【割腹自殺】●●三島由紀夫2●●【肉体改造】at BOOKS【割腹自殺】●●三島由紀夫2●●【肉体改造】 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト300:無名草子さん 09/10/17 12:45:32 われわれは絶対的暴力否定の抵抗思想としてガンジーの思想の如きを知つてゐるが、 ガンジーは少なくとも抵抗の思想である。 日本の非暴力主義には、抵抗の思想は稀薄であり、エゴイズムのみが先行してゐる。 絶対平和主義は、自分たちの集団に対する攻撃をも甘んじて容認するといふことにおいて、 少なくとも集団に対する攻撃を容認しない、といふ原理に立つ国家の不可侵性を 否定するものだからである。 国家は力なくしては国家たり得ない。国家は一つの国境の中において存立の基礎を持ち、 その国境の確保と、自己が国家であることを証明する方法としては、その国家の領土の 不可侵性と、主権の不可侵性のために力を保持せざるを得ないことは、最近のチェコの 例を見ても明らかであらう。 三島由紀夫 「反革命宣言」より 301:無名草子さん 09/10/17 12:46:24 もちろん十九世紀的な主権国家の幻はすでに崩れ、国際的な集団保障の時代が来て、国家概念は、 社会主義共同体と、自由諸国の国々とに別れ、ヨーロッパですら、将来のイメージとしては、 共同体的な同盟国家よりも、さらに強固なつながりを持つた国家形態を求めてはゐる。 しかしながら、現実に支配してゐるのは国家の原理であり、イデオロギーの終焉はまだ 絵空事であつて、むしろ、技術社会の進展が、技術の自己目的によるオートマティックな 一人歩きをはじめる傾向に対抗して、国家はこのやうな自己内部の技術社会のオートマティズムを 制御するために、イデオロギーを強化せねばならぬ傾向にある。 社会主義インターナショナルは単に多数民族、強力民族が少数民族をみづからの手中に をさめるための口実として使はれてゐるにすぎない。 三島由紀夫 「反革命宣言」より 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch