08/10/29 11:27:08
[いつ読んだ] 1988年の高校国語の教科書、短編、現代文
[あらすじ]
歴戦の老齢武者が馬上試合出場の為、お上から預かった駿馬を調教している。
いつごろか、ぼろぼろに衰えた荷駄馬も調教するようになる。
馬上試合の当日、何故か駿馬ではなく荷駄馬で出場する。
一人だけのろのろと進みだし速度は最下位だったが、流鏑馬や障害乗り越え等の技は最高点だった。
「優勝出来ないと判っててあえて駿馬で出場しなかった!」
「戦場ではどんな馬でも乗りこなす技量が必要!」
等の批評があるなか、武者は涙ながらに真相を知人に語った。
『あの荷駄馬は昔戦場を共に駆け抜けた優秀な相棒だった。逸れた後こき使われてすっかりで衰えてしまっていたが俺には一目で判った。
もう一度綺麗な場所で人々の喝采を浴びさせてやりたかった』
なんだか無性に読みたくなったので情報お願いします。