あなたの文章真面目に酷評しますPart52 at BUN
あなたの文章真面目に酷評しますPart52 - 暇つぶし2ch140:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 08:51:32
>>136
脚本のト書き乙

141:人形師 ◆wa1a4mh476
07/08/17 09:29:33
>>136
私は酷評スレの住人ではありませんし、酷評には懐疑的ですが、
ちょっと通りがかったので。

その描写がどういう目的で書かれたのか判りませんが、「香水はシャネル、
バッグはグッチ、靴はエルメス、時計はカルティエ、服はアルマーニ」と
言っているような感じです。それぞれの分野の第一級品叉はメーカーを
上げていますが露骨すぎ、ミカエルが悪趣味な成金か俗物に見えます。
しかも、ロココというのは様式であって、必ずしも高級品を表す言葉では
ありません。ミカエルを滑稽な俗物として描きたいのであれば、非常に
効果的な描写だと思いますが、そうでないなら書き直した方がいいと思います。

あと、ワイン、特にロマネ・コンティのような赤ワインは、グラスに並々と
注いだりはしません。グラスの底に数センチほど注ぎ、グラスの中に充満
した香りを楽しみます。また、飲み頃のロマネ・コンティは最低でも数十万円
はすると思いますから、ピーターに渡したシャンパンとは格の差がありすぎる
ように思います。また、赤ワインとシャンパンでは飲むTPOが違いますから、
二人の人物が赤ワインとシャンパンを飲んでいるのは不自然な気がします。

その他、ヴェネチアン・ガラスは装飾品に使われる色ガラスですので、
通常グラスには使いません。グラスに使われる高級ガラスはボヘミアン・
ガラスです。

142:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 09:37:53
>>134

役に立つ意見をありがとう。

143:空也 ◆4dbIFOhX2A
07/08/17 09:50:57 BE:226632375-2BP(20)
>>84の続きです。酷評お願いします。

「ははあ」ミナカタはにやりと笑う。
「さてはあんた、信用してないな。そうだな、確かに―お前が言ったような神とは、ちょっと違うかもしれん。だけどそれ以外に言い方が無いんだ。支配者とか王様なんてのは権力が絡んでくるだろ? ここには服従させるものが無いしな」
 恭子は、ミナカタの言葉に疑問を感じた。
「でも、思い通りにできるんでしょう? ミナカタが望めば、服従させる人たちも、さっきの花みたいに生まれるんじゃないの?」
 恭子がミナカタを見つめると、ミナカタもしっかりと恭子の目を見た。風や花たちのざわめきが遠のき―
 時が止まった。
「恭子、お前は俺が、人を服従させたいと望むと思うのか?」
 そう言って笑ったミナカタの声は、木で出来たフルートの音色に似ていた。瞳はガラスのように澄んで、それでいて海のように底が見えない。
恭子はミナカタに、切り立った崖から流れ落ちる、大きな滝を見た。数百年の時を生きる、苔むした巨木を、そして巨岩を、見た。美しい音楽を聴いた時ぞくぞくするような感覚が、その何倍もの大きさになって恭子を襲った。
 ミナカタが目をそらしてようやく、恭子は我にかえった。
 ―自分は馬鹿だ、と恭子は思った。ミナカタが、神と正反対だって? 今の感動こそ、まさしく神のオーラじゃないか? 
ジーンズとTシャツ、それに煙草さえ無ければもっと、神様らしく見えるのだろうが、結局は、そんな物にしか目がいかなかった自分が馬鹿なのだ。

144:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 11:53:29
>>135
てめぇ、はスルーだ。

145:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/17 11:53:58
<前文略>。以下文末「と俺は思う」省略

>>103
「心は晴れるほどの澄み切った晴天だった。」
・心 ”が” 晴れるほどの~
 ではないか?”は”のままでは、心が晴天のように晴れていること
 になってしまい空模様が示されず、綺麗に今の空模様と昔の空模様が対にならない。

「アルコールと同時に大切なものまで体内からすっと消えいく。」
 ”俺”が大切にしているものが今まで示唆されてない。
 かつての父と同じように、自堕落な生活を日々を送っている”俺”が
 大切にしてること、を読み手が想像するのは苦しい。

「黒く腐敗し、うじの湧いた動物の死体を見るような視線」
 どす黒い毎日との対になる部分だが、冗長。腐った死体でもみるかのような
 視線を投げられる。は観念的すぎる描写。観念的でも悪くはないのだが、
 ”視線を投げかけている。”では、状況の描写の様に見え、”俺”の心に
 写る子供の眼差し、心象なのだということが、分かりづらい。

 数行だけのとても短い文章なので、対比の部分の要所に韻を踏む、あるいは
 韻を踏んで要所を外すという言葉遊びの要素、リズム感が欲しい。

以上、何かの参考になればと。

146:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 12:37:43
>>26です。
前回指摘されたことを意識しながら書き直してみました。
言い忘れていましたが、続物の冒頭部分です。


 三日前から続いている雨は、夏の暑苦しい空気をさらに濃くし、草木独特の匂いを家中に噎せ返る程、立ち込めさせていた。
 その陰雨が、ただでさえくらいこの場を余計に暗くさせて、私を苛立たせている。 
 このじめじめとした儀式はどうしても好きになれない。
 それでも、単調で響く木魚の音と、地の底から響いてくるような和尚の声は、遠慮なく耳に入ってきた。
 早く終わって欲しい。私は、縋る気持ちで母の方に視線を送った。
 けど、喪服姿で正座をしている母からは、いつもの明るい表情は消えてしまっていた。
 これでは抜け出したい、なんてとてもじゃないけど言えない。
 それに、あの明るい表情の代わりに現れた今にも泣き出してしまいそうな母の顔に、苛立っていた私の気持ちも、いつの間にか悲しみに染まってしまっていた。
「それでは、お焼香願います」
 和尚の声に、母を初め、親戚達がみんな立ち上がった。
 つられて私も立ち上がり列に並ぶ。母が香を摘んで鼻の付け根に持っていくのが見えた。
 おもむろに視線を動かすと、ふと黒い額縁がすっと視界に入ってきた。
 写真には、皺だらけの口元が少しだけ緩んでいる顔。
 そういえば、その人の笑顔を久しぶりに見たような気がする。
 それが写真の中の、口元だけの笑みであっても。
 いつから笑った顔を見なくなっていたんだろう。
 そう考えながら、私も香を摘んだ。


147:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 15:38:26
>>112
まず、冒頭をセリフで始めるのは止めたほうがいい。
読む側は、場所も人物も分からない状態なので、いきなり会話が
出てきても興味をそそられない。会話の内容も意味不明。

>もとい、思考の論理回路が破綻しているランドセルを背負わせたらそこらの
>小学生と見分けがつきそうにないこの謎の生物は、あろうことか俺の高校の
>担任である。
この描写は、下手な見本みたいなものだな。
思考回路が破綻している部分が本文にないので、破綻してると言われても
読み手に伝わらない。
謎の生物も同じ。どこが謎なのかわからない。
二人の関係が読み手に分からない状態で、「あろうことか」と言われても
何がなんだか。

「あろうことか」というのは「とんでもないことに」と言う意味だから、とんでもない
状態でなければつかないほうがいい。

例えば、二人ならんでパチンコをやっていて、となりでガンガン出しながら
「ドル箱もってこい」と命令する子供みたいな女性が、「あろうことか高校の担任
だった」とかね。

148:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 15:45:23
>>136
描写が足りない。

>ちなみに、ミカエルのいる応接間のシャンデリアもまた、ロブマイヤー
>なのだから、来客のほうも感心する。
どんなシャンデリアなのか、具体的に。

>ピーターは、ソファを立って、飾り棚に置いてある磁器を観察した。
>「これって、マイセンですよね?」
ここも磁器の具体的な状態、カラーとか模様とか、雰囲気とかそういうものを
描写してから、「マイセンですよね?」とセリフにつなげるのが王道。


149:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 16:00:52
>>134
大体いいんじゃないかな。
ただ小説というのは全体のバランスもあるから細切れに貼っても意味ないんだけどな。
各レスごとに問題がなくても、つなげたらボロボロということもあるから。

>「恭子、お前は俺が、人を服従させたいと望むと思うのか?」
日本語としては間違いではないけど、セリフとしてはこなれてない感じ。
素直に
「俺は、人を服従させたいとは思わない」
でいいはず。

全体的に主語を意識しながら文章を書けるようになっているので、あとは
自分で考えながら書くようにしたほうがいい。

150:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 16:36:40
>>148は、描写と説明の違いがわからないクズ

151:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 17:52:12
>>150>>148に描写と説明の違いを教えてくれと素直に頼めないから、ヒッシに煽っている模様。

152:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/17 18:09:10
>>112
<自己紹介前文略>以下文末「と俺は思う」略

彼らの状況が掴めない点、「思考の論理回路が破綻しているランドセル」、
文の長さ、そして印象としてのクドさについては>>119>>112に同じ。
その他として

・「あろうことか……、」
 で、あろうことか、何なんだ?と言う疑問が湧くのだが、問題は
 次にくる「ブふっ」である。何の音かがとても気になるのだ。あろう
 ことか、が何を指すのかも分からず、さらにこの状況も分からず、
 不快さを誘起させる。会話は二つの謎を説明しないまま平然と進むため、
 読み手はおいてけぼりとなり、「もとい、」といわれても、もといが
 何を訂正したいのかも想像がつかない。そして、この文の最後の最後で、
 「あろうことか」がやっと現れ、また出だしを読み返し、この「もとい」が
 あろうことか……に続く文なのだと分かる。これは不親切。
 ” ○○あろうことか……。もとい、××あろうことか、□□なのだ。 ”
 の強調の効果が生かされるどころか、マイナスとなっている。

・「咀嚼」。バニラアイスは果たして咀嚼(噛み砕く)ものか。否である。

・店員の反応、(俺には何かしら非難めいた眼差しをチラチラ向けつつ)
 店員に顰蹙を買った経緯が書かれていないので、これも読み手が
 置いてけぼりとなり、不親切。

・鼻に~きりりと言った。
・辛いこと~大切だと思う
 のフレーズは好き。

以上です。何かの参考になれば。

153:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 18:16:44
>>84
>恭子はなんとなく、手元にあったオレンジ色のガーベラをぶつりと摘んだ。花は争わないけれど、それは手段が無いからだ。非暴力抵抗は美しいが脆い。

「恭子はなんとなく、」 なんとなくはいらない。なんとなく感じたのは恭子だから「なんとなく」をいれることによって視点のゆらぎに繋がる。

>花は争わないけれど、それは手段が無いからだ。非暴力抵抗は美しいが脆い。

これをいいたいが為に、
「恭子はなんとなく、手元にあったオレンジ色のガーベラをぶつりと摘んだ。」
とってつけたように感じる。

つづく

154:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/17 18:20:26
>>136
<自己紹介前文略>。以下文末「と俺は思う」略。

梨屋はあまり教養が無いので、グッズのブランド名称で
なんか高価なんだろなと誤魔化された。が、どう豪華なのか
全く分かっていない。よくよく考えてみると、豪華なワインに
豪華なシャンデリア、豪華なゴブレット、豪華な磁器。
豪華なシャンパン。であって、このシーンの絵が浮かばない。
このシーンの会話も「コレって豪華ですか?」「そんなことないよ」
というやり取りなのだといった理解である。スカスカで良い
シーンなら素早く読めて、これはこれでも良い。

以上です。なにかの参考になれば。

155:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 18:32:02
>>84
おっかなびっくり書いている。
つまり自信がないから、悪い部分が文章となってあらわれている。

つづく

156:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 18:42:32
>>84
>ミナカタを見つめると、近くに咲いた大きな百合が、まるで似合っていない事に気づいた。それで、私に似合う花も無いな、と胸の内で笑った。

「ミナカタを見つめると、」 誰がミナカタを見つめた? 恭子か? 恭子視点でか?

「それで、私に似合う花も無いな、と胸の内で笑った。」 私って誰? というかいつのまにか私=恭子?

