あなたの文章真面目に酷評しますPart52 at BUN
あなたの文章真面目に酷評しますPart52 - 暇つぶし2ch476:名無し物書き@推敲中?
07/08/27 20:46:08
>>469
<ただ日常を浪費するために、時間を通過させるために、その事が仕事であると思って生きてきた。

冒頭の重要そうな一行から、何を示しているのかよく分からない。
「その事」って「家を離れてどこか遠くへと行く」こと?
それを「仕事であると思う」って?
「沢蟹を指で弾き飛ばす」気持ちも不明。 「生臭いような気持ち」とは・・

>>471
「湿っているけど」から始まる文章、とっ散らかっていて日本語になってないので
何行かに分けたほうがよいでしょう。

>>472
「男」と「そいつ」が違う人物なら「男」の出現が唐突過ぎる。 同じ人物ならそう分かるように。

<そいつはその山に、ときどき登っていた。
<何かを振り切るように、振り返れば自分の家も、学校も見えるその山を登った
それまで一人称視点だったのに、神の視点に変わってる。

<そいつはそれをまるで毘沙門様が閉じ込められているようにみたという。
「そいつ」が死ぬ前に自分の心境を語ってくれたのかな? でなきゃ「おれ」には分からないはず。

477:名無し物書き@推敲中?
07/08/27 20:56:31
>>769
俺が読んだ限りでは、無意味な駄文だと思った。
自己陶酔したいなら日記でどうぞってかんじ。

478:名無し物書き@推敲中?
07/08/27 21:14:32
>>469
「自分語り」に対しては「誰もおまえのことには興味なんかないんだよ」という
批評言説があるが、こういうものを読むと、そのとおりだなと思う。

479:名無し物書き@推敲中?
07/08/27 21:22:33
>>430
遅れてすみませんm(__)m
有難うございます。勉強になります。

480:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/27 21:29:34
梨屋です。酷評お願いします。

URLリンク(sakka.org)
リンク先これでいいのかな、動的なリンクなら切れちゃうかもしれないけど。
作家でごはんってところが結構真面目な批評多かったんで、
そこに投稿しときますた。オレならここはこう書くといった
具体的な指摘をいただけるとありがたいです。

481:YOSHI
07/08/27 21:50:07
「ギャ!グッワ!待ってくれ!待ってくれ!」
オヤジは、叫んだ。
「許してくれよ!入れたかっただけなんだから」
「バキッ!ボコッ!」
ケンはかまわず殴り続ける。
「ヒッー!助けてー!助けてー!」
オヤジが悲鳴に近い叫び声をあげた。
「お前みたいな奴がいるからいけないんだ!」
ケンが叫びながら殴り続ける。
「ギャー」
オヤジの血があたりに飛び散った。ケンのコブシも血で染まっている。
「世の中!狂ってんだよ!狂ってんだよ!」
ケンの形相は、もうフツウではなかった。その様子を見ていた、ミクも従業員も言葉を失ってしまっていた。
思わずミクが言った。
「店長!それ以上やったら死んじゃう!」
「ガッシ!ボカ!」
ケンには、まったく聞こえていない。オヤジも失神したのか動かなくなった。
「キャー、やめて!」
ミクが叫んだ。
「あっ……はい」
従業員が後ろからケンを押さえた。



482:山田悠介
07/08/27 21:51:05
『宮殿では朝食の時間を迎えており、メイド達が次々と豪華な料理を運び出していた。
それは朝食とは思えないほどの豪華さで、一般市民がこの料理を見たらこれが本当に
朝食か?と目を仰天させるに違いない。これだけで一般市民との差は歴然と離れており、
王様が毎日どのようにして暮らしているかはこの朝食だけでも想像がついてしまう。
なおも料理は運び込まれていく。
王様の目の前に全ての料理が出そろった。豪華で目を見張るほどの大きなテーブル。
目の前には全てが金で作られているナイフやフォーク。
そして、背もたれが必要以上に天井へと伸びている豪華なイス。
全てが”豪華”これ以上の単語が見当たらない程、豪華であった。』


483:名無し物書き@推敲中?
07/08/27 21:53:49
↑カオス

484:名無し物書き@推敲中?
07/08/27 21:55:39
>>469
一般的に、一人称の小説は、うまくやれば読みやすいがうまくやらないと非常に重苦しくなったりうざったくなったりするという傾向がある。
つぎはうまくやってね。

485:名無し物書き@推敲中?
07/08/27 22:05:25
>>482
なにそれ。舐めてるの?

486:名無し物書き@推敲中?
07/08/27 22:16:24
>>482
山田悠介ってリアル鬼ごっこの人だよな?
なんでここに貼るのかわからん。

487:名無し物書き@推敲中?
07/08/27 22:19:08
>>482
冷静に読んでみて…

山田さんは豪華を表現する言葉を「豪華」しか持っていない人なんだと思いました。

488:名無し物書き@推敲中?
07/08/27 22:19:25
みなさん、これがカオスです

489:名無し物書き@推敲中?
07/08/27 22:20:10
これがプロの文章だというのだから驚きだ

490:名無し物書き@推敲中?
07/08/27 22:30:32
故意に語彙を制限して繰り返しの面白さを強調。これがレトリックってやつだよ。

491:名無し物書き@推敲中?
07/08/27 22:33:18
>>480
描写が弱いね。
>スレート波板の工場の壁に挟まれた構内道路
もうちょっといろいろ書こうよ。
天候とか、音、匂い、温度、湿度、工場の性質によっていろいろあると思うけど
工場らしい雰囲気が出るように。

人物描写もないので、登場人物がよくわからない。
人相風体はもとより、服装。工場なら作業服なんだろうけど、汚れ方とかいろいろ
あるはず。

文章的には大体いいんじゃないかな。
心理描写も自然に入っているし、セリフのつながりもそんなに悪くない。
上達する見込みはあると思う。

492:395
07/08/28 02:12:36
>>480=梨屋 ◆Jc4n4r55vw
文章自体は歯切れが良くて、なかなかいいと思う。
ただね、心理描写ばっかりで、物理的な描写や人物描写がないから、物語に入って
いけないんだよ。というか物語ですらないけどw

さらに言うなら、三行で済む事を何ページも使って書いているという印象がある。
その割りにラストに付け足された「彼女」との会話も唐突というか蛇足に思えたりするし。

全体的な印象で言うなら、「読むのがタルかった」という感じです。

「オチやストーリーはなくても、それなりに読ませるものが出来るような気がする」
と、>>395では書いたけど、今回の作品は誉めるワケにはいかない。
欠点はあなた自身でも分かっているようだから、次はそこから目を背けずにじっくり
作品作りにチャレンジしてみて。
純文学系の短編を読んで参考にするのもいいかも。

文章を見る限りでは、いいセンスを持っていると思うから。

493:名無し物書き@推敲中?
07/08/28 02:46:00
>480
最初に登場人物の名前が複数、怒濤のように出てきて、
しかも誰が誰だか全くわからないうちに(立場、性別、関係、年齢、何故工場にいるのか)
じゃんけんの、パーだかチョキだか、グーだか、指が何本だかと出てきて
頭がぐるぐると掻き回されたかんじ。

「説明しよう」でほっと一安心したが、
じゃんけんのルールの説明はあっても、それで主人公が負け続けていることも、金穴であることも解ったが、

「で、このひとたち、誰?」状態。

そしてすかさず、再びじゃんけんに突入。
宮野ちゃんが女性だと解ったあたりで、読むのやめました。すいません。

文章のテンポは好き。安定してるとは思う。次回作に期待。

494:名無し物書き@推敲中?
07/08/28 03:11:42
>>480
地の文が一人称の饒舌体である上に、会話も地の文とトーンが同じなので、最初から
最後まで作品全体がざわついているように感じた。なので読んでいて疲れた。

>ここで、オレらというか、オレはなんのためにジャンケンしているのか? ということについて説明をしよう。
この手の読者への語りかけは、好みの問題なのだろうけれど、私としてはちとウザい。

>金曜の給料日まであと2日。そして今、可愛いゲームに参加中。
この「可愛い」とかも書きすぎで、可愛いかどうかの判断は読者に投げたほうがいいと思う。
冒頭の「このカワイイ遊び」はいいんだけどね。

>金曜の給料日まであと2日。
で、スパっと切って終わる。私ならそうする。

全体に「狙いすぎ」の感あり。
レベルは高いですけど。

495:名無し物書き@推敲中?
07/08/28 03:33:47
久々にスレへ来てみた。腕試しに>>472でも直してみる。

 おれは9月1日に朝礼で突っ立っていた。
 始業式早々、そいつが自殺したと、公務員よろしく、校長は酷く事務的に語った。
 そいつは、住んでいたニュータウンが接する山の中で、ひっそりと首を吊っていたそうだ。
 部活に励んでいた時、爽やかな風が吹き下りてきたことがあった。
 実は、その特別な緑の匂いを含ませるのが、その山だった。
 聞けば、そいつはその山に、何かを振り切る様に時々登っていたとのこと。
 振り返れば、自分の家も、学校も見えるその山を―。
 しかし、駅を通過する電車や救急車のサイレンの不協和音も、特別な風を伝って聞こえてしまう。
 これでは、風情も何もあったものではない。……そいつの凶報も。

 かつて、ニュータウンが出来る前に毘沙門さまのが祀ってあった場所がある。
 今そこは開拓され、既に誰かの家が建っている。
 毘沙門像は、解体されて件の山中へと移り、基礎と外郭は真新しく修飾され、
毘沙門さまのおられる内郭だけ、以前と同様古めかしい設計となっている。
 そいつは生前、ぽつりと漏らしていたそうだ。
 あれじゃまるで毘沙門さまが閉じ込められている様だ、と。
 
 おれがはじき跳ばした沢蟹は、繁みに弾み落ち、見つけられなくなってしまった。

496:名無し物書き@推敲中?
07/08/28 03:37:05
失礼。
 >しかし、駅を通過する電車や救急車のサイレンの不協和音も、特別な風を伝って聞こえてしまう。
これ訳分からんな。吹き下りると言っておきながら。
山の上に救急車が走ってるのかという……。

497:名無し物書き@推敲中?
07/08/28 04:01:46
>>480 開幕早々スレート波板ってなんぞ?と、ググった。
あと、セリフから入っても面白いかもしれない。
じゃんけんシーンを抜粋。()内の提案は如何だろうか。

「さいしょはグー! じゃんけんポン!!」
 スレート波板工場の壁に挟まれた構内道路に、(幼い、明るい、元気な)声が響き渡る。
 オレは右腕を振り下ろし、拳を力一杯握りしめ、腹の前で力強く止めた。
(同時に繰り出されたみんなの手を一瞥すると―、)
 オレが出した握り拳の左側には、やや短めで太い人差し指と中指の指二本が一つ。
 そして右側には、細い指をピンと先まで開いた手が一つ。 (読者に結果を見せる)
 ―おおお、あいこだ! 助かった!! (喜ぶ感情を表現してみる)
 危なかったー。ほんと、勝てる予感がしねーよ。(結果の二重表現カット)
 いやいやいや、オレは勝つ! 勝つんだよ、……勝つんだよね?
 おととい負けたばかりだし、そんでまた負けるなんて、そんなの神様が許さねぇはず!!

