10/04/11 07:12:44
午後から猛烈にバリバリと原稿を書く。
また訃報。作家・唐沢俊一氏死去。51歳。
トンデモファンとしてはと学会関係の業績をまず、
語らねばならないのだろうが、私はなんといっても唐沢氏の文筆業で
最も評価されるべきなのは小説『血で描く』だと思っている。
惜しむらくはP&Gという語(唐沢氏の考案)が、
その内容を正確に日本の読者に伝えるものではなかった、ということで
ある。日本ではユーモアという語意に、そういう狂気にさえ近い論理の
笑いという意味あいが薄いのだ。
晩年まで駄文書きのスピードをゆるめなかったお忙しい唐沢氏であったが、
これでやっと、ゆっくりする時間が出来た。願わくは、あちらの方で
じっくりと、パクっても怒られないネタを検索していただきたいと切に願う。
ーーーと、ここまで書いたところで、私は何とも言えぬ安らかな気分になったのである。
モニターを見たら実は私は私の追討文を書いてしまっていたのであるコレハコレハ