07/11/23 01:52:38
「あらすじ」
早朝の暗い後者に、唯一蛍光灯の点いている教室に集まる十代の男女をみた。
校庭で日常剥離を宣誓する騎士格好の十代をみた。おかっぱ頭の女子は魔女になるとほざいた。
ヤクザと悪徳警官に関わりながら猛勉強した十代がいて、怠惰を極めながら殺害をこなす十代もいた。
人の睡眠時間を奪って嘘くさい残虐映像をみせつけながらめそめそ泣いていた女子もいた。
子供の空想みたいな嘘構臭い一年が、彼ら彼女らにとっては現実だったことを、雇われ店長だけが知っていた。
「担当編集者 太田克史からのコメント」
無茶は無茶してでもやれ！ そうです、『パンドラ』は注目の第一回流水大賞優秀賞をなんと一挙原文掲載!!
全編を貫く哀しみ、そして怒り。これぞ”セカイの終わりと、ハードボイルドファンタジーワールド”です。
次代は、ついに切り開かれた！