08/03/16 04:08:20
>>646
埴谷雄高、石川淳が面白いと思えるなら花田清輝もいけるはず!
評論家としての仕事のほうが多いので小説は見つけにくいかもしれんが。
内田百けんや横光利一は読んでいそうだけども、
武田泰淳「目まいのする散歩」や島尾敏雄「夢の中での日常」なんてどうでしょう。
外国作家だとバーセルミとかレーモン・ルーセル、あとジョン・バース。
抵抗がなければSFには神話を下敷きにしているようなのが短編長編いろいろありますよ。
つい先ごろ復刊されたベスター「虎よ、虎よ!」なんか、道具立て(宇宙船やらテレパシーやら)が
気にならなければ、ど真ん中かもしれません。
ゼラズニイ、ディレイニー、ハーラン・エリスンあたりのニューウェーヴ。
「百年の孤独」の予定調和的語りが嫌いでなければ、ヴォネガットもいいかも。