08/04/15 18:11:14
197:名無し物書き@推敲中?
08/04/15 18:11:46
198:名無し物書き@推敲中?
08/04/15 18:12:06
199:名無し物書き@推敲中?
08/04/15 20:45:51
気がつきゃあ最下層近し。
これは自身、新記録かも知れない。
200:名無し物書き@推敲中?
08/04/15 20:46:19
200get!!!
201:名無し物書き@推敲中?
08/04/15 20:46:43
202:名無し物書き@推敲中?
08/04/15 20:47:29
203:名無し物書き@推敲中?
08/04/15 20:47:58
204:名無し物書き@推敲中?
08/04/16 06:12:48
205:名無し物書き@推敲中?
08/04/16 06:13:25
206:名無し物書き@推敲中?
08/04/16 06:13:56
207:名無し物書き@推敲中?
08/04/16 06:14:21
208:名無し物書き@推敲中?
08/04/16 06:14:44
209:名無し物書き@推敲中?
08/04/16 12:04:26
210:名無し物書き@推敲中?
08/06/12 22:07:55
a
211:名無し物書き@推敲中?
08/06/13 19:22:53
わr
212:名無し物書き@推敲中?
08/10/26 21:33:19
まわれ まわれ 影灯籠
流れる灯(てい)が生者なら 揺らめく影は死者なのか
ならば彼岸の彼方まで 照らしておくれ 影灯籠
―逢わせておくれ あの人に
213:名無し物書き@推敲中?
08/10/31 05:44:42
厚い雲の切れ間から差す陽光は、嬲るようにアスファルトの歩道を焦がしていた。
早川圭一は首筋に滴る汗を掌で拭いながら懐かしい地元駅周辺の様子に暫し見入った。
そこを訪れるのは実に六年振りのことだ。大学進学のために上京し、卒業と同時に都内の
企業に勤め始めてから早二年が経つ。その間に一度も実家に戻ったことはなかった。父親
や年齢の離れた兄夫妻と特に不仲だったわけではない。だから盆暮れが近づくと毎年のよ
うに実家から、偶には帰って来い、と連絡が入った。それでも圭一は何かと理由を付けて
は故郷へ帰ろうとしなかった。彼には帰りたくない理由(わけ)があったのだ。
寂れた商店街を抜けると潮の香りが鼻を衝き始める。海岸へと続く松林の小径は喧しい
ほどの蝉時雨に包まれており、彼は何かを思い出すような面もちで足を止めた。
214:名無し物書き@推敲中?
08/11/02 20:48:42
―そう、あの日もこんな蝉時雨の中で。
高校生活最後の夏休みに圭一はこの場所で橋本由香里と初めての口付けを交わし、そし
て彼女の家で結ばれた。そしてその後も両親を亡くし祖父と二人暮らしだった彼女の家を
度々訪れては、拙く、もどかしい愛の交歓は続いた。彼女の白く小振りな胸に顔を埋める
と潮騒のような音がいつも聞こえた。その音が好きで、圭一は一度だけ由香里にそのこと
を告げたことがある。すると彼女は伏し目がちになりながら微笑んだ。
「心室中隔欠損って言って、生まれつき心臓に穴が空いているの。だからそれは雑音なん
だよ」
由香里はまるで幼い子供にでも言って聞かせるような声音で説明しながら、優しく彼の
髪の毛を撫でた。圭一は、そんなふうに扱われることをいつも心地良く思っていた。穏や
かな声音も優しい掌の感触も全ては幼き頃への想いに通ずるものがある。
圭一の母親は彼がまだ幼い頃に病に伏し、間もなく他界してしまったので、強く記憶に
残っているのは薬臭い病人の匂いと痛々しい注射針の痕の残る細い腕でしかない。母親が
亡くなる時にも、最後の別れをしておいで、と言う父親や兄の言葉を聞き入れず「お母さ
んの匂い、嫌いだ」とだけ呟いて表に飛び出して行ってしまった記憶があり、そんな遠き
日の思い出は少なからず彼の胸を締め付けることがあった。が、由香里の胸で優しい潮騒
を聴いていると健やかだった頃の母親の姿を思い出し、それは幼き日の辛い記憶を常に解
きほぐすのだった。
215:名無し物書き@推敲中?
08/11/19 23:53:37
何のために俺を襲ったか今では覚えているか?ぱんすけ
ごまかして逃げ回るためかククク
216:名無し物書き@推敲中?
09/06/18 01:41:56
なんだこの領収書っ!