あなたの文章真面目に酷評しますPart52 at BUN
あなたの文章真面目に酷評しますPart52 - 暇つぶし2ch313:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 21:06:08
1/3
男は車に乗ってそこにやってきた。別に彼はそこで車から降りて何かをするわけではではない。
ただ、人目につかないところを探してやってきたのだ。
「死ぬっちゅうんやから、死ぬんや」
車内で男はつぶやく。辺りは真っ暗、なにも見えない。幽霊しか歩いていないよう暗さだ。
「人生ろくなこっちゃない。生まれ変わっていい暮らしするど。」
男はこれまで苦しんできた。職場でうまく行かない。
坂下という上司にいつも叱られていた。
「田中君、君はいつも俺の指示を待ってばかりだ。まったく最近の若者は」
坂下はこれが口癖だった。うるさい。俺はお前よりいい大学でてんだ。
「仕事できないからってその態度は、田中君、いったん同じ会社で働けば学歴なんて関係ないからね。」
うるさい。何でバカなお前にいわれなきゃならんのだ。
「だいたい、大学名で威張るなんて、30年遅れてるよ。」
うるさい。入社1年目の俺になにができるっていうんだ。受験勉強じゃお前より頑張ってきたんだ。俺を見くびるな。
「お前、そんなひねくれだから彼女もできないんだろ。」
周りの女性社員が笑う。確かに俺は顔はいいほうじゃない。お喋りも上手くない。女の子がなにを考えているのか、この年になってもよくわからない。
だいたい、40過ぎのおまえに俺の恋愛事情なんぞ、なんでとがめられらきゃならんのだ。
俺は隣に座っていた同期の大槻さんという女性社員に助けをもとめた。
「大槻さん、俺そんなこと言われる筋合いないぞ。」
大槻さんは坂下にこういった。
「こいつ確かにもてませんよ。こいつなんかきもいし、アレもちいさいですから。」
坂下は大笑いした。大槻は大笑いした。
俺は拳を握り、不気味な笑みを浮かべた。


314:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 21:07:02
2/3
次の瞬間。俺は坂下を立てないほどボコボコに殴り、大槻をトイレに引き込んだ。残業で残った三人以外に人はいない。
「大槻てめぇ、きもい俺に犯されろ。俺の小さいアレを感じるんだ。」
俺はトイレのなかで、力いっぱいに逃げようとする大槻を数回殴り、泣き声も聞こえないようになってから、彼女のスカートをめくって、パンツをおろし、俺のちいさいアレをいれた。
ほとんど気を失っているはずなのに、彼女の叫ぶような声がかすかに聞こえる。むしろ俺のS心をくすぐるだけだった。
俺は精子を中にだした。こんな奴、子供を産めなくなればいい。それから俺は足早に会社を後にした。
そしていまである。某難関大学を卒業し、俺の人生はこれまで順風満帆だった。いまだに童貞だったのは、残念だったが。
そして俺は今日、はじめて女を犯した、もういいじゃないかと思う。俺は人生を壊してしまった。上司に暴行をくわえ、女性社員に性的暴行を加えた。新聞にこう書かれる。
終わった。まぁいいだろう。無理やりだったとはいえ、交尾したのだから、動物的使命は終えた。
「いいんだよ。死ねばリセットさ。」
一晩中車を飛ばして、俺はわけもなくここを選んだ。ここにくる途中買った練炭に火をつけようとする。
いや、ちょっとまて、と思った。死ぬのはまだ早いような気がする。もしも生まれ変わりの制度が存在していなかったらと思う。
俺は鳥肌がたった。夏だったが、クーラーを切る。
「どうせ死ぬんなら、もう一度会社に戻って、坂下にとどめを刺してからがいいか。」
時計が一秒一秒時間を刻む。もうすぐ時間は俺にとって意味のないものになる。じっくり考えることにした。
「いや、天国であいつにとがめられるのは嫌だ。大槻のくそ女を犯したぐらいがちょうどいい。」
また女を犯そうかと思った。でも一日二回もできるほど今日は体力はない。自分のおこした事件のせいで、完全につかれきっている。
「ああ、やっぱり戻ろうかな。」
俺はつぶやく。一度、大学時代の友達に別れをいったほうがいいような気がする。
でも、俺死にますなんて、意味がわからない。全力でとめられる。

315:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 21:08:04
3/3
俺は窓の外を見る。練炭に火をつける。近くに工事現場があるらしい。工具をもった男が歩いている。
「おかしいぞ、あの車。」
男たちが俺の車に早足で駆け寄る。俺の車内を見た瞬間、予感的中といった様で、ハンマーを運転席の窓ガラスに振り下ろした。
「あぶないじゃないか!殺す気か!!」
俺は叫ぶ。車の窓ガラスというのはよくできていて割れても、とがった部分がなくなるように粉々に砕け散り、怪我をしないようにできている。
「あなたの方こそ、危ないですよ。死ぬ気ですか。」
彼らは俺を車から引きずり降ろすなり、練炭を指差した。
「あんた。死んじゃいかんよ。ちょっと頭を休めたほうがいいじゃないか?ところであなた酒飲みますか?」
俺はうなずく。親切な彼らは、作業員がいつも集まるという居酒屋に俺を招待した。
「生きるのが辛いのはお互い様やけぇ、俺に悩みをぶつけてみぃ。」
温和そうなおじさんが、俺の相手をした。
俺はしばらく無口だったが、酔うとすべてを話してしまったらしい。
気づいたら警察署にいた。


316:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 21:11:39
>>306
批評の批評は基本的にはスレ違いだからね。

投稿者は、誰かに自分の文章を見てもらいたくて投稿するわけだろ?
誰に見てもらえるのかはわからないし、どんな批評がつくのかもわからないが
「酷評」されるのを承知の上で「酷評」スレに投稿してるんだろ?

だから酷評に文句があるならスレから去ればいいだけのこと。
でなければ、こっちに投稿したほうがいいと思う。
【NO】あなたの文章親身になって批評します【酷評】
スレリンク(bun板)l50

317:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 21:14:21
>>316
図星を衝かれた時どう回避するかという姿勢の見本乙。

お前は部下に心の底から嫌われる中間管理職の素質しか無い。

318:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 22:28:29
>>313-315
三人称の外部視点で始まってるのに、途中から一人称になってるな。
三人称の場合、心理描写で「俺」が登場する分には構わないけど、
主人公の行動を描写する場合は外部視点になるので要注意。

全体的に描写に難あり。
冒頭シーンの「そこ」がどこなのか全然わからない。
昼なのか、夜なのか、周囲の情景などの描写が必要。

いきなり回想シーンも問題ありだが、回想シーンもセリフと心理描写だけで
周囲の人物、状況の描写がない。

まず描写を覚えないと小説にならないと思う。

319:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/19 23:33:34
私、梨屋と名乗る新米コテでございます。ちょいと
疲れていまして、以下の方々
>>237-241
>>243
>>288
>>313-315
のコメントを梨屋が24h内に付けられそうにありません。
密かに作品全コメントを目指していましたが、力が及ばず無念。
オイ梨屋、なんか言え!とのご指名があれば
お時間をいただきますが、必ずコメントを差し上げます。

で、ですね。上記の作品の中にはコメントが未だに付いてない
ものもありますので、他の批評者の方々、コメントよろしくお願い致します。

320:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 23:57:30
>>313-315
 自殺、いじめネタの小説は毎年多数書かれているらしいので、ただ思いつきで
「会社でいじめられて自殺ってこんな感じかなぁ」と想像して書いたのでは共感が
得られない。
 このネタで書いちゃだめということはないので、作者は会社いじめで自殺のなに
について書きたかったか、テーマをもっと掘り下げる必要がある。

 テーマによっては、たとえばいじめの憎らしさを書きたいのならもっと女子社員
の身なりや言動について描写する必要があるし、官能小説ならもちろんエロ描写
が必要。
 人情ものなら、友達とのくだりや助けに来た工員のことをもっとしっかり書くかな。

 起承転結もテーマがどれかによって組み立てが変わる。

 面倒なので先に宣言しておくと 逆批評歓迎。

321:名無し物書き@推敲中?
07/08/20 01:07:56
>>309が243の本質を言い当ててるな。
この手の奴は相手にする価値ナシだ。


322:名無し物書き@推敲中?
07/08/20 01:20:52
>>313-315
318と320のレスに同意。

それに一行目からいきなり誤字(「ではではない)」が出てくるのに萎え。ちゃんと推敲しろよ。
これだけの分量なのに描写がほとんどない。
回想シーンもチープかつリアリティなさすぎ、会社イジメを徹底的にリサーチしろ
とは言わないけど、もうちょっと練り込めよ。

323:名無し物書き@推敲中?
07/08/20 10:59:30
>>313-315
 正直いって悪文すぎます。客観的に文章を吟味するために、一度声に
出して読んでみては。私もたまにしますが。また、三つ目の早すぎる流れ
は失笑ものです。とびぬけた感じが良いといったら良いのですが。丁寧さ
のあるとびぬけ方をしてほしいものです。

324:名無し物書き@推敲中?
07/08/20 13:20:47
AM6:30
部屋にジリリリと鳴り響く目覚ましを止めベットから起き上がると、まだ眠たい目を擦りながらカーテンを開けた。窓から真っ白な朝日が差し込んで部屋中を照らす。
こうして太陽の光を浴びて、ようやく私の一日がスタートを迎えるんだ。
部屋を出て階段を下り洗面所に向かうと、顔を洗って歯を磨いてリビングに直行する。
ドアを開けると、ぷーん、て香ばしいベーコンの香りと甘いコーヒーの香りが部屋中に広がって、グーってお腹が鳴る。
お腹に手をあてながら食卓の並ぶ席につくと、すでにお父さんが食事を終え、新聞を読んでいたから驚いた。
いつもなら夜中の仕事で疲れて、朝はぐっすり寝ている筈なのに。でも、お父さんと食卓の席に並ぶのは、かなり久しぶりの事だったから、嬉しくて、自然と笑みが零れた。
おはようって声掛けたら、ちょっと照れ臭そうなおはようが返ってきて。
たっぷりとバターを塗ったトースト、ベーコンエック、スクランブルエッグを頬張って最後にコーヒーをすする。
「ごちそうさま!」
バタバタしながらリビングを出て、また歯を磨いて、部屋に戻る。ブレザーの制服に着替え、身仕度を整え終わると、部屋を出た。
「いってきます!」
リビングにいるお父さんに手を振ると、家を出た。

325:名無し物書き@推敲中?
07/08/20 13:53:36
俺にとって この世で最も恐ろしいこと。それは、目の前で 愛する妻と娘が犯されること。
URLリンク(plaza.rakuten.co.jp)
2番目に恐ろしいこと 「クリスチャンの少女を孕ませてしまい」  
 URLリンク(plaza.rakuten.co.jp)
                   ‐‐  .
.           /, -、     `.:.、
            /  、__ノ      ::.ヽ.
.           /           .::.::.:::',
            ′        /⌒ヽ.::}
          i   ,-、     .::ヽ.__ノ:/
.          \  ー'   .:.:::.::.::::/
             丶、_..:.:.:::::.:::/
             /     .:.:.:.:ヽ,
               /     :.:.:.:.:. ,
.             .' ′     :.:.:.l:::′
            i i      :.:.:.i::::i
            | |       .:.:.:.:l::::|
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            ヽ.|    .:.:.:.:.:.:.:.l_,ノ
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             l  .::l l :. .::::l
.               ! .:::!!:. .:::!
.             ` 一′` 一'

326:名無し物書き@推敲中?
07/08/20 14:05:55
>>324
何コレ……?
文法的に特別狂った所は見当たらないけど、小学生の作文みたい。

>こうして太陽の光を浴びて、ようやく私の一日がスタートを迎えるんだ
起きてから太陽の光を浴びるまで、ほとんど時間はかかってないでしょ。
ここで「ようやく」を使うのはおかしい。

>お父さんと食卓の席に並ぶのは、かなり久しぶりの事だったから、
>嬉しくて、自然と笑みが零れた。
>おはようって声掛けたら、ちょっと照れ臭そうなおはようが返ってきて
なんじゃこりゃ。昔のホームドラマかい。
読んでるこっちが恥ずかしくなる。

>バタバタしながらリビングを出て、また歯を磨いて、部屋に戻る。
>ブレザーの制服に着替え、身仕度を整え終わると、部屋を出た。
しごく当たり前の行動を、平々凡々と説明しているだけ。
こんな文章なら、ない方がマシ。

327:名無し物書き@推敲中?
07/08/20 15:31:11
>>324
主人公の年齢にもよるけど、「ジリジリ」「ぷーん」「グー」等の擬音が幼い感じ。
一方で、ベーコンとコーヒーの香りに空腹感を感じるのはやや大人びた感じがするので
アンバランス。 「ブレザーの制服」のヒントはあるけど小学生なのか高校生なのか?
四行目の「私の一日」の「私」を見逃すと男か女かも分からない。

