07/10/12 01:17:23
確かに今まで自分の文章をリライトしてもらったことはないなあ
他人に書き直されちゃ、それは自分の文章じゃないもんな
自分が有効だと思ったアドバイスをきちんと咀嚼して
それなりに成果として出し直すくらい出来なければ
そもそも物書きになどなれるはずもないし
307:名無し物書き@推敲中?
07/10/12 01:38:33
>>300-301
時代ものは季節の描写が重要視されるジャンルで、服装とか小物の呼び方まで調べて
書く必要がある。江戸時代といっても前期と後期ではかなり違うからね。
そういう知識がないのならばあきらめたほうが無難。
308:1/2 ◆LYNGx8MuKY
07/10/12 02:15:29
「リアリティのなさ」を描いてみようという試みです。酷評お願いします。
静かな夜だった。辺りには沈黙が詰まっていた。なにか動くものの気配がする。
なにものかがそこらじゅうにあふれてわたしを取りまいている。喩え難いかたちの
なにか。輪郭があやふやで定まらず、手足があるかもよくわからない、なにか黒い
気体のかたまり。その暗いかたまりのなかに、目玉のような黄色みを帯びた小さな
明りが二つ、高速で自転しながら光る。光は左右でばらばらに、二匹の羽虫のよう
にすばやくくりくりと動いては、ときおりじっと止まって白熱しながらわたしを見
つめる。いくつもの光球、何対もの目がわたしを囲んでいる。姿形はよく似ていな
がらひとつとして同じではない気配たちが、無数に、粒子があつまって霧になるよ
うに、まるでかれらそのものの構造を真似るかのように。かれらはつめかけるので
はなく、あくまで距離を置いてわたしのまわりにいる。じろじろとしつこくわたし
を注視するものも、すぐに無関心に過ぎて行くものもあった。足音は聞こえない。
ひそひそと交わされる息づかいも聞こえない。絶えず形を変えるかれらのからだの
収縮も明滅する豆電球のようなまばたきも聞こえない。わたしを見つめ、わたしか
ら目をそらすその眼球の回転が聞こえない。
突然、遠い光が目に止まった。刺すようなきつい白だった。あちこちにさまざま
な蛍光色がいくつも浮かび上がる。赤、ピンク、黄、青、緑、何色もの光が暗闇を
飛び交って網膜を焦がす。色彩の群れはこちらへ走ってきながらどろどろにとろけ
て混ざり合い、すくいあげた蜂蜜のように長く糸を引く。鮮やかさに目が眩んだ。
唐突に、それがにじんで狂った飲屋街の風景だと気がつく。ピントをあわせようと
試みるが上手くいかない。街灯もアスファルトも軒を連ねる居酒屋の入り口もすぐ
に暗がりに溶けて立ち消えてしまう。ネオンは中空に幾筋も伸びて、歪んで交差し、
擦れ、そして遠ざかった。
309:2/2 ◆LYNGx8MuKY
07/10/12 02:16:37
また、穏やかな闇がたちこめる。
耳に圧迫を感じた。ずっと鼓膜を圧され続けていた。宇宙の静けさはこんなふう
だろうか? 身の回りのものすべてが遠い。自分の掌さえどこか離れたところにあ
る。
気配たちは消えない。かれらは客引きや酔っぱらいや盛り上がっている若者たち、
それら雑踏を行く無数の人々から次々と抜け出してくるのだ。あるものは置き去り
にされた残像のように通り過ぎる誰かの背中からふっと離れて立ち、あるものは水
が蒸発するように頭の先からしみ出してくる。いずれもわざわざ程よい距離の位置
に留まって、じっとわたしを眺めている。かれらが絶える様子はまるでない。わた
しに興味を失って気配のひとつが流れて行くと、他のひとつがどこからかわき出し
て空いた空間にたたずんでいる。
水底のような夜だった。無数に誰かがいるのに、誰も聞こえなかった。
私は身震いした。それも聞こえなかった。
310:名無し物書き@推敲中?
07/10/12 03:04:48
>>308-309
地に足がつけられる身の丈にあったもの書いたほうがいいって。
美しさで魅せる文章なんて感覚だけで書けるもんじゃない。
読み手を感じさせるテクニックをあれこれと尽くして計算高く書くものだと思うわ。
物語から始めようぜ。
311:名無し物書き@推敲中?
07/10/12 04:00:59
>>308-309
リアリティーとかそういう問題じゃなく、文章として読めるレベルじゃない。
他人に読んでもらう、ということを意思したほうがいいと思う。
312:名無し物書き@推敲中?
