あなたの文章真面目に酷評しますPart60at BUN
あなたの文章真面目に酷評しますPart60 - 暇つぶし2ch402:名無し物書き@推敲中?
08/04/25 17:10:03
  















残飯は実力無いのに顔がネタwww

403:名無し物書き@推敲中?
08/04/25 17:20:14
現実を知らない人は可哀想。

404:名無し物書き@推敲中?
08/04/25 17:32:01
>>397
君が言う「才能」とはどいうことだ。
才能がありながら淘汰されてた人は5万といるぞ。
簡単才能という言語は如何なものか。
文学うんぬん言ってるそのもが危機なんだ。
世代交代の文学を目指す人へは助言は簡潔にはできない。
「売れる文学」とは何か。
今、読者が求めようとするものは何かを追求しなければならない。


405:名無し物書き@推敲中?
08/04/25 17:38:56
 













           警察は残飯を追求しているwww

406:名無し物書き@推敲中?
08/04/25 17:55:23
>>404
才能があるのに淘汰された人は誰?
なんでそんな人が五万といるのを知ってるの?

407:名無し物書き@推敲中?
08/04/25 17:56:26
  












残飯は才能無い

408:名無し物書き@推敲中?
08/04/25 18:50:08
>>406
勉強不足ですね。
当たり前の話を訊くなんてナンセンス。
それで「酷評」あんまりでしょう。
肝心要なところを見落としていますね。

409:名無し物書き@推敲中?
08/04/25 19:20:29
淘汰って言葉を「粗悪だから捨てる」って意味だと勘違いしてる人がいるね。
淘汰には「良いもの悪いものをより分ける」って意味しかないのを知らないみたい。
無理せず小学校で習っただけの身の丈に合う言葉を使ってればいいのに。

410:名無し物書き@推敲中?
08/04/25 19:30:29
とうた【×淘×汰】名・ス他
不用・不適のものを排除すること。「―法」。
生存競争によって環境に適応しない種(しゆ)が死滅し適応するものだけが残るということ。
「自然―」「人為―」

411:名無し物書き@推敲中?
08/04/25 19:59:39
才能ある人間が五万といて、そいつらが淘汰されてるなんて、
そのほうが驚きの発言だw
たとえば、どういう人間のことを、才能あるのに淘汰された人間というのか、
説明してくれw
こんな話、説明無しでは誰も認めてくれないよ?w

412:名無し物書き@推敲中?
08/04/25 20:03:20
どうも皆さま今日は。
小説のホームページを運営しています。
みなさまからの酷評ぜひお願いできればと思います。
面白いか、読みやすいかなど、その他なんでもご意見
お待ちしています。

URLリンク(user92.sakura.ne.jp)

413:名無し物書き@推敲中?
08/04/25 20:07:44
>>410
「○△が淘汰される」って言い方で「○△」自体に劣性を示すニュアンスが
含まれてるなら確かに「捨てる」って意味になるよ。
淘汰は「悪いものは捨てる。良いものは残す」って意味だから。

つまり「弱者が淘汰される」って言い方なら「弱者が捨てられる」って意味になるが、
「強者が淘汰される」って言い方だと「強者が生き残る」って意味になる。
そして優性劣性いずれのニュアンスも持たない言葉ならば「より分ける」という意味にしかならない。
「生物が淘汰される」ならば「生物が強いもの弱いものにより分けられる」という意味にしかならない。
「生物が捨てられる」って意味にならない。

「強きものが淘汰される」「才能あるものが淘汰される」なんて言い方だと、つまり「才能あるものが残る」という
意味と取るほうが自然。解釈に幅はあれどせいぜい「才能あるものが試される」まで。

414:名無し物書き@推敲中?
08/04/25 22:32:30
>>413
>才能がありながら淘汰されてた人は5万といるぞ。
の意味は?
それを教えてくれ。
あんたが自分で言ったことの説明が知りたい。

415:名無し物書き@推敲中?
08/04/25 22:41:56
   














         >身の丈に合う言葉

だから残飯はオナニー肛門ネタ。コビトに合わせてwww

416:名無し物書き@推敲中?
08/04/25 22:47:21
>>414
『あんたが自分で言った』って、どれのことを言ってんだ?
俺は>>409,413しか言ってないんだが

417:名無し物書き@推敲中?
08/04/25 22:56:20
>>416
もし、あんたが404ではないのなら、
404はどういう意味だろう?
406の私は404に対して言ったので、淘汰の意味がどうこう言われても困るんだが。


418:名無し物書き@推敲中?
08/04/26 00:18:31
416は自演だなw
普通、そのレスを見逃すはずがないw


419:名無し物書き@推敲中?
08/04/26 02:25:08
.>>412
>>2-4あたりを読んでね。

420:名無し物書き@推敲中?
08/04/26 02:43:13
とうたとうたとうるさいために

しーぽんと小唄おおもいだしましたる

今からちょいっと15キロ遠征して100\キャンペンれんたうしてこよっかなあ。
まあただ…あのはつきっしゅはあじけなか。ごめん佐藤かんとく。

佐藤かんとくもうずっと大杉。おれゎくわわれるか。ああそうか俺監督職ヘイトなの
わしれてた。演出呼称鴻上継承。

421:名無し物書き@推敲中?
08/04/26 03:43:45
250レス分くらいまともな投稿が止まってるな。

>>420
お前もさあ、ツブヤキやりたいならそれ専のスレ池よ。

俺もお前がスレの趣旨に添った投稿したときはきちんとレスしたぞ。
ホタテはおもろかったし金髪の巻き毛もキラリとするもんはあった。

だがスレの主旨と関係ないことでブツブツやるのはよせ。

サハラみたいに死んだスレ使って見たい奴だけが見るんならまだしも、
ここはまだ目的あってやってくる人間がいる。そういう奴らの事情を
借りて、否応なしに人目につこうとする計算は醜悪だぞ。お前が自分を
天才だと思うなら、独立したところで勝負しろよ。
何某の決意をもって投稿した酷評希望者の文章が、お前の自意識を
支えるために流されていくのは見るに忍びん。

ちなみに制度的エリート主義から脱却できないお前さんはどうしても
東大に拘りたいらしいから言っておくが、まさにその制度的意味において
君の経歴を屁とも思わない人間がどこにでもいる。忘れるな。

422:名無し物書き@推敲中?
08/04/26 10:07:05
お前らは能書きばかり並べるから客観的に聞き流すことができない。
そいうことしてるからいつまでも先へ進めず足踏み状態。
食いつくのもいいがそのことが文体に現われ嫌われる。
批評しながらユニーク交わすテクニックを覚えることこそ成功の道。

423:名無し物書き@推敲中?
08/04/26 10:34:36
>>421
残念乍ら

その屁どもはだね

東大生が築き上げた各所各所の御権威御後光御託宣を根拠に屁なのだよ。

ワカルウ。まあわかんないだろう。この

幸せもの!!にこにこ。

424:名無し物書き@推敲中?
08/04/26 10:37:49
ちなみに

「東大生を屁とも思わない仕掛けを社会に流した」のも

東大生。残念乍ら

俺にもチョー覚えがある。それは、「誤情報を公言しているのを看過する」類のことで

成立する。

425:名無し物書き@推敲中?
08/04/26 10:39:56
俺はこの発言をするタイミングを十数年はみはからってたが

やっとそこを衝いてかみついてくるモニョモニョがあらわれた。

あんまり

またせんなよな。である。

426:名無し物書き@推敲中?
08/04/26 15:39:46
なにこのスレ潰されかかってんの?

427:名無し物書き@推敲中?
08/04/26 19:19:31
>>426
大丈夫。
去年、粘着荒らしのせいで数ヶ月停止したことがあったが、それでも復活した。

「なんどでも蘇るさ」

それが酷評クオリティ。

428:WISDOM
08/04/26 19:44:20
タイトル『惜別の桜』
URLリンク(www6.atwiki.jp)

酷評お願いします。
景観をうまく伝えることを意識して書きました。

429:名無し物書き@推敲中?
08/04/26 20:02:18
URLリンク(ana.vis.ne.jp)


お願いします

430:名無し物書き@推敲中?
08/04/26 22:46:45
>>428
冒頭がセリフなんだけど、すぐに風景描写に入るので誰のセリフなのかわからない。
要するに、誰の視点で語られていくのかがわからない。

風景描写がポエム調で観念的。
さらに描写の対象というか、焦点があちこちに飛んで(ふらついて)いて、何を言いたいのか
表現したいのかがわからない。
登場人物の「彼」が何者なのか、どういう人物なのかも描写がないのでわからない。

景観は伝わっていないので、客観的に見える風景を具体的に、どんな感じの場所なのか、
川があるならどんな感じの川なのか。そういう具体的な部分をある程度描写していかないと
読み手にイメージを伝えられない。客観描写の練習が必要だと思う。

431:名無し物書き@推敲中?
08/04/27 01:24:26
>>428
文章が正確ではないので、すんなりとは頭に入らず、読みにくい。
たとえば、冒頭の文章。

>静かな、せせらぎの音。森はその身を振るい、時折ざわざわと自然の喧騒を作り出す。その喧
>騒は、じわりと心に暗雲を落とし込んだ。

この構造では、一番目の「その」は、直前の「静かな、せせらぎの音」を受けたものであるならば自然
な文章だが、そうではなくて、森自身を指しているわけで、まずはここでひっかかる。
それで二番目の「その」はというと、これは直前の文章を素直に受けているので、どっちやねんと言い
たくなる。
最初に「静かな」という言葉を使っておいて「喧騒」というのもどっちなんだか。

>初夏の空気が煩わしかった。
>静寂が、そっと空気を満たしていく。

これも同様で、連続する文章で「空気」という言葉をつづけて使っておきながら、かたや「煩わしい」で、
かたや「満たしていく」。不満なのか満足なのか、イメージが統一されていない。前者は心理描写で後
者は情景描写だというのはこの場合理由にはならない。
情景描写は風景を報告するだけのものではなくて、登場人物の心理を象徴的にあらわすものでもある
からね。

空改行(1行あけ)は最小限にすべきで、2行あけ3行あけなぞは論外。
 



432:名無し物書き@推敲中?
08/04/27 11:06:01
俺は 甦る ほうが好きだが

やっぱアレか。祖国愛か。本国でやってなかったから潰れる。余計なことはしないものである。深夜煙草自販機販売華麗なる復活。

甦る。

バカはキョドりながら喫煙厨にだらしなく変身する。
空気読みのみじめさ。

433:名無し物書き@推敲中?
08/04/27 11:11:30
ああはやく



他PCへの侵入が



ばっしばっし取り締まられるほど




警察復活しないかなあ。北海道と長野とどっかが激ヤバと聞いたが

埼玉がヤバいことはあまりにもヤバ過ぎるせいかマスゴすら報道しない。




ここの公共PCは 俺が着席するなり侵入サイン警告ウィンドウを連発。

書き込みの内容に応じて出るけれども
↑ここで出た。あわててひっこんだのは 俺が録画してんじゃねえかとでも




思ったのかな。である。

434:名無し物書き@推敲中?
08/04/27 11:16:15
日本聖火リレー18キロメートル完走は

「自由経済主義国圏」としては(今来ました出ました 律儀だね勤勉だね
稀有・僥倖だったのではないだろうか。アメリカよか上だわな。である。



でもその点を誇れないマスゴ。かわいい。

435:名無し物書き@推敲中?
08/04/27 11:18:35
律儀勤勉と評されたことが嬉しかったらしく

また出た。新たな飼い主でも探してるんかな。ちなみに俺の年収はひゃく…

おっと

折角よりが戻りそうなのにうかつなことはかけんぞお。

436:名無し物書き@推敲中?
08/04/27 11:20:19
ちなみに

やつらはあの高慢ちきな態度を維持しながらこの国でのさばって生きてゆこうと
試みているので

フルボッコにしてさしあげましょう。精神的にか制度的にか物理的にかは任せる。

437:名無し物書き@推敲中?
08/04/27 12:27:42
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)

炉ス家とめでたく大規模経済協力結託。

イヤア

ちえこ仰天。久慈のロマノフゆかりの琥珀。アンバー。アンバー・タンブリン。

438:名無し物書き@推敲中?
08/04/27 12:36:13
80年代流行語:「愛してるなら態度で示して!」

10年代流行語:「愛してもいいけど態度で示す場合は手加減して!あと実入りができるだけチョクで反映するように…」「ながくね?」

439:名無し物書き@推敲中?
08/04/27 21:15:19
レス乞食はほっとけよ

440:名無し物書き@推敲中?
08/04/27 23:43:34
URLリンク(www.amy.hi-ho.ne.jp)

酷評できるもんならしてみるといい。
メールしてくる奴がいたら本気で相手してやる。

441:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 00:25:58
URLリンク(19810623.blog37.fc2.com)

評価をお願いします。
ブログに小説を書きました。最新のが評価依頼ですので、
そこに2ちゃんねるでの批評依頼中と書いていますが、
もしよろしければ他の小説も読んで批評してもらえるとありがたいです。

442:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 02:30:44
>>441
他人に読ませるということがわかってない文章。
自己満足。

443:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 02:33:48
>>441
何回もここに持ってきてると思うけど進歩がないよね。
アドバイスを聞く気持ちがないなら無駄だと思うよ。

444:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 03:15:20
>>441
気取ってるのは分かるんだが、多少書ける人間なら初心者のうちに
一度はかかるハシカみたいな文章を書いちゃってるんだよ。
慎重さと正確さ、達意ということを捨てて気取りをとってるうちは
碌なものが書けないぞ。

445:441
08/04/28 03:37:48
貰ったアドバイスは俺の意図と違うところだし、
俺の思想や文章芸術が全員に理解できるとは思ってない。
難しい文章を読んで、444のように思い込むのもわからないでもないが。
自分が理解できないからと言って、難しい文章を批判するのは問題だと思う。


446:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 04:00:13
あれ?
このスレに書き込めない。
なんでだ?

447:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 04:02:40
なぜだか、酷評お願いのURLを載せると書き込めない。

448:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 04:07:21
すいません。
URLを入力するとなぜだか書き込んでも反映されないので、本文を書き込みます。
2000字ほどあります。すみません。

449:448 1
08/04/28 04:08:56
 殺してやる。
 男は心の中で、そうつぶやいた。今しがたすれ違ったカップルが、
彼のことを笑ったのである。
 彼にとって、すれ違う者に容姿を笑われるのは今日だけですでに
4度目のことだった。3度目の、制服を着崩した高校生のグループに
彼が笑われたとき、次笑った奴がいたら殺す。そう、心に決めたのだった。
そして、遠からずその機会がやってきてしまったのである。
 カップルとすれ違い六歩ほど歩いてから、男は、くるりと方向を変えた。
そして、カップルの後を歩き出した。
 男の体からは、独特の臭気が立ち上っていた。汗のすえた臭いとも違う、
生乾きの衣服の臭いとも違う、どこか、科学的で、動物的でないような、
掃除をしていない理科室を思わせる臭いだった。
 男はカップルを追った。カップル達は、住宅地の方へと歩いていく。
駅から離れ、幹線道路から折れた細い道に入るにつれ、周りから人影が
少なくなっていった。男は、人通りに反比例するように、カップルとの距離を
広げながら尾行を続けていた。
 男は汗をかいていた。普段から多汗症の男は、いつも以上に汗をかいていた。
男の着ていた黒っぽいシャツが、汗で背中にじっとりと貼りつき、濃い汗染みを浮かべていた。
 カップルが家に到着した。3階建ての、ワンルームマンションの202号室。
男はマンションの外から、202と書かれた青いドアの中に、滑り込んでいくカップルを見上げていた。
 場所はわかった。
 絶対に殺してやる。
 そう誓うように心の中でつぶやいた男は、彼らを殺すための凶器を購入しようと、
再び駅へ戻ろうと方向を変えた。

450:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 04:09:30
いや、まさにそこだよ。
評価して貰えないことを相手が愚かだからと断じてるうちは進歩しない。
むろん評者は様々だから的外れのものもあるだろう。しかし世の中は広い。
君が知らないこと、君がまだ気づかない視点から君の文章を眺めている人間も
いるんだよ。俺がそうだなんておこがましいことは言わないけども。
君自身そういう人間に会えるかもという期待がなければ、そもそもここに
来ることはないはずだろう? それとも……?

サイトにある君の他の文章も読んだけど、哲学の小説への導入の仕方とか、
古い文体の導入の仕方とか、すべて書生的で「勉強はしたんですね」という
段階でしかないんだ。それは君自身気づいているだろう?
君にそういう教養があるのを認めないわけじゃないよ。しかし、そっちの方面から
小説に入る人が罹りやすい最初の「ハシカ」的なものによって、君の文章は
成長を止めてしまっている。一度謙虚になることを勧めるよ。

451:448 2
08/04/28 04:09:43
 その時、カップルが滑り込んでいった202号室のドアを、分厚いメガネの奥から
睨んでいる、ヒョロヒョロの、なで肩の男が目に入った。
 メガネ男からは、男と同じ臭気が漂っていた。
 男はメガネ男を見て直感した。彼も同類に違いない。
「もし……」
 男は、メガネ男に声をかけた。202号室のドアを凝視するのに
一生懸命だったメガネ男は、声をかけられビクリと体を振るわせた。
「はははははははいぃ。なんでしょう?」
 酷くあわてて返事をするメガネ男をみて、男は確信を強めた。
「今貴方、あの部屋の人を殺そうとしてるでしょう?」
 ドキリ。そう音が聞こえそうなほど、メガネ男は厚いレンズの奥の目を
見開いて驚いた。それからキョロキョロとあたりをうかがった。
二人の周りには誰もいなかった。
「どどどどどどうしてそれを?」
 メガネ男が体をガクガクと震わせながらこう訊ねた。
男は彼を安心させるため、わざとゆっくりした口調でこう答えた。
「実は僕も、殺そうとここまで来たんです」
 メガネ男は、初めて見る生物に対峙しているかのように、
ポカンと口を空けて男を見ていた。
「話しませんか?」
 男はメガネ男を、駅前のファーストフード店に誘った。

452:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 04:11:11
>>450>>445に対するレスねw
こんな時間にスレが進むとは思わなかった。すまん。

453:448 3
08/04/28 04:16:52
 店内は、下校途中の高校生や、彼らと同い年くらいのフリーターの少年達に
埋め尽くされていた。男とメガネ男は、比較的空いている、窓側の禁煙席に腰をおろした。
 男は自己紹介代わりに、今日だけで4回も、すれ違いざまに人から笑われたこと。
3回目に、次笑う奴がいたら殺してやろうと決めたこと。そして、
202号室のカップルがその4回目に笑ったことを語った。
 店内は、偽悪的に振舞うことになれた若者達でうるさかった。彼らの、
マジウゼー、マジコロシテー、の声のおかげで、彼らの会話が、
特別注目される心配はなかった。
「なるほど、なるほど」
 男の説明を聴き、メガネ男が少し安心したように言った。それから、
彼の唯一のオーダーメニューであるコーラを、チューっとストローで飲んだ。
「わたしは、あのバカップルの隣の、203号室の住人です」
 メガネ男が、それが彼の話すときの癖のように、肘をつき、
両手の指をモジャモジャと絡ませながらこう言った。
それから、彼がアニメのDVDを観ているとき、隣室に音が漏れてしまい、
大声で笑われたこと。それ以来、理由もなく壁をたたかれるようになったこと。
「オタクキメーンだよ!」と部屋の中で絶叫されたこと。度々ドアを蹴られるようになったこと。
そして、そんな生活が半年以上続き、彼らを殺すことを決意したことを語った。

454:448 4終
08/04/28 04:17:25
 男は、ポテトを間断なく口に運びながら、真剣にメガネ男の話に聞き入っていた。
「それは酷い」
 男は、目を伏せながら、メガネ男の不幸を呪うように言った。そして「同情するよ」と付け加えた。
 ジャ、ジィィィィィィ
 メガネ男が、彼の椅子の横に置いてあったリュックのチャックを開ける。
そして中から白いビニール袋を取り出しテーブルの上に置いた。
 ガチャリ
 と、ビニール袋はその見た目に似つかわしくない金属音を立てた。
男は、それが包丁かナイフの類であろうと直感した。
「今日買ってきたんだ」
 メガネ男はそれだけいうと、押し黙った。
 ガラス張りの窓の外を、駅へと向かう下校中の女子校生たちの集団が歩いていた。
彼女達の短すぎるスカートのしたの、白い太もも部分を、男とメガネ男は、チラチラと眺めた。
「やめませんか」
 窓の外を見たまま、男がこういった。
「僕も今、そう思っていたんだ」
 メガネ男もまた、窓の外に視線を向けたまま、そう答えた。

455:448
08/04/28 04:26:58
>>452
いえいえ、こちらこそすみません。

みなさま酷評お願いたします。

456:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 05:35:54
>>445
「難しい」と皆が言ってるのは別におたくの思想が深遠だって意味じゃないぞ。わかってると思うけど。
単に言葉の選び方がぎこちなくて読みにくい、って意味(だと俺は思う)。
難読語それ自体が悪い、ということでもない。ただ作中舞台とマッチしてないから読んでる側は内容をイメージしづらいてこと。
「語彙力に乏しいだけだ」なんて読者をなめた見方をするなよ。もし本当に魅力的な文章なら知らない語は辞書で調べるくらいの労力は喜んで払う。
blogの掲示作品、上二つを拝見させてもらったけど「せむし」その他、今ではもう滅多にお目にかかれない骨董品的な言葉が
「空港」「iPod」「看護士」「Dカップ」「井上陽水」みたいな現代の語句とごろごろとごちゃ混ぜに並べられてるのを見ると、正直辟易した。
おたくだって、もし源氏物語の文体で現代高校生の青春恋愛物語なんか読まされたら勘弁してよって思うでしょ?皆が言ってるのそういうことなんじゃないかな。
おたくの書きたい事と、おたくの使いたい文体がほんとに調和してるのかどうか。再考してみたら?文章書けないわけじゃないんだからさ。
今のおたくの文章は、書き手が自分の文章に酔ってるな、っていう印象がすごくにおってくる。
まあ「そんなことはない」とおたくは思うだろうけどさ。

457:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 10:30:44
>>439
山口おめでとう。

5月1日には是非えいぐゎかんにゆきたまえ。

458:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 10:32:48
チナミニボク

「誰が味方か」にほっとんど興味ナス。

「誰を潰すか」。これである。

459:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 10:34:41
潰す相手が善人面のうんめえことこのうえなしデアレバアルホド

俺のヨロコビハタカマル。さふいふことである。

460:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 12:04:33
>>445
それだけ自信あるなら
どこか新人賞に出してみればいいんじゃない?
間違いなく一次も通過しないから。

461:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 12:06:21
>>441
またおまえか。
まずは、毎日近所をジョギングしろ。出会う人たちに明るく挨拶をしろ。
ゴミが落ちていたら拾え。

それができるようになれば、人の意見を聞くこともできるようになる。
文章を書くのはそれからだ。

462:441
08/04/28 12:08:58
作者の意図を読み取ろうとはしましたか?
自分に理解できないことは駄文ですか?
新人賞の審査員はもっと見る目があると思います。
物語りも豊潤で人間の本質を突いてるので、文学を理解している人には理解できる。


463:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 12:12:55
こいつも偽物じゃないのか?

464:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 12:22:59
441は無職のアホです。
毎日2ちゃんねるで自演して荒らしてます。


465:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 12:23:44
>>449-454
小説としてはまだまだかな。
神視点での説明が続いている段階。

例えば冒頭だけど
まず場所がわからない、カップルの様子もわからない、時間も季節もわからない。
初心者が神視点で書くと、こういうことになりやすいので、神視点はやめたほうがいい。
人物視点を使えるようになってからでないと、神視点は上手く使えないから。

他のシーンもほぼ同様で、マンションの辺りも、もう一人の男が登場するあたりも
描写がなく、とってつけたような感じ。
ファーストフード店は一応描写があるので、各シーンのバランスが悪い。

>遠からずその機会がやってきてしまったのである。
これは日本語としておかしい。
遠からずというのは、「近いうちに」という予想の意味だから、こういう形では使えない。

466:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 13:57:33
441が他板で残した発言

187 :名無し物書き@推敲中?:2008/04/28(月) 13:51:58
>>185
能書き言う前に自費でもいいから本出してから言ってみろ。
何! 金がない。
それなら言う資格は無い。
本を出してから批評しましょう。


467:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 14:42:13
>>466
真性だな・・・そいつ・・・

468:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 14:43:55
 










残飯は真性

469:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 17:15:05
あのな
>>441のな“本人”だけどな。

君ら騙されてるから。
詳しくは。

1 スレリンク(book板)
2 スレリンク(doujin板)
3 スレリンク(bun板)

“俺は”1のスレの104 >>441で勝手にアド曝したのは100
3のスレも100が勝ってに立てたの。
はぁ……

470:469
08/04/28 17:19:46
>>441のな“本人”だけどな。》
リンク先という意味ね。


471:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 18:00:16
君が思ってるほど周りは君に興味ないから……

472:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 18:07:38
>>471
投稿サイトのコメント。
殺気だったのがきてますがねw



473:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 20:27:06
>>472
お前の文章がクズだからだろ。

474:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 20:28:38
クズはHi
別名クズハイ

475:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 20:28:40
ハイさんの顔よりもか?

476:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 20:29:16
  











ククク
怯えているか
可哀想に


477:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 20:30:06

大混乱のマヌケチビ

478:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 20:30:55
↑さくらんぱんちゃん

479:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 20:32:13
叩けば飛び出る沖縄蠅
モグラ叩きゲームだなw

480:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 20:32:39
もーなにがなんだかわからないだろぱんすけ

481:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 20:33:08

大混乱の糞蠅

482:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 20:33:34
ああそれそれっsざんぱんどんどにけ

483:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 20:34:18
ほいほい、ハイハイ

484:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 20:34:52
>>449
汗の描写だけ浮いている。もっと先まで読むとオタクを描写したかったのだな
と分かるけど、最初は違和感がある。

マンションまでの描写が何も起こらないので無駄。いきなりカップルがマンションの部屋へ
入るところから始めていいのでは。

カップルが部屋へ入るのをメガネ男が眺めているのが不自然だ。何か理由があるなら
描写をしよう。また汗男がいきなり声をかけるのも不自然に感じる。メガネ男がカップルに
襲い掛かろうとしたところを汗男が止めたなどの方が自然になるのでは。

>両手の指をモジャモジャと絡ませながら
もじゃもじゃは乱雑にたくさん生えているさまなので意味が違うのでは。

オチだと思うけど、女の子の太ももを見たら、殺すのをやめるのはなぜ?

485:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 20:37:00
  

    顔真っ赤か?アスペルぱんすけ

486:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 20:38:33
それでいい。踊れ沖縄のチビおやじ

487:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 20:39:56
腹真っ黒か
ざんぱん

488:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 20:41:31
踊れハエ

489:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 20:42:22
パンツまっちゃか?lクソパン

490:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 20:43:10
豚面の戦争孤児、それでいい泣きわめけ

491:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 21:05:16
種蒔きと刈り取り という言葉を知っているだろうか。もちろん知ってるよ!!
諸君はいのせんとなことこのうえないから容易にそう応える。だが待ってほしい。
それはあらゆるジャンルで行われうるワリカシきたならしいタトエなのである。

俺が鮮烈にこれを意識したのは、コンピューター業界、そしてそれから派生した
コンピューターゲーム業界の変遷に於いてであった。

コンピューター、およびそのゲームの世界の黎明期は供に、言葉ではいいあらわせぬほどに
美しく 優しく おもすろく 爆笑に満ちた そひあもにつこりにこにこな

杜撰でいいかげんな生き方に満ち満ちた ユルいパラダイスだった。何より、
正義と愛が成立する。大人は烈火のごとく罵る。マア 当然である。

ンート  デ  今はあのとおり。コンピュータ業界もコンピュータゲーム
業界も 刈り取られて産業構造の中にばっちし組み込まれてしもただ。

民主が政権をとったらいきなしその腐敗構造がふっとぶとは限らんが…
ラッキーにも半島が統一した場合、ふっとぶことは充分ありうる。まあ某国は
カンス(名古屋弁)だったわけだ。島国四州その他にとって。

ンデ 俺はその種蒔きと刈り入れ刈り取りにヒントを得て 日本国の知性について
それを試みてみた。ンデ まあなんか 裾野はひろがったようだ。自信も過剰に
ついている。ンデなにがゆいたいかとゆうと 俺は刈り入れ刈り取りをしないことに
決めた。

勝手にやろうぜ。

492:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 21:07:46
 


    かうぃそうおになあ

    おまえなにしているか自分で分かっているか? ぱんたろう
 
 


493:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 21:11:57
お穴に追うsoy(大豆)うか。

買うか。誤字すんな。あと、ソイジョイはまずそうだ。ナベアツじゃなかった
トヨエツとれなたんにトバシのしごとをやらせるお前らのざんこくさ。

まあお前らでいいようん。俺がなにしているかおわかりなのだから。トヨエツには
十万円勝手につこうてしまう男のほうがにあっとるとおもわんのか。おもわんのよな。
だからきさまはダメなのだ。

494:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 21:14:03
お前…お穴に追うsoyは 買うなよ。

かわいそうだから大豆の先物取引のグラフは貼らないでおいてやる。

495:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 21:35:12
黒人の群れは大挙し 王を先頭として

厄災の源元たる双子のしらこをがんじがらめにし 大きな大きな重りをつけて
今まさに権翠べぬりとぬめった沼へと沈めようとしていた。もがきにもがくが
どうしようもない。誰もが頭頂部をきゅうぴいのように尖らせていた。

さるぐつわは然りと嬌声を抑え込み機能を如何なく発揮していた。王は最大限の
能力を顔面に集中させ その命を命じた。

誰もが安堵の表情を浮かべ きゅうぴいの頭頂部はキンカン頭のように元に戻ってゆく。
三々五々、キンカンたちは幸せな家路に就く。ところがだ。

おかしなこともあるもんですねえ。沼にはこっそり、いつのまにか大石小石が投げ込まれており
その上にささやかな木の台がこさえてあったのだ。双子はその上に落ちており。

496:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 21:38:46
>>449-454
文章はうまくない、というか幼い感じがしたけど、まあ読めなくはないよ。
>>465さんの言うように、状況がわかりづらいけど。
ラストが唐突だったけど、これは女子高生の健康的な足を見て、男たちはふと自分達の企てに白けてしまった、ってこと?
僕個人の感想ではメガネ男の登場はいらなかったかな、と思う。
色々と鬱屈したものをもってそうな男の内面が、メガネ男が出てきたせいでピンぼけしちゃった感じがする。
企てを決行する前に昂る気持ちを一端落ち着かせるつもりで、一人でファストフード店に立ち寄って、
そこで男による内省という形で男の内面性を掘り下げて、緊張感を高めた上で、
男は自分と全く対照的な女子高生の足を見ることで決意が一気に瓦解させられてしまう、
という形の方が良かったんじゃないかな、と思うんだけど、どうだろう?
それだと投稿者さんの意図と違ってきちゃうのかな?
女の足で殺意がなくなるか?っていう意見があったけど、僕は別に構わないと思う。
ふとしたきっかけで重大な決意が一息に挫けてしまうこともあると思うしね。


497:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 21:40:49
背広は
ありすこんぷれきさーの精液の結晶。

498:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 21:44:24
アリスとロリータの違いは

前者はかまとと。

499:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 21:48:07
 












ざんぱんとお釜の違いは?

残飯は異常者

500:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 21:48:19
何を知っていて何を知らないかを語るのがロリータ。

よって

非処女のロリータはありえない。逆に言えば、ロリータ性は年齢に依拠しない。

501:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 21:53:50
つまり

叙述物に存在する女の中では ロリータがもっともソフィアに近づいた女
だったことになる。だがまあどういう結末になったかは キューブリック版
ロリータを観れば判る。ソ連邦もだいしつぱいの巻である。ワハハ。

502:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 21:57:44
でだねしょくん

地球にはソフィア性著しいおなごありと策定しては

撃墜にはせさんじる組織めいたもんがあるとは おもわんよな!!!

お前らはそれでいいのである。

503:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 22:04:02
…トイウコトダヨ、>>499。お前はそのお前に似合った生き方を貫けばいいのである。

504:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 22:09:24
ジャケットが何故ジャケットと呼ばれるか。

ウテウテ。

フルメタルジャケット。

ヤリはジャケットをまとう。

505:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 22:11:21
さ~あどんどんいこー!!

506:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 22:12:43
ここは・・・ひとり言を書くスレ?

507:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 22:13:43
ん~と。

バカを判別するスレ、かな。

508:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 22:14:28
なぜって

今世間の誰もがバカじゃなく見えてるだろ?

やはりそれは不自然なのだよ。

509:1/2
08/04/28 22:19:47
家臣たちも眠りについた。孤独な王様がうとうとと眠りにつこうとした時、薄いレースの仕切りのむこうに朧
な人影を発見した。
「誰じゃ」
落ち着いた声とは裏腹に、王様はすばやく枕もとへ手を滑らせると小さな拳銃を握った。危害を加えよう
ものならいつでも撃ちこもうという構えだ。
「どこから入った。おまえの行いは見張りの目にもとまらなかったとでもいうのか?」
今や人影は寝台のすぐ傍まできた。王様が冷たい拳銃の引金に指をかけると影はひざまずいた。
「ここまでは簡単でございました」
「なに、人を呼ぶぞ」
「しー・・・ 何とぞ声を荒げずに」
この人物の落ち着いた態度に関して、逆に危険を感じさせるものではないのではと王様は耳をすませた。
「王様、かつてこの地方は痩せた土壌で誰も欲するところのものではございませんでした」
小さな声だったが王様の耳にはこの言葉が腹立たしくもとどいた。が、この男の真摯な話しぶりには何か真
実が隠されていると思ったりもした。
「それがどうした」

510:2/2
08/04/28 22:21:53
「・・・これまでこの国は王様のおかげというよりは偶然の産物で護られてきたものでありました。しかし、今で
は噂が広がりました。国の秘密を各国が狙っております。私は異国を放浪してまいりました。その私がこの
素晴らしい国に落ち着いたというのも何よりここの平和につきます。しかし、今ではそれも犯されようとしてお
るのです。私の知りあいの旅商人に聞いたところによると、噂では、既に隣国の密偵が忍び込んでいるとい
うのです」
「秘密とは?」
「地下の書物にございます」
「書物?」
「王様は、民衆に隠し事のように書物を独り占めしていると」
「それは民衆が書物など読んでも何の役にもたたんし、理解もできぬためじゃ」
「そもそもあなたは民衆から学問という機会さえもおとりあげになった。隣国はその秘密が地下にあるというの
です。隣国は民主主義国家で自由な言論を許されておりますが・・・」
「すこし待て、我が国にも言論の自由はあるぞ」
「あなたは言論の機会をはたでは認め、また奪ってもいるのです。民衆は言論という言葉さえ与えられてい
ない。そう隣国は考えております」
「鼻で笑うわ、お前の話はすべて噂で占められている。真実にたどり着くにはどれほどか」
「王様、ではすでに密偵が地下の秘密へたどり着いたともいわれておりますが・・・」
「もうよい。お前は私の命を狙うのではないのだな?ならば、この場は放免してやる。が、このまま私が何もい
わずともここから逃れられる可能性は毛頭ない。既にお前は数少ない可能性をこえてここまでたどり着いた。
残る可能性はいかほどかを知れ。立ち去れ!」
影は消えた。しかし王様は寝つけなかった。そしてしばらくすると地下へと降りていった。k

『序』 判別を。



511:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 22:24:35
書物!!

俺のヴァーチャル密偵作業に依れば

それは書物でなくて 三つの固形物。

512:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 22:25:58
…ソイヤ

西側の三つの固形物は

ドコニアニャロヤロネ。

513:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 22:30:44
俺の密偵作業に依れば

カスパーの捧げものは日本にある確度が高く
メルキオルの捧げものはバチカンに

ロサの捧げもの、か。バルタザールはうまいこと奪えたのかなあ。

514:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 22:32:39
バルタザールはベルゼブブと非常に名前がちかしいのだが(ローマ字で書いてみろ

彼が蠅にたとえられるのは 肉食だからだ。肉ならなんでも喰う。

515:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 22:36:06
あああああっと

バチカンじゃねえや。まあでも書かないのである。

516:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 22:37:51
>>509-510
面白いね。続きも読みたい。


517:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 22:38:31
ヒントはだな。

カスパーの捧げものがある国では太鼓のうりょくがあがり
メルキオルなら合唱

ロサはなんやねん。

わからんなー。ロサの楽器…。

518:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 22:39:20
セロ!!!!!

きゃあ。

519:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 22:40:08
はなぢがでそうですね。でませんけど。

520:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 22:41:56
どーりでバキじゃなくてキバの楽器がばいおりんぬなはずじゃて。

おいおまいら ロサちゃんは褐色の美少女でローティーンでひとり南アメリカ大陸から
いえるされむまではせさんじ、しかもバイオリンの名手だったのだぞ。

えーっと。

萌え~

521:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 22:48:26
でおまいら

SMAPのめんめんに東三西三のこけいぶつおもたしるつーたらば

誰に何がふさわしかと思う金。まあこたえんでもよろしかばってんろぼまる。

522:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 22:50:37
まあ 東:だべ ちょ おーと
   西:ちょ ていう めんばー

だろな。

523:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 22:58:30
めんばー ロサ
ていう かすぱー
ちょ メルキオル?

最後はまらんな。じゃあ残念ながらおーとがメルキオルかあ。

ちょ ヤルネ!!

524:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 23:01:00
とととマテ

アマテラスつくよみスノサオをあてはめるにゃあ

けんのんなめんつがそろったな。まあしかたなかである。

525:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 23:02:29
おっと。

24年前とおんなじあなぐらむをやっちまったが

案外こっちのほうが正しいのかもしれんな。素の竿。

526:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 23:09:14
坂井泉水がまあ…今CSでうとうとるが

慶大のていたらくがこれまた俺の回収欲求を著しく刺激したことは書いておく。

任せておけんとな。

527:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 23:16:12
>>509-510
SSってわけでもなさそうだけど。
神視点で書いてるので描写が弱いよなあ。

冒頭だけど
>家臣たちも眠りについた。孤独な王様がうとうとと眠りにつこうとした時、
>薄いレースの仕切りのむこうに朧な人影を発見した。
これは説明というか、ナレーション的なト書きだよね。
小話的なSSならこれでもいいんだけど、中短編の小説としては描写をしないと厳しい。

家臣が眠りについたとか、孤独だとか、そういう部分を神視点で「説明」するのは
簡単なんだけど、直接的に説明しないで、
王様の視点で、心理描写や行動描写を通じて状況をわからせるように
すると小説らしくなってくると思う。

例えば心理描写として、布団に入った王様が何を思っているのか。
悩み事とかあると思うんだよね。そこで世界観を伝えられると思う。
うとうとし始めた時、具体的にどういう光景が目に入ったのか。
不審者を見かけたとき、どういうことを考えたのか。
命を狙われる覚えがあるのか、ないのか。
警護の兵を呼ぼうとか思わないのか。あるいは、呼んでもこないだろうと思ったのか。

こういうことを詰めていくと2行では終わらないと思うんだよね。
何度も書くけど、神視点だとあらすじ的に説明で終わってしまうので、初心者のうちは
極力神視点を使わないようにしたほうがいい。

528:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 23:16:17
順当に

だべ ちょ ちょ で。

ちょには悪い?のか?まあ…俺はスサノオのルックスが好きだからよ。いいんじゃねえの。な。である。

529:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 23:18:12
ブフッ

ゲゲェ

く さ な ぎ ! ! ヒィィィィ

530:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 23:19:01
ひえええ…

ひとはみかけによらんつのは

ホントナンデスネ。

だべ ちょ、 ちょ で。

531:名無し物書き@推敲中?
08/04/28 23:22:05
マア

どれをどいつにわたすかは俺が書くまでもないのである。

532:名無し物書き@推敲中?
08/04/29 01:11:15
devil's beat という歌がマア難はあるけども懐かしい感じの歌なんでふーんと
思ってたのだが

devilsとsilverが近いのはたまたま金。俺は金が嫌いでなあ。俺に金はにあわん。

devilとdaemonの違いもそのうち精査せなならんな。ろんをまたぬのである。

533:名無し物書き@推敲中?
08/04/29 01:16:13
仏教徒は万民に平等に 善悪を成す。善行だけじゃねえんだな。ここがみそである。

んだもんで嫌われて 仏陀よばわりされている。やつぁゴータマシッダルタと呼ばれたいのだろ。

534:名無し物書き@推敲中?
08/04/29 01:21:37
仏教徒は高位になればなるほど 高位の善行と 高位の悪行が積める。

んだもんで 高位になればなるほど 黙ってることが多くなる。

535:名無し物書き@推敲中?
08/04/29 01:38:26
doraemon。

まあ勝手な戯言とこれは思ってくれて構わんのだが

藤子せんせいがたにはイギリス関与のふしがあってな。まあ…よくもわるくも
働いてるから今は措くのである。

ただもちろん のび太ルックスは絶滅させる。

536:名無し物書き@推敲中?
08/04/29 02:47:00
アサッテの人でも読んだか

537:名無し物書き@推敲中?
08/04/29 03:01:05
>>465 >>484 >>496
レスありがとうございます。
指摘され、描写不足を感じました。
書いている方は書いてない内容も知ってるから、
ちゃんと書けてなくても脳内補正で情報が足りてるように感じてしまうんですよね。
まだまだ自分の文章を、他人の目で見る能力の欠如を感じます。精進します。

すこし書かれたので補足すると、男とメガネ男が凶行をあきらめたのは、
女子校生のふとももが直接の原因ではなくて、同じ思いを共有する人物と
そのことを話せて楽になれたから、です。その時たまたまふとももが見えていたと。
まぁふとももの影響力もないとはいいきれませんが。

538:名無し物書き@推敲中?
08/04/29 03:24:00
ん。

近頃ヲタ文化はTBS日曜5:00~のみ。これで納得してもらえると助かる。

539:名無し物書き@推敲中?
08/04/29 03:26:02
ちなみに

藤子先生らに差込が入る隙があったとしたら

干されて復帰した折。

540:名無し物書き@推敲中?
08/04/29 03:46:37
>>509-510

まあ一つだけ「落ち着いた声とは裏腹に」じゃなくてうろたえた声とは裏腹にほうがいいんじゃない。

541:1/2
08/04/29 07:12:19
ファンタジーの冒頭部分になります。
批評をお願いします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 降り注ぐ雨粒が、途切れぬ音を響かせている。厚い壁、大きな
ガラス窓を通しても、それは鮮明で容赦がない。
 部屋の明かりは燭台に灯る三本の蝋燭だけ。小さな炎は揺らめき
ながら、薄闇を不気味に蠢かせている。部屋に備えられた机や椅子、
美しい絵画に輝く鎧、天蓋つきのベッドの影を、のたうつように、
おぞましさを感じさせながら。
 豪奢なはずの室内は、巨獣の臓を思わせていた。
「ヒっ!?」
 老人を襲う不気味な妄念は、時折の閃光に深さを増した。天の暗雲は
渦を巻き、雷光の唸りを吐き出し続けている。
 まるで、怒れる竜のように。
「ヒイっ!?」
 稲光に続いて響いた轟音に、老人は震える身体をさらに縮めていた。
小さな呟きを繰り返し、枯れた両手で頭を抱えながら。
「……アレが、アレが見つけられれば私はお終いだ……。地位も、名誉も、
財も、全てが失われてしまう……」
「大変ですねぇ」
 だが、悲観に満ちたその言葉を、対面に座した青年はほがらかな声で
受け流していた。古風ながらも立派な椅子にゆったりと座り、
手の中で小竜を撫で遊びながら。優雅に揺れる長い紫髪のその奥には、
細められたスミレ色の瞳が見える。
 そして、口元には薄い笑みが浮かんでいた。無邪気とすらいえそうな笑みが。
 あまりに他人事なその様に、老人は目を剥き吠えかかっていた。
「す、全ては貴様の企てによる結果ではないかっ。なにを暢気に構えているっ」
 前にしたテーブルに激昂の拳を叩きつけて。老人の地位も、名誉も、
財産も、そして今迎えているこの窮地も、全ては目の前にいる青年が
持ちかけてきた話に乗った結果であったからだ。
 出会った数十年の以前から、全く変わらぬ紫の魔術師が……。

542:2/2
08/04/29 07:13:56
 向けられた怒りに気分を害した様子もなく、青年は笑みをたたえ続けていた。
「アレのことは聞いていませんでしたからね。なかなか面白そうな
素材じゃありませんか。なぜ私に教えておいてくれなかったのですか? 
知っていれば考慮しましたものを」
「それは……」
 柔らかなその問いかけに、老人は声を詰まらせていた。
叫び、叩きつけたい想いを必死でこらえて。

 それは切り札だったのだ。目の前に座る、得体の知れぬモノに対しての。

 言葉の消えた部屋の中、嵐の音だけが低く響く。だが、叩きつけるような
雨音も天に轟く竜の咆哮も、老人の耳には聞こえていなかった。
前に座る男の威圧に、それだけに心を強く押し潰されて。
 広がる沈黙を意にも介さず、青年は静かに手中の小竜を撫でていた。
そして老人を萎縮から、ただの一言で開放する。
「まぁいいでしょう。お助けしますよ」
「な、なに? 本当、か……?」
「もちろん。私が貴方に嘘をついたことがありましたか?」
 まさかと訝しむ老人に対し、青年は変わらぬ笑みを浮かべ続けていた。
いつでも変わらぬその表情から、確かに偽りが語られたことはない。
 しかし、老人は知っていた。それが悪魔の誘惑であることも、
先には確実な破滅しかないことも。
 だが、それでも。
「……頼む」
 老人は頭を下げていた。もはや彼には縋ることしかできなかったから。
すでに魂は売り渡している。いまさら逃れることなどできはしない。
 前にある、無邪気な笑みからは。
「お任せください。後は万事、私に、ね」
 天から落ちた雷光が、瞬間世界を光で埋める。
 本能的に瞼を下ろし、それでも見上げた老人の目に、
いつまでも変わらぬ青年の姿は、紫色の霞に見えていた。


543:名無し物書き@推敲中?
08/04/29 08:11:00
>>509
>この人物の落ち着いた態度に関して、逆に危険を感じさせるものではないのではと王様は
>耳をすませた
落ち着いた態度だから、危険を感じさせなかったのなら、逆には変ではないかな。

>小さな声だったが王様の耳にはこの言葉が腹立たしくもとどいた
声が届くと腹立たしいの?

この国の秘密が民衆から書物を取り上げることというのが分からない。民衆から書物を
取り上げるだけなら、他の国が狙うようなこともないだろう。何か特別な力のある書物を
所有していて、それのおかげで国が豊かというのなら分かるのだが。

544:名無し物書き@推敲中?
08/04/29 09:21:42
>>541
>厚い壁、大きなガラス窓を通しても、それは鮮明で容赦がない
厚い壁はともかく、ガラス窓にも防音を期待しているみたいな文章になっている。

>薄闇を不気味に蠢かせている
薄闇は暗さの程度を表すので、蠢かすのは適当ではないかと。蠢くのは影だよね。

青年の外見の描写に対して、老人の外見の描写が足りないのでバランスが悪い。

アレがどう老人をピンチにしているか謎のままで、アレは切り札という謎を出すのは
混乱の元ではないか。

545:名無し物書き@推敲中?
08/04/29 09:44:06
えーと。

ひょっとして老人の思惑どおりだったりしち。

546:名無し物書き@推敲中?
08/04/29 12:22:59
URLリンク(www7b.biglobe.ne.jp)

547:名無し物書き@推敲中?
08/04/29 12:51:17
>>541-542
全体的に書けそうな雰囲気はある。描写もまずまずできるのだと思うが、
シーンの見せ方(カメラの振り方)や文章の組み立てが下手。

神視点で部屋の描写をしているのだから、老人のほかに青年がいるのことを
書かないのは不自然。竜をもっていることも同じ。
こういう情報隠しをすると、内容が理解し難くなり、とてつもなく文章が下手に見える。
倒置の使いすぎも同じ。

視点を意識して、カメラから何が見えるのかを考えながら書くようにすると
よくなると思うが、基本的に「老人」「男」の連続で読ませるのは無理なので
主要人物の名前は隠さずに出したほうがいい。

それと非常に読みにくいので、三人称の老人視点で書きなおしたほうがうまく
まとまるはず。まだ神視点を使うレベルじゃないと思う。

548:541
08/04/29 13:56:26
>>544
 ガラス窓や闇に関しては雰囲気優先でしたね。
 青年と老人の描写量の差は、青年側を強調したいために
あえてというところはあります。ただ、後々を考えると、
確かに老人ももう少し描写したほうがバランスとれそうです。
 アレに関してはこの時点では謎なものということだけ
伝わっていればいいかな、と考えました。謎の重ねすぎは
確かに読み手の障害になるかもしれませんね。

>>545
 老人は描写どおりの人間ですね。もっとテンパってる感じが
伝わるようにした方がよいでしょうかね。

549:541
08/04/29 13:56:52
>>547
 的確な文章観ですね。ありがたいです。
 書き手の意図としては青年や小竜の存在は隠していたつもりはなく、
単に順序の問題だったのですが、547さん的には、冒頭で登場人物の
位置関係が把握できた方がよかった、ということですかね? 
極端な書き方をすれば、「部屋に老人と、小竜を抱いた青年がいた。」と
のっけから示すような。
 俺の場合、物事の一つ一つをある程度まとめて描くクセみたいなものが
あるようです。この機会に流れの構成は色々と試してみます。
 倒置も、自分的には強調のつもりではないんですよね。
文章・段落の前の方に基軸となる人物と行動をもってくると、
自然と装飾関係の言葉は後ろに来てしまうだけで。
ある程度加減はしているつもりなのですが、
やはり装飾過多に感じられるでしょうか?
 あと、読みにくいと思われた具体的な箇所とかを教えていただけると
ありがたいです。自分で書き、自分で読んでいる分にはどうしても
わからないところなので。
 個人的には、まず話の筋だけは伝わるようにと
心がけているつもりなのですが、それすらも伝わっていないと大問題なので。

 これが正解、というものがないのはわかっているので、
なるたけたくさんの方の批評を伺いたいです。
ここの文章がわかりにくい、この描写の意味がわからん、
とかそういうのでもよいので、ご意見くださいませ。

550:名無し物書き@推敲中?
08/04/29 15:09:36
>>549
>極端な書き方をすれば、「部屋に老人と、小竜を抱いた青年がいた。」と
>のっけから示すような。
神視点(映画とか漫画のような視点)の場合は、必然的にそういう書き方になる。
そのほうが読む側にはわかりやすいし。
逆に人物視点の場合は、人物の視点に入らないものは書いてはいけないので
その場の状況を伝えるのが難しい場合がある。
この違いがわからないと神視点をうまく使えない。

>やはり装飾過多に感じられるでしょうか?
倒置と体言止めは多すぎだね。
これが数行おきに出てくるととてつもなく文章が下手に見える。
幼稚といったほうがいいかな。
きちんと文章をつなぐ癖をつけたほうがいい。
どこがダメと言われれば、ほぼ全部かなあ。

情報がぶつぎれなので、話の筋も伝わり難いと思う。
何度も言うけど人物視点でリライトしてみるといいいよ。
人物視点で書けないようなら、神視点で書くのは無理だから。

551:ののの ◆aBV29DJ2H2
08/04/29 16:40:54
>>541-542
「青年」や「アレ」が謎めいてすごいんだってことを気負いこんで書いたために
起こった悲劇だと思う。老人は自分の人生を嘆いているのではなく「アレ」や「青年」
のすごさを口で説明する仕事に必死だし、青年は不必要に思わせぶりなことしか
言っていない。
 残念なことに昔のファンタジーやゲームがそういう表現をしまくったために、思わせ
ぶりな手法は陳腐になってしまっている。
(和製ファンタジーが好きだったら漫画『魔法陣グルグル』の「タテジワネズミ」につ
いてをぜひ読んでほしい)

「アレ」や「青年」がすごいことを表現したければ、実際にどうすごいかを実演するのは
どうだろう。老人が「悪魔の誘惑だ」と説明するよりも、実際にオレオレ詐欺かなにか
で手玉に取られてくれたほうが説得力がある。
 べつに俺の案はただの例だけれど、小竜を使ったオレオレ詐欺テクニックを考える
だけで楽しくならないだろうか。

552:名無し物書き@推敲中?
08/04/29 19:41:28
>>541
>小さな炎は揺らめきながら、薄闇を不気味に蠢かせている。

たとえば、この文章。
主人公視点ならばこれでいい。「不気味」と感じたのは主人公だから。
不気味と思おうが、神秘的と思おうが、自由だ。

しかし神視点となると、だれが「不気味」と感じたのかという問題が出てくるわ
けで、ここでは作者(=語り手)が感じたというしかない。
が、ここから先が難しいところで、読者もまた不気味と感じなければ(作者に
共感できなければ)この文章は成立しない。作者が説明しているだけの文章
となってしまう。

では読者もまた不気味と感じるだけの描写がされているかというとどうだろうか。
さらにいえば、読者もまた不気味と感じるだけの描写がされているのであれば、
「不気味」などと説明する必要はないのだ。

ということで、この文章は
「小さな炎は揺らめきながら、薄闇を蠢かせている」とすべきであって、それで
不気味さを伝えられていないのであれば、描写にもうひと工夫をすべきである。
念のためにいうが、不気味と説明することは描写ではないよ。

「神視点は難しい」「描写が不足している」とこのスレでたびたび言われるのは
以上の理由でもある。

>老人を襲う不気味な妄念は、時折の閃光に深さを増した。天の暗雲は
>渦を巻き、雷光の唸りを吐き出し続けている。

「天の暗雲は」で、カメラが室内から外へワープしている。ために読みづらい。
これも神視点が難しい理由のひとつ。

553:509-510
08/04/29 20:24:02
>>516>>527>>540>>543
たくさんのコメントありがとうございます。
続きもあるのでどなたかよろしければ。

554:509-510 1/2
08/04/29 20:25:50
書庫はぼんやりと見わたせた。
王様の目にとまった一冊の書物にはKの文字をかたどった紋章が皮の表面に刻まれていた。
「そんなお姿で寒くはないのですか?」
「おまえか・・・」
振り向いた王様はだらんと腕をたらし、焦点の定まらない眼差しで家臣の一人を見た。
「こんな夜中にどうなされました」
「なんでもない」
家臣は眉間に皺をよせ王様の顔をうかがった。
「なんでもないのであれば、寝室のほうへ戻りましょう」
それでなくとも無音な空間でこの何気ない家臣の言葉は王様の沈黙によってあっという間にかき消された。
「・・・よ。この書庫にはたくさんの本があるが、お前はこれらをすべて管理しているか」
「私はあなた様の生まれる前からこの国に使えてきた者でございます。すべて承知しております」
「ならばこの棚の所・・・」王様は一つの棚の一箇所を示した。「ここだけがどうしてたえず書物の出入りをし
ているかのようではないか」
書棚はいずれも少なからずほこりをかぶっていたのだが、その一箇所のスペースだけが書物の出入りを思わ
せるようにほこりが掃われているのだった。
「ここに所蔵された数えきれぬほどの書物、私はそのすべてを管理し、内容をすべて把握しているものです。
しかし、ただの一冊の書物だけは私にもわかりかねます。なぜなら、それはたえず編さんを繰り返されておる
もので、一冊の書物でありながら実は読んだ次からはまるで違ったものに変化してしまったといった具合であ
りまして、そうしますとところでそういったものが実は書物ではないといった説もかつては存在しましたが、しかし
ながら今ではそういった説も覆され実はやはり立派な書物であるといわれておるわけであります。こういった
実際的な書物のあり様、および様々な諸説によって隔てられた私にはまるで把握しているということを拒絶
されているのでございます。また申しあげますと、この書物は見たところでは何回の編さんを重ねたかは不明
なのでございますが、いくら上塗りの繰り返しをされようともそのもの自体の厚さに何ら変化はございませぬ。
だからこそ、王様のご覧のとおりそのようなきっちりした形のほこりの跡をこの書棚に残しているといったありさま
なのです」

555:509-510 2/2
08/04/29 20:27:20
王様は実に説明的で下らないたわごとと思った。
「お前はすべてを管理、把握しているといい、また一冊についてはわからぬとぬかしたな」
「すべては言葉のままに。ここに収められた書物はこの国すべてをたった一冊のまことに空虚な変化によって
事実として包括しておるのです」
「たしかにお前はこの国一番の物知りだ。かつての我が父である前王よりもそう聞いておる。しかし時に、俺
はお前こそわかりかねる」
家臣は王様の言葉をありのまま受け止めるような笑みを浮かべ何もいわなかった。王様もこのようなやり取
りはたえず子供の頃から繰り返し行われてきた恒例の行事のようなものであり、いつものようにそれと扱うし
かなかった。
「では今ここの一冊が抜けておるのは編さん中ということか」
「お読みになられますか?」
「いや、ただ盗まれたということはないか?」
「なぜゆえに、盗まれたと?なぜこのようなものを盗もうという奴がいるものですか?で、この国のいずこに。
しかし仮に盗まれたものだとしても、いっこうにかまいませぬ。あれはいずれかの者の目にとまったとしても、
次の誰が理解したといえるものかしれませぬ」
王様はじっと家臣を見、それ以上たずねることはしなかった。
「ところで王様、先ほど宮廷に侵入したものがおりました・・・」家臣はいよいよ本題といった話しぶりだった。
「・・・すると、盗人ではなかったというのだな」
「そのようで。侵入者は寝台で女にうつつをぬかしている最中に衛兵に発見され、たちまち背中からずどんと
撃ちぬかれたということです」
「我が方に犠牲は?」
「下女がいっしょに」

556:541
08/04/29 20:55:47
>>551
 むしろ「青年」や「アレ」に注意を向けてもらえたなら、
自分的にはここの部分はある意味成功です。
伝えたいのはまさにそれで、老人の人生そのものではないので。
 小説一本分という長さの中では、強調するものと省くものは
ある程度明確にした方が理解はしてもらえやすいと考えています。
 『魔法陣グルグル』は知らなかったので読んでみます。
目的の部分は何巻目ぐらいですかね?

>>550
 文章の前後はつながりを意識したつもりだったんですが。
もっと精進しますわ。

557:541
08/04/29 20:56:29
>>550
>>552
 三人称は三人称なのですが、地の文に関しては、
この場合は老人の感性を基本にもってきているつもりなんですよね。
天候に関しては窓から見えるし、影の印象にしても老人を追いつめている
状況の比喩的なイメージを意識して書きました。
 こういうやり方は一般的だと思うのですが、そうでもないんでしょうかね?
 というのも、描写から読者にイメージを喚起させる、という書き方では、
雰囲気を伝えるためばかりに字数を費やす事になってしまい、
肝心のストーリーが印象薄くなると思うからです。
 ページ制限のある中ではどうしても物語の比率が高くなるわけで。
 それならば、状況の説明は「不気味」とか「神々しい」というふうに、
地の文で示すことによって読み手にその印象を連想してもらった方が、
長々と書くよりは速やかに情景を理解してもらえるのではないかと思うのです。
 今回の場合は基本を老人に当て、その心境からの描写としたのですが、
そういう雰囲気が伝わらなかったのなら、伝わるように精進しようと思うのですが。
 それに、神視点をつきつめていくと、比喩表現がまったく使えなくなりませんか?
多分別のスレでも長年議論されているんでしょうが、簡潔な答えは見たことないような。
 
 批評自体はとてもありがたいです。どんどん頂きたい。
 ただ、疑問は疑問として色々と意見を交わさせてください。
 多分書き手としてのスタイルの違いにもなってくるんだと思いますが、
人様の方向性を知るのもよい勉強になると思うので。

558:名無し物書き@推敲中?
08/04/29 21:14:12
>>509-510
>>554-555

 セリフばかりが先行している感じですね。
 王様が主体であるなら、その見ているもの、感じていること、
考えている内容なりも地の文で描かないと、小説としての体裁が整わないと思います。
 影が男と判別できたのなら、その時点で身形なり雰囲気なりを描くべきでしょうし、
 地下に行こうと考えるに至った思考も追った方がいいでしょうし、
 どうやらキーマンとなりそうな臣下の容貌も描くべきでしょう。
 基本的に地の文の力が足りないと思います。
 自分的にはこれはプロット段階です。

559:名無し物書き@推敲中?
08/04/29 22:51:57
>>557
>というのも、描写から読者にイメージを喚起させる、という書き方では、
>雰囲気を伝えるためばかりに字数を費やす事になってしまい、
>肝心のストーリーが印象薄くなると思うからです。
根本的に勘違いしてるんじゃないかな。
雰囲気をちゃんと伝えないと、読み手はストーリーに入り込めない。
感情移入ができなければ読む気にもならないわけで、はっきり言うとそういうレベル。

理屈こねるならとりあえず一本仕上げることだね。
描写ができないと一本仕上げるのも大変なはずだから。

神視点で書きなぐってるうちは「視点」を理解できないので、いくら書いても上達しない。
ラノベとか海外ものが好きな人で、何本書いても一次も通過しないというのは
神視点で書きなぐってる人が多いよ。

560:名無し物書き@推敲中?
08/04/29 23:01:46
>>559
>神視点で書きなぐってるうちは「視点」を理解できないので、いくら書いても上達しない。

↑このバカ、誰かなんとかしろ。こいつ、自分が理解できてないのに気づいてねえ。一生、作家志望だな。アホが。
居据ってでたらめまき散らし、初心者に悪い影響を与えないか心配だよ、ったく。

561:名無し物書き@推敲中?
08/04/29 23:04:55
おい、559。
まじでおまえもっと本を読んで勉強してこい。
おまえはアホ。
嘘じゃねえぞ。真性のアホだ。気づいてないんだからな。
小説のハウツー本でもいい。読みまくれ。
それまで知ったかぶるのはやめとけ。迷惑だ。

562:名無し物書き@推敲中?
08/04/29 23:12:44
>>557
おまえの感覚や疑問は正しい。
その感覚で、答えは自分で出したほうがいいな。
おまえならいずれ自分自身で正しい解答を導き出せる。
他人の意見を参考にするのもいいが、参考にとどめておけよ。
2ちゃんねるには結果も出せてないくせしやがって、
偉そうにでたらめな能書き垂れるやつがいるからな。

