09/06/24 17:11:39
「裏モノ日記」2003年09月06日(土曜日)
URLリンク(www.tobunken.com)
>『ナニワ金融道』については、ストーリィには講談社の編集の手がだいぶ
>入っているらしいが、私にとってはそんなことはどうでもいい。そもそも、
>金貸しの話などというものに、あまり興味はなかった。私がはじめてあの
>マンガを読んで仰天したのは、その、表現というか構成というか、いわゆる
>マンガはこびが、それまでの、手塚治虫が手本を示し、石森章太郎が理論化
>した現代における“マンガの描き方”を一切、無視した(と、いうか
>知らなかったのだろう)ものであったことだった。
(略)
>正直、あの一作だけの人だろうなと思っていたし、その後文化人になって
>いろいろ出した本は、どれもアル中親父のヨタを聞いてるみたいな内容で、
>一顧だにする価値もなかったが、しかし『ナニワ金融道』一作のみで、
>マンガ界に不滅の足跡を記したことだけは確かであろう。むしろ死に時を
>得たというべきなのかもしれない。長生きするだけが人生ではない。