
その通りだった。
冷え切った冬、風に吹かれながら帰ってくると、彼女がホットミルクを飲ませてくれた。
柔らかい味の、ホットミルクを。
「うまいな」
「でしょ」
「マジうまい」
何度そんな会話を交わしたんだろう。
何杯のホットミルクを飲んだんだろう。

505:名無し物書き@推敲中?
09/06/30 20:41:11
一緒に暮らすようになってから。何なんだ?
ちゃんと鍋で温めたミルクを。何なんだ?
柔らかい味の、ホットミルクを。何なんだ?

この一文で全てならポエムだね、で済むけど
これでそれなりの長さの「小説」を書かれても
私にはとうてい読めない。
ていうか「小説」は書けないと思うな、この文体では。

506:他人
09/06/30 21:38:56
>504
505さんが言うように、文体が体言止めというんですかね(間違ってたらゴメンなさい)。
「あの時こうしたのだ、○○は」とか
「○○は~したのだ、●●を」のような文体が多いですね。
いつまでこの書き方が続くんだろうって思います。
この書き方は、頻繁にするものではないです。
ここぞという時に、効果的に使うべき文体のはずです。
延々この状態で読まされるのはキツいです。


507:名無し物書き@推敲中?
09/06/30 22:06:04
>「あの時こうしたのだ、○○は」とか
>「○○は~したのだ、●●を」

これは「倒置」という奴ですね。504の例とは違う&大分マシだけれど
多用すべきでないのは同じですね。

508:名無し物書き@推敲中?
09/06/30 22:11:50
牛乳の広告のコピーみたいだ

509:名無し物書き@推敲中?
09/06/30 22:35:47
相変わらず偉そうな奴が沸くスレだな
どうせ、ボクこれキライ、って連中ばっかだろ素人に期待すんなよ
好きなように書いて好きなところに出して好きに落ちろ

510:名無し物書き@推敲中?
09/06/30 22:44:15
ああ、こっちは別館だったか
すまん間違えた。上がってるから本館かと思った
こっちは平和にやってくれ
失礼

511:名無し物書き@推敲中?
09/06/30 22:45:50
ケータイ小説ってこんな書き出しでいいんですか?


私の一番好きな人は、私を一番好きになってはくれない。
小さい頃から、その人の後ろ姿だけを追い続け、世界で一番その人を愛している自信があった。
だけどその人にとっての私は、ただ「繋がり」を持った人間に過ぎず、近付いても近付いても、必ず一定の距離を取られている事に、いつの日か気付いてしまった。
気付かなければ、考えないでよかった。
気付かなければ、悩む必要もなかった。
気付かなければ、傷付く事もなかった。

兄妹―
一番近くて、一番遠い存在。

512:名無し物書き@推敲中?
09/06/30 23:03:17
ケータイ小説は画面レイアウトまで含めて「文法」です

513:名無し物書き@推敲中?
09/06/30 23:11:54
>>509
過保護さんキター!!

514:名無し物書き@推敲中?
09/07/01 00:22:59
過保護さんて何?
悪態つくのが趣味の人?

515:名無し物書き@推敲中?
09/07/01 10:15:28
「うーん、僕はみんなの批評は間違ってると思うなぁ。え?どこがって?
それは……わからないけど、でもでも!作品の投稿者さんはみんな馬鹿だから
ここの人たちの批評は間違ってるよって忠告しといてあげないと大変なことになっちゃう!」

っていう人

516:名無し物書き@推敲中?
09/07/01 10:46:24
ふうん、寂しがりやの目立ちたがりやさんなんだね!