<お腹に手をあてながら食卓の並ぶ席につくと
「食卓に着くと」とか「朝食の並ぶ席に着くと」でないと変。
それと空腹だからといってお腹に手を当てるのは漫画的な表現でいかがなもんか。

<たっぷりとバターを塗ったトースト、ベーコンエック、スクランブルエッグを頬張って
玉子がダブっててコレステロールが高そう! 食欲旺盛な元気少女or少年という感じだが
もし少女なら玉子料理を一個減らしてサラダにするとか・・
仮に体育会系の元気少女であるのなら、むしろ「少女」らしさをどこかで描いて欲しい。

328:名無し物書き@推敲中?
07/08/20 15:42:13
少し肌寒さを感じて、僕は赤くなった手をパーカーのポケットに突っ込んだ。
まだ三月の半ばだ。いくら厚着しているとはいえ、暖房は買うべきだな。
そうだろ?伊織に同意を求める。だが、伊織は柔和な笑みを浮かべたまま
返事をしようとしない。
―苛々とした。
「伊織、さっきから何で無視するんだ?」
幾分低い声で、脅すように言っても反応はない。
ただ馬鹿みたいにニコニコ笑っている。
元々我慢強くはない僕は、「返事ぐらいしろ」と
声を荒げて伊織の肩を揺さぶった。
すると、ごろん、と伊織の頭が床に落ちてしまった。
ごめんよ、乱暴にするつもりはなかったんだ。
優しく語りかけながら元に戻してやる。
彼女はなにか怒っているのだろうか?
明日、ケーキでも買ってあげよう。
そうすれば機嫌が直るかもしれない。
そんなことを思いながら、僕は伊織の膝に頭をのせ、眠りについた。

329:名無し物書き@推敲中?
07/08/20 16:46:48
>>328
「柔和な笑み」の後の「馬鹿みたいにニコニコ笑っている」の表現の違いは
主人公の狂気が進行してるということなのかな?
だとするとちょっとその変化が速すぎるように感じた。

「伊織」は多分人間の死体なんだと思うけど、首から血やなんかは出てないのかな?
血が抜いてあったり、何らかの処置が施されてるのならそれを明確にしないとリアリティがない。
もし等身大の人形であるなら、どこかでそう分かるようにして欲しい。

冒頭の「赤くなった手」が寒さからくるものでなく、出血のヒントであるのならなおさら
ごろんと頭が床に落ちて綺麗なままというのは違和感がある。

330:名無し物書き@推敲中?
07/08/20 18:47:23
ここんところの投稿作品がどれも同一作者のものに見えて仕方がない件について

331:名無し物書き@推敲中?
07/08/20 19:18:21
>>324
なんの為のシーンなのかよくわからないな。
朝起きてからの行動の説明が連続しているだけで、内容もありきたり。
家の描写も、主人公のキャラも、父親の描写もないので、まったく意味がない
シーンになっている。
まるまる捨てて別のシーンに差し替えたほうがいい。

父親との関係が伏線になるならば、父親の人相風体や服装を描写しないと
ダメだし、会話もあったほうがいい。


332:名無し物書き@推敲中?
07/08/20 19:25:25
>>328
完全に描写不足。
まず屋内なのか外なのか、その程度の説明は必要。

>少し肌寒さを感じて、僕は赤くなった手をパーカーのポケットに突っ込んだ。
こういう書き方だと普通は野外を連想するよ。

屋内の話らしいので、部屋の情景を描写しながら主人公の生活をなんとなく
演出して、伊織の描写にはいる。伊織が人形なら直接的に人形と表現する必要はなく
主人公の目から見た印象で、人間らしく描写してもいい。一人称だから。

333:名無し物書き@推敲中?
07/08/20 19:39:24
>>237
<「爺さん、ここは癌申告みたいに、恐る恐る言ったほうがいいよ」→ 癌宣告

>>239
<(オレは)別に構わんという顔をした
<オレは、はてなという顔をする。  → 三人称と一人称がごっちゃになった視点

>>240
<「青年は過労と栄養失調の為に死んだ。そして青年の作ったコーヒーがお前の口に入る
<……あんた青年の命すすっておったのじゃの。共食いだな。」
<「ええ、共食いですね。」

って簡単に納得しすぎでしょw もう少し悩むなり、否定するなり、描写によって間を置くなりしないと。
主人公は共食いなんてあり得ないと確信してたのに、こんなつまらん例え話で簡単に納得しちゃうのか?
さらに南北問題=間接的な共食い なのは自明なので主人公は南北問題について触れないほうがいい。

<オレはうなずく。もし豊かなところで生まれればまた楽な思いができる。
もし貧しいところに生まれたらどうすんの?
そもそも「共食い」の世界に再び戻りたいと思う必然性が感じられない。

>>241
「オレ」が「男」になってる。 最初から「男」で統一したほうが自然でしょう。
「神様」が突然ここで現れるのは唐突感がある(なんとなく「爺さん」=神様だと思ってたけど)
神様の言葉遣いも変だけど何か意図があるのだろうか?

334:名無し物書き@推敲中?
07/08/20 19:57:46
官能小説の批評も可ですか?
Hライトノベルです。ほとんど序章の部分で批評しにくいでしょうが。
内容はもとより、描写を酷評していただけると嬉しいです。
17で童貞なんで、そういうのがすげーわからんとです。

URLリンク(www6.atwiki.jp)

335:名無し物書き@推敲中?
07/08/20 20:09:16
>>331
なんの為の酷評なのかよくわからないな。
“家の描写も、主人公のキャラも、父親の描写もないので”、まったく思いやりのない
批評になっている。
“まるまる捨てて別のシーンに差し替えたほうがいい”
全文に目を通したことのあるような口ぶりでいってのける。

作品との関係が評す評されるにあるならば、作品に敬意を表し評し評される者互いに向上しないと
ダメだし、会話もあったほうがいい。

336:名無し物書き@推敲中?
07/08/20 20:17:12
投稿者諸君に教えよう。

ここは、自分では何も書けないカスどもが主流になって、酷評の名の下に
悪口を言い放つスレだから、せっかくの作品を晒すのは止めるべきだ。

337:名無し物書き@推敲中?
07/08/20 20:24:37
>>329>>332
アドバイス有難うございます
とてもためになりました。
確かに言われてみれば
描写不足で場面の想像ができませんね
精進します

338:名無し物書き@推敲中?
07/08/20 21:06:23
>>334
 Hはムードが大事、と。
H話に必要なことがなにかは分かっている。それを模索中な感じが伝わってきて、
好感が持てるお話でした。現状なにが問題かというと、

 本番の前に、ヒロイン達をかわいらしく見せる盛り上げエピソードをまず書かね
ばならない。そのためには主人公が引き立て役にならなければならないんです。

 主人公は冒頭で、偏差値の低い大学を馬鹿にしている。これって非常に邪悪な
行為です。その邪悪な行為を恥じればいいのに、自分が格下に落ちてしまった
ことだけを悔やんでいる。卑怯な邪悪さですね。
 そんな主人公を励ましてしまうと、ヒロインの人格も低く見られてしまうのです。
 ここはヒロインの気高さを見せるために、主人公の卑怯さを厳しく(しかもかわ
いく)叱るべきでしょう。

 後半、妹に煮炊きの世話をさせておいて感謝しない邪悪な主人公、かつヒロイン
に慰めてもらった直後だというのに妹に浮気することではっきりと卑怯さを見せて
います。
 ここでも妹はもっと怒るか悲しむかしたほうがいいですね。

 逆に、主人公をとことん鬼畜なやつにしてもいいんです。そのとき主人公ははヒ
ロインや妹をかわいそうなくらいいじめる悪役になる。情け無用にいじめる。
 でも一瞬、ヒロインや妹が見せる愛の涙を見て、強烈な後悔と自己嫌悪に襲わ
れる、なんてのもあります。

 こんなのはアリガチな一例なので、他に良い引き立てかたがないかいろいろ模
索してみてください。賽の河原に石を積むようにとことん魅力を引き出す描写を積
んでいくのです、私自身もいまだ失敗ばかりのテクニックです。

339:↑
07/08/20 21:22:32
文章表現を批評するのに、……ねばならない、とか書いているカスwww

340:名無し物書き@推敲中?
07/08/20 21:26:11
それでもただ煽るだけの>>339よりはマシでしょw

341:名無し物書き@推敲中?
07/08/20 21:34:12
>>340
いや、それでも投稿者にとって有害な行為をするよりはましだ。

342:338
07/08/20 21:44:07
>> 339

ああ、すまん。じゃあ
「本番の前に、ヒロイン達をかわいらしく見せる盛り上げエピソードをまず書かね
ばならない(と>>334も思っているはずだ。実際書いてるんだし)」

と読み替えてくれ。

 引き立て役の主人公が出てこないタイプの例ならば、
登場人物が全員女の子の話もあるよ。ボーイズ・ラブなら全員男の子で、
受けにも攻めにもどっちにも萌えられるのな。

343:名無し物書き@推敲中?
07/08/20 22:03:03
>>336
それでも投稿は止まないんだな、これが。
みんな誰かに評価されたくてたまらないんだと思うよ。
友達に読んでもらっても、あまり厳しいことは言ってもらえないし。

344:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/20 23:02:20
<前文自己紹介略>。以下文末「と俺は思う」略。
>>324
若干気になる点
・主人公が女の子であることが分かりずらく不親切。
 主人公が女の子かな?と思い始めたのは 「ドアを開けると~」 の行から。確信できたのは
 「ちょっと照れくさそうなおはようが返ってきて」 の、シーン終盤になってからである。
 主人公の性別が分かっていると、同じ文でも印象が変わる。できることなら、読み手が
 主人公像を想像しながら文字を追えるように、冒頭から性別は明かして欲しい。特に冒頭
 の文体などは、性別が分かりづらい。例えば、以下ちょっとだけ変えてみる。
 ~
 部屋にジリリリと鳴り響く目覚ましを止めベットから起き上がると
 まだ眠たい目を擦りながらカーテンを開けた。<セリフ>
 窓から真っ白な朝日が差し込んで部屋中を照らす。
 こうして太陽の光を浴びて、ようやく私の一日がスタートを迎える。
 ~
 ここは男性的、客観的な印象を与える文体である。「セリフ」=「もうこんな時間か」等を入れて
 しまえば、完璧に男性の朝になる。進むに従い、女の子らしい文体へと移っていくが、冒頭から
 女の子らしさ全開の文にしてほしいところだ。

・淡白な行動のみの記述
 シーン全般を通して平坦に進む。そして、自分の容姿、格好に無頓着であり、女性らしさがない。
 お気に入りの小物、衣類、癖、髪型、顔形、背格好、コンプレックス、こうしたことを僅かでも盛り込み、
 シーンにアクセントが付き、キャラを立てるだけの余地があるため、勿体ない。

・その他
 「食卓の並ぶ席につくと」:食卓は通常テーブルですね。これは見直し漏れでしょう。
 「コーヒーをすする」:梨屋としては女の子にコーヒーをすすって欲しくはないのである。

(感想)元気のある感じがします。あと、お父さん、娘から好かれているようで、羨ましい家だなと。
 主人公の話は別のシーンでじっくり書けばいい話で、重要でないワンシーンとしてはさほど問題は無いと思います。

以上です。何かの参考になれば。

345:名無し物書き@推敲中?
07/08/20 23:03:13
URLリンク(www.geocities.jp)
よろしくお願いします。
小すば一次予選落ち作文です。
トップの挨拶文の枠外に「酷評スレ依頼中」と背景と同じ色で挿入しています。

346:名無し物書き@推敲中?
07/08/20 23:11:27
>>345
時代物は季節の描写が重要視されるジャンルで、書き手にも大御所がおおく
要求される水準が高いんだ。

文章作法やストーリーどうこうよりも、冒頭から情景描写ができていないから
このレベルだと何作書いても一次通過は無理。
別のジャンルで挑戦したほうがいいと思う。

347:名無し物書き@推敲中?
07/08/20 23:45:46
>>345

文章うまいね。
ただ前半から引き込む力がない。
こういうジャンルでは丁寧な描写が求められるんだろうけど
そういった小細工に気をとられて「おもしろさ」との両立ができないのなら
>>346さんのいうとおり他のジャンルで挑戦した方がいいと思う。


348:名無し物書き@推敲中?
07/08/21 00:26:43
>>326>>327>>331>>335
>>344
有難うございます。
すごく勉強になります。
m(__)m゛

349:名無し物書き@推敲中?
07/08/21 01:02:20
>>313-315
全体評価は論外なのだが、ひとつだけ。

>「田中君、君はいつも俺の指示を待ってばかりだ。まったく最近の若者は」
>「仕事できないからってその態度は、田中君、いったん同じ会社で働けば学歴なんて関係ないからね。」
>「だいたい、大学名で威張るなんて、30年遅れてるよ。」

↑上司のセリフは救いようもなく下手なのだが、

>坂下はこれが口癖だった。うるさい。俺はお前よりいい大学でてんだ。
>うるさい。何でバカなお前にいわれなきゃならんのだ。
>うるさい。入社1年目の俺になにができるっていうんだ。受験勉強じゃお前より頑張ってきたんだ。俺を見くびるな。

