あなたの文章真面目に酷評しますPart54at BUN
あなたの文章真面目に酷評しますPart54 - 暇つぶし2ch2:名無し物書き@推敲中?
07/09/23 12:11:49
スレ立て乙。


















399 名前:BE ◆nEdVj9pCpw [] 投稿日:2007/09/22(土) 21:17:23


    殺すぞ

403 名前:BE ◆nEdVj9pCpw [] 投稿日:2007/09/22(土) 21:20:41
行きたいけど、おまえが何処に住んでんのか知らないし。知ってたらおまえとっくに死んでるよ。

412 名前:BE ◆nEdVj9pCpw [] 投稿日:2007/09/22(土) 21:28:34
殺してやるから家を教えろよ。守りてえもんがあるなら黙って消えろよウスノロ。 


3:名無し物書き@推敲中?
07/09/23 12:13:56
■投稿する人へ
・あなたが書いた文章を真面目に読み、感想・添削・批評を行ないます。基本的な投稿は
小説ですが、論説文やエッセイなどもOKです。掲示板にコピー&ペーストするのが一番
よいですが、自分のサイトの直アドレスやまたり文庫・アリの穴などの投稿サイトをさらすのもあり。
酷評スレまとめwiki(URLリンク(www6.atwiki.jp))でも投稿できます。
このような場合は、各サイトのトップページではなく、直接「作品の」アドレスを貼ってください。

・創作文芸板は最大改行32行、最大文字数は1024文字です。改行の少ない作品なら
1レスあたり原稿用紙2枚と少しくらい。3レス(原稿用紙7枚以上、もしくは100行以上)を
超える量の文章は、外部に晒してリンクを貼ったほうがいいでしょう。

※※ 時々いたずら目的で本人を騙ってHPアドレスを載せる輩がいます。
HP掲載の文章の批評を希望する人はそのページ、もしくは自BBSに<2ちゃんにて批評依頼中>
と入れてください。クリックして見られる『隠し』でもかまいません。 無い場合は高確率でスルーされます。
スレに直接貼る場合も、一言書いておいたほうがスルーされにくいです。

※※ 時々いたずら目的で投稿者を騙って、レスをする輩がいます。
なるべく投稿者はハンドルにトリップをつけて投稿してください。使い捨てのハンドルで構いません。

・投稿する前に読みかえしましょう。痛い間違いは投稿後に修正できません。

・もしも文章を無視されてしまったら、もう一度批評をもらえるように頼んでみましょう。
目についたものから批評していくので、見落としもあります。

・辛辣なことを言われても落ち込みすぎないように。批評をした人とあなたの傾向の相性が
悪かったのかもしれません。でも、あなたの作品をそういうふうに受け取る人もいるという
ことを心にとめておいてください。

■批評する人へ
・批評への参加は自由です。
・当スレは投稿者を育てるのが目的なので、良い所と悪い所を具体的に挙げて、できるだけ
投稿者が納得する形で批評してあげてください。

4:名無し物書き@推敲中?
07/09/23 12:14:50
※原稿入力時の約束事と諸注意

○段落の行頭は一字下げる
○……三点リーダーは基本的に2個で1セット。なお「・」(中黒)は使用不可
○読点は「、」 句点は「。」を使用
○セリフをくくるカギカッコの最初の 「 は行頭一字下げない
○「 」カギカッコ内最後の句点は省略する
○空改行は最小限に。改行すべてを1行あける等はやめましょう。
○投稿が複数レスにわたる場合は、1/2 2/2 などのように、全体レス数がわかるようにしましょう。
○投稿には「酷評お願いします」等、投稿であることがはっきりわかるように書き添えましょう。
  本文だけを投稿しても雑談と間違われる場合もあります。
○荒らしはスルーしましょう。酷評のかたちをした荒らしには返レスは不要です。
○返レスがあまりに早すぎると、そのあとの酷評が貰いづらくなります。
  返レスは24時間以上あけて、酷評が出揃ったところでするようにしましょう。

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関連スレ
あなたの文章真面目に酷評します 別館 Part2
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議論になりそうになったらここへ誘導ヨロ。

あなたの文章真面目にリライトします。第二稿。
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あなたの文章、無理して誉めます
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あなたの構成・主題を真面目に酷評します
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5:どんなジャンル向きだと思います? 1
07/09/24 00:05:45
酷評願います。

「嫌だわ」
  寝支度を整え終わった順子は、また今夜もかと溜め息を一つ吐いた。
  ギシッ、ギシッ、ギシッ・・・・・
  ワンルームのアパートの一室に、ベッドに半身を起こした順子の耳に、辺
りから軋むような音が聞こえてきた。何時もの事だ。何時もと言ったが、順子
が休もうとする時に、この嫌なラップ音が聞こえだしたのは、四ヶ月くらい前
からだ。最初、それを薄気味悪く感じていた順子ではあったが、四ヶ月程それ
が続き、おかしな話だが、怪音に慣れ始めていた。
  それよりも、もっと順子を恐怖せしめる事が、これから待ち受けている。
だが、順子の心の奥底では、それを求めているような、不思議で奇妙な心持
ちでいた。明日も仕事だ。そろそろ休まなくてはならない。順子は、それま
で読んでいたお気に入りの推理小説をベッド脇のサイドテーブルへと載せた。
そして、ベッドの読書灯を消した。
  順子は、何度か寝返りをうった。今は多分、午前零時を当に過ぎているだ
ろう。ここのところ順子は、寝付きが大分悪くなっていた。以前は、決して
そのような事は無かったのだが、順子には理由は分かっていた。あの夢のせい
だ。もうずっと同じ夢ばかりをみている。今夜もあの忌まわしい悪夢を見るの
だろうか。
  様々な思考が、順子の脳裏を掠めては消えていく。
  ベッドに横たわる順子からは、何時の間にか寝息が聞こえてきた。どうや
ら順子は、覚醒と微睡みとの格闘で、後者が勝利を収めたようだ。
『ここは何処だろう』
  順子は、一人、薄暗い廊下を歩いていた。
  見た事も無い廊下で、照明は松明を模したような、凝ったものだった。少
し歩くと、下へと降りる階段が、ぽっかりと黒々とした口を開けていた。順子
は、何の考えも無しに、その下へと続く階段を降りて行った。まるで、以前に
読んだ小説のワンシーンのような、それでいて現実離れをしたような風景だった。

6:どんなジャンル向きだと思います? 2
07/09/24 00:08:58
『誰かが、私を見ている』
  順子は、現実ではない夢の中で、両腕で自分の身体を抱き締めた。
  誰かの視線を感じるのだ。
  順子は、階段を下へと降りて行った。だが、その階段には終わりと
いうものが無いのか、延々と奥は暗くずっと続いていた。一体、自分
は、どこへ行こうとしているのだろう。夢の中の順子は、自分で自分
の思考をコントロールすることができぬのだろう。誰かに操られてで
もいるかのように、自然と身体が階段を降りて行った。
  途中、暗がりに光る二つの目が、暗闇の中からじっと順子を見詰め
ていた。順子は、恐々その暗闇に目を遣る。
『下へは、行きたくない』
  だが、順子の意に反して、身体は下へ下へと進んで行く。突然その
二つの双眸が、順子へと突進して来た。その闇に光る二つの黄色い目は、
順子の近くへと来ると、その全身が顕わになった。
『吃驚するじゃない。ただの猫だわ』
  順子は、ホッとした。
  毎晩のように、順子は、このような夢を見る。毎回、少しずつ夢の
内容は違うが、まるで自分が、出口の無い迷路へと入り込んでしまった
かのようだった。その迷路からは、順子は、目を覚ますまでは、決して
抜け出すことはできぬ。
  どのくらいの時間歩いたろうか。周りの壁も降りていく階段も、ずっと
同じで単調なものだった。だが、どうやら、この終わりのない下り階段
も終わりのようだ。下に横へと続く廊下が見えてきた。順子の心は急い
ていた。早く下へと辿り着きたい。順子は、そう心の中で思った。こん
な単調に、ただ下へと降りて行くなど、もう御免だった。
  順子は、漸く階段を降り、今度は、ずっと左右に広がった廊下へと
出た。
『どっちへ行こうかしら。取り敢えず右に行きましょう』
  順子は、廊下を右へと曲がった。

7:名無し物書き@推敲中?
07/09/24 00:11:37
アリ。


   人 妻 勝 負 う ん こ 祭 り 


優勝間違いない。

8:どんなジャンル向きだと思います? 3
07/09/24 00:12:33
  すると、何処までも伸びていたと思えた廊下は、行き止まりになっ
ており、左側にドアがあった。順子は、仕方無しに廊下の奥まで行き、
左側のドアのノブへと手を伸ばした。順子は、ドアのノブを回し、中
へと入って行った。
  部屋の中は真っ暗だった。ドアを閉めてしまえば、何一つとして見
えないだろう。順子は恐る恐る部屋の中へと入って行った。部屋の中
には、窓一つ見当たらなかった。順子が、部屋の中程まで来た時、バ
タンと背後でドアの閉まる音がした。順子は振り返った。だが、其処
にはこの暗がりの為、何一つとして見えない。
『何?』
  順子は、ビクリとした。
  この暗闇の中、順子の背後に人の気配を感じたからだ。そして、男
の荒い息づかい。
『ああ、今夜もあいつがやって来た』
  順子は、身を強ばらせた。欲情を押し殺したような男のざらついた
息づかいが、順子の背後から、ヒタヒタと近づいてきた。その喘ぎに
も似た息づかいは、順子の全身に粟を生じさせた。
『嫌』
  声を出したつもりの順子だったが、声が出なかった。
  男の逞しい腕が、順子を背後から抱きすくめる。そして、やおらそ
の力強い手が、順子の身体を這い回し始めた。何時も、順子の夢では、
顔も分からぬ男に、体中をまさぐられる。ねっとりとした相手の欲情
が、嫌でも絡みついてくる。この感触に、順子は激しい嫌悪感と同時
に、彼女自身の欲求が、際限もない情欲の塊として頭をもたげてくる
のだった。

9:どんなジャンル向きだと思います? 4
07/09/24 00:13:27
  順子は、最初の抵抗を諦めると、相手が一体誰なのか知ろうと振り
返る。だが、不思議なことに、そこには誰も居ないのだ。にも関わら
ず、順子の身体を這い回る手の感覚だけがあるのだ。その手は、順子
の胸を、彼女を知る尽くしているかのようにまさぐる。
  順子の意識はぼやけ、その欲情の情念の中へと、沈んで行くのだっ
た。その異様な快楽に抗せずに、順子は、その恥辱から朝になれば赤面
してしまいそうな、ざらついた感触を持った男の玩具となり、痴態に
耽っていく。彼女の中にある女が喜びを発している。見るのが半分恐
く、そして、その夢の中での性交に、落ちていく混沌とした狂気が、
其処にはあった。
  後は、何時も朧気にしか覚えておらず、情欲への暗塊に身を委ねて
いくのだ。朝になれば、常の事ながら、順子はぐったりと疲れ切って
しまっていた。今夜も、その悪夢が始まったのだと、夢の中でのはっ
きりとはせぬ、彼女の意識がそう告げた。

10:名無し物書き@推敲中?
07/09/24 00:51:55
>>5
>ワンルームのアパートの一室【に】、ベッド【に】半身を起こした順子の耳【に】、辺
>りから軋むような音が聞こえてきた。

「に」の三連発。おかしいと思いましょう。

>「嫌だわ」
と、
>怪音に慣れ始めていた。
では、矛盾している。

全体についてはノーコメント。

11:1/2 ◆I2kD/2NC/w
07/09/24 02:51:48
酷評お願いします



 川沿いの小道を二人は歩いていた。ポケットに手を突っ込み、大きな歩幅でゆっくり歩く彼と、後ろ手に手を組み、彼の少し前を幾分か小さく細やかな歩調で進む彼女。異なる二つの歩調は、お互いがお互いを気遣いながら、優しく静かなリズムを秋の風に運ばせている。
 太陽がすっかり山の向こうに沈んでしまった茜空は、その燃えるような朱色を山際に残しながら、次第に闇へと溶けていく。帰路を急いでいた鳥たちの姿は、もうどこにもない。虫の音色が二人の靴が生み出すリズムに合わせて、小さなメロディを紡いでいるかのようだった。
 夕方と夜の狭間を二人は静かに歩いている。包み込んでくる秋の気配を、そして何よりも二人で歩いているこの瞬間を噛み締めながら歩いている。
 側にいるだけで、一緒に歩くことだけで、ぽっと心に火が灯ったような柔らかな温もりを感じる。身体を内から温めてくれる素敵な感情の存在を感じる。
 二人は一緒に歩くだけで十分だった。目を閉じてささやかなオーケストラに耳を傾けながら、隣にいる大切な人を感じることが出来るから。言葉など無くたって、きっと想いを伝えることは、感じることは出来るはずだから。


