08/02/04 17:46:35
しかし前に俺が書いた下の観点は、いまだに有効だと思っている >>all
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おれは松田がジャンジャンで書き出したころから知っているが、
(このスレに彼女の書いたものへのリンクを最初に紹介したのはおれ。)
彼女も、最初は素朴に消費者保護の立場からうごいていたんだよ。
ところが、それだけでは突破できない問題が次第に彼女達にわかってきた。
同時に、被害者は消費者であると同時に、事業に対する変則的な出資者、
というサプライズな二重構造を負わされていることに気付いたんだろう。
衆知のように「肉を切らせて骨を断つ」という諺があると思うけども、
この事案の場合でいうと、断たれる「肉」とは犠牲者の消費者的な側面で、
その痛みを乗り越えて、共同=協力出版のビジネスモデルの「骨」に
ばっさりとトドメをさそうという、戦略に転換していったんだと思う。
つまり、標的は近視眼的に捉えれば「新風舎だけ」で十分かもしれんが、
彼女達は、さらにその先の似非自費出版ビジネス全体を敵にまわして
闘っているんじゃないかということは、想像するに難くないと思う。
爺さんが書き手の原稿を修羅場から救済しようと、動いているのは、
肉を断たれることになる素人作家達の「痛み」が想像できるからこそ、
手弁当で無償のボランティア活動に走っているんじゃないのかな。