07/10/12 11:32:03
>>277
リライトで他の方の描写を参考にしようと思っていましたが、それは逃げだったようです。もう一度、頭の中でイメージを作ってから書き直したいと思います。
>>305
神視点の基本だと言っていた方がいたので、どれが「基本」なのかを聞きたかったのです。自分が知っていたのは「自分(作者)の主観をいれてはいけない」でしたから。
一人一人感性等が異なるのに、評価の中でどれが正しいのかなんて聞きません。
あ、もしかして最初の描写は自分の主観だったのでしょうか。
だから次からの描写と合わないのでは。
とにかく再考してみます。ありがとうございました。
313:名無し物書き@推敲中?
07/10/12 11:32:43
すみません>>277です
314:名無し物書き@推敲中?
07/10/12 11:34:46
残飯の顔は酷評に追いつかないwww
315:名無し物書き@推敲中?
07/10/12 12:54:09
「そこ」に近づくにしたがって空間が歪んでいくかのようだった。
おれは「その時」これが第六感なだろうかかと思ったものさ。
いま考えてみればそれは第六感なんてものじゃなく、単に嗅覚だったのではないかと思うのだが。
実際に「そこ」に面して立ったときの臭いはものすごいものだった。あんなに涙が出るほどの臭いなど、おれはついぞ嗅いだことがなかったよ。
それは圧倒的な「物質」であって、「存在」だったのだ。重力というものは目に見えない。
だが、おれは「そこ」で重力を見たと思ったのだ。
光が消え込み、「そこ」では、膨らんだ腹部のところどころで皮膚が皹割れ、
黒く腐れた組織が覗く裂け目からは臭気を伴なって蛆が蠢いていた。
絶望の縁を飲み込むように、象の皮膚のような頚部がロープを咥え込み、
面(つら)は蝋燭のように融ろけ、眼窩は暗い洞穴、黄泉へとそのまま繋がり引き込まれるのではないかとすら思えたよ。
腕脚は冬の荒天に晒されて乾涸びミイラ化し、片足だけが千切れ落ち、
水分がまだ残る腹部だけが丸く、さびしく瑞々しかった。腐敗とともに。
そして、跛(ちんば)の餓鬼と鬼蜘蛛の糸が垂れるような凄惨な「地獄」を、「そこ」で現していたのだよ。異界さ。
ああ、第六感は五感の複合物として、仮想的に構築されていたのかもな。
逃げたい気持ちとともに、踵を返して由佳のもとへと戻った。
そして無言で言葉を求める由佳の目に、おれはその通りだと頷いたんだ。
それから、おれの腕にしがみ付く由佳と、兎にも角にも携帯の通じる下に降りていった。
……あのときおれが感じていたことはひどくくだらないことだった。
こんな「機会」に巡り会えたことを喜んでいた。
由佳がすがりついて求めたおれ、頼もしく由佳を導いたおれは、涙を目に湛えて山を下りたのだ。
おれが涙を流していたのは、こんな「現実」を悲しんだからではなく、ましてや子供のように恐怖したからでもない。
強烈な臭気に目をやられただけだった。だがおれは自分が涙を流していることを好ましく思った。
それは「こんな現実」にふさわしいザマだと思って、涙を流している自分自身に対して安堵に近いものをおぼえたのだ。
316:315
07/10/12 13:21:59
えー、酷評おねがいします
317:名無し物書き@推敲中?
07/10/12 13:30:17
あれは何か、ここはどこか、私は誰か、
という内容の文章はいくら書いても上手くならないと思った。
318:名無し物書き@推敲中?
07/10/12 13:31:41
まるで残飯だなwww
319:315
07/10/12 13:35:51
>あれは何か、ここはどこか、私は誰か、
>という内容の文章
ハァ?読解力なさすぎだなカスが
320:名無し物書き@推敲中?
07/10/12 13:38:56
また一人で甲論乙駁盛り上げか
朝日もボクシングも酷評も忙しいなあ
愛情乞食残飯
321:名無し物書き@推敲中?
07/10/12 14:08:51
なんか>>319がもろに>>315を書いた本人っぽいんだが。
本人じゃないなら、自分はどういう読解をしたのか書いてほしいな参考までに。
322:名無し物書き@推敲中?
07/10/12 14:10:31
また一人で甲論乙駁盛り上げか
朝日もボクシングも酷評も忙しいなあ
愛情乞食残飯
323:319
07/10/12 14:11:39
いや319は315書いたおれ本人ですよ
324:高橋 たかJ
07/10/12 14:13:01
もぉ、ぜぇ~んぶ僕のジエンですから!
325:315
07/10/12 14:14:14
なんか知らんけど普通に酷評してくださいおねがいしまうS
326:名無し物書き@推敲中?
07/10/12 15:50:48
>>325
>ハァ?読解力なさすぎだなカスが
こんなレスをしておいて、よくもまあ、ぬけぬけと