08/06/16 16:02:59
さて、本当の始まりはここからです。
402:名無し物書き@推敲中?
08/06/16 22:18:36
大学に入って四年、僕は何とも言えない寂寥感に襲われていた。
…では続きを考えてみましょうか?
403:名無し物書き@推敲中?
08/06/18 00:44:41
なぜなら、まだ一年生だったからだ。
404:名無し物書き@推敲中?
08/06/18 01:00:08
四年間も一年生を繰り返しているのには訳がある
405:名無し物書き@推敲中?
08/06/18 07:26:03
僕は実は社長をやってる。小さな会社だが。
406:名無し物書き@推敲中?
08/06/18 16:22:08
これが大学一年生でないとできない事になっているのだ。
実は会社の創設者である祖父が、遺言で「社長は大学一年生の者に」と書いてしまったのだ。
老人の世迷い言も甚だしい本当にお馬鹿な遺言書である。
普通なら「そんな無茶な」と笑って流すところを、
どういうわけか弁護士も会社の重役どもも、
そんな糞爺ぃの死際に書いた言葉を忠実に従うことにしたらしい。
407:名無し物書き@推敲中?
08/06/18 17:44:05
この大学は最大在籍年限が七年だった。つまり、五年目で二年生になれなければ
卒業は不可能となる。その場合、自動的に放校処分となってしまうのだ。
俺は来年も大学一年生で居続けるために、やむなく仮面浪人となった。
408:名無し物書き@推敲中?
08/06/18 20:06:17
俺も本当は仮面浪人までせず、さっさと単位を取り学年を上げてもいいとさえ思っている。
でも、遺言にはまだ続きがある。
「社長は大学一年生の者」は直系でもなくてもいいのだ。
実は社長候補者はもう一人いる。馬鹿いとこの和美が今年から大学受験するのだ。
こいつが中学二年に「私には邪気眼がある」とほざき、うちの家の庭でのたうちまわり
爺ぃの大切にした盆栽を全部叩き壊し、俺のせいにしたことを今でも忘れない。
そんな奴に社長の椅子を譲るわけにはいかんのだ。
409:名無し物書き@推敲中?
08/06/19 22:59:25
しかし慧眼の読者はここで次のような疑問を持つだろう。社長といってもピンキリである。
その会社は一体どのような会社なのか? 業務内容は? 形式は? 儲かっているのか? など。
よろしい、お答えしよう。
410:名無し物書き@推敲中?
08/06/20 10:45:17
と、これを語った私はただの通りすがり人でした。偉そうに言ってすみません。
実は内部事情はよくわからないので、>>411さんにおまかせします。
411:名無し物書き@推敲中?
08/06/20 21:58:36
けれどもその前に、僕が感じた寂寥感についてもう少し語らせてほしい。
412:名無し物書き@推敲中?
08/06/22 00:39:22
それは秋の日のヴィオロンのゲップが匂うある朝のことでした。
413:名無し物書き@推敲中?
08/06/22 21:21:00
いやまて、あれはたしか冬の日で、ショパンのピアノソナタ第2番が似合いそうな晴れた昼の出来事のような気がする。
414:名無し物書き@推敲中?
08/06/23 06:56:41
そう、その通りだった。俺は燦々と輝く太陽の下の、岩山の下の洞窟の中で、
朝から焼酎とアタリメを喉に流し込んでいた。俺は酔った頭でプーシキンを読みながら
ナターシャ・グシーの美しい歌声を聞いていた。
415:名無し物書き@推敲中?
08/06/23 06:57:39
グジーだった
ごめんナターシャ
416:名無し物書き@推敲中?
08/06/23 17:39:02
ひどい! 私の名前をまちがえるなんて、プンプン
どこからかナターシャの声が聞こえてくるほど俺は酔っていた。
洞窟にいたのは、実は雪山で遭難していた。
せっかく三日ぶりに吹雪がやんだのに、捜索隊は見当違いなところを探していて、
いつまでたってもこっちににきてくれなかった。
まったくもって地元の捜索隊にプンプンだぜ!