498:名無し物書き@推敲中?
07/08/28 05:51:32
そもそも
>おれは9月1日に朝礼で突っ立っていた。
この一文からして既になんだか変だと思うんだけど……

499:名無し物書き@推敲中?
07/08/28 14:06:18
文の最初だからおかしいんだな。
天気や残暑具合、生徒の様子を書いてみるといいかもしれない。

500:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/28 21:52:04
24h経ったよ!これで大手を振ってレスできる。皆さん真面目な批評有り難うございます。
>>491->>494の批評をかってに総括させていただくと
・課題1 描写不足
 テンション高めの心理描写から書き始めてしまったせいか、調子を崩さずに
 他の描写が書けなかったという無様さを露呈してしまいました。正直言って
 力量不足を痛感しているところです。
 極めて遅筆だったのですが、暗中模索で書いたためか、自分がこういう話を
 書けるとは自分で驚いています。ですので、今後の対策としては、思いつか
 なくてもとりあえず書いて、あとから推敲で整えてみようかと思います。

・課題2 一本調子の文体
 読み返すと、テンション合えば(例えば、真夜中とか)そこそこ読めるんですが
 テンション合わないと、ウザくてしかたなかったりします。こういう全部本人独り言で
 語りますよってやつを”饒舌体”というんですね。勉強になりました。なかなか
 心理描写以外の事へ移るのが難しく、コレは課題1と被る部分大ですが、
 なんとか緩急つけて、読んで休める部分を作れるようにしたいと思います。

・その他 詰め込み過ぎ
 まぁ、処女作だったせいか、思いつくままにいろいろな要素を組み込んでいって
 しまったようです。当然、上手く機能せずに、読み手にとって余計な要素という
 マイナスに働いてしまったのかなぁと。引き出し多くは無いはずですので身の丈
 にあった程度を丁寧にというところでしょうか。読者への語りかけは、冒頭の状況
 説明を自然に出来ず、かといって文体の調子を止めたくもなく、それでも収拾
 つけなきゃと作ったところで、逃げですねw

>>497
 添削有り難うございます。とても参考になります。かなり分かりやすくなりました。
 なんで思いつかなかったんだろ。

しかし、なかなか自分の文章ってのは客観視できないっすね。皆さん梨屋の駄文への
批評を寄せていただき有り難うございます。おまけに文章のセンスとかテンポとかまで……
まぁなんか恥ずかしいです。新たな趣味に出会えたことに感謝です。機会をみてまた挑戦します。

501:名無し物書き@推敲中?
07/08/29 18:15:05
>>495
 俺もリライトしてみた。ちょっと整理しただけだが。

 9月1日、俺は二学期の最初の朝礼で突っ立っていた。
 壇上では校長が、あいつが死んだと告げていた。
 死体が発見されたのはニュータウンに隣接する山だった。夏の日には特別な緑の
匂いを含ませた風が降りてくる山だった。その山の中でひっそりと首をくくったと
いう。
 あいつは、ときとぎ振り切るように山に登っていた。
 そして、山に登る時は、振り返ることもなかった。後ろに見える自分の家や学校の
風景から避けているようですらあった。
 昔、このあたりに古い毘沙門堂があった。ニュータウン建設の際に邪魔になるとい
うことで解体され、今は山の中に移されている。新しい毘沙門堂は本尊の毘沙門様と
内郭だけはかつてのものを使い、基礎と外郭が新たに造られた。
 毘沙門様が閉じこめられているようだ。
 移された毘沙門堂をみてあいつはそう言った。


502:名無し物書き@推敲中?
07/08/29 18:31:08
取りあえず、9月1日ってのはどう見ても邪魔じゃね?
伏線になってるならともかく。

日を明確にする必要が無いなら、描写にした方がいいと思う。

  夏の厳しい日差しもいくらか和らぎ、涼しげな風が吹き抜けるようになった頃、
 俺は二学期の最初の朝礼で突っ立っていた。

とか。即興だから変かも知らんが。
(季節の描写と二学期って表現が重複気味で嫌な感じ。9月1日でも同様だけど)

503:名無し物書き@推敲中?
07/08/29 18:58:46
気晴らしに、もうちょい見てみる。
……書いて気付いたんだが、改稿に対する改稿してたorz
スレを良く読んでいなかったんだ。うん。すまない。
てなわけで、>>495>>501を手直し。

>あいつが死んだと告げていた
告げるのは瞬間の動作で、告げていただと継続のニュアンスがして違和感。
>山だった。~山だった。
末尾が全く同じってのはどうかと。一段落に山が三回てのも気になる。
>振り切るように
振り切るなら、その対象が無いとイメージできない気が。
>風景から避けて
逃げて、かな
>新しい毘沙門堂は本尊の毘沙門様と内郭だけはかつてのものを使い
意味がすぐには取れず、ん?て思った。

とか。勝手気ままに手直ししてみた。改悪だったらごめんです。

 夏の厳しい日差しもいくらか和らぎ、ブレーカーの落ちる心配も要らなくなった頃、
俺は二学期の最初の朝礼で突っ立っていた。
 壇上で校長が、あいつが死んだことを告げた。
 死体が発見されたのはニュータウンに隣接する山の中だった。夏の日にはそこから
特別な緑の匂いを含ませた風が降りてきて、身体の中に巡っている嫌な空気を浄化してくれる。
そんな山の中で、ひっそりと首をくくったという。
 あいつは、ときどき何かを振り切るように山に登っていた。
 そして山に登るときは、後ろに見える自分の家や学校から逃げ出すように、決して
振り返ることをしなかった。
 昔、この辺りには古い毘沙門堂があった。ニュータウン建設の際に邪魔になると
いうことで解体され。今は山の中に移されている。新しい毘沙門堂は基礎と外殻が
新たに作られ、本尊の毘沙門様と内郭にはかつてのものが用いられた。
『毘沙門様が閉じこめられているようだ」
 移された毘沙門堂を見て、あいつはそう言った。

504:名無し物書き@推敲中?
07/08/29 19:18:08
背後から地を這うように吹き上げた一筋の風は、
肩越しに右の頬へ小さなひび割れを刻むと、
そのまま目の前のプレートを左右にカタカタと揺らして見せた。

505:名無し物書き@推敲中?
07/08/29 21:10:43
>>502
まぁ、捨てる必要もない。使いにくいけど。
二学期の始業式よりも日付の方がうったえるものはあるからな。

  9月1日―
  二学期初日の朝礼で、俺は突っ立っていた。

とか、ダッシュで強調するって意味もあるな。
どっちにしても、半端に文章の中に入れると、邪魔なのは確かだ。


506:名無し物書き@推敲中?
07/08/29 21:17:50
>>503

> 夏の厳しい日差しもいくらか和らぎ、ブレーカーの落ちる心配も要らなくなった頃、
俺は二学期の最初の朝礼で突っ立っていた。

表現が迂遠だし、直感的に季節がわかりにくい。
クーラーのせいで夏場はブレーカーが落ちやすいが、ここでそれを出しても邪魔になるだけ。

>身体の中に巡っている嫌な空気を浄化してくれる。
ここもそう。半端になにか凝ったようなこと言おうとして、かえって安っぽくなってしまっている。



507:吾輩は名無しである
07/08/29 21:39:04
>>502
>夏の厳しい日差しもいくらか和らぎ、涼しげな風が吹き抜けるようになった頃、
>俺は二学期の最初の朝礼で突っ立っていた。

こんなのいかにも下読み段階で落としたくなる文章ですよ……

508:名無し物書き@推敲中?
07/08/29 21:49:32
>>507
俺もそう思う。9月1日の方がまだ気が利いてる。

509:名無し物書き@推敲中?
07/08/29 21:49:36
まるで暑中見舞いだしなw

510:名無し物書き@推敲中?
07/08/29 21:56:55
批判する人間の法則:自分で例を挙げることは絶対にしない

511:名無し物書き@推敲中?
07/08/29 22:07:35
批評する人間の法則:批判されると涙目で変な法則をつくる

512:名無し物書き@推敲中?
07/08/29 22:20:52
>>506
>>507

激しく、激しく、同意。

513:名無し物書き@推敲中?
07/08/29 22:26:53
一人遊びごくろうさん

514:名無し物書き@推敲中?
07/08/29 23:38:52
>495だが、
なんかどんどん改変されていって、面白いなw

515:名無し物書き@推敲中?
07/08/29 23:45:58
部活では俺と同じようにいつも一人でいる奴がいた。
皆と騒いだりもせず、淡々とし、だけど決してイジメられたりもせず、
不良でも優等生でもない、目立たない奴がいた。

中学2年の夏休み。俺は部活をやらされて過ごした。

9月1日。夏休みが終わった日。朝礼で俺は突っ立っていた。
校長は言っていた。そいつが自殺したことを。

そいつの家、ニュータウンが接する山の中、
そいつは首を縊ったのだった。
あの夏の日の俺が受けた特別な風が吹き下りてくるその山で、
特別な風に特別な緑の匂いを含ませるその山で。

そいつはときどきその山に登っていたのだそうだ。
振り返れば自分の家も学校も見えるその山で
何かを振り切るように、登っていったのだろうか。
そして、登るそいつを、麓の街の電車の音とかは、追い越していくのだ。
救急車のサイレンの音だけはたぶん最後は違ったのかもしれないが。

かつて、ニュータウンが出来る前、毘沙門さまのあった場所がある。
もちろんそこには、誰かの家が建っている。
毘沙門さまは解体されて、山の中へと移された。
基礎と外郭だけが真新しく、毘沙門さまの奉られる
内郭だけが古めかしく立っている。
そいつはそれをまるで毘沙門様が閉じ込められているようにみたという。




これは散文詩だろ。違うのか?

516:名無し物書き@推敲中?
07/08/30 02:37:44
 200億光年の彼方へ

 ─10億年がたった。
 ─20億年がたった。
 ─30億年がたった。
 ─56億7000万年がたった。
 弥勒菩薩、マイトレーヤが現れた。
 弥勒菩薩はいう。
「一切衆生を救わん」
 死んだ人間が300億人の魂が、弥勒菩薩によって救済された。
 ─100億年たった。
 ─さらに、200億年たった。
 ある菩薩の年齢が500億歳に達した。
 ある如来の年齢は、1000億歳。
 ある観音の年齢は、1000兆歳。
 ─無量大数年たった。
 ある仏の年齢が、青蓮華歳になった。
 そして、ブッダの年齢は、不可説歳になる……。

517:名無し物書き@推敲中?
07/08/30 10:03:30
>516
折伏でつか?

518:名無し物書き@推敲中?
07/08/30 16:26:20
 空気なんか読みたくねえし、読む気もさらさらねえ。まあ、そんな考えで高校を出て専門に入って、
社会には出ないで俺は家に引きこもっていた。何となくで社会に出て働くやつと、働かないであれこ
考えて社会を底辺から見下ろす俺とでは俺のほうが上だと思っていて、それは今でも変わらない。
社会が空気を読めよ、空気を読んで働けよと俺に働きかけようとも俺は空気が読めないふりをし
ていた。もちろんそれは自意識過剰で誰も俺など見ていないこともまたうすうす感じてもいた。
 くだらねえ毎日を浪費しているだけだろうと言われればまあその通りで、昼過ぎに起きて飯を食
って巡回サイトを一通り眺めてギャルゲをして飯を食って、メタボリックという言葉を知った俺は日課
に散歩を取り入れた。
 パソコンにガタがきつつある。専門学校に入るときに親に買ってもらったものだ。CD‐ROMを入れ
ると引っ掻くようなノイズが混じり始めている。バイトも二年前に辞めて、いよいよ金がついえてきた。
パソコンがぶっ壊れた暁には短期のバイトをしようかと思っている。それもすぐ止めるけど。金なんて
最低限あればいい。死ぬときにちょうど預金残高がゼロになるのが最良の人生だと思う。
 金なんてその程度のものだ。
 たまに金があれば人の心も買えるとかマヌケなことを言うやつがいるが、そんなはずがない。人の心
が金で買えてたまるか。
 そもそも俺はそんなもの、いらないのだ。

   *

百枚くらいの小説の書き出しです。よろしくお願いします。
それと超カメレスですが、前スレ>>985氏ご指摘ありがとうございました。

519:名無し物書き@推敲中?
07/08/30 17:19:47
中二病の臭いがする。
主人公の自立で〆るなら、テーマはまぁ良いんでない。

520:名無し物書き@推敲中?
07/08/30 17:25:15
>>518
前にも誰かが指摘してたけど、冒頭から主人公がずらずらと所信表明し過ぎると
押し付けがましく感じるし、お腹いっぱいでその先を読む気が減退します。
主人公が持つ世界観は、物語が進行するにつれて他者との関係の中で自然に
明らかになっていくほうが良いでしょう。
主人公の境遇、外見や性格などは最初のほうで紹介して問題ないですが。
一人称小説の難しいところです。

521:名無し物書き@推敲中?
07/08/30 18:28:50
少ない言葉で世界を表現してしまうのが理想の冒頭ですかね
風景の細かい描写だけとか、心象もしくは事実の羅列だけとか、どれか狭い世界に偏ったのがたらたらと続くのは冒頭としてはイレギュラーですかね

522:名無し物書き@推敲中?
07/08/30 18:38:47
冒頭は行動あるいは、行動の中で現れる心理描写
それに付随する風景描写だな。僕は俺は私は
こうなんだみたいなプロフィール発表は
物語展開中に展開できるよう工夫したほうがいい。

ただし、相当におもしろい私語りなら、例外は
あるかもしれんが、冒頭はリスク高し。


523:名無し物書き@推敲中?
07/08/30 18:55:09
>>518
冒頭はなるべく早く主人公を登場させて、どこにいて、何をやっているのかを
読者に伝えるようにしたほうがいい。
自分の部屋にいるなら、主人公の視点で部屋の様子を描写する。
パソコンデスクの前に座ってるなら、パソコンで何をしようとしているのか。
そういうことを説明しながら、心理描写に入っていかないと小説にならない。

524:名無し物書き@推敲中?
07/08/30 19:46:45
>>517
折伏の方が断然しっかりしてる。文章とか色々

525:名無し物書き@推敲中?
07/08/30 20:28:34
>>521
冒頭で
「主人公を取り巻く世界」を表現するのは結構だけど
「主人公が抱く世界観」をベタに書いてしまっては、唯の自分語りになってしまうと思う。
そういうものが物語全体を通して語られるのが小説の面白さだと・・

526:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/30 21:03:56
>>518(1/2)
前スレ748は現在、梨屋と名乗っています。前スレ949さん。コメントの前にまず、お詫びをさせてください。

 前スレではここ変えればこんな感じにと、気軽な気持ちであなたの文章へ手を加えてしま
いました。他人から勝手に手を加えられることに抵抗を感じることを知らず、軽率なことをし
てしまったと悔いています。申し訳ございません。

以下、コメントに移らせていただきます。「と、俺は思う」略。気になった点。
・心理描写の時制
  上記の行から、「~いた。」へと時制が過去形へと移る。行動の時制とは異なって、
 心境での過去形は、現在では当時とは心境が違い「当時の自分はそう思っていた。」
 意味も与えられる。そのように読むと、では、今、主人公は何時にいて、当時をふり返り、
 何を考えているのだろうか?ということ語られず不親切だが、文脈からすると、回顧部
 ではなさそうなので、「いる。」 等の現在形へすれば、混乱することなく親切。

・「社会が空気を読めよ~俺は空気が読めないふりをしていた。」
  読点の位置ためか一読したとき、「社会」の擬人化したセリフ部が不明確で「社会」が
 どこまで掛かるのかが分かりづらい。この擬人化が明確でないため、次の行の「もちろん
 それは」が何を指すのかが分かりずらく不親切。

・その他
 「働かないであれこ」”れ”は改行時の脱字ですね。
 「CD‐ROMを入れると引っ掻くようなノイズが混じり始めている。」
 回転時のドライブから聞こえる異音か、音楽CD再生時のノイズか一見わかりずらかった。

527:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/30 21:06:07
>>518(2/2)

(感想)
 この文体、梨屋は好きです。
 さっと一回目を通して特に引っかかりも無く読めました。読み直して
みて、さほど読点が打たれてないこと、それでも自分が無理なく意味
が取れたことを気付き、読みやすい文章に力を感じます。
梨屋としては特に良かったフレーズをチョイスすると自虐的だけど
確信持って居直るのが好みというか、
「空気なんか読みたくねえし、読む気もさらさらねえ。」とか
「社会を底辺から見下ろす俺とでは俺のほうが上だと思っていて、
 それは今でも変わらない。」などは特に気に入りました。

 梨屋は本来小説を読むとき、「セリフ」が始まる、動きが出る、
までは序章は斜め読み、必要があれば読み返すことが多いです。
ですので冒頭主人公が今置かれた心境をただ語るだけでも大きな
問題とはあまり思わないのですが。しかし、この文章、「」や、擬音、
行動描写をはさみながら進めても全然問題のないモノローグですので、
何かやらせたり、話させたり、なにか見ながら、の方が雰囲気や
アクセントが付いてよりよいのかもしれません。
 もちろん、他の方のコメントのとおり、冒頭でさっさと人物紹介を
するのは自然で、読み手が物語へ入り易く親切です。

以上です。なにかの参考になれば。

528:吾輩は名無しである
07/08/30 21:13:50
全然関係ない話で申し訳ないのですが、梨屋さんって農家の方なんですか?

529:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/30 21:31:29
>>528
梨屋=なしや=最初に書いたレス番748。
だからコテ名付けは職業とは無関係。
俺がオッサンになってしまったこととはやや関係。

530:名無し物書き@推敲中?
07/08/30 21:38:13
>>528
あまりに関係なさすぎて梨汁吹いた

531:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/30 21:44:25
すいません、入れ替えてるうちに変になっていたので訂正。

>>526
心理描写の時制の出だし
<上記の行から>
の行とは→「社会が空気を読めよ~俺は空気が読めないふりをしていた。」
です。

あと>>527では
冒頭でさっさと人物紹介をするのは自然と書きましたが、
「人物紹介」では言葉足りず、「5W1H」の描写と言いたかったわけです。

532:名無し物書き@推敲中?
07/08/30 23:16:32
ちょっと聞きたいことが。
文中に半角文字を入れるのはご法度?

例1
 昨今、古い映画が、再びテレビなどで持て囃されている。
 丁度その手の番組を見ていると、僕が好きだった懐かしい作品が紹介された。
 ―『Back to the Future』。
 ああ、これよく見たなぁ。シリーズもので、三部作だったはずだ。

例2
 昨今、古い映画が、再びテレビなどで持て囃されている。
 丁度その手の番組を見ていると、僕が好きだった懐かしい作品が紹介された。
 ―『Back to the Future』。
 ああ、これよく見たなぁ。シリーズもので、三部作だったはずだ。

例3
 昨今、古い映画が、再びテレビなどで持て囃されている。
 丁度その手の番組を見ていると、僕が好きだった懐かしい作品が紹介された。
 ―『バックトゥザフューチャー』。
 ああ、これよく見たなぁ。シリーズもので、三部作だったはずだ。

533:名無し物書き@推敲中?
07/08/30 23:17:23
>>532 自由

534:名無し物書き@推敲中?
07/08/30 23:21:13
おk。思うに、物語中で統一することが重要なのかな。

535:名無し物書き@推敲中?
07/08/30 23:31:13
>>532
まぁ、簡単なことをいうとだな。下読みはどうかわからんが、編集ってのは売れるものを
探しているのであって、重箱の隅ちまちま突いているほど暇じゃないんだよ。
でだな、お前さんはその例を出してきたが、それが縦書きの小説の文章になったときの
ことを想定したか?
その時に、英語が縦書きに混ざって印刷されるわけだ。で、読者が見て読みやすいか
どうか。読みやすけりゃ、問題ない。自信ないなら、カタカナにしとけ。無難だからな。

536:名無し物書き@推敲中?
07/08/31 01:07:13
「このラッシーで流し込むと、いいらしい」
 奴の左手の大振りのガラスのコップには白い液体がなみなみと、入っている。
その表面には、小さな沫が不規則に浮かんでいて、まだらに茶色い。
ガラスの汚れかとも思ったらが、浮かんでいるのは得体のしれない、ゴミだ。
「これを飲むのか?」
 勘弁してくれ。俺は繊細なんだ。
「それ自体が、目的じゃないだろう。こっちだ」
 奴の右の指の間には、粒上の欠片がある。一見、ただの丸薬に見える。
でもよく見ると、粗雑な植物の繊維が毛羽立つように、表面から出ている。
「これは、ここから、持ち出すなよ」
 俺だって、そこまで馬鹿じゃない。
 幻想よりも、鮮やかなトリップ。目的を見失うなってはいけない。
「嫌なら、これを、そのまま」
 奴は手の中の、繊維を更に小さく丸めながら、言った。
その手は黒くて関節が以上に太い。
「ケツから入れればいい。吸収することでは、同じだ」
「残念だ。俺、ずっと下痢してるから、刺激ですぐ、出ちまう」
 そのまま、笑おうとした。でも、喉の奥で奇妙な音が鳴るだけだった。その音は、吐く前兆のあの音に似ている。 
「たった5分でいい。5分、ケツの穴を押さえれば吸収される。簡単だろう?」」
 追い詰められた。

537:名無し物書き@推敲中?
07/08/31 01:15:20
536だけど、以上に→異常に。
緊迫感をテーマに、何故かラッシー(あのインドのヨーグルトドリンク)が
ふと浮かんだので。続きは・・どうしよう。

538:名無し物書き@推敲中?
07/08/31 01:29:56
>>525
? よくわからんけど議論したかったら別館でやってね。あっちも見てるから。

539:名無し物書き@推敲中?
07/08/31 01:36:38
 外は多分、暑い。 目の端を何かがよぎった。奴が素早く、手を動かす。歯を
「ほら」
 わざとらしくぱっと開いた手の中のものは、多分、蝿?こんな大きな蝿、存在しているのか。
まるで蝿の形の、すずめ蛾だ。
「今は、暑くて、明るい」
 俺はつぶやいた。すずめ蛾なんて、今は飛ばない。
「おまけ」
 俺には構わずに、奴は素早く、左手のコップの中にそれを投げ入れた。
その衝撃で、白い表面が大きく波打つ。
「船」
 俺が、そう言うと、奴は片目をつぶって、今投げ入れた黒い固まりを指差して、言った。
「これ?」
 俺はうなづく。
「グッドセンス」
 大きくて器用な右手の親指を俺の方に向けて、奴は歯を見せた。
今こそ、笑うタイミングだ。

540:名無し物書き@推敲中?
07/08/31 01:47:58
539は、536の続きです。539の一行めのラストは消し忘れ。
硬質&リアリティでの思い付き・・これからの展開は?
何書いても、どうせ、どうにもならんし、何にもならん。
でも、こんな濃い展開も書いてて、面白い。

541:名無し物書き@推敲中?
07/08/31 01:50:50
>>518

このスレ的にはNGを出されやすい書き出しだけど、プロローグとして見ればそんなに
悪くないと思う。

ただ
>空気なんか読みたくねえし、読む気もさらさらねえ
言ってる事が微妙に重複してないか? しかも短い一文の中で。
書き出しがこれっていうのは印象としてマイナスかと。

542:名無し物書き@推敲中?
07/08/31 01:57:50
>>536&539
わざとやってるのかもしれないけど、「5W1H」が全然なってない。
作者であるあなた自身が行き当たりばったりで書いて、しかも推敲もろくにしていな
いという印象があります。
もうちょっと練ってから投稿してほしい。

543:名無し物書き@推敲中?
07/08/31 02:04:13
>>542
思い付きは、その通り。
でも、5W1Hはプロローグから説明しないかな?
インドの麻薬窟に迷い込んだジャパニーズトラベラーが、達者なインド人
ディーラーに丸め込まれていく図って説明から書いちゃうと、空気が消える。

544:名無し物書き@推敲中?
07/08/31 02:10:30
543、だけど、プロローグじゃなく、これは、情景ですね。
空気もスレも読まずに、で悪い。文章だけでいいのかと思って。

545:名無し物書き@推敲中?
07/08/31 03:06:54
>>536>>539
句点の位置がおかしい。なぜこんなぶつ切りなの?狙い?多すぎて読みにくい
あと誤字脱字も多い。投稿する前に見直してほしい。推敲というより見直しレベル

状況が全く分からないから、ひとまず気になったところだけ

546:名無し物書き@推敲中?
07/08/31 03:15:10
とある情報交換型サイトにて、言葉使いを巡って論争が繰り広げられ、方言での書き込みの是非にまで問題が発展しました。
荒れる発言を削除依頼されても放置する管理人が怠慢なのではないか、と指摘しましたところ
「管理人を責めるのはお門違い。言葉使いを正さなかったからといって管理放棄にはならない。第一気に入らないサイトには来なければいい。ネットの世界では常識」
とネットマナーサイトのURLを貼りつけられました。
私は個人の管理しているとはいえ情報交換型サイトと、二次創作など作品を公開する管理人の自己満足サイトとには相違点があると認識しておりますので以下の文章をレスしました。不自然ではないでしょうか?


ここは個人が運営しているサイトとはいえ、多数の利用者が互いに情報を交換しあうのを目的として作られたサイトであるのだから、他のサイトとは始めから指向性が違うのでは?
「嫌なら来なければいい」と言うのは、議論の余地すらないということですか?

