08/01/11 21:22:12
以下、書き込もうとして止めたんだが……投げ込んだらさらに炎上しちまうだろうか?
(こういう作品外で評価が変化する状況が、一番避けたかったんだろうなぁ……)
>氷海さん
世の中ってのは、そんな理路整然としたもんじゃありませんよ。
人が感動するも一ページで読み捨てるも運次第。偶然の産物でしかありゃしません。
だから、多くの人に読まれて評価される駄作もあれば、隠れ密かな佳作もあるわけです。
その二つを分けるのが何かといえば、一つは口コミやマスコミなどの『情報』。それにもう一つ、作品の持つ『地力』ってやつです。
自分は後者を『信用』と呼んでいます。
とかく作品の端々に見られる何か─漫画で言えば、モブがきっちり描かれてるとか、生きた線とか─に現れる『ホンモノ感』が、作品の質を安定させ、安心して読ませるんだと思うんです。
即ちその『信用』によって、本来は伝わりにくい作品が、噛めば噛むほど味が出る作品と認められるわけです。
氷海さんの作品と詩露さんの作品とを分けたのは、恐らくその『信用』の差だと思うんですよ。
その信用は、人によって差がありますし、その一人の中でも、読む環境と背景、経験で異なるでしょう。
その細かな条件による『信用』のブレを、出来る限り避けたかったことが、このトピックのレゾンデートルってやつなわけでしょう。
信用なしと感じた作品を見直す機会になるわけです。
しかし、それでもやはりダメということであれば、仕方ないんでしょう。
読み方が色眼鏡なのか、批評がボンクラなのか。それをどう受け取るかは自由です。
(続きます)