司馬遼太郎をあれこれ語る 23巻目at BOOKS司馬遼太郎をあれこれ語る 23巻目 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト361:無名草子さん 09/03/02 17:27:00 勝者を描こうとすると敗者も書かなきゃ行けないだけだろ 362:無名草子さん 09/03/02 22:21:57 『街道をゆく』を読んでいると、 ゆく先々の土地の人は、司馬さんを見ても、意外と知らないんだな、 と、不思議に思えた。 大体に於いて年配の人に会っている光景が多いんだが、 司馬さんと同時代の司馬読者と云えば、当時20代~30代前半のサラリーマンだったか? 『竜馬がゆく』なんてのは、青春ハードボイルド小説で、 正に当時そういった層に大受けするスタイル、且つ時代小説で大人気分も充足。 前期の作品には、同スタイルのが多い。 『風の武士』『城を盜る話』『風神の門』 中期の比較的早い時期での 『功名が辻』『妖怪』 いずれも、青年ひとりがハードボイルド的活躍、ゆく手にさまざな障害や事件・・・ その後のロールプレイングゲームに通ずるところがある。 363:無名草子さん 09/03/02 22:44:33 花粉症は、あくまで近年来のもので昔は無かった。 山々の樹相が一変した為。 なぜ、樹相が一変したか? 司馬さんが『街道をゆく』で、40年近くも前に書いてるね。 他の識者の著書を引いて、 「里人が山に、はいらなくなったから」 石油燃料・農藥・化学肥料の以前は、農民は山にはいってそれらをもとめた。 枯葉、枯枝・・・を際限となく拾い集めそれらの資源としてきた。 自然、山の土は腐葉土層として肥えることなく、松の木が多生する痩せた土。 近来、里人は山にはいる必要がなくなった。 山の土は肥えに肥え、松の木は極減、照葉樹林帯と化す。 「今に山々は、暗い照葉樹の雑木で埋まることだろう・・・」(司馬さんが引用している本) 50年後のこんにち、正に、そのとおりになった。 その本も司馬さんも花粉症のことは全く触れてませんがね。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch