09/05/21 15:24:44
「武功夜話」が何遍も出てくるので一言。
「武功夜話」は、偽書云々以前に資料として使えないシロモノ。(史料としては言うに及ばず)
あまりにも低級、矛盾だらけ。これを材料にする作家のオツムの程度を疑う。
他の史料と比較して矛盾、というのではない。同書内で矛盾不合理だらけ。
世間の言い伝えを書いたのではなく、先行のしかも近年の書物を見ながら書いたのが明らか。
同じウソ話の「常山紀談」とは比較にもならない、お話にならないもの。
「常山紀談」は、全篇これ嘘八百で埋め尽くされた書物だが、それぞれは、言い伝え録、物語
になっており、江戸時代初期に書かれて、そういう言い伝えが世の中にあったことを示している。