517:名無し物書き@推敲中?
09/07/01 11:27:55
酷評できるもんならしてみろよ
どうよこの神作品

「過保護さんキター!! 」
「過保護さんて何? 悪態つくのが趣味の人?」
「『うーん、僕はみんなの批評は間違ってると思うなぁ。え?どこがって?
それは……わからないけど、でもでも!作品の投稿者さんはみんな馬鹿だから
ここの人たちの批評は間違ってるよって忠告しといてあげないと大変なことになっちゃう!』 っていう人」
「ふうん、寂しがりやの目立ちたがりやさんなんだね!」

518:名無し物書き@推敲中?
09/07/01 12:58:29
よほど構ってほしいんだね。。。

519:名無し物書き@推敲中?
09/07/01 13:15:24
>>518
お前もな
意味なくageんなよ

520:名無し物書き@推敲中?
09/07/01 13:41:01
>>519
新参者か
晒し上げを知らないのか
このage!

521:名無し物書き@推敲中?
09/07/01 14:28:09
>>520
はいはい古参乙
あんたはいつになったら小説家になれるんだい
まあそんな俺ルールを振りかざすような我侭小僧がなれるわけないか

522:名無し物書き@推敲中?
09/07/01 15:15:45
>>521
バカ、ハケーン
ネラールールな
んで、ここ2ちゃんな
おまえ、どこに書き込んでんの?

バカハケーンw

523:名無し物書き@推敲中?
09/07/01 15:32:26
>>522
そうか、ネラールールというのがあるのか
それは知らなかった。ググってもでてこない公式ルールがあるとは面白い
ハケーンハケーン書きこんでるような奴が評価をしてるとは
確かに酷評だな

524:名無し物書き@推敲中?
09/07/01 15:38:38
今日は入れ食いだな

525:名無し物書き@推敲中?
09/07/01 15:58:09
うん。今エサを放り込む勇気は俺には無い

526:名無し物書き@推敲中?
09/07/01 16:09:12
>>517-523
この流れ、スレチではないのかも
酷評なんだよな、これも?

527:名無し物書き@推敲中?
09/07/01 16:09:16
過疎スレ下げてもしゃああんめ
東北弁これで合ってますか?

528:名無し物書き@推敲中?
09/07/01 16:11:27
>>527
酷評じゃなくて素朴な疑問なんだけど、
東北弁って小説で需要があるの?
書き慣れても使うところがないような……

529:名無し物書き@推敲中?
09/07/01 16:16:41
>>528
東北弁は方言小説じゃあ関西弁に次ぐ人気だべ
関西弁は親しみとか乱暴ってイメージを持っているとすれば
東北弁は粗野とか純朴とか陰湿とかかね
使い道は色々だ

530:名無し物書き@推敲中?
09/07/01 16:25:23
そうなのか。でも、残念なことに東北弁はわからない
まだ、関西弁の方がましかな

この上の言葉を関西風にすると、こんな感じになる

そうなんか。でも、残念やけど東北弁はわからんわ
まだ、関西弁の方がましやな

ただ、関西弁と言ってもいろいろ。河内、堺、泉、神戸、それぞれに特徴がある
こんかいは東北弁なので、俺にはどうしようもない。役に立たなくて悪いな

531:名無し物書き@推敲中?
09/07/01 16:44:55
過疎スレ上げてどないすんねん

方言って好き嫌いが分かれるからね「味がある」とか「読みにくい」とか
方言使って成功した人はたくさんいるから、行き詰ったら使ってみるといい
まあ、大事なのは面白いかどうか、あるいは学芸として美しいかどうかだけどね

532:名無し物書き@推敲中?
09/07/01 16:47:48
学芸じゃなくて文芸って言いたかったんだろうなぁと予測した

533:名無し物書き@推敲中?
09/07/01 16:48:33
予測じゃなくて推測だな
俺まで間違ってどうする

534:名無し物書き@推敲中?
09/07/01 16:50:12
>>532
うん、ソフトな感じの酷評だね

535:名無し物書き@推敲中?
09/07/01 16:51:25
>>533
俺まで間違えさせてどうする

536:名無し物書き@推敲中?
09/07/01 16:57:19
聖書を大真面目に大阪弁で訳したら苦情が来たとかいう話があったな

537:名無し物書き@推敲中?
09/07/01 16:59:52
>>533>>535
皆で間違えれば全然大丈夫
確信犯であれなんであれ


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