08/06/21 21:34:48
小学六年の頃おかんの本棚にあった『とりかへばや物語』(中村慎一郎訳だった)こっそり読んで、ものすごく興奮した記憶があるなあ。
主人公の美少女が男のふりして宮廷に仕官して、親友ともライバルともつかない男が出て来て、
「こいつとくっつくんじゃないかな」とかなんとなく応援したりしてた。
いつ親友に女だってバレるんだろうとわくわくしながら読み進めて
おもむろに親友が女主人公を強姦しちゃう場面でひとりで盛り上がった。
あと西洋中世ファンタジーにハマってた頃に夏目漱石の『薤露行』と『幻影の盾』読んで
「漱石こんなん書いてたのかよww」と感激したり。休み時間に友達と音読したりした。
日本人が中世ヨーロッパを描写するとこうなるのか、ってすごく参考になったよ。
夏目漱石が剣と魔法のファンタジー書いてること知ってる人どれくらいいるんだろ。