あなたの文章真面目に酷評しますPart52 at BUN
あなたの文章真面目に酷評しますPart52 - 暇つぶし2ch84:空也 ◆4dbIFOhX2A
07/08/16 11:51:49 BE:116553492-2BP(20)
 恭子はなんとなく、手元にあったオレンジ色のガーベラをぶつりと摘んだ。花は争わないけれど、それは手段が無いからだ。非暴力抵抗は美しいが脆い。
 ミナカタを見つめると、近くに咲いた大きな百合が、まるで似合っていない事に気づいた。それで、私に似合う花も無いな、と胸の内で笑った。
「ここには、時々人が来る。……あんたみたいに。大体は人間界で死んだ奴さ。でも、死者が全部ここに来るわけでもない。少なくとも、俺はそんなに多くの人間を見たことが無いからな」
 恭子が黙っていると、ミナカタは続けた。
「ここは俺の世界だ。常に俺の思ったように変化し続ける。最近模様替えをしてなくてな。だからさっき、意見を聞いたんだ」
 なんだか突拍子も無い話だ、そう思ってもミナカタを信じるしか無かった。
「いつからここにいるの?」
 ミナカタはゆるゆると首を振る。
「わからない。ずっとこうしてるんだ。というより、ここでは何もかもが無限なのさ。人間界と違って有限じゃないから終わりが無い。その代わり、始まりも無い」
 さっき摘んだ花が、手の中で摘む前と変わらない水水しさをたたえている。―根と茎が切り離されただけじゃないの。なんてことないわよ―そんな声が聞こえた気がした。
握り潰したらどうなるのか、試してみたくなったが、むなしいから止めた。非暴力抵抗の勝利。
 それにしても、さっきから“人間界”というミナカタの言い方が気になっていた。
「あなたは、人間じゃないの」
「……神様、かな」
「えっ?」
 思わず間抜けな声が出た。神様って言ったの? 少なくとも、ミナカタの容貌や今までの態度は、恭子が持つ神様のイメージとは正反対のものだった。
「神様って、その―ゼウスとか、アッラーとか、天照大神……みたいな?」
 世界史や日本史で出てきた神の名を並べたてる。
+++
前スレからの続きものですが長いので、文章作法や描写などの点で酷評お願いします。
視点を三人称に変更しましたが、高見広春先生の「バトルロワイアル」のような表現だと思ってください。

85:名無し物書き@推敲中?
07/08/16 12:01:34
>>80
お前さんと仲のいいリライト厨は、スレ本来の主旨である酷評を二の次にして、自分の文章力を
磨くためのリライトを目的としている(俺にはそうにか見えない)。
自分勝手なマネもたいがいにしとけと。

このスレにおいてリライトが意味を持つかどうかというのは、この際別問題だ。


86:空也 ◆4dbIFOhX2A
07/08/16 12:05:12 BE:90652872-2BP(20)
>>85
もう止めにしましょう。

>このスレにおいてリライトが意味を持つかどうかというのは、この際別問題だ。
>スレ本来の主旨である酷評を二の次
>自分勝手なマネもたいがいにしとけと。


87:名無し物書き@推敲中?
07/08/16 12:17:20
>>84
読みにくくて、イメージの掴みにくい文章だな。
キャラのセリフも含めて、何が言いたいんだかチンプンカンプン。
素人が身の丈に合わない事をしようとして、失敗してる典型のように感じる。

読者に分かりやすく伝えようと意識してる?
平易な言葉で、シンプルに伝えるという段階から始めてみたら?

今のあなたのレベルも大体見当がついた気がする。
この調子で駄文を毎日投下するよりも、一旦修行期間に入るなり、推敲に推敲
を重ねるとかした方がいいと思うな。

88:名無し物書き@推敲中?
07/08/16 12:19:40
つまりコテへの私怨だな。優位に立ちたい気持ちが先走って
どんどんチンピラザコ化してるんだけど、こういったリアクションは
勉強になるな。

89:名無し物書き@推敲中?
07/08/16 12:39:08
>>87
>平易な言葉で、シンプルに伝えるという段階から始めてみたら?

同意

90:名無し物書き@推敲中?
07/08/16 13:05:56
>>84
>恭子はなんとなく、手元にあったオレンジ色のガーベラをぶつりと【摘んだ。】
>【花は争わない】けれど、それは手段が無いからだ。非暴力抵抗は美しいが脆い。
日本語的には「摘んだ」と「争わない」はつながらない。
美しいのは、非暴力・無抵抗の「主義」じゃないかな。

リライトするとこんな感じ。
・抗う手段をもたない花は、美しいが脆い。
・非暴力、無抵抗主義は美しいが脆い。
・抗う手段を持たない花は、非暴力主義に似て、美しいが脆い。


>ミナカタを【見つめる】と、近くに咲いた大きな百合が、まるで【似合っていない】事に
>気づいた。それで、私に似合う花も無いな、と胸の内で笑った。
これも、「見つめる」と「似合っていない」がつながらない。

91:名無し物書き@推敲中?
07/08/16 13:17:17
>>84
>「~人間界と違って有限じゃないから終わりが無い。その代わり、始まりも無い」
> さっき【摘んだ】花が、手の中で【摘む前】と変わらない水水しさをたたえている。
>―根と茎が切り離されただけじゃないの。なんてことないわよ―そんな声が聞こえた気がした。
ミナカタのセリフから、直接恭子の心理描写につながってるのは違和感バリバリ。
三人称なら、他人のセリフの後の行動描写には、主語があったほうがいい。
摘んだが重複。

リライトすると
「~人間界と違って有限じゃないから終わりが無い。その代わり、始まりも無い」
 恭子はミナカタの言葉を聞きながら、手の中にあるガーベラを見つめていた。
 摘む前と変わらない水水しさをたたえたそれは、―根と茎が切り離されただけ
じゃないの。なんてことないわよ―と語りかけているように見えた。


92:名無し物書き@推敲中?
07/08/16 13:28:19
>84
続編ならリンク入れろとお願いしたのですが。
それができないのなら解説くらい入れろや。
設定も人物も解らないので酷評もリライトもできません。


93:空也 ◆4dbIFOhX2A
07/08/16 13:50:39 BE:77703034-2BP(20)
>>92
描写などの表現法などの酷評をお願いしたので、あえてリンクしませんでした。
前スレでかなりリライトなどしたので、そこまで読んでもらうのは大変だと思ったので。

94:名無し物書き@推敲中?
07/08/16 15:37:27
>>84
「花は争わないけれど、それは手段が無いからだ。非暴力抵抗は美しいが脆い。」
自分は一読して意味が分からなかった。 数回読めば分かるけどね。
「非暴力抵抗」という言葉があまり一般的でないからかな・・

「ここでは何もかもが無限なのさ。人間界と違って有限じゃないから終わりが無い。」
ちょっとしつこい文章ですね。さらに「無限であり、無限だから無限なのさ」のような
意味のない説明になってる感じがする。 禅問答のような効果を狙ってるのかな・・

「神様って、その―ゼウスとか、アッラーとか、天照大神……みたいな?」
細かいことだけど、こういう固有名詞を三つ以上列挙すると煩い感じ。
中2病っぽくなるというか・・ ラノベとかでよくあるけどさ。

「非暴力抵抗」だけど、この言葉が二回目に出てくるときはわりとしっくりしました。
冒頭で唐突にこの言葉が出てくるから違和感があったのかも。
冒頭の文章の前(自分は読んでませんが)からの流れが自然であればこの言葉も
旨く馴染むのかもしれません。

95:名無し物書き@推敲中?
07/08/16 20:46:38
1/2 
信号は赤。道に車は無し。念のため左右を確認する。異常なし。
エンジン音も特に聞こえない。周りに人もなし。
 時間もないし渡ってしまうことにした。
あたり一面田んぼの田舎道、僕はゆっくり歩く。ただひたすら、祖母の家を目指して。
 二十分ぐらい歩いた。街の方からサイレンが聞こえる。救急車だ。どこかで事故があったのだろうか。
一面田んぼの平坦な土地では何も遮るものがなく、遠くに救急車が走っているのが確認できる。
僕がたどった道の上でサイレンの音が止まった。現場にはRVとその運転手の青年が、落ち着かない様子で立っていた。
意味もなくあたりをいったりきたり、ふらふらしている。動揺している。
「お酒なんか飲むからだよ」と僕は独り言をいう。僕はあたりを見回す。誰もいない田舎道、誰も聞いちゃいない。
「違うよ赤信号でわたるからだよ」後ろで声がした。背筋が凍る。はっと振り向くが誰もいない。
ついさっきあの辺りで僕は信号無視したのだ。気分は悪くないから幻聴とは思えない……と思うと、本当に気分が悪くなってくる。
「僕死んでないよね」救急車の乗せられた人がどんな人なのかは知る由もない。
気味の悪さを振り払うためにあえて笑った。そして歩いた。
祖母のうちについた。


96:名無し物書き@推敲中?
07/08/16 20:47:10
2/2
「サイレンの音聞こえた?」祖母は聞く。いきなり聞く。
「ああ。現場みたよ。」
「そうかい。最近暇をもてあました、高井さんとこのニートの息子がいたずらして、だいぶ消防を困らせてるんだけどね。」
「ああそうなのか。よかった。」
祖母は僕の言葉をあわてて返した。
「よかったなんてことないだろう。よりゃ、救急車や消防車が出動するようなことが起きないに越したことはないが。」
「ああそうだね。」
僕は返した。僕は死んでない。
「現場見たんだろ。」
僕は息が詰まる。
「いや、遠くで、救急車が走っているのをみただけなんだ。」
僕は中途半端に答えた。僕はRVの記憶を消そうとする。
「あれあんたの足ないよ」
僕は心臓が止まるかと思った。
「冗談だよ。あんたが事故にあわんでよかったよ。」
本当によかった。
 夕方ニュースが流れた。やはりイタヅラだったという。高井信彦という男が逮捕されたという。
男は「青信号で普通に走っていたのに、飛び出してきた」と話しているという。
警察は男を公務執行妨害の疑いで容疑者を取調べる方針である。


97:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/16 21:04:31
>>84
前スレから付き合いさせてもらってるところですが、今回、コテ名乗りました。

 まず失礼のお詫びと感謝を。前スレで勝手に手直し(リライト)し、大目に見て
いただいたのですが、いろいろありまして、大変失礼なことしたなと反省すると共に、
許しを与えてくれたあなたに深く敬意を強く感じているところです。

 この期に及んでさらに図々しいお願いがあるのですが、私こと梨屋、批評の一環として
全面リライト文を書き、その出来の酷評を受けたいという望みを持っていまして、
「梨屋がこれをリライトしてもいいよ、それについての酷評も受けても良いよ」
と、もし、よろしければ言ってはいただけないでしょうか?

 無論、全面リライト文の批評後に、これは梨屋の文だと主張することは一切いたしません。
私のリライト文は、原文著者に帰属する著作物と考えていますので、リライト文をなにがしか
の形で原作者の創作の足しとして活用していただけるならば、これ以上のことはありません。
非常に厚かましいお願いなのは自覚するところですので、万が一、良ければ、通常の批評
ではなく、全面リライトによる批評をしたいと思うところです。


今回は前回との繋がりあるところですので、梨屋がここだけリライトしても完成度を上げない
と考えていますので、批評受けリライト許諾の返答を頂かずに、通常の批評を行います。

以下、文末「と俺は思う」略
今回の全般感想、主語が入った三人称の方がしっくりしている。ただ、ところどころに抜けがある。
気になった点は>>90-91に同じ。>94の「非暴力抵抗」、「間抜けな声」
台詞の纏まりのなさ(後述)、接続詞(後述)、等があるが、語順を入れ替えた方が良い文が
多いので、これについてを述べたい。

98:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/16 21:09:22
>>84
この部分の冒頭について。
恭子が「非暴力抵抗」という言葉を使うのか?という問題はおいといて、
花は美しい、そして儚い、力に抗えない。花を摘む。の一連のイメージが恭子の
自殺理由を臭わせながら展開~なんてことはない。非暴力の勝利。転調へ
これは良い。花畑を作り出したのはこのためだったのかとすら思う。だが、
「花は争わない」が良いか?というといただけない。たとえば、

【問 花は[動詞]。 ここに合う[動詞]を選びなさい。】と問われたとき、
「争わない」を思いつく人はまずいない。一般に、咲く、散る、香る…。であるので、
「花は争わない。手がないから。」といわれても「花が争わないこと」がわからないのだ。
ピンと来ない。説明がその後に来ても、だから何?という気になる。
生物学的に言っても、花も競合他種との生存競争はしているわけで。
だが、はじめに連想の誘導をしておけば違和感がなくなる。語順を逆にしよう。

