07/07/06 21:57:57
どうしても客観的な叙述をしたいのであれば、
「もしそこに誰かがいて見ていたとしたら、滑稽な情景のように思っただろう」というような書き方をするしかないが、
これもいい書き方ではないので、わざわざすることはない。
【E】の「現在」がこれを書いている現在であるならば、
「そんな自分の姿を想像しただけで、いまでも嫌悪感で胸がいっぱいになる」という書き方になるが、これも上記同
様で、やめたほうがいい。
時間軸に沿って素直に書くほうがなんぼかましだ。
また、自分のことを「年端もいかぬ小学生男児」と言う「年端もいかぬ小学生男児」はいないだろう。【C】が「客観」に
ずれてしまっているからこういう表現がこぼれ出てしまう。
更に言えば、「一人台所に立ち」も問題で、「台所に立つ」とは料理をすることを指す慣用表現でもあるわけで、しかし
ここれは料理や洗い物をしているわけではないのだから、「一人台所に立ち」とは書いてはいけない。「台所に一人で
いて」くらいにすべき。
冒頭の3行だけでこれだけ問題がある。以下も同様。
900:名無し物書き@推敲中?
07/07/06 22:09:44
evolve A VENUS
右から読むと
SUNEV A ev love
evolaveとしなかったのは、判りやすくし過ぎないためか。
EVA が EVE とされたのも、それと同じ理由が考えられる。
この作為が、誰かを護るため なのかどうか。陽気なドンカミロのシリーズ、
「ドンカミロ大いに困る」に、醜い聖母像の話がある。粗末な陶器のマリア像
が、ドンカミロの手に余ったので、マア園 不意を装って荷台から墜として壊
してあーあ と決着する筋書きを頭に描いていた彼であったが
中から 黄金像 の聖母像が出てきた。
それに比喩できる作為。
いずれにせよ、すなわちチャフかましたのが正邪如何に関わらず、やはり、
この世界には正邪の争いが抜き差しなく存在するという事実が露呈する。
俺がカートヴォネガットを信用しなくなったのは、女にだらしないこともそうだが、
「世界に悪人なんか居ないんです」的叙述を読んだ辺りの違和感からだ。
村上春樹先生が彼と接触してたなら、さぞかし教授されたことだろう。
腐ってる、と腐って終わってチャンチャンな歳でもないおいちゃん。むう。
とりあえず書いてみた。
EVAがEVEに差し替えられた時期の候補として、フリッツラング 未来のイヴ
が挙げられる。ドイツではイヴなのだな。
901:857
07/07/06 23:34:38
862さんとは別人ですよ。
902:名無し物書き@推敲中?
07/07/07 02:20:52
>>892-894
なんでここまで時間軸と視点が乱れているのかと、考えてみたら、見えてきたこともあった。
おそらくこれは、「大人になった現在の私」が「過去の記憶」を語るというつもりで書いているのだろう。
そう思うと、小学生なのに「私」という一人称を採用したのもわからぬではないし、
>全くこっけいな情景だったに違いない
だの、
>コップにさした真っ赤な花が、一輪、あったかもしれない
だのも、「過去の記憶」のあいまいさを表わしているのだとしたら、その狙いはわからぬでもない。
もちろん成功してはいないが。
その語りの立ち位置が明確になっていないから、視点が「現在の私」と「当時の私」とのあいだを行った
り来たりしてふらついていて、主観と客観とがごちゃまぜになってしまっている。時間軸も狂いっぱなし。
つまりはこういう書き方をしないほうがいいということなのだが、どうしても書きたければ、「大人に
なった現在の私」を冒頭で明確に示しておけば、かなりわかりやすくはなる。
たとえば「それは私がまだ小学生のときだったから、もう20年も昔のことだ」とかね。
それと、
>頭の先から爪の先まで、
「爪」が手の指の爪だったら、上半身だけということになるよ。
903:名無し物書き@推敲中?
07/07/07 03:46:11
>>892-894
やけにレスがついていると思ったら、すげえ作品が来てるな。
904:903
07/07/07 03:59:06
>>892-894
グロやメタファーやその他の技巧で力押しし、文章の穴を多少は見逃してもらって
「独特のスタイル」と言われるレベルで満足するのは文筆家としてあってはならない姿勢だ。
まずは日本語を完璧にこなさないと話にならない。ここにある酷評はすべて的を得ていると心得るべきだ。
905:名無し物書き@推敲中?
07/07/07 06:36:09
>>904
細かくて申し訳ないけど的を「射る」だ。
906:904
07/07/07 06:40:00
>>905
!(゚Д゚)
907:名無し物書き@推敲中?