12:2/2 ◆I2kD/2NC/w
07/09/24 02:52:24
 しかしながら、不意に彼女の足音が止まった時、彼は彼女との間に小さなズレを感じた。それは彼がそうやって彼女のことを感じていた時だったからだ。彼は少し戸惑いながらも目を開く。直ぐに追い越してしまった彼女の方を振り向いた。
 急に立ち止まった彼女は、いたずらを企んでいる子どものような笑みを浮かべ、そこに立っていた。瞳に好奇の色が満ちている。彼は少し眉をひそめた。
 一体、君は何をするつもりなんだろう。何を考えて、そんな表情をしているのかな。彼の脳裏を様々な言葉が流れていく。そのどれもが彼女に対する純粋な疑問と、少しの猜疑心が混じったものだった。
 彼が見つめる彼女。彼女はそんな彼の想いを知ってか、まるで試すかのように組んでいた手をゆっくりと彼に差し出した。
 空は深く。濃紺が濃さを増し始めている。二人を、遠く輝きだした月が見つめていた。
 彼はしばしの間、その行為の意図するところが分からなかった。突然手を出して、君は何がしたいのだよ。時間だけが流れていく。
 何もしない彼にしびれを切らして、彼女は手をさらに突き出してきた。その表情には少々の苛立ちが見て取れた。ったくもう、さっさと手握ってよね。
 ああ、そういうことか。
 吊り上がったその瞳に、彼は差し出されたその掌を優しく受け入れた。暗闇が刻々と深くなる中、彼女は季節外れの向日葵のように綺麗に笑った。
 初秋の帰路を二人はゆっくりと進んでいく。夜風は随分と寒くなり始めていた。
 でも、例えどれ程風が寒くなったとしても、繋いだ二人の掌は、変わらぬ暖かさを保ち続けるのであろう。
 虫たちがささやかな演奏を捧げていた。

13:名無し物書き@推敲中?
07/09/24 05:39:22
>>11-12
文章的には、かなり下手なほうに入るかな。
>川沿いの小道を二人は歩いていた。
>ゆっくり歩く彼と
>夕方と夜の狭間を二人は静かに歩いている。
>二人で歩いているこの瞬間
>噛み締めながら歩いている。
>一緒に歩くことだけで、
>二人は一緒に歩くだけで十分
視点選択の問題もあるんだけど、内容が薄いから「歩く」が重なるんだよね。

描写も観念的すぎて具体性がない。
川沿いの小道とあるだけで、どんな場所なのかよくわからない。人物の服装もわからない。
時代背景も想像つかないので、文章に入っていけない。

そもそも登場人物が二人なのに神視点で語る意味がよくわからない。
具体的な問題点としては、神視点で「彼」「彼女」と言われても読むほうは混乱するので、
キャラの位置関係や行動がわかりにくい。

>彼が見つめる彼女。彼女はそんな彼の想いを知ってか、まるで試すかのように
>組んでいた手をゆっくりと彼に差し出した。
>空は深く。濃紺が濃さを増し始めている。
>二人を、遠く輝きだした月が見つめていた。
>彼はしばしの間、その行為の意図するところが分からなかった。
ここなんかはカメラが、彼→彼女→空→月→彼とめぐるましく変わってるよね。
この時点で大抵の人はついていけなくなって投げると思う。

神視点は止めたほうがいいよ。
人物視点で、視点を固定することを覚えたほうがいい。

14:名無し物書き@推敲中?
07/09/24 06:05:20
>>5-9
これも神視点なんだよね。
>それよりも、もっと順子を恐怖せしめる事が、これから待ち受けている。
>だが、順子の心の奥底では、それを求めているような
こういう展開の予想は、昭和の小説ではよく見るけど現代小説では基本的にNG。
極力使わない方がいい。どうしてもという場合には「予感」を使う。

それにしても順子順子とちょっとうるさいかな。
順子一人のシーンなので、主語はもう少し省略できるはず。
小説としてジャンルを気にする段階じゃないと思う。

夢だからと言われると困るんだけど、情景描写ができていないし、主人公の行動に
説得力がない。
>『ここは何処だろう』
>順子は、一人、薄暗い廊下を歩いていた。
>見た事も無い廊下で、照明は松明を模したような、凝ったものだった。少し歩くと、
>下へと降りる階段が、ぽっかりと黒々とした口を開けていた。順子は、何の考えも
>無しに、その下へと続く階段を降りて行った。

どこなのかわからなければ不安なはず。なのにその辺の心理描写がない。
不安なはずなのに、考えなしに動くというのもおかしい。
この手の作品の場合は、足元とか、靴の有無、服装、気温、湿度、匂い、そういう部分を
丹念に描写していくことで、気持ち悪さのようなものを読み手に伝えるのが基本。
気持ち悪さが表現できれば、それが心理描写となって、直接的に心理を語らせなくても、
読み手に伝わるから。


15:名無し物書き@推敲中?
07/09/24 08:04:54
>>13-14は参考にならないよ。

16:名無し物書き@推敲中?
07/09/24 11:32:35
>>11-12
非常に気持ち悪い。作者が自己陶酔してにやにやしながら書いてる様子が頭に浮かんでくる。

17:名無し物書き@推敲中?
07/09/24 11:46:17
>>16 
おまえのほうが気持ち悪い。
自己陶酔してにやにやしながらレスしてる様子が頭に浮かんでくる。
ちゃんと批評しろよ根暗。


18:名無し物書き@推敲中?
07/09/24 12:00:32
>>17
そんなに気に入らないんなら、自分が正当な酷評してあげればいいのに

19:名無し物書き@推敲中?
07/09/24 12:23:42
>>18
そんなに気に入らないんなら、自分が正当な酷評してあげればいいのに

20:名無し物書き@推敲中?
07/09/24 12:28:30
他人の言葉を返すしか能がないの?おまえは人工無能ですか?

21:名無し物書き@推敲中?
07/09/24 12:29:31
人工無能って何?

22:名無し物書き@推敲中?
07/09/24 12:30:16
>>20=人工無能


23:名無し物書き@推敲中?
07/09/24 12:36:21
またオウム返しか 他人の言葉を返すことしかできない まるでカオナシだな

24:名無し物書き@推敲中?
07/09/24 12:39:25
逃げないで教えてよ、人工無能って何?w おもしろいの人工無能って。


25:名無し物書き@推敲中?
07/09/24 12:42:08
いや、つまんないよ こっちの入力した会話をボッコちゃんみたいに繰り返すだけだし

26:名無し物書き@推敲中?
07/09/24 12:44:29
残飯は天然無能www
 
 
  

27:名無し物書き@推敲中?
07/09/24 13:21:17
>>24は人工無能の存在を知らなかったのか
知らないことには何の問題もないが「逃げないで教えてよ ~ ?w」の部分があきらかに
「人工無能ってお前の造語?それ面白いと思って作ったの?w」というニュアンスを含んでおり滑稽

28:名無し物書き@推敲中?
07/09/24 13:37:39
まあ、>>15あたりからすでに滑稽だけどねw

29:名無し物書き@推敲中?
07/09/24 13:43:28
どうでもいいけど人工無能とか懐かしいなw

CGIがいろいろ流行ったよなあ。箱庭諸島とかやったわ俺

30:名無し物書き@推敲中?
07/09/24 13:51:18
>>11-12
三人称で書くからこういうひとりよがりな恥ずかしい文章になる。男の一人称で書き直して見ろ。かなりマシになると思うぞ。

31:名無し物書き@推敲中?
07/09/24 14:06:26
人工無能を知らないゆとりがこのスレにもいるのか。

32:名無し物書き@推敲中?
07/09/24 14:44:11
いい感じに前スレの殺伐さを継承してますね。

33:名無し物書き@推敲中?
07/09/24 15:11:43
あほ同士のじゃれあいを殺伐と表現することが適切なのかどうかは微妙なところ

34:名無し物書き@推敲中?
07/09/24 17:12:35
>>10-14-30
酷評ありがとう♪
6年前に書いたものですが、かなり独りよがりだったのですね。
一人称はやったことがないので挑戦してみたいと思います。
確かに、今読み返してみると恥ずかしい。
オカルト小説の出だしだったとはいえ、もう少し心理描写を間接的にしてみたいと思います。
今書いているものと文体からして甚だしい違いがあるので、前進しているのか後退しているのか分かりません。
昭和の手法というのは笑いました。実は、呼んでいる物の中心がもう死んでしまった作者のものばかりですから。
かなり時代遅れなんですね(^^)
もう少し努力します。

35:1/2
07/09/24 19:42:18
酷評お願いします

 止まらん、おい、電車が止まらんぞ━━━
忘月忘日、西田秀樹は電車に乗ったはいいが、予定していた下車駅を電車が通過した。

「なんだよ、おい、なんだってんだよ!なんで止まらんのだ!」

 乗客はざわめく、互いに目をあわせる、ワンマン四両編成ケツ車両総勢三十名の中に西田はいた。
頼む、止まってくれと言わんばかりに西田は車両を一人走り回った。
乗客の一人がある一言を発した。

「これはブレーキの故障と見たが……となると我々は終点駅でお陀仏になるぞ!」

 彼は東洋医学者の秋口聡といった。
西田は開いた口が塞がらなかった、アゴが小刻みに震えていた。
その様子を片隅で傍観する一人の女性、ホテルコンシェルジュ城東美里。
とその時、車両と車両をつなぐ扉が開く。前車両の乗客がぞくぞくと流れ込んできた。

「前の人たちも感づいたようだな、そう、激突の衝撃を少しでも避けたかろう。」と秋口。
「馬鹿言うない、一車両のキャパシティは三百人だぜ、糞!」

 西田は苛立っていた。こうした事態にも関わらず今日遂行するはずだった予定の事を考えていた。
その時、城東美里がある方向一直線に走り出した。増幅し続ける乗客の密林の中をかき分ける。
あっ、と西田は口が開いた。そうか、緊急非常停止スイッチ、それがあったか。
美里は力一杯そのスイッチを親指で押した。ひぃ、ふぅ、みぃ……虚しくもその機能は作動しなかった。
電車は王寺駅を通過した。

36:2/2
07/09/24 19:43:15
 終点の加茂までおよそ二十キロ米、ひとりの若者がぼそっとつぶやいた。
一体あとどれくらいで加茂に着くのだ、と西田は目を見開き若者の肩を揺すりながら聞いた。

「そ、そうだね、列車は速度を上げていないようだし、二十分くらいじゃない」
「おい、のんきだな貴様……この非常事態にのんきだなって言ってんだよ!」

 西田はその若者の頬に拳を浴びせた。若者の首はひねり床に倒れ込んだ。
乗客らはその様子をただ眺め、自然と間隔をとり不気味なサークルを作り上げた。
ところで、運転士は何をしている、と乗客の群れの中から聞こえた。
そう言われてみればそうだ、アナウンスも走り出してから一度も流れていない。
西田は前方車両に向かおうと若者を尻目に勢いよく足を動かせた。
が、乗客の群れはもはやすし詰め状態、思うように動けなかった。

「どけよてめぇら!おい!さっきみたいに空間を作ってみろよ!」

 西田は呆気なく諦めた。先ほどの拳の一振りで体力を八割方消費したようだ。
肩を落とす西田。疲れた、一眠りしゃれ込もうと西田は目をつむった。
幾セコンドかの刻が過ぎたその時、西田は突如ひらめいた。
車両を切り離せば、俺たちは助かるぞ。
しかしどうすれば、そうださっきの鉄道マニアに聞けば。
西田は先ほどぶちのめした若者のところへ戻る。

「おい、寝てんじゃねぇ!起きろ!どうすれば車両を切り離せるってんだ!」

 返事はなかった。こんな事なら、こいつを殴るンじゃなかった、と悔やむ西田。
電車は木津を目前に控えていた。

37:参考路線図
07/09/24 20:05:24
JR大和路線

区 間 JR難波-加茂
距 離 54km
平均駅間距離 2.57km
表定速度 64.8km/h
軌間線路/電気方式 1067mm複線/1500V直流電化

JR難波 - 今宮 - 新今宮 - 天王寺 - 東部市場前 - 平野 - 加美 -
久宝寺 - 八尾 - 志紀 - 柏原 - 高井田 - 河内堅上 - 三郷 - 王寺 -
法隆寺 - 大和小泉 - 郡山 - 奈良 - 平城山 - 木津 - 加茂


この物語はフィクションです。

38:名無し物書き@推敲中?
07/09/24 20:29:17
>>35-36
結構、おもろい。
細かいところを挙げておくと、

>忘月忘日
某月某日だろう。

>増幅し続ける乗客
「増殖」かな。

あと空改行はすべていらない。好みだけど。
もう少しいろいろ膨らませると、初期の筒井康隆みたいな味が出そう。

39:名無し物書き@推敲中?
07/09/24 20:51:24
車両を切り離せばなぜ助かるのかわからん。
人物紹介とかまるで無声映画の弁士みたいだし、ひぃ、ふぅ、みぃとか幾セコンドとか
ネタでなく本気で使ってるんなら見込みはない。

