07/08/17 18:55:28
>>139
<自己紹介前文略>。以下文末「と俺は思う」略。
これは、このシーンに至るあらすじが無いと、中身を理解するのが
大変である。ので、投稿された部分だけで判断する。
・人称、主語の不適切な省略。
「今度は一体どんなトリックを使ったんだ。パニックで頭の中が痺れてしまい、
お得意の八百長を暴く時のいろはもすっ飛んでしまったようである。」
誰が使ったんだ?と思い、誰がすっ飛んでしまったようだと思ったのか不明確。
このような、誰が何を考え、語り部が誰で、何を見てどうなっているのかが
一目で分からない文が目立ち、不親切。
・抽象的装飾語による説明の映像
「かつ惚れ惚れするくらいダンディ」
ダンディは非常に曖昧な言葉で、例えば手元の辞書には
”からだつきがスマートな上に、衣服の着こなしもよく、人との応対の仕方などにそつの無い男性”
とあるように、この言葉からでは、映像として<巨大化した老人>の姿をイメージできない。
これらのように、どうしても映像として想像できない説明が散見され、不親切。
・感想
アクションシーンで読み手に映像が想像できないのは辛い。
冗長な装飾が多く、不親切。もっと簡素に。そして具体的に。
過剰で映像の想像を伴わない文の連続は却って軽快さが失われ、マイナス。
・「だって曹長、こんなの明らかなトリックじゃないですか。」
このフレーズは彼の置かれた立場、有能さを想像させる。ベタだが好き。
以上です。何かの参考になれば。