08/01/08 00:54:15
そう感じてしまう要素の一つに、
怖がらせようというテクニックに走っているからではないかと思うのです。
書いている時に作品の中に描かれた事象を、
本当に“怖いこと”だと感じていたのでしょうか?
もちろん“怖さ”には様々な質があり、
人それぞれに様々な捉え方があるとは思います。
だからこそ作品には、読み手は書き手自身の感じる
“怖さの個性”を読んでみたいと思うのです。
個性的な“怖さのツボ”を突いて欲しいと思うのです。
そのツボが押されていないからでしょうか?
作品の中に登場するキャラクターも
怖さや恐怖と向き合っているというようには感じ取れませんでした。
では“個性的な怖さ”とは何か?
しかし、それを考える前に、書き手たるあなた自身も
本当に“怖い”と感じたことは何かを今一度見つめ直されては如何でしょうか?
自身の様々な体験や身近な経験が必ず大きなヒントとなるはずです。
(続く)