40:名無し物書き@推敲中?
07/09/24 21:24:53

        ____                ____                ___
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   /::::::⌒(__人__)⌒::::: \   /::::::⌒(__人__)⌒:::: \   /::::::⌒(__人__)⌒::::: \
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41:名無し物書き@推敲中?
07/09/24 22:16:11
>>35
方向性はあっていると思う。“ひぃ、ふぅ、みぃ”なんかもダサくない。
ただ>>38が言うようにもっと膨らませて良いと思う。
“ホテルコンシェルジュ城東美里”なんてのが出てきたら、それに対して
1ネタ1ツッコミをする感じで、緊迫した状況のなかをあえてゆっくりとした文で書け
ば面白そう。>>37の路線図をじっくり1枚かけて説明するとか、ね。
 実際どのくらいの長さにしたらいいかは、それこそ筒井康隆がすごく参考になる
と思う。

42:11,12 ◆I2kD/2NC/w
07/09/24 22:17:21
酷評ありがとうございました。
遠巻きに二人を見ているような視点を狙ってみたのですが、失敗に終わってしまいました。
カメラワークや状況描写の補強など気付くことが出来ました。
また機会を見てお願いしたいと思います。どうもでした。

43:名無し物書き@推敲中?
07/09/24 22:51:52
>>35-36
ほんとに話がいろいろ膨らみそうだ。

ドタバタやっているうちに西田と城東美里が恋に落ちて、どうせもう
助からないのだから死ぬまえにせめて結ばれようと電車の中でセクロ
スを始める。
最初はやめろと言っていた乗客たちも、そうだ、どうせもう死ぬんだと
手当たり次第に乱交をはじめる。すると、ある男が相手の女の背中の
アザを見て、
「おまえは、もしや、生き別れだった妹じゃないのか?」
「そういうあなたは、お兄さん?」
なんてことだ! おれは妹を犯してしまった!
もう死ぬしかない、と窓から飛び降りようとするが、そのとき「神の国
は近づいてる」と重々しく叫ぶ声が……

とか。

44:名無し物書き@推敲中?
07/09/24 23:16:44
すいません
URLリンク(ana.vis.ne.jp)
これは別スレでは絶賛され、プロが書いたとまで言われていますが、
皆さんから見て、これがプロのレベルに達していると思いますか?
スレ違いかもしれませんが、ここの人は詳しそうなのでお願いします。
私はプロとは思えません。

45:名無し物書き@推敲中?
07/09/24 23:23:35
>すいません

なおらないなあ言い訳体質
 
 

46:名無し物書き@推敲中?
07/09/24 23:26:46
>>39
わからんて本気で言ってるのか?
先頭車両が引っ張ってなければ、急な下り坂続きでもなきゃ客車は自然に止まるだろうが。
そこまで説明しないといかんとは思わないなあ。

47:名無し物書き@推敲中?
07/09/24 23:32:22
>>44
本人の依頼でないものは対象外。

なのだけれど、ひと言だけ言っておくと、

>さて留美は自分がどこにいるのかということがはっきりと分からなかった。

主人公が「ここはどこ?」状態ではじまる作品は99%素人の作です。

48:名無し物書き@推敲中?
07/09/24 23:32:57
>>44 人の作品をさらすなバカ

49: ◆uoTa9Jzs2c
07/09/24 23:34:06
>主人公が「ここはどこ?」状態ではじまる作品は99%素人の作です。

そんなことはない。

50:名無し物書き@推敲中?
07/09/24 23:35:15
>>48
> >>44 人の作品をさらすなバカ

犯罪人残飯のいつもの手口

51:名無し物書き@推敲中?
07/09/24 23:36:30
>>46
おれ電車には詳しくないんだよ。ぜんぶの車両に動力あるわけじゃないのか。
先頭車両が機関車になってるとはしらんかったわ。常識なのか?


52:名無し物書き@推敲中?
07/09/24 23:49:16
>>51
電車方式と機関車方式がある。
日本は電車方式が主流だが、電車方式でもすべての車両にモーターが
あるとは限らない。

詳しくはここなど。
URLリンク(www2.pf-x.net)

53:1/2
07/09/25 00:01:18
 中間部分の抜粋です。酷評お願いします。

「君の小説を読んだよ」とSさんが話しかけてきた。
「『腐肉の慰み』という作品だ。面白かったよ。いろいろな意味でね」
 私は面食らう。「『腐肉の慰み』はたしかにかつて同人誌に発表した短篇だが、
あんなごく限られた仲間内のためだけのガリ刷りを、いったいSさんはこの病棟に
いながらどうやって入手したのだろう。私がその疑問を呈すると、「まあいいじゃないか」
と薄く笑い、Sさんはいつものように両の指先を軽く握り合わせると、滔々と語り始めた。
「じつに奇妙な話だねあれは。あの同人誌の他の書き手たちは、ほとんどが政治的・思想的な
テーマを掘り下げた作品を寄稿していたが、その中で君のあの短篇の特異さは際立っていたよ。
 ひとつ、その特異さの解明を僕なりに試みてみようじゃないか。
 まずは筋を振り返ってみよう。
 主人公の〈私〉は常日頃から、自分にとって最も美しく純粋なものは何か、という問いに
取り憑かれているんだね。小説の前半では、その問いにまつわる彼の抽象的でいささか
勿体ぶった考察の過程が披瀝されていた。
 こうした「観念に憑かれた人物」といった設定自体は、掲載されていた他の諸作品にも
散見されるものではある。
 だが、君の小説は進むにつれそれらとはまるで異なる相貌を見せてゆく。
〈私〉は思索を重ねた末に、ある結論に行き着く。自分にとって最も美しく純粋なこと、
それは、愛する女が飢餓の果てに腐りかけの生肉に喰らいつく姿だ、との"答え"にね。
 奇妙に歪んだ論理とその帰結は、一度形を定めた後には決して問い直されることなく、
〈私〉はすぐさま明確化した願望を実行へと移す。
 つまり、婚約者である女性をわざわざ薬を用いて昏睡させ誘拐し、自宅の地下室に
手足を縛って監禁し、腐敗しだした生肉のみを彼女の口先が届く場所に置きつづける
わけだ。何ひとつ説明せずに。飢えと錯乱の果てに、とうとう婚約者が理性をかなぐり
捨て腐りゆく生肉に口をつける、ただそれだけが見たくて。良心も彼女との将来も、
もはや何もかもが一顧にすら値しない。
 
 


54:2/2
07/09/25 00:07:04
その瞬間の美と純粋さにのみ想いを馳せ、〈私〉は感極まって涙を流す。そこで
終わるんだったねこの作品は。
 いやはや見事な捩れっぷりだよ。なぜって、君の文章には作為というものが
微塵も感じられないんだ。
 抽象的・哲学的思考が紆余曲折を経て、結局どす黒くもいびつな欲求と行為に成り変わる、
そこに当然あってしかるべき飛躍と倒錯がまるで見当たらない。あたかもそれが至極自然な
道筋であるかのごとく。見え透いた装いの奇矯さとは無縁な迫真性に貫かれている。
 それにしても不思議な人だね、君は。激しい自虐に苛まれながら、一方でおのれの
そういった暗くよこしまな欲望にはまるで疑問を抱かない。素知らぬ顔で放り置く。辻褄
合わせをそこだけ忘却したかのように。
 じつに興味深いよ。要するに、その齟齬こそが君なる人間の『型』なのだろうね」
 一息に捲し立てると、Sさんは閉じた指先をいったん開いてまた祈りを捧げるかのような
形に組み直し、反応を窺うように私に目を向けた。
 少し間を置いてから私は言う。
「どうやら私が書いた『腐肉の慰み』とSさんの読まれたそれは、似て非なるもののようですね」
「そうかい?」Sさんは愉快そうに口の端を曲げる。
「まあいいよ、何も僕は君の小説に難癖をつけたいわけじゃない。それどころか深く感嘆
してすらいるのさ」
「それともうひとつ」私は右の人差し指を立てて言い加える。
「作品の中に書き表されている思考や感情は、必ずしも現実の作者が同様に抱いている
ものだとはかぎりませんよね」
 ますます楽しげに口許をつり上げ、Sさんは答えを返す。
「まったくもってその通り。極論すれば文章とはあまねく虚構なのだからね。そう
いったわけで僕は、君がこの病院に来てから書きつづけてきた手記の中に、いくつ
もの巧妙な虚偽の記述がまぎれ込んでいたとしても、ちっとも驚きなぞしないよ」
 


55:名無し物書き@推敲中?
07/09/25 00:14:15
うまいわ。現在形で終わらせる部分が鼻につくし、江戸川乱歩かよといいたくなるくらい古くさい
文体だけど、破綻はない。会話以外はどうなのか気になるところ。

56:名無し物書き@推敲中?
07/09/25 00:17:38
>>53-54
何を評価してもらいたいのかな?
ほぼセリフだけの構成なんだけど、極論するとセリフというのどんな風に書いても
作者がよければいいんだ。長セリフも作者の意図するところがあればいいわけだし。

小説の腕というのは人物描写、情景描写、セリフのバランスだから
この部分だけではなんとも言えない。

57:名無し物書き@推敲中?
07/09/25 00:31:06
>>53-54
上手い。
戦前の小説のような語り口が話の中身と合っていて、間然とするところがない。
おそらく小説全体の設定もひと昔ふうのものなのだろうけれど、全部読んで
みたいとそそられるものがたしかにある。
暗い部屋で「悪い本」を読んでいるような、ゾクゾクしたものを感じた。
お見事。


58:名無し物書き@推敲中?
07/09/25 00:34:31
>両の指先を軽く握り合わせると

これって両手をグーにして合わせたって事?
それとも道具を使わない筋トレで、両手の指をカギ状にして
ひっぱり運動するみたいなん?
ザーマス・ママの手?
あるある探検隊のネタやる時の手と言った方がわかりやすいか?


59:名無し物書き@推敲中?
07/09/25 00:47:01
53 54はつまらない。何の意味も感じない。


60:名無し物書き@推敲中?
07/09/25 00:48:34
57は自演だからw

61:↑
07/09/25 00:51:27
ジエン

62:57
07/09/25 01:08:18
褒めると、自演だと言いだす。
いままでもそうだったし、これからもそうだろう。

なので、褒めるときは、同時に無理にでもアラを指摘しているのだが、
今回はそこまで気をまわさずに素直に書いてしまった。

投稿者にはお詫びしておこう。

63:名無し物書き@推敲中?
07/09/25 01:21:36
↑こいつは自演だなw
投稿者w

64:名無し物書き@推敲中?
07/09/25 01:23:11
53 54への褒め言葉は、
投稿者本人が背景を知った上で自分に言っているようには見えるね。
自演かどうかはわからないけど。
内容は中身がなさそう。

65:名無し物書き@推敲中?
07/09/25 02:00:59
>>53>>54
また自演と言われそうだが、基礎的な文章力はなかなかだと思う。
観念的な言い回しを多用したいささか生硬な文章なので、好みは分かれるところだろうが。
(おれとしてはあまり好みではない。)
ただ、他にも指摘があったが、中間部分ならもう少し適切な抜粋箇所はなかったのか。
ほぼ「Sさん」の長台詞に終始してしまい地の文の評価材料が乏しい。
語り手の置かれている状況もよくわからずイマイチ作品世界に入りづらい。
まあこの部分を読んだかぎりでは、だが。

>>59
そういう一行レスがいちばんつまらなくて無意味だとは思わんか?


66:酷評お願いします
07/09/25 02:59:33
「ねぇ、明日って信じる?」と明美が効いてきた。
いつものことだ。僕は気だるそうに答えた。「信じない」、と。
「どうして、どうして信じないの?」明美は僕の腕をつかんで揺さぶった。「お願い。理由を聞かせて」
「あーっ、なんでてめぇごときにいちいち答えなきゃなんねぇんだ!?」
僕は明美をぶん殴った。
明美は「ぐほっ」と短く叫んで鼻血を噴射しながらふっ飛んでいった。


67:名無し物書き@推敲中?
07/09/25 03:33:36
自演と言いだすやつは、

1 見る目がないので、どこがいいのかわからない。
2 自分がフルボッコされたので、他人が褒められていると、とにかくむかつく。
3 豚の尻

の、どれかだろう。

だいたい、自分で晒して自分で褒めて、なんの意味があるんだ?
ましてや、>>53-54は、いまのところは、正面からの批判はされていないから、
作者が自己弁護する必要もない。
文句を言っているのは根拠も示せずにナンクセつけている>>59>>64(同一人物)
だけだ。こいつはいつも一行レスで茶々を入れるだけ。ミミズくらいの脳みそしか
ないのだろう。

68:名無し物書き@推敲中?
07/09/25 05:28:31
>>67
セリフの中身は批評してもしょうがないから、面と向かった批判がないだけじゃないかな。
技術的な話をすると、原稿用紙で3枚を超えるような長いセリフというのはよくない。
どこからどこまでがセリフなのか不明瞭になるから。
これくらいの量になると、途中で行動描写を入れながら分割するか、地の文を交えて処理
するんだけどね。それが技術的にできないのか、何か仕掛けがあってそれをやってないの
かはわからないけど、現状では下手に見える。

>「君の小説を読んだよ」とSさんが話しかけてきた。
なぜここから抜き出したのかがわからないが、この文章の前にどんな場所なのかという
描写があるはずなんだが、そういう風には見えないんだな。
これは最後の部分も同じで、描写なしでセリフで終わってる。