↑それに対する主人公の文句は、結構歯切れが良くて、リアルっぽい。
「受験勉強じゃお前より頑張ってきたんだ」なんてなかなかイカしている。

他人(この場合は上司)の言葉もこのくらいのレベルで書けるようになれば相当なものだとおもう。
それには実人生をしっかりと生きることだわね。

350:名無し物書き@推敲中?
07/08/21 01:05:49
>>342
>>339みたいのは相手にしないほうがいいと思う。
カマッテ君は放置がいちばんだから。

351:名無し物書き@推敲中?
07/08/21 01:35:42
>>345
面白いかどうかはともかく、文章はうまいと思う(これで初めて書いたっていう
のが凄い)。描写もそれなりにできてると思うけど……
これで一次通らないんだ……
恐ろしいな新人賞って。

352:名無し物書き@推敲中?
07/08/21 06:32:52
>>345
確実にスレの平均以上の出来。
ではあるが>>347も指摘してる通り冒頭でちっとも引き込まれないかな。
時代小説が好きならば諦めないで再考してみては如何だろうか。
プロだって読者を引き込む出だしに毎回苦心するんだから、あとひと頑張りしてみましょう。

353:名無し物書き@推敲中?
07/08/21 07:05:10
>>116-117
亀レスで申し訳ないが
このスレは投稿者を扱き下ろしたり貶める為に存在していない
当然批評者が投稿者に毒を吐いて優越感に浸るスレでもない

まだ夏休みだからなのか批評者でテンプレ読まない新参者が多いな。

354:名無し物書き@推敲中?
07/08/21 07:44:23
駄批評家もこきおろすことは決定条項である

355:名無し物書き@推敲中?
07/08/21 09:41:11
>>338
丁寧な批評ありがとうございます。
好感が持てるとは嬉しい限りです。

なるほど、主人公を通してキャラの魅力を引き出せということですね。
たしかに、そういうエピソードを盛り込まないと好感持てないですね。

356:名無し物書き@推敲中?
07/08/21 10:33:33
>>352
>確実にスレの平均以上の出来

結果的には誉め言葉になってないw

357:名無し物書き@推敲中?
07/08/21 12:14:38
時代物を書くならせめて「しゃばけ」程度には書けないと話にならない。商業レベルならあれが最低ラインだろ

358:名無し物書き@推敲中?
07/08/21 12:29:48
>>357
>せめて「しゃばけ」程度には書けないと話にならない
せめて……って、随分大きく出たなw

359:名無し物書き@推敲中?
07/08/21 12:46:09
読んでるのは女子供だけ いくら売れててもあれじゃあな

360:名無し物書き@推敲中?
07/08/21 13:01:30
「しゃばけ」って、情景描写とか優れてるの?

361:名無し物書き@推敲中?
07/08/21 13:23:32
情景描写は出来てると思う。

362:名無し物書き@推敲中?
07/08/21 17:30:49
できてると優れてるは別なんだけどね
時代小説は、戦前戦後に大先生の徒弟制度で世に出たとか
佐藤春夫主催の同人から直木・芥川賞、時代劇脚本無数とか
妖怪がごろごろしてるんで文章勝負は無理な気がするけど、
売れてるのはライト時代劇つかエンタメ系なんで>>345には
がんばって欲しい

363:名無し物書き@推敲中?
07/08/21 19:41:40
>>350
自演乙。

364:名無し物書き@推敲中?
07/08/21 20:36:31
>>345
こういうジャンルはね、少しでもおかしいところがあると「正体が見えた」とか言って
切り捨てられるから、これでは一次落ちも仕方ないと思う。

>一朗太のいでたちは、黒の単羽織に紫紺の正絹袷つるばみの角帯。
>高級な素材で仕立てよく、誰が見ても立派な豪商の若旦那であった。

前半はいいんだけどね、「高級な素材で仕立てよく」「誰が見ても」で、なんだそりゃとがっくりする。
流して書きすぎ。こういうところをきっちり書かないとキツイ。

>傾城(けいせい)とも不夜城とも呼ばれたこの町を効果的に演出した。

傾城とは遊女のことなのだから、これは間違いだろう。

>お前も二十を超えた盛り、そろそろ色話のひとつも知るべきであろうと、父親の
>津島輔三郎から無理矢理金子を押し付けられ、屋敷を出たのはほんの一時前のことであった。

これって落語の『明烏』そのままじゃん? と、私なら判断する。
話の設定にオリジナリティがなく、文章も平凡。
ゆえに「一次落ちも仕方ないと思う」次第。

365:345
07/08/21 22:56:21
皆さんレスありがとうございます。
何せ初作品初投稿ということで、自分の文章を客観的に見ることが難しく、増長と卑下の間を行き来している状態でした。
一次はと思っていましたが見事に玉砕し、今書いている話にも愛着が無くなってしまい、それならいっそこちらのスレでボロクソにやられて、自分の脳内で萌えるだけの頃に戻ろうと思い晒した次第です。

文法はとりあえず問題がなさそうだと解りましたので、安心しました。
指摘部分を再度見直して、頑張りたいと思います。
時代物は、よく人からメールでも文章が硬いと言われていますので、現代物より自分に向いているのではと思っています。

本当にありがとうございました。

366:名無し物書き@推敲中?
07/08/21 23:46:46
アリに書いたヤツをここで批評してもらうのは、アリ?

367:345
07/08/22 00:09:40
>傾城とは遊女のことなのだから、これは間違いだろう。

傾城「町」の脱字です。ご指摘ありがとうございます。
後ほど訂正いたします。

古典落語も、しゃばけももっと勉強いたします。
ありがとうございました。

368:名無し物書き@推敲中?
07/08/22 00:18:28
ここ数日、激しい頭痛に悩まされている。
最初の頃は普通の頭痛だったが、最近では旋毛の辺りを鈍器で滅多打ちにされたような強い痛みを感じるようになった。
一度頭痛が始まると、体中の細胞が一斉に収縮活動を始めたかのような焦燥感に襲われる。
やっと頭痛の波が過ぎたと思っても、その後は強烈な吐き気に何時間も悩まされる。
私を診察した医者は全て無能だった。奴らは口を揃えてこう言った。
「どこにも異常は見あたりませんが……」
 

このままでは仕事も辞めることになりそうだ。
今は休暇を貰って、なんとか生活できているが、会社内で目立った成績を残せていない私には、それも今週一杯が限界だろう。
今日は木曜日。来週の月曜には私は解雇される。
それまでに何とか解決できないものか……。

369:名無し物書き@推敲中?
07/08/22 02:35:18
>>398
短すぎて評価が難しいが、このカットバックは余計。
>私を診察した医者は全て無能だった。奴らは口を揃えてこう言った。
>「どこにも異常は見あたりませんが……」
この二行をカットしても問題なく流れる。
どうしても必要ならば地の文で説明したほうがいい。

あとはなるべく早く主人公を登場させることかな。


370:名無し物書き@推敲中?
07/08/22 03:03:15
ただの説明文でしょこれ。
現状を語り形式で説明してるだけだから
興味を引くどころか、冒頭でこれをやられたら
直ぐに閉じるを押すと思う。

短すぎるし評価以前問題な気がする。

371:名無し物書き@推敲中?
07/08/22 08:06:53
>>369って馬鹿?w 馬鹿だよね?w

372:366
07/08/22 10:38:27
解答得られなかったんで、アリに投稿したヤツを晒します
URLリンク(ana.vis.ne.jp)

373:名無し物書き@推敲中?
07/08/22 11:08:57
僕は高校三年生。ひとつ歳下のかわいい彼女をゲットしたけど、なめられちゃいけないと思うんだ。で

「なあ、SMプレイ興味ある?」とぶつけてみた。
「えっ…ソフトならいいよ…」含羞らいながら答えた。僕は有頂天で
「おっしゃー! じゃ、おながいします」
「うん。…王女さまと呼んで頂戴。」

結局俺たちはほのぼのした時間を過ごした。


374:名無し物書き@推敲中?
07/08/22 14:51:44
>>368
「頭痛」が四度もでてきているのが気になります。また、
「最初の頃は普通の頭痛だったが、最近では」って、「最」が続けて
でてくるのもしつこいような気がします。
 仕事を辞めることになりそう、じゃなく、やめさせられる、ですよね。
 
 私なりにリメイクして書いたものを。

 とんでもなく頭が痛い。
 ささいな痛みだったのに。が、このごろに至っては旋毛の辺りを
鈍器で打ち付けられているような痛みを感じている。強烈な痛み。
 いったん頭が痛くなると、体中の細胞が縮こまっていくような感覚に
とらわれる。焦ってしまい、どうしようもない。そして、例え頭痛が
過ぎたとしても、追って吐き気に見舞われる。
 医者どもに診てもらったのだが、「特に異常はありません」の一言。
 彼らは無能だ。そんなわけないというのに。

 このままだと解雇されるに違いない。
 会社ではとりわけ目立った成績を収めていない。休みをもらっている
とはいえ、今週いっぱいが限界だろう。
 時間がない。どうにかならないものか。

375:名無し物書き@推敲中?
07/08/22 15:01:51
自分のサイトで晒します
URLリンク(12.xmbs.jp)
拙い文章ですがお願いします

『管理人に言いたいこと』
『小説感想板』

に書き込んでいただければ幸いです

376:名無し物書き@推敲中?
07/08/22 16:19:24
稚拙で短いですが投下します。他のサイトで晒してました。冒頭部だけですがお願いします。
確認しましたが、>>2>>3を守ってないものもあるかもしれないので、そのときも注意を下さい。

 例えば、人間という生物でこの世に存在する限り、実に多種多様で十人十色的な悩みや葛藤があるだろう? 
 恋愛、仕事、人間関係。ほかにもまだまだあるだろう。それらの重い重いものを背負いながら、俺らはこうして毎日を送っている。廻る世界を暮らしている。見えない明日を彷徨っている。
 昨日も苦悩して、今日も彷徨い、明日も迷うのだろう。最良の選択をするために。当然ながら、最良の選択をすることは、常識であり当然であり当たり前のことである。しかし。
 しかしでは、二者択一。ツーオアナッシング。だったらどうだろう? 二つあるうち、その片方しか選べない場合はどうするだろう? それこそ苦渋の選択。どう行動をとるか。
 時に喚いて。時に泣いて。
 時に叫んで。時に諦めて。 時に怖がって。
 畏怖感を抱き、焦燥感を抑え。
 そして。苦しんで。 苦しんで苦しんで。
 一つの答えを導き出す。
 それは。
 果たしてその選択は正解なのだろうか? 正しいのだろうか?

 ―そんなこと、知らない。知るわけが無い。興味も無い。関心も無い。好奇心すら湧かない。暇つぶしにもならない。どうでもいい。どうでもいい。
 もちろん分かっているさ。そんなことを言うのは逃げているだけだと。避けているだけだと。怖がっているだけだと。
 弱い、証拠だ。脆い、証しだ。崩れた、証明だ。戯言で、詭弁。強がっているだけ。虚勢を張っているだけ。
 そして。俺はそんな奴の一人。哀れで墜落した男。夢を掴み損ねた愚かな男。故に。夢を諦めた、弱い男だ。


377:名無し物書き@推敲中?
07/08/22 16:35:47
だろう、だろう連呼しすぎて鼻につくし読みにくい。
それに何が言いたいのかさっぱりわからない。

もし人に全部読んでもらいたいなら冒頭部で人をひきつけないと
話にならないよ。


378:名無し物書き@推敲中?
07/08/22 17:37:01
>>376
なんというか、作者の主張になってるんだよね。
自分語りというか、冒頭から作者の演説を聞かされている感じ。

まず主人公を登場させて、主人公の目線で物語を進めたほうがいい。

379:名無し物書き@推敲中?
07/08/22 17:43:09
>例えば、人間という生物でこの世に存在する限り、実に多種多様で十人十色的な悩みや葛藤があるだろう? 

気持ち悪いな。なんか変な文章

380:名無し物書き@推敲中?
07/08/22 17:54:06
>>376
< 例えば、人間という生物でこの世に存在する限り、実に多種多様で十人十色的な悩みや葛藤があるだろう?
冒頭から意味不明。
この文章の前に「(自我を持つ)生物」について考察なりがされていないと、何を「例え」てるのか分からない。
もし 「人間という生物で」→「人間という生物は」 だったらそれほど違和感はないけど・・

<(最良の選択をすることは)、常識であり当然であり当たり前のことである。
くどすぎ。効果的な反復とは思えない。
さらに「最良の選択をすることは」→「最良の選択をしようとすることは」でないと変。意味がまったく違う。

<しかしでは、二者択一。ツーオアナッシング。だったらどうだろう?二つあるうち、その片方しか選べない場合はどうするだろう?

「ツーオアナッシング」が意味不明。 仮に「オールオアナッシング」でも二者択一の意味ではないし・・
ルー大柴的な受けを狙ってるのかな? 何にせよくどすぎる!

