出版業界悲鳴 もう雑誌がさっぱり売れん 6冊目at BOOKS
出版業界悲鳴 もう雑誌がさっぱり売れん 6冊目 - 暇つぶし2ch347:無名草子さん
09/03/01 17:04:52
かつては男性が最初に親しむアダルトメディアであった、アダルト雑誌、すなわち"エロ本"。しかしやがてAV、
そしてインターネットや携帯電話という新しいメディアにその座を奪われ、今や存亡の危機に見舞われている。

昨年末に29年の歴史に幕を下ろした「SMスナイパー」(ワイレア出版)に続き、この1月には27年目の「オレンジ通信」
(東京三世社)が休刊。その他、「アップル写真館」(大洋図書)、「ウレッコ」(ミリオン出版)、「ペントジャパン」(ぶんか社)、
「ナイタイマガジン」(ナイタイ出版)と、一時代を築いたエロ本が、ここ数年で次々と消えている。
出版不況といわれ、雑誌全体が売り上げ不振に苦しんでいるのだが、その中でもエロ本は目立って厳しい状況なのだ。
1990年代のエロ本黄金期には20万部を超える雑誌がゴロゴロしていたものだが、現在では10万部を超える
雑誌など数えるほどしかなく、そのほとんどが売り上げを落としている。

筆者は、アダルトメディアが直面する諸問題について書いた2年前の拙著『エロの敵』(翔泳社)においてもエロ本の
危機に触れているのだが、その際「代表的なエロ本」として取り上げた20誌のうち、現存するのは9誌のみ。
そして残っている雑誌も、大半が大幅なリニューアルを行い、かつて我々がイメージしていたエロ本と
はかけ離れたものとなっている。最もわかりやすい変化が、付録にDVDが付くようになったことだろう。
今やエロ本の約8割はDVD付き。290円の「DMM」(GOT)や350円の「NAO DVD」(三和出版)といった低価格の
雑誌にさえDVDが付いているという時代なのだ。「DVDが付いていないと、あきらかに売り上げが落ちます。
今の読者はAVに慣れすぎて、もう雑誌ではオナニーできなくなっているんじゃないですか?」(アダルト誌編集長)

もうひとつの変化が、誌面構成。ほとんどの雑誌がオールカラーとなり、ページ数が減っている。かつてのエロ本は、
ヌードグラビア中心のカラーページと読み物中心のモノクロページとで構成されていたが、現在では後者は
ほとんどなくなっており、「エロ」以外の要素は完全に切り捨てられている。
80年代~90年代のエロ本ではお馴染みであったB級文化人のコラムなども、完全に姿を消しているのだ。
URLリンク(www.cyzo.com)



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