08/07/14 18:26:20
最近、頓に太りだした友人が、朝一緒に走りたいと言い出したので、
「三日と続くまい。第一、貴様と走った日には運動にも何にもなりゃしない」
と断ったものの、しつこいので今朝待ち合わせをしたらビーサンで我が家の駐車場に現れた。
「いい根性してるな、おまえ」
の皮肉も通じず、彼はエヘヘなどと喜んでいる。
こういう奴には体で分からせないといけない、と普段はあまり走らない川縁の砂地コースへ。
只でさえ走りにくい砂地にビーサンとくれば、直ぐに音を上げるに違いない、と思っていたら、
そこへ行き着く前に音を上げる体たらく。
ローソンの前を通りかかると、
「水分補給しないと体に良くない!」
と叫び、入店したまま一向に出てこない。見ると中で幸せそうな顔で涼んでいる。
「さらば友よ…」
こんな奴に付き合ってられるか、とこちらはいつものペースに戻った。
すると昼に彼からメールが来た。
明日からローソンまで一緒に走るとのこと。
ローソンまでは、うちから500メートルほどの距離である。
そういうのは嫁さんと子供を連れて家庭内でやってくれ、と返信したことは説明するまでもない。
でも、こういう根性なしが俺は大好きである。