他にも全体にしつこい表現が多く、自我が溢れ返ってる感じで、冒頭からこの文章がきたら読者は萎えてしまうよw

381:名無し物書き@推敲中?
07/08/22 18:08:42
中学初の夏休みも終盤にさしかかったある日の夕方。
私はベランダに置いてある折り畳み式の椅子に腰を掛けながら、ただ景色を眺めていた。
ベランダは風通しがよくて、今日も冷たい風が右から左へと流れてくる。
その度にストレートの長い髪がフワって空中でなびいた。
「……あれ」
その時、目の前に広がる景色に何故か違和感を感じた。何かが足りない気がする。でも、なんだろう?
「―あ」
暫し考えてピンときた。
そうだ、トンボだ。トンボが見当たらない。
私は夏休みに入ってから、トンボを全く見掛けていなかった。昔は、数えきれない程のトンボが、空中を舞っていたというのに。
でも私には思い当たる節が一つあった。
ベランダから、遠目に見える、立派な家々が立ち並ぶ住宅街。
あそこはもともと、大きな森だった。
ここは結構な田舎で、ゲームセンターとかコンビニとか、何一つなくて。
遊ぶ所と言ったら、近くにあるその森しかなかった。そこでよく、弟と近所の女の子と一緒にトンボとりをしたり、かくれんぼをしたりして遊んだっけ。
でも数年前、その森は取り壊されて住宅街になった。近くに、コンビニも出来て便利になったけど、
それからトンボも、カブト虫も、あんまり見掛けなくなって……
暮らしが便利になるのは、もちろん嬉しい事だけど
そういう面もあって、複雑な心境だった。
もう、あの時みたいに、
「トンボとりに行こう!」なんて、言えないんだなって思ったら、きゅうっと締め付けられるような、切ない気持ちになった。
「―!」
その時、一瞬、赤トンボが視界に飛び込んだ。
見上げると、そこには、一匹の赤トンボが、空中を舞う姿が―
そして、そのまま
深く綺麗なオレンジ色空
に重なって、
消えた。

382:名無し物書き@推敲中?
07/08/22 18:12:04
>>376の者です。
>>377>>380を読んで確かにそうだよなあと力量不足を痛感しました。
駄文も駄文な作品に意見を下さってありがとうございます。
これからも精進をしていきたいと思います。本当にありがとうございました。

383:名無し物書き@推敲中?
07/08/22 18:14:32
>>376の者です。>>378>>380を読んで、確かにそうだよなあと自分の力量不足を痛感しました。まだまだです。
駄文にご意見ありがとうございました。これから精進していきたいと思います。

384:名無し物書き@推敲中?
07/08/22 18:24:07
>>381
改行しなくて良い所まで改行しちゃってるからスラスラ読めない。
それから説明臭い文章っては上手く隠すか、最低限にしないと下手に見えるし
テンポも悪くなる。

>>その時、目の前に広がる景色に何故か違和感を感じた。何かが足りない気がする。でも、なんだろう?
「―あ」
暫し考えてピンときた。

なんてのは、悪いけど凄く下手。もっと自然に書かないと。

でも小説にはなってるから頑張れば上手くなると思う。



385:名無し物書き@推敲中?
07/08/22 18:41:10
>>381
冒頭一行目が説明くさい。
それとカメラの位置がバラバラな感じ。

>中学初の夏休みも終盤にさしかかったある日の夕方。
>私はベランダに置いてある折り畳み式の椅子に腰を掛けながら、ただ景色を眺めていた。
>ベランダは風通しがよくて、今日も冷たい風が右から左へと流れてくる。
>その度にストレートの長い髪がフワって空中でなびいた。

主人公が景色を眺めていたならば、次の文章は景色の描写につながるはず。
なのに、ベランダの描写に逆戻りしているから読み難い。
四行目は外部視点っっぽい書き方になっている。


386:名無し物書き@推敲中?
07/08/22 19:22:46
>>385
>説明くさい
>外部視点っっぽい

なんでちゃんと言い切らないの? 自信ないの? 自信ないなら偉そうに酷評なんか
しないほうがいいよ。優越感に浸りたいのかな?

387:名無し物書き@推敲中?
07/08/22 19:34:48
批評の揚げ足とるヤツはなんなんだ?
晒した本人が苛ついてるの?

388:名無し物書き@推敲中?
07/08/22 19:48:51
たしかに的はずれな批評は第三者が読んでてもいらいらするわなw

389:名無し物書き@推敲中?
07/08/22 19:54:03
>>381
<暮らしが便利になるのは、もちろん嬉しい事だけど
<そういう面もあって、複雑な心境だった。

前に「コンビニも出来て便利になったけど」といってるので、こういう 説明くさいw 文章は要らない。
「複雑な心境」と言ってしまわないで、何かの描写であらわすと味のある表現になりそう。
例えば(コンビニで買った)お菓子の袋を、開封しないままじっと眺めてる、とか

赤トンボが現れてから消えるまでが速すぎる感じがするので
もう少し間が欲しいところです。 どこかにとまって少し羽を休めるとか・・

390:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/22 21:14:13
>>345
たぶん投稿者さん、もうココ見てないかもしんない。投稿者に俺のコメント読まれないから、
後から安心して出てきたわけじゃないよ。決して。ただ間に合わなかっただけ。そう、頑張って
はみたけど、間に合わなかった。ともかく、コメントを入れよう。感想ぐらいは入れるべきだろ。
そうだよ、素人の意見だっていえば、許されるに決まってる。そーだよ。許してくれるんだよ、
頼むよ、だれかわからない誰かの人。お願いします許してください。

……個人的な葛藤はさておき、文章表現についてノータッチですが単なる感想を。
思ったことをさらけ出したい気分なので。

~以下感想~
やっべ、時代劇なんて読んだことねぇよ。書いてることが全然わかんねぇよ。
出だしの夕暮れから夜へと変わりゆく空の「色」の表現から、当たり前のように使われる
地名から何から字面を眺めるだけで、精一杯。漢字よめねぇし、服装、小物に至るまで
全然ついてけねー。能力の限界。真っ白。ナレーションのところでやっとで生き返った。

 つまり、江戸風俗のがまるで知識ねぇから、俺にはコレをまともに読むにあたり
国語便覧をはじめとした副読本が必要らしい。描写は云々とか、普通にコレを
読める層がいるんだから、時代劇って敷居高かいよ。高すぎですよ。
投稿者はコレで初小説っていうし、住んでる世界が違う。俺にどうやってコメントしろっての。

コメントして、馬鹿を証明しなきゃならねーのか?あぁ!?このインテリども!!
どうせ俺は学のねぇ サ ル だよ。あぁ、サ ル さ。

ま、こんなサルでも吉原から帰ってきたシーン辺りからは不思議と面白かった。
箕輪船のシーンは特に。へぇー、江戸時代の商船使った商いって、こんなだったのかぁ
と関心したし、豪商の息子と使用人達の関係とかは人間味があって面白く、
続きが読みくなったです。

391:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/22 22:42:54
>>368
<前文、自己紹介略>。以下、「と俺は思う」略。
やや気になった点
・「鈍器で滅多打ちにされたような強い痛み」
 例えば、「(刃物)で刺されたような痛み、」よりも
 「(ナイフ)、(千枚通し)で 刺されたような痛み」
 の方が、本人が痛みを主張するときに自然に出てくる言葉ではないだろうか。
 読み始め、かつ、痛みの訴えの切り出し部分なので、ここは痛みの表現として
 (鈍器)という漠然とした物よりも(角材)、(スリコギ)、(バット)等の具体的に
 想像しやすい物の方が親切。

・「体中の細胞が~感覚にとらわれる。」
 ここは読者には想像がつかない感覚ですが、次の文で吐き気という
 誰しも分かる感覚を持ってきたのがフォローとなり、一人称の強引な
 心情説得力の特徴が出ている。

・「仕事も”辞める”こと」
 >>374のとおり、
 辞めさせられる、辞めなくてはならない、羽目になる、クビに、続けられない等、
 自分では辞めたくはないが、会社や病気の外力によって
 追い込まれるような受け身の言葉の方が相応しい。

・「会社内で目立った」
 (ここでは今年になってから、ここしばらく、入社以来ずっと)等の目立てなかった
 期間を漂わせる言葉を入れることで、主人公の立ち位置が出て親切。

>>374のとおり、頭痛という言葉は減らしたほうが良い。

感想
 堅い感じで中年くさい雰囲気を醸す文体に安定感を感じます。

以上です。何かの参考になれば。

392:名無し物書き@推敲中?
07/08/22 23:04:10
 無人のセンター街を逃げ回っていたアレクサンドルは、高架下のコンクリート塀の傍にうずくまった。
 胃の内容物を全部吐き出すと、周りの異臭や音が一気に押し寄せてきて、気を抜くと空っぽのペットボトルのようにぺしゃんこに潰されそうになった。
 ゴミや汚物の散乱した木立からは蝉の鳴き声ばかりがわんわんと鳴り響き、すえたような悪臭に混じって、時折ひんやりとした空気が彼の火照った耳をなでていった。
 もう振り返るのさえ恐ろしかったが、アレクサンドルは彼が逃げてきたセンター街の方角に目をやった。
 空も見えないほど乱立していたビル群はみな破壊され、せいぜいが四、五階分までの高さしか残されていなかった。
 その向こうの夕日ばかりがガラスのように美しく、黒煙をあげる鉄塔は疑問符の曲線を真似た姿でねじまがり、その先端は荒廃したこの街のどこかを指していた。
 これらはすべてあの謎の老人と軍隊が戦闘を繰り広げた跡だった。いや、老人の姿をしていたのは最初の五分だけで、戦う時は五十歳ぐらい若返って熊のような大男に変身していたのだから、老人が戦った跡と言うのがふさわしいかどうかは分からない。
 とにかく敵の身長は熊をも超えていた。全身のあらゆる筋肉が岩の塊のように強固で、超自然のオーラをまとい、体の表面のすべてが赤みがかっていた。端正だが野性味のあふれる顔立ちは、思い出すだけで腹のたつ余裕の笑みを浮かべていた。
 不意に獣じみた唸り声が聞こえ、アレクサンドルは素早く辺りを警戒した。
 来た。ビルに挟まれた道路を、ゆらゆらと赤い光の群れが近づいてくる。兄弟で散歩ですかと尋ねたくなるような風景、全く同じ姿の大男が全部で八人。
 化け物め。アレクサンドルは奥歯を噛み締めると、突撃銃を携えて高架下の木立に分けいった。ドラグノフの射程範囲はせいぜいが四百メートルだ。高架の巨大な柱に背を付け、ビルの影から敵が顔を出すのを息を潜めて待ち続けた。
 異様な熱気が顔に吹きつけ、ビルの表面が赤みを帯びて見えた。
 夕日が沈み、通りの奥から噴き出す赤い光が次第に濃くなる。
 すぐそこの地面にひっくり返っていた蝉の死体が、バチッと音を立てて弾けた。
 木立の中は数歩先も見えない闇に落ちていった。

393:345
07/08/22 23:48:04
>390
梨屋 ◆Jc4n4r55vw さんレスありがとうございます。
見てましたよ、私。ここ殆どロムですが、常駐しておりますw

時代劇、敷居が高いです。
私もこれを書き始めたときは「吉原」の単語しか知らず
遊女と花魁と芸者と舞子の違いも知らず、江戸検定3級の試験に落ちたサルでございます。

ところで感想うれしく拝見しました。
とても面白かったです。
梨屋さんも短編でも書いてみたら、面白いんじゃないかなあと思うんですが。

ではでは、ありがとうございました。これを励みに頑張ります。

394:名無し物書き@推敲中?
07/08/23 00:11:05
>>392

外人の作家が良く使う、本編とは関係ないキャラを冒頭で出して世界観をあらわす
手法なのかなとちょっと想像してしまった。

それほど酷くは無いんだけど、文体が硬い印象がある。そのせいかテンポも悪い。
もう少し柔らかいほうが読みやすいんじゃないかな。
まぁ意識的にそうしてるならべつだけど。

細かいところで言えば
吐いたうえに、振り向くのも嫌な人間が
武器を持って待ち続けるってのは変なんじゃないかな?