563:名無し物書き@推敲中?
08/04/29 23:19:11
小説を書いてみます
米海軍中将から暑中見舞いが届いた。急いで返事を書こうと
したがなぜかエプロンを編んでいた。スペースシャトルの中は
人を変えてしまうのを実感した。そのとき脳裏に北緯38度線
ともいえるヘブライの子守歌がかすめた。
「あれがお月様けんあたい興奮しちゃやーけ。ちくわ食う?」
宇宙弁護士のニネウ=ケエウが呟いた。彼女はイギリス軍に
5年、ロシア軍に3年、スイス銀行の女将までつとめている。
ドアの取っ手に縄を引っ掛けクイッと引くと
「やらしいっとなもう、留守中やのこっち」
と、慣れた水弾きが返ってくる。彼女の落札価格に
風車台を設けた年金師もいたぐらいだ。無線連絡が
はいり、その場しのぎに累計ミルクがピッチになる。
侵入者がいたらそれこそ国際問題であり大会も招かれない。
とは言ってもほとんどが理論記念にされてしまうが
情報もかなり分析されて展開している。
拷問炯々と首輪をはめ込んでさあこれからと
いうところでニネウと操縦室へと潜り込んだ。
勿論NASAの了解済みである。このことに
政府が絡んでいるとも知らずに。

564:名無し物書き@推敲中?
08/04/29 23:30:13
カメラワークだの神視点だの電波飛ばしてるアホウがいる

565:名無し物書き@推敲中?
08/04/29 23:55:10
※このスレには別館もあるから、使いやすい方を使ってくださいね。
酷評希望の方は、別館に投稿しても大丈夫ですよ。


566:名無し物書き@推敲中?
08/04/29 23:59:04
このスレでは下記の指摘以外はローカルルール違反です。

・描写が足りない
・視点がおかしい
・誤字、脱字

ルールを守って楽しく批評しましょう。

567:名無し物書き@推敲中?
08/04/30 00:01:52
>>559
 雰囲気は大事だとは思います。そこにある程度の文量がかさむのも必要でしょう。
 ただ、神視点だからと印象表現を排斥するほどの必要性は俺は感じません。
 「不気味」「清々しい」だのといった表現だけで伝えられるものを、
わざわざそれを排斥することに腐心するぐらいなら、ストーリーやそれに関する
内容に凝ることで、より詳細な雰囲気を伝えたいなと考えています。
 まあそれこそスタイルの問題で、正誤を語れることではないと思いますが。

>>562
 ありがとう。
 創作活動なんてのはけっきょく一人でやるしかないもんだからね。
 意見は意見として自分の方向性は自分で決めますよ。
 ただまあ、せっかくこういう場があるから晒してみて、
どんな反応がもらえるのかを期待しているので、
よければ批評してやってくださいな。

568:ののの ◆aBV29DJ2H2
08/04/30 00:16:20
>>556
 視点で言うと>>541-542は老人寄り三人称視点(カメラが老人からちょっと離れ
たところにある)として書けている(青年には寄っていないし第三者過ぎもしない)
ので、>>557は理屈としては合っている。
 ただせっかく老人寄り視点なのに、作者が「老人がどう感じているか」に興味が
ないため、ウソ表現になっていると言えよう。
 人生について老人に思い出話を語らせろって言っているんじゃないよ?
髪や目の色、ペットをなでながら座っている様子が、不要なイメージの描写なんだよ。
「髪が紫色だなんて、ミステリアスで大物っぽくてステキー」
と読者が感じると思うか? 老人の眼を通して読者に青年のすごさを追体験させ
るなら、まさにその「老人がすごいと思っていること」を具体的に書かなきゃ。
 あなたが思わせぶりなせいで、物語や肝心のストーリーについてはまだ一行も
書かれてない。「アレ」や「青年」の注目してほしい部分についても、なにも書いていない。
 いや、もうこの場でもいいので、作者さんが「アレ」や「青年」のどこがすごいと思
っているのかを教えてほしい。
 あなたは次に「ネタバレになるので秘密です」と言うっ!

 『魔法陣グルグル』は新装版が出ているかと思ったがまだみたいだね、手に入り
にくいかもしれないが、1巻のp81、5巻のp9だよ。

569:名無し物書き@推敲中?
08/04/30 01:41:09
>>560以下はいつもの馬鹿です。

批評に難くせをつけますが、論拠を示すことができません。
馬鹿阿呆をくりかえすだけです。

投稿者を持ち上げて仲間に引き入れようとするのもいつもの手です。
褒めはしますが、これも論拠を示せません。
良い正しいというだけです。


570:名無し物書き@推敲中?
08/04/30 01:49:01
視点厨。
ちょっと言い過ぎた。だから勉強するためのヒントをやる。
サリンジャーのライ麦畑。あれをおまえの視点論で分析してみろ。
あれは一人称だ。視点は誰だ? 一人称の「僕」か?
しかしそうすると「僕」には読者「きみ」が見えるのか? おかしいな。ちょっと違うな。
海外物だからおかしいのか。いや芥川賞獲ったモブ・ノリオも叫んでいたような気がするな。
答えは自分で見つけてくれ。

571:名無し物書き@推敲中?
08/04/30 01:51:20
>>557
>というのも、~肝心のストーリーが印象薄くなると思うからです。
>ページ制限のある中ではどうしても物語の比率が高くなるわけで。

この伝でゆくと「あらすじ」だけになっちゃうよ。

>それに、神視点をつきつめていくと、比喩表現がまったく使えなくなりませんか?

「不気味」とか「神々しい」は比喩表現ではないが。
なにを指して比喩表現と言っているの?

で、たとえば、
「メグミは妖しげな雰囲気を漂わせた美少女だった」とだけ書かれてさ、それでメグミ
に感情移入できる?
おれはできない。

572:名無し物書き@推敲中?
08/04/30 03:23:39
>>567
>ただ、神視点だからと印象表現を排斥するほどの必要性は俺は感じません。
そういうアドバイスはしてないと思うが。
ほかの人も指摘していると思うが、神視点をうまく使えるレベルではない、
ということね。カメラの振りやら表現について、読む側は違和感を覚えるということ。
人物視点で書くと、いろいろ勉強になるから、人物視点でリライトしてみたら?
とアドバイスしているわけ。

>不気味」「清々しい」だのといった表現だけで伝えられるものを、
>わざわざそれを排斥することに腐心するぐらいなら、ストーリーやそれに関する
>内容に凝ることで、より詳細な雰囲気を伝えたいなと考えています。
小説というのは、どういう風に不気味なのか、どういう風に清清しいのかを
文字で表現しなければならない。
これを描写という。
小説はシナリオではないので、基本的な描写ができて初めて、ストーリーとか
設定が評価の対象になる。
描写ができていなく、視点や文章がおかしいものは評価の対象にもならない。

これは客観的な現実なので、いろいろ理屈をこねてもしょうがないと思うよ。

573:三島由紀夫 天人五衰
08/04/30 05:38:48
 沖の霞が遠い船の姿を幽玄に見せる。それでも沖はきのうのよりも澄み、
伊豆半島の山々の稜線も辿られる。五月の海はなめらかである。日は強く、
雲はかすか、空は青い。
 きわめて低い波も、岸辺では砕ける。砕ける寸前のあの鶯いろの波の腹の
色には、あらゆる海藻が持っているいやらしさと似たいやらしさがある。
 乳海攪拌のインド神話を、毎日毎日、ごく日常的にくりかえしている海の
攪拌作用。たぶん世界はじっとさせておいてはいけないのだろう。じっとしてい
ることには、自然の悪をよびさます何かがあるのだろう。
 五月の海のふくらみは、しかしたえずいらいらと光りの点描を移しており、
繊細な突起に充たされている。
 三羽の鳥が空の高みを、ずっと近づき合ったかと思うと、また不規則に隔たって
飛んでゆく。その接近と離隔には、なにがしかの神秘がある。相手の羽風を感じる
ほどに近づきながら、又、その一羽だけついと遠ざかるときの青い距離は、何を意
味するのか。三羽の鳥がそうするように、われわれの心の中に時たま現れる似た
ような三つの思念も?


574:名無し物書き@推敲中?
08/04/30 06:08:17
>幽玄に
どういう風に幽玄なのかを文字で表現しなければなりません。描写になっていません。

>に見せる。
誰に見せるのかがわかりません。

>辿られる。
たから誰が辿るんですか(怒)

>あらゆる海藻が持っているいやらしさと似たいやらしさがある。
あらゆると断言してるからには全て確認したんですよね。
いやらしさと似たいやらしさって何ですか。

>乳海攪拌のインド神話
意味がわかりません。

>ごく日常的にくりかえしている海の攪拌作用。
体言止めは文章を下手に見せます。
それに海の攪拌作用が非日常的だったら困るんですけど。

>たぶん世界はじっとさせておいてはいけないのだろう。
だぶん~だろうって何ですか。誰がそう思っているのかが書いてないと読者は混乱します。

>自然の悪をよびさます何かがあるのだろう。
だから。メッ!

>なにがしかの神秘がある。
なにがしかの神秘をちゃんと描写して文字で表現してください。

>われわれの心の中に時たま現れる似たような三つの思念も?
われわれって誰ですか?それに誰に訊いてるんですか?
似たような、も不要ですね。全体的に過剰修飾が見られます。

575:名無し物書き@推敲中?
08/04/30 06:38:29
>沖の霞が遠い船の姿を幽玄に見せる。

たとえば、この文章。
主人公視点ならばこれでいい。「幽玄」と感じたのは主人公だから。
幽玄と思おうが、妙ちきりんと思おうが、自由だ。

しかし神視点となると、だれが「幽玄」と感じたのかという問題が出てくるわ
けで、ここでは作者(=語り手)が感じたというしかない。
が、ここから先が難しいところで、読者もまた幽玄と感じなければ(作者に
共感できなければ)この文章は成立しない。作者が説明しているだけの文章
となってしまう。

では読者もまた幽玄と感じるだけの描写がされているかというとどうだろうか。
さらにいえば、読者もまた幽玄と感じるだけの描写がされているのであれば、
「幽玄」などと説明する必要はないのだ。

ということで、この文章は
「霞がかった沖に船が浮かんでいる」とすべきであって、それで
幽玄さを伝えられていないのであれば、描写にもうひと工夫をすべきである。
念のためにいうが、幽玄と説明することは描写ではないよ。

「神視点は難しい」「描写が不足している」とこのスレでたびたび言われるのは
以上の理由でもある。

576:名無し物書き@推敲中?
08/04/30 08:35:22
>が、ここから先が難しいところで、読者もまた幽玄と感じなければ

ここから先の議論は漫画。

577:名無し物書き@推敲中?
08/04/30 09:34:31
>>568
 まさしくネタバレになるので書けませんね。考えてないと思われてる?w
 今回のこの部分は導入というよりは背景の一部であり、展開する
ストーリーには直接関係してこないので、ここの内容が読み手の印象に
深く残ってしまわないように、密度的には薄くしてあります。
 ただ、ここだけを見た場合には確かに老人の言動・思考が足りなく感じそうですね。
意識しておこうと思います。
 グルグルの情報はありがとうです。探してみます。

>>572
 >>557でも示しているように、今回の文章は老人を基軸においた三人称です。
神視点の老人より、とでも言えばいいんですかね。地の文で使われている
印象・比喩は老人の心象表現としても意識しているわけですが、
そういう書き方は>>572的には不許可ですか?
 人物視点を意識した書き方は今後でより意識していこうとは思います。

 俺的にはここで言われている「描写」だけで書かれたようなものは
目にしたことがないのですが、参考とするならどういった本がオススメですか?