つづく

157:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 18:52:30
>>84
この自信のなさ、原因はなんだろう。
一人称での書き込み不足だな。一人称をしっかり自分のものにしていないからだ。

つづく

158:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/17 18:55:28
>>139
<自己紹介前文略>。以下文末「と俺は思う」略。

これは、このシーンに至るあらすじが無いと、中身を理解するのが
大変である。ので、投稿された部分だけで判断する。

・人称、主語の不適切な省略。
 「今度は一体どんなトリックを使ったんだ。パニックで頭の中が痺れてしまい、
 お得意の八百長を暴く時のいろはもすっ飛んでしまったようである。」
 誰が使ったんだ?と思い、誰がすっ飛んでしまったようだと思ったのか不明確。
 このような、誰が何を考え、語り部が誰で、何を見てどうなっているのかが
 一目で分からない文が目立ち、不親切。

・抽象的装飾語による説明の映像
 「かつ惚れ惚れするくらいダンディ」
 ダンディは非常に曖昧な言葉で、例えば手元の辞書には
 ”からだつきがスマートな上に、衣服の着こなしもよく、人との応対の仕方などにそつの無い男性”
 とあるように、この言葉からでは、映像として<巨大化した老人>の姿をイメージできない。
 これらのように、どうしても映像として想像できない説明が散見され、不親切。

・感想
 アクションシーンで読み手に映像が想像できないのは辛い。
 冗長な装飾が多く、不親切。もっと簡素に。そして具体的に。
 過剰で映像の想像を伴わない文の連続は却って軽快さが失われ、マイナス。

・「だって曹長、こんなの明らかなトリックじゃないですか。」
 このフレーズは彼の置かれた立場、有能さを想像させる。ベタだが好き。

以上です。何かの参考になれば。

159:空也 ◆4dbIFOhX2A
07/08/17 19:13:42 BE:77702562-2BP(20)
>>155>>157
前にも書きましたが、これが初小説なので書き込み不足等は勘弁してください。
よろしければ>>143も酷評お願いします。

160:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/17 19:19:50
<自己紹介前文略>。以下文末「と俺は思う」略
>>146

 全般、安心して読めました。
 若干気になった点を述べます(わざと読み手に気にさせているのであれば問題なし)

・「どうしても好きになれない。」と「今にも泣き出してしまいそうな母の顔」
 前者は恒例となった行事、例えば、法事などを予感させる。だが一方
 後者は悲しみをこらえる悲劇直後を想像させる。この不一致感。

・「おもむろに視線を動かすと、ふと黒い額縁がすっと視界に入ってきた。」
 遺影を意識する説明にしては過剰に感じる。おもむろ、ふと、すっと、
 視界に入ってくる、そこまで気が付きづらいものとは思えない。
 目立つものなので。

・「その人の笑顔」のその人と主人公の関係。
 いつもの明るい母が悲しみに暮れる故人だが、一方で、主人公は
 故人をその人と呼び心理的距離を持つ。遺影の笑みを久しぶりに
 見た ということは、いつもは笑みをみていない=いつもがあるということ。
 同居関係で母は慕い、私は距離感。母へ私が抱く感情は良好。
 つまり継父か?。勿体ぶる必要があるほどの確執が、これから
 描かれていくならなら良し。

以上です。なにかの参考になれば。

161:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 19:22:09
>>84
それともうひとつ。
根源的なものだ。ぺらい。ぺらぺらだ。
『非暴力抵抗は美しいが脆い。』 これをいいたいが為に書くのであれば、
『非暴力抵抗は美しいが脆い。』 について深い考えをもっていなければ書けない。

このひと言を書く為に三百枚を使った。or かっこいいから文章に混ぜた。
意識の違いだな。

>>159
おお初小説か。なら、なおさら厳しくいくとするか。143は84が終わってからだ。

つづく

162:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/17 20:06:41
>>143
すいません、順番狂いました。以下「と、俺は思う」略。
総評として、前回の投稿部分に比べると、とても読みやすい
・全体のバランスがあるのに注意
・「恭子、お前は俺が、人を服従させたいと望むと思うのか?」
・主語の意識の改善
これらは>>149に同じ。

その他
・神と支配者の違い。
 「支配者とか王様なんてのは権力が絡んでくるだろ?」
 神は王様ではないので、権力願望を持つだろうと想像できず、問いかけが不自然。
 ”著名な神様-えらい人-王様-権力好き”といった誘導がほしい。

・「時が止まった。」
 本当に時が止まったのか、恭子が時が止まったように感じたのかが分からず不親切。
 思うに前者だと思うが、たとえば、時が花から落ちる雫、花びら、etcといった
 その場にある動かなければならないものが静止する描写がほしい。後者なら主語を入れれば良い。

・「今の感動こそ、まさしく神のオーラじゃないか?」
 一連のイメージ描写、”―”間を示す記号。心理描写。その後に来る「今の感動」
 言葉が示す事象と離れていて、あれは感動だったのかと戸惑い、不親切。
 オーラは外に発せられた後光的印象、。内から沸き出した存在感を受けとるような
 イメージの描写を、一言で現す語としては不適切。

・ミナカタが望めば、服従させる人たちも、さっきの花みたいに生まれるんじゃないの?
・一連のイメージ描写の言葉のテンポ
 これらは好き

以上です。なにかの参考になれば。

163:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 20:11:35
>>84
印象。
ストーリーテラーの良い部分を伸ばしたらいい。
どんなに面白いストーリーが浮かんでも現在の基礎体力(文章力)では良い部分を活かしきれない。

基礎体力がないと判断した点
>水水しさをたたえている。
なんの疑問もなく、「水水しさをたたえている。」 とかいてしまうところで判断する。

「瑞々しさをたたえている。」 「みずみずしさをたたえている。」

適切な漢字を使うか漢字をひらくか。だけでも印象が違う。そのことに気づかない。
そんなこと考えてもみない。読書量が少ないからだ。

つづく

164:空也 ◆4dbIFOhX2A
07/08/17 20:24:50 BE:181306447-2BP(20)
>>163
いえ、それはわざと水水しさ、と書いたのです。
変換して「瑞々しさ」しか出てこなかったのですが、
辞書にはきちんと「水水しさ」という字も載っています。
花の水分を感じるときに、「水」という漢字の方がイメージしやすいかと思いました。
(水々←としなかったのは、原稿で水と々が区切れてしまったからです)
ヤフーで検索にもかけて、実際どの程度この漢字が使われているだろうかと調べた上で、
その字をあてたのですが、読書量の不足ととられたのは少し悲しいです。
自分で言うのもなんですが、同年齢の人と比べたら遥かに本は読んでいると思うので。

165:空也 ◆4dbIFOhX2A
07/08/17 20:32:35 BE:259008858-2BP(20)
>>163
それでも、瑞瑞しさと書いた方がいいでしょうか?
確かに、意識して使ったとは判断されないでしょうし、
読む人によっては「読書量不足」ととられてしまうのですよね……

166:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 20:39:55
>>158

167:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 20:42:37
>>164
>花の水分を感じるときに、「水」という漢字の方がイメージしやすいかと思いました。

ここの感覚がずれちゃってるんだろうな。

168:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 20:47:55
>>165
自信をもって、「水水しさをたたえている。」 と表現したなら
それでいいのだよ。作者の個性なのだから。

俺の一言でゆらぐような個性なら個性じゃないんだよ。表現とはそういうものなんだ。
表現に間違いなんてないんだ。自信をもって書きなさい。

84終わり。143は明日。

169:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 20:58:38
>>141
>>148
>>154
すばらしくまじめな酷評
とても参考になりました
ありがとうございました
いろいろなご意見があって
とても興味深く拝読しました
自分で気がつかなかったことを
気づかせてもらった感じです

170:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 21:10:15
 ああ、遅かったか。せっかく俺も調べたのに逃げるなよ。
>>163 >>168は真剣な相手に対して、ある意味卑怯な気がしないか。

「みずみずしい」については三省堂辞典で 【瑞瑞しい・水水しい】
(1)つやがあって若々しい。つやつやと輝いている。「―・い若葉」
(2)若々しく新鮮である。「―・い感覚に満ちた詩」[

なので「水水しい」という表記はあるのだが、問題は意味・例文のほうで、
じつは「みずみずしい」には「水分を多く含んでいる」という意味はないことが分かった。

 さらにグーグルしてみたら
ネット上では化粧品や肌の水分の話題で「水水しい肌」と書くことが多く、広告的意図を
感じる。
芥川龍之介は「水水しい」の表記を用いているがあくまで「金剛石(ダイヤモンド)のブ
ロオチ」に対して、であった。

 俺としては>>84で「水水しい」を使わない方に一票。化粧品の宣伝レベルの
「みずみずしいって、水水しいってことなんですよ。水分が大事なんです」
「なるほど、うまいこと言いますねぇ」的な表現を使いたければ、どうぞ。

 なお、他の指摘点については
>>161の指摘は正しい。例えばガーベラが摘んでも花持ちがよいのは、非暴
力抵抗の勝利ではなくて品種改良が進んでいるから。園芸屋さんの勝利。
URLリンク(ja.wikipedia.org)

>>84
(恭子は)ミナカタを見つめると、近くに咲いた大きな百合が、まるで似合っていない事に
気づいた。それで、私に似合う花も無いな、と胸の内で笑った。

 これは中間話法ではないか。文法的には原文の通りで、OK。

171:112です
07/08/17 22:19:06
酷評ありがとうございました。書き込むのは二回目、一回目はほぼスルーで、酷評されるのは初めてであります。
こういうライトノベルな文章に対する反応を知りたくて書き込みしてみました。なので全体的な内容とか設定とかはほぼノータッチです。
文が長くてクドいというのはとても参考になりました。もっとサラッと書けるように頑張ります。
以下、見苦しい言い訳ですので、すっ飛してくださって構いませんです。

・『電波』(←よくわかりませんが受け入れます、すみませんでした)
・「ブふっ」←先生がアラタの口に苺を突っ込んだ、その音です(メモ帳で書いてたら、説明を入れ忘れたorz)
・「思考の論理回路~」は「謎の生物」にかかります(←悪質なわかりにくさ)
・先生の思考の論理回路が破綻していると、アラタが断定した理由は、
 「かわいそうだね」と言った次の行動が「先生ばかりに食わせるな」と苺を突っ(←書き忘れたorz)
・「あろうことか」を使うのに、この場合は、『二人の関係』は必要ないさ~(←見苦しい言い訳)
 それに傍から見たら小学生に見える(そして幸せそうにパフェをつっついている)やつが
 自分の担任だと読者にカミングアウトするのに
 「あろうことか」は使っていいと思うのです(←現実を受け入れられないやつの戯言)
・「バニラアイスを咀嚼」 アイスひと玉を口に入れたら噛んで小さくするのです(←ひと玉食うのお前くらいだ)
・店員さんは年長(というか保護者)に見えるアラタがおごられているのが理解できないのです。

もっともっと酷評のしがいのある文章を書けるように精進します。
ほんとにありがとうございました!

172:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 22:21:17
  ,j;;;;;j,. ---一、 `  ―--‐、_ l;;;;;;
 {;;;;;;ゝ T辷iフ i    f'辷jァ  !i;;;;;
  ヾ;;;ハ    ノ       .::!lリ;;r゙   テストしていた
   `Z;i   〈.,_..,.      ノ;;;;;;;;> 
   ,;ぇハ、 、_,.ー-、_',.    ,f゙: Y;;f    そんなふうに考えていた時期が
   ~''戈ヽ   `二´    r'´:::. `!   俺にもありました

173:LC
07/08/17 23:05:12
 おねがいいたします。 

 土曜の朝九時に目が覚めたら上出来だ。目覚まし時計も鳴らないのに、
すっきり爽やかな気分で朝が来た。
 だけど、ベッドの中に一人ってことに気が付いて、ちょっとだけ焦って
布団を跳ね飛ばして、裸足で歩く音をぺたぺたさせながらドアを開けたら
丁度、坊主頭のドレミどりんが出かけようとしているところだった。咄嗟
に行く手を阻むべく、顔を見上げて立ちはだかり、両手を広げた。
「一人でどこ行くの?」
「どいてくれる? シャンプー買いに行くんだから」
 ドレミどりんは、キャンキャンわめく子犬には興味ないみたいな鬚面の、
ものすごく渋い顔で間抜けなことを言った。
「シャンプーなんか、いらないでしょ、坊主なんだから。石鹸で十分」
「失礼なことを言うんじゃない。石鹸でいいわけがない。地肌に悪いじゃ
ないか」
「百歩譲ってシャンプー使ってもいいけど、ちょっと待ってよ。久し振り
に休みが一緒なんだからさ」
 そうなのだ、折角一緒に住み始めたっていうのに、全然擦れ違いの日々
なのだ。ドレミどりんは、仕事が徹底的に不規則で、土日はおろか、昼も
夜もないのだ。普通のお勤め生活をしているあたしと休みが合うなんて、
月に一度の奇跡なのだ。
「待てないね。置いてっちゃうもんね。寝坊した庄野さんが悪い」
 あたしは二重に落ち込んだ。休みに九時まで寝ているのは罪なのか、こ
んな仕打ちを受けるのか、と言いたかった。それに、いつものことだから
仕方ないのだけれど、ドレミどりんは、朝っぱらからあたしのことを庄野
さんと呼んだ。多分、ご機嫌ナナメ、なのだ。機嫌がいいと、庄野っち、
と呼ぶ。大差ないか。本当は下の名前、未春、とか、ミハルちゃん、とか
って呼んでほしい。


174:空也 ◆4dbIFOhX2A
07/08/17 23:28:23 BE:233107766-2BP(20)
>>173
偉そうなこと言える立場じゃないが、気づいた事があったので。
>「失礼なことを言うんじゃない。石鹸でいいわけがない。地肌に悪いじゃ
ないか」
とあるけど、石鹸って地肌に悪くないよ。
無添加だから。(無添加じゃないものは石鹸としての価値無い)
石鹸でわざわざ髪を洗う人もいる。
洗った後は髪がアルカリ性になってキシキシするけど、クエン酸や酢を薄めたもので洗い流すとOK。

うん、別に大した問題じゃないかも。

175:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 23:35:54
空也とかいうカスは消えてほしい もうレスしないでほしい 目障り

176:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 23:37:23
石鹸は脂との親和性がとても強い。皮膚というのは多少の脂を保つ方が健康的である。
そういう意味で頭皮とかデリケートな地肌に悪いんでしょ。納得である。

177:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 23:37:50
あほか。
おまえの方が目障りじゃ。175は今すぐ氏ね!
みんなそう思っているよ。

178:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 23:43:21
氏ねとまでは思わないが、同意。
それぞれの批評に意見や反論は普通にありだが、一方的な文句はいらん。

179:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 23:43:54
↑どうした笑
逆上?

180:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 23:47:29
おい、空也。「アリの穴」に投稿してみれ。
おまえはまあまあセンスがある。10代にしては。
アリには粘着も来るだろうが、へこたれるなよ。

181:空也 ◆4dbIFOhX2A
07/08/17 23:52:27 BE:116554829-2BP(20)
>>176
URLリンク(www17.ocn.ne.jp)

182:ヤマモト
07/08/17 23:53:17
>空也
あげてみな。
僕が責任もって見るから。

183:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 23:53:53
どうでもいいよ

184:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 23:56:40
石鹸の話より美容院のHPセンスに禿ワロタ

185:名無し物書き@推敲中?
07/08/17 23:56:58
>>181石鹸は脂との親和性がとても強い。皮膚というのは多少の脂を保つ方が健康的である。
そういう意味で頭皮とかデリケートな地肌に悪いんでしょ。納得である。

186:空也 ◆4dbIFOhX2A
07/08/17 23:57:16 BE:407938379-2BP(20)
>>180
センスがあるなんて言ってくれてありがとうございます!
「アリの穴」には、未完のものを投稿してもいいんですよね?
今までに、このスレでアドバイスをもらって書き直したものを、投稿してみようかな。

187:ヤマモト
07/08/17 23:58:39
いまあげてみてくれ。
酔っていてそろそろ寝るので早めに。

188:空也 ◆4dbIFOhX2A
07/08/18 00:05:23 BE:97128735-2BP(20)
無題で投稿しました。15枚のものです。

189:人形師 ◆wa1a4mh476
07/08/18 00:25:28
>>188
ざっと読んでみたけど、10代でこれだけ書ければ大したものだね。
まだムラがある感じはするけど、漢字とひらがな、カタカナのバランスが
所々官能的で良かった。「瑞々しい」は個人的に「水々しい」の方がいい
と思った。作品の方向性がまだ定まっていない感じがして、投稿された
部分だけでは何を言いたいのかよく判らなかったのは残念かな。その、、、
教科書みたいに記述が平坦というか。また明日にでもちゃんとした簡素を
入れてみるよ。アリの穴ではhydという表記で簡素人をしています。
今後もよろしく。

190:空也 ◆4dbIFOhX2A
07/08/18 00:36:51 BE:103603744-2BP(20)
>>189
感想ありがとうございます。
あの、これは長編の予定なので、
まだ全然物語の本質というかポイントに到達してないんです……;
酷評は明日ですね。
こちらこそ、よろしくお願いします。

191:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/18 01:03:40
>>173
<前文、自己紹介略>。以下、「と俺は思う」略

主観度高いが気になる点。作為的にねらった部分があるならはまったということ。

・主人公の性別がわからない。
 語り手が女性であると最終的に信じられるのは「普通のお勤め生活をしているあたしと」
 語り手の性別が謎のまま放置されているのは不親切。

・「ドレミどりん」の名前。
 全く予期しない言葉ドレミ~に出会い、なんだコレはと戸惑い、文頭まで戻って
 読み返し、固有名であるのを確かめる。ドレミどりんがひらがなで終わるため、
 区切れが分からず、「ドレミどりん」であると答えを出すのに労を要すのは不親切。
 読み進めると気にならなくなる、苦労のせいか、忘れられない効果とインパクトはある。

・冒頭「だけど~」の長文:読点の位置のせいかリズム感が無く苦手。もっと細かく切ってほしい。

・「ドレミどりんは、キャンキャンわめく~言った。」の長文に続く台詞
 この一文が長く、次の台詞がドレミどりんの発した台詞かと勘違いを誘い不親切

・主人公の口癖:~のだ。がどんな状況だと使われるのかわからない。うるさくない程度にもっと出現しても良い

・漢字:主人公はなにか幼稚っぽく、画数の多い漢字の使用に違和感。

・一緒にベッドに入る同居生活なのにシャンプー使用が間抜けなことに思えていいのか。

感想
 好みの範疇と思うが明るいトーンが良い。後半の状況説明的な部分がテンポよく、
 軽快でとても楽しく読めた。

以上です。なにかの参考になれば。

192:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/18 01:06:40
>>171
コメント返答どうもです。このように、筆者から表現の狙い、状況、疑問点など
説明をもらえる立場であれば、いいのです。しかし、読者は通常、筆者へ疑問
を挟めません。読者が読んで、疑問を抱かず、書いてることがわかること。
わかりやすいこと。
 表現のこだわりを持つことは、とても大切なのですが、一方で読者を置いて
けぼりさせないこと。梨屋は親切な文章を評価しております。
是非、この言い訳を作品へと組み込んでください。創作のよすがとなれば幸いです。

193:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 01:41:30
1/2
「この星では“人間”という生命体が星全体を支配しております。
いえ、他にも数え切れない数の生命体が生息しているようなのですが、
人間がその高い知能をもってして高度な文明を築いております。」
円盤型の宇宙船に乗った、どこからやってきたかもわからない宇宙人2人。
宇宙船を月の上空に浮かべて、なにやら話している。
もう一人がさっきの話を返した。
「興味ありますな、資源も豊富だろう。何で誰も、どの星も、この星に宇宙貿易の誘いをしないのだ。」
“地球”の紹介をした宇宙人は得意げに知識をひけらかす。
「そりゃ、資源は豊富ですよ。この星は火山活動が活発なので、熱資源が豊富です。石油とかいう油で物を動かして生活しているそうですよ。人間って奴は。なにより自然がきれいです。」
「自然がきれいだってどんな風にだ」
「説明するより、実際に見たほうが早いですよ。」
彼らは猛スピードで……広大な宇宙の尺度からすればゆっくりとしたスピードに違いないが……一瞬で地球の大気圏の真上まで宇宙船を接近させた。
「この星でもトップクラスの高さを誇る山があるんですよ。宇宙人は“キリマンジャロ”って呼ぶんですけど。その山頂にかぶっている雪がきれいでね。」
彼は過去にこの星を視察したときの記憶を語った。宇宙船はその場所に向かう。
「雪なんかないじゃんかよ」
はじめてこの星を訪れた彼はいう。もう一人の宇宙人は焦った。場所は確かだと思うのだが。
「今は暑いから、雪がないんだよ。」
確かガイドブックには、年中雪がきえないとあったはず……。


194:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 01:42:36
2/2
「ここで雪が見れないんなら、上のてっぺんか、下のてっぺんいって巨大な氷を見ようか。」
地球に詳しい彼が提案で南極にいった。彼らが雪や氷にこだわっているのは、彼らの住む惑星が恒星と近い距離にあるからである。地球が始めての彼が口を開く。
「凄い勢いで、氷が海に沈んでるな。ほら、またただ。ここも夏なんだな」
地球に詳しい彼は、またあっけにとられる。
「なぁ、そろそろ砂の風景が恋しくなってきたぞ。」
地球恒星に近い彼らの星では、植物が育ちにくい。地球が始めての彼がそう提案した。
「いいねえ、暑苦しい感じがいかにも俺らにあってる。」
地球に詳しい彼は、自分の知識に疑問を持ち始めた。というか、ガイドブックと違う。
地図と地球人が“砂漠”と呼ぶ地域が一致していない。なんだか広くなってる。
「結構僕らには住みやすそうだよね。砂の上は地球人には住みにくいそうだけど。」
「ああ、いい星だ。しかしわかったよ。この国から思ったほど氷の輸入に適してないんだ。残念だったね。」
二人はうなずく。そうして、彼は地球視察を終えて、どこかへ消えた。



195:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 02:20:50
>>190
アリに投稿した奴を読んだ。
小説の形にはなってきている。
このレベルだと、細かい表現とか文章の技巧を考えるよりもまず書き上げたほうがいい。
書いていくうちに上手くなるから。

仮に作品を仕上げれることができれば、ラノベなら一次通過のラインには乗ると思う。



196:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 06:11:37
>>193-194
脚本のト書きというか、それ以前ですね。
セリフがズラズラと並んでいるだけで、イメージがさっぱり頭に入らない。
小説で大切なのは描写(ry
その上、文章自体にも魅力がない。

オチも弱すぎ。
星新一の凡作を100倍くらい劣化させたようなシロモノですね。

197:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 09:07:46
>>196 おまえが馬鹿ということはよくわかった

198:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 09:27:32
>>197
顔真っ赤w

199:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 10:28:55
>>193>>194
誤字や脱字、助詞の間違いに気をつけよう。
とにかく一度書いたら読み直してほしい。

宇宙人が二人いてどちらにも名前がついていないので
非常に混乱を招きやすい。
どうせハードSFではないのだから、ピピでもなんでも適当に
名前をつけた方がよくないだろうか。
二人目の宇宙人が喋るときの「もう一人が」というのがいかにも乱暴だ。

宇宙船の移動も詳細に描写する必要は無いのだが、
「いった」だけで済ますのはやはり引っかかる。

「地球恒星」に近いのか?
ということは水星人か金星人ということか?
ならばそう書いた方がいいと思う。
あと自らの星を「暑苦しい感じ」とは言わないのではないだろうか。
それは地球に住む我々を基準にした印象で、
そこで生まれ育った彼らにはそれが標準のはずだ。
「気温が高い」とか客観的な表現ならまだ分かるが。

これではオチていないので、ここで話が終わりだとは思わなかった。
もし終わりなら、それこそショートショートを1000編くらい読んで
勉強した方がいいと思う。
彼らが地球を観察して出した結論に、意外性も、皮肉も、
メッセージも含まれていない。
単に地球環境が破壊されています、ということを言っているにすぎない。
宇宙人を登場させたのなら、その視点の面白さがなければ作品として
成立しないと思う。貿易をあきらめるというだけでは弱い。
逆にオチの意外性を求めないというのなら、
叙情性が感じられるほど地球の描写に力を入れて、
全く別の面白味がないとつらいと思う。

200:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 13:26:03
>>193-194
文章が雑。

>地球に詳しい彼が提案で南極にいった。

>地球が始めての彼が口を開く。

>そうして、彼は地球視察を終えて、どこかへ消えた。
 ―「彼らは」だろう。

中身もお粗末であるのは既レスのとおり。

201:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 14:31:39
>>173
ただもんじゃないと思ってぐぐってみたら作家でごはんに全文みつけた。おもしろいわ。あんた天才かもな。

202:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 16:11:43
梨屋がふらふらしながら読んでる姿を思い浮かべたら、笑ってしまった。
その梨屋が>>173について面白い感想をかいてる。以下に抜き出してみた。
>苦労のせいか、忘れられない効果とインパクトはある。

203:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 16:25:38
私の頭に何か硬そうで柔らかそうなものが ぐしゃっ と当たった。?
私は頭に手をやった。赤い。地面にトマトが落ちていた。おっといけない。

