07/05/01 20:54:41
編集者「こんなに応募しやがって屑どもが。はっ。まあ箔がつく分には結構な話だが。
やれやれ。今年も揃いも揃って凡作ばかりだ、こんなもの出して恥ずかしくないのかねえ。
最初にまず、一番目新しそうなもの、話題が出そうなやつを受賞者を決めて、
次に一次選考なんだ。一次はまあ適当だ。顔とか漢字間違いで決めよう。
二次は老害を除いて、三次は作品の少しはましなもの、でもねやっぱり受賞できないの。
わはははは。あわはは。
どうせ文学なんて死んだ象にすぎないのにね、蟻どもが何万も群がって、
必死に屍肉をむさぼってやがる。どいつもこいつも爪楊枝みたいな才能ばかりで。
読者だって文盲ばかりなんだ、はは、騙すのなんてわけないね。
書店で立ち寄るところは話題の本と漫画コーナーだけなんだから。
さてこの受賞者もかわいそうなものだ。うんこみたいな作品を世に晒して、顔まで売れて。
ああ、やれやれ。まったく業界も堕ちた、堕ちた。
まあまだ象の肉はある。少なくとも私の定年までは。腐るのが早まるかもしれないが、
温度を高くしなければ。才能なんて幻想、マーケティングがすべてなの。
ワナビはワナビのままで、あはははは。はあ」