08/06/22 15:32:59
この裏所見を書く人は、読む力に長けた(募集かけても誰でもは受からない)人ではあるし、そこそこ物知りなので、
薬事法や名誉棄損などに触れていないか(本が出せるかどうか)、また時系列の誤りや虚偽の事実、変な思想がないか(修正すべきところ)
を見てくれるとともに、あくまでその人の個人的な評価を書き添える
裏所見はこんな感じの項目で大体A4で4枚~9枚程度
あらすじ・・・大体5~10行程度
著者プロフ・・・年齢、性別、意気込みなど
総評・・・D~A+++++(5つまで見たことある。が、それは企画本にはならなかった)
おもしろさ・・・D~A+++++(5つまで見たことある。が、あくまで個人的にどうかなので原稿読み趣味趣向にもよる)
完成度・・・D~A+++++(文法の間違いがないか、焼く字に触れていないか、パクリがないかなど)
感想・・・ここがスゴイ。この作者は病気だと思われる、クレーマーで体質である。こんな本は出すべきでない、
本当に大人が書いたものだろうかなど、著者が見たらショック死しそうなことまで書いてある。
だが、「企画出版も検討してほしい」と書いてあれば、原稿審査課と、編集は、各部署から、1名づつは読んで検討する。
要点・・・文章の切り出しがあり、営業用所見を書くにあたってミソとなるところがいくつか連なる
この裏所見を見て、出版不可かどうかも決まるんだな
また、この裏所見を書いた人と、原稿審査課で所見を書く人が仕上げた所見で契約が決まった場合、
その人の評価となり、俸給も上がるという仕組み
ちゃんと読んでるよ。原稿は
そしてちゃんとした原稿にはちゃんと審査もしている
まともな原稿が年にいくつかしか来ないだけです