ネットマナーなどと芒洋としたものを不退転の決意を持って信じて疑わないかの如く掲げ殊更に強調しても理詰めの思考と何ら変わらず、あまつさえ排他的な態度をとるのは都合の良いこと甚だしいかと存じます。
これでは�

547:名無し物書き@推敲中?
07/08/31 03:23:20
>>546が長すぎて文章が途切れているので後半だけ。

あまつさえ排他的な態度をとるのは都合の良いこと甚だしいかと存じます。
これでは問題が解決しないのも普遍妥当な結果かと。

本来はこういう場に書き込む内容ではないのでしょうがよろしくお願いします。


548:名無し物書き@推敲中?
07/08/31 08:38:07
どうでもいいが

ホントウに事務的に学生の自殺を報告する校長は 居るのか。

俺の小中高時代、学内で自殺したやつはいないし、高校で中退がひとりいたことが大ニュースになったくらいだ。
登校拒否が中学で一人。

お前らがやっとることは描写なのか絶望世界希望なのかわからんのである。とりあえづ 面白くはない。

549:吾輩は名無しである
07/08/31 09:01:10
とりあえづwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

550:名無し物書き@推敲中?
07/08/31 13:18:29
>>538
>>525は議論じゃないだろ。
いいアドバイスだよ。

551:名無し物書き@推敲中?
07/08/31 14:02:10
次の方ドーゾ

552:名無し物書き@推敲中?
07/08/31 14:15:32
トイレに入ると私は、いつもトイレットペーパーで便器の汚れを拭き取る。
手際よく2分程度でピカピカに磨き上げる。
それから、後2分かけて便器の周りや目に付く場所から汚れやゴミを
取り除く。
私は、綺麗になったトイレを微笑みながら眺め回した後、
便器から少し離れた床の上にしゃがみこみ、
こらえていた大便を排出する。
便器の中に大便を排出するのは当たり前のことだが
そうはしない。
便は固くないほうだ。柔らかくも無く、適度な滑り心地で
一気に大便を排出する。
ほんの10~20秒の出来事だ。
御尻を紙でふき取り、大便の横に汚れた紙を落とす。
私は、立ち上がりズボンをはく。
ここからが本番だ。私は綺麗な便器を、床の上に無造作に
排出された大便や汚れた紙を交互に眺め回す。

553:名無し物書き@推敲中?
07/08/31 14:47:08
>>552 キタナイ

554:名無し物書き@推敲中?
07/08/31 20:14:06
>>552
>御尻を紙でふき取り、
なぜ「御尻」? 
「お尻」または「おしり」では駄目だというのなら、その理由を主張したまえ。

555:名無し物書き@推敲中?
07/08/31 20:25:46
「あっ」
兄の驚いた声に振り向くと、飯田君が落ちるところだった。
「あっ」
それを見て、僕と飯田も同時に声を上げた。 寄りかかっていた手すりが折れて、飯田君は
団地の屋上から4階下の地面に落ちようとしていた。
ぱたぱたぱた、と何かを掴もうとしているようにも羽ばたこうとしているようにも見える
不思議な動きをした後、飯田君はやっと少し驚いたような顔で
「えっ」
と言った。そしてゆっくり落ちていった。
「兄ちゃん!」
飯田は慌てて折れた手すりに向かって走っていった。そして、そこにうずくまっていた兄を
「どけよ!」
と蹴りつけてどかせると、下を覗き込んだ。飯田は兄を完全に舐めている。
飯田は5秒ほど下を見ていたが、すぐに立ち上がり、急いで下へ降りていった。
 飯田が出て行ってから、兄も少しの間下を覗き込んでいた。そして、家のほうへ走っていった。
一人だけ残された僕はどっちに付いてゆくか迷ったが、兄は救急車を呼びに行ったのだと思って、
とりあえず飯田の方に行くことにした。


50枚の小説の書き出しです。よろしくお願いします。

556:名無し物書き@推敲中?
07/08/31 20:29:09
一体誰が落ちたんだよ……

557:名無し物書き@推敲中?
07/08/31 20:41:16
>>555
 叙述トリックですね。
推理小説に詳しくない私でも、読んで面白いと思いました。

 しかし「50枚の小説の書き出し」だとすると、いきなり最初から濃いですね。
この冒頭と同じ調子で似たトリックが続くと、読者の頭が疲れてしまいそうです。

 読者を飽きさせないためには、冒頭は軽いトリックを1ネタくらいにして、
「代名詞の錯誤」とは違うトリックもいろいろ織り交ぜつつ、緩急をつけるとよさそう。


558:名無し物書き@推敲中?
07/08/31 20:44:22
>>555
飯田と飯田君が紛らわしい。どっちかあだ名で呼んでみる。

559:名無し物書き@推敲中?
07/08/31 21:02:12
>>555
説明も無しに人物が多く出ているうえに、
状況も説明が少なすぎて状況の変化に付いていけない。
場面の舞台をもう少し固めたほうがいいのでは?

560:名無し物書き@推敲中?
07/08/31 21:29:55
ここを弾かれた羊たちが、別板で迷惑をかけている。
スレリンク(news4vip板)
どうかここの住民たちに優しい言葉をかけて、連れ戻してくれないか?

561:名無し物書き@推敲中?
07/08/31 22:15:00
>>555
>飯田君が落ちるところだった。
>飯田君は団地の屋上から4階下の地面に落ちようとしていた。

ここ文意が重複しているから、どちらか表現を変えたほうがいいと思われ。

562:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/31 22:22:57
>>552
プロット的に箇条書きすると、こうでしょうか?

・結果と相反する嗜好描写
・ワンアクションで可能な行為
「○○するのは当たり前のことだが、”代名詞+否定"」
・桁外れ的描写
・行為のもたらした異常性のある結果の描写

 この「」の言い回しが衝撃的。感動した。これがないと成り立たない。
ワンアクションで行える行為の選択、結果と相反するような嗜好の選択
そして異常性のある結果の選択。それぞれの相応しい選択が行われている。

 ただ、梨屋的に画竜点睛を欠いたと思うのは順番かなと。ほんのちょこっと変えて
例えば↓のように入れ替えた方が、やられた感が強いのではないかと梨屋は思います?

私は、便器から少し離れた床の上にしゃがみこみ、
綺麗になった便器やその周りを微笑みながら眺め回した後、
そこで、私はこらえていた大便を排出する。
便器の中に大便を排出するのは当たり前のことだが、そうはしない。
一気に大便を排出する。便は固くも無く、柔らかくも無く、適度な
滑り心地で排出される。ほんの10~20秒の出来事だ。


ともかく他に先んじて、構造についてのコメント入れたくて雑になりましたが
何か参考になれば。

563:吾輩は名無しである
07/08/31 22:33:23
>>562
農民が差し出て文章論を述べるなんて図々しいと思う

564:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/31 22:38:00
>>563
すみません、きっと皆さん周知のテクニックだとはおもったんですが
素直に感動して。

565:吾輩は名無しである
07/08/31 22:44:45
そんな……謝ったりなんてするなよ
おれツンデレ体質だからそういうの弱いよ……

566:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/31 23:14:36
>>565
梨屋は実は>>552をさっと読んだときに先入観のためか
>便器から少し離れた床の上にしゃがみこみ、
の行をたまたま「便器」「しゃがみ」しか拾い読みしてなくて
最後の最後でなんでソレが床にあるの?と驚いたわけです。

読み返してみたとき、どこでミスリードが引き起こされるのか考えて
ああ、こういうことか、と。ただ、きちんと文字を追えばミスリードが
回避されてしまうだろうと思って残念で。

こういうの面白いっすね。

567:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 00:05:56
 良助は、陰茎にできた初期硬結を触った。痛みはない。
 しばらくたつと、初期硬結は自然に治り、硬性下疳が生じた。しかし、これも自然に治った。
 次には、鼠頸部のリンパ節に、これまた無痛性の腫脹ができて、良助は、検査を受けることにした。
 STDとは、性病のことである。sexuality transmited diseasesの略だ。良助は、梅毒血清反応検査を受けることにしたのだ。
実は、陰性期というのがあって、受けても陰性にしかならない時期、期間、ピリオドがある。これを経過しなければならない。
 梅毒は、届出の義務がある。良助は、性病予防法か感染症新法かなにかにそれが明記されていると記憶している。
 良助は陽性だった。梅毒陽性。しかし、早期発見、早期治療なら、完全に治ることになっている。
 良助は、ペニシリンによる駆梅療法を受けた。良助が恐れていたのは、ペニシリンによるショック死である。
たしか、アナキラフィシー・ショックというのだったろうか? 
 良助は、無事完治して、無事に退院した。良助は、性病について以前よりしっかり学ぼうとした。
「梅毒以外にも、淋病や軟性下疳や、第四性病といわれるニコラ・ファーブルが届出の義務があるようだ。なるほど、ふむふむ……」
 良助は、パートナーに性病を感染させてはならない、と考えた。また、中絶についても正しい知識が必要だと認識した。
 良助は、恐ろしい教訓を、性病から学んだのである─。

568:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 00:12:27
>>555
恥かしながら、3回読みなおしてやっとわかりました。
「僕」「僕の兄」「飯田・兄」「飯田・弟」の4人がいるのですね。

で、50枚ずっとこの調子で続くのでしょうか。
シニフィアンとシニフィエに関する実験としては面白いかと思いますが、
読者がついてきてくれるのかどうか、不安にも思うのですが。

569:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 00:15:00
>>567 これ筋書き? まさか本編じゃないよね。

570:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 00:59:31


ゾウさんが水浴びをしていました。その日は暑かったのでゾウさんは
半日ずっと水たまりの中にいました。お日様を見ながら
ゾウさんはお母さんが生きていた頃を思い出していました。
ゾウさんのお母さんは1年ほど前に寝転んだまま起き上がらなくなりました。
でも、お母さんはそれまでゾウさんのことをずっと大事にしてくれたことを
ゾウさんは太陽が少しずつ上昇してゆくのを見ながら思い出していたのです。

こういう板、スレがあるなんて知りませんでした。
短いかもしれませんが、論評お願いします。


571:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 01:00:09
「インドを訪問した人は、二通りに分かれる。徹底的に嫌うか、どうしようもなく嵌まるか」
 自分がとちらか、確かめたかった。
 カルカッタのホテルから、一歩も出れなかった人を知っている。
「ずっと毛布を被って寝ていた。でも、街の奔流に耐えられなかった」
 一歩踏み出して、知った。
 熱い、 空気が濃い。まるで、じりじり熱した中華鍋だ。そこに、いきなり放り込まれた。
「タナカさんですか?」
 それは僕の名前?
「オニモツ、お預かりします」
 魔術のように、もう僕の手には、トランクがない。
光るように黒い、目の前の、顔。それは異国の顔だ。
「水」
 彼の動きを見て、思った。やっと、僕は身軽だ。

572:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 01:07:21
543で571ですが、反省して、プロローグを書いてみました。
今、一番信用できないのが、自分の推敲なので、迷惑な思い付きを続けてみます。

573:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 01:32:43
ネタなのかマジなのか分からない投稿が続くな……

574:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 01:39:18
572だけど、ネタっぽいけどマジ。それくらい、自分的には必死。
希望と絶望の間だ。ネタで、いいけど。その方がいい。

575:吾輩は名無しである
07/09/01 01:42:45
無理に個性出そうとしてるの?
もう少しオーソドックスな文章見せてくれないと評しようがない

576:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 01:54:44
>>574
なんか気合を感じたから戻って本文読んでみたけどやっぱ濃ゆくて俺には無茶苦茶にしか見えなかった・・・
もう少し長めの話で書いてみたら良いんじゃないかと思う。
575じゃないが無理して短く書いてるみたいな印象は感じた。
濃い文章が書きたいって気持ちは俺もすごい共感できるけど
もう少し読みやすく、ちょっと長く書くってスタンスにしたらどうだろうか?
少なくとも俺は、そういう風になった574の文を読んでみたいと思った。

577:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 02:01:54
>>572
つまり、571、536、539と続くということ?
もういちど順番にアップしてくれないか。

578:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 02:10:39
>>571
まず無意味な句読点がな…
倒置法もここぞという時に一回使えばいい。
誰が何を言っているのか全くわからん。まるで一人が一人で喋って、一人で考えてるように見える。

579:投稿します
07/09/01 02:54:42
 雨の匂いが濃くなって、夏が近い事を知る。
 窓を閉めて、そのまま窓際に腰をおろす。フローリングがひんやりと冷たくて、その温度が快い。カーテンは開けたままで、鏡のようになった窓ガラスに私が映った。
 手の中には体温で温まったマニキュア。私は十本の指に、丁寧にそのベージュ色を塗り始める。


 十代の無鉄砲さを、私は取り戻し始めていた。怖いものなどなにもなかった。 失うものがないと、ひとは強くなれる。使い古された言葉は、やはり、真実だ。

 ただ若いだけの女、それが私だった。何かを強く求めたり、或いは求められたり、そんな価値など私にはない。社会的身分とか、夢だとか、そういったものにはまるで縁がない。いつか彼が言った言葉を思い出す。
「あなたは僕を、好きなときに捨てる権利がある」
 野暮ったい言葉。
 見誤られた価値は、彼が貼ったレッテルであり、一つの安全牌であり、自傷行為でもあった。



580:続きです
07/09/01 02:56:06
 彼は自分を恥じていた。
 詳しく言えば、私と一緒に居るときの自分を。
 なぜこんなことになったか、を彼はいつも考えていた。そしてこの現状を、あらゆる苦しみの原因を、自分によるものだと結論づけたらしかった。
 私から見れば、それは心から意味のない努力だった。自分に罪を科して、そこに救いを求めるなんて、上等な逃げ口上とは思えないから。


 両手の爪が全て、濡れたように光る。大人っぽくて、いやらしい。
 私は好きなときに、大人になれる。子どもにもなれる。彼を軽蔑しながら、愛することもできる。とても素敵なことに思えた。私の価値は、それだけだった。 私の価値は、私だけのもので、彼のマゾヒズムと、その裏返しのサディズムを満足させるものなんかじゃない。
 十も年の離れた、守るものがある男。彼が、私に跪き、私を侮蔑する。
 私はわざと、マニキュアを厚く爪の上にのせた。
 きっと彼が迎えにくるまでには乾かないだろう。



581:最後です
07/09/01 02:57:13
「あなたは僕を、好きなときに捨てる権利がある」

 彼は今日も沈んだ顔で似たような言葉を吐くのだ。 自傷の快美に酔いしれて、恍惚としながら、嘆き苦しむのだ。そして私を、優しく抱くのだ。

 その時、を思い浮かべて、思わず笑ってしまう。
私の部屋?車の中?どこかの、ベッドの上?どこでもいい。
 諦めているのか、焦れているのか、それともそのどちらもなのか。
 彼が私を抱きしめる時、様々な感情がないまぜになった、あのいとおしい表情を浮かべるだろう。
 乾かないマニキュアのように、彼にとって私は触れてはいけないもので、触れてしまったからには汚れるしかない。

 両手の爪の上で、貝殻のように乗せられたマニキュアを眺める。このマニキュアがよじれて、彼のスーツに付いたら、―奥さん、気付くかなぁ?