「非暴力抵抗は美しいが脆い。花は(も)争わないけれど、それは手段が無いからだ。」

とすると、座りがいい。これは例えに限らず、行動と思考も一緒。「何かをする。考える。」
よりも、「考える。何かをする。」方が読み手が分かりやすい。であるので、

「非暴力抵抗は美しいが脆い。花は争わないけれど、それは手段が無いからだ。
恭子はなんとなく、手元にあったオレンジ色のガーベラをぶつりと摘んだ。」

が良い。花、脆さ、摘む。ぶつりという語感も、こちらの方がより引き立つのでは
なかろうか。

99:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/16 21:34:58
>>84

会話文のまとまりの無いのは、接続詞の使い方に原因があるかもしれない。

「わからない。ずっとこうしてるんだ。というより、ここでは何もかもが無限なのさ。人間界と違って有限じゃないから終わりが無い。その代わり、始まりも無い」
の”というより、”がイマイチ。「ずっとこうしている」のと「何もかもが無限」という抽象的なことが
結びつかないのだ。むしろ、”というより”は、こちらに入れる方が相応しい

「わからない、”というより、”ずっとこうしているんだ。」

これで、彼がずっと存在していることが強調される。ここで、読む側はなぜ?と感じる。それは

「ここでは、人間界と違って何もかもが無限なのさ。
有限じゃないから終わりが無い。その代わり、始まりも無い」

このように繋げやれば、人間界と何が違うのか、無限と終わりの不在、始まりの不在
まとまりが出る。語を適当に入れ替えて、一番しっくりくるように頑張って欲しい。

100:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/16 21:47:26
>>84

「ここは俺の世界だ。常に俺の思ったように変化し続ける。」
「最近模様替えをしてなくてな。だからさっき、意見を聞いたんだ」
ここも同様に語順や接続詞を上手く変えればまとまるはず。

・俺の世界であること
(だから)
・思ったように変化すること
(?)
・意見を聞いたこと
(それは)
・模様替えをしていないこと

よりも

・意見を聞いたこと
(それは)
・模様替えをしていないこと
(なぜなら)
・思ったように変化すること
(つまり)
・俺の世界であること

の順の方が繋がりが出るだろう。

101:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/16 22:02:35
>>84
その他。
「ミナミカタを見つめると~」の文は、誰が見つめて、何にまるで似合っていない事に
気づいたのかが不明確。むしろ、ミナミカタを見つめることは除いても良い
(多分恭子はミナミカタのことは時々見るだろうから)。しかしミナミカタ、あるいは
周りの景色と、大きな百合が合っていないこと。については何に百合が合っていないのか
を示すことは必要。

それに続く接続詞の「それで」は合わない。
・○○には似合わないな。それで、私も似合っていない。
よりも
・○○には似合わないな。だけど、私も似合っていない。
句点直後の接続詞は省略してもほぼ意味が通じるのでいっそ
・○○には似合ってないな。私も似合っていない。
でも可。省略しても文の意味が通る接続詞が目立つので、たどたどしさを
出したいところや強調したいところ以外は積極的に接続詞を省略してみるのもよいだろう。

些細なところだが、「えっ?」=間抜けな声 ではないだろう。へっ?とか、ほひゃ?
とかあとなんだろ?ともかく間抜けな声というのは、マヌケでないと困る。

最後に、恭子は頭が悪くないはず。奇跡行為を目の前で起こされて、いろいろと
説明してもらったのに、ミナカタを超常の存在と察するのが遅すぎるな。


今回の投稿へのコメント以上です。頑張ってよりよいものにしてください。

102:名無し物書き@推敲中?
07/08/16 22:20:19
>>95-96
描写不足なので主人公がどこにどういう状態でいるのかが
わからない。よって非常に読みにくい。
信号無視(交差点?)から二十分歩いたならば、一キロ以上は離れてるはず。
なのに事故現場の状況がわかるというのは不自然。

これもちょっと酷いな。
>夕方ニュースが流れた。やはりイタヅラだったという。高井信彦という男が逮捕されたという。
>男は「青信号で普通に走っていたのに、飛び出してきた」と話しているという。
>警察は男を公務執行妨害の疑いで容疑者を取調べる方針である。

夕方のニュースが流れた。僕が歩いた道。事故現場が画面に写った。
高井信彦という男が逮捕されたという。酒気帯び運転らしいが「赤信号なのに
歩行者が飛び出してきた」と言ってるらしい。
馬鹿な奴もいるものだ。僕は思った。

とかこんな感じで。
 

103:名無し物書き@推敲中?
07/08/16 22:54:47

「・・・俺が死んだらどうする?」
「・・分からない」幼かった私はつぶやくように言った。
アルコール依存症の父と貧しい家庭、そんなありがちな家庭で私は育った。
最低の父だった。どす黒い毎日だった。
罵声と暴力を投げつける父との生活に限界を感じはじめた頃。
父は自殺した。私が部屋に入り発見した時には既に死んでいた。
心は晴れるほどの澄み切った晴天だった。
てるてる坊主みたいで少し滑稽だった。
暴力は連鎖する。
私はそれを実感している。
アルコールと同時に大切なものまで体内からすっと消えいく。
空は透き通おるような青。
日がきらきら輝いて少し幻想的にすら見える。
黒く腐敗し、うじの湧いた動物の死体を見るような視線を息子が投げかけている。
私はふと何かを思い出すように聞いてみる。
「・・・俺が死んだらどうする?」

104:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/16 23:09:22
>>95-96

 図々しいお願いがあるのですが、私こと梨屋、批評の一環として全面リライト文を書き、その出来の酷評を受けたいという望みを持っていまして、
「梨屋がこれをリライトしてもいいよ、そのリライトの酷評も受けても良いよ」
と、私めに、もしよろしければ、言ってはいただけないでしょうか?
 無論、願う全面リライト文の批評の後に、これは梨屋の文だと主張することは一切いたしません。
私のリライト文は、原文著者に帰属する著作物と考えていますので、リライト文をなにがしかの形で原作者様の創作の足しとして活用していただけるならば、これ以上のことはありません。
非常に厚かましいお願いですが、万が一、良ければ、通常の批評ではなく、全面リライトによる批評をしたいと考えます。

……ということなのですが、梨屋のリライトのスタンスは読んでわかるように。ということでして、梨屋がリライトする余地が残されていません。
むしろ私の実力を超えていますので、ちょっとパスさせていただきまして、通常の批評を。


以下、文末「と俺は思う」省略
「一面田んぼの平坦な土地では何も~なく、~走っているのが確認できる」
・”では”に違和感。
 ”には”の方が適切。
・(僕は)”走っているのが確認できる”
 できるは出来るの可能の意よりも、”わかった”とか”見えた”とか、見付けたことを”僕”に相応しい言葉を選ぶ方がよい。

「僕が”たどった”道」では救急車の位置が分かりづらい。どこをたどっていたのかが今まではっきりと示されていないから。”来た道”、”歩いた道”等の方がよい。

「意味もなくあたりをいったりきたり、ふらふらしている。動揺している。」
ここ、主語省略されるときは通常(僕)のルールなはずで、本来なら、落ち着ついていない状況に置かれている、”青年が~”と主語を入れるべきなのだが、後半部分、僕が被害者になっているかもしれない疑惑問題へも係り、なにか違和感を読者与える表現として、よい。

会話については、”よりゃ”は誤字?。を除いて、全体に流れる雰囲気と良く合い、完成度が高い。

最後のニュースについては>>102に同意。


以上です。何か少しでも参考になればと願います。

105:名無し物書き@推敲中?
07/08/16 23:12:11
お前別のとこでやれよ

106:名無し物書き@推敲中?
07/08/16 23:17:57
>>95,96
>夕方ニュースが流れた。
>やはりイタヅラだったという。

端折りすぎ。ここまで豪快に端折ってくれると気分がいい。

>夕方ニュースが流れた。
テレビ、ラジオ、インターネット、どの媒体でニュースが流れたのかわからん。
夕方の全国放送で流すようなニュース内容ではないようだ。地方局のローカルニュースなら
地方局とわかるように。

>やはりイタヅラだったという。
おいおいw 端折るな。イタヅラの内容を説明しようよw いたずら電話で消防署を困らせているなら
その具体的ないたずら内容をもう少しわかるように。

端折りすぎといったけど、かいてる本人に端折ってる意識はないと思う。
祖母のせりふまわしをみれば、書き慣れていないことがわかる。

課題
1 頭のなかだけで風景をかかない。田舎道を実際に歩いてその感触を文字にする。
2 せりふ、頭のなかだけで登場人物にしゃべらせない。実在の人物を思い浮かべ、せりふをいれる。

この2点を注意するだけで変わるよ。

107:空也 ◆4dbIFOhX2A
07/08/16 23:46:00 BE:97128353-2BP(20)
>>87>>89
確かに、私は本当のど素人です;
何しろ2週間前に創作を始めたという、夏休み中の高校生ですからorz
初めての小説なので、わかりやすさを追求したいと思います。

>>90>>91
主語が抜けていたりするのに、気づかなかったのはとても恥ずかしいです。
指摘ありがとうございました。
最初に一人称で書いていたのですが、アドバイスにより変更したのでおかしいところがありました;

>>94
固有名詞を3つ以上はうるさい、ですか。確かにそうですね。
具体的にありがとうございました。

>>97-101
とっても細かい批評ありがとうございます。
こんなに長く、本気で書いてくれるなんて思ってなかったのでちょっと感動です。
リライトは全然構いませんよ!
批評のお礼になるかはわかりませんが、私の文章なんかいくらでもリライトしちゃって下さい。
でも、批評の代わりにリライトだと分かりにくいので、リライトに説明をちょっと加えてくれたら、嬉しいです。


皆さんたくさんの酷評ありがとうございました。
上にも書きましたが、ど素人なので、推敲してもかなり粗がありました。すいませんでした。

108:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 00:12:42
>>107
投稿するなとは言わないし、若さと勢いで書いたものを批評してほしいという
気持ちも分かる。
けど、駄文を立て続けに読まされる者の気持ちも考えながら、投下をお願いしたい。

確かに書く事が上達への道だけど、ここをロムって素人の文章のどこが悪い
のかを研究したり、良い作品を読んで、それのどこが良いのかを分析するの
も大事だよ。

やみくもに書くだけじゃあ上達しない。
道は長いし、あなたはまだ若いんだから、焦らずじっくりとね。

109:106
07/08/17 00:15:54
>>95,96
てめぇ、わざとミスリード狙ってかいたなw

>夕方ニュースが流れた。やはりイタヅラだったという。高井信彦という男が逮捕されたという。
~だったという。~だったという。二度続いている。

イタズラ癖をもっている高井信彦という男が逮捕された

高井信彦は警察の取り調べに対して
「青信号で普通に走っていたのに、飛び出してきた」
と話しているという。

警察は男を公務執行妨害の疑いで容疑者を取調べる方針である。

なんで公務執行妨害? 人身事故なら業務上過失致死、自動車運転過失致死傷罪じゃないの?
警察官を殴ったりしたら公務執行妨害に問われるけど、ここもミスリード狙ってかいたのか?

それにしても端折りすぎというか説明不足でわかりずらくなっている。
文章力がアイディアに追いつけばおもしろいものをかきそうだ。たのしみだ。はやく腕を磨け。

110:106
07/08/17 00:24:21
>夕方ニュースが流れた。やはりイタヅラだったという。高井信彦という男が逮捕されたという。
×~だったという。~だったという。二度続いている。
○~という。~という。二度続いている。

失礼。訂正させていただく。

111:106
07/08/17 00:31:40
れす番
109と110番だ。hahahaハ


112:酷評お願いします
07/08/17 01:02:17
出だしなのですが…

「アラタはかぁいそうだねぇ。こんなにオイシイもの食べれないなんて」
うっとりするような目つきで三杯目のパフェにとりかかったこの女性はあろうことか……、
「ブふっ」
「ほらぁ、先生ばっかりに食べさせちゃだめだよう」
「……ッ」
もとい、思考の論理回路が破綻しているランドセルを背負わせたらそこらの小学生と見分けがつきそうにないこの謎の生物は、あろうことか俺の高校の担任である。
「別に嫌いな訳じゃないんですよ、苦手というか、どうせ腹に詰めるならなら他の好きなものを入れたいんですよ」
鼻にチョコレートソースを付け、口のまわりをクリームで白くさせながら、きりりと(しかし、食べることはやめずに)先生は言った。
「そうだね、アラタの言うことも一理あるよね。何でもかんでも口に入れてちゃ幸せに鈍感になっちゃうもの。辛いことの後に良いことがある
とは限らないんだから、小さなことに幸せを感じれることは大切だと思うのよ。でもね……、よいしょ、っと」
油断した俺の口に、苺とバナナと生クリームを支えていたバニラアイスひと玉が放り込まれた。吹き出しそうになったが、紳士な好青年を自負
し、実践してきた成果の一端であろうか、気づいた時には両手で口を包み込み何事もなかったかのようにバニラアイスを咀嚼していた。そして
先生は満足げに続けた。
「どういう味かぐらいは覚えていても悪くはないわ」

 若い女性の店員は先生がお会計を済ますのを不思議そうに眺めながら(俺には何かしら非難めいた眼差しをチラチラ向けつつ)カエルのがま口から取り出された紙幣を困惑しつつもニッコリと受け取ると、「またのご来店をお待ちしております」と爽やかに送り出してくれた。


113:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 01:03:32
>>108
誰もおまえに読んでくれとか頼んでねーよw
つーかおまえマゾか?

114:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 01:14:36
>>113
だれに読んでほしいんだよw
おまえバカか?

115:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 01:45:59
>>114
<だれに読んでほしいんだよw

それを読みたいと思う人間に に決まってるだろ、トンマ
読みたくなきゃあぼーんすることも覚えろ。 トリップ付いてるんだから。

116:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 01:57:43
読むに堪えないとはっきりいわれるのがそんなに怖いのか
悪いがここは駄文は駄文と徹底的にこきおろすスレだから

117:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 02:01:35
>>116
<悪いがここは駄文は駄文と徹底的にこきおろすスレだから

誰もそれは否定していないと思うが?

118:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 02:02:32
一つ、いいですか?お前ら何様だよw
この板には自分を毒舌な評論家だと思い込んでいる屑が山のように居りますなw
文壇デビューさえしていない青二才が人様の文章を評価しようなんざ、とち狂いもいいとこです。馬鹿も休み休み言いなさい。

119:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 02:02:41
>>112

どういう場所なのかという説明も描写もない。
パフェという単語で喫茶店なのかなとは思うが、だから描写をはぶいていいと
いうわけではない。
語り手である「俺」にしても、どっかの生徒らしいという事以外何も分からない。

ひとつの文が長すぎる上にクドすぎ。
書いてる本人は気の利いた表現をしてるつもりなのかもしれないが、ことごとく
スベっている。読んでて痛々しい。

登場人物のセリフにも強烈な電波を感じる。
全体の印象としても意味不明。

>思考の論理回路が破綻しているランドセルを背負わせたら
↑日本語になってない。思考の論理回路が破綻しているのはあなただと思われ。

他にも言うべき事は山ほどあるのだが、アホらしくて書く気にもなれない。
そういうレベルの文章です。

120:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 02:08:56
>>118
何をいまさら……
それでも読んでほしい、酷評してほしいと思う人が投稿するのがこのスレ。
おかしいと思う酷評はスルーすればいいだけ。何度も言われている事だ。

まあ、あなたはプロの先生や編集者だけに作品を見てもらってくださいw

121:108
07/08/17 02:18:09
>>115
俺は空也 ◆4dbIFOhX2さんみたいな人の作品は、真面目に読んで真面目に酷評
したいと思ってる。スレタイ通りになw
だからこそ>>108みたいな事も言いたくなる。

ちなみにあなたは、ここへ投稿する時「誰もおまえに読んでくれとか頼んでねーよw 」
なんていう気持ちで投下するわけ?

122:115
07/08/17 02:25:46
>>121
いや俺投稿したことないし・・
>>115のような書き込みを投稿というのなら別だが。

仮に「投稿」してもおまえには読んでもらいたくないよ。
それはおまえの言う通りだよw

123:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 02:41:25
今夜も大漁ですな

124:108
07/08/17 02:47:37
>>122
>仮に「投稿」してもおまえには読んでもらいたくないよ。

名無しがほとんどを占める2ちゃんで、そんな回答はナンセンス。

ついでに言うなら、あなたみたいな考えの人には投稿してもらいたくないな。
あなたが「おまえには読んでもらいたくないよw」と言うのと同じようにねw


125:115
07/08/17 02:53:43
>>124
ならお相子だな(よく分からんがw)

俺が気になったのは>>108の中のたった一文

<駄文を立て続けに読まされる者の気持ちも考えながら

ここだけだ。 あまりにも頭に乗ってるように見えたからな。
言い過ぎた部分は許してくれ。 所詮名無しの戯言だw

126:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 03:42:17
>>125
たしかに私も>>108の駄文云々の件は気になりました。
「読まされる人の気持ちを考えろ」とは、明らかに上から目線であると同時に、自らを評論家を以って任じているかのような高慢な態度に感じます。
またそのニュアンスには拒絶の意味合いが強く含まれているように思え、本来の酷評するといった目的を果たせていないように思います。
拒絶するくらいなら読むな…と。はっきり言って何様のつもりですか?

127:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 03:46:21
>>124
いやはや、あなたの満足出来るセンスに富んだ回答とはどういったものですかな?
是が非でも教えて頂きたいものです。

128:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 04:10:32
もー相手しなきゃいーじゃん

くだらない

129:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 04:13:07
お願いします。誰か>>103を酷評して下やってください

130:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 04:19:55
時制の変化は意識的なんだろうね?
過去のことに関していきなり現在形になっている。
おれは現在に戻ったと思ったが、過去のままだった。
酷評以前にそれ以外言うこともない。
ただの文章

131:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 04:28:52
晴れるほどの…と書いてあるにも関わらず、晴天だった、と断定している。

132:108
07/08/17 04:29:14
>>126
:空也 ◆4dbIFOhX2Aさんには申し訳ないと思ううけど、今まで投稿されたものは、
やはり駄文の域を出てないと思う。
勢いに任せて書いたものを、勢いでポイポイッと連投している印象を受けたので、
多少嫌味なニュアンスを含むのを承知で、ああ書かせてもらった。

>「読まされる人の気持ちを考えろ」とは、明らかに上から目線であると同時に、
>自らを評論家を以って任じているかのような高慢な態度に感じます。
俺は作品というのは「読んでもらう」ものだと思ってる。
俺だって自分の作品を人に読んでもらう時は、どんな人であれ「ありがたい」と思っているよ。
評論家気取りしてるつもりはないけど、「読む人の気持ちを考える」というのも
必要だと思うし、そういう意味では>>108を失言だとは思わない。
あなたがどう受け取るかは自由だけど。

>またそのニュアンスには拒絶の意味合いが強く含まれているように思え、
>本来の酷評するといった目的を果たせていないように思います
ここ数日のようなペースで、ああいったものを連投するよりも、もっと練って
推敲してから、投稿すれば?という意味で言ったんですがね。
ちなみに俺は空也さんの文に対して、ちゃんと酷評もしてるよ。どれがどれ
とは言わないけど。
拒絶するくらいなら、読みもしなければレスもしないよw

133:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 04:39:26
>>130
意図した物ですがやはり分かりにくかったですか。
ありがとうごさいます

134:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 06:16:46
よし。ワシが添削してやろう。

---------------------------------------------------------
「……俺が死んだらどうする?」
「……分からない」
 私は幼かった。そんな無茶な問いに答えられる訳がない。
 貧しい家庭というものは、概ね何かしら問題をかかえているものだ。私の家庭では、その問題とは父親自身だった。
 鳥かごの中の鳶と雀。その爪で千切られ引き裂かれた日々は、単なるカウントに過ぎなかった。二度と立ち上がれなくなるまでの。
 不意に天井にぶら下がった父の向こうの空は、これまでにないほど高く、蒼く映えていたのを覚えている。
---------------------------------------------------------

途中までだが、ワシが適当に書き直すとこんな感じだ。
4、5行目にもうちっと文章を加えてみてもよかったかな。
「カウント」よりもっといい日本語があれば使いたかったんだが。
青い空を自分の気持ちの比喩として使うのはいい感じだと思う。
できるならそれにもうひとつ付け加えて、家庭を鳥かごにして見ますた。
父が首吊り自殺したというのは、そのまま言うとそのまますぎるので、
あえて詳しく説明はせずに読者に勝手に察してもらうようにっつーのは如何かと。
そうすると自分も自殺するかもしれないという暗示があとにも生きるかな、と。
>最低の父 >どす黒い毎日 >心は晴れるほどの
こういうのをそのままの説明ではなくて、どう最低なのか、
どうドス黒いのかを語れるといいと思うんだが。
>黒く腐敗し、うじの湧いた動物の死体を見るような視線
視線を説明するには長いような気も。いいたいことは分かるが、
もうちっと簡潔に軽蔑や汚らしさやおぞましさを出せるとベターではなかろうか。
最後のほうで時制が変わっているのは、過去から現在にフェードインしていくからだぬ。
ワシは全然問題ないと思います。

135:空也 ◆4dbIFOhX2A
07/08/17 07:18:35 BE:233107294-2BP(20)
おはようございます。
寝てる間に私の駄文について議論があったみたいですね。
108さんは真面目に考えてくれているようで、とてもありがたいです。
中学時代の大嫌いだった先生を思い出しました……。
気分を害するほどの駄文の投稿、本当にごめんなさい。
自分でも常に推敲しているのですが、未熟さ故に悪いところに気づけない部分があります。
友達など身近な人ではここまで細かい批評をしてくれないので、このスレを利用させてもらっています。
もう何回か見直してから、続きを投稿させてもらいます。
108さんは気にくわないかも知れませんが、駄文だ、と思ったらまたそう書いてください。

あと、他の人の批評の邪魔になるのは嫌なので、もう議論は止めましょう。
スレ主旨と違ったレスすいません。

136:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 08:22:20
ミカエルは、ロブマイヤーのグラスにロマネ・コンティをなみなみと満たし、舌と喉とをしめらせた。
 ちなみに、ミカエルのいる応接間のシャンデリアもまた、ロブマイヤーなのだから、来客のほうも感心する。
 来客のピーターは、ゴブレットを手に取って、しげしげとながめた。ピーターはミカエルにたずねた。
「これもロブマイヤー?」
「そう、それもロブマイヤー」
 ピーターは、ソファを立って、飾り棚に置いてある磁器を観察した。
「これって、マイセンですよね?」
 ピーターの問いに、ミカエルは答えた。
「そう、大当たり。アンティークの勉強をよくしてるね」
 ミカエルは、ピーターにロココのイスに座るようすすめた。
 そして、ミカエルはヴェネチアン・グラスにシャンパンを注いで、ピーターに渡した。
「これ、高いんだろ?」
 ミカエルは手をふった。
「どうってことないよ」
 一口にシャンパンといっても、ピンキリで、やや高価なシャンパンをふるまったのである。
 ピーターはシャンペンを口に含んだ。
「ところで、音楽はなにをかけようか?」
 ミカエルはピーターにたずねた。
「バッハのマタイ受難曲なんかいいんじゃないかな?」
 ミカエルはピーターの所望どうりの曲を再生した。ゆったりとしたテンポの曲が流れる。
 ピーターはグラスから口を離して、話した。
「まだ曲の全部を聴いてないんだ」
(かきかけ)

137:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 08:22:39
>あと、他の人の批評の邪魔になるのは嫌なので、もう議論は止めましょう。

お前がえらそうに仕切るな。誰のせいだと思っているんだ

138:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 08:30:53
>>137
つまんねえ因縁つけるなよ……大人気ねえな。

気にするなよ>空也

139:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 08:50:17
 小柄な老人の体が突然三倍近くも膨れ上がったのを見て、表情の凍ったセルゲイはスペズナフナイフを取り落とした。
 今度は一体どんなトリックを使ったんだ。パニックで頭の中が痺れてしまい、お得意の八百長を暴く時のいろはもすっ飛んでしまったようである。
 ただひとつ彼に解る事は、今の老人の肉体は彼等コサックのどんなに屈強な兵士よりも巨大で、かつ惚れ惚れするくらいダンディだったという事だけだった。

 一枚岩から削り出したようなごついフォルムの上半身は、目の錯覚か真っ赤なオーラに包まれて見えた。恐らくスチームや色つきライトを使ったトリックだ。
 けた外れに分厚い太ももは、最新鋭の重機のように滑らかに伸縮し、実に堂々たる足取りで崩壊する建物の間を進んでくる。やはりこれもトリックだ。
 すくみ上がりそうなほど大きい背丈も、もちろんトリックだ。もはや三メートルに達していようかという高さの肩にくっついた頭から、優越感に浸った目が見下ろしてくる。どんな気分だ? その目にトリックに騙されて逃げ惑う兵士達の姿は、いったいどんな風に映っている?