なんとなく途中を抜き出したのではなく、>>53-54の部分しか書いてないないような感じ。

69:名無し物書き@推敲中?
07/09/25 08:15:11
>>68はひどいな。性格悪そう。無理やり酷評してる感じ。

70:名無し物書き@推敲中?
07/09/25 11:47:34
>>68みたいな馬鹿がこのスレのレベルを低下させている。

71:名無し物書き@推敲中?
07/09/25 12:39:55
まあ酷評スレなわけだから、無理にでもアラ探しするスタンス自体はあながち間違いではないと思う。
ただ、テンプレに「良い所と悪い所を具体的に挙げて」と書いてあるのだから、悪い点だけをあげつらって
冷たく斬って捨てるようなレスは投稿者以外からも反発を受けるのは当然という気もする。
「つまらない」とかの二言三言レスは読んでて哀れになるな。

あまりこういう話すると「別館に行け」と言われそうだけど。


72:1/2
07/09/25 18:21:33
酷評よろしくお願いします。


 思うに、昨今の大学生は大抵大学生活というものに非常に華やかな印象を抱いている。そして己も
大学生であるのだからそうあらねばならない、さもなくば損だしみっともないという思いに知らず知
らずにとらわれている。だから寂しい奴と思われたくなさにあちこちで仲間を作って組みながら飲み
歩いたりするようである。
 ところで、私の場合は事情が違っていた。一般的に思い浮かべられ憧れられる大学生像と、私自身
とがあまりにもかけ離れていたせいである。まず私は下戸だった。それも生半可な酒嫌いではない、
体質的なアレルギーの一種と類しても良いような酒の呑めなさであった。日本酒などなら一口で倒れ
かねない。事実身内に急性中毒で命を危うくした者もいる。要するに血筋なのだ。血筋なのだから仕
方がない。そしてそのせいかその原因なのかはわからないが、私自身の味覚も幼く、上質ワインより
もブドウジュースの方がよっぽどの美味に感じるのもある。これらが手伝ってまず酒の席に出づらく
なった。初めは誘いを断るのもなんだと思い招ばれれば顔を出してはいたが、皆が酔って声高に楽し
げなお喋りをしているところに素面でニコニコし通しでいられるほど器用でもずぶとくもない自分に
気がつき、馬鹿馬鹿しいやら気まずいやらで自然と彼らとは疎遠になった。こうして大学生の必需品
である「楽しく酒を呑む友」はまず絶望的になったわけである。


73:2/2
07/09/25 18:23:30

嗜みの代表である酒がこうして潰れたのだから、他に友人を作るには勉学か趣味かしか選択肢は無
い。ところが私は勉学の方もまるっきりだめだった。説明されたことは理解できるが自分で頭を使っ
て考えたことが的を射たことが一度もない。この機転の利かなさ、頭の回転の悪さで勉学を話題に人
と喋ることができるわけがなかった。向こうの話が理解できないばかりか、こちらからも何を言って
良いのかわからないのでは会話がある方がおかしい。思えば何故大学に入ろうなどと考えたのか、そ
してどうやって大学に潜り込むことができたのか。とにかくこのように勉学もだめであったのでその
方面の人間と仲良くすることもできなかった。残るは趣味であったがこれも言うまでもなくだめで
あった。私は歌を歌うのが好きだったが人前で歌うことは大嫌いだった。ひどい音痴で過去に何度辛
酸を舐めたかわからない。わざわざそれがわかっていて再び苦い思い出を作る必要もあるまい。とい
うことで友人を作るどころか歌を愛していることを表に出すことすら慎んだ。
 結果として私は四面楚歌どころか、空気か水蒸気のような気体的存在として社会的に半透明になり
つつ五月を迎えていた。そこに加えて一人暮らしという生活の形態がひどい乱暴者を私の日常に連れ
込みつつあった。


74:名無し物書き@推敲中?
07/09/25 19:16:05
コピペだろ?自分で書いたんなら来週から熟年サラリーマン向け週刊誌でエッセイの連載がもてるぞ。

75:名無し物書き@推敲中?
07/09/25 19:52:11
>>72-73
どうみても玄人の文章です。
ありがとうございました。


76:名無し物書き@推敲中?
07/09/25 19:56:06
>>72-73
小説なのかな?
エッセイとしてはいいと思うけど、小説の冒頭だとすると主人公の独白自己紹介が長すぎ。
下戸の様子についても主人公を動かしながら描いたほうがいいんじゃないかな。

77:名無し物書き@推敲中?
07/09/25 20:12:06
いや、上手いなあ。
素人の文章を添削する気でこういうのを読むとうっとりするね。

78:名無し物書き@推敲中?
07/09/25 23:41:53
>>72

>上質ワインよりもブドウジュースの方がよっぽどの美味に感じるのもある。

語り手は「体質的なアレルギーの一種」に類するほど酒が苦手なのだから、美味の比較対象として
「上質ワイン」なんてのを持ち出すのは感覚的に不自然じゃないか? アルコールの摂取自体が苦痛なのに
美味い不味いもないはず。このへん玄人の文章とまでは思えないなあ。全体としてはわりとよく書けているとは思うが。

ただ、「思うに、昨今の大学生は」なんてオヤジ臭い書き出しは、個人的にはあまり先を読む気が起きない。


79:名無し物書き@推敲中?
07/09/25 23:49:53
プロはプロでも、旅行記作家とかフリーライターとか地方新聞専門の地方文士とか、
そのへんのレベルのプロなのだろう。

80:名無し物書き@推敲中?
07/09/26 00:00:04
>>72-73

>それも生半可な酒嫌いではない、
>体質的なアレルギーの一種と類しても良いような酒の呑めなさであった。

「呑めなさ」っておかしくね?

>日本酒などなら一口で倒れ
>かねない。事実身内に急性中毒で命を危うくした者もいる。要するに血筋なのだ。

自分自身の体質の話から「事実~」と続けるなら、自分自身の事例を述べるべきで、
ここに身内の話を入れると論理性が繋がらない。
「事実身内に~」とするなら、血筋云々の話を先に述べておく必要がある。

語彙はそれなりにあるけど、ところどころの文章の捩れでその良さが死んでる感じがする。

81:名無し物書き@推敲中?
07/09/26 02:22:47


82:名無し物書き@推敲中?
07/09/26 02:33:17


 
      祝! 創作板全域に於いて脅迫犯 BE 完全制圧!
 
  


83:72-73
07/09/26 09:02:34
みなさま酷評ありがとうございました。

72-73は執筆中の小説の冒頭部分から一部抜き出したものです。他人様の作品のコピペではありません。

>>78
おっしゃる通り、語り手はアレルギー的な酒嫌いとして描きたかったので、摂取自体が苦痛で美味い不味いも
ない酒よりは、甘い子どもの飲物の方を好むという描写を入れました。
読者、特に呑める読者から見た場合、「摂取自体が苦痛で美味い不味いもない」という「語り手にとっては
いかに酒が不味いか」ということを描写するよりも、こちらの方が受け入れやすいかと思って書いた部分です。
しかし確かに読み手に違和感を残すところかもしれません。ご指摘ありがとうございます。

>>80
言われてみれば、確かにどちらも表現が乱暴というか練り足りないものを感じました。投稿前に気づくべきでした。
ご指摘ありがとうございます。

なお、文体がオッさんくさいという印象を大なり小なりお持ちの方が多いと思います。
「『オッさんくさい文体』としてはある程度の完成度がある」という風にポジティブに受け取ってもよろしいでしょうか。
投稿歴もないワナビをあまり虐めないで下さい。本気で凹みそうです。

おつき合いいただきありがとうございました。

84:名無し物書き@推敲中?
07/09/26 09:36:25
>83
えっ、こんなに皆優しくコメントしてくれているのに、
虐めるなとはなんともはや。
ここは凹んでなんぼの場所だよ。
この程度で復活できないのなら、10年ロムったほうがいいよ。

85:名無し物書き@推敲中?
07/09/26 09:55:46
>>83
まだ見てるか分からんが。

>なお、文体がオッさんくさいという印象を大なり小なりお持ちの方が多いと思います。
おっさんぽく感じる原因は、語り口もあるけど文章の繋げ方が小説としては独特だからだと思う。
「○○。だが××。ゆえに△△である。」←イメージはこんな感じ
小説というよりは小論的というか、ほぼ演繹だけで書いてるような。だから論理のほつれがあると嫌に目立つ。

ふつうの小説ならここに情景描写、人物描写や時間経過による場面転換とかが入ってくるわけだけど、
それが無いからまず「小説か、これ」と思ってしまう。
こういう書きかたで上手く書くためには、小説とは別ベクトル(エッセーとか論文とか)の文章力が
必要になってくるから、ワナビ的には不利だと思う。

86:名無し物書き@推敲中?
07/09/26 11:29:56
主人公を動かしながらとか、描写を入れないとだとか、
典型的薄味ライトノベルの型にはめるのが大好きなアホが必ず数人いるなw

87:名無し物書き@推敲中?
07/09/26 12:00:44
冒頭から回想シーンはNGとかな。馬鹿のひとつおぼえというほかないな。
もうテンプレにいれとけばいいじゃん。

88:名無し物書き@推敲中?
07/09/26 12:08:18
「神視点はダメ」「視点は固定した方がいい」もほぼお約束だね。
まあ型にはめる批評ってひとつの参考にはなるとも思うけど。


89:名無し物書き@推敲中?
07/09/26 12:09:38
BEは完璧にジジイの型にハメられたwww
 
 
 

90:名無し物書き@推敲中?
07/09/26 12:59:24
>>87
んなこと言ってるお前は型ハメ側の人間じゃねーかw
批評がラクそうでいいな

91:名無し物書き@推敲中?
07/09/26 16:37:43
高天原…じゃなくて。その。遙か彼方関係のおやじさま



大正時代の大家(鬼才系) の既知文



おそらくキタ先生がキタ、これも既知文でせう。

92:1/2
07/09/26 23:02:37
 短編の冒頭です。酷評お願いします。

 彼がその映画のビデオをレンタル店で借りたのは、大学二年の夏のことだった。
 それからの三年間、彼は最低でも週に一度は欠かさず、ダビングしたテープでその映画を
繰り返し観つづけてきた。
 
 それまでにも彼はたくさんのホラー映画を観てきた。それは彼の、中学生の時からの
唯一の趣味だった。
 幼い頃から、彼は一人でいることを好む内向的な性格の人間だった。他人と関わり
あうことにわずらわしさを感じ、なるべくそれを避けようとすることが多かった。大学に
入ってからも、友人と呼べるような知り合いはほとんどできなかったが、そのことを特に
苦痛と感じることもなく、いつも一人で過ごしていた。もちろんサークルになど加入せず、
授業にもあまり出ず、外出もたまにしかしない。たいていの時間は自分の部屋にこもって
ビデオを鑑賞していた。
 いわゆる「B級」と呼ばれるようなホラー映画を、彼は特に好んだ。
 ひとを小馬鹿にしたような陳腐な日本語タイトル。けばけばしい血糊や絶叫顔をあしらった
悪趣味なカバー写真。安っぽく、無内容な煽り文。創作意欲のかけらも感じられないマンネリの
設定。冗長なシナリオ。稚拙なカメラワーク。救いようのない細部の杜撰さと破綻。およそ間抜けに
しか見えない無名の俳優たち。わざとらしい音響。子供だましの特殊メイク。見え透いた演出。



93:2/2
07/09/26 23:04:59
 そして際限なく映しだされる、無意味な殺戮。あふれる死体。おびえ、追いつめられ、悲鳴をあげ、
弄ばれ、苦痛に苛まれたあげくに死を迎える者たち。切断され、焼かれ、押し潰され、あるいは溶け、
腐り、ただれ落ち、破裂する肉体。飛び散り、吹きだし、とめどもなく流される血。必死に助けを
乞う泣き声まじりの絶叫。悪意に満ちた笑い声。凶器を持った手。歪んだ顔。見ひらかれる眼。
 こういった諸々の要素が、いったいどうしてこれほどまでに自分の心をひきつけてやまないのか、
彼にはよくわからなかった。この手の映画を心底怖いと思うことなど見慣れていくうちにまったくと
言っていいぐらいなくなり、そういう期待も抱かなくなった。それでも彼は観ずにはいられなかった。
 なんのために?
 たまにそう自問してみても、結局はっきりとした答えなど出なかった。映画に意識を集中している
あいだ、彼は自分の心の中がだんだんと乾いていくような感覚に支配されることがあった。だが
そういう感じは決して厭なものではなく、むしろ一種の快感さえ伴っていた。どうにもつかみどころの
ない、曖昧な興奮と醒めた倦怠の入りまじった不可解な気分。意識して産みだした焦燥にも似たその
気分が、えも言われぬ気だるい心地よさを与えてくれる。
 レンタル店をはしごして何本も制覇していくうち、次第に彼は映画の面白さや完成度などどうでも
よくなっていった。ただ、この何ものにもかえがたい気分と澱んだ快楽を味わわせてくれればそれで
いいのだ。その中につかのま身を浸すことさえできれば。

 そしてある日、彼はその映画に出会った。


94:名無し物書き@推敲中?
07/09/27 01:44:06
>>92-93
これも神視点なんだよね。
神視点でなければならない理由があるのかな?
ホラーなんかは特にそうだけど、読者を主人公に同化させて、はらはらドキドキさせないと
面白くないと思うけど。

冒頭から回想に入って「彼」の説明が続く展開。
そこに何か特異な部分があればいいんだけど、ホラー映画が好きという程度の凡庸な
説明をされても、興味は惹かれない。

まず部屋の状態を描写をして、主人公を登場させて、どんな外見なのか服装はどんな風
なのかを描写して、実際に映画を見させて、その時の主人公の表情などを描写していくと
上手くまとまると思う。

95:名無し物書き@推敲中?
07/09/27 02:59:35
>>92-93
冒頭からの回想は……と、いまさらいうのも何なんだけど、

>彼がその映画のビデオをレンタル店で借りたのは、【大学二年の夏のこと】だった。
>それは彼の、【中学生の時】からの唯一の趣味だった。
>【幼い頃】から、彼は一人でいることを好む内向的な性格の人間だった。

大学二年、中学生、幼い頃、と、いきなりの三段跳びはあんまりっちゃあんまりじゃねえ?
しかもこの小説の現在は「大学二年の夏」の更に三年後なんだよね。

読み手は、「大学二年の夏のことだった」と言われれば、そのつもりで読むわけよ。
それが次の行で「中学生の時」になって、あら、そうなの? と思ったら、「幼い頃」。
だったら、「幼い頃から」の話から始めるべきでしょ。
そんで「中学生の時」からホラー映画を観るようになって、大学では云々と。




96:名無し物書き@推敲中?
07/09/27 19:51:36



「学識のある人は学びたがり、無知な人は教えたがる」





97:名無し物書き@推敲中?
07/09/27 20:16:39
経験的にも納得できる言葉だね。
耳が痛い。
誰の言葉?

