07/08/25 04:30:14
>>407
リズム感や言葉の選択はそれほど悪くはないと思います。
気になった点は以下の通りです。
>吹雪くように散り始めている。
>ときおり吹く風に揺れる枝には、もうだいぶ葉が覗いていた。
■「吹雪くように散る」には絶えず一定の風が吹き付けているわけで、次行の「ときおり吹く風」とはやや矛盾する。
> 若々しく、いつまでも少女めいている母は、せっかくの入学式なのに散っちゃってて残念ねえ、とため息混じりに呟いていた。
>次いで、でもお天気でよかったね、とも。眉根を寄せたのは一瞬で、すぐにいつもの無邪気な笑みが彼女の顔を彩る。
A..『せっかくの入学式なのに散っちゃってて残念ねえ、とため息混じりに呟いていた。次いで、でもお天気でよかったね、とも。』
B..『眉根を寄せたのは一瞬で、すぐにいつもの無邪気な笑みが彼女の顔を彩る。』
■『ため息混じりに呟いていた』と『眉根を寄せた』は表現的にダブりなので、Bの文がクドイ気がする。整理し、AとBの文を結合させたい。
■「いつまでも」と、「いつもの」は重複ぎみ。どちらか表現を変えたい。