395:名無し物書き@推敲中?
07/08/23 02:07:03
>>梨屋 ◆Jc4n4r55vw
>>390の書き込みは、俺も面白いと思った(同時にウザかったけどw)。
こんな感じの文体で何かオリジナルを一本書いてみる事をオススメしたい。
オチやストーリーはなくとも、それなりに読ませるものが出来るような気がする。

396:名無し物書き@推敲中?
07/08/23 04:21:27
>>392
文章自体は悪くないけど、プロットの説明で留まっちゃってるな。
読む方としてはちょっと退屈だし、この先を読んでみようという気にはならないかな。
間に描写やセリフなんかも入れて、全体にリズム持たせるなり、読者を引き込む工夫
が必要かと。

397:名無し物書き@推敲中?
07/08/23 10:51:39
>>396 どこにセリフいれるんだよ 馬鹿かオマエは

398:名無し物書き@推敲中?
07/08/23 15:40:13
>>384>>385>>389
有難うございます。
とても勉強になります。
もっと自然に書けるように頑張りますm(__)m

399:名無し物書き@推敲中?
07/08/23 15:41:37
>>392
>無人のセンター街を逃げ回っていたアレクサンドルは、高架下のコンクリート塀の傍にうずくまった。
>胃の内容物を全部吐き出すと、周りの異臭や音が一気に押し寄せてきて、気を抜くと空っぽのペットボトルのようにぺしゃんこに潰されそうになった。

 無人のセンター街を逃げ回っていたアレクサンドルは、高架下のコンクリート塀の傍にうずくまってしまった。
 胃の内容物を全部吐き出すと、周りの異臭や音が一気に押し寄せてきて、気を抜くと空っぽのペットボトルのようにぺしゃんこに潰されそうになる。

文章の最後を少し変えてみたら少しは丸くなる気がする


400:名無し物書き@推敲中?
07/08/23 17:16:49
>>394>>399㌧㌧

>>396ガンバッテミル

401:名無し物書き@推敲中?
07/08/23 17:34:09
 無人のセンター街を逃げ回っていたアレクサンドルは、高架下のコンクリート塀の傍にうずくまった。
「うぅっ……うげぇっ! がはっ、げほっ、げほほっ」
 胃の内容物を全部吐き出すと、周りの異臭や音が一気に押し寄せてきて、気を抜くと空っぽのペットボトルのようにぺしゃんこに潰されそうになった。
 ―……ハァ、ハァ。ち、ちくしょう。ちくしょう!
 ゴミや汚物の散乱した木立からは蝉の鳴き声ばかりがわんわんと鳴り響き、すえたような悪臭に混じって、時折ひんやりとした空気が彼の火照った耳をなでていった。
 もう振り返るのさえ恐ろしかったが、アレクサンドルは彼が逃げてきたセンター街の方角に目をやった。
 ―ああ、なんてこった、町が。
 空も見えないほど乱立していたビル群はみな破壊され、せいぜいが四、五階分までの高さしか残されていなかった。
 その向こうの夕日ばかりがガラスのように美しく、黒煙をあげる鉄塔は疑問符の曲線を真似た姿でねじまがり、その先端は荒廃したこの街のどこかを指していた。
「あのジジイ……!」
 アレクサンドルは怒りを覚え、奥歯を力の限り噛み締めた。
 これらはすべてあの謎の老人と軍隊が戦闘を繰り広げた跡だった。いや、老人の姿をしていたのは最初の五分だけで、戦う時は五十歳ぐらい若返って熊のような大男に変身していたのだから、老人が戦った跡と言うのがふさわしいかどうかはわからない。
「……ハッ!」
 と、突然獣の唸り声が聞こえた気がし、アレクサンドルは急いで辺りを警戒した。
 ビルに挟まれた道路の向こうで、赤い光の群れがゆらゆらと漂っている。無論パトカーのランプなどではなかった。
 ―来た。

402:名無し物書き@推敲中?
07/08/23 18:47:24
 アレクサンドルはすぐにそこから逃げ出そうとした。だが、ゴミに紛れて木の根本に倒れている兵士が目にとまり、思わず立ち止まった。
 顔は赤黒く焼けただれ、ヘルメットの回りにハエがたかっている。
 もうその兵士を助けられない事は明らかだったが、アレクサンドルに逃げようとする気持ちは再び起きてこなかった。死んでもなおその兵士の手に握られているナイフの鋭い光が、彼の足を凍り付かせていた。
 アレクサンドルは、ナイフ一本で老人に立ち向かっていったただ一人の勇敢な友の名を思い出していた。
 ―俺は、一体何をしようとしていたんだ?
 頭からさっと血の気がひいていくのを感じた。怒りが恐怖を上回り、足が震えだした。いつの間にか、相棒のドラグノフを握る手に力がこもっていた。
 アレクサンドルは突撃銃を抱えて、木立の中に分け入った。ドラグノフの射程範囲はせいぜい四百メートルだ。高架の巨大な柱にぴたりと背をつけて息を潜め、ビルの影から敵の姿が見えるのを待った。
 夕日が沈み、通りから噴き出す赤い光が次第に濃くなっていった。
 異様な熱気が顔に吹きつけ、ビルの壁面が赤みを帯びて見えた。
 すぐそこの地面にひっくり返っていた蝉の死体がバチッと音を立てて弾けた。
 アレクサンドルは目を血走らせ、銃を構えてひたすら老人を待っていた。
 木立の中は、数歩先も見えないような暗闇に落ちていった。

403:394
07/08/23 21:41:16
台詞等を入れたお陰で
柔らかくなったね。
だいぶ読みやすくなった。
けど地の部分は硬さが目立つかな。
硬くする部分と柔らかくする部分を上手く使いこなせれば緩急がついて上手く見えるよ。






404:名無し物書き@推敲中?
07/08/23 22:35:19
みなさん、ここは酷評するスレですよ

405:名無し物書き@推敲中?
07/08/23 22:58:50
そうだったな。んじゃ酷評

>>これらはすべてあの謎の老人と軍隊が戦闘を繰り広げた跡だった ~ わからない。
この数行説明的過ぎるし、説明にしても下手糞。素人臭い。
「……ハッ!」なんてコテコテ過ぎて使うと恥ずかしいよ。

それに不必要な描写が多すぎる。

406:名無し物書き@推敲中?
07/08/23 23:26:13
>>405

407:名無し物書き@推敲中?
07/08/25 02:23:13
お願いします


 今年は暖冬だったせいか、例年よりも早くに開花を迎えた桜は既に満開をすぎて、吹雪くように散り始めている。
ときおり吹く風に揺れる枝には、もうだいぶ葉が覗いていた。
 若々しく、いつまでも少女めいている母は、せっかくの入学式なのに散っちゃってて残念ねえ、とため息混じりに呟いていた。
次いで、でもお天気でよかったね、とも。眉根を寄せたのは一瞬で、すぐにいつもの無邪気な笑みが彼女の顔を彩る。
前向きで楽観的な母らしい言葉だな、と思う今朝のやり取りだった。
 実際、高く真っ青に澄んだ空を背景に、さわさわと降る白い花びらのコントラストは体育館の扉ごしにもうつくしい。
壇上にいる、校長からの祝辞も耳を通りすぎていく。明日からはしばらく雨が続くそうだから、こんな景色ももう見納めだろう。
「──えー、一同起立。A組から順に、静かに退場してください。父兄のみなさまは……」
 意識が散漫なままに式は終わり、学年主任の誘導に従って体育館から新入生たちが吐きだされていく。
ガタリとパイプ椅子にぶつかる音や、ペタペタと歩く上ばきの足音が、館内に漂っていた緊張感を和らげていくようだった。
 立ち上がると、だぼっとした学ランが下がってきてしまい、少し歩きにくい。息子の成長を見こして、
両親が余裕を持ってあつらえさせたものだ。仕方がないとはいえ、袖口が余っていて少々不恰好である。
 来年の桜が咲くころには、逆に裾が足りなくなるほどに身長を伸ばしてやりたい。そんな事を思いながら、体育館をあとにした。

408:名無し物書き@推敲中?
07/08/25 03:15:57
>407
冒頭の桜についての描写がたいへん巧いと思いました。
谷崎の「細雪」か、あるいは渡辺淳一の「化粧」を読んでいるような錯覚さえしました。

409:名無し物書き@推敲中?
07/08/25 04:30:14
>>407
リズム感や言葉の選択はそれほど悪くはないと思います。
気になった点は以下の通りです。

>吹雪くように散り始めている。
>ときおり吹く風に揺れる枝には、もうだいぶ葉が覗いていた。

■「吹雪くように散る」には絶えず一定の風が吹き付けているわけで、次行の「ときおり吹く風」とはやや矛盾する。

> 若々しく、いつまでも少女めいている母は、せっかくの入学式なのに散っちゃってて残念ねえ、とため息混じりに呟いていた。
>次いで、でもお天気でよかったね、とも。眉根を寄せたのは一瞬で、すぐにいつもの無邪気な笑みが彼女の顔を彩る。

A..『せっかくの入学式なのに散っちゃってて残念ねえ、とため息混じりに呟いていた。次いで、でもお天気でよかったね、とも。』
B..『眉根を寄せたのは一瞬で、すぐにいつもの無邪気な笑みが彼女の顔を彩る。』

■『ため息混じりに呟いていた』と『眉根を寄せた』は表現的にダブりなので、Bの文がクドイ気がする。整理し、AとBの文を結合させたい。
■「いつまでも」と、「いつもの」は重複ぎみ。どちらか表現を変えたい。



410:名無し物書き@推敲中?
07/08/25 04:31:57
>>409つづき

>>前向きで楽観的な

■『前向きで楽観的』なのは、前文のやりとりを読めばわかることなので省略すべき。

>>意識が散漫なままに式は終わり、学年主任の誘導に従って体育館から新入生たちが吐きだされていく。

■わざとやっているのかもしれませんが、やや硬い気がする。

>ガタリとパイプ椅子にぶつかる音や、ペタペタと歩く上ばきの足音が、館内に漂っていた緊張感を和らげていくようだった。
>立ち上がると、だぼっとした学ランが下がってきてしまい、少し歩きにくい。息子の成長を見こして、

■「ガタリ」「ペタペタ」「だぼっ」と、この二行にオノマトペが集中しすぎている。別にオノマトペを追放すべきとは言わないが、文章の雰囲気にはあわないのでは?

>息子の成長を見こして、 両親が余裕を持ってあつらえさせたものだ。

■少年の一人称ならば、説明文くさく、少々不自然か。

411:名無し物書き@推敲中?
07/08/25 11:16:52
>>407
ぜんぜんだめ。高校生が無理に硬い文章書いたみたい。もっとふつうに書けばいいのに。

412:名無し物書き@推敲中?
07/08/25 13:02:37
>407
工房(厨房)の新入生の一人称だとしたら

>いつまでも少女めいている母
>無邪気な笑みが彼女の顔

とか、書くかな?
情景描写も、高校生ならもっと視野が狭いというか、目の付け所が違うと思う。
三人称にしたらなんか文章が変だし。

死んだ旦那の魂が息子の身体の中に入った設定ならアリかもと思った。

413:名無し物書き@推敲中?
07/08/25 13:05:07
>>407
構文が下手でわかりにくい。あと出しの文章。
初心者にありがちな「うるさい描写」がわかりにくさに拍車をかけている。
カメラの位置にも問題あり。

一人称の場合、主人公の内部視点になるから、何かを描写する場合は
そこに主人公がいるというのが前提。
冒頭の文章からすると、主人公は野外にいて、散りゆく桜を見ている印象で
母親と二人で見てるのかなと思えば、実は回想でした、という非常にわかりにくい
文章になっている。(朝の出来事というのが後出し)
5行目まで読んでも主人公が今現在どこにいて、何をしているのかがわからない。

次の文章もまた、風景描写をメインにしていて、
>実際、高く真っ青に澄んだ空を背景に、さわさわと降る白い花びらのコントラストは
>体育館の扉ごしにもうつくしい。
後半でようやく体育館がでてくる。(これも後だし)
少なくともこの文章は、主人公の現在位置を読み手に伝えるのが主目的なんだから
「体育館の扉越しに見える~」という風に始めるべきじゃないかな。

冒頭の入学式が大切なシーンなのかと思えば、あっさりと一行二行で終わってるし
風景描写も意味がないし、全般的に、この文章このシーンで、何を伝えたいのか、を考え
ながら書くようにしたほうがいいと思う。

414:名無し物書き@推敲中?
07/08/25 13:17:17
>>407
「うるさい描写」ってのは同じものを何度も描写することね。
桜の描写、風景描写ばかりで、必要な描写がない。

入学式が退屈ならば、主人公の目を通して、会場の様子(規模)、人々の様子、気温、
壇上の人物、横を向けば、同級生がいるはずだし、髪型とか、制服の様子
(ブレザーがよかったとか、セーラー服がどうこうとか、学ランは珍しいとか)そういうものを
含めて表現して、読み手にわからせるようにしたほうがいい。

415:名無し物書き@推敲中?
07/08/25 16:07:38
>>407
無駄な語句、説明が多すぎる。

>今年は暖冬だったせいか、例年よりも早くに開花を迎えた桜は既に満開をすぎて、吹雪くように散り始めている。
>ときおり吹く風に揺れる枝には、もうだいぶ葉が覗いていた。

         ↓

 桜は既に満開をすぎて、散り始めていた。

これだけで、良い。


416:名無し物書き@推敲中?
07/08/25 16:30:03
>>409-410

は全然読めてないな。

■『ため息混じりに呟いていた』と『眉根を寄せた』は表現的にダブりなので、Bの文がクドイ気がする。整理し、AとBの文を結合させたい。
これはダブリじゃくて心理状態の変化を表すためにワザト使ってる。

■「いつまでも」と、「いつもの」は重複ぎみ。どちらか表現を変えたい。
これも重複なんじゃなくて「いつまでも」は母の説明、「いつもの」は心理の変化を提示しているだけ。

■『前向きで楽観的』なのは、前文のやりとりを読めばわかることなので省略すべき。
これは強調するため或いは、前文を纏めるために使ってる。 必要が無いわけじゃない。

まぁ >>413-414あたりも同類かな



417:名無し物書き@推敲中?
07/08/25 17:02:10
─正義をなさんと欲するものよ、心して読むがよい…

悪をなす者は世界が永遠ではないと誤解しているがゆえの恐怖を持て余している。
その根底にあるものは怯えなり。彼らをいかに懲らしめるかではなく、心安らぐ
言葉をつむぎ給え。暴力が彼らを更に凍てつかせる 悪は人の目覚めよりの連綿
たる鎖錠なり いにしえびとの罪を悟りつつ うつつびとに向かいあい給え
倦むことなく たゆまず歩き 時に飛び 時に走り 時に休み 時に忘れ しかし
思い出す。巡る春と 征く夏と 踊る秋と 眠る冬 時は流れ。

心凍てつくとも ほのかたれ

必ず最後に どんなに挫けそうになっても 願った道を


…という書き込みがあるノートはそこで破れていた。おかしなことがある。
このノートは俺の数学のノートで、そこに書かれている字はまぎれもなく
俺の字で、傍らに当時好きだった女の子の拙い落描きがあるのだが

俺、こんなこと書いたか?高校一年生で?