98:名無し物書き@推敲中?
07/09/27 20:42:42
「学識のある人は学びたがり、無知な人は教えたがる」
と、教えたがるということは、無知なんだな。

99:名無し物書き@推敲中?
07/09/27 21:45:22
>>98 ん? 悔しかったの?w

100:名無し物書き@推敲中?
07/09/27 22:25:59
「誰かが教えなければ、誰も学べない」

101:名無し物書き@推敲中?
07/09/27 22:55:21
>>96の「教える」っていう言葉の使い方がちょっと変。本当に無知なら教えられるようなこと無いじゃん。
「『無知な人』が『教える』って、一体何をなのかね?w」って皮肉ってるのかもしれないけど、
この場合は「教える」というか「指摘する」ってことでしょ?
そうすると「何も知らないで口出しやがって余計なお世話だコンニャロー」って意味にも取れる。
酷評スレという第三者視点からの指摘がびしばし入る場所を敢えて選んで書き込まれると余計そう思っちゃう。

あと、自分もちょっと気になるのでよければ引用元を教わりたい。

102:名無し物書き@推敲中?
07/09/27 23:04:40
「なんでも引用されたものと即断するのはその程度である証である」

103:名無し物書き@推敲中?
07/09/27 23:05:19
別館いけよお前ら。

104:名無し物書き@推敲中?
07/09/27 23:43:27
「行かないのである」

105:名無し物書き@推敲中?
07/09/27 23:45:01
「ヒラリーが女房だったら俺だって浮気する」


106:名無し物書き@推敲中?
07/09/27 23:55:54
ぐぐれば一発だろうが。

エドゥアール・ル・ベルキエ だよ。

107:名無し物書き@推敲中?
07/09/27 23:57:59
「誰?」

108:名無し物書き@推敲中?
07/09/28 00:02:33
フランスの警句家(禁句家?)らしいということまで突き止めた。著作がヒットしない。wikiにもいない。
名前どんなスペル?



109:名無し物書き@推敲中?
07/09/28 00:08:15
学識のある人は他人の意見にも耳を傾けるが、無知な人は自分の意見だけを押し付ける
という意味ね。

ここで批評にケチをつけてる奴は後者だな。



110:名無し物書き@推敲中?
07/09/28 00:10:07
「ケチも受け容れろバーカ」

111:名無し物書き@推敲中?
07/09/28 00:26:07
「いやあオッパイッテほむっとうにすばらしいな!なんで脂肪がこんなにもすばらしい配剤で積隆するのだろう?」
「脂肪?違うよ。」
「脂肪だ。教科書にそう書いてある。」
「ふうん。他のコは知らないけど、あたしのちちに詰まってるのははうすふるうちぇ。」

「しかもいちご味。」

「どしたの。」

俺ははうすふるうちぇが出てくるかどうか試してみた。結果?お前の女で確かめることである。

112:名無し物書き@推敲中?
07/09/28 00:49:02
>>108
知らんがな (´・ω・`)

113:名無し物書き@推敲中?
07/09/28 00:51:45
たぶん「学識のある人は学びたがり、無知な人は教えたがる」 という
警句のみで知られている警句家だろう。

一生かかって、残せたものは一行の警句のみ。
ま、それでもなにも残せないよりはましなのか。

114:名無し物書き@推敲中?
07/09/28 00:55:47
トンチンカンな批評に突っ込みが入るのは当然。
自分だけは聖域にいて突っ込まれたくないってんなら批評なんかしなけりゃいい。


115:名無し物書き@推敲中?
07/09/28 01:06:05
>>114
それは対象は「批評」に限らない。まったく同じことがこのスレに何らかの書き込みをする全員に言える。
酷評願いの原稿・作品、それに対する批評、批評に対する反論その他、どれについても同じこと。
誰にでも平等に適応される前提。局所的な常識といってもいいのかも。
つまりカキコする人はみんなそこのところ承知だし覚悟してるはずだ。
だからわざわざ、しかも対象を「批評」に絞った表現をする必要はないんじゃないだろうか。

116:名無し物書き@推敲中?
07/09/28 01:09:22
必死だなあ…

117:名無し物書き@推敲中?
07/09/28 01:16:41
必死かも自分w どういう言い換え言い回しが可能か考えるのに熱中していた。
雑談でしかも無駄に長いね。ごめんアタマ冷やすわ。おやすみ。

118:名無し物書き@推敲中?
07/09/28 01:16:52
ここまで俺の自演。素晴らしい筆力だろ

119:名無し物書き@推敲中?
07/09/28 03:36:04
同人誌などでは同じようなレベルの人間が批評しあっています。
それと同じで、仲間うちの切磋琢磨ということでいいんじゃないのでしょうか。

120:名無し物書き@推敲中?
07/09/28 07:26:17
あなた最近肩こってますよね?私には見えるからわかります。あなた悪霊にとり憑かれてますよ。
の論理と一緒だな。ムキになってるやつはインチキ商法とか占い詐欺に簡単にひっかかりそうw

121:名無し物書き@推敲中?
07/09/28 08:27:10
スケコマシはけしてムキにならんものである

122:名無し物書き@推敲中?
07/09/28 08:38:26
そりゃいかん。むしろムキになれ。ポーシャ姫が欲しけりゃ親友の肉を質に入れてでも手を伸ばすべきだ。

123:名無し物書き@推敲中?
07/09/28 08:54:37
「それはこのシャイ…シャーロックホームズが許さんがね、ワトスン君。」
「そうだね、だがハシシは止し給えよホームズ。」

124:名無し物書き@推敲中?
07/09/28 18:28:00
冒頭カットバックは無意識のうちになんとなく避けてたな。
実はやっぱり、だめなんだな。面白くしようと思って
無意識にやってたことに気付かされるなここは。

125:名無し物書き@推敲中?
07/09/28 18:34:43
カットバックがだめだなんて事はない。
上手いか下手か、適切か不適切か、使いたいか使いたくないかの問題だ。

126:名無し物書き@推敲中?
07/09/28 18:41:12
しかし結構読んでるほうだと思うが、確かに冒頭カットバックで
始まる小説ってまだ読んだこと無い。

127:126
07/09/28 18:44:58
ああ、でも夢の中(過去)⇒目が覚めるっていうのはあるな。
でもこれはカットバックを使いたいときの
代わりの構成で、カットバックじゃあないな。

128:コテ@1111
07/09/29 00:03:44
冒頭カットバックは、冒頭に説明を持ってこざるを得ないからな。
説明で大丈夫な作品なら問題ないんだろうけどね。

129:名無し物書き@推敲中?
07/09/29 01:41:16
冒頭でカットバックしたからって、特に説明がいるかあ??
同じものの話をしているのか不安になってくるな。
時系列や視点を複数立てにして、切りかえていく手法の事を言ってるんだよな?

130:名無し物書き@推敲中?
07/09/29 07:17:07
確かに「地球に67億通りの人生が並列同時進行してる」ことを明々白に示して見せた表現物ってあんましナイネ。

カットバックとはちと異なるやもしれんが、類似の手法、時間系列をいじって驚かせる、惹く、その開祖ーたら
クブリック巨匠とヴォネガットおん大将やな。

131:名無し物書き@推敲中?
07/09/29 18:23:56
翻訳物じゃよくある気がするが、そういえば国産ものでは少ないかも?
冒頭にクライマックス直前の緊迫感あるシーンを持ってきて、
何事も無かったように事件の前から語られる。
あるいは隠された過去のフラッシュバック的な挿入など。
特に珍しいとも難しい手法だも思わなんだが。

132:名無し物書き@推敲中?
07/09/29 19:10:56
冒頭カットバック、国産でもミステリ・エンタメ系ならそこそこあるよ。京極夏彦が多用してる。
正直「まだ読んだこと無い」にはちと驚かされた。


133:名無し物書き@推敲中?
07/09/30 06:35:43
ろくに本を読んだことないやつが偉そうに批評するスレだからしかたないよ。
300冊とか400冊読んだぐらいで読書家をきどってるんだろうな。人の文章を
批評するなら、せめて5000冊は読んでほしい。それでも多いとはいえないけどね。

134:名無し物書き@推敲中?
07/09/30 07:07:59
>>133
ろくに本を読んだことないやつ「も」って言ってくんない?
あるだろって指摘してるのもスレ住人なんだけどあんたは何なの?

135:名無し物書き@推敲中?
07/09/30 09:34:24
>>134
相変わらずしょーもない煽りに食いつくやつがいるもんだね
不毛なレスつけるくらいなら頭の中で反論して論破して大勝利おさめて悦に入ってたほうが健康的だよ
迷惑もかからない

136:名無し物書き@推敲中?
07/09/30 09:52:31
その前にしょーもない煽りをやる奴が板全体に多すぎるwww
もう何処となくうじうじと陰湿な分VIPよりひどいんじゃね?

あと脳内討論のほうがどうみてもアウトです。普通に反応する方が幼稚だがまだ健康的。
求められてるのはスルーじゃね?

137:名無し物書き@推敲中?
07/09/30 10:02:28
問1 『www』で筆者がおもしろおかしく感じていることは何であるか答えよ。 (50点)

138:名無し物書き@推敲中?
07/09/30 10:09:30
>>137
なるほどね。
これは確かに陰湿だわw

139:名無し物書き@推敲中?
07/09/30 10:39:46
解答1 筆者は創作文芸板全体に読み手を不快にさせることを目的とした書き込み即ち「しょーもない煽り」が
    思いのほか多いことに驚き、面白さを感じている。

もっと上昇志向の高い板というか、有益でためになるレスの多い板だと思ってた。だから意外だった、というか
意外さ自体がある意味想定内だったから余計おかしくて吹いただけ。
単なる揚げ足取りとかpgrレスなんか無いんだと思ってた。聖者の島は遠いね。

140:名無し物書き@推敲中?
07/09/30 12:02:38
正直、本スレと別館の区別がつかなくなってきた……。
投稿作品がご無沙汰だからなー。

流れを変えるために、おれが昔書いたつまらん文章晒してみようかとも思ったが、
まあなんつーか、聖者の島は遠いしね……。

141:名無し物書き@推敲中?
07/09/30 12:33:27
3日後くらいに投稿過多になって批評おっつかなくなる予感

142:名無し物書き@推敲中?
07/09/30 21:04:32
>>136は馬鹿。いってることが支離滅裂すぎる。

143:名無し物書き@推敲中?
07/09/30 21:21:29
>>142
136の前半は理解してほしいなw
後半は確かに言葉が足りなかった。
煽りに直面したときに求められるのは態度としてのスルーであって、
わざわざ相手を頭の中でけちょんけちょんにのして悦に入るなんて
不健康な真似を奨励する必要はないんじゃないのかってこと。
「相手にしない方がいいよ」の一言ですむ話なのに、どうしてこう
「こっちが勝った!」とかそういう形でケリをつけようとするのか、
ってね。
そういうところについマジになっちゃう心理は実感としてわかるけど
だからって脳内で仕返しして悦に入るって実際結構危ないことだから
やめといたほうがいいじゃん。

144:名無し物書き@推敲中?
07/10/01 03:40:12
まだいるのかよ。別館行け別館。
あっちなら思う存分相手してやるから。

あなたの文章真面目に酷評します 別館 Part2
スレリンク(bun板)

145:名無し物書き@推敲中?
07/10/01 15:56:34
「だめよ。きっすはおあずけ。」
「おまーなー。おたがいもはやよそじド真ん前なわけだる。そげなうヰうゐしいやりとりになんの意味が。」
「…。…ますますおあずけになりましたる。」
「えっなんで。」
「てめえ の  む   ね    に       訊             けっ                   」