 美しいカタストロフを想像して、ぞくぞくした。
私たちには、こんな下卑た、最低の別れが、きっと似合う。

 どうやら私は、心から、彼をあいしているらしい。
 玄関のチャイムが、予定の時間よりも早く鳴る。私は嬉しくて、急いで彼を出迎えた。

582:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 02:58:20
ページ数振り忘れすみません。
どなたか酷評お願いします。

583:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 03:14:41
>>582
冒頭の描写が窮屈。風景しか見えない。女の子そのものが見える工夫をする。

>彼は自分を恥じていた
によって人物の性質を限定している。ここは想像に任せるべき。

584:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 03:29:20
>>579-581
まず、空改行をやめましょう。

冒頭からの自分語りはやめましょう。

書かないほうがよいことを書きすぎです。

と、いうことで、以下、勝手に再構成(大幅に削除)。

 雨の匂いが濃くなって、夏が近い事を知る。
 窓を閉めて、そのまま窓際に腰をおろす。フローリングがひんやりと冷たくて、その温度が快い。カーテンは開けたままで、鏡のようになった
 窓ガラスに私が映っている。
 手の中には体温で温まったマニキュア。私は十本の指に、丁寧にそのベージュ色を塗り始める。
 両手の爪が全て、濡れたように光る。大人っぽくて、いやらしい。
 私は好きなときに、大人になれる。子どもにもなれる。
 彼は私と一緒に居るときの自分を恥じていた。
 なぜこんなことになったか、を彼はいつも考えていた。
 私はわざと、マニキュアを厚く爪の上にのせた。
 きっといつまでも乾かないだろう。
 両手の爪の上で、貝殻のように乗せられたマニキュアを眺める。このマニキュアが彼のスーツに付いたら、奥さん、気付くかな?
 ぞくぞくした。
 玄関のチャイムが、予定の時間よりも早く鳴った。私は嬉しくて、急いで彼を出迎えた。

585: ◆xF/Vwed5xI
07/09/01 03:58:37
>>579-581
不倫ですか?
自分が満足ならそれでいいと思いますよ。
他人に迷惑かかるか考えない人のようですし。
そういう人は必ず同じことを繰り返して勝手に傷付くんですよ。
自業自得です。


586:吾輩は名無しである
07/09/01 04:04:48
夏って雨の匂い濃いの?

587:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 05:04:01
ここってギャルゲ系のモノでもOK?

588:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 05:04:31
>>587
sage忘れすいません

589:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 07:00:27
>>587
あなたがMなら問題はないと思われます

590:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 07:02:14
「ギャルゲ系」の意味がわからないので、まずその説明からしてもらえる?

591:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 07:59:04
>>585
批評しろ。ここは人生相談スレじゃねーよ

592:518
07/09/01 09:12:51
>>519
まだ書き終えてませんが、一応はその方向で進めるつもりです。

>>520-523
不勉強なものでこういう書き出しがリスキーであるとは知りませんでした。
言われてみれば当たり前のことですが、文章で指摘頂いたことで意識的になれると思いました。
とても勉強になりました。ありがとうございます。

>>526-527
・時制
~いた。の方が何となく趣きがあるかな、みたいなオレ理論なんですが、やはり混乱がありましたか。
改めます。

・「社会が(ry
・その他
このあたりは完全に推敲の粗ですね。修正します。
・感想
前回は文章面の指摘が多かったのでそういってもらえてありがたいのですが、
酷評スレですのでその辺はご堪忍を。

>>541
>>言ってる事が微妙に重複してないか? しかも短い一文の中で。
うわ、盲点。改めるなら
空気なんか読め(ま)ねえし、読む気もさらさらねえ
ですかね。強調してます。

593:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 12:42:27
まとめwikiに作品を投稿しました。
皆さんの意見を聞いて少しでも改善できたら、と思っています。
どうぞよろしくお願いします
URLリンク(www6.atwiki.jp)


594:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 13:31:05
ここで批評している人ってプロの物書き、もしくは評論家の人なんですか?
是非、批評している方々が書いた小説を読んでみたいのですが。
今度、少しマイナーな小説の一文をのっけてみるかな。どんな批評がでるか楽しみだ。

595:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 13:44:29
>>594
俺は素人だが、東野圭吾の超殺人事件を読めばわかるけど、世の中酷評できない小説の方が稀だよ

596:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 14:36:15
>>594
そういう投稿をした馬鹿は過去にやまほどいる。

597:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 14:41:51
前後の文が無いので批評しにくいかもしれませんが、どうかよろしくお願いします。


「結論から言いましょう。ミスリル鉱山の採掘権は渡せません」
迷彩服姿の男は舌を鳴らし、不満の体をあらわにする。

(たかが異次元からの漂流者が、何をほざいてやがる……)
文明遅れの野蛮民族だと鷹をくくっていた分、屈辱が男の懐の中で煮えたぎっていた。

「……あなたがた人間は我々ウルクを―そちらではオークと呼ぶらしいですが、野蛮で不潔な種族としか思っていないのでしょう?」
溜め息をまじえた声で、遠慮がちにオーク側の外務長官が言った。
喉の奥で響いているようなグルルというオークの鳴き声が、男の肝を少しずつ冷やし始める。

「我々だって社会性を持つ種族なのです。四六時中獣を狩り続けていた時代は遥か昔に消滅しているのに、あなたがたは未だ我々を狩猟種族と見なし、ミスリル鉱山にまで手を伸ばそうとしている……」
一言一言がオークの口から発せられる度に、兜の下から覗く瞳の光が濃くなっていく。
男はオークから放たれる威圧感に完全に圧倒され、目には恐怖の色を浮かべていた。

「もし異議があるならば『鉄』とかいう愚金属の武器に頼ってみればよろしいのでは?」
そう捨て台詞を吐きながら、オークは戈を抱えて部屋から去っていった。

598:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 14:43:43
>>594
プロの評価がほしければ、お金払ってスクールにいくといいよ。
ここは素人が集まる掲示板だから。

599:597
07/09/01 14:48:55
すいません。>>597は携帯小説からコピペしたもんなので基本事項が支離滅裂でした;
改訂版を置いておきます。

「結論から言いましょう。ミスリル鉱山の採掘権は渡せません」
 迷彩服姿の男は舌を鳴らし、不満の体をあらわにする。
(たかが異次元からの漂流者が、何をほざいてやがる……)
 文明遅れの野蛮民族だと鷹をくくっていた分、屈辱が男の懐の中で煮えたぎっていた。
「……あなたがた人間は我々ウルクを―そちらではオークと呼ぶらしいですが、野蛮で不潔な種族としか思っていないのでしょう?」
 溜め息をまじえた声で、遠慮がちにオーク側の外務長官が言った。喉の奥で響いているようなグルルというオークの鳴き声が、男の肝を少しずつ冷やし始める。
「我々だって社会性を持つ種族なのです。四六時中獣を狩り続けていた時代は遥か昔に消滅しているのに、あなたがたは未だ我々を狩猟種族と見なし、ミスリル鉱山にまで手を伸ばそうとしている……」
 一言一言がオークの口から発せられる度に、兜の下から覗く瞳の光が濃くなっていく。男はオークから放たれる威圧感に完全に圧倒され、目には恐怖の色を浮かべていた。
「もし異議があるならば『鉄』とかいう愚金属の武器に頼ってみればよろしいのでは?」
 そう捨て台詞を吐きながら、オークは戈を抱えて部屋から去っていった。

600:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 14:53:38
>>597
途中ということだけど何を評価して欲しいの?
貼られた文章だけでは、場所の描写がない、人物の描写がないので
小説としての評価はちょっとできないな。

小説としての評価が欲しいなら、冒頭を貼るとか、途中ならば
場所や登場人物の描写を加えた上で、例えば格闘シーンを見て欲しいとか、
世界観ができているかとか、人物や風景の状態が伝わるかとか、
具体的にポイントを示したほうがいいよ。

601:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 15:29:19
>>593
小説ならば、
>主人公のセリフ→主「」     
>ロリ校長のセリフ→校長「」
とかやっちゃダメ。
注釈なしで誰のセリフかわかるようの書くのが小説のルール。

シナリオならば、シーンの変わり目について、どこの場所なのかはっきり
説明する必要あり。

どっちにしても、展開が一人よがりすぎてデキはよくない。

602:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 16:36:18
 なんかあれだな。きちんと批評される暗黙の条件として、
冒頭(なるべく自分語りでない動きか情景)
あるいは、情景風景込みの状況描写
みたいなのが確立しとるな。

単なる説明(プロット的なもの含め) 心理描写(いわゆる自分語り) うんちく
だけだとスルーされるあるいは、スルーと代わらない酷評をされる確率が高い。
つまり、現代小説の弱点は風景描写ってことなんだろうか。
  

603:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 17:05:50
>>599
おもしろそうだね。

ラノベ作者ってため息が好きだよね。
会話の調子をとるためだけに何発もため息が入っているのを見かける。

後で同じような感情表現が重複してるけど、ため息では真意が汲み取り難いからごてごてつけてしまうんだろうね。

あと、読み取れる範囲では世界観も従来の西欧ファンタジーやSFの複合に過ぎんね。

心の中のセンテンスと目の色を同時に表現しているのに関しては俺は是非を問えん。

604:吾輩は名無しである
07/09/01 17:11:21
ラノベは見た瞬間に吐き気がする。

605:582
07/09/01 19:41:58
>>583
>>584
批判どうもありがとう。内容の取捨選択についてもっと考えるべきだと感じた。>>584は確かに読みやすくて、悔しい。理解して貰いたくて、くどくど書く癖があるのかもしれない。

>>585
内容について批判されるとは思わなかった。悪い事はドラマになりやすいので、不倫をモチーフにしただけだよ。

>>586
湿度が上がると、雨が土臭くなる気がする。個人的過ぎる感覚なんだろうか。


正直助かった。また何か書く事があったら、また酷評を宜しくお願いします。

606:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/09/01 19:59:47
>>605
 投稿時の規定、たとえば、ここはダッシュ記号"―”は二回連続だとか、
他の所では同一段落のクエスチョンマーク"?”の後は全角スペースを入れる。
とか、そういう決まりがあるので、公募向けに作る時にはそういう約束事は
チェックしたほうが良いんではないかと。
 酷評とは違うかもしれないけれど、後ほど感想を入れたいと思いますが
要ります?

607:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 20:15:30
外部の小説投稿サイトに投稿したんだが、
悪ノリし過ぎの調子こき過ぎでひかれたらしく、まったく感想が付かない。
スレの皆さんの、力と時間を貸してください……orz。

ベニー松山氏の文章に感化して書き(パクリ)上げたもの。
文章の読みやすさその他が批評目的のメインで、キャラの丸パクリと厨設定はスルーで。
URLリンク(www.raitonoveru.jp)

読むと疲れる上とは逆に、アホなノリで頭空っぽにして読める文体を目指した作品。
こっちも文章関係が批評メインですが、改行部分とか文章リズムについても批評して欲しい。
URLリンク(www.raitonoveru.jp)

※リンク先にも感想を書けるスペースはありますが、
 向こうに感想を寄稿すると「IPアドレス」やらが表示されるので、
 不利益を被りそうな方はご注意。酷評をお願いします。

608:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 20:30:37
 僕が彼女を見たのは、桜の散り始めた入学式のときだった。そのときの僕の頭の中には、初めて制服を着たことによる不安と緊張でいっぱいで、彼女のことなど微塵も考えていなかった。
けれど一学期を終える今では、帰り道を歩いている僕の頭の中には、もはや彼女しかいなかった。

小説の冒頭なのですが、読み手にインパクトの与える文が上手く書けません。
どなたか、酷評お願いします。


609:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 21:06:55
>>608
オーソドックスだけど、倒置法を使ってみる。

>そのときの僕の頭の中には、初めて制服を着たことによる不安と緊張でいっぱいで、彼女のことなど微塵も考えていなかった。
こことか、もうちょい未来の事件を先に出して、最初の状況説明は後にする。あとは主人公がインパクトのある奴になれ。

文法的には助詞がまずい
>僕の頭の中には~でいっぱいで~微塵も考えていなかった。
なんとかしる。
> けれど一学期を終える今では、帰り道を歩いている僕の頭の中には、もはや彼女しかいなかった。
一学期の始まりから今までの場面展開が急すぎて、帰り道の方の描写がゼロ。唯一の描写が主人公の頭の中。「けれど」の後に状況説明を二つ詰め込んだ感じ。なんとかしる。
>僕の頭の中には
同じ表現はなるべく避ける。なんとかしる。

全体を通して酷評する価値があまり感じられない。学校の先生に優しく教えてもらった方がいい文章。

610:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 21:29:25
>>608
余分な形容詞や副詞が多い。
大して効果を挙げていないのなら、迷わず削除すべき。

で、こんな感じかな。

 僕が彼女をはじめて見たのは、入学式のときだった。そのときは、不安と緊張でいっぱいで、彼女のことを考える余裕などなかった。
 けれど一学期を終える今、僕の頭の中には、もはや彼女しかいなかった。

特に冒頭は味も素っ気もないくらいでちょうどいい。料理でも前菜はあっさり系でしょ。
いきなり肉の塊をだされても困るし、続かない。メインはあとのお楽しみでね。



611:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 21:36:11
>>602
× つまり、現代小説の弱点は
○ つまり、初心者の弱点は

612:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 21:44:51
おまえら、リライトするなら>>610くらいできるようになってからやれよ

613:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 21:45:11
>>607
インパクトは文章で出すのではなく、主人公が置かれている状況で出すもの。
例えば、主人公がブタに跨ってるという状態で始めればインパクトはあるわな。

冒頭ではカットバック(回想)を使わない。
心理描写で始めない。会話出始めない。
まず主人公がどこにいるのかをわかるように情景描写から入る。

614:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 21:51:27
>>562
どうもありがとうございます。

自分の文章を見直すためのよいきっかけになります。
梨屋さんが言われるテクニックは意識してませんでした。
そのテクニックが読者を引き付けるために有効かどうかは
自分にはよく分かりません。
でも、そう言うものがあるなら、そこまで考えられたら
とても自分に役に立つのではないかと思いました。

行き当たりばったりに思いつくままに書き進めた後、
自分が思ったのは、
そこで、私はこらえていた大便を排出する。と次の行の間が
説明不足なのではと言うことです。
梨屋さんの書き直しは、この辺の不足感を補っているのではないかと
思ったりしてますが、まだはっきり分かりません。
それと、梨屋さんのご指摘を読んだ後、文章の筋と思われる
部分とは全く関係ない、変な間や、意味不明の不必要な強調
が自分の文章にはあるのではないかとなんとなく思いました。
批評をもらって大変ありがたいです。


615:614
07/09/01 22:10:17
あ、完全に間違えてしまいました。すみません。

>>行き当たりばったりに思いつくままに書き進めた後、
>>自分が思ったのは、
>>そこで、私はこらえていた大便を排出する。と次の行の間が
>>説明不足なのではと言うことです。

行き当たりばったりに思いつくままに書き進めた後、
自分が思ったのは、
便器の中に大便を排出するのは当たり前のことだが
そうはしない。と次の行の間が
説明不足なのではと言うことです。

こっちが正しいです。

616:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/09/01 22:31:51
>>614-615
どうも梨屋です。

あの部分の順番を変えたのは
(その1)
「しゃがむ」と「排出する」の間に、一行時間を使わせる描写を入れて
私がどこにいるかを読みとりづらくさせ、ミスリードへの期待を増した。

(その2)
「そうではない」行の後には、嘘の”当然では無い”記述
(本当の”当然では無い”は床への排出)を素早く簡素に示し、
ミスリードへの期待を増した。

加えて言うなら
「そこで、」を場所の「そこ」でと、さての意の接続詞「そこで」に
掛けてみましたぐらいです。


ひょっとして、ひょっとするとですよ、ミスリードを狙って書いたわけで
はないのですか?

ズボンを下げるのがなくて、引き上げるのが最後に来たりとか……
ここからが本番だとか……
床に無造作にとか……

周辺の記述を見て結構自信あったのに……orz

617:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 22:44:52
>>607
まず上のほう。
神視点の使い方が下手。
風景描写が観念的でクドイ。
人物描写が弱い。
状況描写が弱い。
カメラの振り方というか、描写の順番がおかしいので読みにくい。
文章は下手なほう。

例えば冒頭シーン、
夜の闇の中で、小高い丘全体が光ってるんだろ?
周囲がほのかにあかるいはずなのに次の文章で、暗闇の中で大樹光っていると
いうのはおかしいし、さらにその次で、
>大樹が光り輝いているのではない。
とくると意味不明。

なぜこういうことになるかというと、神視点で語り手がすべてを知っているのに
知らないふりをして、情報を小出しにしているから。
初心者がやりがちなミス。
自己評価0点というのはまず妥当かな。

618:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 22:49:34
>>610
はじめて彼女を見たのは入学式のときだった。そのときの僕は不安と緊張でいっぱいで、彼女の事を考える余裕などなかった。
けれど、一学期の終わりになって、僕の頭の中には彼女しかいなかった。


ちょっと変えてみた。
どっちがいいかわからんけど。
文としては、最初の文のメインが「初めて彼女を見たこと」で、次が、「僕は不安と緊張でいっぱいだった」だから、
それを中心にする。
また、第3文の「今」はなんか嫌な感じなんで削除。わざわざ「今」を強調する理由もなさげだし。
むしろ、だんだんと彼女のしめる割合が大きくなったいう印象を与えたほうがいいと思う。
後、最初の文と第3文の「彼女」は固有名詞に差し替えると締まると思うけどね。
一学期はどうかな。さらりと季節を出したい気もするが。

はじめて、美咲を見たのは入学式のときだった。そのときの僕は不安と緊張でいっぱいで、彼女を気にかける余裕もなかった。
でも、夏休みを迎えるころには、僕の頭の中には美咲のことしかなくなっていた。

上をさらに改修。「夏休み」だとちょっと臭いかもしれん。
まだ手を入れる余地はありそうだな。


619:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 22:53:22
>>607
ファンタジーだとベニ松や手塚の影響受けた人が多いね。
ハルヒは田中哲弥っぽいけど。

620:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 22:57:43
>>607
下のほう。
こっちも情景描写ができてないな。
第1章だけど、暖かい晴れた日という描写から、屋内か屋外かの説明もなく
次の文章で武術の稽古のシーンになっている。
これだと読者はついていけない。
一人称なんだから、主人公の目に映るものを順番に描写していかないと。

その後も、状況の説明がなく長々とカットバックに入るという、まあ読めないレベル。

回想を使わずに、リアルタイムを丁寧に書くようにしたほうがいいかな。
もう少しラノベ以外の本を読んだほうがいい。

621:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 23:01:26
多くのラノベワナビに言えること
結局この一言に尽きる
「ラノベ以外も読めよ」

622:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/09/01 23:01:27
>>608
 読めて意味も通るから、冒頭よりもそれから展開されるストーリーや
会話の方が気になったり。これで文字数100ちょっと。原稿用紙の
1/4くらいでしょ。
全体がこんな文体で合っているなら良いし。彼女言ってるから恋愛物
だろうから、文章が意味読んで分かれば、ストーリーが面白かの方が
大事というか、ともかく、物語動きはじめたところを見ないとなんとも。
会話や展開が、良ければ大して問題無いのではないかと梨屋は思います。

623:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 23:03:08
>>607
まぁ、他の人にも言われているけど・・・

> その夜は―新月の夜であった。
> 新月の夜とはすなわち、月明かりの失せた夜である。夜間の明かりの
>大部分を占める月明かりを失い、星々の明かりだけを孕んだ夜は、夜間を
>生活の場とする夜行性の獣の類でさえも活動を控える、常闇の時。

最重要な冒頭で新月なんて誰でも知っていることの説明をするなって。
しかも、「その夜は―新月の夜」とか、いきなり「夜」かぶっているし。
新月は月がでてなくて暗いなんて、普通の常識がありゃわかる。


624:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 23:05:34
普通の常識w

625:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 23:09:20
>>607 冒頭の部分

> (その夜は―)新月の夜であった。
> (新月の夜とはすなわち、月明かりの失せた夜である。夜間の明かりの大部分を占める)月明
>かりを失い、星々の明かりだけを孕んだ夜は、(夜間を生活の場とする)夜行性の獣の類でさえ
>も活動を控える、常闇(の時)。
>その深き闇の支配する空間に、(紅く染まった燐光に)ぼんやりと浮かび輝く小高い丘があった。

( )内を削除すると以下になります。 加筆はありません。

新月の夜であった。
月明かりを失い星々の明かりだけを孕んだ夜は、夜行性の獣の類でさえも活動を控える常闇。
その深き闇を支配する空間に、ぼんやりと浮かび輝く小高い丘があった。


「文章の読みやすさその他が批評目的のメインで」と言われたので、ばっさりと削除しましたが
いかがですか? 意味は殆ど変わらずに「読みやすく」なると思います。

「紅く染まった燐光に」の削除は、後に 「煌々と輝く燐光」や「紅の輝きを帯びて」の表現が
出てくるのと、「~に、 ~に」の文章が読み辛いという理由です。

626:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 23:10:42
 京本龍太郎は勉学をしていた。
 法学、医学、物理、化学、神学、哲学、薬学、サイエンス、トポロジー、流体力学……。
 京本は、火星ミネルヴァ大学のプラズマ物理学を卒業している。インテリでエリートである。
 京本は語学にも堪能で、日本語はむろん、英語、ドイツ語、イタリア語、フランス語、中国語、ラテン語、ギリシア語、ヘブライ語などを解す。
 しかし、京本の知の挑戦はこれだけではない。
「いずれ、リーマン予想を解こう」
 としている。
 京本は、ほかに、工学や光学、社会学、政治学、経済学、商学、音楽、美術、体育、スポーツ、文学なども学んだ。
 京本はいう。
「大江文学は、ピエール・ガスカールの影響がみられますね。いささか、ペダンチックすぎやしないか」
 ブレイクやイェイツはいうにおよばない。
 京本は、政治学だけでも、マックス・ヴェーバーやエドムント・バークを読んでいる。
 京本は、図書館を訪れた。
 ニュートンのプリンキピアや、アインシュタインのオリジナル論文を耽読する。
 次に手にとったのが、マンデルブロー集合やジュリア集合についての著書である。
 図書館には、ざっと10万冊以上はあるが、京本はそれをとっかえひっかえ丹念にほぼ全部読破してゆくのである。
 驚異的な速読術、多読濫読術である。
「京本の教養は、こうして生まれるのだ」
 と、京本の友人の名誉教授中島広光はいう。
「かれはいずれ、ノーベル賞でもとるのではないか? フィールズであれ、アーベルであれ、京都賞でも、ウルフ賞でも」
 その中島の予想通り、京本は後にとある研究によって、レヴェルの高い賞の授賞式に立つことになる。
 本人にいわせてみれば、
「継続は力」
 ということになるのだが。京本は「謙虚」という美徳も兼ね備えていた。なぜならば、
「人間は無知な対象に対しておうおうにして傲慢になりさがる。しかし、知的な人間は無知に対しては常に謙虚だから」
 なのだ、ということなのだ。
 知的な京本は、クールで、沈着冷静で学者としての落ち着きを身につけていた。

627:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 23:18:36
>>607
下のほうはいきなり念仏って感じだな。
読んでて眠くなる。
まず、文体とかリズムとかより、どの文を読ませたいのかっていう、文章内での優先順位ができてない
という印象を受ける。

僕は彼女に会いに行った。彼女はベンチに座っていた。僕は彼女に好きだと言った。

例にすれば、こんな文章を読まされている感じでね。
一番強調したい文章に向けて他の文を収束させてないんで、えらく単調に感じてしまう。まず、文章のど
の部分を見せつけたいのか考えた上で、他の文をその文を強調させる脇役にするつもりで文章を構成
するようにしないと、どんだけ小手先でひねくりまわしても無駄だろうな。


628:614
07/09/01 23:20:54
>>616
どうもレスありがとうございます。
ミスリードを意識して狙って書いたわけではありません。
ただ、無意識には、そうしようとしていたのかも知れません。
ここは、自分なりに文章を点検してみたいです。

これを思いつくままに書きながら意識していたことは
こういう奴はいないだろうなと言うことと、
いやまてよ、トイレは超プライベートな空間だから
説得力を持たせることは出来るかも知れない。
それで、真っ先に思ったのが、ここに出てくる私の個人的な
嗜好ということで、そのつもりで書き進めていました。
他にもあると思いますが、安易に個人的な嗜好としました。
ここからが本番だという記述は、ここから
この異常な出来事の核心部分に
入っていくぞという合図のつもりでした。

