09/05/02 11:42:48
>>673
純文学派?
エンタメ系やラノベ系が好きなので、もし673が純文学派だったら、
以下は参考にならないと思う。
ごめん、自分も第一章で挫折した。ゆえに辛口なので覚悟してくれ…。
よほど凝った異世界ファンタジーやSFでもないのに、
どうでもいい説明が延々と続くのがキツイ。
しかも、その説明が具体的なように見せかけて、実は抽象的で使い古された言葉の連続で、
描写らしい描写がまったく無いので、読み進むほど苛立ってくる。
たとえば、「イギリスから名建築家を呼び寄せて造らせた拘りの一棟」が、どういうデザインなのか?
「レンガで出来たドッシリとした正門」と似合うような
「文化遺産に指定されている年代物」なのか、
いかめしい大正風なのか、イギリスのオクスフォード風なのか。
ただでさえ、
「”ありがち”という表現がピッタリのベージュ色をしたコンクリートの校舎」と並び建つという
異様な光景で、違和感があるのに、
(しかも)重要シーンでも無い、ただの描写と思われるのに、読者の想像に丸投げ。
もし、これが伏線だとしたら、もっとタチが悪い。
(いや、もう校舎が年代物とか、マジ具体的に書かれても困るんだよね。物語を読みたいだけだから)
地の文は、改行少なくてクドイのに、
セリフ周辺だけ、文章が軽くなるのでバランス悪すぎて読みづらい。
主人公に興味を抱くどころか、
「何、この自意識過剰野郎?」としか思えなかった。
エンタメ系を書いているつもりなら、
そういう指南本を最低3冊以上、悪い例は自分のことだと思って、真剣に読んでほしい。