そして俺は星になった。

                                                              ☆ミ


そして還ってきた。ただいまである。

「なんでかえってきたの。」
「お前が待ってるからさ。」
「だめよ。きっすはおあず…ムッ…やn……ばかっもっチョッ

ふりだしにもどるとかありがちにはおわらせねえぞぉへっへっへえである。

146:名無し物書き@推敲中?
07/10/01 19:35:28
短編小説の冒頭です。
酷評お願いします。

 樋口哲也はソファーに浅く腰掛け、意味なく鞄からノートを取り出したり、
こわばる顔をほぐすため怪しい笑顔をうかべたりしていた。
 この翻訳会社で仕事をもらう為に受けたトライアル(試験)の結果を
聞きに来たのだ。
 400字ほどの英文和訳と200ワード前後の和訳英文をすでに提出して
あった。苦手の英訳も今回は死ぬほどがんばった。
 もう三ヶ月収入がない。ここで仕事がもらえないと相当まずい状況だった。
 応接室のドアが軽くノックされた音に、哲也はすばやく立ち上がった。
 長身のインド人が入ってきた。
 なぜインド人とわかったか。インド人そのものだったからだ。浅黒い端正な
顔。大きな瞳、きれいに刈り込んだ口髭。そしてターバン。
 その漆黒の瞳が哲也をまっすぐに見つめ、大きな手を差し出してきた。
 哲也は慌てて右手を差し出し、不器用に握手した。


147:名無し物書き@推敲中?
07/10/01 19:38:03
また誰かの剽窃か

剽窃流れ旅BE
 
 

148:名無し物書き@推敲中?
07/10/01 20:17:48
きららで落とされた短編

姉が捨てられても泣かなかった。
私と一番付き合いの長い、最愛だったはずの姉が捨てられたのに。
姉妹達は本当に気の毒そうに私を見て、お父様は何度も何度もわたしを抱きしめた。
呆然としていたわけじゃない、ただ何の感情も沸かなかったのだ。
捨てられた事実だけが頭にあった。姉の存在が消えた、淡々と私の頭は認識した。
いつだってそう、お父様に新しいお洋服を買ってもらっても、お父様に卑猥な悪戯をされても、私に残るのは、感情のないただの記憶だけ。
「○○ちゃ~ん」
お父様は弛んだ頬を私の体に擦り付ける。死んだ鰯のような目やニキビだらけの体は、ものすごく醜いけれど、不快じゃない。
だって私に心はないのだもの。不快さも、嫌悪も、怒りも何も沸かない。
今の私のように、可愛がられていた姉も捨てられた。
私たちは常に受動的だから、人間様から受ける仕打ちをただ黙って受け取ることしかできない。
それが悲しいとは思わない。心がない私には、そんな感情を持つ事すらできない。
でも、願いはある。お父様の肩越しから除く、私の定位置のショウケースからじゃ絶対に見れない抜けるような青い空。
それを見て私は思う。願わくば、次は物でなく動く物に生まれますように、と。

149:名無し物書き@推敲中?
07/10/01 20:29:59
>>146
>  400字ほどの英文和訳と200ワード前後の和訳英文をすでに提出して
> あった。苦手の英訳も今回は死ぬほどがんばった。
英文和訳と和訳英文?はぁ?

150:名無し物書き@推敲中?
07/10/01 22:02:41
BEがどうのと電波垂れ流してる>>147>>146なんぞをプロレベルと見るのか。さすが電波。

>>146
もうちょっとひとつの内容としてまとまりのあるカタマリを見せてくれないと、部分的な良し悪しだけを揚げ足取るように
指摘してくことしかできないんだよね。まあどんだけ見せるかは投下する側の自由なんだろうけどさ、切れっぱしだけじゃ
読んで感想書くための頭使うモチベーションが上がらないんだわ。たぶん俺以外のレスほとんどつかないぞ。

まず最初の4行。「なにをしてるんだ?」という疑問を喚起してる第一文がつまらない。工夫がない。興味をそそられない。
「のだ」でそれを受けている次の文も面白くないわりにまわりくどい。直接的に「そわそわしていたからだ」としていない。

英文和訳と和訳英文はもうスルー。
そこから『まずい状況だった』までの状況説明。前後の視覚描写に挟まれて明らかに別個の段落のていを
なしているのに、『~まずい状況だった。応接室の~立ち上がった』などと締まりも切り返しもないからまとまりが
感じられない。境界がぼやけてる。つうか応接室にいたのかよ。廊下か待合室あたりのソファだと思ったわ。さきに言っとけ。

つぎインド人。ターバンをオチにしてるんだろうけどその前の肌・瞳・ヒゲだけで
「あーたしかになんとなくそうね」と思えてしまうせいでターバンが死んでる。
『不器用に握手した』ってのもイメージわいてこない曖昧なだけの表現でつまんない。

151:名無し物書き@推敲中?
07/10/01 22:26:35
>>148
これも面白くないな。読み手をひっかけるために仕込んだネタのほとんどがトリックでないただの嘘。
『最愛だったはず』『気の毒そうに私を見て』『事実だけが頭にあった』ほか多数が主人公を生物と見せかけるための嘘。
読み終えて、タネを知ったことで初めて見えてくる有標の要素も無い。つまり上手いなぁと感嘆する要素が無い。
そもそもオチにたどりつくまでの話が読み物としてつまらない。
否定語重ねた内容の薄い、ネガティブに酔っただけの少女日記的。
暗い話書きたいならもっと味わいのある黒さを発想しろ。
賞が欲しいならネタの鮮度も磨け。習作じゃないんだろ。

152:名無し物書き@推敲中?
07/10/01 22:51:47
忘れてたどうでもいい補足
>>148
私→姉ときたあとの3行目の『姉妹達』が他人ってなんだよそれわかりづれ

153:名無し物書き@推敲中?
07/10/01 23:44:11
>>148
一時フィギュオタだった俺が突っ込んでやろう。

>「○○ちゃ~ん」
>お父様は弛んだ頬を私の体に擦り付ける。死んだ鰯のような目やニキビだらけの体は、ものすごく醜いけれど、不快じゃない。

単純に気持ち悪い。フィギュオタが気持ち悪いのは、それが一般的な認識だからいい。
問題なのはただ気持ち悪いというそれだけしか文章から感じ取れないということ。
そんなステレオタイプをそのまま書くのが創作なのかと言いたい。

これを書くにあたって、フィギュアやサブカルあるいはそれに関わる人間の心理について、
自分に置き換えて考えてみたり、逆に客観的に分析してみたりしたか?
題材が何であれ、文章にリアリティを与えるにはそういう作業が必須。
読む限りでは、あなたの中の薄いイメージだけで思考停止したとしか思えない。

考えなしに書いたものは、読者に何がしか考えさせることはできないよ。

154:酷評お願いします。1/2
07/10/02 00:29:09
 新橋駅のホームだった。人いきれと湿った空気が、そこら中を覆っている。夜の雨がトタン屋根を叩いていた。
「今日で最後ですね」
 ユウコちゃんはそう言ってあたしに笑いかける。放送局の書類整理の仕事で一緒になった。派遣社員というのは名ばかりの、
一週間だけの短期バイト。三十を過ぎたのにあたしはこんな仕事をしている。
「うん、そうだね」
 あたしは何を言おうか迷って、そう答えた。
「芸能人とか見れなかったですねぇ」
「あはは、あたし達の居る所は事務所だからねぇ、そういうのは中々無いかなぁ、期待とかしてたんだ?」
 隣のホームの先を見て、ユウコちゃんは頬を膨らませている。
「うち、田舎から出て来てるから、芸能人とかあんまり見たことなくって」
「それで、この仕事受けたんだ?」
「そうなんです、でも見れなかったなぁ」
 ユウコちゃんは凄く残念そうだった。一週間の間、二人だけでする仕事が多かったので、沢山話を聞いた。ユウコちゃんは二十二才で、
バンドのボーカルをやっていて、デモテープを沢山作って送っている事。彼氏はやっぱりバンドの仲間で、それで他のメンバーと少し困った事になっている事。
ライブをやりたいけどお金が無くて、近所の駅前で歌った事。
 あたしは、何も話せなかった。
 初めて会った日に、結婚してるんですか? と、ユウコちゃんに聞かれた時、してないよ、と、答えたきり、何も話していないし、聞かれなかった。
 ユウコちゃんが気を遣ってくれている気がして、何してるんだろうと自己嫌悪の固まりになった。
 やりたい事とか有ったはずだし、この年になったら結婚とかもしてるんじゃないかなって思っていた。それでも何にも無くて、派遣なんてやってる。
 ユウコちゃんが凄く羨ましくて、夢に向かってて素敵だなって思った。

155:酷評お願いします。2/2
07/10/02 00:31:24
 ユウコちゃんの電車がホームに滑り込んでくる。
「じゃ、山崎さん、うち、こっちだから、頑張りましょうね」
「そうだね、お互いにね」
 あたしは頑張る事なんて無いんだけど、また新しい派遣の仕事を探すくらいかな。
二十二才の子に名字で呼ばれてしまうくらいには、年を取っているはずなのに。
 電車に乗り込んだユウコちゃんが、振り返って言う。
「うち、田舎に帰るんです。子供が出来て」
 そんな風に言うユウコちゃんの顔を、水滴だらけの自動ドアは封印していった。
電車がホームから走りだし、ユウコちゃんは遠くに消えていく。
 あたし、何してんだろ。右手に持った水浸しの傘をきつく握った。





1000文字でまとめるきららという携帯小説で落選しました。
安易なストーリーだったかもしれないのですが、他にも悪い所があれば
是非教えていただければ嬉しいです。
酷評で構いませんので宜しくお願いいたします。

156:名無し物書き@推敲中?
07/10/02 00:36:59
>>154-155
SSはストーリーの切れ味が勝負になるから、オチのない話は厳しいと思う。


157:名無し物書き@推敲中?
07/10/02 00:41:18
>>154ー155
悪くはないけど、ありがち
取り残されてく感覚は婚期を過ぎた女性なら誰しも持つものだから、あまりにもやられすぎてる
その割に、文章だって大して上手くもない。こりゃ厳しいよ

158:名無し物書き@推敲中?
07/10/02 00:44:46
>>148
リズムが良くてなかなかいいんだけどねぇ
意外性の小ささと、>>153の言うように現実味の無さ?が強くて駄目だね
まあでも俺は嫌いじゃないよ、読みやすいし

>>154もそうだけど、そこそこ書けるだけじゃなかなか通過できないんだな
案外きららレベル高いね

159:名無し物書き@推敲中?
07/10/02 00:51:26
>>154-155
いい話だし、よく出来てると思う。ただ自分でも「安易なストーリー」と言っちゃってるから
自覚してると思うけど、似たような話はこれまでいくらでも書かれてきてる。
特に「きららでこういうのあったよなあ」と思ってしまった。
本人は「きらら風のが書けた!」て喜んだと思うけど、選者にしたら「またこういうのか」
ってなっちゃう。よほどの独自性と、光るものがなければ難しい。
あと語り手の僻み性がちょっと鬱陶しかったかな。

160:名無し物書き@推敲中?
07/10/02 00:57:12


     いつまでもでっちあげ酷評を引きずらないで
     寂しければ俺のをしゃぶれ

     愛情乞食BE




161:名無し物書き@推敲中?
07/10/02 01:00:04
>>154
冒頭の表現「そこら中を覆う」を不自然に感じない時点で不慣れだとわかる。
つぎの人物説明で5W1Hができていないので下読みさんはもう読む気がうせたと思います。
あとはどうでもいい所で力んでいて、興味のない所は単なる箇条書きになったりしている。力を抜いて削る練習からした方がいい。

162:159
07/10/02 01:14:18
文章についていうと、句点が多すぎて、切れ切れになりすぎている。
こうです。こうなんです。こうなりました。という風では、ぶっきらぼう過ぎる印象を読者に
与えてしまう。句点の代わりに読点でいい部分がいっぱいある。もっと一文を伸ばしても
大丈夫だよ。
あと「ユウコちゃんの電車がホームに滑り込んでくる」という文章は、当然
「ユウコちゃんが乗りこむ電車がホームに滑り込んできた」て意味だってことは
わかるんだけど、「ユウコちゃんの所有する電車が」みたいに読めるよね。
こういった点を「これでも問題なくわかるだろうからいいや」で済ましておくのは良くない。
それから、「あたし」が派遣社員をやってる立場を嫌い過ぎてるよね。実際派遣の
仕事をしている人は世の中に多いから、反感を買うこともあるだろうし、派遣差別と
取られるかもしれない。そういった作品は敬遠されるよ。

163:名無し物書き@推敲中?
07/10/02 01:25:25
>>132
京極のどれだっけ?冒頭カットバック。3作くらい読んだが、
読んだ中には無かった。冒頭で夢内のシーン、でも過去っていうのは
カットバックではないよね?


164:163
07/10/02 01:33:20
いきなり過去を思い出しながら動いてる歩いてる
みたいな作品、あったら参考までに知りたい。

165:名無し物書き@推敲中?
07/10/02 02:09:33
>>154-155
漢字を多用していると、書き慣れていないという印象を与える。
ましてや携帯小説なら、もっとひらいて書くべき。
たとえば、
>あたし達の居る所は
→あたしたちのいるところは
とか。

>ユウコちゃんが凄く羨ましくて、夢に向かってて素敵だなって思った。
ここで思考が止まっているのが残念。三十も過ぎているのなら、この先も
見えているはず。夢を追いかけて、ぐずぐずの人生になった友だちとかね。
それらを踏まえたうえで、なおかつ、やっぱり目の前のユウコちゃんは素
敵に見えるので、考えを変えて……とかの展開が欲しかった。

たぶん作者自身は三十を超えてはいないでしょ?
若い人間が頭で考えただけの作品という印象が強い。

166:名無し物書き@推敲中?
07/10/02 07:59:20
>>163 たとえば女郎蜘蛛の理

167:名無し物書き@推敲中?
07/10/02 08:17:50



「学識のある人は学びたがり、無知な人は教えたがる」






168:名無し物書き@推敲中?
07/10/02 09:30:02
たぶん作者自身は三十を超えてはいないでしょ?
若い人間が頭で考えただけの作品という印象が強い。
たぶん作者自身は三十を超えてはいないでしょ?
若い人間が頭で考えただけの作品という印象が強い。
たぶん作者自身は三十を超えてはいないでしょ?
若い人間が頭で考えただけの作品という印象が強い。

169:名無し物書き@推敲中?
07/10/02 12:27:58

 ヴァレンティーナvalentinaはSVを見ていた。SVというのは、ソリドヴィジョンの略で、立体テレビという意味である。それまでの平面TVから、未来では、立体までに進化、進歩した、ということである。
 それから彼女は、エアカーair carに乗って、宇宙空港space airport(以下SA)まで走った。信号機というのは、それまでの地上車のときとはやや異質である。
 その地球SAでは、宇宙船が宇宙を行き来しており、地球発で、アンドロメダ行き、とかベガ行きとか、デネブ行きとかがあるのだった。
 そこで、ヴァレンティーナは、アルタイル行きの切符を買うと、宇宙船に乗り込み、アルタイルまで、ワープした。ワープ航法がすでにそのときには、発明されていたのである。
 宇宙食を機内食として取る彼女は、雑誌にアイスブルーの目を落とした。機内の電光掲示板に、ニュースnewsが流れるのを確認しながら─。
 目的地のアルタイルSAでは、何機もの宇宙船がとまっているのが見えた。
 ヴァレンティーナは、アルタイルSAの出口EXITを抜けると、駐車場に置いてあったエアカーを別荘へと走らせた。
 

170:名無し物書き@推敲中?
07/10/02 14:35:14
>>169
SF造語は面白いと思うけど、宇宙船の発着基地なのにエアポート(空港)という呼称をまだ引用している背景がよく見えない。空気と港をそのまま和訳したのが空港だからね。
SFネタは大体出つくしているから、きょうびSFを書くのだったらもうちょっと深く突っ込まないと平凡な印象をうける。

171:名無し物書き@推敲中?
07/10/02 17:33:17
アストロポートだ!

172:名無し物書き@推敲中?
07/10/02 18:45:24
ちょっと質問させてください

小説ブログに掲載している、比較的長い小説を
批評して頂きたいと思っているのですが
ここにリンクを貼って読んで頂くというのはありでしょうか?
一応テンプレ読む限りでは可能なようですが
実際にやっている方がほとんどいないので・・・

173:名無し物書き@推敲中?
07/10/02 18:56:17
>>172
このスレになってまだ出てないだけでありだよ。

>※※ 時々いたずら目的で本人を騙ってHPアドレスを載せる輩がいます。
>HP掲載の文章の批評を希望する人はそのページ、もしくは自BBSに<2ちゃんにて批評依頼中>
>と入れてください。

これ忘れんようにね。

174:名無し物書き@推敲中?
07/10/02 19:00:01
>>173
早々にレスありがとうございます!
了解しました
後ほどお願いしようと思っていますので
その時はよろしくお願いします

175:名無し物書き@推敲中?
07/10/02 22:11:46
子ぐまは雪をみるのが夢だった。親ぐまは子ぐまの夢を叶えたくなかった。
「いいかい?絶対に寝なくてはだめよ」
親ぐまはしっかり、念をおした。
「わかった!ぼくきちんとねるよ」
子ぐまはこっそり、寝たふりをした。

いつまでたっても、雪はみえなかった。
子ぐまはお腹がグルグルすいていた。眠くてフラフラしてきた。
もうつかれた。子ぐまはウトウトと、目を閉じようとした。
ハラリハラリ、白い雨が空から降ってきた。
子ぐまはおどろいて、外へ飛び出した。子ぐまは空を見上げた。
真昼の太陽の光のように、夜中の流れ星のように。
 「雪だ」
外は寒かった。雪は冷たかった。
子ぐまは空を見上げ、両手を伸ばし、光と星を集めた。
子ぐまは雪を抱きながら、静かに夢をみた。


夢は叶えてはいけないよ
夢は寝てみるものだから

親ぐまは、まだ温かい子ぐまを抱きしめた。親ぐまは、目をほそめ子ぐまをみつめた。
子ぐまはスヤスヤと寝ているようだ。
親ぐまの、真っ黒な瞳から涙がポロポロと流れ、子ぐまの頬に黒いシミができた。
いつのまにか、みぞれ雪はポトポトと、森に冬を知らせていた。

違うスレでさらしたのですが、なぜかポエム調になってしまいます。
最近、文章をかくようになったのですが、どのように改善したらよいでしょうか?
アドバイスをよろしくおねがいします。

176:名無し物書き@推敲中?
07/10/02 22:23:43
>>175
> 違うスレでさらしたのですが、なぜかポエム調になってしまいます。
> 最近、文章をかくようになったのですが、どのように改善したらよいでしょうか?
ポエム調にならないようにするにはどうしたらいいかを訊いてるのか、
そういう癖のことはおいといてどうやればもっと見栄えがするようになるかを訊いてるのか、
まずはそこをはっきりさせといたほうがいい。

177:名無し物書き@推敲中?
07/10/02 22:34:48
なにをもってポエム調といってるのか定かではないが、文章を長くしてみたら小説調になるんじゃねーのかな

178:名無し物書き@推敲中?
07/10/02 23:00:31
>>176さんレスありがとうございます。
見栄えとか考えてなかったので、見栄えが何たるかがよくわかんないです。
あと、ポエム調は完全に癖なので、今はとりあえずこのままでやっています。


179:名無し物書き@推敲中?
07/10/02 23:09:20
>>177さんありがとうございます。
姉に読んでもらったときポエムみたいと言われて恥ずかしく思いました。
ちょっと気にしすぎてました。あんまり、人の評価を気にしないで好きなように書いてみます。
自分の文章を客観的にみれないから評価してもらって
あわよくば助言していただこうと思ってました。
やっぱりもっと書いてから再度挑戦したいと思います。ありがとうございました。

180:名無し物書き@推敲中?
07/10/02 23:11:03
くぉら、ポエムに失礼だろ!ポエムにあやまれ!

181:172
07/10/02 23:17:45
何度もしつこくて申し訳ありません
もう一つ確認させてください

>>172で「比較的長い小説」と書いたのですが
小説として考えると「比較的長い」部類に入るという意味で
ここで晒されている文章量から考えると
たぶん「とんでもなく長い」部類に入ってしまいます

具体的には、ブログ上で全13話+番外編1話で構成されています
原稿用紙に換算すると100枚以上あります

さすがにここまでくると、このスレに投下するのは空気読めない感じでしょうか?
ブログ板には一度晒したことがあるのですが
こちらの方がより厳しい評価がもらえると聞いたので
こちらにも晒してみようかと思い立ちました
もし止めた方がよければ指摘して頂けるとありがたいです

182:名無し物書き@推敲中?
07/10/02 23:23:20
>>175
ポエム調になるのは、心理や情景、行動の描写を適当に端折ってるから。

練習法としては人間を書くことかな。
人間なら寝るのは部屋になるよね。
どんな様子の部屋なのか。照明は蝋燭か電気か。冬だと寒いんだろうね。
どんな感じに寒いのか。
ベッドに横になる。毛布をかぶる。その時の心理状態。呼びかける親の表情。
そういったものを丹念に描写していくと小説らしくなる。

183:名無し物書き@推敲中?
07/10/02 23:35:36
>>181
心配しなくても読む価値が無いと判断されれば、
最初の一行目で読めないとはっきり言われるだけ。
長いものを最後まで丁寧に指摘し続ける人は居ないと思う。
おそらくよっぽど面白くない限り途中の適当な所まで読んで、
そこで批評されて終わるから気にする事無い。
問題は下手な動きをするとブログそのものが炎上する可能性があるだけ。
そこさえクリア出来る自信があるなら勝手に貼りな。

184:名無し物書き@推敲中?
07/10/02 23:37:39
>>181
リンクを貼るぶんには邪魔にはならないから問題ないと思うよ。
でも、たぶん冒頭の10枚くらいを読んでの評価になると思う。
それを承知の上でなら、歓迎。
(全部を読まずにあれこれ言われても、と不満ならやめたほうがいい)

185:名無し物書き@推敲中?
07/10/02 23:38:24
>>181
それともう一つ。
百枚を全部読んで批評してもらいたければ、
URLリンク(sakka.org)
こっちへ行きな。酷評とまでは言えないが、作者の質問をきちんと書いて、
他の作品に感想を付けていけば、自作にも的確な感想が入るだろう。

186:172
07/10/02 23:57:13
>>183-185
早速レスありがとうございます!
自信はありませんが、なかなか客観的評価を得る機会がないので
とりあえず思い切って晒してみることにします

URLリンク(esquis.seesaa.net)
評価して頂きたいのは↑から始まる長編小説です
ジャンルはミステリに属します

以前は1日1本の短編をupしていたのですが
以前ブログ評点スレに晒した時に
長編を書いてみてはと言われたので
今回初めて長編にトライしました

どこまででも良いので、お時間のあるときに読んで頂いて
評価頂ければ大変有難いです

それから>>185で貼って頂いたサイトは
以前から時々閲覧だけはしていたのですが
今後参加もしてみたいと思います
どうもありがとうございました!

187:名無し物書き@推敲中?
07/10/03 00:20:51
>>186
初級者のレベルかな。
もう少し視点を意識するとよくなると思う。
まず書き方がね、一人称・内部視点になってるんだ。
三人称の外部視点・外部カメラで描くならば、パソコンに向かうみゆきの様子を
描写したくなると思うんだ。外見とか机の周囲とか。部屋の様子とかね。

サイトの説明も脈絡がないので、きっちりみゆきの内部に入って、感情をまじえながら
説明したほうがいいと思う。
例えば、資料をみながら、写真をどうしようかとか、フォントサイズとかレイアウトとか
考えると思うんだ。そういうことを考えながら、サイトを始めてもう五年になる、英語版も
アクセスが増えてきてうれしい。みたいな感じで自然に説明する。


>身長170センチのみゆきより20センチ低い母親が、縮こまって首を傾げている姿は、
>ルームメイトのレイが飼っていたドワーフハムスターにそっくりだ。みゆきは、
>思わず噴き出しそうになった。

出だしは外部視点なのに、途中からみゆきの内部視点に変っている。
母親とは毎日会っているはずので、日常的なしぐさに対して噴出しそうになるという描写は不自然。
身長の数字がストーリーに直接関連しないならば、何センチと書くよりも
みゆきより小柄とか自然な表現をつかったほうがいい。

188:>>154-155 ◆flt7OIGnlY
07/10/03 00:44:33
>>156
そうですね。雰囲気先行の書き方でした。
雰囲気を作るのが好きなのですが、オチの切れ味を高める事に尽力いたします。

>>157
ありがちですね。文章は確かに自分でも迷っている所がいくつかあります。
やはりストーリーの内容が陳腐でしたか。

>>159
ありがとうございます。きららの求めるものを考え過ぎた結果かもしれません。
独自性と光るものですが、もっと考えてみます。
僻み性はキャラ立てをしているつもりでしたが、鬱陶しいという印象も与えてしまうのですね。

>>161
確かにそこはかなり迷ったのですが、見切り発車しました。
漂う、充満するなどがよろしかったのでしょうか。
5W1Hと言われますと、Why、What、Who、Where、When、Howだと思うのですが、
ユウコちゃんの動作が分からないと言うことでしょうか。
それ以外は、なぜ(派遣で)何(電車を待つ)誰(ユウコちゃんとあたし)
どこ(新橋駅のホーム)いつ(夜)どうやって(動作?)
Whatとhowがわかりにくいという事でしょうか。
箇条書きの件とは、ユウコちゃんのキャラ背景でしょうか。
字数制限がありましたので、詰め込んだ気はします。

