07/09/01 03:29:20
>>579-581
まず、空改行をやめましょう。
冒頭からの自分語りはやめましょう。
書かないほうがよいことを書きすぎです。
と、いうことで、以下、勝手に再構成(大幅に削除)。
雨の匂いが濃くなって、夏が近い事を知る。
窓を閉めて、そのまま窓際に腰をおろす。フローリングがひんやりと冷たくて、その温度が快い。カーテンは開けたままで、鏡のようになった
窓ガラスに私が映っている。
手の中には体温で温まったマニキュア。私は十本の指に、丁寧にそのベージュ色を塗り始める。
両手の爪が全て、濡れたように光る。大人っぽくて、いやらしい。
私は好きなときに、大人になれる。子どもにもなれる。
彼は私と一緒に居るときの自分を恥じていた。
なぜこんなことになったか、を彼はいつも考えていた。
私はわざと、マニキュアを厚く爪の上にのせた。
きっといつまでも乾かないだろう。
両手の爪の上で、貝殻のように乗せられたマニキュアを眺める。このマニキュアが彼のスーツに付いたら、奥さん、気付くかな?
ぞくぞくした。
玄関のチャイムが、予定の時間よりも早く鳴った。私は嬉しくて、急いで彼を出迎えた。