578:名無し物書き@推敲中?
08/04/30 09:35:44
>>571
>この伝でゆくと「あらすじ」だけになっちゃうよ。
 さすがにそこまで極端なことを言うつもりはありません。
ようするに程度の問題です。

>なにを指して比喩表現と言っているの?
 例えば人物を評するのに使う「白魚のような指」だとか
「白磁器を思わせる肌」だとかですね。
 対象を相手が知っていることが前提となる表現ですが、
実際に相手がそう思うかはわからない、といった点で
「不気味」やら「神々しい」と変わらないでしょう。

>「メグミは妖しげな雰囲気を漂わせた美少女だった」
 俺は悪くないと思います。容姿容貌はわからないけど、
少なくとも「妖しげ」という印象だけは読み手にしっかり伝わるでしょう。
 「妖しげ」という言葉だけで確実に認識させられる印象を、
わざわざ多大な文量を費やして、雰囲気という人によってはまったく捉え方の
異なるものを描写する必要はあまりないと思います。
 まったく描写が必要ない、と言っているわけではありません。
 感情移入できるかどうかは、一時の描写ではなく、
ストーリー内での言動や思考によって行われるものだと思いますので。

579:名無し物書き@推敲中?
08/04/30 09:39:26
横だがそれでいいと思うよ

それはそうと、議論するならトリップかなんかつけた方がいいと思う

580:名無し物書き@推敲中?
08/04/30 11:01:20
>>578
まぁ、いつもの描写論と視点論内でループしているんだが。
描写っていっても、書けばいいってもんでもないからな。
下手に描写を足してダメになることも多いし。
その意味では、578の言ってることもわかるけどな。
描写無しで読者に伝わるんなら、それは、そういう言葉の方が強いのは事実
なんだが、なかなか伝わらん場合が多いからな。
描写を省いたはいいが、描写があった方がいいだろうという状況になってし
まっていては、省いた意味がないし。
541がそれに成功していれば特に何も言われんのだが、出来てないからな。
(というか、俺からみると本線に直結しない変に凝った描写ばっかで嫌気が
さすが)



581:名無し物書き@推敲中?
08/04/30 12:16:59
>>577
>今回の文章は老人を基軸においた三人称です。
>神視点の老人より、とでも言えばいいんですかね。
神視点を使う必然性がないので、老人視点の三人称にリライトしてみては?
というアドバイスをしているわけ。

>地の文で使われている印象・比喩は老人の心象表現としても意識しているわけですが、
>そういう書き方は>>572的には不許可ですか?
書き方が下手だから、やめたほうがいいよと、アドバイスしてるわけ。
神の心理と、老人の心理の書き分けができていないから。
人物視点で書けるようにならないと、こういう部分は理解できない。

神視点というのは、作品中の視点の一つであって、場面によっては人物視点に切り替わる。
だから人物視点できちんと書けるようにならないと、小説を書く事はできない。
初心者は神視点から人物視点の切り替えがうまくできないから、神視点でいくら書いても
上達しない。

携帯小説はあらすじを追うだけだけど、一般の書籍はちゃんと描写があるよ。
君の手元にある小説だって、風景や人物の描写がされているはず。
文章の中に違和感なく溶け込んで、すっと頭に入るから描写と気がつかない
だけじゃないかな。


582:名無し物書き@推敲中?
08/04/30 12:23:41
>>578
視点もどうでもいい、描写も適当でいいと思ってるなら
さっさと仕上げて投稿したほうが早いよ。
現状では箸にも棒にもかからないレベルだけど、それが正しいと思って
アドバイスを聞く気がないなら無駄でしょ?

583:名無し物書き@推敲中?
08/04/30 13:17:05
>>573-575
三島の客観描写が下手なのは定説。
『天人五衰』の冒頭もそうだし、『潮騒』もそうなのだが、芝居の書き割りのようだと
酷評されている。

三島の美点は三島美学といわれる感性にある。
引用されているような、お粗末な文章も書いてはいるが、にもかかわらず、読者を
ひきつける美学があった。

美学のないものが下手なところだけを真似したら目もあてられないよ。

584:名無し物書き@推敲中?
08/04/30 13:17:28
そんな立場じゃないので、どうか感想として。

 まず、倒置の多さは確かに気になりました。文字の表現だとそ
ういうアニメ的な描写は難しいのでは無いでしょうか?僭越なが
ら一部リライト・・・しようとしたけど、全体的に流れが出来て
しまっているので、僕の技量じゃ無理でしたOTL
ただ、漫画や映像などでも不自然なコマ割があるように、文章の
構成にも不自然だなと感じることはあるものです。541さんの場合、
流れが都度都度止められてしまうとでも言うのでしょうか。それは
、きっともう少し難しい言葉を使った時には、悪い意味で難読な
文体となってしまうと思うのです。

 それと言葉の使い方が気になりました。
>……天蓋付きのベッドの影を、のたうつように、おぞましさを
感じさせながら。
 また視点うんぬんの話になりそうですが、この感じるってのは
正に主観的なもので、客観的に状況を描写する場合だと、僕は少
し違和感を覚えます。その下の思わせていたも、同様。それとも
老人に対して感じさせていたのでしょうか?
>まさかと訝しむ老人に対し、……
 この老人は何を不審に思ったのでしょうか?これから青年が嘘
を言うかもしれないことですか?老人は、青年が嘘をついたこと
が無いのを知っているので、何を訝ったのかが解らない。恐らく
言葉の間違いです。か、自分の無知です。
 それと、自分的・俺的ってのは若気の至りでしょうか。それと
も創造でしょうか。時代でしょうか。

 映像は鮮明に浮かびました。何だかわくわくするような印象も
持ちました。同じ映像をもっと流れるように描けるのならすごい
ですね。
間違ったことを言うので、良かったら消化してやってくださいね。
 

585:名無し物書き@推敲中?
08/04/30 13:27:41
>>541-542です。

586:名無し物書き@推敲中?
08/04/30 13:39:31
>>570
「語りかけ」だろ。視点とは関係ない。珍しくもない手法だ。

サリンジャーとモブ・ノリオしか知らないとは読書量が少なすぎる。
だからピント外れな恥をさらすんだな。
倉橋由美子『密告』、柴田翔『ロクタル管の話』、他にもいくらでもあるから読んでみ。

587:名無し物書き@推敲中?
08/04/30 13:43:50
>>586
あほ。視点が大いに関係ある。
例はみなが既読の書を選んでいる。そんなこともわからないおまえはバカだろ。
レベルが違いすぎた。話にならん。氏ね。

588:名無し物書き@推敲中?
08/04/30 13:47:03
「妖しさ」は「不気味さ」よりも具体的な抽象語なんじゃない?し
かもそれらの度合いだって場合に依る。
541の「不気味に」は特には違和感覚えないな。きっと結局は使い様。

「森の中にひっそりと建つその教会は、静かで神秘的な美しさがあるが、
一方では不気味とも言えるような様相を見せている」
とかは、変ですかね?酷評お願い!

589:名無し物書き@推敲中?
08/04/30 13:50:53
>>573 >>575
肝腎なところを引用しないのは故意犯ですね。
馬鹿ゆえではなく、悪意によるもののようです。

―安永透は倍率三十倍の望遠鏡から目を離した。

つまり、一連の描写は安永透の目を通した主人公視点なのです。
だから、
>主人公視点ならばこれでいい。
と言っているとおりです。何の問題もありません。


590:名無し物書き@推敲中?
08/04/30 13:54:02
>>586
ま、氏ね、はあれだな。
それじゃ、もう一つヒントだ。
「語りかけ」なら視点のブレは発生しないのか? それとも視点はブレているけれども「珍しくない手法」だからブレてないと感じるのか?
さあ考えろ。

591:名無し物書き@推敲中?
08/04/30 13:59:45
   












              残飯はツラがブレているw
 
 

592:名無し物書き@推敲中?
08/04/30 14:24:26
>>590
>「語りかけ」なら視点のブレは発生しないのか?

>視点とは関係ない。
と言っているだろうが。どアホ!
せんずりかきすぎて頭カラッポか?

593:名無し物書き@推敲中?
08/04/30 14:33:24
>>592
ほう?
では「語りかけ」たときは視点がなくなるのか?
関係ないってことは、そのときは
視点がおまえの脳内から喪失しているってことだよな?
いったいどうなってんの? 頭ん中、真っ白?

594:名無し物書き@推敲中?
08/04/30 14:44:44
>>592
やっぱ答えなくていいや。
おまえなんかに教えてやるのがもったいなくなった。
好きに生きろ。
それで結果を残せれば誰からも文句はいわれん。
以上。

595:名無し物書き@推敲中?
08/04/30 15:08:53
>>589
 この十六歳の少年は、自分がまるごとこの世には属していないことを確信していた。この世には半身
しか属していない。あとの半身は、あの幽暗な、濃藍の領域に属していた。従ってこの世で自分を規制
しうるどんな法律も規則もない。ただ自分はこの世の法律に縛られているふりをしていれば、それで十
分だ。天使を縛る法律がどこの国にあるだろう。


(中略)

 入り口の燈下に、桃いろのカーディガンを着た絹江がが立っている。髪には大きな白い山梔子の花を
一輪挿している。
「おはいり」
 と大人びて透は言った。
 絹江はいかにも別嬪のするような、多少不本意な微笑をうかべて入って来た。二階へ上ると、透の机の
上にチョコレートの箱を置いた。

 三島由紀夫 天人五衰より引用

三章からの引用ですが、ここも安永透の目を通した主人公視点ですか、そうですか。


596:541
08/04/30 18:20:50
>>580
 書いている本人からすると全ての描写に意味があるんですがね、
読み手にはその全てを伝えられないのがもどかしい。
 それが伝えられるように描写すべきなんでしょうが、難しいですな。
 精進しますわ。

>>581
 なるほど、そうだったのですか。まったくわかりませんでした。
地の文は神視点で感情を込めずに書け、と言われているものだとばかり
思ってしまいました。今後は意識して書いてみます。
 参考にしたいので具体的な良作を一本紹介していただけませんか?

>>582
>視点もどうでもいい、描写も適当でいいと思ってるなら
 いや、まったく思っていませんよ? そんな風に感じましたか。
 書きたいストーリーがある以上、必要を超える印象を残す描写は
しない方がいいとは思いますが。
 意見はあくまで参考にしかしません。それは誰だってそうだと思います。
 投稿も投稿で勝手にやっております。

597:541
08/04/30 18:21:54
>>584
 やはり倒置が多く感じられますか。一文をなるたけ短く、
簡単に理解できるようにと思ったのですが、むしろ逆効果でしたかね。
確かに文章自体の自然さがなくなっている気がします。加減の問題かな。
 
>天蓋付きのベッドの影を、のたうつように、おぞましさを感じさせながら。
 これに関しては確かにおかしいですね。何度か読み直して
自分でも思いました。以後気をつけます。

 自分的・俺的ってのは自分のクセみたいなものです。
あまり気にしないでくださいw

>>588
>森の中にひっそりと建つその教会は、静かで神秘的な美しさがあるが、
>一方では不気味とも言えるような様相を見せている
 自分としてはそう違和感感じません。
 ただ、どのような教会であるかは完全に読み手のイメージで組みあがってしまうので、
その構造や状態が話の筋に関係してくるのなら、教会自体の描写は
必要になると思います。

598:名無し物書き@推敲中?
08/04/30 18:47:42
>>596
意味がない描写を書くやつは、さすがに少ないよ。
(そういうのは、正直読めたもんではない)
多いのは、ストーリーやメインテーマに向かってゆかない描写の方。
意味を込めれば込めるほど、読んでいる方の注意ぶれてあっちにふら
ふら、こっちにふらふら、読んでてわからん作品となる。
例えば、老人の描写を増やせとか言われてたが、あれだって、主人公
に集束してゆく描写が出来でなくって、変に老人にスポット当てたよ
うな書き方するから指摘されるんであって。
これは、描写の量の問題じゃあないわけでね。
ストーリーの主線が何かをはっきりさせて、それに向かっていかない
描写を整理する方法を覚えたほうがいいとは思うがな。

まぁ、一つの方法論でしかないから、自分のやり方で行くのもいいか。

599:名無し物書き@推敲中?
08/04/30 19:06:01
>>597

そうですね、きっと後に細かい描写が入るのでしょう。
まぁ、不気味の用例としてです。結局、不気味なや妖しいや美しいや天使のようなや甘いや鋭いやら、
何だって使い方次第なのでしょうね

600:名無し物書き@推敲中?
08/04/30 22:46:18
>>596
>地の文は神視点で感情を込めずに書け、と言われているものだとばかり
>思ってしまいました。今後は意識して書いてみます。

ここね、要注意なんだけど
三人称の人物視点の場合は、地の文に作者の主観が出たらダメ。
視点主である人物の主観が出るのは構わないが、客観と主観を分けて
(例えば、主観的な心理をカッコで囲うとか、棒線で表現するとか)書く場合は
地の文に感情を入れないほうがいい。

神視点の場合は、地の文が誰の主観なのかわかるように書かないとダメ。
神(作者)の主観なのか、人物の主観なのか。
この書き分けが難しい。
なぜなら、神視点の場合、語り手の「神」に相当する主語が使えない場合が多いから。

こういう視点についての良作と言われても困るんだけど、手元にある小説(ラノベ以外)を
読んで、地の文が誰の視点で書かれているのか、ということを考えながら読むといいよ。
神視点の場合でも、人物と神の書き分けができているはずだから。

601:名無し物書き@推敲中?
08/04/30 22:52:12
いや、三人称人物視点の場合でも作者の主観が入ってもいいよ。
そういう小説はあるしね。

それに神視点と一口に言ってもいろんなタイプがある。
神視点というと、主語が使えないとかおかしな妄想をしている人がいるけど、使えるよ。
神視点とは神になるという意味ではなくて、全体を見通せる立場(視点)にいる、ということだから、ここをお間違えないように。

