09/02/28 21:08:13
きょうは、名古屋の町をさまよってきた。
名古屋城の葵の紋にはビックリしたな。
何もそんなにアピールしなくても、そらまあ名古屋は徳川だよな。
歴史記念館も時間をかけて見学した。
あちこち、「信長」も目に付くが、「秀吉」関係の展示だとか説明板が多いね。
そこで、考えたね!
秀吉が卑賤の出ってのは間違いじゃないか?
尾張中村の郷って、結局、今の名古屋市中心部のほとんどじゃねえか。
秀吉は水飲み百姓の小倅なんかじゃないよ。
年少にして家督を引き継いでいた中村郷を領する地侍だよ。国人だよ。
家来も郎党もいっぱいかかえた一大勢力だったんだ。むろん、先祖から木下姓を名乗ってる。
他の地侍達とのネットワークも緊密で、その最右翼が蜂須賀の一党だ。
中村郷を最終的な領域と勢力までした段階で信長に仕えたんだ。
他国なら、国人のまま国の殿様に所属する武将だが、開明的な信長のこと、家臣に取り立てたのだ。
中村郷はそのまま本貫の地とされて、秀吉の織田家での出発点となる。
そうでなければ、浅野家の養女を嫁にできるわけがない。そういう秀吉だからこそ浅野家と同格なんだ。
道理で、5本の指にはいる大将になるまで、「木下」姓を名乗り続けていたはずだ。
最初から秀吉は、織田家股肱の臣よりも出世する条件を備えていたんだ。