07/07/07 06:57:25
902の書評が一番的確だと思う。自分も概ね同意。
確かに語呂の点から考えても「頭の先から『爪先』まで」と
書くべきだ。意味も通じやすくなる。手の爪は「爪先」なんて 言わないからね。
あと、ヴァイオリニストが「感情を込めて」はいらないだろ。
感情込めてんのは見りゃわかるんだから。
>そうか、求めていたぬくもりは、自分の中にあったんだ。
これだけだと、「あったんだ!(゚∀゚)ヤッター!」みたいな風になっちゃうから
「(皮肉にも)こんなとこでぬくもりを感じるとはな…」みたいに
主人公が思ってるのがわかる描写が必要。
だってその後主人公はまったく悩みから脱却できてないわけだから。
あと、こんな瀕死のときに、しかも小学生が「呟」かねえだろ。
心の中で思うだけにしとけ。
>蛇口から、一滴だけの水がこぼれた。
リズム悪い。小説に一番大事なのはリズムだぞ。
水が一滴、蛇口からこぼれた。 とかにしろ。
>のどを絞って
も変。牛の乳じゃないんだ。別の表現考えろ。
>涙ながらに問いかけたとて、返る答などありはしないのに。
唐突に文体変わりすぎ。つーか気取りすぎ。
確かにデスノートの「言ってもわからぬ馬鹿ばかり」並みに語呂はいいが、
こんなところで無駄にリズム感を発揮しなくていい。
初心者の常として「難しい言い回しをやけに使いたがる」ってのがあるが
よほどのプロじゃない限り逆効果。空回りするだけ。
まずはシンプルでわかりやすい文章を書く努力をしろ。
908:905
07/07/07 06:58:09
>>906
安心しろ。俺もつい最近まで「得る」だと思っていた。
909:名無し物書き@推敲中?
07/07/07 10:44:43
>>906
「的を射る」のほうが誤用じゃなかったっけ?
910:名無し物書き@推敲中?
07/07/07 11:43:02
いいや、「射る」が正解だ。
911:892-894
07/07/07 12:26:20
皆様の貴重なご意見、ありがとうございました。
>902さんの指摘通り、「大人になった筆者が過去の実体験を回顧した」文章を、無理に小説に翻訳(?)したのがこの文章です。
書き換えをしながらも過去形・現在形・語り口調、どれににするべきか悩んでいたのが、そのまま文に表れていますね。反省。
その他皆様のご意見にも感謝です。
作品全体の文体を決める序文ですので、気合い入れて書き直してみます。
どの意見も非常に役立ちそうです。
一人称を変えるべきという意見は、たしかに素直に受け容れるべきだと思いました。
いや、自分は本当に、一人称に「私」を使う小学生だったのです。
で、そのことをめぐってのトラブルが後に書かれる予定だったので、「私」と書いていたのですが、
やっぱり小説ですから、読者に受け容れてもらうことを考えて書かなければなりませんね。
まだ他にご意見などありましたら、忌憚なくお願いいたします。
912:名無し物書き@推敲中?
07/07/07 12:53:26
「的を得る」が正。
「正鵠を得る」から派生した言葉で、正鵠=的だから。
「的を射る」は「的なんだから射るだろう」という百姓考えから来た誤用。
そもそも「射る」では矢を放つだけで、必ずしも当てることにはならない。
「射ぬく」なら当たりだけどね。
913:ヤマナミ
07/07/07 13:07:51
URLリンク(plaza.rakuten.co.jp)
前もリンクはらせていただきました。。
よければ見てください。。。
914:名無し物書き@推敲中?
07/07/07 13:16:10
また的を得て射るで盛り上げているのか
一人チャット残飯www
915:名無し物書き@推敲中?
07/07/07 13:34:13
どっちでも正しいみたいだけどね。
でも自分は「正鵠を射る」のが聞きなじみある。
まあ好きに使えばいいお
916:名無し物書き@推敲中?
07/07/07 14:20:58
>>913
リンク先に酷評依頼中の表示がないとスルーされるよ。
917:名無し物書き@推敲中?
07/07/07 14:40:52
アメリカのNASAは、宇宙飛行士を最初に宇宙に送り込んだとき、
無重力状態ではボールペンが書けないことを発見した。
これではボールペンを持って行っても役に立たない。NASAの科学者
たちはこの問題に立ち向かうべく、10年の歳月と120億ドルの開発費を
かけて研究を重ねた。 その結果ついに、無重力でも上下逆にしても
水の中でも氷点下でも摂氏300度でも、どんな状況下でもどんな表面
にでも書けるボールペンを開発した!!
一方ロシアは鉛筆を使った。
918:名無し物書き@推敲中?
07/07/07 15:13:09
>>912
むかついたのでもまいは近頃の謎の事件ブームの賑わいの蘇鉄となって
よろしゅい。
919:名無し物書き@推敲中?
07/07/07 15:20:11
日本語でおk