 老人は兵士達に向かってゆっくりと両手をかざすと、怪しげな妖術でも使うような素振りで腕を振りまわしはじめた。そしてそれはまさに怪しげな妖術だった。
 目の前の風景が暗転し、建物が赤黒く染まったような気がした。思わず笑ってしまいそうだった。その腕はいかにもといった禍々しい光を放ち、人間の体から出るはずのない「ぶうん」という唸りをあげていたのだから。
「ハアアアアアアアアアッ!!」
 腹腔に響く不気味な唸り声に、鳥肌が立った。
 兵士のうちで逃走本能に背けたのはセルゲイただひとりだったようだ。上官が撤退命令を叫んでいたように聴こえたが、くだらない幻聴に付き合ってなどいられない。
 だって曹長、こんなの明らかなトリックじゃないですか。
 セルゲイは真相をえぐり出すナイフを拾い上げると、熱気と狂気をはらんで著しく歪んだ元老人の顔をぎろりとにらみつけた。
 その面の皮剥いでやる。顔の筋肉がこわばっていたので、上手く表情が作れたかは甚だ疑問だった。
 熱に浮かされたように彼は前進した。

140:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 08:51:32
>>136
脚本のト書き乙

141:人形師 ◆wa1a4mh476
07/08/17 09:29:33
>>136
私は酷評スレの住人ではありませんし、酷評には懐疑的ですが、
ちょっと通りがかったので。

その描写がどういう目的で書かれたのか判りませんが、「香水はシャネル、
バッグはグッチ、靴はエルメス、時計はカルティエ、服はアルマーニ」と
言っているような感じです。それぞれの分野の第一級品叉はメーカーを
上げていますが露骨すぎ、ミカエルが悪趣味な成金か俗物に見えます。
しかも、ロココというのは様式であって、必ずしも高級品を表す言葉では
ありません。ミカエルを滑稽な俗物として描きたいのであれば、非常に
効果的な描写だと思いますが、そうでないなら書き直した方がいいと思います。

あと、ワイン、特にロマネ・コンティのような赤ワインは、グラスに並々と
注いだりはしません。グラスの底に数センチほど注ぎ、グラスの中に充満
した香りを楽しみます。また、飲み頃のロマネ・コンティは最低でも数十万円
はすると思いますから、ピーターに渡したシャンパンとは格の差がありすぎる
ように思います。また、赤ワインとシャンパンでは飲むTPOが違いますから、
二人の人物が赤ワインとシャンパンを飲んでいるのは不自然な気がします。

その他、ヴェネチアン・ガラスは装飾品に使われる色ガラスですので、
通常グラスには使いません。グラスに使われる高級ガラスはボヘミアン・
ガラスです。

142:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 09:37:53
>>134

役に立つ意見をありがとう。

143:空也 ◆4dbIFOhX2A
07/08/17 09:50:57 BE:226632375-2BP(20)
>>84の続きです。酷評お願いします。

「ははあ」ミナカタはにやりと笑う。
「さてはあんた、信用してないな。そうだな、確かに―お前が言ったような神とは、ちょっと違うかもしれん。だけどそれ以外に言い方が無いんだ。支配者とか王様なんてのは権力が絡んでくるだろ? ここには服従させるものが無いしな」
 恭子は、ミナカタの言葉に疑問を感じた。
「でも、思い通りにできるんでしょう? ミナカタが望めば、服従させる人たちも、さっきの花みたいに生まれるんじゃないの?」
 恭子がミナカタを見つめると、ミナカタもしっかりと恭子の目を見た。風や花たちのざわめきが遠のき―
 時が止まった。
「恭子、お前は俺が、人を服従させたいと望むと思うのか?」
 そう言って笑ったミナカタの声は、木で出来たフルートの音色に似ていた。瞳はガラスのように澄んで、それでいて海のように底が見えない。
恭子はミナカタに、切り立った崖から流れ落ちる、大きな滝を見た。数百年の時を生きる、苔むした巨木を、そして巨岩を、見た。美しい音楽を聴いた時ぞくぞくするような感覚が、その何倍もの大きさになって恭子を襲った。
 ミナカタが目をそらしてようやく、恭子は我にかえった。
 ―自分は馬鹿だ、と恭子は思った。ミナカタが、神と正反対だって? 今の感動こそ、まさしく神のオーラじゃないか? 
ジーンズとTシャツ、それに煙草さえ無ければもっと、神様らしく見えるのだろうが、結局は、そんな物にしか目がいかなかった自分が馬鹿なのだ。

144:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 11:53:29
>>135
てめぇ、はスルーだ。

145:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/17 11:53:58
<前文略>。以下文末「と俺は思う」省略

>>103
「心は晴れるほどの澄み切った晴天だった。」
・心 ”が” 晴れるほどの~
 ではないか?”は”のままでは、心が晴天のように晴れていること
 になってしまい空模様が示されず、綺麗に今の空模様と昔の空模様が対にならない。

「アルコールと同時に大切なものまで体内からすっと消えいく。」
 ”俺”が大切にしているものが今まで示唆されてない。
 かつての父と同じように、自堕落な生活を日々を送っている”俺”が
 大切にしてること、を読み手が想像するのは苦しい。

「黒く腐敗し、うじの湧いた動物の死体を見るような視線」
 どす黒い毎日との対になる部分だが、冗長。腐った死体でもみるかのような
 視線を投げられる。は観念的すぎる描写。観念的でも悪くはないのだが、
 ”視線を投げかけている。”では、状況の描写の様に見え、”俺”の心に
 写る子供の眼差し、心象なのだということが、分かりづらい。

 数行だけのとても短い文章なので、対比の部分の要所に韻を踏む、あるいは
 韻を踏んで要所を外すという言葉遊びの要素、リズム感が欲しい。

以上、何かの参考になればと。

146:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 12:37:43
>>26です。
前回指摘されたことを意識しながら書き直してみました。
言い忘れていましたが、続物の冒頭部分です。


 三日前から続いている雨は、夏の暑苦しい空気をさらに濃くし、草木独特の匂いを家中に噎せ返る程、立ち込めさせていた。
 その陰雨が、ただでさえくらいこの場を余計に暗くさせて、私を苛立たせている。 
 このじめじめとした儀式はどうしても好きになれない。
 それでも、単調で響く木魚の音と、地の底から響いてくるような和尚の声は、遠慮なく耳に入ってきた。
 早く終わって欲しい。私は、縋る気持ちで母の方に視線を送った。
 けど、喪服姿で正座をしている母からは、いつもの明るい表情は消えてしまっていた。
 これでは抜け出したい、なんてとてもじゃないけど言えない。
 それに、あの明るい表情の代わりに現れた今にも泣き出してしまいそうな母の顔に、苛立っていた私の気持ちも、いつの間にか悲しみに染まってしまっていた。
「それでは、お焼香願います」
 和尚の声に、母を初め、親戚達がみんな立ち上がった。
 つられて私も立ち上がり列に並ぶ。母が香を摘んで鼻の付け根に持っていくのが見えた。
 おもむろに視線を動かすと、ふと黒い額縁がすっと視界に入ってきた。
 写真には、皺だらけの口元が少しだけ緩んでいる顔。
 そういえば、その人の笑顔を久しぶりに見たような気がする。
 それが写真の中の、口元だけの笑みであっても。
 いつから笑った顔を見なくなっていたんだろう。
 そう考えながら、私も香を摘んだ。


147:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 15:38:26
>>112
まず、冒頭をセリフで始めるのは止めたほうがいい。
読む側は、場所も人物も分からない状態なので、いきなり会話が
出てきても興味をそそられない。会話の内容も意味不明。

>もとい、思考の論理回路が破綻しているランドセルを背負わせたらそこらの
>小学生と見分けがつきそうにないこの謎の生物は、あろうことか俺の高校の
>担任である。
この描写は、下手な見本みたいなものだな。
思考回路が破綻している部分が本文にないので、破綻してると言われても
読み手に伝わらない。
謎の生物も同じ。どこが謎なのかわからない。
二人の関係が読み手に分からない状態で、「あろうことか」と言われても
何がなんだか。

「あろうことか」というのは「とんでもないことに」と言う意味だから、とんでもない
状態でなければつかないほうがいい。

例えば、二人ならんでパチンコをやっていて、となりでガンガン出しながら
「ドル箱もってこい」と命令する子供みたいな女性が、「あろうことか高校の担任
だった」とかね。

148:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 15:45:23
>>136
描写が足りない。

>ちなみに、ミカエルのいる応接間のシャンデリアもまた、ロブマイヤー
>なのだから、来客のほうも感心する。
どんなシャンデリアなのか、具体的に。

>ピーターは、ソファを立って、飾り棚に置いてある磁器を観察した。
>「これって、マイセンですよね?」
ここも磁器の具体的な状態、カラーとか模様とか、雰囲気とかそういうものを
描写してから、「マイセンですよね?」とセリフにつなげるのが王道。


149:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 16:00:52
>>134
大体いいんじゃないかな。
ただ小説というのは全体のバランスもあるから細切れに貼っても意味ないんだけどな。
各レスごとに問題がなくても、つなげたらボロボロということもあるから。

>「恭子、お前は俺が、人を服従させたいと望むと思うのか?」
日本語としては間違いではないけど、セリフとしてはこなれてない感じ。
素直に
「俺は、人を服従させたいとは思わない」
でいいはず。

全体的に主語を意識しながら文章を書けるようになっているので、あとは
自分で考えながら書くようにしたほうがいい。

150:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 16:36:40
>>148は、描写と説明の違いがわからないクズ

151:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 17:52:12
>>150>>148に描写と説明の違いを教えてくれと素直に頼めないから、ヒッシに煽っている模様。

152:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/17 18:09:10
>>112
<自己紹介前文略>以下文末「と俺は思う」略

彼らの状況が掴めない点、「思考の論理回路が破綻しているランドセル」、
文の長さ、そして印象としてのクドさについては>>119>>112に同じ。
その他として

・「あろうことか……、」
 で、あろうことか、何なんだ?と言う疑問が湧くのだが、問題は
 次にくる「ブふっ」である。何の音かがとても気になるのだ。あろう
 ことか、が何を指すのかも分からず、さらにこの状況も分からず、
 不快さを誘起させる。会話は二つの謎を説明しないまま平然と進むため、
 読み手はおいてけぼりとなり、「もとい、」といわれても、もといが
 何を訂正したいのかも想像がつかない。そして、この文の最後の最後で、
 「あろうことか」がやっと現れ、また出だしを読み返し、この「もとい」が
 あろうことか……に続く文なのだと分かる。これは不親切。
 ” ○○あろうことか……。もとい、××あろうことか、□□なのだ。 ”
 の強調の効果が生かされるどころか、マイナスとなっている。

・「咀嚼」。バニラアイスは果たして咀嚼(噛み砕く)ものか。否である。

・店員の反応、(俺には何かしら非難めいた眼差しをチラチラ向けつつ)
 店員に顰蹙を買った経緯が書かれていないので、これも読み手が
 置いてけぼりとなり、不親切。

・鼻に~きりりと言った。
・辛いこと~大切だと思う
 のフレーズは好き。

以上です。何かの参考になれば。

153:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 18:16:44
>>84
>恭子はなんとなく、手元にあったオレンジ色のガーベラをぶつりと摘んだ。花は争わないけれど、それは手段が無いからだ。非暴力抵抗は美しいが脆い。

「恭子はなんとなく、」 なんとなくはいらない。なんとなく感じたのは恭子だから「なんとなく」をいれることによって視点のゆらぎに繋がる。

>花は争わないけれど、それは手段が無いからだ。非暴力抵抗は美しいが脆い。

これをいいたいが為に、
「恭子はなんとなく、手元にあったオレンジ色のガーベラをぶつりと摘んだ。」
とってつけたように感じる。

つづく

154:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/17 18:20:26
>>136
<自己紹介前文略>。以下文末「と俺は思う」略。

梨屋はあまり教養が無いので、グッズのブランド名称で
なんか高価なんだろなと誤魔化された。が、どう豪華なのか
全く分かっていない。よくよく考えてみると、豪華なワインに
豪華なシャンデリア、豪華なゴブレット、豪華な磁器。
豪華なシャンパン。であって、このシーンの絵が浮かばない。
このシーンの会話も「コレって豪華ですか?」「そんなことないよ」
というやり取りなのだといった理解である。スカスカで良い
シーンなら素早く読めて、これはこれでも良い。

以上です。なにかの参考になれば。

155:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 18:32:02
>>84
おっかなびっくり書いている。
つまり自信がないから、悪い部分が文章となってあらわれている。

つづく

156:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 18:42:32
>>84
>ミナカタを見つめると、近くに咲いた大きな百合が、まるで似合っていない事に気づいた。それで、私に似合う花も無いな、と胸の内で笑った。

「ミナカタを見つめると、」 誰がミナカタを見つめた? 恭子か? 恭子視点でか?