602:名無し物書き@推敲中?
08/04/30 23:19:53
>こういう視点についての良作と言われても困るんだけど
一次通過作品は視点の問題はクリアしてるんじゃないのwwwww
良作じゃないプロ作品もあるんだwwwww
あっ、三島かwwwwww

603:名無し物書き@推敲中?
08/04/30 23:27:42
>>602
実際、三島は酷評スレではかなり引用されるが、読みにくいからな。
文体に迫力があるんでわかるが、基礎技術無視してんじゃねーかと思うことがある。
エンタメだと、菊池秀行がそうでな。もう、視点がぶっとんで、読んでてよく作品を見失うんだが、
それでも面白いから不思議だな。司馬遼太郎もそうだったな。平気で作者が作品に首出して、
それが変じゃないんだからして。

604:名無し物書き@推敲中?
08/04/30 23:34:19
小説をちゃんと読めないやつはいるよ。
たいがい自分が読めてない読者だという自覚がない。
そんで視点がメチャクチャだとか言い始める。
厚顔無恥にもプロ批判も平気やる。

小説を読めない香具師はラノベで小説を読む訓練をすりゃいいんだけど、
そういうやつにかぎってラノベをバカにして読まないんだな。

605:名無し物書き@推敲中?
08/04/30 23:37:40
>>558
コメントありがとうございます。貴重な時間をさいていただいて。
しかし、楽しいですね。ここでの皆さんのやり取り。だから、たまたまその楽しいやり取りを拝見させて頂いた
自分のイメージをちょこっと文章にうつしたつもりでしたがw では、無言のままどろんしますw

606:名無し物書き@推敲中?
08/04/30 23:38:30
視点なんて修辞・技法の単なる一要素に過ぎないわけだが。
それをことさらに重要視して珍説を繰り広げる視点厨。
無視したほうがいいよ。ラノベしか読んだことないみたいだから。

607:名無し物書き@推敲中?
08/04/30 23:57:16
酷評スレってすごいんだな。
三島に向かって視点がどうとか言っちゃうんだ。

当時も三島の原稿読んだ編集者が
「三人称の人物視点の場合は、地の文に作者の主観が出たらダメです」
「神視点の場合は、地の文が誰の主観なのかわかるように書かないとダメです」
とか言ってダメ出ししてたのかなぁ。笑える。

608:名無し物書き@推敲中?
08/05/01 00:06:48
>>607
プロの文章でも変なのはあるからな。
そこら辺が見れないようじゃ、ワナビとしても下っ端だわな。
司馬遼太郎なんて、何度文法がおかしいと突っ込んだかしれん。

まぁ、「三島の文章」なんて言いながら権威にすがっている段階じゃあ、自分の
文体なんぞまず作れんだろう。

609:名無し物書き@推敲中?
08/05/01 00:10:27
川端康成の雪国も視点厨にはぜひ読んでもらいたい。
腰抜かすんじゃないかな。

610:ののの ◆aBV29DJ2H2
08/05/01 00:34:24
 しょうじき、>>541さんってまさにいつもの視点上達さんのアドバイスを最も
必要としている人なんだよなぁ。でもそう言う人に限って言葉が伝わらなくて、
描写に不安を持っている人に流れ弾が当たる、と。
 俺なんか優しくって「いちばん好きなことを書いていいよ」って言っているのに
返事が>>577だもんなぁ。まさに「一本書き上げられないよ」って言われちゃう。
>>541さんには>>598が最後の答えだと思う。

>>595
透ってこの時点で失明していたっけ? あとで読んでみる。
 別館のカメラくだらないさんの方法論で、三島の視点テクニックが分かるん
じゃないかな。

>>607-609
0か1かの判断法は見落としのもとだよ

611:名無し物書き@推敲中?
08/05/01 00:36:16
>>609
雪国も読んだことのないやつがいるのか?

勝手に腰抜かしていろ。チンカス。

612:名無し物書き@推敲中?
08/05/01 00:40:37
>>610
>541さんってまさにいつもの視点上達さんのアドバイスを最も必要としている人なんだよなぁ。

そりゃ違う。
つーか、おまえもいろんなもんを見落としているよな。

613:名無し物書き@推敲中?
08/05/01 00:41:40
>>611
またおまえか。
おれはおまえの正体を知ってるよ。バレてないとでも?

614:名無し物書き@推敲中?
08/05/01 09:56:24
あらいやだ。みなさまけんかをやめて。わたしのためにあらそわないで。もう


ま、いいか。さておき。

江戸川乱歩公君はこれっぽもひけらかさないのに
歴史にちょー踏み込みちょー詳しかったようだ。

明智小五郎の名は 真の逆賊を討った男等の名を組み合わせている。しかし、
その逆賊らは国の誉れである。ゆえに、こうなっている。そして、俺個人もその
逆賊らをいまだ憧れの眼で

ええっと あれだ。カットインが侵入ったからやめよう。みなさん俺のルックスをながめて
「アアこのかた民主党支持者だったのね(以下様々」と 誤解してくださりホッと胸を
なでおろされているらしい。さで、もっどゆぎますぞ。

615:名無し物書き@推敲中?
08/05/01 10:16:05
>>613
おやおや、私の愛読者さまでしたか。それは失礼。
新刊もよろしくね。

616:名無し物書き@推敲中?
08/05/01 12:42:58
昭和一桁、浪曲愛好読書スレとは知りませんでした。

617:名無し物書き@推敲中?
08/05/01 16:28:44

※別館は正常に機能しています。
 酷評希望の方はどうぞご利用ください。
 


618:ののの ◆aBV29DJ2H2
08/05/01 22:42:13
>>595
 さて、原文を調べてきた。足がないやつがいるぞと言われたからどんなジオングが
いるかと思ったらパーフェクトジオングに出会った気分だ。
 完璧に視点が統一されているじゃん。正確に言うと、安永透の背後霊の位置に浮い
ているカメラで、ときおり透自身の姿が映る視点だ。
「透の目」視点と「透の背後霊」視点をごっちゃにして使う作品もあるけれど、三島は
明確に分けて使っている。(>>600の言うとおり)

> この十六歳の少年は、自分がまるごとこの世には属していないことを確信していた。この世には半身
しか属していない。

の部分を作者視点だと思うかもしれないが、そんなことはない、作者を出さずに透をす
こしだけ(透と背後霊との距離分だけ)客観視したのである。どうして分かるかというと、
この引用文の数行あとに鏡が出てくるからだ。
> 海を見ることに飽きると、机の抽斗から小さい手鏡を取り出して、自分の顔を眺めた。

 鏡だよ、鏡! 自分を客観視するときの超古典的手法じゃん! 気づいてたよね?
 数ページ前には同じ役割をするアイテムとして煙草も出てくる。視点が微妙に動いた
ことすら(透の目視点か背後霊視点か)丁寧に目印を置いて示してあるんだもの。
 三島が下手なわけがない。

 三島を描写ができていないと言っているやつは「天人五衰」の二段、本多が海岸から
畑へと向かい、港湾事務所を見つけるまでのくだりを読んでみればいい。
 これをカメラワークというのだ。

619:名無し物書き@推敲中?
08/05/02 00:35:07
評価をお願いします。

***

 蒼い空に浮かぶ細い月が、古びた墓の列を照らしていた。
長く風雨に晒されたそれは、苔生し半ば崩れている。
 荒れた地は所々窪み、墓石をますます傾けていた。
溜まった雨は澱み、腐り、相応の臭気を周囲に振り撒いている。
 周囲に動いているものは、弱い風に揺れる古木だけ。
枯れた枝は鳴らす葉も持たず、乾いた音を響かせているばかり。
 それを聞いている者はいなかった。土の中に眠る死者達は
もちろんのこと、場に佇むただ一人の生者もまた同じ。
 その少女はナイフを握る小さな手と右の頬を血に濡らしたまま、
ただ静かに微笑んでいた。
 
***

620:名無し物書き@推敲中?
08/05/02 01:02:33
これだけ?
これは解説だよね。
情景を説明しただけの解説文。
これだけじゃ良いも悪いもないよ。

621:名無し物書き@推敲中?
08/05/02 01:04:17
最後の段落の「その少女」の前に接続詞を付けたほうがいいよ。

622:名無し物書き@推敲中?
08/05/02 01:43:20
>>619
折角だから、細かく行ってみるか。
>蒼い空に浮かぶ細い月が、古びた墓の列を照らしていた。
>長く風雨に晒されたそれは、苔生し半ば崩れている。

「蒼い空」でバツひとつ。ひと昔まえの文学趣味。
「長く風雨に晒されたそれは」駄目。これっぽちの文章で「それ」を使うようでは地力
の無さを露呈。
文章を練り上げずに、頭に浮かんだ情景をただ順番に書いているレベルの人間が
書く文章にこの手の「それ」が頻出する。
「古びた」と「苔生し半ば崩れている」もかぶっている。

>荒れた地は所々窪み、墓石をますます傾けていた。
不正確。この表現では進行中の様子のよう。「荒れた地」が主語となっているのも感
心しない。

>周囲に動いているものは、弱い風に揺れる古木だけ。
「だけ」で終るのは文章のぶつ切り。体言止めと同じく、文章を完結させる力の無さの
証左だ。つづく文章の「ばかり」も同様。「また同じ」も同様。

「だ」「である」「だった」等々のどれで締めるのか、工夫する努力を放棄しているから
こうなる。また、「だ」「である」等を連続させたくないのであれば、文章の構成から練り
直す努力をする。たとえば、
>乾いた音を響かせているばかり。
 →乾いた音を響かせているばかりだ。
 →乾いた音だけが響いていた。
どうしようか? と考えるのが文章を書くという行為だ。

>その少女は
この手の、事前情報のない「その」も、ムード作文レベルの人間がよく書くもので、さら
にいえば「少女」も中高生あたりが好んで使う言葉。「少年」もそうだけどね。
使われすぎて汚れてしまった言葉だから、NGワードにしたほうがいいよ。

623:名無し物書き@推敲中?
08/05/02 03:01:03
稚拙とか陳腐は時代性も含むからな。
一時的にブームとなって流行った表現は、
そのブームを通り越してしまうと途端に陳腐に見えてくるからな。

624:名無し物書き@推敲中?
08/05/02 03:40:47
なるほど勉強になります。

625:名無し物書き@推敲中?
08/05/02 04:24:34
>>619
これだけではなんとも評価のしようがないが、神視点なんだよな。
神視点の必然性が感じられないので、少女視点で書き直したらよくなると思うよ。

少女の目線を通して、墓地の様子や匂いを表現するほうが小説らしくなると思う。

626:名無し物書き@推敲中?
08/05/02 09:48:07
>>619
>蒼い空に浮かぶ細い月が、古びた墓の列を照らしていた。

これは夜中ではないよな。
しかも「か細い」わけで、「照らす」ほどの光量はないだろ。

627:1/2
08/05/02 17:06:06
酷評お願いします

 赤、黄、青、それからピンクにオレンジと、とりどりの雨着を羽織って、何人もの園児
たちが、若い保育士たちに率いられて道の向こうの歩道を歩いている。灰色の空と灰色の
建物たちを背景にして、まるで突然遊園地が現れたかのように、彼らの一角だけが場違い
に騒がしい。
 雨は少し前にあがったばかりだ。蒸し暑く、ジャケットの下のシャツが背中に張り付い
て不愉快である。あの子たちの雨着の下も、きっと汗に湿っているだろう。それなのにあ
あも無邪気に笑っていられるのは、彼らが内省を知らないからだ。意識の針が常に外側を
向いている。それが幼児のもっとも顕著な特徴だと、僕は思う。そしてそれが羨ましくも
あり、苛だたしくもある。あの群れに飛び込んで、君たちはいったい何者なのかと、一人
一人に問い詰めたくなる。
「可愛いね」
 隣の詩織が言った。膨らんだ腹に右手を添えて、その内部にいるものを重ねるかのよう
に、うっとりとした目付きで彼らを眺めている。だが詩織の言葉は、独りでに口をついて
出た感慨のようでいてその実、僕を測っているのである。子の父親として、母親の夫とし
てふさわしいかどうか。その打算を、彼女自身が意識しているのかどうかはわからないが。
「可愛い子もいれば、そうでない子もいるね」と僕は答えた。
「ひどいなあ」と詩織は苦笑する。
「ひどいもなにも、実際にそうなんだから仕方ない。見た目の良し悪しは子どもにだってあるよ」
「私が言ってるのは見た目の事じゃなくて」
「どんな意味でも同じことだよ。可愛いか可愛くないかは、子どもによるよ」
 そしてそれを認める者による。


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