もしよろしければ上記の点教えていただけると嬉しいです。
お忙しければスルーしていただいて構いません。

189:>>154-155 ◆flt7OIGnlY
07/10/03 00:45:20
>>162
そうですね、結婚の件は句読点が多いと自分でも感じました。
シーンを取り出して別に作れればその方が自然だと思うのですが、
残念ながら字数制限でああいう形になりました。
それ以外でも句読点は何度も読み直したり音読しているのですが、
なかなかリズムなどで難しいですね。妥協をしないで書くことも
必要ですね。
ぶっきらぼうな部分はやはりユウコちゃんの件でしょうか。
切って切って切るというリズムを好んで使ってしまうので、
それを意識して改善していきたいと思います。
妥協している所を的確に指摘され、申し訳なく思います。
派遣に関しては好きでやっている人は居ないかなと思ったのですが、
意見が偏っているのは賞では敬遠されてしまうのでしょうか。
派遣についての広い視野を持ってみたいと思います。
一応ユウコちゃんのような派遣のやり方もあると提示したつもりですが、
なかなか難しいですね。

>>165
漢字の多様に関してはなるほどと思いました。
それほど意識して書いてはいないのですが、ひらがなを使ってしまうと、
字数制限に引っかかりやすくなることと、ひらがなの連続では、
句読点を増やさないと読みにくく無いか心配だというのがありました。
携帯小説をもっとチェックしてみます。
個人的にはひらがなを増やしすぎると、子供っぽい印象を受けるのですが、
携帯小説はその方がいいのかもしれませんね。

思考に関しては、字数制限がありますので、一本決め打ちで走ったという感じです。
しかし、御提示していただきました方向性があった方がさらに深みが増すとは思います。千文字でそれを表現出来るように考えてみたいと思います。

酷評いただきました皆様ありがとうございました。感謝いたします。

190:名無し物書き@推敲中?
07/10/03 00:51:07
あと、きららは「携帯メール小説」って銘打ってはいるけど、今のいわゆる
「ケータイ小説」が流行る前からやってた賞だから、特に携帯向けを意識する
必要はないよ。ジャンル的には何でもありで、文章も軽いものだけじゃないし。
何より、PCからしか読めないという賞に変わったから。携帯で送る賞。

191:名無し物書き@推敲中?
07/10/03 01:08:41
>>189
>個人的にはひらがなを増やしすぎると、子供っぽい印象を受けるのですが、

この気持はよくわかる。みんなそうだ。
しかしだからこそ、意識してかな書きにする勇気が必要になる。
これは、携帯小説に限った話ではないよ。
プロの文章を試しに書き写してみると、かな書きの多さに驚くとおもうよ。

192:名無し物書き@推敲中?
07/10/03 01:47:11
>>186
普通にすげえ面白いと思った俺は少数派だろうか
後半に行くにつれ上手くなってるし
すごく楽しめたよ

193:酷評お願いします
07/10/03 02:25:46
 夏の喉に紐をかけて、絞るように締めてゆけ。蝉の声は断末魔。ゆるく喘ぐ
夏の悲鳴。
 最寄り駅までの道程を、私と山之辺絵里は並んで歩く。コンクリートから熱
気が立ち上り、私たちの肺を満たす。自転車を立ち漕ぎしながら、同級生が追
い越してゆき、プリーツスカートがゆらり、乱れたりもする。
 私たちはただ、記録する意味もないような雑談を、糞尿みたいにだらだら垂
れ流す。
 十八歳の夏が汚れていく。白紙だった記憶の原稿が、カリカリと埋められて
いく。文字はかすれがちでしかも薄い。
 白い靴下の中で汗ばんでいる自分の脚を、私は思う。
「私、人と仲良くなるの苦手なんだよね」
「そうなの?あんま、そんな感じじゃないのにね」
 山之辺絵里は、私との間に特別なチューブを繋ぎたいのだろう。熱気が真綿
になって、私の鼻を眼を喉を塞ぐ。
 模範的な相槌を、私は打つことが出来る。
「何でも話せる友達が欲しいって思うんだけど上手く行かない。……あ、」
 山之辺絵里が声を漏らした。
「ごめん別に懇願してるわけじゃないの、同情して欲しいとか思ってるわけじ
ゃないし、なってくれって頼んでるわけでもなくて、ほんとにそういうんじゃ
ないんだ。ごめんね、ごめん」
 いいよ、と私は唇を動かし、喉を震わし、山之辺絵里の、焦燥を秘めた静か
な瞳を見据える。その湖に石を投げて、漣が乱れる様を見たいとも思う。
「いいよむしろ、何でも話せるとかはわかんないけどそういうの抜きにしてフ
ツーに、友達しましょうよ」
「ありがとう」

194:酷評お願いします
07/10/03 02:28:04

 ありがとう。
 どことなく焦点と、そう、論点もずれた答え。そう答えられたら台無しだ。
 山之辺絵里は不器用だ。意図を汲みきれず取りこぼす。
 私のこの苛立ちは、何?
「あのね、」
 私の苛立ちは伝わらない。山之辺絵里はまた語り出す。
「すごく後悔してることがあってね、それについての意見を誰かに聞いてみた
いと思ってたんだけど」
「うん。私でよけりゃ、お聞きしますよ」
「ありがとう。ねえ、『あのときああしておけば、こうはならなかったかも』って思
うことって何か、ある?」
「あるよ。あるし、いや、っていうか……そういうこと全般を称して後悔って
呼ぶんじゃないの?」
「そういう気持ちをどうしてる?どうやって押し殺してる?」
 軸が狂う。ぐらり、駒が傾ぐ。
 この子はもしかしたら少しおかしいのかも知れない。遊びのない原色の会話
に、私はたじろいでしまう。
「そういうのは一番辛いことだよね」
 私はどういう指針で話していくべきだろう。わからない。嘘を吐きたくない
。でも本当の自分はみすぼらしくて恥ずかしい。だから作り物のほうでもい
いから、その場しのぎでいいから、誉めて欲しいし拍手をして欲しい。そうや
って繕ってしまうとあとからの行動原理が全て揺らいでしまうってわかってい
るのに。それでも虚栄が私を苛む。私の肩をゆっくりと噛む。

195:193-194
07/10/03 02:31:40
すみません、sage忘れました…

196:名無し物書き@推敲中?
07/10/03 02:41:51
がんばって7まで読んだってやると7読んだ事になるか?あん?
なんか8で一人称になってる
もう無理

197:名無し物書き@推敲中?
07/10/03 04:38:47
>>193-194
>夏の喉に紐をかけて、絞るように締めてゆけ。蝉の声は断末魔。ゆるく喘ぐ
>夏の悲鳴。

出だしから、これかい? と思いつつ、読みすすむ。
まあ、ろくなもんじゃあんめえ。
案の定、ひとりよがりの、装飾過多の、文学趣味の、奇抜な比喩に頼りすぎた、
どうしようもない、文章以前の代物……
……じゃ、ないね。

これはひょっとすると、かなりのものなのかもしれない。
作品の世界と思考が閉じてしまっていると、本当にどうしようもない代物になる
ところなのだが、この文章では、閉じていなくて、開いている。
つまり、作者の立ち位置が「私」とはイコールではなくて、一歩引いた位置に
あるので、心地よく読めてしまう。というか、読ませてしまう。アラはあるけれども、
そういう力がある。

引きあいに出して申し訳ないけど、>>186を読むのに四苦八苦してブン投げた
あとだけに、力量の差に目を見張った。

198:名無し物書き@推敲中?
07/10/03 05:02:07
>>193-194
文章は下手だな。
全体的に描写がないね。
場所も人物もまったくわからない状態。

>夏の喉に紐をかけて、絞るように締めてゆけ。蝉の声は断末魔。
>ゆるく喘ぐ夏の悲鳴。
これはなんなの?
一人称だから主人公の内面なんだろうけど、冒頭に出されても意味がわからない。

>最寄り駅までの道程を、私と山之辺絵里は並んで歩く。コンクリートから熱
>気が立ち上り、私たちの肺を満たす。自転車を立ち漕ぎしながら、同級生が追
>い越してゆき、プリーツスカートがゆらり、乱れたりもする。
主語の位置を考えた方がいい。
この流れだと、わたし達と自転車がつながって読めるから混乱する。
誰のスカートが乱れるのかも曖昧だね。

>私たちはただ、記録する意味もないような雑談を、糞尿みたいにだらだら垂
>れ流す。
用法が間違っているし、不快感を感じる表現だね。
「糞尿を垂れ流す」というのは異常事態だから、「みたいに」とはつながらない。
『記録する意味もない、糞尿みたいな雑談を、だらだら垂れ流す』
という事になると思う。

会話の内容もよくわからないし、小説以前のデキかな。

199:193-194
07/10/03 05:58:10
>197
わぁ、ありがとうございます。すごく嬉しいです。
装飾過多はいけないなぁ、と思っていたところだったので、
やっぱり鼻につくのか、と勉強になりました。
もっと平易で無駄のない文章を書けるようにしたいです!

ほめていただいて本当にうれしいので
なんだか申し訳ないのですが、
一歩引く、というのは
あまり感情移入とか、自己投影をしすぎないようにする、
ということでしょうか?
もしそこに魅力を感じていただけたのなら、
これからもそんな風に書いていくように気をつけます!

自分の小説をほめていただけるのってこんなに嬉しいとは知りませんでした。
励みになります!ありがとうございます!

200:193-194
07/10/03 05:59:43
>198
返レスが早すぎて申し訳ありません…。

実は、書き忘れていたのですが、これは一場面で
これ以前に
「同級生の女の子と仲良くなり始めて、一緒に帰ろうと誘われた」
という描写があるのです…。
今後は、そういう書き漏らしがないよう留意します!

冒頭は、一応、季節が夏から秋に移ろうとしていることを描写してみたものです…
やっぱりちょっとぎょっとされますよね…
詩的な美しい文章って、むずかしいなぁとわかりました!

自転車とプリーツスカート、たしかにそうだなぁ!と感心しました
一度自分で見た光景を描写したので、客観性に欠けましたね…
まっさらな視点で書いていかなきゃいけませんね。

ほんとうだ!たしかに訂正していただいた表現のほうがわかりやすいです
糞尿を日常的に垂れ流してたらおかしいですものね…
雑談にかかる形容にしたほうが的確ですね

いろいろ批評をしていただいて、すごくためになりました。
今後の糧にしていきたいです!

201:172
07/10/03 08:00:12
レスが遅くなりまして、申し訳ありません
こんなに早く読んで頂いてありがとうございます!

>>187
>出だしは外部視点なのに、途中からみゆきの内部視点に変っている
なるほど、仰る通りですね
それに物語の導入部分なので、もっと描写を細かくするべきですね
勉強になります
どうもありがとうございます

>>192
ありがとうございます
もっと精進したいと思います

>>196
たくさん読んで頂いてありがとうございます
ミステリによくある手法で、8だけ犯人目線という設定なのですが
わかりにくいですね・・・
もっと視点の表現の腕を磨きます

>>197
お手数をおかけして申し訳ないです・・・
とにかく勉強を続けてもっと力をつけるよう頑張ります

皆様、本当にどうもありがとうございました!

202:名無し物書き@推敲中?
07/10/03 08:02:59
山之辺絵里という名前だけで抜ける

203:名無し物書き@推敲中?
07/10/03 08:44:28
>>201
あららもう帰っちゃうのかい?いま前夜を全部読み終えたとこだよ。
とりあえずここまでで気になったところを取り急ぎ列挙。

まず読者に対して親切に説明しすぎるところがある。
前夜:悦子のところで、「実は待ち合わせを断ったのはこういう理由からなのだ」と説明するくだりがあるけど、
ここは「こうするために悦子は待ち合わせを断った」とするべき。そうすれば読み手は「ああ、前章のあれは
そういう事情があったのか!」と発見するよろこびを得られる。行間の一種だね。

そんで次。全体的に登場人物の皆さんはワケアリだったりキワモノだったりしてるのに、
文章がマイルドすぎていくらか中途半端になってるきらいがあるね。そういうエグさはこの作品の味に
なってるものなんだから、スパイスを効かせるように要所で読み手をうわっと思わせるくらいまで
やりきっちゃっていいと思うよ。みゆきならナルシスト的描写を、悦子なら嫉妬に燃える様子を、という
感じに、肝心な部分ではちょっと下品にしてみてはどうかな。文章全体から漂ってくる丁寧さが
やや睡眠剤として機能しちゃってる気がするよ。

次、ちょっとこまかいことだけど、一部述語の「スル・サレル」が乱れてるね。主体がズレちゃってることが
あると受動/能動が反転するだけならまだしも被害/加害のニュアンスが逆転しちゃうとえらいこっちゃだから
気をつけて。

最後は構成についてだけど、前夜編の各8章は、それぞれがほぼ完全な並列関係にあるよね。
内容的にも独立してるものが多いせいで、読んでるうちに「さっさと話を進めてくれよー」って気持ちになってくる。
みゆき・悦子の待ち合わせの件とか、愛美・賢一の金稼ぎの件とかはいくらか相互的に関係してはいるけど、
それでも弱い。もう少し次の章、次の章と読み進めていくごとに新しく見えてくる背景(たとえば前章での
出来事の裏事情など。賢一編で描かれた金稼ぎの動機はそれだね)や、予感させる先の展開(たとえば
同窓会にはこういうつもりで臨もう、とか)がないと読み進みたいという欲求がかきたてられないね。

謙遜無しで乱文なレスになっちゃったけど堪忍して。


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