08/01/10 15:33:12
今の文藝春秋は「ともかく売れりゃいい、ただし安全な立場で」かも。
「月に響く笛 耐震偽装」の藤田東吾氏が、失望したエピソードを書いてた。
菊池寛が設立したからきっと骨のある出版社だろうとすごく夢を見ていて、
最初に原稿を持ち込んで話が進んだんだけど、体制に喧嘩を売った記述が
見つかると及び腰になって、出版はなしになった。
その後藤田氏は自費出版して評判になって、講談社から出た。
ただし、「月に響く笛 耐震偽装」を読んだ感想では、藤田氏も熱意ばかり
先走ってアブナイ人に思えたので、止むを得ない判断だったかもしれぬ。