どうにも腑に落ちんのだが、まーそーゆーこともあるかなーと思いつつ
俺はネカフェのドリンクを取りにゆくことにした。

ノートを持ち込んでる理由?それは9月1日に判る。劇場で会おう。

418:名無し物書き@推敲中?
07/08/25 18:43:07
>>416
407さんでつか?
いちいち反論しているようではダメだよ。


419:名無し物書き@推敲中?
07/08/25 18:59:44
>>418 酷評スレにくるのはMの子だから

420:名無し物書き@推敲中?
07/08/25 19:09:30
>>415
あなたはまるで携帯小説みたいな人ですね

421:名無し物書き@推敲中?
07/08/25 19:18:26
「……ん……賢!」
誰かに肩を揺さ振られ、夢から現実へと引き戻されていく。
「やっと起きたか、お前また荒井に怒られっぞ」
まだ眠たい目を擦りながら顔を上げると、目の前には呆れ顔の博司がいた。
「……お前こそ、怒られるよ。前向いたら?」
いきなり起こされた俺は不機嫌になって、博司に冷たく当たった。
「何ソレっ、冷てぇ。せっかく起こしてやったのに~」博司はスネてプイっと前を向いた。
……まるでガキだな。
でもまぁ、なんだかんだで付き合いは結構長い。
いわゆる腐れ縁ってヤツ。
「いいか?ここは重要だから、ちゃんと覚えとけよ」
チョークを手に取ると、乱暴に黒板へと数式を書き写す、数学担当の荒井先生。
そうか、今の時間は数学だった。けど荒井の授業ってホント、つまんないんだよな……。

白髪混じりのボサボサな髪に、柄の悪いヤクザのような顔付き、そしてメタボリックと診断されても、おかしくないような、出っ張ったお腹。
荒井が歩く度にピッチリとした革のズボンがギシギシと悲鳴を上げている。
何故そこまでしてピッチリしたものを……
毎回数学の授業で会う度に荒井は色違いのピッチリズボンを穿いてくる。
正直、痛い。と、皆口々に言う。……確かに自分もそう思う。
とりあえず、荒井が言っていた重要なところだけをノートに書き写す。
大体重要ポイントを教え終わった後は、荒井の自慢話か、説教やらで授業が終わる。
―授業終了まで残り15分。
……さて、もう一眠りといきますか。
俺はまた机に顔を伏せ、深い眠りについた。

422:名無し物書き@推敲中?
07/08/25 19:30:11
酷評したのにそれを酷評されてる奴www

くやしいのうwwwwwくやしいのうwwwwwww

423:名無し物書き@推敲中?
07/08/25 19:34:12
>>421
下手糞。

以上

424:名無し物書き@推敲中?
07/08/25 19:43:03
>>416
自信があるなら公募に出せばいいんじゃないか?
文章的には一次通過も無理なレベルだが、それ以前に、まとまった
枚数を書く力がないと思う。

425:407
07/08/25 19:55:45
>>408-415
たくさんの貴重なご意見、ありがとうございます
自分ひとりで書いているだけでは気づかない事を色々とご指摘頂き、とても参考になりました
特に、自分が意図した通りに、読んでくださる方も受け取る訳ではない
という当たり前の事を、再確認させて頂きました
自分のイメージを、ひとさまにもなるべくそのまま受け取って頂くには
まだまだ文章力が足りなすぎですね……

>>418-419
416さんは自分ではありませんが、私の狙いを察して(?)
こういう意図があるのだろう、と汲み取って頂いたみたいですね
Mの子……そうですねw自分としましては、今回かなり思いきって晒させて頂きました
ものすごく緊張しましたが、忌憚のないご意見が伺えてよかったです
では、ありがとうございました

426:名無し物書き@推敲中?
07/08/25 20:02:18
批評を批評する奴もどうかと思うが
指摘されて困るんだったら最初から批評なんてするなよ。

と思ってしまう。

427:名無し物書き@推敲中?
07/08/25 20:17:24
>>426 批評する側もプロばかりじゃないからね。批評家の練習にも使っていいんではないかと思う。

428:名無し物書き@推敲中?
07/08/25 21:43:34
>>426
指摘は的外れだから何も困ってないって。
馬鹿馬鹿しいから深追い議論しないだけ。

429:名無し物書き@推敲中?
07/08/25 21:58:12
その割に必至すぎ

430:名無し物書き@推敲中?
07/08/25 22:05:45
>>421
これ冒頭か何か?
授業中のワンシーンをだらだらと綴っただけという感じだね。「だから何?」みたいな。

全体がどんな話なのか、コレじゃ全く予想もつかないし、興味もひかれない(つまり
続きを読みたいとは思わない)。

先生についてはやたらと細かく描写されているが、その割には本来必要な情報
が書かれていないような気がする。情景描写も少しは入れた方がいいんじゃない?

431:名無し物書き@推敲中?
07/08/25 22:10:40
>>425
50枚くらいでもいいから、短編を仕上げてみたら欠点がわかると思う。
書き始めの頃はストレートに表現しないのがカッコイイと勘違いしちゃうんだけど
それだと長いものは書けないから。


432:名無し物書き@推敲中?
07/08/25 23:38:25
>>422
酷評依頼に対して酷評をする。
      ↓
その酷評に対して酷評をする。 ← ゴキブリみたいな人間だね。

433:名無し物書き@推敲中?
07/08/25 23:59:29
>>422
酷評依頼に対して酷評をする。
      ↓
その酷評に対して酷評をする。
      ↓
その酷評に対して酷評した奴を中傷する。 ← 蛆虫みたいな人間だね。

434:名無し物書き@推敲中?
07/08/26 00:02:04
あなたの「文章」を酷評するスレですよ

435:名無し物書き@推敲中?
07/08/26 00:02:54
>>432

くやしいのうwwwwwくやしいのうwwwwwww

436:名無し物書き@推敲中?
07/08/26 00:05:23
ま、的はずれな酷評には噛み付きたくなる気持ちも分かるがな。
>>243みたいなのは論外だが。

437:名無し物書き@推敲中?
07/08/26 00:08:05
もう裸足のゲン自重しろw

438:名無し物書き@推敲中?
07/08/26 13:20:27
これから恋に落ちるやつらに言っておく。

かわいい顔をして、あいつらは持てる力をすべて使い倒して

おまえら よりすげー存在なのあたしらは と一言も言わないで言外に
圧しつけようと試みてくる。

誰もがそれに騙された今日までであった、だが恐れることはない、あいつらは
おおばかちゃんりんちゃんちきおけさ、頭の足りないことこの上ない。考えてみろ。

お前に惚れた女だど。

439:名無し物書き@推敲中?
07/08/26 14:50:43
「的外れ」だと思うなら、模範になるようなシッカリとした評を、自分が出すことだ。

それこそが「的外れ」な評をした奴に対する牽制になるんだよ。

でなきゃ、作者の自演と思われてもしょうがないだろうな。

とりあえずスレタイ一万回嫁。

440:名無し物書き@推敲中?
07/08/26 17:26:55
まづかいよりはじめよ 隗、か。

10秒で一回として10万病、30時間弱だな。ホレ、がんばれ。

441:名無し物書き@推敲中?
07/08/26 19:14:18
>>439
批評に対する批評を書くなとはどこにも書いてないよ。
てか、なんで自分の批評自体を「文章」だと思えないんだろうか。

>>433は冗談で書いてるんだろうけど、批評やメタ批評も立派な文学だよ。


 それはともかく

>>407の「眉根を寄せる」は、もっと不快な出来事に使う言葉。桜が散る散らない
について気にするなら「ため息混じりに呟く」くらいがちょうど良い。
 だから「眉根を寄せる」が不用意に思えた。
「いつまでも少女めいている母」「無邪気な笑みが彼女」についても、>>412に同感。

 ところが、>>407内には母親と主人公についてそれ以外の特徴が書かれてい
ないため、たとえば
「この母親は桜が散ることについていちいちため息ついたり眉根を寄せたり無邪気
に笑ったりするような人なのだろう」
「主人公は入学式なのに自分の母親を無邪気だ楽観的だと妙に高い目線から見
ていて、同級生には目がいかないような人物なのだろう」
みたいに、読み取れる内容をわざと書いているんだととらえてしまう。それが>>416

でも>>425を読む限り、作者自身にそんな表現意図はないっぽい。

 この現象って、たんに作者と批評側とでコミュニケーションが取れていないから
起こっているのではないか。


442:名無し物書き@推敲中?
07/08/26 20:18:30
批評の批評がなぜ嫌われるかと言うと、他者の批評に噛み付くことで
「俺が一番すげーwww」という自己満足に見えるからなんだよね。

「作品Aがダメだ」と言う批評があって、それが的外れだと思えば
「作品Aはすばらしい」という批評をすればいいわけ。
そこで考え方の違いとか、評価するポイントの違いがあれば勉強にもなる。
投稿者の為にもなる。
どっちの意見が妥当なのかは読んだ人が決めればいいことだから。

ところが「作品Aがダメだ」という批評の批評は、大抵の場合作品Aからは
離れて、揚げ足取りに終始する事が多い。
あくまでも、投稿された作品に対しての批評という形にしたほうが有意義な
ことは間違いない。

443:名無し物書き@推敲中?
07/08/26 20:38:43
>批評の批評がなぜ嫌われるかと言うと、他者の批評に噛み付くことで
>「俺が一番すげーwww」という自己満足に見えるからなんだよね。
 お前の主観。

>「作品Aがダメだ」と言う批評があって、それが的外れだと思えば
>「作品Aはすばらしい」という批評をすればいいわけ。
 批評の文章を批評しないで済ます方法を提示しただけ。

>そこで考え方の違いとか、評価するポイントの違いがあれば勉強にもなる。
>投稿者の為にもなる。
>どっちの意見が妥当なのかは読んだ人が決めればいいことだから。
 誰に言い聞かせてるの?

>ところが「作品Aがダメだ」という批評の批評は、大抵の場合作品Aからは
離れて、揚げ足取りに終始する事が多い。
 また一般論ですか。

>あくまでも、投稿された作品に対しての批評という形にしたほうが有意義な
ことは間違いない。
 批評の文章が批評を免れたほうが有意義な根拠がどこにも示されていません。

444:名無し物書き@推敲中?
07/08/26 20:45:23
眠気をこらえてまっていました。
とらせていただきます。444ゲット。ありがとうございました。

445:名無し物書き@推敲中?
07/08/26 21:05:22
>>444 誰?

446:名無し物書き@推敲中?
07/08/26 22:10:42
>>445
よしよ氏

447:名無し物書き@推敲中?
07/08/26 22:14:24
>>442がこのスレタイの「批評」を「酷評」に変えたやつなら何をか
況や エッ いわんやってこう書くの だな 大いにありうる

櫻井よし公って単なる韓国利権屋だったんだな。シンプルな悪役で
吃驚。

448:名無し物書き@推敲中?
07/08/26 22:19:06
>>435みたいのは批評とは言わんだろう。単なる荒らし。


449:名無し物書き@推敲中?
07/08/26 22:19:53
>>442
「作品のAという部分がダメだ」と言う批評があって、それが的外れだと思っ
た場合
「作品のBという部分がすばらしい」という批評をしてしまったら、
 Aという部分がダメであることを間接的に認めたことになるだろ?

