08/04/22 07:34:50
「自費出版」
所有権=著者
出版社側は印刷費用に利益を上乗せして著者に請求
印刷費用請求に多少の駆け引きは許される
「本来あるべき形の共同出版」
所有権=著者・出版社が出資比率に応じて取得
出版社は本を売った利益を著者と配分
全費用は原価で計上、著者に帳簿閲覧権あり
ジョイント・ベンチャーならこうあるべきだし、そう
匂わせているセールストークもあるが、どこも
そんな契約は結ばない。
「現状の共同出版」
所有権=出版社
出版社側は全費用を著者に請求
費用は最初から水増し、著者に帳簿は見せない
契約内容は商業出版まがいで、印税を支払う形
「本来あるべき形の共同出版」では著者は事業者、
「現状の共同出版」では著者は消費者。
そのギャップを整理していないから話が堂々めぐりになる。