07/08/20 23:02:20
<前文自己紹介略>。以下文末「と俺は思う」略。
>>324
若干気になる点
・主人公が女の子であることが分かりずらく不親切。
主人公が女の子かな?と思い始めたのは 「ドアを開けると~」 の行から。確信できたのは
「ちょっと照れくさそうなおはようが返ってきて」 の、シーン終盤になってからである。
主人公の性別が分かっていると、同じ文でも印象が変わる。できることなら、読み手が
主人公像を想像しながら文字を追えるように、冒頭から性別は明かして欲しい。特に冒頭
の文体などは、性別が分かりづらい。例えば、以下ちょっとだけ変えてみる。
~
部屋にジリリリと鳴り響く目覚ましを止めベットから起き上がると
まだ眠たい目を擦りながらカーテンを開けた。<セリフ>
窓から真っ白な朝日が差し込んで部屋中を照らす。
こうして太陽の光を浴びて、ようやく私の一日がスタートを迎える。
~
ここは男性的、客観的な印象を与える文体である。「セリフ」=「もうこんな時間か」等を入れて
しまえば、完璧に男性の朝になる。進むに従い、女の子らしい文体へと移っていくが、冒頭から
女の子らしさ全開の文にしてほしいところだ。
・淡白な行動のみの記述
シーン全般を通して平坦に進む。そして、自分の容姿、格好に無頓着であり、女性らしさがない。
お気に入りの小物、衣類、癖、髪型、顔形、背格好、コンプレックス、こうしたことを僅かでも盛り込み、
シーンにアクセントが付き、キャラを立てるだけの余地があるため、勿体ない。
・その他
「食卓の並ぶ席につくと」:食卓は通常テーブルですね。これは見直し漏れでしょう。
「コーヒーをすする」:梨屋としては女の子にコーヒーをすすって欲しくはないのである。
(感想)元気のある感じがします。あと、お父さん、娘から好かれているようで、羨ましい家だなと。
主人公の話は別のシーンでじっくり書けばいい話で、重要でないワンシーンとしてはさほど問題は無いと思います。
以上です。何かの参考になれば。