 批評家の誤りを指摘するには
「作品のAという部分がダメだ」という批評そのものが誤りだと、ズバリ言うしかない。

>>243の件なんかまさにそうだろ。コーヒーを誰が飲む飲まないについて
批評家が「作品のAという部分がダメだ」と言ったのに対して
作者が「作品のAという部分はいいんだ」と答えてしまったから、議論がグダ
グダになった。

「作品のAという部分を問題にすること、問題の取り上げ方自体が間違いだ」
と指摘するのにどれだけ苦労したか。


450:名無し物書き@推敲中?
07/08/26 22:19:56
俺も批評する人間だが、批評に批評は大歓迎。
批評の批評がいやなんだったら、最初から他人の批評なんてするな。と思う。
そもそも批評じたいが自己満足。
間違った情報を与えないためにも論じ合う方がよっぽど投稿者のためになる。

「私は批評しますけど、私の批評には批評しないでくださいね^^」なんて
そもそも、投稿者に失礼だろ。





451:名無し物書き@推敲中?
07/08/26 22:31:45
おまえら酷評するのに小説も批評もないだろ。たいして区別もつかんくせに。

452:名無し物書き@推敲中?
07/08/26 22:35:50
>>449
というか無料掲示板で誰でも批評できる仕組みなんだから、批評家が
間違っていても問題ない罠
批評家はもしかしたら小学生かもしれないし、小説なんか読んだことのない
人間かもわからないけど、そういう人の批評や感想をもらうことも大切なんだよ。

批評家の誤りを正してやろうという人も、プロとは限らないし、
誤りを正してやろうという自己主張は見ていてウザイんだよね。

あと、投稿者本人が反論するのは別にいいと思う。
アホだと思ったら以後の投稿をスルーすればいいだけだから。

453:名無し物書き@推敲中?
07/08/26 22:37:12
>>450
具体的に聞きたいんだけど、どの批評が君のレスなの?

454:名無し物書き@推敲中?
07/08/26 22:44:05
とりあえず小説家も批評家もレベルが上がるのなら言うことはないだろう
SとMが密かに絶頂を目指すのではなく、大勢の人の意見に触れられるのが掲示板の利点だろう
ところで批評する側はSだから攻められるのが嫌なのだろうか?

455:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/26 22:57:03
>>393
遅レスですが、江戸検定なるものの存在を初めてしりました。
資料を見ながら調べながら書いたとは思えない出来ですね。
資料へあたる創作スタイルというのは、時代劇に限らずいろんな
ジャンルへチャレンジできると思います。

>>393
>>395
感想に面白いのレスが付くとは、梨屋にとってなぜかとてもプレッシャーで。
最近投稿へのコメントをさぼってたのは、なんだかちょっとしたモノでも
書かなきゃイケナイような気がして、今やっとでソレに区切りついたんです。
出来上がったソレに具体的な、まじめな酷評、添削等をもらいたいんですが、
それなりに量があって、改行やり直すのも煩わしく、ここに投下するほかに
どこに投稿すればいいんでしょう?
面白い言われた文体で書いたら、出来上がったのはどうにも
ケータイ小説的なんですね。

まぁ折角書いたんで、やっぱり人目に付くところがいいんですが。

456:名無し物書き@推敲中?
07/08/26 23:12:40
>>454
ある程度わかってる人、文章が書ける人は他人の批評にはケチをつけないんだよね。
批評の批評をしたがる人は、投稿文をうまく批評できないけど、自分の存在感を示したいと
いう感じの人が多い。

言葉の用法の明らかな間違いや、勘違いの指摘は問題ないと思うけど、個人ごとの
意見の違いについて「正してやろう」という姿勢はウザイね。
批評する人ごとに意見が違ってもいいんだから。

457:名無し物書き@推敲中?
07/08/26 23:15:03
だったら批評に批評をするかどうかについても人ごとに意見が違うんだから、
批評に批評をするのになんの問題ないな

458:名無し物書き@推敲中?
07/08/26 23:28:18
>>456

>ある程度わかってる人、文章が書ける人は他人の批評にはケチをつけないんだよね。
 これは小説の書き手の事を言ってるんだね。

>批評の批評をしたがる人は、投稿文をうまく批評できないけど、自分の存在感を示したいという感じの人が多い。
 経験論だね。参考のひとつにはなるだろうね。

>言葉の用法の明らかな間違いや、勘違いの指摘は問題ないと思うけど、個人ごとの意見の違いについて「正してやろう」という姿勢はウザイね。
 所感だね。たぶん論争に発展しやすいのだろうね。詩・ポエム板に議論を続けるスレというのがあるけどそっちで続けてもらう?

>批評する人ごとに意見が違ってもいいんだから。
 そうだね。

459:名無し物書き@推敲中?
07/08/26 23:31:05
スレリンク(bun板)
とりあえず批評の批評についてはここで続けるか。

460:名無し物書き@推敲中?
07/08/26 23:44:50
>>456
> ある程度わかってる人、文章が書ける人は他人の批評にはケチをつけないんだよね

ある程度小説について分かっている人は、現スレみたいな杜撰な批評を書かない。
まずは感想と批評の違いを知るべきだ。

> 個人ごとの 意見の違いについて「正してやろう」という姿勢はウザイね。
> 批評する人ごとに意見が違ってもいいんだから。

 作家には正しい小説の書き方を押しつけるくせに自分は表現の自由を主張する。
ほんっとうに、どこの批評サイトに行ってもいるんだよなこういう輩が。

 小説の書き方が問題であるのと同じく、批評の書き方だって問題になるんだよ。

 自分の批評文に無批判なら、天国の小林秀雄のところに行って
「おまえの批評とと俺の批評は同価値だ。意見は人それぞれだからな」
って言ってこい。

 せっかくだから次からは別スレに行くわ

461:名無し物書き@推敲中?
07/08/26 23:55:51
夢とは何かという問いに、僕はもう一つの意識と答える。


この文章のどこが悪いのか教えてもらえませんか?

462:名無し物書き@推敲中?
07/08/27 00:12:20
文法的には正しい。用字用語的には「一つ」ではなく「ひとつ」。
文意としては夢は夢、意識は意識だから間違い。

463:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/27 00:15:01
>>461
一対一の対応がないからじゃいからかな。
たとえば読み手の自由度、補える余地を幾つか作ると

・(お前の)夢とはなにか、という(先生の)問いに、ぼくは、もう一つの意識と答えるor答えた。

・(寝ている間に人間が見る)夢とはなにか、という(教授の)問いに、ぼくは、もう一つの意識と答える。


最初の文節の”誰が”疑問を出して、”どういう意味を持つ”夢か、なのかが
読んでもすっとわからない不親切さはあるでしょ。

「もう一つの意識です」
夢とは何かと問いかけに、ぼくはそう答える。

だと、何だか平気なのにね。
多分、狙ってるところは、上に上げた二つの例とは違っていて、
自問自答か、天から聞かれたとして、みたいな感じじゃないかと
思うけれど、言葉足らずで、不親切だとオレは思う。

参考になれば。

464:名無し物書き@推敲中?
07/08/27 00:15:04
>>461
その一文だけならおかしくないよ。
僕の主観だから、ピンクの象でもなんでもOK

465:名無し物書き@推敲中?
07/08/27 01:47:51
>455
ここがイヤならアリの穴。

466:名無し物書き@推敲中?
07/08/27 02:34:04
携帯小説っぽかったらアリ穴向かないだろ。
ぼろくそにけなされて終わるだけ。

467:名無し物書き@推敲中?
07/08/27 02:43:35
とりあえずここに晒せば?

468:407=425
07/08/27 05:27:28
>>431>>441
遅くなりましたが、重ね重ね批評、アドバイスありがとうございます

なんだか色々とご指摘頂く度に、自分がいかに適当に文章を書いていたか
という事に気づかされて、お恥ずかしい限りです
話をきちんと纏める力もないのに、今まであまり深く考えずに書いていたんだなーと……情けないです

表現や言葉のおかしさなども、やはり第三者の方のご意見を伺えるのは助かります
自分で何度推敲しても、どうしても主観が抜けなくて
結果、ひとりよがりな文章になっているんだと思います
考え方ってもろに文章に出るので、なるべく客観性を持って書けるようになりたいです……

それでは、度々失礼しました。みなさまどうもありがとうございました

469:469
07/08/27 17:07:38
 ただ日常を浪費するために、時間を通過させるために、その事が仕事であると思って生きてきた。
 それじゃ、いけないんだ。
 そう悟る瞬間はない訳ではない。
 しかし、おれは今までのおれを離れる事が出来ない。

 バス停から降りて矢鱈滅法に歩きわまって、東北の多少の標高のある鬱蒼とした山中といえど、喉が渇いた。
 50mほど先に湧き水からでた細い小川が見える。
 誘われるように歩み、つめたい水の風に頬を撫ぜられ、岩に苔生すさまに、ああ、これが自然なんだよと頷きつつ、水に手を浸す。
 思ったほどつめたくはなかった。
 こんな生水を飲んで腹をこわしはしないだろうか、と思ったが、
 なぜおれがこうしているのかを想って、ええい、と声を上げて水を喉に流し込んだ。
 ふと目を岩に上げれば、沢蟹が2つのはさみを振り上げて、やあ、というようにおれを見つめていた。
 おれは生臭いような気持ちと、可笑しな気持ちがないまぜになって沢蟹を指ではじき跳ばした。

 ふと思い立って、家を離れてどこか遠くへと行きたいと思ったのだ。
 いや、ずっと思ってきた。
 それを実行することにめんどう臭さを持ち続けていた。
 だがこの想いは消えることがなくおれの脳裏にこびりつき続けていた。
 だから、この想いは半ば義務のように、俺を実行へと押しだした。
 そこにあった感情は、どこか遠くへと行きたいという想いではなく、むしろ嫌々に仕事をこなすかのような心持ちであった。

470:469
07/08/27 17:08:46
 日常を離れ、非日常の空間へと己を置くことで、
 おれはこれまでの俺を離れた視線で再確認し、もとの日常世界に、すこし違ったおれとして舞い戻る。
 そのようなアタマで考えた筋書きがある。
 どこかの本から剽窃してきたかのような想い。
 おれは誰とも心を通じない、客観的にみれば孤独そのもの。
 しかしながら、おれの心が周囲の世界から独立して、個性を持っているかといえばそうでもない。
 せせこましく、みみっちい底辺の消費社会と情報社会との沈殿物を拾い集めたような、継ぎ接ぎでできたボロ雑巾でしかない。
心は錦、などという言葉があるが、錦などは上等な糸と熟練した技能がなければ織り得るわけがないのだ。

 どこか、ほんとうに孤独になりたい。


471:469
07/08/27 17:11:26
 中学になって、強制された部活動のために夏休みでも朝はやくから学校に行かねばならなかった。
 おれは部活動が大嫌いだった。
 小学生の頃は毎日遅くとも5時には家に帰ってアニメを見られたのに強制された。
夏休みは午前中からアニメがやっているし、衛星放送でも少し昔の、だけどすごく面白いアニメ映画がやっているのが楽しみでならなかった。
なのに部活動のせいでみられない。そして色々とキツことを偉そうに命令されやらされているのに耐えられなかった。
 しかし、夏の日の朝に感じたあの匂いは、今も忘れる事はない。
 湿っているけど爽やかに感じられる、滝のふもとにいるのにも似たような風と、これから太陽が上がって燦然と輝こうとしているという予感が、
思春期のあの頃のおれを、強制された行動のために動いていたおれを、どこか別の世界へと誘わんとしているように、別世界への入り口のように、
それは限られた時空にしか拓かれない、おれをおれだけの場所、無縁の場所へと繋げてくれる何か、何かだったのだ。
 その部活動に、おれと同じようにいつも一人でいて、みんなと騒いだりしないで淡々としている、だけど決してイジメられたりもせず、かといって不良でも優等生でもない目立たないやつがいた。
 おれはそのまま中学2年生の夏休みも同じように部活をやって過ごした。


472:469
07/08/27 17:12:10
 おれは9月1日に朝礼で突っ立っていた。
 校長は、そいつが自殺したと言った。
 男が住んでいたニュータウンが接する、山の中で、そいつは首を縊った。
 おれがあの夏の日の特別な風を受けていた、その風が吹き下りてくる、特別な緑の匂いを含ませるのが、その山だった。
 そいつはその山に、ときどき登っていた。
 何かを振り切るように、振り返れば自分の家も、学校も見えるその山を登った。
 しかし振り返らなくても、駅を通過する電車のや救急車のサイレンの音は、そいつを追い越していってしまっていた。
 かつて、ニュータウンが出来る前に毘沙門さまのあった場所がある。
 いまはそこには、もちろん誰かの家が建っている。
 毘沙門さまは解体されて、山の中へと移された。
 基礎と外郭だけが真新しく、毘沙門さまの奉られる内郭だけが古めかしく立った。
 そいつはそれをながめた。
 そいつはそれをまるで毘沙門様が閉じ込められているようにみたという。
 
 はじき跳ばされた沢蟹は、羊歯の繁みにいってしまって、見つけられなくなってしまった。


以上、長くなりましたが酷評よろしくお願いします

473:名無し物書き@推敲中?
07/08/27 17:15:53
ageで

474:名無し物書き@推敲中?
07/08/27 19:19:18
>>469
冒頭で人生観みたいなもの訓示するのはNG
冒頭シーンからすぐにカットバック(回想)に入るのもNG
この二つは初心者がやりがちなんだけど、大きく評価を落とすから止めたほうがいい。