あれれれれ。最近のトマトは樹に生るのだろうか。私は止めている歩みをそのままに視線を上げる。

白い脚。

鳶色の髪をなびかせながら、こっちをニヤニヤして眺めている娘が樹の太い枝に腰かけていた。

私は自我モードを俺に切り換える。

いい脚してんじゃん。

「トマトを投げたのはお前か」
「知らないね」

可愛い顔をして口の利き方がなっちょらん。俺のアルクトゥールス魂にぽっと灯が灯ったが、それとは
悟らせない。俺はその娘の洋服が、汚れてぼろぼろになっているだけで、実は大層上等なものである
ことに気づいた。白の木綿、そして凝った装飾が今は昔と朽ちている。ただその所為で運命を曲線した
脚の白さが 却ってまぶしい。

204:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 16:25:40
>>188
読んだが、相変わらず人称と視点に無頓着なのが直っていない。
一人称の「私」を「恭子」にしたから三人称になるというものではない。

内容については、恭子の心の動きが不自然すぎる。
自殺の動機を伏せたままここまで話を進めるのも疑問だ。

指摘されたところを少しずつ直していくことが、
悪い方へと作用しているように思う。

205:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 16:25:59
酷評できないので、このスレ的に>>173は不適格と言わざるを得ない。
つーか全文読んだ。嫉妬してる。

206:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 16:41:43
「あんたがそんな怪体ななりをしてれば、誰だってトマトをぶつけたくなるさ。あたしじゃないけどね。」

私は彼女が俺が背中に背負っているグランドピアノを避けて俺の頭にトマトをぶつけたことに今気づいた。恐ろしい
女だ。野茂以上の逸材がこんな片田舎に眠っているとは。「よっ こい しょおおっと。」俺はグランドピアノを背中から
降ろす。再び持ち上げる時はド根性で40ポイント消費するので、降ろすときは弾くと決めた時だ。このあまっちょは
からかいがいがある。

ラ。440ヘルツ。

「。なんなんだい。時報なら間に合ってるよ。」
「赤ん坊はラの産声でこの世に生を受ける。ラは短調の出だしだ。そう、赤ん坊はこの世に産まれ出たことを
恐怖することから始める。」
「///」
「どうした?」
「ばか。いくらなんだってまだ早いよ。今日知り合ったばかりじゃないか。あたしそんなに軽い女じゃないから。」

調子の狂う娘だということが判明。だから調べという。しかしたった一音で響きのいい女だ、俺の見立ては相変わらず
鋭いなー。困っちゃう、テヘッ///

207:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 17:02:13
俺のハンデは指が高速しないことだ。だから和音に頼る。カデンツァと呼べば恰好はつくが、宗教音楽をしたい
わけではない。ギターから来るコード修道者でもないので、Eディミニッシュマイナーとゆわれてもなんのことやら。

ひとすじーのながれぼ しー の しー のとこがそれだという噂だ。カシオペアのおにいさんがゆうとったど。さておき。

俺の十八番はスラブ系の泣かせ系。奴隷に堕したマグダラのマリアこと真の第三のマギ・ロサの運命が物語る
メロディ。久石譲せんせいお得意のジャンル。これは棄てで弾く。俺は好みなのだが、こいつにはアたらんだろう。
俺はワルツが好きなのでワルツで。ここはのんびりした水田風景だから俺のレパートリーから山田村ワルツを
選ぶ。山田村にも岩手と富山があるが、富山でやってみる。

無反応。ヤッパリナ。しかし、おべんちゃらを言う娘でないことが判明。俺の嫌いなタイプではなくてよかった。

208:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 17:04:53
>>140
描写が足りない文章は
脚本のト書きにみえる、てこと?

209:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 17:13:13
>>143

だめだ。なにも感じない。

初小説だから、そんなの関係ないんだよ。
「ほめられたい」 「うまいね」 こんなことを期待してかいているうちはだめだ。
こころの底から湧き出た ことば はどんな下手くそな文章でも読んだもののこころを動かす。
たとえそれが呪詛でも、賛美でも、嘆き、感謝でもだ。必ずこころを打つ。
おまえさんの文章にはそれがない。

つづく

210:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 17:20:40
プゥ

と音がした。思案してる俺と静寂を破る音・刹那が閃く。うッ                 うウッ  こ これは

「…お前なあ。美少女には美少女の責任があるとは思わんのかね。限界越えてんど。」
「え?何?どしたの?」

俺は無言でヘ長調を選択する。フラットがひとつ。ヘとはファのことだ。大林宣彦監督のホラー映画 ハウス で
たったひとり生き残っためがねっこがファンタだったなー と思い出しつつ ラブベリー味も発売されたファンタ
を考えて弾く。ゴールデンアップルは美味だった。俺はないがしろにしてるがベーシックなグレープとオレンジも
悪くない味である。

ドーはドーリンークのドー レーはレスカのレー ミーはミーリンーダのミー ファーはファンタのファー
ソーはソーダのソー ラーはラムネのラー シーはシチューのシー さあの・み・ま・しょ・おー

・ごくごくごくごくごくごくごくご♪

「ちょっとおもちろい^v^」
「さっさと白状しろ。おまえがこいたんだな。」
「ゆるしてくんろ旦那。ほんの出来心でさあ。」
「よし。じゃあ木蔭へこい。お仕置きしてやる。」
「ちょーしにのんないの。身体だけが目当てなの?男ってみんなそうね。」まどかな瞳がくるくると光った。
「冗談だよ。」
「シチューは違和感あるわね。」
「他になんかあるのかよ。」
「馬鹿言わなきゃ見逃してあげたのに。シードルがあるじゃない。」
「それは俺の美学に反する。」「あら。」これがいつもの口調なのだろうか。

211:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 17:22:10
白、黒、白、黒。
目の苦しさに違和感を覚え重い瞼をそっと開く。
一面に広がる天井が薄茶色になったり濃い茶色になったり、交互に移り変わって瞳に反映する。
俺の視界は反射的に細まった。
中心部に目をやると、蛍光灯がチカ、チカ、と音を立てながら濁った光を二秒ごとに刻んでいる。眩しさのあまり顔面を腕で覆いながら重い体を起こしてスイッチをOFFにした。
ふと、鏡に写る自分の姿が目に入る。閉め切られたカーテンの隙間から漏れる光に照らされた自分の姿。
髪は無造作に伸びて寝癖の跡がヒドくボサボサで、肌は不気味な程に真っ白で、青くなった口元が浮いているようにも見えた。浮腫んだ瞼が重苦しい。
悲しく、虚しく、悔しく、滞りのない怒りが沸き上がってくる。
その光景から逃げるようにしてカーテンへと手を掛けた。白く暖かく眩い光が俺を包み込んでいく。
数日ぶりに浴びた光は、何故だか、いつもより心に染みた気がした。

212:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/18 17:25:58
>>202
くそっ、多分狙ったようにやられたんだ。
LCさんの作品を読みにいこう。楽しみだ。

さて、その前に空也宛のコメント連投します。
流れきるならすいません。

213:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/18 17:26:37
>>188(1/5)
読ませて頂きました。十分承知していると思いますが、あらかじめ注意を。
このコメントは素人の発想なので真に受けないで下さい。読者へ狙う効果、
筆者の込めた意図を、素人の梨屋が評して結果陳腐でつまらないものと
なるのは全く本意とするところではないからです。以下「と、俺は思う」略

214:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/18 17:27:24
>>188(2/5)
イントロ~異世界へは、問題はない。それ以後の展開を適当にまとめ、順に示す。
・謎の男の登場
・男は風景を花一面に変える奇跡を見せる。
・恭子は驚く
・男は平然としている。
・恭子は混乱しながらここは天国かと聞く
・男は厳密には違うと答える。
・恭子は生きているようだと確認する。
・タバコの煙でむせることを利用した生の実感と間
・自己紹介
・恭子の自殺を男は知っており、止められなかったことを悔やむ
・ヒナゲシの花を使った恭子の自殺理由の暗示
・ミナカタは自殺者の世界と明かす
・ミナカタはそろそろ模様替えを望み、恭子へ口を開いたと明かす。
・ミナカタはここが自分の世界と明かす
・恭子はここにミナカタがいつからいるか問う
・ミナカタはこの世界が無限の世界と明かす。
・手の中のヒナゲシの花の語りかけ
・非抵抗主義の強さを心にとめ場面展開
・恭子はミナカタを人間か疑う
・ミナカタは神と明かす。恭子は驚く
・恭子はミナカタの存在を神と強く感じる
・恭子は混乱しながらも考えをまとめる
・恭子は自分の自殺をなぜ知り、止めようとしたのか尋ねる
・ミナカタは現実世界をのぞき見せる。
・みすぼらしい一室
・発泡酒を飲み、カップ麺をすする男
・ミナカタは男が近々自殺すると予告
・恭子は驚かず、頷く
・一転別の場所が写る。
記述された事柄は、あまりまとまりがない。恭子の感情にしても短い間で驚いたり、落ち着いたりを繰り返す。

215:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/18 17:28:16
>>188(3/5)
なのでまとまりがあるように入れ替えてみよう。
・謎の男の登場
・男は風景を花一面に変える奇跡を見せる。
・恭子は驚く
・男は平然としている。
・恭子は混乱しながらここは天国かと聞く
・自己紹介
・恭子はミナカタを人間か疑う
・ミナカタは神と明かす。恭子は驚く
・恭子はミナカタの存在を神と強く感じる
・恭子はここにミナカタがいつからいるか問う
・ミナカタはこの世界が無限の世界と明かす。
・恭子は混乱しながらここは天国かと聞く(※再質問)
・男は厳密には違うと答える。
・恭子は生きているようだと確認する。
・タバコの煙でむせることを利用した生の実感と間
・恭子の自殺を男は知っており、止められなかったことを悔やむ
・ミナカタは自殺者の世界と明かす
・ヒナゲシの花を使った恭子の自殺理由の暗示
・ミナカタはそろそろ模様替えを望み、恭子へ口を開いたと明かす。
・ミナカタはここが自分の世界と明かす
・恭子は混乱しながらも考えをまとめる
・恭子は自分の自殺をなぜ知り、止めようとしたのか尋ねる
・ミナカタは現実世界をのぞき見せる。
・みすぼらしい一室
・発泡酒を飲み、カップ麺をすする男
・ミナカタは男が近々自殺すると予告
・恭子は驚かず、頷く
・一転別の場所が写る。

216:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/18 17:28:55
>>188(4/5)
(↓これは後のために取っておく。)
・手の中のヒナゲシの花の語りかけ
・非抵抗主義の強さを心にとめ場面展開

この様にすれば、より驚きがまとまり、自殺者の世界にいる種明かしの
勿体ぶり、転じてその悲しさ、と抑揚が付く。望む効果が出るよう、
もしくは流れが自然に繋がるように組み直すとよい。言葉が持つ間や
余韻を流れに生かして欲しい。筆力からすると違和感を感じさせず
入れ替えるのはさして難しくはないだろう。仮に例に従ってみると

(前略)むしろ、最高!と叫びたい気分だった。
「こんなもんか」
 恭子の感動をよそに、男は単調な口調で答えると、煙草を取り出して吸い始めた。花の香りが台無しだ。
「なんなのこれ……! というかここは一体どこ? もしかして、天国?」
 聞きたかったことが、次々と恭子の口から飛び出す。はしゃぎすぎないよう、言葉の調子を抑えるのに苦労した。不思議な力は一体なんなのか、とても気になったけれど、口は違う言葉を発した。
「そういえば、あなたの名前を聞いてなかった。私は黒川恭子」
「俺は南方健、ミナカタって呼べよ。ケンはださいから」
「あなたは人間じゃないの」
 ミナカタは真面目そうに言った。
「神様だよ」
「へっ?」
(後略)

と労さず、ある程度自然に繋げる。(この入れ替えは図らず
ユーモアを作る。ケンはダサイ。転じて神様だよ。とは、さすがに
スベる恐れがあるが、流れの中のアクセントにはなるだろう。)

217:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 17:29:33
…。

218:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/18 17:31:14
>>188(5/5)
加えて一点。指摘があることで分かるが、「非抵抗主義」の言葉は
十分に重さを持てる言葉だ。そして非抵抗の結果、破れて死を選ん
だ恭子が、その価値を再認識するなら、これは一つの作品として
分かりやすいメッセージにすらできるだろう。少なくとも気持ちの
転換を描くためにヒナゲシの語りをすぐに使ってしまうのは惜しい。
折角なので章の切り替えといった印象を強くさせたい場面辺りに
生かしてほしい。


 恭子はミナカタの言葉を聞きながら、手の中のヒナゲシを見つめていた。
握り潰したらどうなるのか、恭子は試してみたくなったが、むなしくなって止めた。
普通なら手のひらの温度で萎れるのだが、そんな様子はいっこうに見えない。
細い茎いっぱいに瑞々しさをたたえたそれは―根と茎が切り離されただけじゃないの。
なんてことないわ―と語りかけているようだった。



最後に、感想。
担がされてるの俺?繊細な印象を受ける文体、表現はとてもとても。
初投稿時のたどたどしい、背伸びをしたような文は消え去っている。
ここまで変わるものなのか。同一時期の同一作者の物とは、変わらぬ
自分の文章力を思い起こすとどうにも信じがたい。なるほど酷評への
余裕のある対応も、やらせならば、頷ける。
もし本当に、書いた都度推敲しているのなら、先に思うように筆を
走らせ、思いつくものを次々と打ち込み、そのあとにじっくりと練り
上げてほしい。推敲はいつでもできるものなのだから。勝手に思い入れ
を抱いた読者の一人として、梨屋はこの長編の終わりを結ぶ文字を
読みたいと、切に望んでいますので。

以上です。何かの参考になれば。

219:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 17:31:37
なるか?

220:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 18:02:15
文章作法

84
“人間界”
思わず間抜けな声が出た。神様って言ったの? 少なくとも、ミナカタの容貌や
“ ”、の使い方。 ?の後の空白、この辺はきちんと出来ている。いうことなし。

84.143
「神様って、その―ゼウスとか、アッラーとか、天照大神……みたいな?」

…… の後ひとつ空けたらよい。
「神様って、その―ゼウスとか、アッラーとか、天照大神…… みたいな?」

143
「ははあ」ミナカタはにやりと笑う。

「 」、の後は一ます空けるといい。     「ははあ」 ミナカタはにやりと笑う。

すっきりと台詞は台詞だけにしてもいい。 「ははあ」
                           ミナカタはにやりと笑う。


つづく

221:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 18:08:04
描写

>恭子がミナカタを見つめると、ミナカタもしっかりと恭子の目を見た。風や花たちのざわめきが遠のき―
 時が止まった。

風や花たちのざわめきが遠のき―時が止まった。 といきなり、いわれても読んでるほうは風や花たちのざわめきを本文から感じていないんだよ。
文中に風や花たちのざわめきを感じさせる描写がないからな。
場当たり的に作者の頭に浮かんだ景色を切り貼りされて押しつけられた印象しか受けない。

つづく

222:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 18:15:14
ミナカタミナカタと五月蠅いのお。ムルナントカのが親しいのだろ。

223:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 18:35:32
>>143
描写2

場当たり的に作者の頭に浮かんだ景色を切り貼りされて押しつけられた印象しか受けない。
ということは自己中心的な文章をかく癖があるということだ。

>そう言って笑ったミナカタの声は、木で出来たフルートの音色に似ていた。瞳はガラスのように澄んで、それでいて海のように底が見えない。

木で出来たフルートの音色を知らない読者もいることを忘れている。
自己中心的な文章には、興味を示さず読者は読み飛ばす傾向がある。

木で出来たフルートの音色がいかに素晴らしいかを描写することによって、フルートの音色を知らない読者でも十分惹きつけることが出来る。
木で出来たフルートってどんなものなのだろう? 興味をもった読者はネットで調べるかもしれない。
心地よい描写というものは、ひとを行動に駆り立てるほどの力を持っている。

終わり

224:空也 ◆4dbIFOhX2A
07/08/18 19:39:29 BE:207207348-2BP(20)
>>195
小説の形になってますか!
がんばって仕上げてみます!

>>204
よくわからないんです。人称と視点が;
ここに主語を入れればいいだろうか、と迷いながら書いている感じです。
自由間接話法というのでしょうか。
そんな高度テクに手を出してるのがいけないかもしれませんが;

>>209
そうですか、確かに、心の底から湧き出る言葉ではないかもしれません。
もっと、恭子の感情に移入するというか、そういうことが必要かもしれませんね。

225:空也 ◆4dbIFOhX2A
07/08/18 19:40:29 BE:310810368-2BP(20)
>>213-216
そうやって、箇条書きにするとわかりやすいですね!
そういう細かいプロット作りも必要かな……勉強になりました。
アリの穴にも書かれたんですが、今のは全部うっちゃって、
新しく書き直そうかな、と思っています。
>>218
いや、私は嘘を書いたりしてません。自演もしてないし、やった時点で負けですからね。
釣りにしたって、こんなわかりにくい釣りは意味も無いし……
初投稿のときは、マジであれが全部を出し切った実力だったんです。恥ずかしいですが;
自分でも、書き始めの文と比べてなら成長した、って思います。
それも全部、このスレの酷評のおかげですよ!
特に梨屋さんは最初っから添削してくれてたし、感謝しています。

>>222
諏訪大社のタケミナカタからいただいた名前です。
京極夏彦先生も作品に登場させていたことがありましたが……
ムルナントカってなんですか?

>>220-221>>223
自己中心的な文!!! 直したいと思います。
木でできたフルートについては、柔らかいかんじなのですが、書くのを忘れていました;

小説って奥が深いですね。
書いてみなくちゃわからないことが沢山あると知りました。
皆さん酷評ありがとうございました。

226:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 19:47:46
すこしはレス控えろよクズ それか自分専用のスレ立てろクズ 
ここはおまえだけのスレじゃないんだぞクズ

227:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/18 20:46:45
<前文、自己紹介略>。以下、「と俺は思う」略

>>193-194
流れ的に今更、梨屋からの細かいコメントを入れるのは
さすがに気が引けます。序盤にコメントを入れられなかった
梨屋の負けです。
メッセージが一貫して、二人の宇宙人が地球温暖化で
変わっていく地球を他人事のように淡々と語る。これは悪くはないです。

なんの役にもたたず、すみません。

228:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/18 21:10:01
>>203
<前文、自己紹介略>。以下、「と俺は思う」略
気になった点を述べます。
・「私は頭に手をやった。赤い。」
 赤いという視覚より、先に潰れたトマトの果汁の感触を手で感じるべき。
・「おっといけない。」
 なにがいけないのかが述べられておらず、宙に浮いた言葉は不快。不親切
 言葉を足して何がおっといけないかを説明するか、削るべき。
・「白い脚。」
 枝に腰掛けた人を下から見上げて、白い脚だけではなにかよくわからず、不親切
 具体的に読み手がイメージできるよう、続く細部描写が欲しい。
・私は自我モードを俺に切り換える。
 一人称を俺に変えたことが分かりづらく、不親切。
 「”俺”に切り替える」等、記号を使い、明確化してほしい。
・「可愛い顔をして」
 かわいい顔をしていることがここで突然知らされる。唐突で不親切。
 そのまえに顔立ちについての描写がほしい。
・「アルクトゥールス魂」
 なんなのかわからないが、これはこれでよい。ただし、そのあとに○○魂に火が
 ついた勢いある変わった行動、もしくは心理の描写がなければ、不親切。
・「俺は~朽ちている」
 絵が浮かばす不親切。服が朽ちるなどは、読み手はとても不思議になるのに、
 平気な主人公の考えは違和感を感じ、不親切。

・なっちょらん
 主人公のキャラを立たせるために良いので、活用してほしい。

感想
何がどうなっているのか分からないが、勢いがあるので、あるところで区切り、丁寧に
この不可解なシーンへ解説を書く等、そのままの勢いを生かしてみるのもよいだろう。

以上です。何かの参考になれば。

229:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 21:11:29
>>226
>すこしはレス控えろよクズ それか自分専用のスレ立てろクズ 
>ここはおまえだけのスレじゃないんだぞクズ


黙れ!マルフォイ!

230:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 21:31:22
梨屋よ。アルクトゥールスとは御者座の星である。ここから じゃじゃ馬ならしを
連想するのが教養というものだ。いちいち細かい解説を入れるのは野暮と
日本では言う。お前にはこの国の水は合わないのではないかと考える。

231:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 21:33:43
デモマア カペラと牛飼い座とどっちがどっちだったか忘れちってるから

もし俺が外してたら居てもいいや。当たってたらはっきし言ってお前はこの国に
百害あって一利梨屋。

232:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 21:38:16
あと、日本人のふりをしてる韓国人(近日消滅)に親切するやつぁ
大馬鹿もんやで。なにせ国費で飯喰ってるごくつぶしなのやさかい。

233:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/18 21:42:10
>>206-207
ごめんなさい。続きがあるのに気が付かなかった。ナンセンスギャク物だったのか。

・「私は~今気づいた。」
 私→俺の人称替えとグランドピアノ。グランドピアノを背負っているのは
 驚きに価するので、私→俺というさらなる遊びよりもここは一点に絞るべき。
 この文はもう少し捻れば俺がグランドピアノを背負っていることを、今気づいた
 という遊びもできるだろう。超展開への気付きは語り部が超展開だと教えて
 くれる方が親切。
・「40ポイント」
 何が消費されるのか、主語が無く不親切。
・「ラ。440ヘルツ。」
 擬音が欲しい。
・調子の狂う娘だということが判明。
 どこが調子が狂うのか、判明の判断理由が想像できず、不親切。
・「ひとすじー~さておき。」
 これだけでは曲がわからず、置いてけぼりとなった。不親切。
・「俺の十八番は~」
 テンポは良いが、ちと長く感じた。今までの文章のリズムが整ってないので
 必要以上の長描写で外しを期待ているのならば、面白さが分からなかった。
・「…お前なあ。~」
 誰の台詞かわからず不親切。
・「ちょっとおもちろい^v^」~
 ナンセンスさが加速していく会話だがもはや付いていけない。休む場所や
 ネタの解説がほしい。

総評
 読者お構いなしで専門用語をまくし立てるとか結構楽しめた文や会話も
 あったが、梨屋はあまり笑いのレベルが高くないので脱落してしまう。
 ベタさを出して、全般、素人にも安心して楽しめる親切さがほしい。

以上です。なにかの参考になれば。

234:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/18 21:48:38
>>230
開き直りですが、梨屋には教養がございません。

>>173
全文読ませていただきました。あっという間に物語に引きずり込まれて
余韻を残す読後感もあり、とてもよかったです。ありがとうございます。

235:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/18 22:18:21
>>211
<前文、自己紹介略>。以下、「と俺は思う」略

・「俺の視界は反射的に細まった。」
 直前の一文で状況が掴めない疑問を抱いたまま、持って回ったような
 間接的描写を理解しなければならないのは不親切。単純に目を細めた
 等で落ち着かせて欲しい。
・「中心部に目をやると、」
 まだ、どこに主人公が置かれているかもわからない状況なので
 どこの中心部かが掴めず、不親切
・「ふと、鏡に写る自分の姿が目に入る。」
 部屋の描写がほしい。突然現れた鏡戸惑い不親切
・「悲しく、虚しく、悔しく、滞りのない怒りが沸き上がってくる。」
 何をどこになぜ感じたのかといった理由が分からず不親切。
 この心境の前にある程度ほのめかしが欲しい。
・「その光景から」
 光景という漠然なものが鏡の中の自分の姿だとすぐには分からず不親切。

感想
 例えがおおすぎます。連続する間接的な表現で、読むのが疲れました。
 状況が分かりづらく不親切。息の抜き所を適度に作り安心させてください。

以上です。何かの参考になれば。

236:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/18 22:42:27
>>231
>百害あって一利梨屋。
レス見落としました。この一言言いたいがためにか、と勘ぐってしまった。
いいです。

>>225
>そういう細かいプロット作りも必要かな
この箇条書きは、後付です。アリの文をなんとなく感覚的に繋げ直したあとに、
どこをどう変えたかをまとめるため、後から箇条書きを作りました。
 出来事はまったく変わりませんが、梨屋は回想部分や本文の有り物から
恭子像を見て、驚きは驚きのところへ、死へのほのめかしはそれをと、ベタに
集めて、構成し直したようです。が、やはり流れを持たせた中の台詞は、
より実感が出ると思います。
 小説のプロットの作り方はいろいろとあると思いますが、とりあえず
ある程度書き綴った後から、こういうことなんだと、方針を固める自由連想に
似た手段もあっていいのだと想像します。
 大切なのは、筆を投げずに最後まで書き上げることでしょう。というより、
ただ梨屋が完結を見たいからなのですが。

237:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 23:18:33
1/4
オレは目を覚ました。あたり一面真っ白。なにもない。何も感じない。寒さも熱さも感じない。
ほほに風のあたる感覚が懐かしくなる。ここでは風がないというか、空気すらない感じがする。
「やぁ、ようこそ死後の世界へ。」
オレの目の前に白ひげをはやした、爺さんが現れた。爺さんはほほの筋肉がないかのような、無表情さだ。
「お前さん、これからどうするのだ。」
どうするもこうするも、状況がつかめない。ここはいったいどこで、なんでオレはここにいるのだ。
「だからいったろうに、ここは死後の世界じゃ。お前さんは死んだんだよ」
オレの心を見透かしたように、爺さんは語る。たんたんとしているのが、妙に気が触る。
「爺さん、ここは癌申告みたいに、恐る恐る言ったほうがいいよ」
オレは口を開いてみた。
「お前さん、ここには癌で死んでここにいる人もおるのだから、言葉に気をつけたほうがいい。さもないと、殺されるよ」
面白い爺さんだ。なんで死後の世界まできてしななきゃならんのだ。
「爺さん、悪いけど死んでる自分がもう一回死ぬなんて、おかしいよ」
「お前さん、生前お前さんの部下が、ヘマをやらかしたときに、部下さんに殺すぞっていうたやないかい」
そっか。とりあえず大変な目に遭わされるということなのか。
「ここでのルールはきまっちょる。よからぬことをして、みんなから殺意を抱かれたら、次は人間に生まれてしまう」
人間?結構じゃんかよ。人間の生き方は経験済みだ。もし台所の覇者、ゴキブリになるなんてことになったらオレは死んでもやだ。
オレは今は、死んでるらしいから、可笑しな言葉ではあるけど。
「最悪だ人間なんて、オレは死んでもなりたくないぞ」
俺の周りに亡霊が集まってくる。


238:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 23:19:40
早口。無理して書く必要があるの?

239:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 23:22:12
2/4
「俺たち死んでるじゃないか。いまさら死んでどうする」
亡霊はざわめく。騒いだって……あくまでこれはオレの予想だけど……騒いだって、この爺さんが各人の生まれ変わりを決定するのだから、無駄だ。
「お前たち、人間にされたいのか」
亡霊は静まる。
「いいか、人間にされたくなければ無駄に欲することなく、慎ましくここで生活し、前世の反省にいそしむことじゃ。」
爺さんの言葉で、亡霊はさっと散った。もう何も聞こえない。
いままでどおり、なにも感じない。オレは爺さんに話しかける。
「なんで人間になりたくないんだ。」
人間経験者のオレは問う。なんで1+1=2なんですかって聞いてるようなものだ。
ヘタな動物より人間のほうがいい。
「もの好きもおるもんじゃのぅ。そんなに人間にされたいか」
別に構わんという顔をした。当然だろう。働けば飯が食えるというすばらしい制度を持っているのは人間だけだ。
「だってアイツら63億人におるのに、みんなよってたかってで共食いをしちょるもん。毎日休まず。そりゃぁ、惨めなもんだよ。」
オレは、はてなという顔をする。人間って共食いなんてしないはずだ。アマゾンの奥地かなんかに住むといわれる食人族の話か……。
もしかしたら前世の記憶が薄れているのかもしれない。1+1は本当に2だっただろうか。
いや、絶対に2だと思って、オレは聞いた。
「爺さんあんた誤解してるよ。みんな牛も豚も食うけど、人間は食わないよ」
「違うのかい。」
爺さんは、不思議そうにオレをみる。オレは今の記憶上じゃ、爺さんは間違っていると反論できる。
「北半球の人は楽園に住んどるらしいやないかい。」
楽園?そんな表現ははじめて聞いた。確かに先進国は北半球に限定されているし、食うのにこまらない。楽園かもしれない。
「しかし楽園に住むのは一握りなんじゃろ。あとは食われちまうんじゃ。」
やはり爺さんは誤解している。


240:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 23:23:17
3/4
「食われるってなんですか、聞いたことないですよ。」
爺さんはまゆをひそめる。この人は根本的に誤解をしているに違いない。
「毎日ニュース見てたからわかりますよ。人間はこれを南北問題とよんでます。北半球の先進国の一握りしか、豊かな生活ができないんです。そりゃぁ、南半球の貧しい土地に生まれて、餓死なんかしたら惨めなもんですよ。」
「いやぁ、そうじゃなくてね」
爺さんは落ち着いているが、緊張感を持って話を切り出した。
「あんたが生前コーヒーが好きじゃったの」
オレは戸惑う。なんで生真面目にそんなことを聞くのだ。
「貧しい家に生まれた青年がおった。コーヒー栽培をしておった。でも商売人が儲けたいがために、高い値段で買ってくれなかったんだ。」
爺さんは話を続ける。
「青年は過労と栄養失調の為に死んだ。そして青年の作ったコーヒーがお前の口に入る……あんた青年の命すすっておったのじゃの。共食いだな。」
「ええ、共食いですね。」
「お前さんわかっとろうが、あんたの楽の為に何百人も、何千人もしんどる。あんたは罪深い。また人間になるだろう。」
オレはうつむいた。どこからか亡霊の悲痛な叫びがきこえる。背筋が凍る。おかしい、さっきまで何も感じなかったの寒い。とても寒い。
今にも凍え死にそうだ。
「爺さん、寒い。楽にしてくれ!」
オレは叫んだ。
「人間しか枠がないがそれでもいいかのぅ。」
オレはうなずく。もし豊かなところで生まれればまた楽な思いができる。



241:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 23:24:01
4/4
爺さんは男を地上に追いやった。北の人間の為に、貧困に苦しめられている労働者の家に生まれたという。
「また人間が増えちまいましたね。」
神様と呼ばれるその人は爺さんに語りかける。
「いいんですよ。彼は望むとおり、再び人間になったんですから。もお、本当にだれもなりたがらないんだから。彼を脅して、また人間世界に帰しちゃいました。」
この世界では、今日も共食いが行われている。それに誰も気づくことはない。
「まぁ、わからないから楽なんでしょうよ。本当は生きている間に、人間にならないために悪いことをさせないようにするのがいいですけど。」
神様は語る。今日も誰かが誰かに食われているのだが、やっぱり誰も気づかない。
「人間は愚かだからできんでしょうよ。邪魔者は、下の世界で醜い争いに参加してもらえば、ここの治安は守られるってもんです。」
爺さんは今日も人間世界に落とせそうな奴を探している。爺さんの仕事の甲斐あって、人間の人口はさらに増えている。



242:まさお君 
07/08/18 23:27:55
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243:名無し物書き@推敲中?
07/08/18 23:59:58
理解 御理解 理解。
 私は目の前にいる臓器コーディネーターを名乗る男が、
何度「理解」という言葉を使っただろうか、と考えていた。
 大学病院の前の通りにある喫茶店の中で、私たちはもう
一時間近くも向かい合っていた。
 男は何度も店員の足をとめて、コーヒーのお代わりを頼んだが、
私の前のカップは一度も手をつけられていなかった。
私はこの男が説明を始めて、「それはどういうことですか」とか、
「なぜですか」とか、疑問以外のフレーズをまだ声に出していない。
 長い間話を聞き続けているが、灰色の背広を着た自称
命のコンサルタントが、淡々と無表情に説く様を見ていると、
私の中で疑問は広がるばかりだった。
 あれこれ間接的な喩えを引用して、長々と話を続けてはいるものの、
内容は要するに私の望んでいたサービスは得られないということに尽きた。
「もちろん前金は、今日までの費用を差し引いて全額お返しします。」
 既に私の耳は、男の声を単調な雑音としてしか受け取れなくなっていた。
結論を変えられるのではないかという深刻な思いが、私に話の切り上げを拒ませた。
 私は大学病院に入院している妻の骨髄を得るために、この男に仕事を依頼した。
前金はこれまで溜め込んだ貯金を使い、残りは借金をしてでも支払うつもりだった。
 男の話によれば、懇意にしていた米国の医者の病院に、警察の手入れが入り、病院
そのものの存続が危ぶまれているという。手入れの原因は違法な臓器取引に関する
うわさが絶えないというものであり、その騒動は当然男と医者の接触を阻んだ。
そのことはつまり、期限までに確実に、妻に必要な骨髄を得るルートが
消えたことを意味していた。


244:243残り
07/08/19 00:02:19
「とうことで御理解いただけましたでしょうか」
 できるわけがない。
 どうしても私は理解の意思表示を出せずにいた。
私はこの男の「絶対に」「確実に」という言葉を信じて
前金を払ったのだ。
 ここで頷いてしまえば、妻は数ヵ月後にはこの世からいなくなる。
「なんとか・・・なりませんか」
私は塞がれそうになる声を、絞り出すようにして聞いていた。


前スレに書き込んでしまった。こっちで酷評願います。

245:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 00:09:56
>>237-241
ネタの意味はわかる。
ただ、筆力が追いついていないかな。
結局ね、セリフと主人公の心理描写しかないので、急ぎすぎな感じがするんだ。
もう少し、セリフとセリフの間に、爺さんや周囲の状況の描写入れて、テンポを
落としたほうがいい。

246:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 00:20:34
>>243-244
読みにくいな。
まず、骨髄移植の件を隠す必要がないと思う。
もっと早く出したほうが、主人公の焦りが伝わるはず。

もう少し場所の描写があってもいいかな。
これだと単なる説明。
>大学病院の前の通りにある喫茶店の中で、私たちはもう
>一時間近くも向かい合っていた。
> 男は何度も店員の足をとめて、コーヒーのお代わりを頼んだが、
>私の前のカップは一度も手をつけられていなかった。

下の二行は文章が捩れている。
男の行動と、わたしの行動を対比させるなら
男は何回もお代わりを頼んだが、私は、最初に注文したコーヒに手をつけてすらいない。
という意味になるように書かいたほうがいい。


247:空也 ◆4dbIFOhX2A
07/08/19 00:23:24 BE:116553492-2BP(20)
>>236
>大切なのは、筆を投げずに最後まで書き上げることでしょう。というより、
ただ梨屋が完結を見たいからなのですが。

すごく嬉しい言葉です。
夏休みが終わりに近づき、憂鬱な気分になってたところですが、頑張って書き上げたいです。
でも、中篇~長編の予定なのですごく時間がかかると思います;;
プロットについては、書いた方が自分の頭の中を整理できると気づいたので、
「ストーリーエディター」というソフトをダウンロードして、今作ってます。

248:243
07/08/19 01:35:45
>>246
>もう少し場所の描写があってもいいかな。
 そこは出だしの何度「理解」という言葉を使っただろうか、
という心理を受けて、「長時間」喫茶店にいるということを
伝えようとしてるわけで、詳しく「場所」の描写をしている
わけではないですが。喫茶店やファミレスの中の詳しい描写って
いります?基本的な質問ですが詳しい風景描写や空間描写って
全部の場面でやらなきゃだめですか?(風景描写が嫌いというわけではないです
むしろ個人的には心理描写より楽だと思うので)


>下の二行は文章が捩れている

捩れてるっていうのはどういう意味?
男のコーヒー(カップ)は男と店員に何度も手を付けられているが、
私のカップは私にも店員にも誰にも手をつけられていない。
湯気も消えてコーヒーもカップも冷え冷えとしている。
こういう感じを出したいとき
>私は、最初に注文したコーヒに手をつけてすらいない
だと上の効果が出せないのでは。説明調になると思う。ただでさえ
一人称の文体は私と対象の対比になりがちなので、(その分表現幅が減る)
唐突にカメラの位置を変えてみても良いのでは?

249:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 01:56:22
どれどれ、俺様がみてやろう。

なんだ!? 捩れ、っつーか、あほか。
なんで自分の行動を

>私の前のカップは一度も手をつけられていなかった。

って書いてんだ?
感覚がおかしい。いや、まじでずれてる。

250:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 02:03:27
>男は何度も店員の足をとめて、コーヒーのお代わりを頼んだが、私の前のカップは一度も手をつけられていなかった。

逆にこれがだな、

 私は何度も店員の足をとめて、コーヒーのお代わりを頼んだが、男の前のカップは一度も手をつけられていなかった。

なら、わかる。
いいかい。自分の行動を客観的に書くのは変だ。
ある事件のあらましを他人に説明するとき、自分(私)を客観的に描写することはある。だがそれとは違うだろ。

251:243
07/08/19 02:15:10
>>249
主語はカップだから自分の行動じゃないし。
その文は男とカップが、主語であってね。



252:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 02:29:35
>>248
>一人称の文体は私と対象の対比になりがちなので、(その分表現幅が減る)
>唐突にカメラの位置を変えてみても良いのでは?