しかも三日続いたブリザードのおかけで積雪がすごく、自力で降りれそうにない。
明日からまた低気圧が近付いてるとのラジオからの天気予報もあって、どうする俺?
というわけでヤケになった上に貴重なアルコールに手をつけてしまったのさ。
417:名無し物書き@推敲中?
08/07/05 01:00:37
俺は岩山の下の洞窟の入口に立った。
眼前の前に広がる大海原は巨大な海に思えた。
418:名無し物書き@推敲中?
08/07/05 02:21:58
どうやら言語感覚が消失したらしい俺は、
目の前の大海原に飛び込んだ。
くらげ泳ぎで太平洋を横断した俺はある
ところへたどり着いた。
どこなんだここは?
419:名無し物書き@推敲中?
08/07/05 02:45:38
辿り着いた先は、月面だった。
そうだ、私は月世界旅行のチケットを持っていたのだ。吹きつける風は、二十五年もの間、寝かされていた極上品で、ほんの少し、林檎の香りがする。
「これは売れるかもしれない」
私の漠然とした期待は、次第に確信へと変わっていった。
420:名無し物書き@推敲中?
08/09/27 02:05:34
遥か彼方で女性らしき姿が手を振っている事に気付いた。
私は彼女の声に応えて叫んだ。
「星児さん!」
「夕子!!」
421:名無し物書き@推敲中?
08/10/18 22:03:49
「たことは何よ!」
女の声が真空の宇宙に突き刺さる。しまった。タ子ではなかった。
誰なんだアイツは。
422:名無し物書き@推敲中?
08/10/21 22:45:06
女は首から提げたガマグチから名刺を取り出した。
名刺には楷書で『プレイメイト』と書かれていた。
423:名無し物書き@推敲中?
08/10/24 21:17:26
それをキャッツ・アイのヒトミちゃんのように俺に向かって投げつけた
424:名無し物書き@推敲中?
08/10/25 02:47:58
「ヒトミって誰なの?」
香の声とともに、120tの重りが俺をペシャンコにした。
いや。120tはダイナマイトだったか?
ええい!恋なんてぶっ飛ばせ!
425:名無し物書き@推敲中?
08/10/27 07:02:37
80年代風のヘアースタイルがネオンを反射してきらめいた
426:名無し物書き@推敲中?
08/10/28 19:35:06
飛び散った俺の肉片から沢山の俺が生まれ出た
427:名無し物書き@推敲中?
08/10/28 20:33:58
ぶなしめじいが大漁旗を掲げた
428:名無し物書き@推敲中?
08/11/02 08:08:01
躍り上がったサバの群れが俺を食らいつくした
429:名無し物書き@推敲中?
08/11/09 11:16:07
そして、小室テツヤも100億円を食いつぶしてしまった。
430:名無し物書き@推敲中?
08/11/09 21:00:54
がなるラジオで聞いたあのオールナイトニッポン
リクエスト曲は小室のアレさ
そう、あの、
431:名無し物書き@推敲中?
08/12/16 23:00:37
>>427
IQは80しか無ければ池沼だが、100以上だからといって知能が人並み以上とは限らない
まめちしきな
432:名無し物書き@推敲中?
08/12/22 11:42:23
<ザワ・・・ザワワ・・ザワ /\
<・・・でさあww / \
<マジでw? / \
/ \
/ \ あれ?この匂いは・・・?>
/ \ 弁当の匂いじゃねw?>
|\ \ 便所飯www>
| \ :/ ̄ ̄\: .\
| \/ _ノ \: \.
| ..\ ( >)(<): /|
. .| ..\u (__人__) ./ |
| \´ ⌒´ノ ./ |
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433:名無し物書き@推敲中?
09/09/22 01:39:29
憐れなラストwwwwwwww
434:名無し物書き@推敲中?
09/09/22 15:14:07
あぁ・・・もっと兄貴のデカマラで突き上げてくれ!!
435:名無し物書き@推敲中?
09/09/23 05:03:05
なんだかな