「それで、私に似合う花も無いな、と胸の内で笑った。」 私って誰? というかいつのまにか私=恭子?

つづく

157:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 18:52:30
>>84
この自信のなさ、原因はなんだろう。
一人称での書き込み不足だな。一人称をしっかり自分のものにしていないからだ。

つづく

158:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/17 18:55:28
>>139
<自己紹介前文略>。以下文末「と俺は思う」略。

これは、このシーンに至るあらすじが無いと、中身を理解するのが
大変である。ので、投稿された部分だけで判断する。

・人称、主語の不適切な省略。
 「今度は一体どんなトリックを使ったんだ。パニックで頭の中が痺れてしまい、
 お得意の八百長を暴く時のいろはもすっ飛んでしまったようである。」
 誰が使ったんだ?と思い、誰がすっ飛んでしまったようだと思ったのか不明確。
 このような、誰が何を考え、語り部が誰で、何を見てどうなっているのかが
 一目で分からない文が目立ち、不親切。

・抽象的装飾語による説明の映像
 「かつ惚れ惚れするくらいダンディ」
 ダンディは非常に曖昧な言葉で、例えば手元の辞書には
 ”からだつきがスマートな上に、衣服の着こなしもよく、人との応対の仕方などにそつの無い男性”
 とあるように、この言葉からでは、映像として<巨大化した老人>の姿をイメージできない。
 これらのように、どうしても映像として想像できない説明が散見され、不親切。

・感想
 アクションシーンで読み手に映像が想像できないのは辛い。
 冗長な装飾が多く、不親切。もっと簡素に。そして具体的に。
 過剰で映像の想像を伴わない文の連続は却って軽快さが失われ、マイナス。

・「だって曹長、こんなの明らかなトリックじゃないですか。」
 このフレーズは彼の置かれた立場、有能さを想像させる。ベタだが好き。

以上です。何かの参考になれば。

159:空也 ◆4dbIFOhX2A
07/08/17 19:13:42 BE:77702562-2BP(20)
>>155>>157
前にも書きましたが、これが初小説なので書き込み不足等は勘弁してください。
よろしければ>>143も酷評お願いします。

160:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/17 19:19:50
<自己紹介前文略>。以下文末「と俺は思う」略
>>146

 全般、安心して読めました。
 若干気になった点を述べます(わざと読み手に気にさせているのであれば問題なし)

・「どうしても好きになれない。」と「今にも泣き出してしまいそうな母の顔」
 前者は恒例となった行事、例えば、法事などを予感させる。だが一方
 後者は悲しみをこらえる悲劇直後を想像させる。この不一致感。

・「おもむろに視線を動かすと、ふと黒い額縁がすっと視界に入ってきた。」
 遺影を意識する説明にしては過剰に感じる。おもむろ、ふと、すっと、
 視界に入ってくる、そこまで気が付きづらいものとは思えない。
 目立つものなので。

・「その人の笑顔」のその人と主人公の関係。
 いつもの明るい母が悲しみに暮れる故人だが、一方で、主人公は
 故人をその人と呼び心理的距離を持つ。遺影の笑みを久しぶりに
 見た ということは、いつもは笑みをみていない=いつもがあるということ。
 同居関係で母は慕い、私は距離感。母へ私が抱く感情は良好。
 つまり継父か?。勿体ぶる必要があるほどの確執が、これから
 描かれていくならなら良し。

以上です。なにかの参考になれば。

161:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 19:22:09
>>84
それともうひとつ。
根源的なものだ。ぺらい。ぺらぺらだ。
『非暴力抵抗は美しいが脆い。』 これをいいたいが為に書くのであれば、
『非暴力抵抗は美しいが脆い。』 について深い考えをもっていなければ書けない。

このひと言を書く為に三百枚を使った。or かっこいいから文章に混ぜた。
意識の違いだな。

>>159
おお初小説か。なら、なおさら厳しくいくとするか。143は84が終わってからだ。

つづく

162:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/17 20:06:41
>>143
すいません、順番狂いました。以下「と、俺は思う」略。
総評として、前回の投稿部分に比べると、とても読みやすい
・全体のバランスがあるのに注意
・「恭子、お前は俺が、人を服従させたいと望むと思うのか?」
・主語の意識の改善
これらは>>149に同じ。

その他
・神と支配者の違い。
 「支配者とか王様なんてのは権力が絡んでくるだろ?」
 神は王様ではないので、権力願望を持つだろうと想像できず、問いかけが不自然。
 ”著名な神様-えらい人-王様-権力好き”といった誘導がほしい。

・「時が止まった。」
 本当に時が止まったのか、恭子が時が止まったように感じたのかが分からず不親切。
 思うに前者だと思うが、たとえば、時が花から落ちる雫、花びら、etcといった
 その場にある動かなければならないものが静止する描写がほしい。後者なら主語を入れれば良い。

・「今の感動こそ、まさしく神のオーラじゃないか?」
 一連のイメージ描写、”―”間を示す記号。心理描写。その後に来る「今の感動」
 言葉が示す事象と離れていて、あれは感動だったのかと戸惑い、不親切。
 オーラは外に発せられた後光的印象、。内から沸き出した存在感を受けとるような
 イメージの描写を、一言で現す語としては不適切。

・ミナカタが望めば、服従させる人たちも、さっきの花みたいに生まれるんじゃないの?
・一連のイメージ描写の言葉のテンポ
 これらは好き

以上です。なにかの参考になれば。

163:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 20:11:35
>>84
印象。
ストーリーテラーの良い部分を伸ばしたらいい。
どんなに面白いストーリーが浮かんでも現在の基礎体力(文章力)では良い部分を活かしきれない。

基礎体力がないと判断した点
>水水しさをたたえている。
なんの疑問もなく、「水水しさをたたえている。」 とかいてしまうところで判断する。

「瑞々しさをたたえている。」 「みずみずしさをたたえている。」

適切な漢字を使うか漢字をひらくか。だけでも印象が違う。そのことに気づかない。
そんなこと考えてもみない。読書量が少ないからだ。

つづく

164:空也 ◆4dbIFOhX2A
07/08/17 20:24:50 BE:181306447-2BP(20)
>>163
いえ、それはわざと水水しさ、と書いたのです。
変換して「瑞々しさ」しか出てこなかったのですが、
辞書にはきちんと「水水しさ」という字も載っています。
花の水分を感じるときに、「水」という漢字の方がイメージしやすいかと思いました。
(水々←としなかったのは、原稿で水と々が区切れてしまったからです)
ヤフーで検索にもかけて、実際どの程度この漢字が使われているだろうかと調べた上で、
その字をあてたのですが、読書量の不足ととられたのは少し悲しいです。
自分で言うのもなんですが、同年齢の人と比べたら遥かに本は読んでいると思うので。

165:空也 ◆4dbIFOhX2A
07/08/17 20:32:35 BE:259008858-2BP(20)
>>163
それでも、瑞瑞しさと書いた方がいいでしょうか?
確かに、意識して使ったとは判断されないでしょうし、
読む人によっては「読書量不足」ととられてしまうのですよね……

166:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 20:39:55
>>158

167:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 20:42:37
>>164
>花の水分を感じるときに、「水」という漢字の方がイメージしやすいかと思いました。

ここの感覚がずれちゃってるんだろうな。

168:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 20:47:55
>>165
自信をもって、「水水しさをたたえている。」 と表現したなら
それでいいのだよ。作者の個性なのだから。

俺の一言でゆらぐような個性なら個性じゃないんだよ。表現とはそういうものなんだ。
表現に間違いなんてないんだ。自信をもって書きなさい。

84終わり。143は明日。

169:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 20:58:38
>>141
>>148
>>154
すばらしくまじめな酷評
とても参考になりました
ありがとうございました
いろいろなご意見があって
とても興味深く拝読しました
自分で気がつかなかったことを
気づかせてもらった感じです

170:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 21:10:15
 ああ、遅かったか。せっかく俺も調べたのに逃げるなよ。
>>163 >>168は真剣な相手に対して、ある意味卑怯な気がしないか。

「みずみずしい」については三省堂辞典で 【瑞瑞しい・水水しい】
(1)つやがあって若々しい。つやつやと輝いている。「―・い若葉」
(2)若々しく新鮮である。「―・い感覚に満ちた詩」[

なので「水水しい」という表記はあるのだが、問題は意味・例文のほうで、
じつは「みずみずしい」には「水分を多く含んでいる」という意味はないことが分かった。

 さらにグーグルしてみたら
ネット上では化粧品や肌の水分の話題で「水水しい肌」と書くことが多く、広告的意図を
感じる。
芥川龍之介は「水水しい」の表記を用いているがあくまで「金剛石(ダイヤモンド)のブ
ロオチ」に対して、であった。

 俺としては>>84で「水水しい」を使わない方に一票。化粧品の宣伝レベルの
「みずみずしいって、水水しいってことなんですよ。水分が大事なんです」
「なるほど、うまいこと言いますねぇ」的な表現を使いたければ、どうぞ。

 なお、他の指摘点については
>>161の指摘は正しい。例えばガーベラが摘んでも花持ちがよいのは、非暴
力抵抗の勝利ではなくて品種改良が進んでいるから。園芸屋さんの勝利。
URLリンク(ja.wikipedia.org)

>>84
(恭子は)ミナカタを見つめると、近くに咲いた大きな百合が、まるで似合っていない事に
気づいた。それで、私に似合う花も無いな、と胸の内で笑った。

 これは中間話法ではないか。文法的には原文の通りで、OK。

171:112です
07/08/17 22:19:06
酷評ありがとうございました。書き込むのは二回目、一回目はほぼスルーで、酷評されるのは初めてであります。
こういうライトノベルな文章に対する反応を知りたくて書き込みしてみました。なので全体的な内容とか設定とかはほぼノータッチです。
文が長くてクドいというのはとても参考になりました。もっとサラッと書けるように頑張ります。
以下、見苦しい言い訳ですので、すっ飛してくださって構いませんです。

・『電波』(←よくわかりませんが受け入れます、すみませんでした)
・「ブふっ」←先生がアラタの口に苺を突っ込んだ、その音です(メモ帳で書いてたら、説明を入れ忘れたorz)
・「思考の論理回路~」は「謎の生物」にかかります(←悪質なわかりにくさ)
・先生の思考の論理回路が破綻していると、アラタが断定した理由は、
 「かわいそうだね」と言った次の行動が「先生ばかりに食わせるな」と苺を突っ(←書き忘れたorz)
・「あろうことか」を使うのに、この場合は、『二人の関係』は必要ないさ~(←見苦しい言い訳)
 それに傍から見たら小学生に見える(そして幸せそうにパフェをつっついている)やつが
 自分の担任だと読者にカミングアウトするのに
 「あろうことか」は使っていいと思うのです(←現実を受け入れられないやつの戯言)
・「バニラアイスを咀嚼」 アイスひと玉を口に入れたら噛んで小さくするのです(←ひと玉食うのお前くらいだ)
・店員さんは年長(というか保護者)に見えるアラタがおごられているのが理解できないのです。

もっともっと酷評のしがいのある文章を書けるように精進します。
ほんとにありがとうございました!

172:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 22:21:17
  ,j;;;;;j,. ---一、 `  ―--‐、_ l;;;;;;
 {;;;;;;ゝ T辷iフ i    f'辷jァ  !i;;;;;
  ヾ;;;ハ    ノ       .::!lリ;;r゙   テストしていた
   `Z;i   〈.,_..,.      ノ;;;;;;;;> 
   ,;ぇハ、 、_,.ー-、_',.    ,f゙: Y;;f    そんなふうに考えていた時期が
   ~''戈ヽ   `二´    r'´:::. `!   俺にもありました

173:LC
07/08/17 23:05:12
 おねがいいたします。 

 土曜の朝九時に目が覚めたら上出来だ。目覚まし時計も鳴らないのに、
すっきり爽やかな気分で朝が来た。
 だけど、ベッドの中に一人ってことに気が付いて、ちょっとだけ焦って
布団を跳ね飛ばして、裸足で歩く音をぺたぺたさせながらドアを開けたら
丁度、坊主頭のドレミどりんが出かけようとしているところだった。咄嗟
に行く手を阻むべく、顔を見上げて立ちはだかり、両手を広げた。
「一人でどこ行くの?」
「どいてくれる? シャンプー買いに行くんだから」
 ドレミどりんは、キャンキャンわめく子犬には興味ないみたいな鬚面の、
ものすごく渋い顔で間抜けなことを言った。
「シャンプーなんか、いらないでしょ、坊主なんだから。石鹸で十分」
「失礼なことを言うんじゃない。石鹸でいいわけがない。地肌に悪いじゃ
ないか」
「百歩譲ってシャンプー使ってもいいけど、ちょっと待ってよ。久し振り
に休みが一緒なんだからさ」
 そうなのだ、折角一緒に住み始めたっていうのに、全然擦れ違いの日々
なのだ。ドレミどりんは、仕事が徹底的に不規則で、土日はおろか、昼も
夜もないのだ。普通のお勤め生活をしているあたしと休みが合うなんて、
月に一度の奇跡なのだ。
「待てないね。置いてっちゃうもんね。寝坊した庄野さんが悪い」
 あたしは二重に落ち込んだ。休みに九時まで寝ているのは罪なのか、こ
んな仕打ちを受けるのか、と言いたかった。それに、いつものことだから
仕方ないのだけれど、ドレミどりんは、朝っぱらからあたしのことを庄野
さんと呼んだ。多分、ご機嫌ナナメ、なのだ。機嫌がいいと、庄野っち、
と呼ぶ。大差ないか。本当は下の名前、未春、とか、ミハルちゃん、とか
って呼んでほしい。


174:空也 ◆4dbIFOhX2A
07/08/17 23:28:23 BE:233107766-2BP(20)
>>173
偉そうなこと言える立場じゃないが、気づいた事があったので。
>「失礼なことを言うんじゃない。石鹸でいいわけがない。地肌に悪いじゃ
ないか」
とあるけど、石鹸って地肌に悪くないよ。
無添加だから。(無添加じゃないものは石鹸としての価値無い)
石鹸でわざわざ髪を洗う人もいる。
洗った後は髪がアルカリ性になってキシキシするけど、クエン酸や酢を薄めたもので洗い流すとOK。

うん、別に大した問題じゃないかも。

175:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 23:35:54
空也とかいうカスは消えてほしい もうレスしないでほしい 目障り

176:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 23:37:23
石鹸は脂との親和性がとても強い。皮膚というのは多少の脂を保つ方が健康的である。
そういう意味で頭皮とかデリケートな地肌に悪いんでしょ。納得である。

177:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 23:37:50
あほか。
おまえの方が目障りじゃ。175は今すぐ氏ね!
みんなそう思っているよ。

178:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 23:43:21
氏ねとまでは思わないが、同意。
それぞれの批評に意見や反論は普通にありだが、一方的な文句はいらん。

179:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 23:43:54
↑どうした笑
逆上?

180:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 23:47:29
おい、空也。「アリの穴」に投稿してみれ。
おまえはまあまあセンスがある。10代にしては。
アリには粘着も来るだろうが、へこたれるなよ。

181:空也 ◆4dbIFOhX2A
07/08/17 23:52:27 BE:116554829-2BP(20)
>>176
URLリンク(www17.ocn.ne.jp)

182:ヤマモト
07/08/17 23:53:17
>空也
あげてみな。
僕が責任もって見るから。

183:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 23:53:53
どうでもいいよ

184:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 23:56:40
石鹸の話より美容院のHPセンスに禿ワロタ

185:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 23:56:58
>>181石鹸は脂との親和性がとても強い。皮膚というのは多少の脂を保つ方が健康的である。
そういう意味で頭皮とかデリケートな地肌に悪いんでしょ。納得である。

186:空也 ◆4dbIFOhX2A
07/08/17 23:57:16 BE:407938379-2BP(20)
>>180
センスがあるなんて言ってくれてありがとうございます!
「アリの穴」には、未完のものを投稿してもいいんですよね?
今までに、このスレでアドバイスをもらって書き直したものを、投稿してみようかな。

187:ヤマモト
07/08/17 23:58:39
いまあげてみてくれ。
酔っていてそろそろ寝るので早めに。

188:空也 ◆4dbIFOhX2A
07/08/18 00:05:23 BE:97128735-2BP(20)
無題で投稿しました。15枚のものです。

189:人形師 ◆wa1a4mh476
07/08/18 00:25:28
>>188
ざっと読んでみたけど、10代でこれだけ書ければ大したものだね。
まだムラがある感じはするけど、漢字とひらがな、カタカナのバランスが
所々官能的で良かった。「瑞々しい」は個人的に「水々しい」の方がいい
と思った。作品の方向性がまだ定まっていない感じがして、投稿された
部分だけでは何を言いたいのかよく判らなかったのは残念かな。その、、、
教科書みたいに記述が平坦というか。また明日にでもちゃんとした簡素を
入れてみるよ。アリの穴ではhydという表記で簡素人をしています。
今後もよろしく。

190:空也 ◆4dbIFOhX2A
07/08/18 00:36:51 BE:103603744-2BP(20)
>>189
感想ありがとうございます。
あの、これは長編の予定なので、
まだ全然物語の本質というかポイントに到達してないんです……;
酷評は明日ですね。
こちらこそ、よろしくお願いします。

191:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/18 01:03:40
>>173
<前文、自己紹介略>。以下、「と俺は思う」略

主観度高いが気になる点。作為的にねらった部分があるならはまったということ。

・主人公の性別がわからない。
 語り手が女性であると最終的に信じられるのは「普通のお勤め生活をしているあたしと」
 語り手の性別が謎のまま放置されているのは不親切。

・「ドレミどりん」の名前。
 全く予期しない言葉ドレミ~に出会い、なんだコレはと戸惑い、文頭まで戻って
 読み返し、固有名であるのを確かめる。ドレミどりんがひらがなで終わるため、
 区切れが分からず、「ドレミどりん」であると答えを出すのに労を要すのは不親切。
 読み進めると気にならなくなる、苦労のせいか、忘れられない効果とインパクトはある。

・冒頭「だけど~」の長文:読点の位置のせいかリズム感が無く苦手。もっと細かく切ってほしい。

・「ドレミどりんは、キャンキャンわめく~言った。」の長文に続く台詞
 この一文が長く、次の台詞がドレミどりんの発した台詞かと勘違いを誘い不親切

・主人公の口癖:~のだ。がどんな状況だと使われるのかわからない。うるさくない程度にもっと出現しても良い

・漢字:主人公はなにか幼稚っぽく、画数の多い漢字の使用に違和感。

・一緒にベッドに入る同居生活なのにシャンプー使用が間抜けなことに思えていいのか。

感想
 好みの範疇と思うが明るいトーンが良い。後半の状況説明的な部分がテンポよく、
 軽快でとても楽しく読めた。

以上です。なにかの参考になれば。

192:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/18 01:06:40
>>171
コメント返答どうもです。このように、筆者から表現の狙い、状況、疑問点など
説明をもらえる立場であれば、いいのです。しかし、読者は通常、筆者へ疑問
を挟めません。読者が読んで、疑問を抱かず、書いてることがわかること。
わかりやすいこと。
 表現のこだわりを持つことは、とても大切なのですが、一方で読者を置いて
けぼりさせないこと。梨屋は親切な文章を評価しております。
是非、この言い訳を作品へと組み込んでください。創作のよすがとなれば幸いです。

193:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 01:41:30
1/2
「この星では“人間”という生命体が星全体を支配しております。
いえ、他にも数え切れない数の生命体が生息しているようなのですが、
人間がその高い知能をもってして高度な文明を築いております。」
円盤型の宇宙船に乗った、どこからやってきたかもわからない宇宙人2人。
宇宙船を月の上空に浮かべて、なにやら話している。
もう一人がさっきの話を返した。
「興味ありますな、資源も豊富だろう。何で誰も、どの星も、この星に宇宙貿易の誘いをしないのだ。」
“地球”の紹介をした宇宙人は得意げに知識をひけらかす。
「そりゃ、資源は豊富ですよ。この星は火山活動が活発なので、熱資源が豊富です。石油とかいう油で物を動かして生活しているそうですよ。人間って奴は。なにより自然がきれいです。」
「自然がきれいだってどんな風にだ」
「説明するより、実際に見たほうが早いですよ。」
彼らは猛スピードで……広大な宇宙の尺度からすればゆっくりとしたスピードに違いないが……一瞬で地球の大気圏の真上まで宇宙船を接近させた。
「この星でもトップクラスの高さを誇る山があるんですよ。宇宙人は“キリマンジャロ”って呼ぶんですけど。その山頂にかぶっている雪がきれいでね。」
彼は過去にこの星を視察したときの記憶を語った。宇宙船はその場所に向かう。
「雪なんかないじゃんかよ」
はじめてこの星を訪れた彼はいう。もう一人の宇宙人は焦った。場所は確かだと思うのだが。
「今は暑いから、雪がないんだよ。」
確かガイドブックには、年中雪がきえないとあったはず……。


194:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 01:42:36
2/2
「ここで雪が見れないんなら、上のてっぺんか、下のてっぺんいって巨大な氷を見ようか。」
地球に詳しい彼が提案で南極にいった。彼らが雪や氷にこだわっているのは、彼らの住む惑星が恒星と近い距離にあるからである。地球が始めての彼が口を開く。
「凄い勢いで、氷が海に沈んでるな。ほら、またただ。ここも夏なんだな」
地球に詳しい彼は、またあっけにとられる。
「なぁ、そろそろ砂の風景が恋しくなってきたぞ。」
地球恒星に近い彼らの星では、植物が育ちにくい。地球が始めての彼がそう提案した。
「いいねえ、暑苦しい感じがいかにも俺らにあってる。」
地球に詳しい彼は、自分の知識に疑問を持ち始めた。というか、ガイドブックと違う。
地図と地球人が“砂漠”と呼ぶ地域が一致していない。なんだか広くなってる。
「結構僕らには住みやすそうだよね。砂の上は地球人には住みにくいそうだけど。」
「ああ、いい星だ。しかしわかったよ。この国から思ったほど氷の輸入に適してないんだ。残念だったね。」
二人はうなずく。そうして、彼は地球視察を終えて、どこかへ消えた。



195:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 02:20:50
>>190
アリに投稿した奴を読んだ。
小説の形にはなってきている。
このレベルだと、細かい表現とか文章の技巧を考えるよりもまず書き上げたほうがいい。
書いていくうちに上手くなるから。

仮に作品を仕上げれることができれば、ラノベなら一次通過のラインには乗ると思う。



196:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 06:11:37
>>193-194
脚本のト書きというか、それ以前ですね。
セリフがズラズラと並んでいるだけで、イメージがさっぱり頭に入らない。
小説で大切なのは描写(ry
その上、文章自体にも魅力がない。

オチも弱すぎ。
星新一の凡作を100倍くらい劣化させたようなシロモノですね。

197:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 09:07:46
>>196 おまえが馬鹿ということはよくわかった

198:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 09:27:32
>>197
顔真っ赤w

199:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 10:28:55
>>193>>194
誤字や脱字、助詞の間違いに気をつけよう。
とにかく一度書いたら読み直してほしい。

宇宙人が二人いてどちらにも名前がついていないので
非常に混乱を招きやすい。
どうせハードSFではないのだから、ピピでもなんでも適当に
名前をつけた方がよくないだろうか。
二人目の宇宙人が喋るときの「もう一人が」というのがいかにも乱暴だ。

宇宙船の移動も詳細に描写する必要は無いのだが、
「いった」だけで済ますのはやはり引っかかる。

「地球恒星」に近いのか?
ということは水星人か金星人ということか?
ならばそう書いた方がいいと思う。
あと自らの星を「暑苦しい感じ」とは言わないのではないだろうか。
それは地球に住む我々を基準にした印象で、
そこで生まれ育った彼らにはそれが標準のはずだ。
「気温が高い」とか客観的な表現ならまだ分かるが。

これではオチていないので、ここで話が終わりだとは思わなかった。
もし終わりなら、それこそショートショートを1000編くらい読んで
勉強した方がいいと思う。
彼らが地球を観察して出した結論に、意外性も、皮肉も、
メッセージも含まれていない。
単に地球環境が破壊されています、ということを言っているにすぎない。
宇宙人を登場させたのなら、その視点の面白さがなければ作品として
成立しないと思う。貿易をあきらめるというだけでは弱い。
逆にオチの意外性を求めないというのなら、
叙情性が感じられるほど地球の描写に力を入れて、
全く別の面白味がないとつらいと思う。

200:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 13:26:03
>>193-194
文章が雑。

>地球に詳しい彼が提案で南極にいった。

>地球が始めての彼が口を開く。

>そうして、彼は地球視察を終えて、どこかへ消えた。
 ―「彼らは」だろう。

中身もお粗末であるのは既レスのとおり。

201:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 14:31:39
>>173
ただもんじゃないと思ってぐぐってみたら作家でごはんに全文みつけた。おもしろいわ。あんた天才かもな。

202:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 16:11:43
梨屋がふらふらしながら読んでる姿を思い浮かべたら、笑ってしまった。
その梨屋が>>173について面白い感想をかいてる。以下に抜き出してみた。
>苦労のせいか、忘れられない効果とインパクトはある。

203:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 16:25:38
私の頭に何か硬そうで柔らかそうなものが ぐしゃっ と当たった。?
私は頭に手をやった。赤い。地面にトマトが落ちていた。おっといけない。

あれれれれ。最近のトマトは樹に生るのだろうか。私は止めている歩みをそのままに視線を上げる。

白い脚。

鳶色の髪をなびかせながら、こっちをニヤニヤして眺めている娘が樹の太い枝に腰かけていた。

私は自我モードを俺に切り換える。

いい脚してんじゃん。

「トマトを投げたのはお前か」
「知らないね」

可愛い顔をして口の利き方がなっちょらん。俺のアルクトゥールス魂にぽっと灯が灯ったが、それとは
悟らせない。俺はその娘の洋服が、汚れてぼろぼろになっているだけで、実は大層上等なものである
ことに気づいた。白の木綿、そして凝った装飾が今は昔と朽ちている。ただその所為で運命を曲線した
脚の白さが 却ってまぶしい。

204:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 16:25:40
>>188
読んだが、相変わらず人称と視点に無頓着なのが直っていない。
一人称の「私」を「恭子」にしたから三人称になるというものではない。

内容については、恭子の心の動きが不自然すぎる。
自殺の動機を伏せたままここまで話を進めるのも疑問だ。

指摘されたところを少しずつ直していくことが、
悪い方へと作用しているように思う。

205:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 16:25:59
酷評できないので、このスレ的に>>173は不適格と言わざるを得ない。
つーか全文読んだ。嫉妬してる。

206:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 16:41:43
「あんたがそんな怪体ななりをしてれば、誰だってトマトをぶつけたくなるさ。あたしじゃないけどね。」

私は彼女が俺が背中に背負っているグランドピアノを避けて俺の頭にトマトをぶつけたことに今気づいた。恐ろしい
女だ。野茂以上の逸材がこんな片田舎に眠っているとは。「よっ こい しょおおっと。」俺はグランドピアノを背中から
降ろす。再び持ち上げる時はド根性で40ポイント消費するので、降ろすときは弾くと決めた時だ。このあまっちょは
からかいがいがある。

ラ。440ヘルツ。

「。なんなんだい。時報なら間に合ってるよ。」
「赤ん坊はラの産声でこの世に生を受ける。ラは短調の出だしだ。そう、赤ん坊はこの世に産まれ出たことを
恐怖することから始める。」
「///」
「どうした?」
「ばか。いくらなんだってまだ早いよ。今日知り合ったばかりじゃないか。あたしそんなに軽い女じゃないから。」

調子の狂う娘だということが判明。だから調べという。しかしたった一音で響きのいい女だ、俺の見立ては相変わらず
鋭いなー。困っちゃう、テヘッ///

207:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 17:02:13
俺のハンデは指が高速しないことだ。だから和音に頼る。カデンツァと呼べば恰好はつくが、宗教音楽をしたい
わけではない。ギターから来るコード修道者でもないので、Eディミニッシュマイナーとゆわれてもなんのことやら。

ひとすじーのながれぼ しー の しー のとこがそれだという噂だ。カシオペアのおにいさんがゆうとったど。さておき。

俺の十八番はスラブ系の泣かせ系。奴隷に堕したマグダラのマリアこと真の第三のマギ・ロサの運命が物語る
メロディ。久石譲せんせいお得意のジャンル。これは棄てで弾く。俺は好みなのだが、こいつにはアたらんだろう。
俺はワルツが好きなのでワルツで。ここはのんびりした水田風景だから俺のレパートリーから山田村ワルツを
選ぶ。山田村にも岩手と富山があるが、富山でやってみる。

無反応。ヤッパリナ。しかし、おべんちゃらを言う娘でないことが判明。俺の嫌いなタイプではなくてよかった。

208:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 17:04:53
>>140
描写が足りない文章は
脚本のト書きにみえる、てこと?

209:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 17:13:13
>>143

だめだ。なにも感じない。

初小説だから、そんなの関係ないんだよ。
「ほめられたい」 「うまいね」 こんなことを期待してかいているうちはだめだ。
こころの底から湧き出た ことば はどんな下手くそな文章でも読んだもののこころを動かす。
たとえそれが呪詛でも、賛美でも、嘆き、感謝でもだ。必ずこころを打つ。
おまえさんの文章にはそれがない。

つづく

210:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 17:20:40
プゥ

と音がした。思案してる俺と静寂を破る音・刹那が閃く。うッ                 うウッ  こ これは

「…お前なあ。美少女には美少女の責任があるとは思わんのかね。限界越えてんど。」
「え?何?どしたの?」

俺は無言でヘ長調を選択する。フラットがひとつ。ヘとはファのことだ。大林宣彦監督のホラー映画 ハウス で
たったひとり生き残っためがねっこがファンタだったなー と思い出しつつ ラブベリー味も発売されたファンタ
を考えて弾く。ゴールデンアップルは美味だった。俺はないがしろにしてるがベーシックなグレープとオレンジも
悪くない味である。

ドーはドーリンークのドー レーはレスカのレー ミーはミーリンーダのミー ファーはファンタのファー
ソーはソーダのソー ラーはラムネのラー シーはシチューのシー さあの・み・ま・しょ・おー

・ごくごくごくごくごくごくごくご♪

「ちょっとおもちろい^v^」
「さっさと白状しろ。おまえがこいたんだな。」
「ゆるしてくんろ旦那。ほんの出来心でさあ。」
「よし。じゃあ木蔭へこい。お仕置きしてやる。」
「ちょーしにのんないの。身体だけが目当てなの?男ってみんなそうね。」まどかな瞳がくるくると光った。
「冗談だよ。」
「シチューは違和感あるわね。」
「他になんかあるのかよ。」
「馬鹿言わなきゃ見逃してあげたのに。シードルがあるじゃない。」
「それは俺の美学に反する。」「あら。」これがいつもの口調なのだろうか。

211:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 17:22:10
白、黒、白、黒。
目の苦しさに違和感を覚え重い瞼をそっと開く。
一面に広がる天井が薄茶色になったり濃い茶色になったり、交互に移り変わって瞳に反映する。
俺の視界は反射的に細まった。
中心部に目をやると、蛍光灯がチカ、チカ、と音を立てながら濁った光を二秒ごとに刻んでいる。眩しさのあまり顔面を腕で覆いながら重い体を起こしてスイッチをOFFにした。
ふと、鏡に写る自分の姿が目に入る。閉め切られたカーテンの隙間から漏れる光に照らされた自分の姿。
髪は無造作に伸びて寝癖の跡がヒドくボサボサで、肌は不気味な程に真っ白で、青くなった口元が浮いているようにも見えた。浮腫んだ瞼が重苦しい。
悲しく、虚しく、悔しく、滞りのない怒りが沸き上がってくる。
その光景から逃げるようにしてカーテンへと手を掛けた。白く暖かく眩い光が俺を包み込んでいく。
数日ぶりに浴びた光は、何故だか、いつもより心に染みた気がした。

212:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/18 17:25:58
>>202
くそっ、多分狙ったようにやられたんだ。
LCさんの作品を読みにいこう。楽しみだ。

さて、その前に空也宛のコメント連投します。
流れきるならすいません。

213:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/18 17:26:37
>>188(1/5)
読ませて頂きました。十分承知していると思いますが、あらかじめ注意を。
このコメントは素人の発想なので真に受けないで下さい。読者へ狙う効果、
筆者の込めた意図を、素人の梨屋が評して結果陳腐でつまらないものと
なるのは全く本意とするところではないからです。以下「と、俺は思う」略

214:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/18 17:27:24
>>188(2/5)
イントロ~異世界へは、問題はない。それ以後の展開を適当にまとめ、順に示す。
・謎の男の登場
・男は風景を花一面に変える奇跡を見せる。
・恭子は驚く
・男は平然としている。
・恭子は混乱しながらここは天国かと聞く
・男は厳密には違うと答える。
・恭子は生きているようだと確認する。
・タバコの煙でむせることを利用した生の実感と間
・自己紹介
・恭子の自殺を男は知っており、止められなかったことを悔やむ
・ヒナゲシの花を使った恭子の自殺理由の暗示
・ミナカタは自殺者の世界と明かす
・ミナカタはそろそろ模様替えを望み、恭子へ口を開いたと明かす。
・ミナカタはここが自分の世界と明かす
・恭子はここにミナカタがいつからいるか問う
・ミナカタはこの世界が無限の世界と明かす。
・手の中のヒナゲシの花の語りかけ
・非抵抗主義の強さを心にとめ場面展開
・恭子はミナカタを人間か疑う
・ミナカタは神と明かす。恭子は驚く
・恭子はミナカタの存在を神と強く感じる
・恭子は混乱しながらも考えをまとめる
・恭子は自分の自殺をなぜ知り、止めようとしたのか尋ねる
・ミナカタは現実世界をのぞき見せる。
・みすぼらしい一室
・発泡酒を飲み、カップ麺をすする男
・ミナカタは男が近々自殺すると予告
・恭子は驚かず、頷く
・一転別の場所が写る。
記述された事柄は、あまりまとまりがない。恭子の感情にしても短い間で驚いたり、落ち着いたりを繰り返す。

215:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/18 17:28:16
>>188(3/5)
なのでまとまりがあるように入れ替えてみよう。
・謎の男の登場
・男は風景を花一面に変える奇跡を見せる。
・恭子は驚く
・男は平然としている。
・恭子は混乱しながらここは天国かと聞く
・自己紹介
・恭子はミナカタを人間か疑う
・ミナカタは神と明かす。恭子は驚く
・恭子はミナカタの存在を神と強く感じる
・恭子はここにミナカタがいつからいるか問う
・ミナカタはこの世界が無限の世界と明かす。
・恭子は混乱しながらここは天国かと聞く(※再質問)
・男は厳密には違うと答える。
・恭子は生きているようだと確認する。
・タバコの煙でむせることを利用した生の実感と間
・恭子の自殺を男は知っており、止められなかったことを悔やむ
・ミナカタは自殺者の世界と明かす
・ヒナゲシの花を使った恭子の自殺理由の暗示
・ミナカタはそろそろ模様替えを望み、恭子へ口を開いたと明かす。
・ミナカタはここが自分の世界と明かす
・恭子は混乱しながらも考えをまとめる
・恭子は自分の自殺をなぜ知り、止めようとしたのか尋ねる
・ミナカタは現実世界をのぞき見せる。
・みすぼらしい一室
・発泡酒を飲み、カップ麺をすする男
・ミナカタは男が近々自殺すると予告
・恭子は驚かず、頷く
・一転別の場所が写る。

216:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/18 17:28:55
>>188(4/5)
(↓これは後のために取っておく。)
・手の中のヒナゲシの花の語りかけ
・非抵抗主義の強さを心にとめ場面展開

この様にすれば、より驚きがまとまり、自殺者の世界にいる種明かしの
勿体ぶり、転じてその悲しさ、と抑揚が付く。望む効果が出るよう、
もしくは流れが自然に繋がるように組み直すとよい。言葉が持つ間や
余韻を流れに生かして欲しい。筆力からすると違和感を感じさせず
入れ替えるのはさして難しくはないだろう。仮に例に従ってみると

(前略)むしろ、最高!と叫びたい気分だった。
「こんなもんか」
 恭子の感動をよそに、男は単調な口調で答えると、煙草を取り出して吸い始めた。花の香りが台無しだ。
「なんなのこれ……! というかここは一体どこ? もしかして、天国?」
 聞きたかったことが、次々と恭子の口から飛び出す。はしゃぎすぎないよう、言葉の調子を抑えるのに苦労した。不思議な力は一体なんなのか、とても気になったけれど、口は違う言葉を発した。
「そういえば、あなたの名前を聞いてなかった。私は黒川恭子」
「俺は南方健、ミナカタって呼べよ。ケンはださいから」
「あなたは人間じゃないの」
 ミナカタは真面目そうに言った。
「神様だよ」
「へっ?」
(後略)

と労さず、ある程度自然に繋げる。(この入れ替えは図らず
ユーモアを作る。ケンはダサイ。転じて神様だよ。とは、さすがに
スベる恐れがあるが、流れの中のアクセントにはなるだろう。)

217:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 17:29:33
…。

218:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/18 17:31:14
>>188(5/5)
加えて一点。指摘があることで分かるが、「非抵抗主義」の言葉は
十分に重さを持てる言葉だ。そして非抵抗の結果、破れて死を選ん
だ恭子が、その価値を再認識するなら、これは一つの作品として
分かりやすいメッセージにすらできるだろう。少なくとも気持ちの
転換を描くためにヒナゲシの語りをすぐに使ってしまうのは惜しい。
折角なので章の切り替えといった印象を強くさせたい場面辺りに
生かしてほしい。


 恭子はミナカタの言葉を聞きながら、手の中のヒナゲシを見つめていた。
握り潰したらどうなるのか、恭子は試してみたくなったが、むなしくなって止めた。
普通なら手のひらの温度で萎れるのだが、そんな様子はいっこうに見えない。
細い茎いっぱいに瑞々しさをたたえたそれは―根と茎が切り離されただけじゃないの。
なんてことないわ―と語りかけているようだった。



最後に、感想。
担がされてるの俺?繊細な印象を受ける文体、表現はとてもとても。
初投稿時のたどたどしい、背伸びをしたような文は消え去っている。
ここまで変わるものなのか。同一時期の同一作者の物とは、変わらぬ
自分の文章力を思い起こすとどうにも信じがたい。なるほど酷評への
余裕のある対応も、やらせならば、頷ける。
もし本当に、書いた都度推敲しているのなら、先に思うように筆を
走らせ、思いつくものを次々と打ち込み、そのあとにじっくりと練り
上げてほしい。推敲はいつでもできるものなのだから。勝手に思い入れ
を抱いた読者の一人として、梨屋はこの長編の終わりを結ぶ文字を
読みたいと、切に望んでいますので。

以上です。何かの参考になれば。

219:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 17:31:37
なるか?

220:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 18:02:15
文章作法

84
“人間界”
思わず間抜けな声が出た。神様って言ったの? 少なくとも、ミナカタの容貌や
“ ”、の使い方。 ?の後の空白、この辺はきちんと出来ている。いうことなし。

84.143
「神様って、その―ゼウスとか、アッラーとか、天照大神……みたいな?」

…… の後ひとつ空けたらよい。
「神様って、その―ゼウスとか、アッラーとか、天照大神…… みたいな?」

143
「ははあ」ミナカタはにやりと笑う。

「 」、の後は一ます空けるといい。     「ははあ」 ミナカタはにやりと笑う。

すっきりと台詞は台詞だけにしてもいい。 「ははあ」
                           ミナカタはにやりと笑う。


つづく

221:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 18:08:04
描写

>恭子がミナカタを見つめると、ミナカタもしっかりと恭子の目を見た。風や花たちのざわめきが遠のき―
 時が止まった。

風や花たちのざわめきが遠のき―時が止まった。 といきなり、いわれても読んでるほうは風や花たちのざわめきを本文から感じていないんだよ。
文中に風や花たちのざわめきを感じさせる描写がないからな。
場当たり的に作者の頭に浮かんだ景色を切り貼りされて押しつけられた印象しか受けない。

つづく

222:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 18:15:14
ミナカタミナカタと五月蠅いのお。ムルナントカのが親しいのだろ。

223:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 18:35:32
>>143
描写2

場当たり的に作者の頭に浮かんだ景色を切り貼りされて押しつけられた印象しか受けない。
ということは自己中心的な文章をかく癖があるということだ。

>そう言って笑ったミナカタの声は、木で出来たフルートの音色に似ていた。瞳はガラスのように澄んで、それでいて海のように底が見えない。

木で出来たフルートの音色を知らない読者もいることを忘れている。
自己中心的な文章には、興味を示さず読者は読み飛ばす傾向がある。

木で出来たフルートの音色がいかに素晴らしいかを描写することによって、フルートの音色を知らない読者でも十分惹きつけることが出来る。
木で出来たフルートってどんなものなのだろう? 興味をもった読者はネットで調べるかもしれない。
心地よい描写というものは、ひとを行動に駆り立てるほどの力を持っている。

終わり

224:空也 ◆4dbIFOhX2A
07/08/18 19:39:29 BE:207207348-2BP(20)
>>195
小説の形になってますか!
がんばって仕上げてみます!

>>204
よくわからないんです。人称と視点が;
ここに主語を入れればいいだろうか、と迷いながら書いている感じです。
自由間接話法というのでしょうか。
そんな高度テクに手を出してるのがいけないかもしれませんが;

>>209
そうですか、確かに、心の底から湧き出る言葉ではないかもしれません。
もっと、恭子の感情に移入するというか、そういうことが必要かもしれませんね。

225:空也 ◆4dbIFOhX2A
07/08/18 19:40:29 BE:310810368-2BP(20)
>>213-216
そうやって、箇条書きにするとわかりやすいですね!
そういう細かいプロット作りも必要かな……勉強になりました。
アリの穴にも書かれたんですが、今のは全部うっちゃって、
新しく書き直そうかな、と思っています。
>>218
いや、私は嘘を書いたりしてません。自演もしてないし、やった時点で負けですからね。
釣りにしたって、こんなわかりにくい釣りは意味も無いし……
初投稿のときは、マジであれが全部を出し切った実力だったんです。恥ずかしいですが;
自分でも、書き始めの文と比べてなら成長した、って思います。
それも全部、このスレの酷評のおかげですよ!
特に梨屋さんは最初っから添削してくれてたし、感謝しています。

>>222
諏訪大社のタケミナカタからいただいた名前です。
京極夏彦先生も作品に登場させていたことがありましたが……
ムルナントカってなんですか?

>>220-221>>223
自己中心的な文!!! 直したいと思います。
木でできたフルートについては、柔らかいかんじなのですが、書くのを忘れていました;

小説って奥が深いですね。
書いてみなくちゃわからないことが沢山あると知りました。
皆さん酷評ありがとうございました。

226:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 19:47:46
すこしはレス控えろよクズ それか自分専用のスレ立てろクズ 
ここはおまえだけのスレじゃないんだぞクズ

227:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/18 20:46:45
<前文、自己紹介略>。以下、「と俺は思う」略

>>193-194
流れ的に今更、梨屋からの細かいコメントを入れるのは
さすがに気が引けます。序盤にコメントを入れられなかった
梨屋の負けです。
メッセージが一貫して、二人の宇宙人が地球温暖化で
変わっていく地球を他人事のように淡々と語る。これは悪くはないです。

なんの役にもたたず、すみません。

228:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/18 21:10:01
>>203
<前文、自己紹介略>。以下、「と俺は思う」略
気になった点を述べます。
・「私は頭に手をやった。赤い。」
 赤いという視覚より、先に潰れたトマトの果汁の感触を手で感じるべき。
・「おっといけない。」
 なにがいけないのかが述べられておらず、宙に浮いた言葉は不快。不親切
 言葉を足して何がおっといけないかを説明するか、削るべき。
・「白い脚。」
 枝に腰掛けた人を下から見上げて、白い脚だけではなにかよくわからず、不親切
 具体的に読み手がイメージできるよう、続く細部描写が欲しい。
・私は自我モードを俺に切り換える。
 一人称を俺に変えたことが分かりづらく、不親切。
 「”俺”に切り替える」等、記号を使い、明確化してほしい。
・「可愛い顔をして」
 かわいい顔をしていることがここで突然知らされる。唐突で不親切。
 そのまえに顔立ちについての描写がほしい。
・「アルクトゥールス魂」
 なんなのかわからないが、これはこれでよい。ただし、そのあとに○○魂に火が
 ついた勢いある変わった行動、もしくは心理の描写がなければ、不親切。
・「俺は~朽ちている」
 絵が浮かばす不親切。服が朽ちるなどは、読み手はとても不思議になるのに、
 平気な主人公の考えは違和感を感じ、不親切。

・なっちょらん
 主人公のキャラを立たせるために良いので、活用してほしい。

感想
何がどうなっているのか分からないが、勢いがあるので、あるところで区切り、丁寧に
この不可解なシーンへ解説を書く等、そのままの勢いを生かしてみるのもよいだろう。

以上です。何かの参考になれば。

229:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 21:11:29
>>226
>すこしはレス控えろよクズ それか自分専用のスレ立てろクズ 
>ここはおまえだけのスレじゃないんだぞクズ


黙れ!マルフォイ!

230:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 21:31:22
梨屋よ。アルクトゥールスとは御者座の星である。ここから じゃじゃ馬ならしを
連想するのが教養というものだ。いちいち細かい解説を入れるのは野暮と
日本では言う。お前にはこの国の水は合わないのではないかと考える。

231:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 21:33:43
デモマア カペラと牛飼い座とどっちがどっちだったか忘れちってるから

もし俺が外してたら居てもいいや。当たってたらはっきし言ってお前はこの国に
百害あって一利梨屋。

232:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 21:38:16
あと、日本人のふりをしてる韓国人(近日消滅)に親切するやつぁ
大馬鹿もんやで。なにせ国費で飯喰ってるごくつぶしなのやさかい。

233:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/18 21:42:10
>>206-207
ごめんなさい。続きがあるのに気が付かなかった。ナンセンスギャク物だったのか。

・「私は~今気づいた。」
 私→俺の人称替えとグランドピアノ。グランドピアノを背負っているのは
 驚きに価するので、私→俺というさらなる遊びよりもここは一点に絞るべき。
 この文はもう少し捻れば俺がグランドピアノを背負っていることを、今気づいた
 という遊びもできるだろう。超展開への気付きは語り部が超展開だと教えて
 くれる方が親切。
・「40ポイント」
 何が消費されるのか、主語が無く不親切。
・「ラ。440ヘルツ。」
 擬音が欲しい。
・調子の狂う娘だということが判明。
 どこが調子が狂うのか、判明の判断理由が想像できず、不親切。
・「ひとすじー~さておき。」
 これだけでは曲がわからず、置いてけぼりとなった。不親切。
・「俺の十八番は~」
 テンポは良いが、ちと長く感じた。今までの文章のリズムが整ってないので
 必要以上の長描写で外しを期待ているのならば、面白さが分からなかった。
・「…お前なあ。~」
 誰の台詞かわからず不親切。
・「ちょっとおもちろい^v^」~
 ナンセンスさが加速していく会話だがもはや付いていけない。休む場所や
 ネタの解説がほしい。

総評
 読者お構いなしで専門用語をまくし立てるとか結構楽しめた文や会話も
 あったが、梨屋はあまり笑いのレベルが高くないので脱落してしまう。
 ベタさを出して、全般、素人にも安心して楽しめる親切さがほしい。

以上です。なにかの参考になれば。

234:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/18 21:48:38
>>230
開き直りですが、梨屋には教養がございません。

>>173
全文読ませていただきました。あっという間に物語に引きずり込まれて
余韻を残す読後感もあり、とてもよかったです。ありがとうございます。

235:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/18 22:18:21
>>211
<前文、自己紹介略>。以下、「と俺は思う」略

・「俺の視界は反射的に細まった。」
 直前の一文で状況が掴めない疑問を抱いたまま、持って回ったような
 間接的描写を理解しなければならないのは不親切。単純に目を細めた
 等で落ち着かせて欲しい。
・「中心部に目をやると、」
 まだ、どこに主人公が置かれているかもわからない状況なので
 どこの中心部かが掴めず、不親切
・「ふと、鏡に写る自分の姿が目に入る。」
 部屋の描写がほしい。突然現れた鏡戸惑い不親切
・「悲しく、虚しく、悔しく、滞りのない怒りが沸き上がってくる。」
 何をどこになぜ感じたのかといった理由が分からず不親切。
 この心境の前にある程度ほのめかしが欲しい。
・「その光景から」
 光景という漠然なものが鏡の中の自分の姿だとすぐには分からず不親切。

感想
 例えがおおすぎます。連続する間接的な表現で、読むのが疲れました。
 状況が分かりづらく不親切。息の抜き所を適度に作り安心させてください。

以上です。何かの参考になれば。

236:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/18 22:42:27
>>231
>百害あって一利梨屋。
レス見落としました。この一言言いたいがためにか、と勘ぐってしまった。
いいです。

>>225
>そういう細かいプロット作りも必要かな
この箇条書きは、後付です。アリの文をなんとなく感覚的に繋げ直したあとに、
どこをどう変えたかをまとめるため、後から箇条書きを作りました。
 出来事はまったく変わりませんが、梨屋は回想部分や本文の有り物から
恭子像を見て、驚きは驚きのところへ、死へのほのめかしはそれをと、ベタに
集めて、構成し直したようです。が、やはり流れを持たせた中の台詞は、
より実感が出ると思います。
 小説のプロットの作り方はいろいろとあると思いますが、とりあえず
ある程度書き綴った後から、こういうことなんだと、方針を固める自由連想に
似た手段もあっていいのだと想像します。
 大切なのは、筆を投げずに最後まで書き上げることでしょう。というより、
ただ梨屋が完結を見たいからなのですが。


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