駄目です。一人称ではカメラの位置を変えてはいけません。

ですので、この場合は、あなたが書いているとおり、
>私は、最初に注文したコーヒに手をつけてすらいない
と書くしかありません。

「表現幅が減る」というのはそのとおりで、それが一人称で書く際の制約となります。
その制約がいやなら三人称で書くしかありません。

253:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 02:30:20
>>251
おまえ、まじであほか。主語が行動するわけじゃないだろ。
主語が行動するならコーヒーカップが行動するっていうのか?
ま、おまえにもわかるように説明してやる。

あの文の文意は、
「私はコーヒーカップに手をつけなかった。」
つまり、
「私はコーヒーを飲まなかった。」
という私の行動だ。わかるか?
そんで、その、私はコーヒーを飲まなかったことを、

>私の前のカップは一度も手をつけられていなかった。

こんな回りくどく書いて変だと思わないのか?
いやまじで。誰かに聞いてみそ。

254:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 02:33:28
そうそう、>>252のいうとおり、三人称一視点ならおkだろうな。
「私」のところを何某の名前に置き換えての。

255:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 02:38:20
>>243
俺には細かく批評できる能力はないけど、あなたの文章、はっきり言って読みにく
いよ。これといった魅力も感じないし。
つけてもらった酷評にも素直じゃないレスを返してるけど、今からそんな姿勢じゃ
ひとりよがりを絵に描いたワナビで終わりだろうね。

256:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 02:42:05
>>234
戦争策動家ってのは教養がないものなんだそうだ。



お前は日本人のふりをした韓国人のくせに、日本人に日本語を講釈垂れてる。

257:243
07/08/19 02:42:18
>>250
たとえば
「彼はコーヒーを飲んだが、彼女のカップは一度も手をつけられていなかった。」
これは逆説対比で、「彼は」と「カップは」の
それぞれ述語がはいっていいわけだよね。後の文は否定という形で(俺の国語間違ってる?

分かりにくくしている原因は「人」述語 逆接「物」述語っていう文章だからでしょう。

俺が悪かった。もう変なことしない。

258:243
07/08/19 02:45:52
>>255
以前は素直だったけどねえ。
納得いくまで質問くらいさせようよ。批評に批評しちゃいかんって
ルールなの?ここは?

259:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 02:50:10
読みにくいというのは説明調だからだろうな。
論理的でわかりやすい面もあると思うよ。

感覚がおかしいといったが、
>>243は真面目でしっかりした文章を書いている。
しかしイメージでいえば背広を着たセールスマン。
短編なら我慢できるが、あの調子で長編はきついだろうな。
もっと余裕をもたせた方がいい。
書き手自身に余裕というか遊び心がほしい、といったところか。

260:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 02:52:48
>>258
ならお好きなように。
ひとりよがりな文章書いたり、批評に対する批評でもやって人生終わってください。

261:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 02:56:54
>>257
>分かりにくくしている原因は「人」述語 逆接「物」述語っていう文章だからでしょう。

そんな小難しいことじゃねーよ。

>「彼はコーヒーを飲んだが、彼女のカップは一度も手をつけられていなかった。」

この文章のように「彼」「彼女」ならよい。後ろが「私」になるとだめなんだよ。

 彼はコーヒーを飲んだが、(私)のカップは一度も手をつけられていなかった。

手をつけられていなかった、って、おまえ、自分が手をつけなかったんだろ? っていうツッコミが入るだろうな、普通は。

262:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 03:13:18
>>248
>基本的な質問ですが詳しい風景描写や空間描写って
>全部の場面でやらなきゃだめですか?
その場面でセリフのやりとりがあって、ある程度まとまった文章の量になるなら
情景描写を入れたほうがいい。

詳細に描写する必要はなく、喫茶店なら、どういう雰囲気なのかがわかればいい。
内装の雰囲気、客の入り具合、客層、店員の様子、BGM、イスやテーブルの状態、
照明の様子、席から見える風景、こういったものの中から、二つくらいチョイスして
描写すれば十分だと思う。


>捩れてるっていうのはどういう意味?
他の方のレスもありますが、一人称の場合は、常に内部視点で書くのがルール。
問題の部分は「私の行動」を外部視点から客観的に見た書き方だからNG。

> 男は何度も店員の足をとめて、コーヒーのお代わりを頼んだが、
>私の前のカップは一度も手をつけられていなかった。

263:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 03:24:15
>> 243 はね、離人感って状態を現しているの。
 ショックな出来事があったとき目の前の現実感を失って、自分に起こっている
出来事を他人の経験のように思ってしまう状態。

 だから冒頭で話し相手の言葉の意味をスルーして「理解」の数を数えたりするし

> 私の前のカップは一度も手をつけられていなかった。
> 深刻な思いが、私に話の切り上げを拒ませた。
> どうしても私は理解の意思表示を出せずにいた。
> 私は塞がれそうになる声を、絞り出すようにして聞いていた。

 こういう回りくどい言い方になる。最後の文なんて、普通の文法で読んではいけな
いだろ。

 ただ離人感について読者に理解してもらえなかった以上、作者は言い回しを直す
よりも、離人感について分かりやすく表現する方法を考えよう。


 書き方の問題点としてはむしろ、「私は、私が」という言葉をもう少し減らせるだろう
点、あとは

> 私はこの男が説明を始めて、「それはどういうことですか」とか、
> 「なぜですか」とか、疑問以外のフレーズをまだ声に出していない。

 この文は解釈しようがない。「この男が説明を始めて」が邪魔で文のつながりが分
からなくなっている。

264:243
07/08/19 03:25:04
>>252
確かに分かりにくいことは認めたうえで、
カメラの位置は私が「男の行動」と「カップの様子」を、読者に
語りかけている一人称であるつもりなんだけど。私が目線を変える
という意味だよ。つまり単純に 男は→私は ではなく、男は→カップは という風に。


>>253
カップは行動しないから受動態にしてんだけどなー。





265:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 03:32:44
>>264
納得いかないなら好きにしたらいいだろ。

266:243
07/08/19 03:37:07
>>261
自分のっていうか・・・
カップは私にも店員にも誰にも手を付けられなかった。
こういうニュアンスを出したかったわけ。だから
前の文で男に店員を立ち止まらせたわけだ。
「手を付けられる」のは私であるという慣用性なんかあったっけ。

いや俺が何か間違ってるかもしれん。少し考えてレスします。とろくてすまん。

267:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 04:01:11
アホはスルーでお願いします。

268:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 04:03:51
>>266

>>私の前のカップは一度も手をつけられていなかった。

私はまさにこの文章を読んだときにそう思った。
お前のカップはお前しか手をつけねえだろ、他の人間が手をつけるのかよ、と。
それが狙いならいいんじゃないかな、その狙いにどんな意味があるかは知らないが。

問題なのは作者であるあなたの説明があったからそう確信が持てただけで、
原文を読んだだけでは間違いなんだか狙いなんだか分からない。
その点こそが問題であり、みんなが指摘していることなんだ。

>>264のレスを見て思ったけど、指摘をちょっと取り違えているのではないかな。
受動態か能動態かの話は誰もしていないよ。

269:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 06:10:31
あれだな。こいつらが情景描写情景描写って五月蠅いから 情景描写一切しないといい文章になる。

こいつらの言うことの眞逆をやると面白くなる。なんたってこいつらの退屈さときたら超一級だからな。

270:梨屋 ◆Jc4n4r55vw
07/08/19 10:33:45
なんか盛り上がってたんだな。

男は何度も店員の足をとめて、コーヒーのお代わりを頼んだが、
私の前のカップは、誰からも手をつけられることなくそこに置かれていたままだった。

こうじゃね?

271:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 12:11:39
>>235有難うございます。とっても参考になります。

272:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 13:01:22
>>270
店員が客のカップに手をつけたらおかしいべ
「手をつける」で一つの意味をなす熟語だろ

273:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 13:12:14
> 私の前のカップは、誰からも手をつけられることなくそこに置かれていたままだった。
さらにに人工的で硬く、より不自然にしてどうするんだっつーの。

274:243
07/08/19 14:19:07
>>263
離人感という言い方があるのね。勉強になります。

私のカップは(私にも誰にも)一度も手を付けられなかった。
つまり私を他人(外部)の経験として含んだ文章であることは
間違いないです。
私の行動を客観的外部的に描写してはいけないという一人称
ルールを徹底すれば、離人感をかもす文章はいただけないという
ことなのかな。少なくとも分かりにくくしてしまう。

>>268
ねらいというか、意図したのは「男は飲んだが、私は飲まなかった」
というような単線的な対比表現を極力避けたいなと思ったから。
「男はコーヒーのお代わりを頼んだが、私の前のカップは放っておかれている(私からも)」
そういう感じ

>>272
手を付けられていない。誰からもふれられず動かされていない。というのは無理が
あるかな。最初に書いたのは
「男はコーヒーを何度も頼んだが、私の前のカップは一度も触れられなていなかった」
だったんだけど、直感的に変えようと。
どちらにしろ離人感が出るのは否めんです。私を外部のものとして描写するのが
一人称としてまずいと。


275:243
07/08/19 14:55:27
>>270
ニュアンスはそういう感じ 何からも触れられず 湯気も消えてる 冷め切ってる
なんだか放られたような。
つまり、状況に置かれた「私」の心理との関連付けがほしかった。
私の切実な思いにもかかわらず、手を離されてしまう、手を引かれてしまう
というような。


276:杉井光 ◆HIKARUZG8U
07/08/19 15:01:27
 そんなら、コーヒーカップを「私が擬人化して観察した感想」を書くといいですよ。
”私の目の前のカップは、私からも店員からも始終無視され続けて冷え冷えと黙りこくっているように見えた。”

277:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 15:11:44
一読してすとんと得心できない段階でもうだめなんだよ。
>>173を読んでみ? すらすら読めるだろ。難しい単語も紋切り型の表現、手あかの付いた慣用句もない。
文体のこどもっぽさはともかく、おまえらこういうの何でマネしないの?

278:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 15:31:06
>>277に同意。
243はまだ気付かないのか。
自分の意図がどうであれ、読み手に拒絶されたら、もうその時点で書き手として
負けてるんだよ。
自分のやり方を読み手に理解させようとするより、読み手に理解されるには何が
必要なのかを考えろ。

279:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 15:49:00

芸術家なら、読み手の事など考えるな。

280:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 16:01:56
>>279
一種真実。だがその点においては俺は井上靖翁に倣い中間を征かせてもらうとしよう。

281:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 16:05:01
>>277-278の作法ではいつの日にか

ばあぶうー あぷぶば?ぶう? う"ふぅ~

になるのも遠くないからな。挑戦して構わんが、こいつらのしようとしてることは 世の文学を皆そうしようとする
企てであるからして。

282:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 16:07:34
しかし…

ものすごおく 細かいやつらだね。そんなにコーヒーカップに人生を見ちゃうタイプなのか。

ならいっそ文章などやめてコーヒーカップ職人になろうというのが筋だろう。

283:空也 ◆4dbIFOhX2A
07/08/19 16:27:21 BE:64752825-2BP(20)
>>279
でも、芸術性という面では、
小説家よりも>>282の言うようにコーヒーカップ職人の方が優れているだろう。
って思っただけ。
URLリンク(www.h6.dion.ne.jp)

284:263
07/08/19 16:31:15
>>274
> ルールを徹底すれば、離人感をかもす文章はいただけないという
> ことなのかな。少なくとも分かりにくくしてしまう。

いや、いけなくない。こういう表現はすでに世の中に存在するし、
あなたが少しでも興味を持ったのなら、使ってもよい。
(ただし読者に分かってもらえる形で)

わざわざ
> 「なんとか・・・なりませんか」
> 私は塞がれそうになる声を、絞り出すようにして聞いていた。

 こんなすごい(普通の文法にとらわれているやつには理解できない)
書き方をしたんだ、自信を持って貫いていいよ。
「なんとかなりませんか」って言ったのは「私」だぞ? 分かっているか?>読者

> あの文の文意は、
>「私はコーヒーカップに手をつけなかった。」 つまり、
>「私はコーヒーを飲まなかった。」
>という私の行動だ。わかるか?
>そんで、その、私はコーヒーを飲まなかったことを、
>>私の前のカップは一度も手をつけられていなかった。
>こんな回りくどく書いて変だと思わないのか?

↑これはジョーシキ君の考え方だ。物事に主体的で結構だね、きっと悩みが
少ない人生だろう。

 てかおまえら、なにげなく飲んでいたコーヒーがいつの間にか減っているの
に気づいて
「あれ、俺、いつのまにこんなに飲んだっけ?」
と思った瞬間が、ほんとうに今までないのか?

285:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 16:31:38
243さんがただ単に「手をつける」が
この場合「飲む」という意味になることを知らないだけだろ。

>>248を読んでそう思った。


286:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 16:35:27
割と見切り発車でバカチョンは送り込んできたのだね。

まあ日本文化に触れさせすぎると洗脳されるつースタンスだから仕方ないが。

287:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 17:03:20
>>285
そういうことだよね。
食事に手をつけないというのは、食べないということだし
肉料理の皿に手を付けないとくれば、肉料理は食べていないという意味だし
コーヒーカップに手をつけないというは飲まないということ。
普通はそういう風に文意を理解する。

288:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 17:56:47
失礼します。
酷評お願いします。



「なるほどね」
食卓に並べられた串カツの一本をつまみ上げて、好子はふふんと笑った。
「つまり私が嫌いってことね」
僕を嘲るかのようにゆらゆらと串カツを振り、ソースもかけずにかぶりつく。僕
は木偶のぼうのように突っ立ったまま、油でてらてらと光る好子の唇を眺めてい
た。
「つまり、私が嫌いってこと」
今度はやや自嘲気味に呟く。僕はいたたまれなくなり、串カツが山盛りになった
皿に目を落とした。米も炊いたことがない好子が半日かけて揚げたものだ。串カ
ツを食べたいと言ったのは、僕だ。
好子は次々に串カツに手を伸ばす。豚肉と玉ねぎ。じゃがいも。うずらの卵。し
しとう。
あたりには咀嚼の音が響いた。一定的なリズムの、いかにも乱暴な音だった。
泣いているんだろうな、と僕は思った。彼女はたぶん、泣いている。抱き締めてあ
げたり、一緒に串カツを食べてあげたりすることに意味はなかった。意味はない
ぶん、簡単に実行できそうだった。しかしどうしても、好子か串カツのどちらか
に手を伸ばそうとするとひどく虫酸が走るのであった。



289:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 18:02:32
昭和に帰ってもかまわんど。

ちなみに俺は玉子丼で田舎出のおなのこを騙すスケコマシの話を思い出したある。垢抜けてはないな。そしてほほえましくも
ない。ただ鬱陶しい。昭和の男女のいさかいを平成にもという願い。

290:243
07/08/19 18:11:45
>>276

単線的な対比法を使うくらいなら、俺も擬人法を使うね。確かに分かりやすい。

>>284
普段意識できていない感覚手法を、指摘してもらって大変ありがたい。
わかりやすさを考えつつ、離人感を出していけたらと思いますね。


>>285 287
例えば 243の文で「私の目の前のコーヒーは手を付けられていなかった」
とはしないのね。この場合コーヒーが繰り返しになるし、コーヒーは飲み物だから。

カップはカップであって、カップに手をつけるか、つけないか 触れるか触れないか
なのね。私や店員や幽霊や誰かが。

たとえば、妹がコーヒーに手をつけた。弟が飲み物に手をつけた。
これが文意として「飲む」になるのはわかる。
しかしね。

妹がカップに手をつけた。
これだけじゃ「飲んだのかさわったのか」そもそも何を飲んだのかも
わからんでしょ?カップの中が果たして、飲み物なのかどうかもさ。

カップに手をつけるというのが、すぐに「飲む」ことになるというのは
感覚としてない。むしろ私は飲んでないし店員は触ってないし幽霊にも
ふれられてない。という多重感としての、手を付けられていない。
 

291:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 18:16:03
>>290
アドバイスに聞く耳を持たないなら投稿する必要ないだろ?
一生下手糞な文章を書いていればいい。
それだけのこと。

292:243
07/08/19 18:27:28
アドバイスになってない批評には
とことん質問とつっこみをいれるよ俺は。
聞き入れた振りしても自分の文章は向上せんだろ。

293:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 18:32:26
まあなんだ

ハングル語を習わないで日本語を教え込まれて育ったのだから

韓国人という意識は棄てて生きるしかないど。謙虚坦懐になれ。お前らは偉そうにする手続きを経ないでここに居る。

294:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 18:37:37
傾いた基礎の上に建物を建てることは出来ない。243は始まるなり終わってるな。

295:243
07/08/19 18:55:28
>>294 変なレトリックはいらんし。
「男は何度もコーヒーを頼んだが、私はカップに一度も手を付けなかった」

基礎ってこの単調な説明文のことね。
294がさ。基礎から出ようとしないことにはなんの異論も無いよ。
でも俺はできれば面白い描写をこころがけたいんだな。

296:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 19:10:19
面白い描写。

骨髄が非合法にしか手に入らない社会の到来を描いて何が面白いのか御理解に苦しむ。

いかな世界がお前に辛くあたったからといって、それへの復讐心から文章するのはいただけん。

297:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 19:12:22
それに 近頃はアウトローってのは言葉遣いが慇懃無礼なんんか。逆説的には興味深いが ならなんのために
アウトローなのかわからんわ。

298:243
07/08/19 19:18:48
>>296
どんなアドバイスだ。つかお前は精神科医か。
心理分析は頼んでないよ(笑)



299:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 19:22:13
その問題を解決せんとお前は悲劇の再現を願望して悲劇を描き続けるのでな。

悲劇は悲劇回避のために書かれなければならない。


300:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 19:22:38
>>243はばかだな。ここにいるのは読者以外の何者でもない。
どう読むかは読者の自由。誤読されるのがいやなら他人の目にさらすな。

301:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 19:34:04
ばかだとは思わないが、世界が呪詛すべき対象かどうか、考え直す必要はある。

302:243
07/08/19 19:37:13
>>299
あんたは無用な心理分析病をまず治すことだ。それが社会で一番嫌われる。

>>300
読者とか言うなよ。酷評者にさらしてんだ俺は。誤読 引きずりおろし 偏見
排斥 指導欲 スパルタ欲 サディスト なんでもござれの酷評者バカリの群れの中に。
そのほうが勉強になるからな。 比較的。

誤読されていやってなんだ。嫌じゃないよ。おもしろいよ。ただ俺の批評に対する
批評がスルーされて、逃げられてるだけっていう状況だろ。いきなり精神分析
されても困るよ。

303:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 19:38:31
>>302
逆説教はやめろ。

永遠を求めるものは常に 滅亡を求めるものに優越する。

304:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 19:45:05
まあ言葉を変えれば お前はまだ 表現が己の生きてきた過去をさらす行為ということに無頓着であったというわけである。

おおいに構わない、若いとはそういうことだ。わかってないことが多い。しかし改めなければサクラ以外の読者は
得られない。俺みたいに40も近くなる頃顔を青くしてもつぶしがきかんど。

305:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 19:51:03
うひゃー

>>250には慄然とする。まさに。これが許される日本語ってのはありえねえ。大野先生も危機感抱くわけである。

306:243
07/08/19 20:10:47
>>303 304
まいりました。

>>閑話休題>>
あのさ。
酷評者は、自分の批評が、投稿者に批評されるかもしれない
くらいの覚悟はよろしく頼むよ。
質問したり、異論を挟めない批評者はどうかと。
質問に答えられない 異論に返せないっていうのは、
そんだけの批評力しかない文章で軽く批評してきてるって証拠だろう。
そんな文章は評し返されて当然だとおもう。

307:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 20:23:59
俺は批評の批評はおかしいというのはおかしいと考えてる。

それを許せば、頭をひねって新しい表現を求めてるやつを頭ごなしに恫喝して操作するやつが最も徒労なくして
文脈を支配できる。

不当だと思うときは遠慮なく双方納得がゆくまで論をたたかわせてしかるべきである。

もちろんそれはスレの予定外の消費になるので、だから酷評者は作者が納得のゆく酷評をする義務がある。
あらかじめ反論を封殺しておいて袋叩きは言論を支配しようとする企てに他ならない。

308:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 20:35:02
ヘンな批評をすれば、それを否定するレスがつくことはある。
ただしスルーされる場合もある。
真っ当な批評に投稿者が反論してくれば、当然荒れた流れになることもある。
ヘンな批評でも同じ結果に至ることはあるが。

まあ、何か考える手本になれば充分じゃね?
それ以上は欲張り過ぎ。

309:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 20:35:26
原文に「1+1は赤です」とあったから「そこは2だろ」と指摘したら、赤でいいんだと言い返す人と
議論するのは難しい

310:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 20:39:52


それは詩的だ。俺はそれを2と直すのは不粋と考える。もちろん理数系の土俵でそれやられたら混乱は拍車だろうが。

けれども、一見不条理に思える詩的表現から理系成果が導かれてまったくおかしくない。文系と理系はそうして
互いにフィードバックしあう存在である。

311:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 20:51:30
日本語は生き物
時代によって変化していく
何が正しいかなんてないのだ


312:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 20:56:16
いやあ

他国民が他国に利する方向に日本語をもってゆこうとして文脈が壊されるのには抗う。

313:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 21:06:08
1/3
男は車に乗ってそこにやってきた。別に彼はそこで車から降りて何かをするわけではではない。
ただ、人目につかないところを探してやってきたのだ。
「死ぬっちゅうんやから、死ぬんや」
車内で男はつぶやく。辺りは真っ暗、なにも見えない。幽霊しか歩いていないよう暗さだ。
「人生ろくなこっちゃない。生まれ変わっていい暮らしするど。」
男はこれまで苦しんできた。職場でうまく行かない。
坂下という上司にいつも叱られていた。
「田中君、君はいつも俺の指示を待ってばかりだ。まったく最近の若者は」
坂下はこれが口癖だった。うるさい。俺はお前よりいい大学でてんだ。
「仕事できないからってその態度は、田中君、いったん同じ会社で働けば学歴なんて関係ないからね。」
うるさい。何でバカなお前にいわれなきゃならんのだ。
「だいたい、大学名で威張るなんて、30年遅れてるよ。」
うるさい。入社1年目の俺になにができるっていうんだ。受験勉強じゃお前より頑張ってきたんだ。俺を見くびるな。
「お前、そんなひねくれだから彼女もできないんだろ。」
周りの女性社員が笑う。確かに俺は顔はいいほうじゃない。お喋りも上手くない。女の子がなにを考えているのか、この年になってもよくわからない。
だいたい、40過ぎのおまえに俺の恋愛事情なんぞ、なんでとがめられらきゃならんのだ。
俺は隣に座っていた同期の大槻さんという女性社員に助けをもとめた。
「大槻さん、俺そんなこと言われる筋合いないぞ。」
大槻さんは坂下にこういった。
「こいつ確かにもてませんよ。こいつなんかきもいし、アレもちいさいですから。」
坂下は大笑いした。大槻は大笑いした。
俺は拳を握り、不気味な笑みを浮かべた。


314:名無し物書き@推敲中?
07/08/19 21:07:02
2/3
次の瞬間。俺は坂下を立てないほどボコボコに殴り、大槻をトイレに引き込んだ。残業で残った三人以外に人はいない。
「大槻てめぇ、きもい俺に犯されろ。俺の小さいアレを感じるんだ。」
俺はトイレのなかで、力いっぱいに逃げようとする大槻を数回殴り、泣き声も聞こえないようになってから、彼女のスカートをめくって、パンツをおろし、俺のちいさいアレをいれた。
ほとんど気を失っているはずなのに、彼女の叫ぶような声がかすかに聞こえる。むしろ俺のS心をくすぐるだけだった。
俺は精子を中にだした。こんな奴、子供を産めなくなればいい。それから俺は足早に会社を後にした。
そしていまである。某難関大学を卒業し、俺の人生はこれまで順風満帆だった。いまだに童貞だったのは、残念だったが。
そして俺は今日、はじめて女を犯した、もういいじゃないかと思う。俺は人生を壊してしまった。上司に暴行をくわえ、女性社員に性的暴行を加えた。新聞にこう書かれる。
終わった。まぁいいだろう。無理やりだったとはいえ、交尾したのだから、動物的使命は終えた。
「いいんだよ。死ねばリセットさ。」
一晩中車を飛ばして、俺はわけもなくここを選んだ。ここにくる途中買った練炭に火をつけようとする。
いや、ちょっとまて、と思った。死ぬのはまだ早いような気がする。もしも生まれ変わりの制度が存在していなかったらと思う。
俺は鳥肌がたった。夏だったが、クーラーを切る。
「どうせ死ぬんなら、もう一度会社に戻って、坂下にとどめを刺してからがいいか。」
時計が一秒一秒時間を刻む。もうすぐ時間は俺にとって意味のないものになる。じっくり考えることにした。
「いや、天国であいつにとがめられるのは嫌だ。大槻のくそ女を犯したぐらいがちょうどいい。」
また女を犯そうかと思った。でも一日二回もできるほど今日は体力はない。自分のおこした事件のせいで、完全につかれきっている。
「ああ、やっぱり戻ろうかな。」
俺はつぶやく。一度、大学時代の友達に別れをいったほうがいいような気がする。
でも、俺死にますなんて、意味がわからない。全力でとめられる。


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