文章的には描写ができていない。
>バス停から降りて矢鱈滅法に歩きわまって、
>東北の多少の標高のある鬱蒼とした山中といえど、喉が渇いた。
>50mほど先に湧き水からでた細い小川が見える。
>誘われるように歩み、つめたい水の風に頬を撫ぜられ、岩に苔生すさまに、
>ああ、これが自然なんだよと頷きつつ、水に手を浸す。
これだと主人公がどこにいるのか全然わからない。
道路が舗装されているのか、山道なのか、時間も周囲の状況も不明確なまま。
主人公の服装とか手持ちの荷物なども言及がない。

なんとなく心理描写をやりたいんだろうなと想像はつくけど、客観描写が不足
しているので自分語りになっている。
構文が下手で、表現もどちらかと言えばイタイ系だな。
もう少し冷静に、自己陶酔ではなく、他人に理解してもらえる文章を心がけたほうがいい。

475:名無し物書き@推敲中?
07/08/27 19:42:29
>>469 
 詩的で格調高い文体に十九世紀ロシア文学の匂いを嗅いだ。それと同時に、
新しい感覚も持ち合わせている。表現力、描写力があり、リズム感もあるので
読んでいて心地よい。淡々とした筆致だが重厚、言葉選びも的確なので、
文句のつけようがない。まだ作家を志したばかりの初心者であるなら、
生まれもった文学的センスがあるのではないか。

 孤独な「おれ」の日常、そして中学校時代、小学校時代のカットバックを
挟みスピード感をもたせ、読者を飽きさせない。こういう工夫は好感がもてる。
冒頭から一気に物語に引き込まれた。
 主人公の冷め切った語り口、投げやりな態度はいかにも現代的で、
読者が共感できるキャラクター作りに成功している。

 

476:名無し物書き@推敲中?
07/08/27 20:46:08
>>469
<ただ日常を浪費するために、時間を通過させるために、その事が仕事であると思って生きてきた。

冒頭の重要そうな一行から、何を示しているのかよく分からない。
「その事」って「家を離れてどこか遠くへと行く」こと?
それを「仕事であると思う」って?
「沢蟹を指で弾き飛ばす」気持ちも不明。 「生臭いような気持ち」とは・・

>>471
「湿っているけど」から始まる文章、とっ散らかっていて日本語になってないので
何行かに分けたほうがよいでしょう。

>>472
「男」と「そいつ」が違う人物なら「男」の出現が唐突過ぎる。 同じ人物ならそう分かるように。

<そいつはその山に、ときどき登っていた。
<何かを振り切るように、振り返れば自分の家も、学校も見えるその山を登った
それまで一人称視点だったのに、神の視点に変わってる。

<そいつはそれをまるで毘沙門様が閉じ込められているようにみたという。
「そいつ」が死ぬ前に自分の心境を語ってくれたのかな? でなきゃ「おれ」には分からないはず。

477:名無し物書き@推敲中?
07/08/27 20:56:31
>>769
俺が読んだ限りでは、無意味な駄文だと思った。
自己陶酔したいなら日記でどうぞってかんじ。

478:名無し物書き@推敲中?
07/08/27 21:14:32
>>469
「自分語り」に対しては「誰もおまえのことには興味なんかないんだよ」という
批評言説があるが、こういうものを読むと、そのとおりだなと思う。

479:名無し物書き@推敲中?
07/08/27 21:22:33
>>430
遅れてすみませんm(__)m
有難うございます。勉強になります。

480:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/27 21:29:34
梨屋です。酷評お願いします。

URLリンク(sakka.org)
リンク先これでいいのかな、動的なリンクなら切れちゃうかもしれないけど。
作家でごはんってところが結構真面目な批評多かったんで、
そこに投稿しときますた。オレならここはこう書くといった
具体的な指摘をいただけるとありがたいです。

481:YOSHI
07/08/27 21:50:07
「ギャ!グッワ!待ってくれ!待ってくれ!」
オヤジは、叫んだ。
「許してくれよ!入れたかっただけなんだから」
「バキッ!ボコッ!」
ケンはかまわず殴り続ける。
「ヒッー!助けてー!助けてー!」
オヤジが悲鳴に近い叫び声をあげた。
「お前みたいな奴がいるからいけないんだ!」
ケンが叫びながら殴り続ける。
「ギャー」
オヤジの血があたりに飛び散った。ケンのコブシも血で染まっている。
「世の中!狂ってんだよ!狂ってんだよ!」
ケンの形相は、もうフツウではなかった。その様子を見ていた、ミクも従業員も言葉を失ってしまっていた。
思わずミクが言った。
「店長!それ以上やったら死んじゃう!」
「ガッシ!ボカ!」
ケンには、まったく聞こえていない。オヤジも失神したのか動かなくなった。
「キャー、やめて!」
ミクが叫んだ。
「あっ……はい」
従業員が後ろからケンを押さえた。



482:山田悠介
07/08/27 21:51:05
『宮殿では朝食の時間を迎えており、メイド達が次々と豪華な料理を運び出していた。
それは朝食とは思えないほどの豪華さで、一般市民がこの料理を見たらこれが本当に
朝食か?と目を仰天させるに違いない。これだけで一般市民との差は歴然と離れており、
王様が毎日どのようにして暮らしているかはこの朝食だけでも想像がついてしまう。
なおも料理は運び込まれていく。
王様の目の前に全ての料理が出そろった。豪華で目を見張るほどの大きなテーブル。
目の前には全てが金で作られているナイフやフォーク。
そして、背もたれが必要以上に天井へと伸びている豪華なイス。
全てが”豪華”これ以上の単語が見当たらない程、豪華であった。』


483:名無し物書き@推敲中?
07/08/27 21:53:49
↑カオス

484:名無し物書き@推敲中?
07/08/27 21:55:39
>>469
一般的に、一人称の小説は、うまくやれば読みやすいがうまくやらないと非常に重苦しくなったりうざったくなったりするという傾向がある。
つぎはうまくやってね。

485:名無し物書き@推敲中?
07/08/27 22:05:25
>>482
なにそれ。舐めてるの?

486:名無し物書き@推敲中?
07/08/27 22:16:24
>>482
山田悠介ってリアル鬼ごっこの人だよな?
なんでここに貼るのかわからん。

487:名無し物書き@推敲中?
07/08/27 22:19:08
>>482
冷静に読んでみて…

山田さんは豪華を表現する言葉を「豪華」しか持っていない人なんだと思いました。

488:名無し物書き@推敲中?
07/08/27 22:19:25
みなさん、これがカオスです

489:名無し物書き@推敲中?
07/08/27 22:20:10
これがプロの文章だというのだから驚きだ

490:名無し物書き@推敲中?
07/08/27 22:30:32
故意に語彙を制限して繰り返しの面白さを強調。これがレトリックってやつだよ。

491:名無し物書き@推敲中?
07/08/27 22:33:18
>>480
描写が弱いね。
>スレート波板の工場の壁に挟まれた構内道路
もうちょっといろいろ書こうよ。
天候とか、音、匂い、温度、湿度、工場の性質によっていろいろあると思うけど
工場らしい雰囲気が出るように。

人物描写もないので、登場人物がよくわからない。
人相風体はもとより、服装。工場なら作業服なんだろうけど、汚れ方とかいろいろ
あるはず。

文章的には大体いいんじゃないかな。
心理描写も自然に入っているし、セリフのつながりもそんなに悪くない。
上達する見込みはあると思う。

492:395
07/08/28 02:12:36
>>480=梨屋 ◆Jc4n4r55vw
文章自体は歯切れが良くて、なかなかいいと思う。
ただね、心理描写ばっかりで、物理的な描写や人物描写がないから、物語に入って
いけないんだよ。というか物語ですらないけどw

さらに言うなら、三行で済む事を何ページも使って書いているという印象がある。
その割りにラストに付け足された「彼女」との会話も唐突というか蛇足に思えたりするし。

全体的な印象で言うなら、「読むのがタルかった」という感じです。

「オチやストーリーはなくても、それなりに読ませるものが出来るような気がする」
と、>>395では書いたけど、今回の作品は誉めるワケにはいかない。
欠点はあなた自身でも分かっているようだから、次はそこから目を背けずにじっくり
作品作りにチャレンジしてみて。
純文学系の短編を読んで参考にするのもいいかも。

文章を見る限りでは、いいセンスを持っていると思うから。

493:名無し物書き@推敲中?
07/08/28 02:46:00
>480
最初に登場人物の名前が複数、怒濤のように出てきて、
しかも誰が誰だか全くわからないうちに(立場、性別、関係、年齢、何故工場にいるのか)
じゃんけんの、パーだかチョキだか、グーだか、指が何本だかと出てきて
頭がぐるぐると掻き回されたかんじ。

「説明しよう」でほっと一安心したが、
じゃんけんのルールの説明はあっても、それで主人公が負け続けていることも、金穴であることも解ったが、

「で、このひとたち、誰?」状態。

そしてすかさず、再びじゃんけんに突入。
宮野ちゃんが女性だと解ったあたりで、読むのやめました。すいません。

文章のテンポは好き。安定してるとは思う。次回作に期待。

494:名無し物書き@推敲中?
07/08/28 03:11:42
>>480
地の文が一人称の饒舌体である上に、会話も地の文とトーンが同じなので、最初から
最後まで作品全体がざわついているように感じた。なので読んでいて疲れた。

>ここで、オレらというか、オレはなんのためにジャンケンしているのか? ということについて説明をしよう。
この手の読者への語りかけは、好みの問題なのだろうけれど、私としてはちとウザい。

>金曜の給料日まであと2日。そして今、可愛いゲームに参加中。
この「可愛い」とかも書きすぎで、可愛いかどうかの判断は読者に投げたほうがいいと思う。
冒頭の「このカワイイ遊び」はいいんだけどね。

>金曜の給料日まであと2日。
で、スパっと切って終わる。私ならそうする。

全体に「狙いすぎ」の感あり。
レベルは高いですけど。

495:名無し物書き@推敲中?
07/08/28 03:33:47
久々にスレへ来てみた。腕試しに>>472でも直してみる。

 おれは9月1日に朝礼で突っ立っていた。
 始業式早々、そいつが自殺したと、公務員よろしく、校長は酷く事務的に語った。
 そいつは、住んでいたニュータウンが接する山の中で、ひっそりと首を吊っていたそうだ。
 部活に励んでいた時、爽やかな風が吹き下りてきたことがあった。
 実は、その特別な緑の匂いを含ませるのが、その山だった。
 聞けば、そいつはその山に、何かを振り切る様に時々登っていたとのこと。
 振り返れば、自分の家も、学校も見えるその山を―。
 しかし、駅を通過する電車や救急車のサイレンの不協和音も、特別な風を伝って聞こえてしまう。
 これでは、風情も何もあったものではない。……そいつの凶報も。

 かつて、ニュータウンが出来る前に毘沙門さまのが祀ってあった場所がある。
 今そこは開拓され、既に誰かの家が建っている。
 毘沙門像は、解体されて件の山中へと移り、基礎と外郭は真新しく修飾され、
毘沙門さまのおられる内郭だけ、以前と同様古めかしい設計となっている。
 そいつは生前、ぽつりと漏らしていたそうだ。
 あれじゃまるで毘沙門さまが閉じ込められている様だ、と。
 
 おれがはじき跳ばした沢蟹は、繁みに弾み落ち、見つけられなくなってしまった。

496:名無し物書き@推敲中?
07/08/28 03:37:05
失礼。
 >しかし、駅を通過する電車や救急車のサイレンの不協和音も、特別な風を伝って聞こえてしまう。
これ訳分からんな。吹き下りると言っておきながら。
山の上に救急車が走ってるのかという……。

497:名無し物書き@推敲中?
07/08/28 04:01:46
>>480 開幕早々スレート波板ってなんぞ?と、ググった。
あと、セリフから入っても面白いかもしれない。
じゃんけんシーンを抜粋。()内の提案は如何だろうか。

「さいしょはグー! じゃんけんポン!!」
 スレート波板工場の壁に挟まれた構内道路に、(幼い、明るい、元気な)声が響き渡る。
 オレは右腕を振り下ろし、拳を力一杯握りしめ、腹の前で力強く止めた。
(同時に繰り出されたみんなの手を一瞥すると―、)
 オレが出した握り拳の左側には、やや短めで太い人差し指と中指の指二本が一つ。
 そして右側には、細い指をピンと先まで開いた手が一つ。 (読者に結果を見せる)
 ―おおお、あいこだ! 助かった!! (喜ぶ感情を表現してみる)
 危なかったー。ほんと、勝てる予感がしねーよ。(結果の二重表現カット)
 いやいやいや、オレは勝つ! 勝つんだよ、……勝つんだよね?
 おととい負けたばかりだし、そんでまた負けるなんて、そんなの神様が許さねぇはず!!


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