どうも、自分は、まだ内容の方ばかりに囚われて
文章のテクニックには意識が行っていないみたいです。
内容が出来上がった状態で、それを文章のテクニックで
書き上げていくレベルになれたらとても嬉しいです。
勉強になりました。


629:名無し物書き@推敲中?
07/09/01 23:42:32
>>625
上手いなあ。

630:607
07/09/01 23:52:20
>>620
まず、批評していただきありがとうございます。
ズバリ下手と言って貰えると、上手なのかヘタなのかがハッキリと認識できるので助かります。

・冒頭部分に対するツッコミ。
描写は細かく小出しにするのが重厚な作風には合っていると考えていました。
本作の描写は、周囲のアイテム使って上手に描写できていると思っていました。
そして、そこそこ書けてるんじゃねーの俺とか思っていました……青かったぜ俺。
書き込みを読ませて頂いて、背筋の寒気と共に、軽く自惚れてたことを実感してます……orz。

・なぜこういうことになるかというと
自分の視点を読者に伝えられなかったのに、力不足を感じています。
神視点で情報を小出しにする方法の是非については、全ては自分の力不足が原因で……方法に罪はありましぇん……

>>620
・稽古シーン
実は、自分でも読み直してヤバイと感じていました。
読者に配慮した文章を心がけます。

・長々と~
本作の文章では、基本コンセプトが語り部が語り部をいじめる「一人称:一人イジメ」だったのですが
それが読めないと言われると、当初の予定を潰してでも、なにかしらの大幅な改善が必要なようです。

・感想を読んだ感想
書き込んでいただいた批評は、親切・丁寧・判りやすく、問題点の認識が容易でした。
ほかにも気づいた点があればドンドンお願いします。
大変参考になりました。ありがとうございます。

631:607
07/09/01 23:53:32
>>623
書き込み拝見させていただきました。
参考にさせていただきます。ありがとうございました。

>>625
批評ありがとうございます。
暗闇も紅い燐光も、後の仕掛けに必要なアイテムだったので強調していたのですが
それがゆき過ぎて文章自体のレベルを下げていたようです。
大変参考になりました。

>>627
感想ありがとうございます。眠い文章を読ませて申し訳ないです。
書き込みを拝見させて頂いて、しっかりとした文章技術を身につけようと思いました。
重ね重ねになりますが、ありがとうございました。

・独り言
自分の文章のへたれさと、技術の無さに軽く絶望。
あと予想以上に高い、2ちゃんの批評クオリティーに感動。
ほかにも気になった点があれば、ヨロシク酷評お願いします(長文感想なら、むこうにもどうぞ)。
皆様、ご批評ありがとうございました。

632:酷評してください1
07/09/02 00:04:44
「オレオレ、オレだよオレ!」
受信オンにするや否や鼓膜に飛び込んでくる大絶叫。
またか……俺は心の中で軽く舌打ちしたがまあ仕方ない。相手を落ち着かせるために俺は敢えて冷静な声を出した。
「こちらは勝々山消防署です。あなたの名前と住所……」
「うわあああーっ!とととにかくオレの家がも、も、燃えてるんだーっ!早く来てくれーっ!」
「あの」
電話は切れてしまった。
まあいいさ、またすぐかかってくるだろう。俺がイヤホンマイクの音量を少しだけ下げると同時に再び受信ランプが点滅した。
「はい、勝々山消防署です」
「火事です、すぐに来てください」
おや、先程のオレオレとは少し違うようだな。ずいぶん声が落ち着いている。通行人の通報だろう。俺はマイクの音量を少し上げた。
「はい、そちらの住所は?」
「焼野原4丁目13番地、文福アパートです」
「わかりました。すぐに向かいます」
通信を切り、出動隊に連絡を回す。


633:酷評してください2
07/09/02 00:06:18
俺は消防士だ。
といっても実際に消防車に乗ってホースを持って出動するのではなく、こうして通報を受けるのが仕事である。安全な上、公務員だから給料も高い。まだ32歳の若さで俺は既にでかいマイホームを建てた。
ところで、通報してくる人間とは当たり前だが大抵気が動転していて、まともな受け答えの出来るものなどほとんどいない。最初は面白かったが、最近はだんだん飽きてきた。もっと面白いヤツはいないかな。こんなことは口が裂けても言えないが。
そんなことを考えてニヤけていると、再び受信ランプが点滅した。
「はい、勝……」
「あ、あなた!?」
妻の声だった。ここにかけてきたということは……
「家が火事なのか?」
答えはない。ただ、すすり泣きの声がするだけだ。
「家が、火事なんだな?」
俺は念を押す。
「ええ、そうよっ!!」
パチン。右の鼓膜が破れた。残った左耳に神経を集中させる。
「いつからだ」
「そんなのわからないわよ!買い物から帰ってきたら……早く、早く来てっ!」
切れた。まったくせっかちな妻だ。俺は時計を眺める。買い物帰りということは、精々30分くらいだろう。
俺の家の大きさだと、あと20分かな……全焼するまで。
出動隊への連絡はゆっくりでいいか。だって半焼だと保険がおりないから全焼よりタチが悪いからな。
人間、このくらい冷静でないとな。

634:605
07/09/02 00:31:28
>>606
忠告、本当にありがとう。感想(批評?)、時間の余裕があるときにでもくれたら凄く嬉しい。


635:574
07/09/02 00:47:11
>>576
今、書き出して、でもほんとの思い付きなので、きちんとしようとしたら大変なことになってしまい。

(私ゴトですが、ものすごい自信で出したのが一次も通らなかったり、?で出したのが最終
に行ったりの経験&苦しいことで気持ちが消耗して。
書いても何にもならない、どこにも自分がないがいい、で書けなくなって。
でも、どこにでも書かないと今の自分が、駄目だ。ここにいるってことはまだ、続けられるんだろうか?)

本当にありがとうございます!
そう言っていただいただけで救われました。

636:名無し物書き@推敲中?
07/09/02 00:47:26
>>633
鼓膜裂けるとものすげー痛いよ。

637: ◆xF/Vwed5xI
07/09/02 01:02:13
内容がなくて、何が文章なの?

馬鹿馬鹿しいにもほどがある。

638:名無し物書き@推敲中?
07/09/02 01:04:29
誰に言っているの?

639:574
07/09/02 01:14:13
>>637
もし、自分向けなら。
ただ文章かいて、そこから、深めることもある。
その過程でだんだん自分の中が、クリアになるように感じることもあったな。
そういえば。

640:名無し物書き@推敲中?
07/09/02 01:20:24
>>637
批評の対象に関してだったら別館行こうか?

641:名無し物書き@推敲中?
07/09/02 01:48:05
コテハンから判断するに、↓こういう流れかと。

585 名前: ◆xF/Vwed5xI [sage] 投稿日: 2007/09/01(土) 03:58:37
>>579-581
不倫ですか?
自分が満足ならそれでいいと思いますよ。
他人に迷惑かかるか考えない人のようですし。
そういう人は必ず同じことを繰り返して勝手に傷付くんですよ。
自業自得です。


605 名前: 582 [sage] 投稿日: 2007/09/01(土) 19:41:58
>>585
内容について批判されるとは思わなかった。悪い事はドラマになりやすいので、不倫をモチーフにしただけだよ。

637 名前: ◆xF/Vwed5xI [sage] 投稿日: 2007/09/02(日) 01:02:13
内容がなくて、何が文章なの?
馬鹿馬鹿しいにもほどがある。


ナンクセにもほどがあると思うけど。


642:名無し物書き@推敲中?
07/09/02 02:32:41
 タイトル アメリカン・スタンダード/競争社会

 笠井は、1000兆円つかった。
 風間は、6000兆円。
 金森は、7000京円。
 二宮は、2000万言語を理解できる。
 金沢は、3000万言語を理解できる。
 安達は、7000万歳になろうとしている。
 安部は、無量大数ドル使用した。
 小林は、不可説ユーロを消費した。
 神田は、10の100乗センチ、身長がある。
 梅田は、10の200乗キログラムのステーキを食べた。
 梅宮は、100万ギガバイトの記憶力を持つ。
 佐藤は、300万テラワットの電力を使用した。
 佐々木は、400万ペタボルトの電気を使用した。
 横尾は、5000万トンのフランス料理を食べた。
 本田は、6000億歳になろうとしている。
 マシューは、7000兆歳になんなんとする。
 マルタは、10の800京乗歳になろうとしている。
 ─そして、10の10乗の10乗の10乗の年月が経った。


643:名無し物書き@推敲中?
07/09/02 10:15:22
>>632-633
もちょっと取材しないとリアリティが出ない。「火事ですか救急ですか」が抜けてる。
緊急通報は非通知であっても強制的に発信者番号から氏名・住所を調べられるので「まあいいさ」ってことはない。
ケータイでも位置情報通知システムってのが運用されていて、ケータイからいちばん近い基地局の位置は確実にわかる。
ケータイがGPS機能内蔵なら数m単位で場所が特定可能。ちいさい消防署らしいが、内勤専門の消防署員てのも考えにくい。

文章は素直で読みやすい。ぜんぜんおもしろくないが。

644:名無し物書き@推敲中?
07/09/02 11:11:40
>>609-610-618-622
酷評ありがとうございます。
大変参考になりました。

追記、というより謝罪なのですが、冒頭しか書いていないのに、内容構成を書くのを忘れていました。
すいません。
型は 現在→過去→未来 のように進む感じです。
冒頭が現在、なので次の段落は入学式の回想から始まります。
「桜の散り始めた」「帰り道」「今」「1学期の終わり」は必要なので削除できないのですが、

それでも、とても参考になりました。
622様の言うとおり、大切のなのはこのあとなのだろうと思いました。
この先の内容も書き直していきたいと思います。

645:酷評お願いします1/2
07/09/02 11:27:16
 二つの輝きが乱舞する。
 それぞれの異なる光がうねり、混ざり合い、狂い合う。
 光が弾け、連続する爆音。
「くっ……」
 一人の少女が荒廃した大地を駆ける。
 他には何もない。
 少女の命を奪おうとする存在とそこら中に転がる無数の死体を除けば。
「ははぁ! ジュエルもそろそろ底が尽きてきたか!?」
 少女の背中から下品な笑い声が聞こえてくる。
(くそ……今は一刻も早くここから脱出しなければ)
 足を踏みしめ、さらに速度を上げようとする。
 ころんと頭を飛び越えて少女の目の前に何かが転がる。それは赤く輝く宝石。
「な―っ!」
 駆け出そうとした足を踏ん張り、腰にぶら下げた革製のポーチから地面に転がったものとは違う宝石を取り出して、目の前にかざす。
 地面に転がった宝石が眩しいほどの光を放ち、一瞬遅れて少女がかざした宝石も光を放つ。
 爆音。次の瞬間に少女の体は空を飛んでいた。
「あくまでも逃げ続ける気か!」
 忌々しそうな声が聞こえてくる。当たり前だ。今の私には逃げることしか出来ないのだから。
 赤く染まった空を翔る少女。その背中には透明に透き通った翼が生えてはためいている。
(あと少しだ。あと少しで)
「逃がしてたまるかよ! お前は死ななければならないんだよ! 俺のためによぉ! ひゃははははっはぁ!」

646:酷評お願いします2/2
07/09/02 11:28:19
 少女の背後から何かが迫ってくる。
「ぬ……ジュエルアームか。だが、間に合う!」
 背中の翼が一際強く輝き、さらに速度を増す。
 風を切り裂き、空を翔る。周りの景色が溶けていく。
 だが、そんなスピードをあざ笑うかのように、背後から無数の宝石弾丸が迫ってくる。
 体を捻り、急上昇、急降下を繰り返して初弾をかわす。
 途切れそうになる意識を必死に繋ぎとめ、さらにかわす。宝石弾丸が頬をかすめる。
 前方に空間の歪みを見つける。
「見えた!」
 あの歪みこそが、ここから抜け出せる唯一の出口。
 体を翻す。後ろが一瞬見える。
 少女の目が見開かれる。
 無数の宝石弾丸の中に一際大きなものがあった。
 今までのが銃の弾丸なら、あれはロケット弾だ。自動追尾らしく、螺旋を描きながらこっちに向かってくる。
 考えるより先に体が動く。再び前を向いて歪みに手を伸ばす。
「逃がすかよぉぉぉぉぉぉぉ!」
 背中に衝撃。意識が一瞬途切れる。宝石弾丸が胸を貫いたのだ。
「が……っぁ」
 後を追うように無数の宝石弾丸が体を貫く。
 空に血にまみれた羽根が舞う。
「あ……あと少し……」
 それでもなお、少女は手を伸ばし、
 空を舞う赤い羽根を無慈悲に切り裂いてロケット弾が迫ってくる。
 爆音。

647:名無し物書き@推敲中?
07/09/02 11:31:46
>>645 現在進行形と体言止めの悪しき羅列。ダメな文章の見本ですね。
一次も通らないレベルです。もっとたくさん本を読みましょう。

648:名無し物書き@推敲中?
07/09/02 11:36:04
↑ジジイのキンタマ中毒残飯ジャネ?

