08/02/03 03:28:33
結婚すると聞いたとき、君が幸せになってくれればそれで良いと思おうと思った。
陳腐だけど、君の幸せが僕の幸せであると思おうと思った。
けどそれってよく考えると、君が幸せになるためには、自分の存在など無くても良いということを受け入れることなんだよね。
好きな人が幸せになるために、自分という存在が必要ないとすれば、じゃあ僕が存在する理由って何だろう、と思った。
ないじゃん。そんなもん。
多分、僕が心底から幸せになるためには、君の存在が必要だと思う。君と一緒になることが必要なんだと思う。
けど君と一緒になるには、少なくとも、今の君の人生とか生活が、一端終わりにならないといけない。どういう形態を取るかはいろいろあると思うけど、ただ間違いなくいえるのは、それは君にとってとても不幸なことだってこ と。
わかるかな。
僕が幸せになるには、好きな人が不幸にならなきゃいけないんだよね。
でも、好きな人が不幸になったら、僕は幸せなのかな?
違うね。絶対。
そう考えると、僕はこれから生きてく中で、絶対に幸せになることは出来ないんだなって思った。
絶望って、多分こんな感じなんだろうと思う。
だから決めた。
君の旦那さんは、多分君のためには命を投げ出すことが出来ると思う。
でも、世界中で少なくとももう一人、君のために命を捨てることが出来る人間がいたってコトを知って欲しいと思った。
それでもし、君の心の中に僕の存在をとどめてくれれば、それが僕の幸せです。
さようなら。最後まで卑怯でごめんなさい。さようなら。