07/07/09 16:10:21
河童、さすが平山怪談でぬかりなし手落ちなし容赦なしという満足感があるんだけど、
超怖い話色は薄まった気がした。
怪談本、実話怪談本としては何ら足りないものはないんだけど、
怖い本と違和感がないというより区別が付かない。
元々、超怖の平山怪談だけをまとめたのが怖い本なんだし、その流れで言えば
河童以降の平山超怖が怖い本と区別が付かないのは当たり前と言えば当たり前か。
イオタを読んだとき、超怖を超怖たらしめていたのは平山夢明の怪談があるかどうかだと思ってたんだけど、
平山怪談だけあれば超怖なのかと言われたら、それも何か違う気がしてきた。