649:(=´ω`=)y─┛~~ ◆iZBKegNFqA
07/09/02 13:29:45
>>608
質問。
入学式に「桜の散り始めた」になにか意図はあるの?
散りはしてもここは「桜が満開」のほうがいいような気がする。

もし、仮に現在、彼女は死んでいないのであれば、
そのへんはもう少し練る必要はあると思う。


650:名無し物書き@推敲中?
07/09/02 13:36:30
>>648
> ↑ジジイのキンタマ中毒残飯ジャネ?


まるで残飯だなwww

  













お前の手口はすべて知っている
残念だな残飯
ばかやろうwww

 

651:名無し物書き@推敲中?
07/09/02 13:40:36
感想文の評価御願いします
「There are full of memories. And more…」
文才のない僕が書く感想文は80人の感想文の中に埋もれてしまうだろう。
しかしそれは理系の人間であるのだから仕方がないことだ。
しかし、80人の誰にも負けないようなものを得ることができたと思っている。
まず、はじめにこれは一人の感想でなく80人の感想であるだろうがこの11日間はとにかく本当に楽しかった。
楽しかったことだけを考えていても進歩しないので今回の旅行で自分が得られたものを考えてみようと思う。
11日間で自分はいったい何を学んだのか?
正直なところ講義の内容とかはあまりはっきり覚えていない。
でも、それぞれの研究者たちが普段どういうことを考えているかなどこれから生きていく上で重要なことははっきりと覚えている。
まだほかにもたくさんあるがうまく言葉にできない人間としての生き方、考え方など根本的なものを多く学ぶことができた。
偉大な方々の生き方などを知ることができたのだからそれを参考に自分の生き方を見つけて行きたいと思う。
また、講義以外からもたくさん得るものがあったと思う。
特に同じ高校の友達とは友情を深めることができ、他校の人たちとももう会うことはないかもしれないが親しくなることができた。
帰りの空港で本気で泣きそうになった感覚は忘れない。
忘れることのできない思い出。
今回のたびは間違いなく自分にとってプラスになったと思う。
11日という短い間だったが今まで生きてきた中で最も自分に影響を与えたのではないかと思う。
強制退国になった自分は再びアメリカに行くのは大変らしいがまた本気でいきたいと思った。
本当にありがとうございました。


652:名無し物書き@推敲中?
07/09/02 14:36:57
>>651
学校に提出する感想文でしょうか?
その前提でいうと、冒頭の数行は言い訳がましいので削除しましょう。

>まず、はじめにこれは一人の感想でなく80人の感想であるだろうが
こういう「先まわり」をした言い方もよくありません。言わずもがなです。
削除しましょう。
素直に「この11日間はとにかく本当に楽しかった」だけで十分です。

>帰りの空港で本気で泣きそうになった感覚は忘れない。
これは素直な表現で、この文章の中でいちばん光っています。
ただし、「帰りの空港では本気で泣きそうになった」くらいに短く決めたほうがいいかも。

>強制退国
というのは強制退去のことでしょうか? 高校生が団体旅行で何をしたら強制退去に
なるのかも気になるところですが、まあそれは読み手も承知のことなのでしょう。

653:名無し物書き@推敲中?
07/09/02 14:45:10
>>645
> 一人の少女が荒廃した大地を駆ける。→「一人の」は不要。

>ころんと頭を飛び越えて少女の目の前に何かが転がる。それは赤く輝く宝石。
この宝石はどこから出てきたのだろう?

>その背中には透明に透き通った翼が生えてはためいている。
翼は最初から生えていたのか、それとも宝石が光を放つというイベントによって
新たに生じたのか分かりにくい。
 イベント発生時までに「大地を駆ける」「足を踏みしめ」との表現があるので
恐らくそれまでは、空は飛べない=翼はない と想像できるが、冒頭の「乱舞」は
飛べそうなニュアンスもある。

>爆音。次の瞬間に少女の体は空を飛んでいた。
ここで、爆発で宙に投げ出されたのか、翼を獲得して飛べるようになったのか明確にすべし。

以上を含めて、全体に登場人物の動きが見えにくい。(その点では>>646のほうが明快)
さらに戦闘時にもう少し主人公の肉体的な感覚の描写があるとよいと思う。
具体的に何をどう感じて 「くっ……」や「あ……あと少し……」なのか。

654:名無し物書き@推敲中?
07/09/02 14:45:42
>>645 ラノベというか、漫画じゃん。やるなら激戦っぽさを出そうぜ。

 中空を、二つの輝きが乱舞する―!!
 異なる光はうねり、混ざり合い、荒れ狂う。
 瞬間、光が弾け、周囲に連続した爆音が轟いた。
「くっ……」
 一人の少女が、荒廃した大地を走り抜ける。
 ここには、少女の命を奪おうとする存在と、そこいら中に転がる無数の死体(それも五体満足ではない)を除けば、辺りは草一本生えてはいない。
「ひゃはぁ! ジュエルもそろそろ底が尽きてきたか!?」
 駆ける彼女の後方から、追う者の下品な笑い声が、風に乗って聞こえてくる。
 彼女の名前は、ジュエルらしい。
 ジュエルは顔を歪め、地を蹴り、さらに速度を上げようとする。
 しかしその時、ころん、とポニーテールを飛び越えて、彼女の目の前に赤い宝石が転がってきた。
「な―っ!」
 ジュエルは足を止め、腰にぶら下げた革製のポーチから、別の透明な宝石を取り出し、目の前にかざす。
 落ちた赤い宝石が眩い光を放ち、大気を震わす大爆発を起こした。
 追う者が眼を凝らすと、爆煙の中から、透明の翼を生やした彼女が、不死鳥のように羽ばたいた。
 煙幕が散り、追う者は拳を握り締め忌々しそうに声を上げる。
「あくまでも、あくまでも逃げ続ける気か!」
 彼女の翼は、赤く染まった空を透かし、力強く羽ばたき飛翔する。
(あと少しだ。あと少しで)
「逃がしてたまるかよ! お前は死ななければならないんだよ! 俺のためによぉ! ひゃははははっはぁ!」

655:名無し物書き@推敲中?
07/09/02 14:57:37
>>654
ポニーwww

656:名無し物書き@推敲中?
07/09/02 15:01:53
うさぎ結びでも、サイドバックアップでも、三つ編みでも、
ストレートでも、ショートボブでも好きに汁!

657:名無し物書き@推敲中?
07/09/02 15:14:38
>>651
「強制退国」という一大イベントについての感想がないと、全体に綺麗事で嘘っぽくみえる。

>正直なところ講義の内容とかはあまりはっきり覚えていない。

このような正直さで、強制退国から学んだことについても触れてみては?

658:名無し物書き@推敲中?
07/09/02 15:33:41
>>645-646
神視点なんだけどね、書いてる本人以外は状況が理解できないと思う。
>一人の少女が荒廃した大地を駆ける。
>他には何もない。
>少女の命を奪おうとする存在とそこら中に転がる無数の死体を除けば。

この書き方だと、少女も場所も初登場だと思うんだけど、少女の服装も装備も
外見・服装も全然わからない。それで「皮製のポーチ」とか言われてもイメージが
わかない。
場所もそう。荒廃した大地だけでは何がなんだか。
砂漠みたいなとこ? グランドキャニオンみたいな岩場? それとも廃墟になった都市?
だとしたら建物の様子は? 道路の状態は?
無数の死体の様子は? 
少女を狙う存在とは?

主人公を動かしながら、そういう部分を描写していかないと小説にもシナリオにもならない。
アクションの書き方も下手。

659:名無し物書き@推敲中?
07/09/02 16:33:18
>>657
どの辺に入れるのが良いですかね
強制退国が出てきてるのは最後ですが最後にまたそのことを書くのもなんですよね?

660:「酷評」が2つあったので
07/09/02 16:49:02
隣の部屋から女の声が聞こえる。
声は少しずつ大きくなり、何かを懇願している。
もう少し音量を下げればいいのにと彼は思う。
女の声は昂揚し、これから起こる身体の変化を露骨な言葉で絶叫する。
不意に家具の脚が床を叩き、男の低い呻き声がしたあと、箱の中の薄い紙を乱暴に引き抜く音が5回した。
彼は今日は止めようと思った。明日はもう少し早い時間に。

大学受験に失敗したのは5年前のことだった。
放心状態のまま半年が過ぎたあと、父親のコネで役所の清掃局に就職し、独身寮に入った。
自涜は今でも毎日することを心掛けている。
高校生のとき、テレビの深夜番組で、東大に現役合格した学生の多くは、受験勉強中、1日2回以上の自涜経験があるとするアンケート結果を知り、彼はそれを実行しようとした。
2回まではできたが、続かなかった。
ある晩、炬燵の上に脚を広げた女の性器に付着した大量の精液の写ったページを広げながら炬燵布団の中に手を入れているところを襖を開けた妹に見られた。
妹は炬燵の上から彼の腕の行方に視線を移して襖を閉めた。
「兄ちゃんが入ってると臭い」
妹は彼が炬燵に入っているときは入りたがらなくなった。
1日2回以上の自涜が続かなかったのはそのせいではなかったかもしれないが、できないのは頭が悪いからだと思い始め、結局、受験したすべての大学は不合格に終わった。
今でも彼の日課は、自涜である。

この街に住む男や女が他の生ゴミと一緒に出した精液や膣分泌液を拭い取って丸められたティッシュペーパーの入った生ゴミ収集袋を、週2回、彼は運搬車に放り込む。
運転するのは隣の部屋に棲む27歳の熊本だ。
熊本の被っている帽子の下には、毛根のない頭頂部と疎らにしか生えていない毛髪のある側頭部を有する頭蓋骨が隠れている。
顔は青白く肉厚で眉と髭が濃い。自涜常習者に見える。隣の部屋からは毎日同じAV女優の声と乱暴にティッシュペーパーを引き抜く音が一晩に何度も繰り返し聞こえてくることがある。
彼と熊本はほとんど口を利かない。

雨上がりの朝、彼の部屋のドアが叩かれた。
寮長は熊本が首を吊ったことを告げた。
揺れる絞死体からは精液の匂いがしたという・・・

661:名無し物書き@推敲中?
07/09/02 17:24:13
>>659
最後に書いても別にいいのでは?
自分の中で一大事だと思うのなら、最後といわず、途中を削ってもメインで書くべきだし。
少なくとも、もし私が国外で強制退去の目にあったら強烈な体験だし、それをメインに書くけどなぁ・・
貴方がたった一行でさらっと流してるのが不思議に思えたんです。

662:アメリカンジョーク??
07/09/02 18:37:49
 怒りにかられた俺は奴に言ってやったんだ、
お前の母ちゃんはゆるゆるだったよって。
そしたら奴、顔真っ赤にしてこう言ったんだ。
「ヘイ、ユー、ゆるゆるなのはユーのファザーだよ、ベイビー」
すかさず俺はこう返した。
「you、ルー、you、ルー」
なにが言いたいかって?
本当のゆるゆるは大柴ってことさ。

663:名無し物書き@推敲中?
07/09/02 19:32:26
>>661
強制退国っていってもそんな実感はなく旅行会社さんがほとんどやってくれたし

逆にもうひとりそうなった子がいたんだけどその子とその事で仲良くなれたからそんなやばいって思いはしなかったんだけど



664:名無し物書き@推敲中?
07/09/02 19:36:34
 土煙が視界を遮る中、私は小さな集落での略奪任務に集中していた。すっかり荒れ果てた土壌に住む輩にも多少の財産はある。
 略奪は勝利者の権利であり、戦乱の時代において古今東西変わる事の無い当然の行為だと長年感じている。
 金と食糧と処女。行為も変わらなければ、それによって奪取される物も変わる事は無い。
 巨大たる城壁を打ち砕く大鉄槌。白昼光に応える刄。滴る返り血。
 これが現代の戦争。
 頬に付着する乾いた血痕が涙に道を譲り、細い線を成す。
 不快な程、冷たい。
 目前に在る人間だった物体は流れ出た鮮血に浸り、首だけがマリオネットの如く異様な方向に転がっている。
「まぁ初めて人を殺したなら無理ないさ。気にすんなよ」
 ポンと肩に重みが伝わる。 相変わらず馴れ馴れしい牢人だ。
「何の事?」
「お前さん、泣いてんぜ。少年兵なら尚更辛いか……」
 馬鹿明るい髭面が優しく微笑む。薄汚い顔だが、何処か気品が隠れている様にも見える。
「泣いていない。それに」
「それに?」
 殺しは慣れて……。
「おっと、じゃあ俺は行くぜ」
 牢人はそう言い残すと、少女が犯されているのを見学に行ってしまった。


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